JP5634555B2 - 燒結フェライトシート積層体 - Google Patents
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Description
最初に、図1に示す燒結フェライトシート20を準備するが、それに先立って、図1の1点鎖線で示すように、焼結フェライトシート20の前駆体であるグリーンフェライトシート21を準備する。そしてその表面に端面から所定の距離内方側に寄った中央領域に平面が方形の断面V字形の枠形分割溝(図示なし))を形成し、その枠形分割溝の内方にさらに格子状の分割溝22を形成する。さらに続いて、そのグリーンフェライトシート21を焼成して、前記グリーンフェライトシート21より厚みと表面積が痩せて小さくなった厚みが40〜600μm、好ましくは50〜200μmの焼結フェライトシートを得る。最後に、前記枠形分割溝の内方領域を方形にせん断を施すステップを経て、本発明に係る所定形状の燒結フェライトシート20を得る。なお、図1においては、前記グリーンフェライトシート21から得られた燒結フェライトシート20の外形を切り落としているので、前記枠形分割溝は見えない。
次に、所定形状・大きさの燒結フェライトシート20より大きい表面積を有する方形の離形シートを準備する。図2に示すように、離形シート23は、複数枚の焼結フェライトシート20を、所定間隔をおいて、1列又は2列に配置できる形状・大きさを有する合成樹脂、好ましくは剛性が大きなポリエチレンテレフタレートや紙からなるが、その厚みは、
後述する離形作業をし易くすることを考慮して、焼結フェライトシート21の厚みの0.13〜3.75倍、好ましくは0.425〜0.525倍の厚みとする。
次に、前記保護フィルム26を焼結フェライト前駆体25の表面に付着させて、本発明に係る焼結フェライトシート積層体を得る。このとき、前記したロール状保護フィルムから離形フィルムを剥離することにより、感圧接着材層27が露出した保護フィルム26が焼結フェライトシート20側を向くようにして、保護フィルム26を焼結フェライト前駆体25に押し付ける。すると、所定形状・大きさを有する複数枚の燒結フェライトシート20が、その形状・大きさよりも大きな1枚の保護フィルム26と離形シート23との間に、所定間隔をおいて、挟まれた構造の燒結フェライトシート積層体28が得られる。
続いて、燒結フェライトシート積層体28に対して、図5に示すように、前記燒結フェライトシート20の外形よりも縮径された形状の刃先を有する第一せん断刃物31を、前記保護フィルム26と焼結フェライトシート20をせん断するとともに、第一せん断刃物31を、図6に示すように、離形シート23の厚みの途中まで侵入させて、離形シート23の表面から厚みt3の約半分の深さ至る厚みまで離形シートを切断、すなわちハーフカットする。なお、ここで「縮径された形状の刃先」とは、第一せん断刃物31を焼結フェライトシート20の上に位置させたとき、刃先が焼結フェライトシート20の外形から所定距離をおいてほぼ平行に焼結フェライトシート20の内方側に位置するような刃先の広がり状態を意味する。また、その広がりの程度は、後述するアンテナモジュールの外形と実質的に同一の大きさを意味する。
次に、燒結フェライトシート積層体28の製造過程から燒結フェライトシート固体片30を擁する燒結フェライトシート積層体28を携帯情報端末装置等の製造過程に搬送するとき、所定形状・大きさを有する複数枚の燒結フェライトシート20が、1枚の保護フィルムと離形シート23との間に配置されたフェライトシートアッセンブリー29を搬送する。このとき、好ましくは1枚のフェライトシートアッセンブリー29に対して、燒結フェライトシート20を5枚単位に1列又は10枚単位に2列に配置し、複数枚のフェライトシートアッセンブリー29を1個の包装容器に包装して搬送する。このような包装形態を採用することにより、燒結フェライトシート20の計数を容易にする。
このようにして、フェライトシートアッセンブリー29を携帯情報端末装置等の製造過程に搬送したら、その過程において、公知技術の場合、フェライトシートアッセンブリー29から離形シート25を分離して保護フィルム26付きの燒結フェライトシート20を携帯情報端末装置等の金属筐体に貼り付ける工程と、金属筐体に貼り付けられた燒結フェライトシート20から保護フィルム26を剥離する工程と、感圧接着材層27が露出した燒結フェライトシート20の上にアンテナモジュールを設置する工程とが従属する。
2:接着材層
3:燒結フェライトシート
4:接着材層
5:燒結フェライトシート積層体
6:保護フィルム
7:せん断装置
8:燒結フェライト固体片
9:アンテナ
10:金属筐体
11:製造工程
12:せん断工程
13:分離工程
14:剥離工程
15:組立工程
20:燒結フェライトシート,
21:グリーンフェライトシート,
22:分割溝,
23:離形シート,
24:感圧接着材層,
25:焼結フェライトシート前駆体,
26:保護フィルム,
27:感圧接着材層
28:燒結フェライトシート積層体
29:フェライトシートアッセンブリー
30:焼結フェライトシート個体片
31:第一せん断刃物
32:第二せん断刃物
S1:外縁領域
S2:中央領域
S3:内部領域,
S4:環状領域
S5:間接領域。
Claims (3)
- 所定形状・大きさを有する燒結フェライトシート(20)が、その形状・大きさよりも大きな1枚の保護フィルム(26)と離形シート(23)との間に挟まれている燒結フェライトシート積層体(28)において、前記燒結フェライトシートの外形よりも縮径された形状の刃先を有するせん断刃物(31)を前記保護フィルム側から進入させて保護フィルムと焼結フェライトシートをせん断するとともに、さらに離形シートの途中まで進入させて離形シートにハーフカットが施されている燒結フェライトシート積層体。
- 所定形状・大きさを有する燒結フェライトシート(20)が、その形状・大きさよりも大きな1枚の保護フィルム(26)と離形シート(23)との間に挟まれている燒結フェライト積層体(28)であって、前記燒結フェライトシートが保護フィルムと離形シートとともに、前記燒結フェライトシートの外形よりも縮径された形状の刃先を有する第二せん断刃物(32)によって打ち抜き加工が施されているとともに、前記第二せん断刃物より拡径された第一せん断刃物(31)を前記保護フィルム側から進入させて保護フィルムと焼結フェライトシートをせん断するとともに、さらに離形シートの途中まで進入させて離形シートにハーフカットが施されている燒結フェライトシート積層体。
- 複数枚の前記燒結フェライトシート(20)が、前記保護フィルム(26)と前記離形シート(23)との間に、所定間隔を置いて、挟まれている請求項1又は2に記載の燒結フェライトシート積層体。
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