JP5633764B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のモジュールを備えたビルディングブロック形式の制御装置に関する。
従来、複数のモジュールを接続して構成するビルディングブロック形式の制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術の制御装置(プログラマブル・コントローラ)は、接続されるモジュール全体の消費電流を算出し、電源モジュールの電源容量と比較をして、電源モジュールの適合性を判定する。
特開平01−184503号公報
上記従来技術では、制御装置の電源を投入すると、CPUモジュールは、初期化処理に続いて電源モジュールの電源容量の適合性の判定を行う。このとき、モータ制御モジュール、通信モジュール、信号処理モジュール、及びその他の高機能のモジュールでは、論理演算などを行うためにプロセッサを備えている。この結果、電源容量の適合性の判定時と言えども消費電流が少ないとは言えない。電源容量の適合性の判定時に電源容量が不足する場合では、電源モジュールからの電源電圧の低下又は電源遮断となる。この結果、正常なプロセッサの動作を得ることができず、電源容量の適合性を正確に判断することができないおそれがあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、装備された電源モジュールの電源容量の大小にかかわらず、電源容量の適合性を正確に判断することができる制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の制御装置は、少なくとも電源モジュールとCPUモジュールを含む複数のモジュールを備えたビルディングブロック形式の制御装置であって、前記CPUモジュールは、前記電源モジュールの電源容量と、当該電源モジュール以外の各モジュールの消費電流の合計値とを比較することにより、前記電源モジュールの電源容量の適合性の判定を行う判定制御機能を備えるプロセッサを有し、前記電源モジュールは、前記プロセッサに供給される電源を含む前記電源容量の適合性の判定に用いられる第1電源と、それ以外に用いられる第2電源とを、少なくとも2つの独立した電源系統として供給することを特徴とする。
本発明によれば、装備された電源モジュールの電源容量の大小にかかわらず、制御装置の電源容量の適合性を正確に判断することができる。
一実施の形態のプログラマブルコントローラの全体構成の一例を概念的に表す構成図である。 プログラマブルコントローラに装備された各モジュールの構成、各モジュール間の信号経路、及び各モジュール間の通電経路を概念的に表す説明図である。 ユニットID部の構成の一例及びデータテーブルの一例を表す説明図である。 ID読み出し回路ブロックの詳細を概念的に表すブロック図である。 各種信号の出力タイミングを概念的に表すタイミングチャートである。 ユニットIDの詳細を概念的に表すブロック図である。 マイクロプロセッサによって行われる制御処理の内容を表すフローチャートである。 マイクロプロセッサ自身が各モジュールからユニットIDの読み出しを行う変形例における、プログラマブルコントローラに装備された各モジュールの構成、各モジュール間の信号経路、及び各モジュール間の通電経路を概念的に表す説明図である。 プログラム記憶部に格納されたプログラムに基づいてマイクロプロセッサによって行われる制御処理の内容を表すフローチャートである。 第2電源をイネーブル信号で供給制御する変形例における、プログラマブルコントローラに装備された各モジュールの構成、各モジュール間の信号経路、及び各モジュール間の通電経路を概念的に表す説明図である。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態のプログラマブルコントローラ1(制御装置)は、電源モジュール100とCPUモジュール200とを含む複数のモジュールを備えたビルディングブロック形式のコントローラであり、所定の方向(図1中左右方向)に複数の機能モジュール300を増設可能に構成されている。ビルディングブロック形式とは、モジュールを箱状(ブロック)にしてモジュールをブロック単位で増設する形式である。また、増設可能な機能モジュール300としては、例えば、ディスクリートI/Oモジュール、アナログI/Oモジュール、パルスI/Oモジュール、通信モジュール、モータの駆動制御を行うモーションモジュール等があり、これらのうち、通信モジュールやモーションモジュール等の高機能な機能モジュールは、マイクロプロセッサ等のプロセッサを搭載している。
この例では、プログラマブルコントローラ1は、電源モジュール100と、CPUモジュール200と、2つの機能モジュール300A,300Bとを、図1中左側から右側に向かってこの順番で備えている。電源モジュール100の両側面にはコネクタ101L,101Rが設けられ、CPUモジュール200の両側面にはコネクタ201L,201Rが設けられ、各機能モジュール300A,300Bの両側面にはコネクタ301L,301Rが各々設けられている。そして、隣接するモジュールのコネクタが各々嵌合されることにより、すなわち、電源モジュール100のコネクタ101RとCPUモジュール200のコネクタ201Lとが嵌合され、CPUモジュール200のコネクタ201Rと機能モジュール300Aのコネクタ301Lとが嵌合され、機能モジュール300Aのコネクタ301Rと機能モジュール300Bのコネクタ301Lとが嵌合されることにより、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bが各々接続されている。
以下では、プログラマブルコントローラ1が、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bを、左側から右側に向かってこの順番で備えている場合を例にとって説明する。
図2に示すように、電源モジュール100は、AC(Alternating Current)又はDC(Direct Current)の一次側電源400に接続されたコンバータ102(第1電源装置)と、リレー103と、自身の識別情報であるユニットIDに対応するID信号を出力するユニットID部104(識別情報出力部)とを有している。
コンバータ102は、一次側電源400から供給された商用電源に基づき電源電圧(VCC)を生成し、生成した電源電圧を第1電源として、第1電源系ラインL1を介して供給すると共に、生成した電源電圧を第2電源として、リレー103及び第2電源系ラインL2を介して供給する。これは言い換えれば、第1電源及び第2電源を生成し、生成した第1電源及び第2電源を、2つの独立した電源系統として供給することに相当する。第1電源は、後述のCPUモジュール200のマイクロプロセッサ202に供給される電源を含む、後述の電源モジュール100の電源容量の適合性の判定に用いられる電源であり、第2電源は、それ以外(例えば、CPUモジュール200と各機能モジュール300A,300Bとのデータ交換や、各機能モジュール300A,300Bのマイクロプロセッサを動作させる等)に用いられる電源である。なお、この例では、第2電源を、1つの第2電源系ラインL2を介して供給(1つの電源系統として供給)しているが、これに限られず、2つ以上の電源系ラインを介して供給(2つ以上の電源系統として供給)するようにしてもよい。
リレー103は、接点開閉することによりコンバータ102からの第2電源の遮断及び供給を切り替える。すなわち、接点を開成することによりコンバータ102からの第2電源を遮断し、接点を閉成することによりコンバータ102からの第2電源を第2電源系ラインL2を介して供給する。
機能モジュール300Aは、図示しないマイクロプロセッサ、I/O部、及び通信部を備え、これらマイクロプロセッサ、I/O部、及び通信部や、CPUモジュール200及び機能モジュール300Bとのデータ交換を行うためのバス機能を備えたモジュール制御部302Aと、自身のユニットIDに対応するID信号を出力するユニットID部303A(識別情報出力部)と、プルダウン抵抗304Aとを有している。
機能モジュール300Bは、図示しないマイクロプロセッサ、I/O部、及び通信部を備え、これらマイクロプロセッサ、I/O部、及び通信部や、CPUモジュール200及び機能モジュール300Aとのデータ交換を行うためのバス機能を備えたモジュール制御部302Bと、自身のユニットIDに対応するID信号を出力するユニットID部303B(識別情報出力部)と、プルダウン抵抗304Bとを有している。
CPUモジュール200は、全体の各種制御を行うマイクロプロセッサ202(プロセッサ)と、各機能モジュール300A,300Bとのデータ交換を行うためのバス機能を備えたバス制御部203と、自身のユニットIDに対応するID信号を出力するユニットID部204(識別情報出力部)と、データテーブル記憶部205(第1記憶部)と、ID読み出し回路ブロック206(識別情報読み出し部)と、各種表示を行う状態表示部207(表示部)と、プルダウン抵抗208を有している。
マイクロプロセッサ202は、電源モジュール100のコンバータ102から出力される電源の容量である電源モジュール100の電源容量と、電源モジュール100以外の各モジュール、すなわち、CPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値とを比較することにより、電源モジュール100の電源容量の適合性の判定を行う判定制御機能を備えている。また、マイクロプロセッサ202は、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定した場合に、さらに、電源モジュール100を対応する製品ラインナップ上におけるより小容量の電源モジュールに交換可能であるか否かを判定する。なお、このマイクロプロセッサ202が行う判定の詳細については、後述する。
データテーブル記憶部205は、不揮発性メモリで構成されている。このデータテーブル記憶部205には、複数のモジュールのユニットIDと、当該ユニットIDに対応するモジュール情報(電源モジュールの電源容量情報、CPUモジュールや機能モジュールの消費電流情報等)とで構成されたデータテーブルが記憶されている。なお、マイクロプロセッサ202内に備えられた不揮発性のメモリが上記データテーブルを記憶するようにしてもよい。すなわち、マイクロプロセッサ202内に備えられた不揮発性のメモリを第1記憶部としてもよい。
図3(a)に、電源モジュール100のユニットIDの構成の一例、及び、複数の電源モジュールのユニットIDと当該ユニットIDに対応するモジュール情報とで構成されたデータテーブルの一例を示す。
図3(a)に示すように、電源モジュール100のユニットIDは、8ビット(1バイト)、すなわち、ID0〜ID7で構成されている。この例では、ID0〜ID7のうち、ID0〜ID2を「PS_ID」、ID3〜ID6を「Spare」、ID7を「1」として、「PS_ID」であるID0〜ID2により、電源モジュール100の電源容量情報を含むモジュール情報が表されている。なお、「Spare」であるID3〜ID6は、現時点ではモジュール情報を表すために使用されておらず、将来的にID0〜ID2と共にモジュール情報を表すために使用される領域である。
図3(a)中右側に示すデータテーブルでは、ID0〜ID7の8ビットのユニットIDのうち、「PS_ID」であるID0〜ID2だけを示している(ID3〜ID7の図示を省略している)。例えば、このデータテーブルでは、「PS_ID」であるID2,ID1,ID0が「0」「0」「0」となるユニットIDが割り当てられた電源モジュールのモジュール情報として、「仕様」欄に「DC24V入力、VCC3A出力」と記憶されている。
図3(b)に、CPUモジュール200及び機能モジュール300のユニットIDの構成の一例、及び、複数のCPUモジュール及び機能モジュールのユニットIDと当該ユニットIDに対応するモジュール情報とで構成されたデータテーブルの一例を示す。
図3(b)に示すように、CPUモジュール200のユニットIDは、上記電源モジュール100のユニットIDと同様、ID0〜ID7で構成されている。この例では、ID0〜ID7のうち、ID0〜ID5を「UNIT_ID」、ID6を「1」、ID7を「1」として、「UNIT_ID」であるID0〜ID5と「1」であるID6とにより、CPUモジュール200の消費電流情報を含むモジュール情報が表されている。また、機能モジュール300のユニットIDは、上記電源モジュール100及びCPUモジュール200のユニットIDと同様、ID0〜ID7で構成されている。この例では、ID0〜ID7のうち、ID0〜ID5を「UNIT_ID」、ID6を「0」、ID7を「1」として、「UNIT_ID」であるID0〜ID5と「0」であるID6とにより、機能モジュール300の消費電流情報を含むモジュール情報が表されている。
図3(b)中右側に示すデータテーブルでは、ID0〜ID7の8ビットのユニットIDのうち、「UNIT_ID」であるID0〜ID5及びID6だけを示している(ID7の図示を省略している)。例えば、このデータテーブルでは、ID6及び「UNIT_ID」であるID5,ID4,ID3,ID2,ID1,ID0が「0」「0」「0」「0」「0」「0」となるユニットIDが割り当てられたモジュール、すなわち、機能モジュールのモジュール情報として、「仕様」欄に「DC入力ユニット32点」及び「消費電流(A)」欄に「0.2」と記憶されている。
図2に戻り、ID読み出し回路ブロック206は、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットID部104,204,303A,303Bに対しユニットIDの出力指令であるCLK信号を出力する。またこれと共に、CLK信号に応じて各ユニットID部104,204,303A,303Bから出力された上記ID信号を入力して対応するユニットIDを記憶する。このID読み出し回路ブロック206は、図4に示すように、発振回路ブロック2061と、CLK制御ブロック2062と、LD制御ブロック2063と、端末コード検出ブロック2064と、データセットブロック2066と、ユニットIDレジスタ2067と、リードバッファ2068と、アドレスデコーダ2069とを備えている。
発振回路ブロック2061は、CLK原発振を発生する。CLK制御ブロック2062は、発振回路ブロック2061から発生されたCLK原発振に基づき、各ユニットID部104,204,303A,303Bに対し上記CLK信号を出力する。なお、この例では、CLK制御ブロック2062に原発振クロックが接続されているが、マイクロプロセッサ202に供給するクロック源と共用であってもよい。LD制御ブロック2063は、各ユニットID部104,204,303A,303Bに対しユニットIDをプリセットさせるLD信号を出力する。端末コード検出ブロック2064は、シフトレジスタ2065を備えており、このシフトレジスタ2065でラッチした上記ID信号の連続8回分を常時監視して端末コードを検出する。データセットブロック2066は、各ユニットID部104,204,303A,303Bからの上記ID信号に基づき、ユニットIDレジスタ2067に対しユニットIDをセットする。リードバッファ2068には、ユニットIDレジスタ2067からユニットIDが読み出される。アドレスデコーダ2069は、ユニットIDレジスタ2067に対しエリア選択信号を出力する。
図2に戻り、状態表示部207は、例えばLED(Light Emitting Diode)等のランプや液晶ディスプレイ等で構成されている。この状態表示部207は、マイクロプロセッサ202が行う上記判定の結果に応じて、所定のエラー表示や警告表示を行う(詳細は後述)。
上記のように構成されたプログラマブルコントローラ1においては、図2に示すように、プログラマブルコントローラ1の電源が投入されると、一次側電源400から電源モジュール100のコンバータ102に商用電源が供給され、電源モジュール100から他のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bに対し、まず第1電源のみが供給される。すなわち、コンバータ102により生成された第1電源が第1電源系ラインL1に通電され、第1電源系ラインL1を介して、電源モジュール100のユニットID部104と、CPUモジュール200の状態表示部207、ユニットID部204、ID読み出し回路ブロック206、及びマイクロプロセッサ202と、各機能モジュール300A,300BのユニットID部303A,303Bとに第1電源が供給される。なお、プログラマブルコントローラ1の電源が投入された際にはリレー103の接点が開成しており、コンバータ102により生成された第2電源は遮断され、電源モジュール100から他のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bに対し、第2電源が供給されないようになっている。すなわち、第2電源系ラインL2を介して、CPUモジュール200のバス制御部203と、各機能モジュール300A,300Bのモジュール制御部302A,302Bとに第2電源が供給されないようになっている。以上のように、電源モジュール100は、プログラマブルコントローラ1の電源が投入された際には、他のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bに対し、第1電源系ラインL1を介して第1電源のみを供給するようになっている。
そして、図2、図4、及び図5に示すように、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202は、コンバータ102から第1電源が供給されると、所定の初期化処理を実行して、その後、ID読み出し回路ブロック206のLD制御ブロック2063に対し起動要求を出力する。LD制御ブロック2063は、マイクロプロセッサ202からの起動要求を入力すると、まず、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットID部104,204,303A,303Bに対しLD信号を出力する。
ここで、各ユニットID部104,204,303A,303Bは、図6に示すように、1ビットのデータ(「0」又は「1」)を保持可能な8つのフリップフロップをカスケード接続したシフトレジスタ、プルアップ抵抗、プルダウン抵抗等で各々構成されており、これら各ユニットID部104,204,303A,303Bのシフトレジスタは、シリーズに接続されている。また、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300のユニットIDは、上述したように、8ビット、すなわち、ID0〜ID7で各々構成されている。但し、本実施形態では、ID0〜ID7の全てが「0」となる「00000000」をユニットIDとして割り当てることができないようになっている。ID0〜ID6は、「0」「1」、すなわちプルアップ(Hレベル)・プルダウン(Lレベル)がモジュール毎に異なり、ID7は、「1」、すなわちプルアップ(Hレベル)に固定されている。そして、各ユニットID部104,204,303A,303Bは、LD制御ブロック2063からのLD信号をパルス入力すると、ID0〜ID7で構成される8ビットのデータを、対応するH,G,F,E,D,C,B,Aの入力を介して1ビットずつシフトレジスタ内の8つのフリップフロップに各々入力して、ユニットIDとしてセットする。
LD制御ブロック2063は、上記のようにLD信号を出力した後、CLK制御ブロック2062に対しCLK開始要求を出力する。CLK制御ブロック2062は、LD制御ブロック2063からのCLK開始要求を入力すると、各ユニットID部104,204,303A,303Bに対しCLK信号を連続的に出力する。そして、CLK制御ブロック2062がCLK信号を1回出力する度に、各ユニットID部104,204,303A,303Bのシフトレジスタでは、データが1段ずつシフトしていく。
このとき、右側にモジュールが備えられていない機能モジュール300BのユニットID部303Bにおけるシフトレジスタの1段目のフリップフロップ(Aの入力に対応するフリップフロップ)には、上記プルダウン抵抗304Bに接続されたGND電位が作用した「0」が入力される。また、電源モジュール100以外のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300BのユニットID部204,303A,303Bにおけるシフトレジスタの最終段のフリップフロップ(Hの入力に対応するフリップフロップ)に保持されていたデータは、ID信号として出力されて、当該モジュールの左側に備えられたモジュールのユニットID部におけるシフトレジスタの1段目のフリップフロップ(Aの入力に対応するフリップフロップ)に入力される。また、電源モジュール100のユニットID部104における最終段のシフトレジスタのフリップフロップに保持されていたデータは、ID信号として出力されて、端末コード検出ブロック2064及びデータセットブロック2066に入力される。
端末コード検出ブロック2064は、入力されたID信号を常時監視して、右側にモジュールが備えられていない機能モジュール300Bのプルダウン抵抗304Bに接続されたGND電位の作用による「0」のID信号が8回連続で入力された場合に、端末コード「00000000」を検出して、全てのモジュール、すなわち、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BからユニットIDを読み出したことを識別する。そして、CLK制御ブロック2062に対しCLK停止要求を出力する。
なお、この例では、8ビット全てが「0」となる「00000000」をユニットIDに割り当てることができないようにし、CPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bがプルダウン抵抗208,304A,304Bを各々備える構成としているが、これに限られない。すなわち、8ビット全てが「1」となる「11111111」をユニットIDに割り当てることができないようにし、CPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bがプルアップ抵抗を各々備える構成としてもよい。この場合には、機能モジュール300BのユニットID部303Bにおけるシフトレジスタの1段目のフリップフロップには、プルアップ抵抗に接続されたVCC電位が作用した「1」がID信号として入力され、端末コード検出ブロック2064は、「1」のID信号が8回連続で入力された場合に、端末コード「11111111」を検出して、CLK制御ブロック2062に対しCLK停止要求を出力する。
CLK制御ブロック2062は、端末コード検出ブロック2064からのCLK停止要求を入力すると、各ユニットID部104,204,303A,303Bに対するCLK信号の出力を停止して、マイクロプロセッサ202に対し完了信号を出力する。一方、上述のようにID信号はデータセットブロック2066に対しても入力されており、データセットブロック2066は、入力されたID信号を8ビット単位(1バイト単位)のパラレルデータ(ユニットID又は端末コード「00000000」)に変換して、ユニットIDレジスタ2067にセットする。
マイクロプロセッサ202は、CLK制御ブロック2062からの完了信号を入力すると、アドレスバスを介してアドレスデコーダ2069に対し制御信号を出力し、ユニットIDレジスタ2067に対しエリア選択信号を出力させる。またこれと共に、リードバッファ2068に対しリード信号を出力し、ユニットIDレジスタ2067にセットされた8ビット単位のパラレルデータを上位アドレスから順番に、1バイト単位(又は1ワード単位でもよい)で読み出して、その読み出したデータをデータバスを介して順番に取得する。これにより、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの全てについてユニットIDを順番に取得する。なお、最後に、端末コード「00000000」を取得することで、直前に読み込んだユニットIDが最後のユニットID(機能モジュール300BのユニットID)であったことを認識できるようになっている。
その後、マイクロプロセッサ202は、上記テーブルデータ記憶部205に記憶されたデータテーブルにアクセスし、上記取得したユニットIDに基づき、対応するモジュール情報、すなわち、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの全てについてモジュール情報を取得する。そして、マイクロプロセッサ202は、取得したモジュール情報を用いて、電源モジュール100の電源容量の適合性の判定等を行って、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定した場合に、電源モジュール100のリレー103に対し制御信号を出力して、リレー103の接点を閉成させる。これにより、電源モジュール100から他のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bに対し、コンバータ102により生成された第2電源を供給する。すなわち、第2電源系ラインL2を介して、CPUモジュール200のバス制御部203と、各機能モジュール300A,300Bのモジュール制御部302A,302Bとに第2電源を供給する。
そして、CPUモジュール200のバス制御部203に通電されることにより、バス制御部203のバス機能が正常に動作し、各機能モジュール300A,300Bのモジュール制御部302A,302Bに通電されることにより、各モジュール制御部302A,302Bのバス機能が正常に動作する。これにより、CPUモジュール200及び各機能モジュール300A,300Bが通常動作を開始して、CPUモジュール200と各機能モジュール300A,300Bとのデータ交換が可能となることにより、プログラマブルコントローラ1として正常な動作が開始される。
以上説明した機能を実現するために、マイクロプロセッサ202によって行われる制御処理の内容を、図7により順を追って説明する。
図7において、このフローチャートに示す処理は、プログラマブルコントローラ1の電源が投入され、電源モジュール100から第1電源系ラインL1を介してマイクロプロセッサ202に対しコンバータ102からの第1電源が供給された際に開始される。まずステップS10で、マイクロプロセッサ202は、所定の初期化処理を実行する。
その後、ステップS20で、マイクロプロセッサ202は、ID読み出し回路ブロック206のLD制御ブロック2063に対し起動要求を出力する。
そして、ステップS30に移り、マイクロプロセッサ202は、ID読み出し回路ブロック206のCLK制御ブロック2062から完了信号が入力されたかどうかを判定する。完了信号が入力されるまでステップS30の判定が満たされず、ループ待機し、完了信号が入力されたらステップS30の判定が満たされて、ステップS40に移る。
ステップS40では、マイクロプロセッサ202は、ID読み出し回路ブロック206のアドレスデコーダ2069に対し制御信号を出力すると共に、ID読み出し回路ブロック206のリードバッファ2068に対しリード信号を出力して、ID読み出し回路ブロック206のユニットIDレジスタ2067にセットされた8ビット単位のパラレルデータ(ユニットID又は端末コード「00000000」)を上位アドレスから順番に、1バイト単位で読み出して、その読み出したデータを順番に取得する。これにより、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの全てについてユニットIDを取得する。
その後、ステップS50で、マイクロプロセッサ202は、テーブルデータ記憶部205に記憶されたデータテーブルにアクセスし、上記ステップS40で取得したユニットIDに基づき、対応するモジュール情報、すなわち、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの全てについてモジュール情報を取得する。
そして、ステップS60に移り、マイクロプロセッサ202は、上記ステップS50で取得した電源モジュール100以外のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bのモジュール情報における消費電流情報を参照して、CPUモジュール200の消費電流情報及び各機能モジュール300A,300Bの消費電流を積算し、CPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値を算出する。
その後、ステップS70で、マイクロプロセッサ202は、上記ステップS50で取得した電源モジュール100のモジュール情報における電源容量情報を参照して、電源モジュール100の電源容量を取得する。そして、その取得した電源モジュール100の電源容量と、上記ステップS60で算出したCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値とを比較することにより、電源モジュール100の電源容量がCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値以上であるかどうかを判定する。これにより、電源モジュール100の電源容量の適合性を判定する。電源モジュール100の電源容量がCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値未満である場合には、電源モジュール100の電源容量が適合しないと判定して、ステップS80に移る。
ステップS80では、マイクロプロセッサ202は、状態表示部207に対し表示信号を出力し、操作者に対しより大きな電源容量を有する電源モジュールへの交換を促す旨のエラー表示を表示させる。例えば、状態表示部207がLEDで構成される場合には光を点灯させるようにしてもよいし、状態表示部207が液晶ディスプレイで構成される場合にはその旨を表示させるようにしてもよい。その後、このフローチャートに示す処理を終了する。
一方、上記ステップS70において、電源モジュール100の電源容量がCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値以上であった場合には、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定して、ステップS90に移る。
ステップS90では、マイクロプロセッサ202は、電源モジュール100を、例えば図示しないメモリ等に記憶された対応する製品ラインナップ上におけるより小容量の電源モジュールに交換可能であるか否かを判定する。これにより、電源モジュール100の選定の妥当性を判定する。製品ラインナップ上におけるより小容量の電源モジュールに交換可能である場合には、電源モジュール100の選定が妥当ではないと判定して、ステップS100に移る。
ステップS100では、マイクロプロセッサ202は、状態表示部207に対し表示信号を出力し、操作者に対し上記製品ラインナップ上における適切な容量の電源モジュール(例えば、必要最低限の電源容量を有する電源モジュール)への交換を促す旨の警告表示を表示させる。例えば、電源モジュール100の電源容量が10A、CPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値が4Aであり、製品ラインナップにおけるより小容量の電源モジュールとして、電源容量が8Aの電源モジュールと、電源容量が5Aの電源モジュールとがある場合には、上記消費電流の合計値4Aにより近い電源容量が5Aの電源モジュールへの交換を促す表示が警告表示として行われる。また例えば、状態表示部207がLEDで構成される場合において、1ランク小容量の電源モジュールへの交換を促す場合には光を低頻度点滅させ、2ランク以上小容量の電源モジュールへの交換を促す場合には光を高頻度点滅させるようにしてもよいし、状態表示部207が液晶ディスプレイで構成される場合には上記のような内容を表示させるようにしてもよい。その後、ステップS110に移る。
一方、上記ステップS90において、製品ラインナップ上におけるより小容量の電源モジュールに交換可能でなかった場合には、電源モジュール100の選定が妥当であったと判定して、ステップS110に移る。
ステップS110では、マイクロプロセッサ202は、電源モジュール100から他のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bに対し、コンバータ102からの第2電源を供給するように電源モジュール100を制御する。すなわち、電源モジュール100のリレー103に対し制御信号を出力して、リレー103の接点を閉成させて、第2電源系ラインL2を介して、CPUモジュール200のバス制御部203と、各機能モジュール300A,300Bのモジュール制御部302A,302Bとに第2電源を供給する。これにより、CPUモジュール200及び各機能モジュール300A,300Bが通常動作を開始して、CPUモジュール200と各機能モジュール300A,300Bとのデータ交換が可能となることにより、プログラマブルコントローラ1として正常な動作が開始される。その後、このフローチャートに示す処理を終了する。なお、このフローに示す処理は、プログラマブルコントローラ1の電源が投入され、電源モジュール100から第1電源系ラインL1を介してマイクロプロセッサ202に対しコンバータ102からの第1電源が供給される度に、マイクロプロセッサ202により実行される。
以上説明したように、本実施形態のプログラマブルコントローラ1においては、電源モジュール100が、第1電源を第1電源系ラインL1を介して供給し、第2電源を第2電源系ラインL2を介して供給する。これにより、プログラマブルコントローラ1の電源が投入され、電源モジュール100に商用電源が供給された際に、電源モジュール100から他のモジュール200,300A,300Bに対し、まず第1電源を供給してCPUモジュール200のマイクロプロセッサ202により電源容量の適合性の判定を行い、その後に第2電源を供給し、CPUモジュール200と他の機能モジュール300A,300Bとのデータ交換や各機能モジュール300A,300Bのマイクロプロセッサを動作させる等が可能となる。
このとき、第1電源は、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202の周辺回路、及び、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットIDを送出するための回路のみに供給すれば足り、これらの回路の消費電流は、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの通常動作時の消費電流に比べて大幅に小さい。その結果、電源モジュール100の電源容量が当該電源モジュール100以外のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの通常動作時の消費電流の合計値より小さい場合でも、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202を正常に動作させて、電源容量が適合しない(不足する)ことを正確に判定することができる。したがって、装備された電源モジュール100の電源容量の大小にかかわらず、電源容量の適合性を正確に判断することができる。
また、本実施形態では特に、電源モジュール100が、プログラマブルコントローラ1の電源が投入された際に第1電源のみを供給する。これにより、電源モジュール100の電源容量の適合性判定時の消費電流を小さくし、電源モジュール100の電源容量が小さい場合でもその適合性を正確に判断することができる。また、本実施形態では、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定した場合にのみ、第2電源を供給するように電源モジュール100を制御する。これにより、電源モジュール100からの電源電圧の不足により電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの動作が不安定となるのを防止し、プログラマブルコントローラ1を正常に動作させることができる。
また、本実施形態では特に、電源モジュール100は、一次側電源400から第1電源及び第2電源を生成するコンバータ102と、接点開閉することによりコンバータ102からの第2電源の遮断及び供給を切り替えるリレー103とを有している。そして、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202は、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定した場合に、リレー103の接点を閉成させて第2電源を供給する。CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定した場合に電源モジュール100のリレー103の接点を閉成させることで、電源モジュール100が第2電源を供給するように確実に制御することができる。
また、本実施形態では特に、電源モジュール100の電源容量の適合性の判定の際に、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットID部104,204,303A,303Bが、ユニットIDに対応するID信号を出力する。そして、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、それらのユニットIDを取得し、当該ユニットIDに基づきデータテーブル記憶部205に記憶されたデータテーブルを参照して、電源モジュール100以外のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値を算出することで、電源モジュール100の電源容量の適合性の判定を行う。このような構成とすることで、電源モジュール100の電源容量の適合性の判定の際に、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bは、モジュール情報自体を出力する必要がなく、データ量の小さなユニットIDに対応するID信号のみを出力すればよいので、データ転送量が少なくなり、電源モジュール100の電源容量の適合性判定時の消費電流をさらに小さくすることができる。また、データ転送量が少ないため、電源モジュール100の電源容量の適合性の判定を速やかに行うことができる。
また、本実施形態では特に、CPUモジュール200が、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットID部104,204,303A,303Bに対しCLK信号を出力すると共に、CLK信号に応じて電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bから出力されたID信号を入力して対応するユニットIDを記憶するID読み出し回路ブロック206を有する。これにより、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202自身が電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BからユニットIDの読み出しを行う必要がなくなるので、入出力インターフェースの少ないマイクロプロセッサ202を有するCPUモジュール200を用いて、プログラマブルコントローラ1を構成することができる。
また、本実施形態では特に、次のような効果を得ることができる。すなわち、電源モジュール100の電源容量がCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値以上であっても、それが必要量を大きく超えている場合、電源モジュール100に係る費用の増大を招くことになる。そこで本実施形態においては、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202は、電源モジュール100の電源容量が当該電源モジュール100以外のCPUモジュール200及び機能モジュール300A,300Bの消費電流の合計値以上であり電源容量が適合すると判定した場合に、さらに、電源モジュール100を対応する製品ラインナップ上におけるより小容量の電源モジュールに交換可能であるか否かを判定する。これにより、交換可能である場合には操作者に警告し、製品ラインナップ上における適切な容量の電源モジュール(例えば、必要最低限の電源容量を有する電源モジュール)への交換を促すことが可能となる。その結果、電源モジュール100に係る費用を抑制することができる。
また、本実施形態では特に、CPUモジュール200は、マイクロプロセッサ202が電源モジュール100の電源容量が適合しないと判定した場合にエラー表示を行うと共に、マイクロプロセッサ202が電源モジュール100を対応する製品ラインナップ上におけるより小容量の電源モジュールに交換可能であると判定した場合に警告表示を行う状態表示部207を有する。これにより、電源モジュール100の電源容量が適合しない場合には、操作者により大きな電源容量を有する電源モジュールへの交換を促し、電源モジュール100をより小容量の電源モジュールに交換可能である場合には、操作者に必要最低限の電源容量を有する電源モジュールへの交換を促すことができる。その結果、適切な電源モジュール100へ確実に交換することができる。
なお、実施の形態は、上記内容に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)マイクロプロセッサ自身が各モジュールからユニットIDの読み出しを行う場合
上記実施形態においては、マイクロプロセッサ202とは別のID読み出し回路ブロック206が電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BからユニットIDの読み出しを行っていたが、これに限られず、マイクロプロセッサ自身が電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BからユニットIDの読み出しを行ってもよい。
図8に示すように、本変形例におけるCPUモジュール200は、全体の各種制御を行うマイクロプロセッサ202′(プロセッサ)と、前述のバス制御部203と、前述のユニットID部204と、データテーブル記憶部205と、マイクロプロセッサ202′に接続され、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BからユニットIDを読み出すためのプログラムが格納されたプログラム記憶部209(第2記憶部)と、ユニットID記憶部210(第3記憶部)と、前述の状態表示部207と、プルダウン抵抗208を有している。なお、マイクロプロセッサ202′内に備えられたメモリを第2記憶部や第3記憶部としてもよい。
本変形例においては、マイクロプロセッサ202′は、前述のようにしてコンバータ102から第1電源が供給されると、所定の初期化処理を実行して、その後、自身の出力ポートを起動し、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットID部104,204,303A,303Bに対しLD信号を出力する。これにより、各ユニットID部104,204,303A,303Bは、ユニットIDをセットする。その後、マイクロプロセッサ202′は、各ユニットID部104,204,303A,303Bに対しCLK信号を連続的に出力する。このとき、各ユニットID部104,204,303A,303Bから出力されるID信号の経路は上記実施形態と同様であるが、最終的にID信号が到達するのは、上記実施形態と異なり、マイクロプロセッサ202′の入力ポートとなる。マイクロプロセッサ202′に入力されたID信号は、8ビット単位(1バイト単位)のパラレルデータ(ユニットID又は端末コード「00000000」)に変換されて、図示しないユニットIDレジスタにセットされる。なお、マイクロプロセッサ202′は、端末コード「00000000」を検出するまで、CLK信号の出力を連続的に行い、端末コード「00000000」を検出したら、CLK信号の出力を停止する。そして、ユニットIDレジスタにセットされた8ビット単位のパラレルデータを上位アドレスから順番に、1バイト単位(又は1ワード単位でもよい)で読み出し、端末コード「00000000」を読み出したら読み出しを終了して、読み出したユニットIDをユニットID記憶部210に記憶する。その後は、ユニットID記憶部210に記憶されたユニットIDに基づきデータテーブル記憶部205に記憶されたデータテーブルを参照して、前述の判定等を行う。
以上説明した機能を実現するために、プログラム記憶部209に格納されたプログラムに基づいてマイクロプロセッサ202′によって行われる制御処理の内容を、図9により順を追って説明する。
図9において、このフローチャートに示す処理は、プログラマブルコントローラ1の電源が投入され、電源モジュール100から第1電源系ラインL1を介してマイクロプロセッサ202′に対しコンバータ102からの第1電源が供給された場合に開始される。ステップS10は前述の図7と同等であり、マイクロプロセッサ202′は、初期化処理を実行する。
その後、ステップS25で、マイクロプロセッサ202′は、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットID部104,204,303A,303Bに対しLD信号を出力する。
そして、ステップS35に移り、マイクロプロセッサ202′は、各ユニットID部104,204,303A,303Bに対しCLK信号を連続的に出力する。これにより、各ユニットID部104,204,303A,303BからID信号が出力される。このステップS35の手順が、特許請求の範囲に記載の第1手順に相当する。
その後、ステップS40′で、マイクロプロセッサ202′は、電源モジュール100のユニットID部104から出力されたID信号を入力し、1バイト単位のパラレルデータ(ユニットID又は端末コード「00000000」)に変換して、ユニットID記憶部210に記憶する。これは、各ユニットID部104,204,303A,303Bから出力されたユニットIDを入力してユニットID記憶部210に記憶することと同等である。これにより、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの全てについてユニットIDを取得する。このステップS40′の手順が、特許請求の範囲に記載の第2手順に相当する。
そして、ステップS50′に移り、マイクロプロセッサ202′は、テーブルデータ記憶部205に記憶されたデータテーブルにアクセスし、上記ステップS40′でユニットID記憶部210に記憶したユニットIDに基づき、対応するモジュール情報、すなわち、電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの全てについてモジュール情報を取得する。
その後のステップS60〜ステップS110は、前述の図7と同様であるので、説明を省略する。なお、本変形例におけるステップS60及びステップS70の手順は、特許請求の範囲に記載の第3手順に相当する。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに本変形例によれば、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202′自身が電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BからユニットIDの読み出しを行うことにより、マイクロプロセッサ202′とは別にID読み出し回路ブロックを設ける必要がなくなり、部品点数を低減することができる。
(2)第2電源をイネーブル信号で供給制御する場合
上記実施形態においては、一次側電源400をコンバータ102に接続し、コンバータ102で電源電圧を生成すると共に、マイクロプロセッサ202がリレー103の接点の開閉を制御することにより、第2電源の供給を制御していたが、これに限られない。すなわち、一次側電源400を2つの電源装置に接続し、各々で電源電圧を生成すると共に、マイクロプロセッサ202が一方の電源装置に対し制御信号を出力することにより、第2電源の供給を制御してもよい。
図10に示すように、本変形例における電源モジュール100は、一次側電源400に接続されたコンバータ102′(第2電源装置)と、前述のユニットID部104と、一次側電源400に接続されたイネーブル機能付きコンバータ105(第3電源装置)とを有している。
コンバータ102′は、一次側電源400から供給された商用電源に基づき電源電圧を生成し、生成した電源電圧を第1電源として、第1電源系ラインL1を介して供給する。
イネーブル機能付きコンバータ105は、一次側電源400から供給された商用電源に基づき電源電圧を生成し、生成した電源電圧を第2電源として、当該第2電源の供給を制御する。
そして、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、前述と同様に電源モジュール100の電源容量の適合性の判定を行い、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定した場合に、イネーブル機能付きコンバータ105にイネーブル信号(制御信号)を出力して、第2電源系ラインL2を介して第2電源を供給させる。すなわち、第2電源系ラインL2を介して、CPUモジュール200のバス制御部203と、各機能モジュール300A,300Bのモジュール制御部302A,302Bとに第2電源を供給させる。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに本変形例によれば、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、電源モジュール100の電源容量が適合すると判定した場合にイネーブル機能付きコンバータ105にイネーブル信号を出力することで、電源モジュール100が第2電源を供給するように確実に制御することができる。
(3)電源断前及び投入後のモジュール構成の一致・不一致を判定する場合
すなわち、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、プログラマブルコントローラ1の電源断前に取得したユニットIDと、電源投入の後に取得したユニットIDとを比較することにより、プログラマブルコントローラ1に装備された複数のモジュールの構成(種類や順番)がプログラマブルコントローラ1の電源断前及び電源投入の後において一致しているか否かを判定するようにしてもよい。これにより、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、複数のモジュールの構成がプログラマブルコントローラ1の電源断の前及び電源投入の後において一致しないと判定した場合には、メンテナンスの発生やプログラマブルコントローラ1の故障等が発生したものと判断し、操作者に警告することが可能となる。
(4)モジュールの位置関係の適否を判定する場合
すなわち、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、前述のようにして取得した電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットIDの順番に基づき、前述のデータテーブル記憶部205に記憶されたデータテーブルを参照することで、プログラマブルコントローラ1に装備された電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300Bの位置関係の適否を判定するようにしてもよい。これにより、例えば高速なプロセッサや高速な同期式メモリを有する機能モジュールの隣にノイズを発生するリレー出力モジュールを配置したり、発熱量の多い入力モジュールや出力モジュールを連続して配置したりといったような、モジュールの仕様により隣り合った配置が好ましくない位置関係がある場合に、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202がそれを判定して操作者に注意を促すことが可能となる。
(5)CPUモジュールがサポートしないモジュールの有無を判定する場合
すなわち、CPUモジュール200のマイクロプロセッサ202が、前述のようにして取得した電源モジュール100、CPUモジュール200、及び機能モジュール300A,300BのユニットIDに基づき、前述のデータテーブル記憶部205に記憶されたデータテーブルを参照することで、プログラマブルコントローラ1に装備された電源モジュール100及び機能モジュール300A,300BにCPUモジュール200の機能が対応していないモジュールが含まれるか否かを判定するようにしてもよい。これにより、CPUモジュール200の機能が対応していないモジュールが装着された場合には、マイクロプロセッサ202がそれを判定して操作者に注意を促すことが可能となる。
(6)状態表示部を装置外部に設ける場合
上記実施形態では、CPUモジュール200が状態表示部207を有するように構成したが、状態表示部207を有しない構成としてもよい。この場合、CPUモジュール200が表示信号を有線あるいは無線通信を介して外部の表示機器(PC等)に出力し、当該表示機器に表示を行わせる構成としてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 プログラマブルコントローラ(制御装置)
100 電源モジュール(モジュール)
102 コンバータ(第1電源装置)
102′ コンバータ(第2電源装置)
103 リレー
104 ユニットID部(識別情報出力部)
105 イネーブル機能付きコンバータ(第3電源装置)
200 CPUモジュール(モジュール)
202 マイクロプロセッサ(プロセッサ)
202′ マイクロプロセッサ(プロセッサ)
204 ユニットID部(識別情報出力部)
205 データテーブル記憶部(第1記憶部)
206 ID読み出し回路ブロック(識別情報読み出し部)
207 状態表示部(表示部)
209 プログラム記憶部(第2記憶部)
210 ユニットID記憶部(第3記憶部)
300A,B 機能モジュール(モジュール)
303A,B ユニットID部(識別情報出力部)
400 一次側電源

Claims (12)

  1. 少なくとも電源モジュール(100)とCPUモジュール(200)を含む複数のモジュール(100,200,300A,300B)を備えたビルディングブロック形式の制御装置であって、
    前記CPUモジュール(200)は、
    前記電源モジュール(100)の電源容量と、当該電源モジュール(100)以外の各モジュールの消費電流の合計値とを比較することにより、前記電源モジュール(100)の電源容量の適合性の判定を行う判定制御機能を備えるプロセッサ(202;202′)を有し、
    前記電源モジュール(100)は、
    前記プロセッサ(202;202′)に供給される電源を含む前記電源容量の適合性の判定に用いられる第1電源と、それ以外に用いられる第2電源とを、少なくとも2つの独立した電源系統として供給するとともに、前記制御装置(1)の電源が投入された際に前記第1電源を供給し、
    前記プロセッサ(202;202′)は、
    前記電源モジュール(100)の電源容量が前記消費電流の合計値以上である場合に、前記電源モジュール(100)の電源容量が適合すると判定し、前記第2電源を供給するように前記電源モジュール(100)を制御する
    ことを特徴とする制御装置(1)。
  2. 前記電源モジュール(100)は、
    一次側電源(400)から前記第1電源及び第2電源を生成する第1電源装置(102)と、
    接点開閉することにより前記第1電源装置(102)からの前記第2電源の遮断及び供給を切り替えるリレー(103)と、を有し、
    前記プロセッサ(202;202′)は、
    前記電源モジュール(100)の電源容量が適合すると判定した場合に、前記リレー(103)を閉成させて前記第2電源を供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置(1)。
  3. 前記電源モジュール(100)は、
    一次側電源(400)から前記第1電源を生成する第2電源装置(102′)と、
    一次側電源(400)から前記第2電源を生成すると共に、前記第2電源の供給を制御可能な第3電源装置(105)を有し、
    前記プロセッサ(202;202′)は、
    前記電源モジュール(100)の電源容量が適合すると判定した場合に、前記第3電源装置に制御信号を出力して前記第2電源を供給させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置(1)。
  4. 前記複数のモジュール(100,200,300A,300B)は、
    前記第1電源が供給され、自身の識別情報を出力する識別情報出力部(104,204,303A,303B)をそれぞれ有し、
    前記CPUモジュール(200)は、
    前記識別情報と対応するモジュール情報とで構成されたデータテーブルが記憶された第1記憶部(205)を有し、
    前記プロセッサ(202;202′)は、
    前記複数のモジュール(100,200,300A,300B)の全てについて前記識別情報を取得し、当該識別情報に基づき前記データテーブルを参照して、前記消費電流の合計値を算出することで、前記電源モジュール(100)の電源容量の適合性の判定を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置(1)。
  5. 前記CPUモジュール(200)は、
    各モジュールの前記識別情報出力部(104,204,303A,303B)に対し前記識別情報の出力指令を出力すると共に、前記出力指令に応じて各モジュールの前記識別情報出力部(104,204,303A,303B)から出力された前記識別情報を入力して記憶する識別情報読み出し部(206)を有し、
    前記プロセッサ(202;202′)は、
    前記識別情報読み出し部(206)から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置(1)。
  6. 前記CPUモジュール(200)は、
    前記プロセッサ(202′)に接続された第2記憶部(209)を有し、
    前記プロセッサ(202′)は、
    前記第2記憶部(209)に格納されたプログラムに基づいて、
    各モジュールの前記識別情報出力部(104,204,303A,303B)に対し前記識別情報の出力指令を出力する第1手順(S35)と、
    各モジュールの前記識別情報出力部(104,204,303A,303B)から出力された前記識別情報を入力して第3記憶部(210)に記憶する第2手順(S40′)と、
    前記第3記憶部に記憶した識別情報に基づき前記データテーブルを参照して、前記消費電流の合計値を算出することで、前記電源モジュール(100)の電源容量の適合性の判定を行う第3手順(S60,S70)と、を実行する
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置(1)。
  7. 前記プロセッサ(202;202′)は、
    取得した前記識別情報の順番に基づき、前記データテーブルを参照することで、前記複数のモジュール(100,200,300A,300B)の位置関係の適否を判定する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の制御装置(1)。
  8. 前記プロセッサ(202;202′)は、
    前記制御装置(1)の電源断の前及び電源投入の後における前記識別情報同士を比較することにより、前記複数のモジュール(100,200,300A,300B)の構成が前記制御装置(1)の電源断の前及び電源投入の後において一致しているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の制御装置(1)。
  9. 少なくとも1つの機能モジュール(300A,300B)をさらに備え、
    前記プロセッサ(202;202′)は、
    取得した前記識別情報に基づき、前記データテーブルを参照することで、前記複数のモジュール(100,200,300A,300B)に前記CPUモジュール(200)の機能が対応していないモジュールが含まれるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の制御装置(1)。
  10. 前記プロセッサ(202;202′)は、
    前記電源モジュール(100)の電源容量が適合すると判定した場合に、さらに、前記電源モジュール(100)を対応する製品ラインナップ上におけるより小容量のモジュールに交換可能であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御装置(1)。
  11. 前記CPUモジュール(200)は、
    前記プロセッサ(202;202′)が前記電源モジュール(100)の電源容量が適合しないと判定した場合にエラー表示を行うと共に、前記プロセッサ(202;202′)が前記電源モジュール(100)を対応する製品ラインナップ上におけるより小容量のモジュールに交換可能であると判定した場合に警告表示を行う表示部(207)を有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の制御装置(1)。
  12. 前記表示部(207)は、
    前記警告表示として、前記製品ラインナップ上における適切な容量のモジュールへの交換を促す表示を行う
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置(1)。
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