JP3102431U - ロール型両面接着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】巻装されたテープ本体側からテープ片を所定寸法で容易に切り離すことができるロール型の両面接着テープを提供する。
【解決手段】両面に接着剤層を有する接着用テープとこれら接着層のいずれか一方の側に剥離可能に組合せた保護・剥離用テープとを前記保護・剥離用テープが表面側となるようにして円筒状の芯材に巻回してなるロール型両面接着テープ1において、テープ片4が所定の周方向長で相互に分割されるようにテープの全幅方向に少なくとも一つの連続する切離し溝3を、巻回された多層テープの全径方向にわたって形成する。
【効果】連続した切離し溝によってテープが完全に相互に分割されているので軽い指先の力で容易にかつ迅速に切り離しが行われ作業効率が著しく向上する。またテープへの切離し溝の形成が極めて容易である。
【選択図】図1

Description

本考案は、ロール型両面接着テープに関するものである。
芯材に巻装された粘着性テープから使用時に所望する長さだけテープ片を切り取る場合、通常では、テープ層に跨って設けられた備え付けの歯付金具で切り取ったり、或いは鋏やカッター等で切り取ることが多い。前者の方法は小さな力で容易に切り取れるテープに多用され、代表例としてロール型のいわゆるセロテープが挙げられる。しかし、比較的テープ幅が大きくて容易には切れにくい厚みのあるテープ、例えば両面接着テープ等の場合には、前者の方法では備え付け金具の大型化などの問題もあって、カッター等で切り取られる場合が多い。
実開平4−764号
このような両面接着テープを用いてたとえば多数のポスターを順次掲示場所に貼っていく場合には、巻装された両面接着テープの本体側からテープ片を繰り返し切り取っていくが、鋏やカッターを手に持って切り取る方法では作業効率が低下しやすいという問題がある。特に前記ポスターの貼設作業のように、テープ片を切り取ってはそれをポスターの裏面に貼り、次いで剥離テープをはがしてポスターを掲示板に貼る、というような作業態様を繰り返す場合、両面接着テープと共に鋏やカッターもその都度持ったり離したりすることになるので煩わしさが伴い、作業効率が著しく低下する。
たとえば小型の前記ロール型セロテープの場合ではテープの積層体を貫設するミシン目を巾方向に所定の周方向間隔で形成して、各層のテープを所定毎に容易に切り離されるように構成することも提案されている(実開平4−764号)。しかし多数層巻装されたテープを貫設してミシン目を形成することは容易ではなく、また積層前の原テープに予め所定間隔でミシン目を入れてから巻上げる方法もテープ製造工程から見て実用的でなくこの種のテープは実用化されていない。
特に大型のロール型両面接着テープは一般に剥離処理を施した厚いテープ基材の裏面に対し、両面に接着剤層を形成した接着テープを組合せ、これらを芯材に巻上げて形成されるのでこのような厚いテープ巻装体にミシン目を貫設させることはさらに困難であり、また単にミシン目で弱化部を形成したとしてもそこからテープ片を迅速に切りはなすことは容易ではない。
本考案は以上のような問題を解決するために創作されたものであり、巻装されたテープ本体側からテープ片を所定寸法で容易に切り離すことができるロール型の両面接着テープを提供することを目的としている。
本考案においては、前記課題を解決するため、両面に接着剤層を有する接着用テープとこれら接着層のいずれか一方の側に剥離可能に組合せた保護・剥離用テープとを前記保護・剥離用テープが表面側となるようにして円筒状の芯材に巻回してなるロール型両面接着テープにおいて、テープ片が所定の周方向長で相互に分割されるようにテープの全幅方向に少なくとも一つの連続する切離し溝を、巻回された多層テープの全径方向にわたって形成したことを特徴とするロール型両面接着テープとしてある。
本考案によれば、ロール状に巻回された多数層のテープが所定の周方向長で完全に相互に分割されている構造となるので、鋏やカッター等を要することなく、所定寸法のテープ片をテープロールから容易に切り離すことができる。すなわち、本考案においてはロール型両面接着テープからテープ片を切り離すことによって切離し溝の所定間隔による所定の寸法のテープ片が得られるが、この場合各テープ片間に連続した切離し溝によって完全に相互に分割されているので軽い指先の力で容易にかつ迅速に切り離しが行われ作業効率が著しく向上する。 またこのようなテープへの切離し溝の形成は巻装されたテープにカッター工具を用いて径方向に連続した切目を入れるだけで良いのでその製作も極めて容易である。
尚本考案においては巻装されたロールテープの周方向の一ヶ所に切離し溝を入れておけば周方向の全長に対応するテープ片が得られるが、この形成箇所を周方向に等間隔で2、3・・・箇所に設けることにより全長の1/2、1/3・・・の長さのテープ片が得られる。切込みの間隔を異ならせることにより必要に応じて夫々長さの異なったテープ片群を得ることもできる。
図1は本考案に係る両面接着テープの概観斜視図、図2は切離し溝を複数形成した場合の両面接着テープの平面図、図3は径方向に対して斜めに切離し溝を形成した場合の両面接着テープの平面図である。
図1に示すように、両面接着テープ1は円筒形状を呈する芯材2の周面に巻装されている。テープ自体の積層構造としては公知のもの、例えば剥離面を形成したテープ基材の内側面に両面接着層を有する接着テープフィルムを組合せ、この状態で剥離面を外側にしてロール状に捲上げたものなどが用いられる。
従来の両面接着テープは帯状として連続的に巻装されているが、本考案ではテープ片が相互に分割された状態で巻装されているように、両面接着テープ1において、テープの幅成分方向及び径成分方向にわたって切離し溝3を形成している。この場合の切離し溝3に関する幅成分方向とは、連続した切離し溝3がテープの幅方向に沿って形成される場合の他に、テープの幅方向に対して斜めに形成されている場合も含むことを意味しており、径方向とは、切離し溝3が巻装されたテープの径方向に沿って形成される場合の他に、図3にも示すように径方向に対して斜めに形成されている場合も含む。
また、図1では切離し溝3を1ヶ所のみ形成した場合を示しているが、図2に示すように複数形成しても良い。切離し溝3を複数形成する場合、同一周面上において得られるテープ片4が互いに同一長さとなるように切離し溝3を等間隔で形成しても良いし、図2に示すようにテープ片4が互いに異なる長さとなるような間隔で形成しても良い。
本考案によれば、予めテープ片4が相互に完全に分割されて巻装された状態となっているので、鋏やカッター等を要することなく、テープが強靭な厚みのある合成樹脂フィルムやクロス等からなる場合でもテープ片4を本体側から容易に切り離すことができる。したがって、両面接着テープを用いて多数のポスターを順次貼っていく作業などにおいて、鋏やカッターを手にすることなく、極めて迅速に作業を行うことができる。なお、切離し溝3は、例えば製造工程において、巻装された両面接着テープを薄刃のカッターで切断することにより容易に形成できる。
本考案に係る両面接着テープの概観斜視図である。 切離し溝を複数形成した場合の両面接着テープの平面図である。 径方向に対して斜めに切離し溝を形成した場合の両面接着テープの平面図である。
符号の説明
1 ロール型両面接着テープ
2 芯材
3 切離し溝
4 テープ片

Claims (1)

  1. 両面に接着剤層を有する接着用テープとこれら接着層のいずれか一方の側に剥離可能に組合せた保護・剥離用テープとを前記保護・剥離用テープが表面側となるようにして円筒状の芯材に巻回してなるロール型両面接着テープにおいて、テープ片が所定の周方向長で相互に分割されるようにテープの全幅方向に少なくとも一つの連続する切離し溝を、巻回された多層テープの全径方向にわたって形成したことを特徴とするロール型両面接着テープ。
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