JP5629110B2 - 座席付手押し車 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば乳幼児等が移動等の際に乗車する座席付手押し車に関するものである。
従来より、保護者等が乳幼児等を移動等させるためにベビーカー等の座席付手押し車が用いられている。このようなベビーカー等は、通常、乳幼児等を座らせるための座面を有し、その座面に乳幼児等が座ったときの背もたれ側である後方側に保護者等が操作するためのハンドルを配置している。
このため、保護者等がベビーカー等に乳幼児等を乗せて移動するとき、保護者等は、着座している乳幼児等の背中側を見ながら移動することとなり、移動中の乳幼児等の顔等を見ることができなかった。
そこで、ハンドルの位置を変更可能な構成とし、ハンドルの位置が着座している乳幼児等の前方側にも変更することができる機構を採用する構成が提案されている(例えば、特許文献1)。
これにより、保護者等が着座している乳幼児等の顔を見ながらベビーカー等を押すことができるようになっている。
特開2006−160135号公報
ところで、このような、ベビーカーは例えば、図9に示すように成っている。図9は、従来のベビーカー100の主な構成を示す概略図である。
図9に示すように、ベビーカー100は乗車者が乗車する座席部110と、操作者が操作するハンドルフレーム120と、メインフレーム130とを有し、このメインフレーム130に、前輪部140及び後輪部150が形成されている。
図9の(a)は、ハンドルフレーム120が、後輪部150側に配置された状態を示す概略図であって、図9の(b)は、ハンドルフレーム120が前輪部149側に配置された状態を示す概略図である。
図9(a)(b)の座席部110に乗車者が着座したときの重心の位置を示すのがWである。
図9(a)に示すように、座席部110の重心が後輪部150側に近接して配置(図9(a)の矢印b)され、ハンドルフレーム120の先端側(操作者が把持する部分)と後輪部150とが離れて配置(図9(a)の矢印a)されている場合は操作性が向上する。
このように、従来のベビーカー100は、着座している乳幼児等の乗車者の背もたれ部側である後輪部150側にハンドルフレーム120を配置したとき、操作性が向上するように構成されている。
一方、図9の(b)に示すように、ハンドルフレーム120を前輪部140に配置し、着座している乳幼児等と対面した状態でベビーカー100を押す場合は、座席部110の重心Wは、前輪部140(進行方向が逆になるため後輪側となる)と離れて配置(図9(b)の矢印b’)され、ハンドルフレーム120の先端側と前輪部140とが近づいて配置(図9(b)の矢印a’)されることになる。
この場合は、図9(a)と異なり、ベビーカー100の操作性が悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は、保護者等の操作者の操作性を良好に保ちつつ、着座している乗車者の向きを変更することができる座席付手押し車を提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、車輪を有する車輪部と、乗車者が着座する座席部と、利用者が操作するハンドル部と、前記車輪部、前記座席部及前記ハンドル部を支持するフレーム部と、を有し、前記車輪部は、前輪部と後輪部を備え、前記ハンドル部は、前記後輪部側に配置され、前記座席部が回転又は回動することで前記ハンドル部に対する向きが変化する構成となっており、前記座席部及び/又は前記フレーム部には、前記座席部を回転又は回動させるための回転部が形成され、前記フレーム部は、前記座席部を支持する座席支持フレーム部を有し、前記座席支持フレーム部には、前記回転部が形成され、前記座席部は、乗車者の臀部側を保持する座面部と、乗車者の背中側を保持する背もたれ部と、前記座面部と前記背もたれ部との境界部と、を有し、前記背もたれ部は、前記境界部を軸に前記座面部に近接する方向に移動可能であると共に、前記座面部は前記境界部を軸に前記背もたれ部に近接する方向に移動可能であり、前記背もたれ部と前記座面部を相互に近接させるように移動させた状態で、前記回転部と共に前記座席部を回転又は回動させる際に、これら前記背もたれ部及び前記座面部が、前記フレーム部に当接しない構成となっていることを特徴とする座席付手押し車によって達成される。
前記構成によれば、座席部が回転又は回動することでハンドル部に対する向きが変化する構成となっているので、座席付手押し車の操作者は、乗車者である例えば乳幼児等の顔等を見ながら座席付手押し車を走行させる場合は、ハンドル部の配置を前方に変更することなく、ハンドル部の位置を後方に配置したままで、座席部の向きを変更すれば足りる。
すなわち、従来は、乗車者の向きを変えずに、ハンドル部の位置を乗車者の後側又は前側に変更していた。このため、ハンドル部を押して座席付手押し車を移動させるとき、そのハンドル部の位置により、座席付手押し車の進行方向が相違していた。
ベビーカー等の座席付手押し車は、ハンドル部の位置を乗車者の後側に配置したときは、その重心が、後輪部側に置かれると共に、重心がハンドルフレームの先端側(操作者が把持する部分)とは離れるようになる。
したがって、このようなハンドル部の配置では、ハンドル部を把持する操作者が操作し易い配置となる(図9参照)。
一方、ハンドル部の位置を乗車者の前側に配置したときは、逆となり、その重心が前輪側に置かれ、重心がハンドルフレームの先端側に近接するようになり、その操作性が悪化するという問題があった。
すなわち、前輪部と後輪部は、それぞれ前輪側及び後輪側で使用されて初めて、操作性が向上する構成となっている。
この点、前記構成では、乗車者の背中側を見ながら走行する場合でも、乗車者の顔等を見ながら走行する場合でも、常に、前輪部を前側、後輪部を後側とすることができるので、極めて操作性が優れた座席付手押し車となる。
また、従来のように、ハンドル部を可動とすると、座席部を支持しているフレームとハンドル部とを別体とする必要があり、これらの連結部分の剛性が低下するという問題があった。また、ハンドル部を可動にするには、軽量化する必要があり、この軽量化によっても剛性が低下するという問題があった。
しかしながら、前記構成では、ハンドル部が固定で、可動でないため、フレーム全体を構成する部材が最小限に抑えられ、軽量フレームでかつ、かかる剛性の低下という問題の発生も未然に防ぐことができる。
前記構成によれば、座席部及び/又はフレーム部には、座席部を回転又は回動させるための回転部が形成されているので、操作者等は、容易に座席部の向きを変更することができる。
前記構成によれば、座席部は、座面部と背もたれ部との境界部を有し、境界部を軸に座面部に近接する方向に移動可能であると共に、座面部は境界部を軸に背もたれ部に近接する方向に移動可能となっている。
このため、座面部を座席支持フレーム部から持ち上げて、背もたれ部を座面部側に移動させた状態で、境界部を中心に回転等させることができるので、座面部及び背もたれ部を回転等させる際、これらを大きく外側に突出させることなく、回転等させることができる。
したがって、座面部及び背もたれ部を回転等させる際に、これらがフレーム等に当接することを未然に防ぐことができる。
好ましくは、前記座席部の移動を規制する規制手段を有し、前記規制手段は、前記座席部の回転又は回動を規制する回転規制手段と、前記座席部の前記座席支持フレームからの係脱を規制する係脱規制手段とを有することを特徴とする座席付手押し車である。
前記構成によれば、座席部の移動を規制する規制手段を有するので、利用者が、この規制手段を操作することで、必要に応じて、座席部を回転等し、又はその固定をすることができる。
前記構成によれば、規制手段は、座席部の回転又は回動を規制する回転規制手段と、座席部の座席支持フレームからの係脱を規制する係脱規制手段とを有するので、座席部を段階的に規制することができる。
好ましくは、前記回転規制手段は、前記座面部に形成されている座面側係合部と、前記座席支持フレーム部に形成されているフレーム側係合部とを有し、前記係脱規制手段は、前記座面側係合部を有し、この座面側係合部と前記座席支持フレーム部が係合することで、前記座面部の前記座席支持フレームからの係脱が規制される構成となっており、前記座席部の前記背もたれ部を前記座面部に近接する方向に移動させることで前記係脱規制手段の規制が解除される構成となっていることを特徴とする座席付手押し車である。
前記構成によれば、背もたれ部を座面部に近接する方向に移動させることで係脱規制手段の規制が解除される構成となっているので、乗車者が座面部に座り、背もたれ部にその背中を寄りかからせているときは、決して規制手段の規制が解除されない構成となっている。
したがって、乗車者の着座中に座面部が移動等することを未然に防止することができる。
好ましくは、前記回転規制手段は、前記座席部の前記背もたれ部が前記ハンドル部側に位置するように規制し、又は前記座面部が前記ハンドル部側に位置するように規制する構成となっており、前記フレーム部には、前記座席部の位置を高さ方向に移動させるための高さ調整部が配置されていることを特徴とする座席付手押し車である。
前記構成によれば、回転規制手段は、座席部の背もたれ部がハンドル部側に位置するように規制し、又は座面部がハンドル部側に位置するように規制する構成となっているので、操作者が、乗車者の顔等を見ながらハンドル部を操作する対面位置又は乗車者の背中側を見ながらハンドル部を操作する背面位置のいずれかに座席部を精度良く位置決めすることができる。
前記構成によれば、フレーム部には、座席部の位置を高さ方向に移動させるための高さ調整部が配置されているので、操作者は、座席部の高さ方向の位置をフレーム部に沿って変更させることができると共に、任意の場所で固定することができる。
特に、座席部を回転等させて、座面部がハンドル部側に位置するようにした状態で、高さ調整部を操作して、座席部の高さを高く配置させた場合は、座席付手押し車の操作者は、乗車させる、例えば月齢の低い乳幼児等を自己の近くに配置させることができると共に、乳幼児等の顔等を近くで観察しながら移動することができるので、安心して座席付手押し車を操作することができる。
また、乗車者である、例えば、乳幼児等の月齢が高くなり、乗車者を操作者の近くで観察する必要がなくなった場合は、操作者は、高さ調整部を操作して、座席部を低くすることで、乗車者の状況に適合した最適な位置に座席部を配置させることができる。
すなわち、上記構成では、座席部を例えば、高く位置した状態で、座面部をハンドル部側に配置させることで、乗車者を操作者に最も近くに配置できると共に、乗車者の正面を操作者に向かわせることができる。
また、この状態で、座席部を回転等させ、背もたれ部をハンドル部側に位すると、乗車者は進行方向を向きながら移動することができる。
さらに、座席部を低くした場合でも、同様に、乗車者を操作者に向かわせる位置に配置させ、若しくは、進行方向に向かわせる位置に配置させることができる。
このように、前記構成では、座席部を例えば、少なくとも4種類の異なった座席位置とすることができるので、操作者は、その目的にあった最適の使用位置を選ぶことができる。
本発明は、保護者等の操作者の操作性を良好に保ちつつ、着座している乗車者の向きを変更することができる座席付手押し車を提供することができるという利点がある。
本発明の実施の形態にかかる座席付手押し車の一例であるベビーカーを示す概略斜視図である。 図1の座面部と座席支持フレームとの関係を示す概略斜視図である。 座席部の座面部と背もたれ部が近接方向に相互に移動した状態を示す概略斜視図である。 図3の概略説明図である。 係合カム41bと背もたれ部42との関係等を示す概略図である。 係合カム41bと背もたれ部42との関係等を示す他の概略図である。 背もたれ部42のリクライニング機構等を示す概略斜視図である。 座席部40が、ベビーカー1のフレームに沿って上下方向に移動する状態を示す概略図である。 従来のベビーカー100の主な構成示す概略図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる座席付手押し車の一例であるベビーカー1を示す概略斜視図である。
図1に示すように、ベビーカー1は、走行するための車輪部を有し、具体的には、前輪部11と、後輪部12を有している。前輪部11と、後輪部12は、それぞれ、2つずつ配置されている。
また、前輪部11及び後輪部12は、それぞれ車輪を有し、この車輪が回動することでベビーカー1が移動する構成となっている。
また、これら前輪部11及び後輪部12は、図1に示すように、フレーム部の一部である脚フレーム部21によって支持されている。そして、前輪部11は、地面と水平方向に、脚フレーム部21に対して、360度回動可能となっている。
すなわち、前輪部11は、その向きが360度、変更可能となっている。
一方、後輪部12は、回動可能となっておらず、その向きが、ベビーカー1の前後方向の向きで固定された状態で、脚フレーム部21に支持されている。
このように、前輪部11が360度回動することで、ベビーカー1の操作者が走行中に方向変更をし易い構成となっている。また、後輪部12の向きが前後方向に固定されていることで、操作者が安定して走行可能な構成となっている。
すなわち、回動し易い前輪部11と、向きが固定されている後輪部12の組み合わせによって、操作者が操作し易いベビーカー1となっている。
この脚フレーム部21は、図1に示すように、連結部23を介してハンドルフレーム部22と接続されている。ハンドルフレーム部22は、その上端側に操作者が把持等して操作するハンドル部30を支持している。
なお、本実施の形態のハンドル部30は、図1に示すように、後輪部12側に配置され、従来のベビーカー1のように、前輪部11側にハンドル部30が移動しない構成となっている。
また、図1に示すように、ベビーカー1は、乗車者である例えば、乳幼児等が乗車するための座席部40を有している。座席部40は、乳幼児等の臀部を保持する座面部41と、乳幼児等の背中を保持する背もたれ部42とを有している。
そして、ベビーカー1は、このような座席部40を支持するための座席支持フレーム部24を有している。
すなわち、ベビーカー1のフレーム部は、これら脚フレーム部21、ハンドルフレーム部22、座席支持フレーム部24及び連結部23等を有している。また、ベビーカー1は、操作者がハンドル部30を操作することで移動可能な構成となっている。
また、ベビーカー1は、図9に示すベビーカー100と同様に、座席部40に乳幼児等が乗車したときの重心は、前輪部11より後輪部12に近接するように配置され、ハンドル部30の先端側は、後輪部12から離間した位置に配置されるように成っている。
このため、ハンドル部30の先端側を把持してベビーカー1を操作する操作者にとって、取り回し易い構成となっている。
また、本実施の形態では、ハンドル部30を保持するハンドルフレーム部22が、従来のように、その位置を前後に移動させる構造とはなっていない。このため、ハンドルフレーム22には、回動部や連結部分等を配置する必要がない。したがって、フレーム全体を構成する部材が最小限に抑えられ、軽量フレームでかつ、フレームの剛性が低下することを回避することができる。
また、本実施の形態では、ベビーカー1の座席部40は、座席支持フレーム24に対して垂直軸を中心に、例えば、180度回転可能な構成となっている。このため、図1の座席部40は、その乗車者である乳幼児等が前輪部11側を向いて着座(正面向き状態)するだけでなく、後輪部12側を向いて着座(対面状態)することもできる構成となっている。
すなわち、座席部40は、ハンドル部30に対する向きを変化させることができる構成となっている。
具体的には、座席部40を図1に示すように、背もたれ部42をハンドル部30側に配置すると、乗車者である乳幼児等は、ベビーカー1の進行方向の前方を見る位置で着座することができる(正面向き状態)。
一方、座席部40を180度回転させると、座面部41がハンドル部30側に配置され、乗車者である乳幼児等は、進行方向の後向きとなり、ベビーカー1の操作者は、乳幼児等を対面しながらベビーカー1を操作することができる構成となっている(対面状態)。
以下、この座席部40が回転する構成を詳細に説明する。
図2は、図1の座面部41と座席支持フレーム部24との関係を示す概略斜視図である。図2に示すように、座席支持フレーム24部は、座面部41を直接支持する座席支持本体24aと、この座席支持本体24aを支持する座席支持フレーム24bを有している。
また、座面部41は、この座席支持本体24aに対して、図2の矢印A方向に移動可能な構成となっている。
すなわち、座面部41は、座席支持本体24aから離間させることも、近接させ当接させることもできる構成となっている。
また、座席支持本体24aは、図2に示すように回転部24cを備え、図2の矢印D方向に、少なくとも180度回転可能な構成となっている。
この回転部24cには、座面部41が,図2に示すように接続されているため、座面部41は、座席支持本体24aから外れることなく、座席部40が垂直軸を中心に回転することができる構成となっている。
具体的には、座席支持本体24aの回転部24cは、座面部41の回転接続部41eを介して、接続されている。
この座面部41の回転は、少なくとも180度となっているので、座席部40が、ベビーカー1の進行方向の前方に向かって配置される位置と、後方に向かって配置される位置の2つの位置とすることができる。すなわち、回転部24cの回転によって座席部40を上記いずれかの位置に容易に配置、変更することができる構成となっている。
図3は、座席部40の座面部41と背もたれ部42が近接方向に相互に移動した状態を示す概略斜視図であり、図4は、図3の概略説明図である。
図4の矢印Aで示すように、座面部41は、境界部41aを軸に、図2に示す座席支持本体24aから離間方向に移動可能となっていると共に、図4の矢印Fで示すように、座席部40の背もたれ部42も境界部41aを軸に座面部41に近接方向に移動可能な構成となっている。
また、図2の回転部24c及び回転接続部41eは、図3及び図4に示す境界部41a近傍で座面部41に接続されている。
このように、背もたれ部42と座面部41が、境界部41aを軸に相互に近接するように移動可能となっており、さらに回転部24cを中心に座席部40が回転する構成となっている。
そして、このように構成されるため、座席部40を回転させる際、座面部41及び背もたれ部42の長手方向が上方に移動する(図3及び図4参照)。
したがって、座席部40の回転の際、図1のハンドルフレーム部22に、座面部41や背もたれ部42が当接し、回転できないという事態の発生を未然に防ぐことができるようになっている。
また、図2に示すように、座面部41の底面側、すなわち、座席支持本体24a側には、座面側係合部である例えば、係合カム41bが2個形成されている。係合カム41bは、図2に示すように、先端側の係合凸部41cとカム支持部41dを有している。
一方、座席支持本体24aには、図2に示すように、係合カム41bを収容できるように対応してフレーム側係合部である例えば、被係合切り欠き部24dが形成されている。
このため、図2の座面部41が、座席支持本体24aに近接する方向に移動し、座席支持本体24aに当接すると、座面部41の係合カム41bが、座席支持本体24aの被係合切り欠き部24d内に配置される。
これにより、座面部41は、図2の矢印D方向の移動(回転方向)が規制される。すなわち、これら係合カム41bと被係合切り欠き部24bが、回転規制手段(規制手段)の一例となっている。
次いで、係合カム41bの係合凸部41cが座席支持本体24aの裏面側に突出され、係合凸部41cがカム支持部41dとともに、図2の矢印Bの方向に移動すると、係合カム41bの係合凸部41cが座席支持本体24aの裏面側に係合し、座面部41の座席支持本体24aからの離間方向の移動が規制される構成となっている。
したがって、これら係合カム41b及び座席支持本体24a等が、係脱規制手段(規制手段)の一例となっている。
このような、被係合切り欠き部24bは、上述のように座席支持本体24aの前輪部11側に形成されていると共に、座席支持本体24aの後輪部12(ハンドル部30)側にも形成されている。
したがって、座席部40が回転し、座面部41がハンドル部30及び後輪部12側に配置されたときに、座面部41を座席支持本体24aに当接させ、係合カム41bを後輪部12側に形成された被係合切り欠き部24d内に配置し、係合カム41bを図2の矢印B方向に移動させることで、座席部40の移動を規制することができる構成となっている。
また、このとき、座席部40は、そこに乳幼児等が乗車した場合、乳幼児等がハンドル部30側を向く位置となっている。このため、保護者等の操作者は、乳幼児等の顔等を見ながら対面状態でベビーカー1を移動させることができることになる。
特に、月齢の低い乳幼児等の場合は、このような対面状態で走行することで、保護者は安心してベビーカー1を操作することができる。
一方、乳幼児等を進行方向の前方に向かって着座させたい場合(正面向き状態)は、座席部41を180度回転させ、座面部41を前輪部11側に配置し、同様に係合カム41bを前輪部11側に形成された被係合切り欠き部24d内に配置し、係合カム41bを図2の矢印B方向に移動させれば、座席部41の位置は進行方向、前向きで規制され、固定されることになる。
このように、本実施の形態では、従来と異なり、座席部40に着座している乳幼児等を見ながら、すなわち、対面状態でベビーカー1を走行させたいときでも、ハンドル部30を前輪部11側に移動させる必要はなく、座席部40を回転させ、座面部41の係合カム41b等で、その位置を固定すれば良い。
したがって、従来のように、前輪部11が後輪側となるということがなく、常に前輪部11を前輪として、また、後輪部12を後輪として用いるため、ベビーカー1の操作性が劣化することがない。
また、座席部40に着座する乳幼児等の乗車者の重心が後輪部12側にあり、ハンドル部30の先端側が後輪部12から離れた位置に配置され、この相対的位置が変更されないので、ベビーカー1の操作性が低下することなく、操作し易い(取り回しし易い)ベビーカー1となる。
また、後輪部12には、図示しない駐車ブレーキ部が形成されている。駐車ブレーキ部は、駐車時の安定した制動を考慮し、前輪部11ではなく、後輪部12に形成されている。
具体的には、駐車ブレーキ部は、レバー等を有し、このレバーが後輪に当接し、その動きを制御する構成となっている。
また、駐車ブレーキ部は、後輪部12に形成されることで、ベビーカー1の操作者の足下に配置されることになり、極めて操作し易い構成となっている。
従来は、後輪部が前輪側、すなわち、乳幼児等と対面状態の場合は、駐車ブレーキ部が操作者の足下に存在せず、その操作性が悪かった。
この点、本実施の形態では、常に、駐車ブレーキ部が操作者の足下に配置されているため、常に操作性が良く、使いやすい状態となる。
図5及び図6は、係合カム41bと背もたれ部42との関係等を示す概略図である。
図5に示すように、係合カム41bは、背もたれ部42の矢印Fの動きに対応して、図5及び図6の矢印B又はC方向に、その相対的位置を移動させる構成となっている。
図6に示すように、背もたれ部42を座面部41側に近接するように、すなわち、背もたれ部42を座面部41側に倒すように図5の矢印F1方向に移動させると、係合カム41bは、図6の矢印C方向に動く。
これは、図2における係合カム41bの矢印B方向の動きと反対の方向となる。すなわち、背もたれ部42を倒すと、係合カム41bは、図2の座席支持本体24aとの係合が外れ、規制されない状態となり、座面部41が上方へ移動可能となり、座面部41を上方へ移動し、係合カム41bが座席支持本体24aの被係合切り欠き部24d外へ配置されることで、座席部40は回転可能な状態となる。
一方、背もたれ部42が、座面部41と離間する方向、すなわち、背もたれ部42を、乗車者である乳幼児等が着座し、寄りかかることができる状態に起こした状態である図5の矢印F2方向に移動した場合は、係合カム41bは、同図の矢印Bの方向に動く。
これは、図2における矢印B方向の動きと同様であり、座席支持本体24aの被係合切り欠き部24d内に配置された係合カム41bが、座席支持本体24aと係合し、その動きが規制され、固定されることなる。
図7は、背もたれ部42のリクライニング機構等を示す概略斜視図である。図7に示すように、座面部41には、全体が略コの字形状のリクライニング用支持棒41fが揺動可能に形成されている。
また、背もたれ部42の背面側には、リクライニング用支持棒41fの移動を案内し規制するリクライニング用支持棒案内部42aが、例えば、2個形成されている。
具体的には、リクライニング用支持棒案内部42aは、リクライニング用支持棒41fを貫通させる貫通孔42bを備えており、この貫通孔42b内に配置されたリクライニング用支持棒41fが、この貫通孔42b内を移動することにより、背もたれ部42が、図5の矢印F方向に移動する構成となっている。
また、図7に示すように、リクライニング用支持棒41f及び背もたれ部42には、背もたれ部42の移動を規制するロック機構43が形成されている。
具体的には、リクライニング用支持棒41fに形成された支持棒側ロック部41gの凸部が、背もたれ部42の背面側に形成された段部42cと係止することで、背もたれ部42の移動を規制する構成となっている。
そして、支持棒側ロック部41gには、この支持棒側ロック部41gの凸部を段差42cから待避させるための解除機構が形成され、この解除動作をさせるための解除レバー41hを有している。
したがって、操作者は、この解除レバー41hを操作し、支持棒側ロック部41gの凸部を段差42cから待避させることで、リクライニング用支持棒41fの移動を自由にし、背もたれ部42を所望の位置に移動させることができ、その後、再び解除レバー41hを操作し、支持棒側ロック部41gの凸部を段差42cと係止させることで、背もたれ部42を、その位置に固定することができる。
このように本実施の形態のベビーカー1では、操作者等が背もたれ部42を所望の角度で固定することができるリクライニング機構を有するので、乳幼児等は、より快適に着座等することができる。
本実施の形態では、図1の座席部40を回転させ、その向きを変える場合、例えば、進行方向における前向きから、後向き、すなわち、操作者との対面状態にする場合は、先ず、図1の背もたれ部42を座面側41に倒す。
すると、図6に示すように、座面部41の係合カム41bが、同図の矢印C方向に移動して、座面支持本体24aとの係合が外れ、規制されない状態となる。
その後、座面部41を図2に示すように、座面支持本体24aから離間する方向に持ち上げ、図3に示すように、背もたれ部42と座面部41を相互に近接させた状態する。
この状態で、座席部40を回転部24cを中心に180度回転させ、座席部40の向きを変える。
その後、座面部41を座席支持本体24aに近接する方向に移動させ、座席支持本体24a上に戻した後に、背もたれ部42を座面部41から離間する方向に起こすと、図5の係合カム41bが矢印B方向に動き、座席支持本体24aに係合し、その動きが規制され、固定される。
このように、本実施の形態では、背もたれ部42を座面部41側に倒さない限り、係合カム41bと座席支持本体24aとの係合が外れず、固定状態を維持する構成となっている。
したがって、乳幼児等が座席部40に座っている状態では、座席部40は回転することはなく、ベビーカー1の走行中に座席部40が回転等するという事態の発生を未然に防ぐことができる。
また、本実施の形態では、座席部40が走行方向の正面側又は操作者の対面側に配置するように、座席支持本体24aに、係合カム41bを挿入する被係合切り欠き部24dが配置されているので、係合カム41bを被係合切り欠き部24dに挿入できる位置で、座席部40の回転を止めることで、精度良く所望の位置(正面向き状態又は対面状態)に位置決めすることができる構成となっている。
また、図8は、座席部40が、ベビーカー1のフレームに沿って上下方向に移動する状態を示す概略図である。
図8に示すように、ベビーカー1は、座席支持フレーム部24を保持するためのL字支持フレーム部25を備えている。この座席支持フレーム部24は、高さ調整部である例えば、ブラケット26を介して、L字支持フレーム部25に移動可能に接続されている。
すなわち、ブラケット26は、座席支持フレーム部24をL字支持フレーム部25の任意の位置で固定又は解除することができる構成となっている。
また、図8のブラケット26は、ブラケット26の上述の固定又は解除の動作を操作する制御ノブ26aを有している。
したがって、操作者は、図8の制御ノブ26aを操作して、ブラケット26の固定状態を解除することで、座席支持フレーム部24を、L字支持フレーム部25に沿って同図において上下方向に移動させることができる。
また、操作者は、このように、制御ノブ26aを操作することで、L字支持フレーム部25の任意の位置に、座席支持フレーム部24を移動させることができる構成ともなっている。
このように、本実施の形態によれば、ベビーカー1の操作者が、例えば、月齢の低い乳幼児をベビーカー1に乗せ、注意深く観察しながら移動したいときは、先ず、背もたれ部42を倒し、座面部24の係合凸部41bと座席支持本体24aとの係合を解除し、その後、座面部41及び背もたれ部42を図3に示すような状態にして、回転させ、座席部40を対面位置に固定する。
そして、図8の制御ノブ16aを操作して、この対面位置に配置された座席部40を支持する座席支持本体24aを有する座席支持フレーム部24を、L字支持フレーム部25に沿って上方に移動させ、上方で固定する。
これにより、操作者である乳幼児の保護者は、乳幼児を対面状態で、且つ自己に最も近い位置に座らせることができる。
一方、月齢が高い乳幼児や、大きく成長した幼児等で、ベビーカー1のL字支持フレーム部25の上方に座席部40を配置する必要がない場合で、対面状態にする必要がない場合は、操作者が、座席支持フレーム部24を、L字支持フレーム部25に沿って下げ、座席部40を正面向き状態にすることで、かかる要求に対応した乗車位置とすることができる。
このように、本実施の形態では、座席部40の上下移動と座席部40の回転を組み合わせることで、当該操作者及び乳幼児等の乗車者にとって最も好ましい位置を選ぶことができる構成となっている。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。
1・・・ベビーカー、11・・・前輪部、12・・・後輪部、21・・・脚フレーム部、22・・・ハンドフレーム部、23・・・連結部、24・・・座席支持フレーム部、24a・・・座席支持本体、24b・・・座席支持フレーム、24c・・・回転部、24d・・・被係合切り欠き部、25・・・L字支持フレーム部、26・・・ブラケット、26a・・・制御ノブ、30・・・ハンドル部、40・・・座席部、41・・・座面部、41a・・・境界部、41b・・・係合カム、41c・・・係合凸部、41d・・・カム支持部、41e・・・回転接続部、41f・・・リクライニング用支持棒、41g・・・支持棒側ロック部、41h・・・解除レバー、42・・・背もたれ部、42a・・・リクライニング用支持棒案内部、42b・・・貫通孔、42c・・・段部、43・・・ロック機構

Claims (4)

  1. 車輪を有する車輪部と、
    乗車者が着座する座席部と、
    利用者が操作するハンドル部と、
    前記車輪部、前記座席部及前記ハンドル部を支持するフレーム部と、を有し、
    前記車輪部は、前輪部と後輪部を備え、
    前記ハンドル部は、前記後輪部側に配置され、
    前記座席部が回転又は回動することで前記ハンドル部に対する向きが変化する構成となっており、
    前記座席部及び/又は前記フレーム部には、前記座席部を回転又は回動させるための回転部が形成され、
    前記フレーム部は、前記座席部を支持する座席支持フレーム部を有し、
    前記座席支持フレーム部には、前記回転部が形成され、
    前記座席部は、
    乗車者の臀部側を保持する座面部と、
    乗車者の背中側を保持する背もたれ部と、
    前記座面部と前記背もたれ部との境界部と、を有し、
    前記背もたれ部は、前記境界部を軸に前記座面部に近接する方向に移動可能であると共に、前記座面部は前記境界部を軸に前記背もたれ部に近接する方向に移動可能であり、
    前記背もたれ部と前記座面部を相互に近接させるように移動させた状態で、前記回転部と共に前記座席部を回転又は回動させる際に、これら前記背もたれ部及び前記座面部が、前記フレーム部に当接しない構成となっていることを特徴とする座席付手押し車。
  2. 前記座席部の移動を規制する規制手段を有し、前記規制手段は、前記座席部の回転又は回動を規制する回転規制手段と、前記座席部の前記座席支持フレームからの係脱を規制する係脱規制手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の座席付手押し車。
  3. 前記回転規制手段は、前記座面部に形成されている座面側係合部と、前記座席支持フレーム部に形成されているフレーム側係合部とを有し、
    前記係脱規制手段は、前記座面側係合部を有し、この座面側係合部と前記座席支持フレーム部が係合することで、前記座面部の前記座席支持フレームからの係脱が規制される構成となっており、
    前記座席部の前記背もたれ部を前記座面部に近接する方向に移動させることで前記係脱規制手段の規制が解除される構成となっていることを特徴とする請求項2に記載の座席付手押し車。
  4. 前記回転規制手段は、前記座席部の前記背もたれ部が前記ハンドル部側に位置するように規制し、又は前記座面部が前記ハンドル部側に位置するように規制する構成となっており、
    前記フレーム部には、前記座席部の位置を高さ方向に移動させるための高さ調整部が配置されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の座席付手押し車。
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