JP2009262800A - 車両用シート - Google Patents
車両用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009262800A JP2009262800A JP2008115621A JP2008115621A JP2009262800A JP 2009262800 A JP2009262800 A JP 2009262800A JP 2008115621 A JP2008115621 A JP 2008115621A JP 2008115621 A JP2008115621 A JP 2008115621A JP 2009262800 A JP2009262800 A JP 2009262800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- seat
- seat cushion
- center position
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
- B60N2/062—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable transversally slidable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】シートクッションを左右方向にスライドさせたとき、スライド範囲の中央位置を容易に識別することができる車両用シートを提供することを課題とする。
【解決手段】シートクッション1とシートバック2とから成り、シートクッション1が左右スライド機構20を介して車両フロアFの左右方向にスライド可能に組み付けられている車両用シートであって、左右スライド機構20は、下方に向けて湾曲状に形成され車両フロアF側に組み付けられるロアレール22と、このロアレール22にスライド可能に下方に向けて湾曲状に形成されシートクッション1側に組み付けられるアッパレール24とから構成されており、スライド範囲における最下点bは、そのスライド範囲の中央位置Cに設定されている。
【選択図】図2
【解決手段】シートクッション1とシートバック2とから成り、シートクッション1が左右スライド機構20を介して車両フロアFの左右方向にスライド可能に組み付けられている車両用シートであって、左右スライド機構20は、下方に向けて湾曲状に形成され車両フロアF側に組み付けられるロアレール22と、このロアレール22にスライド可能に下方に向けて湾曲状に形成されシートクッション1側に組み付けられるアッパレール24とから構成されており、スライド範囲における最下点bは、そのスライド範囲の中央位置Cに設定されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両用シートに関し、詳しくは、シートクッションとシートバックとから成り、シートクッションが左右スライド機構を介して車両フロアの左右方向にスライド可能に組み付けられている車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、例えば、特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、車両用シートは、そのシートクッションが左右スライド機構を介して車両フロアの左右方向にスライド可能に組み付けられている。これにより、シートクッションを車両フロアの左右方向の所望する位置にスライドさせることができる。
特開2005−1499号公報
しかしながら、上述した車両用シートでは、シートクッションを左右方向にスライドさせるとき、乗員はスライド範囲の中央位置を直ぐに識別することは困難であった。そのため、スライドさせたシートクッションを中央位置に戻す作業は、手間と時間を要する作業となっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、シートクッションを左右方向にスライドさせたとき、スライド範囲の中央位置を容易に識別することができる車両用シートを提供することを課題とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、シートクッションとシートバックとから成り、シートクッションが左右スライド機構を介して車両フロアの左右方向にスライド可能に組み付けられている車両用シートであって、左右スライド機構は、下方に向けて湾曲状に形成され車両フロア側に組み付けられるロアレールと、このロアレールにスライド可能に下方に向けて湾曲状に形成されシートクッション側に組み付けられるアッパレールとから構成されており、
スライド範囲における最下点は、そのスライド範囲の中央位置に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、シートクッションをスライド範囲の中央位置にスライドさせると、スライドの傾斜の変化によって、乗員はそのスライドに節度感を得ることができる。そのため、スライド範囲の中央位置を容易に識別することができる。
スライド範囲における最下点は、そのスライド範囲の中央位置に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、シートクッションをスライド範囲の中央位置にスライドさせると、スライドの傾斜の変化によって、乗員はそのスライドに節度感を得ることができる。そのため、スライド範囲の中央位置を容易に識別することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートであって、自身がスライド範囲の中央位置にあるとき、自身の重心位置のうち左右方向の重心位置は、スライド範囲の中央位置と一致するように設定されている。
この構成によれば、シートクッションをスライド範囲の中央位置にスライドさせるとき、車両用シートの自重を利用してスライドさせることができる。そのため、軽い力でシートクッションをスライドさせることができる。
この構成によれば、シートクッションをスライド範囲の中央位置にスライドさせるとき、車両用シートの自重を利用してスライドさせることができる。そのため、軽い力でシートクッションをスライドさせることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜2を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係る車両用シートの組み付けを示す分解斜視図である。図2は、図1の車両用シートのスライドを示す模式図である。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シートを基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1〜2を参照して、本発明の実施例に係る車両用シートを説明する。この車両用シートの例として、例えば、車両内に組み付けられた助手席を例に説明する。図1に示すように、助手席は、乗員の着座部となるシートクッション1と、乗員の背の凭れ部となりシートクッション1に対して傾動可能な公知のシートバック2と、このシートバック2の頂部に組み付けられてシートクッション1に着座した乗員の後頭部を支承する公知のヘッドレスト(図示しない)とから主として構成されている。以下に、これら構成部材のうち、シートクッション1の詳細構成を説明する。
シートクッション1は、その骨格を成す左右1対のクッションフレーム10、10と、この両クッションフレーム10に対し包着状に取り付けられるパッド部材12とから主として構成されている。このシートクッション1の構成部材のうち、両クッションフレーム10は、左右スライド機構20と、前後スライド機構30とを介して車両フロアFに組み付けられている。以下に、これら各機構20、30の詳細構成を個別に説明する。
まず、左右スライド機構20を説明する。左右スライド機構20は、下方に向けて湾曲状に形成された前後1対のロアレール22、22と、これらロアレール22、22に対してスライド可能に下方に向けて湾曲状に形成された前後1対のアッパレール24、24とから構成されている。両ロアレール22のうち、前側のロアレール22の左右端部は、後述する両組付ブラケット38の前端部にそれぞれ固着されている。
これと同様に、後側のロアレール22の左右端部は、後述する両組付ブラケット38の後端部にそれぞれ固着されている。また、両アッパレール24のうち、前側のアッパレール24の左右端部は、両クッションフレーム10の前端部にそれぞれ固着されている。これと同様に、後側のアッパレール24の左右端部も、両クッションフレーム10の後端部にそれぞれ固着されている。
ここで、図2に示すように、Aは左右方向のスライド範囲の右端位置を示しており、Bは左右方向のスライド範囲の左端位置を示しており、Cは左右方向のスライド範囲の中央位置を示している。これら右端位置Aと左端位置Bとの間で、シートクッション1、すなわち助手席を車両フロアFの左右方向にスライドさせることができる。このスライド範囲における最上点aは、スライド範囲の右端位置Aおよび左端位置Bに設定されており、スライド範囲における最下点bは、スライド範囲の中央位置Cに設定されている。なお、このスライド範囲の右端位置Aおよび左端位置Bは、中央位置Cを中心とする左右対称に設定されている。
また、左右スライド機構20には、シートクッション1を左端位置A、右端位置Bおよび中央位置Cでそれぞれロックさせるロック装置(図示しない)が設けられている。これにより、シートクッション1が左端位置A、右端位置Bおよび中央位置Cで不用意にスライドすることを防止できる。なお、車両用シートは、自身がスライド範囲の中央位置Cにあるとき、自身の重心位置のうち左右方向の重心位置がスライド範囲の中央位置Cと一致するように設定されている。
次に、図1に戻って、前後スライド機構30を説明する。前後スライド機構30は、左右1対のロアレール32、32と、これらロアレール32、32に対してスライド可能な左右1対のアッパレール34、34とから構成されている。両ロアレール32のうち、左側のロアレール32の前後端部は、レッグ36、36を介して車両フロアFにそれぞれ固着されている。これと同様に、右側のロアレール32の前後端部も、レッグ36、36を介して車両フロアFにそれぞれ固着されている。また、両アッパレール34には、上述した組付ブラケット38がそれぞれ固着されている。これにより、シートクッション1、すなわち助手席を車両フロアFの前後方向にスライドさせることができる。
続いて、図2を参照して、上述した構成から成る車両用シートの作用を説明する。まず、シートクッション1を左右方向のスライド範囲の中央位置Cから右端位置Aにスライドさせる場合を説明する。この場合、乗員はロック装置の解除を行った後に、自身の足を踏ん張って中腰姿勢を保ちながら、シートクッション1を中央位置Cから右端位置Aにスライドさせていく。シートクッション1が右端位置Aに到達すると、乗員はロック装置のロックを行ってシートクッション1を右端位置Aに保持させる。このようにして、乗員はシートクッション1を左右方向のスライド範囲の中央位置Cから右端位置Aにスライドさせることができる(図2において、左右の想像線のうち、左側の想像線に示す状態)。
次に、スライドさせたシートクッション1を右端位置Aから中央位置Cに戻す場合を説明する。この場合も、上述したスライドの説明と同様に、乗員は、ロック装置の解除を行った後に、自身の足を踏ん張って中腰姿勢を保ちながら、シートクッション1を右端位置Aから中央位置Cにスライドさせていく。なお、右端位置Aから中央位置Cまでは下り傾斜のスライドとなっており、中央位置Cから左端位置Bまでは上り傾斜のスライドとなっている。
これにより、シートクッション1を右端位置Aから中央位置Cに戻すとき、スライドの傾斜の変化によって、乗員はそのスライドに節度感を得ることができ、シートクッション1が中央位置Cに到達したことを識別できる。シートクッション1が中央位置Cに到達すると、乗員はロック装置のロックを行ってシートクッション1を中央位置Cに保持させる。このようにして、乗員はシートクッション1を左右方向のスライド範囲の右端位置Aから中央位置Cにスライドさせることができる。
これとは逆に、シートクッション1を左右方向のスライド範囲の中央位置Cから左端位置Bにスライドさせる場合、およびその戻しの場合も、上述したシートクッション1を左右方向のスライド範囲の中央位置Cから右端位置Aにスライドさせる場合の説明と同様に、乗員はシートクッション1を左右方向のスライド範囲の中央位置Cから左端位置Bにスライドさせることができる(図2において、左右の想像線のうち、左側の想像線に示す状態)。
本発明の実施例に係る車両用シートは、上述したように構成されている。この構成によれば、シートクッション1をスライド範囲の中央位置Cにスライドさせると(戻すと)、スライドの傾斜の変化によって、乗員はそのスライドに節度感を得ることができる。そのため、スライド範囲の中央位置Cを容易に識別することができる。
また、この構成によれば、シートクッション1をスライド範囲の中央位置Cにスライドさせるとき(戻すとき)、車両用シートの自重を利用してスライドさせることができる。そのため、軽い力でシートクッション1をスライドさせることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、車両用シートの例として、車両内に組み付けられた助手席を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、車両内に組み付けられる座席(例えば、運転席、後部席)であれば、どの座席であっても構わない。
実施例では、車両用シートの例として、車両内に組み付けられた助手席を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、車両内に組み付けられる座席(例えば、運転席、後部席)であれば、どの座席であっても構わない。
1 シートクッション
2 シートバック
20 左右スライド機構
22 ロアレー
24 アッパレール
40 リフトアップ機構
62 レバー
F 車両フロア
2 シートバック
20 左右スライド機構
22 ロアレー
24 アッパレール
40 リフトアップ機構
62 レバー
F 車両フロア
Claims (2)
- シートクッションとシートバックとから成り、シートクッションが左右スライド機構を介して車両フロアの左右方向にスライド可能に組み付けられている車両用シートであって、
左右スライド機構は、下方に向けて湾曲状に形成され車両フロア側に組み付けられるロアレールと、このロアレールにスライド可能に下方に向けて湾曲状に形成されシートクッション側に組み付けられるアッパレールとから構成されており、
スライド範囲における最下点は、そのスライド範囲の中央位置に設定されていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートであって、
自身がスライド範囲の中央位置にあるとき、自身の重心位置のうち左右方向の重心位置は、スライド範囲の中央位置と一致するように設定されている車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115621A JP2009262800A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115621A JP2009262800A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 車両用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009262800A true JP2009262800A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41389207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008115621A Pending JP2009262800A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009262800A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10736428B2 (en) * | 2018-05-25 | 2020-08-11 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat |
US10793042B2 (en) * | 2018-05-25 | 2020-10-06 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008115621A patent/JP2009262800A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10736428B2 (en) * | 2018-05-25 | 2020-08-11 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat |
US10793042B2 (en) * | 2018-05-25 | 2020-10-06 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6230590B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6286538B2 (ja) | 乗り物用シート | |
JP2015003632A (ja) | シートバック連動式オットマン装置 | |
JP6237467B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5706143B2 (ja) | シート | |
JP2011162059A (ja) | 車両用シート | |
JP2012086682A (ja) | 乗物用シート | |
KR20150027742A (ko) | 후방 절첩 동작을 갖는 절첩 및 닐링 시트 | |
JP2009262800A (ja) | 車両用シート | |
JP2015098235A (ja) | 車両用シート装置 | |
EP1997674B1 (en) | Tip-up type automotive seat | |
JP2009292407A (ja) | 車両用シート | |
JP2009292403A (ja) | 車両 | |
JP4506443B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP5629110B2 (ja) | 座席付手押し車 | |
JP6527555B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2009073241A (ja) | 車両用シート | |
JP2009285194A (ja) | 乗り物用シート | |
JP2009262796A (ja) | 車両用シート | |
JP2014210536A (ja) | シート装置 | |
JP2006193010A (ja) | シートクッション | |
US20180162236A1 (en) | Seat | |
JP5023574B2 (ja) | シート構造 | |
JP2009285193A (ja) | 乗り物用シート | |
JP5983354B2 (ja) | 車両用シート |