JP5628528B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5628528B2 JP5628528B2 JP2010019335A JP2010019335A JP5628528B2 JP 5628528 B2 JP5628528 B2 JP 5628528B2 JP 2010019335 A JP2010019335 A JP 2010019335A JP 2010019335 A JP2010019335 A JP 2010019335A JP 5628528 B2 JP5628528 B2 JP 5628528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- door member
- game board
- light
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
本発明は、可動体と遊技盤の発光部による光演出とが協働した一体感のある効果的な協働演出を実現可能なパチンコ機を得ることを目的とする。
なお、本明細書において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1の状態に遊技機枠1Aを置いて矢印Aで示す前側から見た場合に特定される方向である。
開閉枠2は、例えば、左側のヒンジ2a,2aで前側横方向に片開き可能かつ着脱可能(交換可能)に固定枠1に取付けられる。前扉4は、例えば、左側上部のヒンジ2b,2bで前側横方向に片開き可能かつ着脱可能(交換可能)に開閉枠2に取付けられる。皿構造体5は、例えば、左側下部のヒンジ2c,2cで前側横方向に片開き可能かつ着脱可能(交換可能)に開閉枠2に取付けられる。
前扉4は、前後方向に開放された窓4aを囲む額縁形状の枠部4bを備え、ガラス又は合成樹脂からなる光透過性を有する前面パネル4cが窓4aを後方から覆うように枠部4bの後面に取付けられた構成である。
皿構造体5は、発射操作機構(発射ハンドル)6、受皿7等を備える。
遊技基板3bは、例えば所定厚さの合成樹脂板やベニヤ板等により形成され、遊技基板3bの前面にはその遊技盤の遊技テーマにあわせた多種多様の装飾が施されるとともに、それらの装飾には複数の多色発光ダイオード(発光素子)が取付けられ、遊技状態や演出状態に対応した複数の色で発光して表示されるよう構成されている。遊技基板3bの中央部には遊技基板3bの前面と後面とを貫通する逃孔として機能する貫通孔3Dが形成されて、画像表示装置14の表示画面14aがこの貫通孔3Dから見えるよう構成されている。
前板3fは、透明アクリル板等の合成樹脂からなる光透過性を有した透明板により形成され、前板3fの中央部には前板3fの前面と後面とを貫通する逃孔として機能する貫通孔3Fが形成されて、画像表示装置14の表示画面14aがこの貫通孔3Fから見えるよう構成されている。
遊技基板3bの前面に設けられた装飾は、遊技基板3bの前面に施された模様や絵等の平面装飾、遊技基板3bの前面より突出する立体形状に形成された立体装飾を含んでいる。この立体装飾を避けるように前板3fが遊技基板3bの前面より離れた位置に設けられる。即ち、前板3fと遊技基板3bとが所定の間隔を隔てて互いに平行に配置された状態で図外の連結具により互いに連結される。
中央部装飾ユニット10は、透明又は半透明の合成樹脂材料を遊技テーマに合わせて所定の形状に成型し、所望の個所には所望の着色を施し、また、必要な個所は切り欠くことにより、これら透明材料、半透明材料、着色材料、切り欠き部等の各部材を通して、遊技基板3b上に施された各種装飾が垣間見えるように構成されている。そのため、これら中央部装飾ユニット10を形成する各部材を通して垣間見える遊技基板3b上に配設された装飾は、遊技者側から見ると中央部装飾ユニット10内の部材及び装飾の一部を構成することとなる。そして、遊技基板3b上に配設された固定発光部501〜516の該当個所の発光素子からの光を中央部装飾ユニット10の対応個所から遊技盤3の前方に向けて遊技者に視認可能に透過させることにより、遊技基板3b上の他の固定発光部501〜516の該当個所から放出され前板3fを透過する光と協働して効果的な演出を実行することができる。
中央部装飾ユニット10は、前板3fの貫通孔3Fを介して遊技基板3bの貫通孔3D内に入り込んで貫通孔3Dの孔壁に対向する筒壁を有した筒部10aと、筒部10aの後端に設けられて筒部10aの後端開口を塞ぐ透明パネル3dと、筒部10aの前端より筒部10aの径方向外側に延長して筒部10aの前縁開口を取り囲む装飾部10Wと、前板3fの前面に接触した状態で止ねじなどの取付具で前板3fの前面に取付けられる取付フランジ部10cとを備える。画像視認用の貫通孔として機能する筒部10aの筒孔10xと透明パネル3dとで遊技盤3における画像視認用の窓11が構成される。
中央部装飾ユニット10は、前板3fの前側から筒部10aが筒部10aの後端側より貫通孔3F,3D内に挿入され、取付フランジ部10cが前板3fの前面に接触した状態で止ねじ3kなどの取付具で前板3fの前面に取付けられることにより、前板3fに取付けられる。
第1始動入賞部品16、第2始動入賞部品17、可変入賞部品19、一般入賞部品20は、球を遊技領域から取り込んで遊技基板3bの後面側に排出する図外の球通路を備えた構造であり、当該球通路に球を検出するための球検出器を備えるとともにそれぞれ前板3fへの取付フランジ部16a,17a,19a,20aを備える。これら入賞部品は、前板3f及び遊技基板3bの前面と後面とに貫通するように前板3f及び遊技基板3bに形成された図外の逃孔内に球通路が挿入され、取付フランジ部16a,17a,19a,20aが前板3fの前面に接触した状態で止ねじなどの取付具で前板3fの前面に取付けられることにより、前板3fに取付けられる。
普通図柄始動部品18は、球を遊技領域9から取り込んで遊技領域9に排出する図外の球通路を備えた構造であり、当該球通路に球を検出するための球検出器を備えるとともに前板3fへの取付フランジ部18aを備える。普通図柄始動部品18は、取付フランジ部18aが前板3fの前面に接触した状態で止ねじなどの取付具で前板3fの前面に取付けられることにより、前板3fに取付けられる。
図42に示すように、第1始動入賞部品16に設けられる球検出器を第1始動入賞口センサ100と呼び、第2始動入賞部品17に設けられる球検出器を第2始動入賞口センサ101と呼び、普通図柄始動部品18に設けられた球検出器を始動ゲートセンサ106と呼び、可変入賞部品19に設けられる球検出器を大入賞口センサ107と呼び、一般入賞部品20に設けられる球検出器を一般入賞口センサ108と呼ぶ。
ガイドレール8は、内ガイドレール8aと外ガイドレール8bとを備え、前板3fの前面に取付けられた多数の遊技釘3Cや他の遊技部品10,16,17,18,19,20を取り囲むように前板3fの前面に図外の取付部材により取付けられる。
遊技盤3が遊技盤取付部3aに取付けられて前扉4が閉じられた状態において、遊技盤3の前面とガイドレール8と前扉4の前面パネル4cとで囲まれた領域が、遊技球が打ち込まれてパチンコ遊技が行われる遊技領域9となる。
発射装置109により発射された球を遊技領域9に導く発射通路8cが、遊技盤3の前面の左側において遊技盤3の中央寄りに位置する内ガイドレール8aと内ガイドレール8aの外側に位置する外ガイドレール8bとで挟まれた通路により形成される。
中央部装飾ユニット10における筒部10aの筒壁の下部内壁面にはステージと呼ばれる球転動部15が設けられる。
中央部装飾ユニット10における装飾部10Wは、上部にパチンコ機Pの固有名称を示したネーム部(図では消去)などを有した主要装飾部10Aを備え、右部にサーチライトを模した複数の発光装置10Bを備え、下部に球転動部15から第1始動入賞部品16の入賞口に球を誘導する誘導部10Cを備え、左部に球転動部15への球導入部10Dを備える。
中央部装飾ユニット10における装飾部10Wは、前板3fの前面より前方に突出する。遊技盤3が遊技盤取付部3aに取付けられて前扉4が閉じられた状態において、中央部装飾ユニット10の装飾部10Wの上部、右部、左側上部の外周壁の前端と前面パネル4cとの間の距離は1個の球(パチンコ球)の直径よりも小さく形成され、これにより、遊技領域9に発射された球は、中央部装飾ユニット10の上部、右部、左側上部を経由して球転動部15には入り込めないようになっている。中央部装飾ユニット10の装飾部10Wの右部の外周壁とガイドレール8との間で形成される球通路9aの通路幅は、1個の球の直径寸法R1より大きく、かつ、R1×2よりも小さい寸法に形成される。
球転動部15の中央部の下方に位置する遊技領域9には、第1始動入賞部品16と第2始動入賞部品17とが上下縦一列に並んで設けられている。第1始動入賞部品16は例えば上面に入賞孔が開口される単純構造の始動入賞部品である。第2始動入賞部品17は例えば一対の開閉体により入賞口が開閉する電動チューリップ構造の始動入賞部品である。
中央部装飾ユニット10の左側方の遊技領域9には普通図柄始動部品18が設けられている。
回転板23は、円弧状の外周を有した板の中央部に板の前面と後面との貫通する貫通孔33を有し、円弧状の外周にリングギヤ36を備えた構成である。回転板23の前面には回転板23の前面の大部分を覆う例えば合成樹脂により形成された装飾カバー38が設けられる。図5に示す90は、回転板23とこの回転板23の前面の大部分を覆う装飾カバー38との組立品である。
扉部材40Aは、回転板23の後面に配置された第1の可動体としての左扉部材40と第2の可動体としての右扉部材41とにより構成され、左扉部材40と右扉部材41とが扉部材駆動機構40Bにより回転板23の貫通孔33の左右の中心位置を基準として左右に移動可能に構成され、ケース22内のそれぞれの部材収容凹部22xと貫通孔33の中心位置との間を出没する。左扉部材40と右扉部材41とが、回転板23の貫通孔33の左右の中心位置(回転板23の回転中心Oを含む)を通る垂線L(図3参照)を中心として左右線対称な形状である。例えば、左扉部材40及び右扉部材41は、上下長が回転板23の貫通孔33の上下長よりも長く、左右長が回転板23の貫通孔33の左右長の1/2よりも短い縦長長方形状に形成される。
扉部材駆動機構40Bにより、左扉部材40が右方向に移動して右扉部材41が左方向に移動することによってこれら左扉部材40と右扉部材41とが回転板23の貫通孔33の左右の中心位置を通る垂線Lの位置で互いに接触し、かつ、左扉部材40が左方向に移動することによって左扉部材40のすべてが貫通孔33の後側に位置しないように移動し、右扉部材41が右方向に移動することによって右扉部材41のすべてが貫通孔33の後側に位置しないように移動する。つまり、左扉部材40及び右扉部材41は、垂線Lの位置と回転板23の後側に隠れてパチンコ機の前方から視認できない位置との間を左右に往復移動可能に構成される。即ち、左扉部材40及び右扉部材41は、それぞれ、回転板23の貫通孔33の左右の中心位置と回転板23の後側に隠れる位置との間で往復移動可能に構成されることによって、遊技盤取付部3aに取付けられた状態の遊技盤3の前方から見た場合に、回転板23の貫通孔33の内外に出没可能に制御される可動体である。
つまり、遊技盤3に形成されて表示画面14aを目視可能とする筒孔10x及び貫通孔33の内外に出没して遊技盤3の前方から見た場合に表示画面14aの少なくとも一部である中央部を遮る状態と表示画面14aを遮らない状態とに移動可能な左扉部材40及び右扉部材41を備えたので、演出制御装置103により、左扉部材40及び右扉部材41の動きと表示画面14aに表示される画像とによる効果的な多重演出を行える。
また、可動体としての扉部材40Aは、遊技盤取付部3aに取付けられた状態の遊技盤3の前方に向かって発光するように設けられた可動体の発光部として、図31〜図36,図42に示すように、直線状発光部としての第1小発光部301,302、第2小発光部401,402、第1縁発光部303、第2縁発光部403を備えるとともに、図32,図42に示すように、点状発光部としての第1小発光部305、第2小発光部405を備える。
前面に装飾カバー38を備えるとともに後面側に扉部材駆動機構40B及び扉部材40Aを備えた回転板23は、回転板23の後面とケース22の取付板22bの前面とが向き合う状態で取付板22bの前面に回転可能に取付けられる。この回転板22と取付板22bとの回転可能な取付構造については後述する。
回転板回転駆動機構40Cは、回転板23に設けられたリングギヤ36と、回転駆動源としての回転駆動モータ29と、回転駆動モータ29の回転力を回転板23のリングギヤ36に伝達する回転力伝達手段としての減速ギヤ列30とにより構成される。
回転姿勢検出機構40Dは、回転板23の後面の外周縁に設けられた被検出体としての遮光板37と、ケース22の取付板22bの前面に設けられた検出器としてのフォトインタラプタ25,26(図14参照)とにより構成される。
また、中央部装飾ユニット10の筒部10aの筒断面形状及び大きさ、前板3fの貫通孔3Fの形状及び大きさ、遊技基板3bの貫通孔3Dの孔の形状及び大きさ、回転板23の貫通孔33の孔の形状及び大きさ、ケース22の貫通孔22aの孔の形状及び大きさが、遊技盤収容凹部3xの貫通孔3cの孔の形状及び大きさと対応するように形成され、かつ、中央部装飾ユニット10の筒部10aの中心、前板3fの貫通孔3Fの中心、遊技基板3bの貫通孔3Dの中心、回転板23の貫通孔33の中心、ケース22の貫通孔22aの中心が、遊技盤収容凹部3xの貫通孔3cの中心と一致するように、これら部品が配置される。
具体的には、例えば、前板3fの貫通孔3F、遊技基板3bの貫通孔3D、遊技盤収容凹部3xの貫通孔3c、回転板23の貫通孔33、ケース22の貫通孔22aが、同じ形状及び大きさに形成されて、かつ、画像表示装置14の表示画面14aよりも一回り小さい大きさに形成される。中央部装飾ユニット10の筒部10aが前板3fの貫通孔3F、遊技基板3bの貫通孔3Dに挿入可能な大きさに形成される。
そして、中央部装飾ユニット10の筒部10a、前板3fの貫通孔3F、遊技基板3bの貫通孔3D、遊技盤収容凹部3xの貫通孔3c、回転板23の貫通孔33、ケース22の貫通孔22aの中心と表示画面14aの中心と回転板23の回転中心Oとが一致するように、これらが配置される。
以上により、遊技者が、遊技盤3の画像視認孔として機能する中央部装飾ユニット10の筒部10aの筒孔10x、及び、回転板23の画像視認孔として機能する貫通孔33を通して、回転板23及び扉部材40Aによる動き演出と表示画面14aに表示される画像演出とを目視可能なパチンコ機となる。
即ち、遊技盤3の前方に向かって発光するように設けられた直線状発光部は、回路基板202上に所定間隔を隔てて一直線上に設置された複数の発光部材としての発光素子と、発光素子の光を前方に透過させる前板部201とにより構成される。
即ち、遊技盤3の前方に向かって発光するように設けられた点状発光部は、回路基板202上に接近して置された複数の発光部材としての発光素子と、発光素子の光を前方に透過させる前板部201とにより構成される。
点状発光部は、回路基板202上に点在するように設置された個々の発光素子と、これら発光素子の光を前方に透過させる前板部201とにより構成されてもよい。即ち、点状発光部は、1個の発光素子と前板部201とにより形成された構成でもよい。
そこで、図45,図46では、遊技盤3の中央部装飾ユニット10等の遊技部品や釘3Cなどを省略して遊技基板3bの前面に設けられた複数の固定発光部501〜516と表示画面14aと扉部材40Aとの関係がわかるようにパチンコ機Pの前方から見た状態を簡略化した図を示した。
複数の固定発光部501〜516は同様の構成である。固定発光部501〜516は、それぞれ、図45に示すように、遊技基板3bの前面に設けられた凹部603と、凹部603の底面に設置された複数の発光素子601から構成された発光素子列600(図45では、固定発光部501以外の固定発光部の発光素子601の図示を省略してある)と、発光素子列600を覆うように凹部603に取付けられた導光前面カバー602とにより構成される。凹部603は、遊技基板3bの前面上において例えば貫通孔3Dの中心(回転板23の回転中心O)より放射状に延長する線を中心線として貫通孔3Dの孔縁3Eより遊技基板3bの外周側に延長した構成である。凹部603の幅は、例えば、一定幅、又は、図45に示すように貫通孔3Dの中心から遊技基板3bの外周側に向けて漸次幅広となるように形成される。発光素子列600は、例えば、複数の発光素子601が上記中心線上に所定間隔を隔てて配置された構成である。導光前面カバー602は発光素子の光を遊技盤3の前方に透過させる材料により形成される。導光前面カバー602は、例えば、凹部603に嵌め込まれて前面が、遊技基板3bの前面と同一面となるか又は遊技基板3bの前面より後方に位置するように設けられる。
例えば、遊技盤3が遊技盤取付部3aに取付けられた状態において、図45に示すように、固定発光部501が貫通孔3Dの中心から真上に延長する線を中心線とした固定発光部に形成され、互いに隣り合う固定発光部の中心線と中心線とが貫通孔3Dの中心を中心として所定角度(例えば22.5°)を隔てた構成とされる。
尚、固定発光部516は、遊技盤3が遊技盤取付部3aに取付けられた状態において、図45に示すように、例えば、貫通孔3Dの中心から真下に延長する線を中心線とし、かつ、第1始動入賞部品16の入賞口まで延長するような固定発光部に形成されてもよい。
図25に示すように、装飾ケース200の上部には前板部201の縁部から後方に突出して形成された壁部200aを有する。この壁部200aの右側には、切欠き状の導出部200bが設けられている。フラットケーブル271は、装飾ケース200の内部からその導出部200bを通じて装飾ケース200の上方に導出され、回路基板274上のコネクタ274aに接続されている。
図37に示すように、回路基板202と装飾ケース200の前板部201との間隔内にはコネクタ202aが配されている。このコネクタ202aは回路基板202の前面(図37の下側の面)に取付けられており、発光素子列221,231,241及び発光素子群250のそれぞれを構成する発光素子のすべてに電気的に接続されている。図38に示すように、コネクタ202aに対しフラットケーブル271の端部は、このフラットケーブル271の幅方向が装飾ケース200の前板部201に平行な状態で電気的に接続されている。スペーサ203は前記壁部200aに対向して位置する端部203fを有し、これら壁部200a及び端部203fによりフラットケーブル271を挟持する挟持部275が構成されている。この挟持部275には、回路基板274とコネクタ202aとの間に位置するフラットケーブル271の中間部が配される。
主制御装置102は、当り外れ抽選を行うための抽選カウンタと、乱数値と当り外れ情報及び演出時間情報とが対応付けられた当り外れ参照テーブルとを備え、始動入賞信号の入力タイミングで抽選カウンタのカウント値を乱数値として取得し、この取得した乱数値を当り外れ参照テーブルに照らし合わせて当り外れ情報を取得する。
主制御装置102は、普通図柄抽選を行うための抽選カウンタと、乱数値と当り外れ情報とが対応付けられた普通図柄参照テーブルとを備え、遊技領域に発射された球の普通図柄始動部品への入賞信号の始動入賞の入力タイミングで抽選カウンタのカウント値を乱数値として取得し、この取得した乱数値を普通図柄参照テーブルに照合して普通図柄の当り外れ情報を取得する。普通図柄抽選により主制御装置102が普通図柄の当りの確定を認識した場合には、主制御装置102が例えば第2始動入賞部品17の電動チューリップの開閉体の開閉駆動源を作動させて開閉体を数回開閉させる(例えば、0.6秒間、2回開閉させる)。
演出制御装置103は、大当り演出やスーパーリーチ演出を含む複数の演出パターン情報の中からある特定の演出パターン情報に基づいて、左扉部材40と右扉部材41とを垂線Lの位置で当接させた状態から回転板23を回転させることで扉部材40Aを傾かせた状態とし、当該傾かせた状態において扉部材40Aに設けられた第1縁発光部303、第2縁発光部403を発光させるとともに、遊技盤取付部3aに取付けられた遊技盤3の前方から見て上記発光させる第1縁発光部303及び第2縁発光部403と連続する位置にある固定発光部を発光させる制御を行う。
即ち、演出制御装置103は、遊技盤取付部3aに取付けられた遊技盤3の前方から見て扉部材40Aの可動発光部が遊技盤3の固定発光部と直線状又は曲線状に連続するように目視される特定位置に扉部材40Aを駆動制御するとともに、扉部材40Aが特定位置に位置された場合に、連続する扉部材40Aの可動発光部と遊技盤3の固定発光部とを共に発光させる協働光演出を行う。
即ち、扉部材40Aは、駆動手段としての扉部材駆動機構40Bにより、一方の扉部材が表示画面14aの前面で表示画面14aに平行に駆動演出され、他方の扉部材が収納部としての部材収容凹部22xに収納された状態で演出される場合がある。
つまり、可動体としての扉部材40Aの左扉部材40及び右扉部材41は、表示画面14aの前方(前面)で表示画面14aの少なくとも一部を遮る位置と表示画面14aを遮らない位置との間で移動可能に構成されるとともに、表示画面14aの少なくとも一部を遮る位置を移動しながら前方に向かって光を発光する発光素子を有した可動発光部を備えたものである。
これらの際、演出制御装置103は、ある特定の演出パターン情報に基づいて、直線状発光部の複数の発光素子や点状発光部の複数の発光素子をすべて発光させる全発光演出、又は、直線状発光部の複数の発光部材や点状発光部の複数の発光素子のうちの個々の発光素子を単独で発光させる単独発光演出を行うので、発光素子による発光、消光、点滅による演出パターンを増やせ、これにより、左扉部材40や右扉部材41の所々で光の強弱や色や発光パターンなどの違いを出すことができるので、表示画面14aに表示する画像による画像演出と関連性のある光演出を行える可能性が増えるので、表示画面14aに表示する画像による画像演出と関連性や一体感のある効果的な光演出を行えるようになる。
主制御装置102が電力供給で起動し、受皿7に球が入れられた状態において、遊技者が発射操作機構6を操作すると、主制御装置102が発射装置109を駆動し、発射装置109が受皿7から供給された球を1個ずつ発射操作機構6による操作量に応じた発射力で遊技領域9に向けて発射する。
遊技領域9に発射された球が第1始動入賞部品16又は第2始動入賞部品17に入賞(始動入賞)すると、主制御装置102は、第1始動入賞口センサ100又は第2始動入賞口センサ101からの始動入賞検出信号を入力したタイミングで抽選カウンタから乱数値を取得し、取得した乱数値を当り外れ参照テーブルに照合して当り外れ情報及び演出時間情報を取得し、当該乱数値と当り外れ情報と演出時間情報とを記憶装置に記憶する。主制御装置102は、記憶装置に記憶された乱数値を演出制御装置103に送信する。
さらに、演出制御装置103は、遊技盤3の前方から見て扉部材40Aの可動発光部が遊技盤3の固定発光部と直線状又は曲線状に連続するように目視される特定位置に扉部材40Aを駆動制御するとともに、扉部材40Aが特定位置に位置された場合に、連続する可動発光部と固定発光部とを共に発光させる協働光演出を行うので、扉部材40Aの動きと当該協働光演出とが関連した一連の連続した演出を実現できるようになる。
また、演出制御装置103は、扉部材40Aを、遊技者が画像視認孔を介して目視可能な位置と目視できない位置とに制御するとともに、回転板23を表示画面14aの前方で回転させるので、表示画面14aに表示される画像演出と扉部材40A及び回転板23の動き演出とによる一体感及び立体感のある演出を画像視認孔を介して遊技者に見せることが可能となる。
また、回転板23が回転制御されることにより遊技者が画像視認孔を介して目視可能な表示画面14aの領域が変動する。また、扉部材40Aが開閉制御されることで遊技者が画像視認孔を介して目視可能な表示画面14aの領域が変動する。よって、目視可能な表示画面14aの領域が変動するような演出を遊技者に見せることが可能となる。
また、回転板23を設けなくともよく、この場合、表示画面14aの前方に現れて表示画面14aの少なくとも一部を遮る状態と表示画面14aの前方より外れて表示画面14aを遮らない状態とに可動可能に構成された可動体を設ければよい。
3D 貫通孔(開口)、10 中央部装飾ユニット(役物装置)、
10x 筒孔(孔)、14 画像表示装置、14a 表示画面、
23 回転板、33 貫通孔(孔)、40A 扉部材(可動体)、
40B 扉部材駆動機構(駆動手段)、40C 回転板回転駆動機構(駆動手段)、
40 左扉部材(第1の可動体)、41 右扉部材(第2の可動体)、
103 演出制御装置(制御手段)、
301,302 第1小発光部(可動体の発光部)、
401,402 第2小発光部(可動体の発光部)、
303 第1縁発光部(可動体の発光部)、
403 第2縁発光部(可動体の発光部)、
501〜516 固定発光部(遊技盤の発光部)。
Claims (1)
- 演出画像を表示画面に表示する画像表示装置と、
前面に遊技球が打ち込まれる遊技領域が形成されるとともに、前記画像表示装置の前方に配置されて表示画面を視認可能にする孔を有する遊技盤と、
この遊技盤の後方と前記画像表示装置の前方との間に配置され、前記画像表示装置の表示画面の前面に出没して前記遊技盤の前方から見た場合に前記表示画面の少なくとも一部を遮る状態と前記表示画面を遮らない状態とに移動可能な可動体と、
前記可動体を載置して前記遊技盤の盤面に平行な面内で回転駆動可能に設けられるとともに、前記画像表示装置の表示画面を目視可能とする孔を有した回転板と、
前記可動体及び前記遊技盤の双方に設けられ、それぞれ前記遊技盤の前方に向かって発光するように設けられた複数の発光部と、
これら複数の発光部を選択的に発光させて光演出を制御する演出制御装置とを備え、
前記可動体は、前記画像表示装置の表示画面に平行に第1の可動体と第2の可動体とが対向して設けられるとともに、前記回転板の孔を前記画像表示装置の表示画面に平行に開閉可能なように第1の可動体と第2の可動体とが対向して設けられ、
前記演出制御装置は、前記遊技盤の前方から見て前記可動体の発光部が前記遊技盤の発光部と直線状又は曲線状に連続するように目視される特定位置に前記可動体を駆動制御するとともに、前記可動体が前記特定位置に位置された場合に、連続する前記可動体の発光部と遊技盤の発光部とを共に発光させる協働光演出を行うことを特徴とするパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010019335A JP5628528B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010019335A JP5628528B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011156102A JP2011156102A (ja) | 2011-08-18 |
JP5628528B2 true JP5628528B2 (ja) | 2014-11-19 |
Family
ID=44588635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010019335A Expired - Fee Related JP5628528B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5628528B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5869981B2 (ja) * | 2012-07-31 | 2016-02-24 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5863592B2 (ja) * | 2012-07-31 | 2016-02-16 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5575197B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2014-08-20 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP6181424B2 (ja) * | 2013-05-21 | 2017-08-16 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP5805800B2 (ja) * | 2014-01-17 | 2015-11-10 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5805801B2 (ja) * | 2014-01-17 | 2015-11-10 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2015091356A (ja) * | 2014-12-24 | 2015-05-14 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5996684B2 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-09-21 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP2015164679A (ja) * | 2015-06-25 | 2015-09-17 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP6120462B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-04-26 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6257002B2 (ja) * | 2016-05-16 | 2018-01-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2016172100A (ja) * | 2016-07-04 | 2016-09-29 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP6308635B2 (ja) * | 2016-12-14 | 2018-04-11 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4241253B2 (ja) * | 2003-07-24 | 2009-03-18 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP5102457B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2012-12-19 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP2009005768A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP5024761B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2012-09-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2009060978A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Nippon Pachinko Buhin Kk | 遊技機 |
JP2009100915A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2009125300A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2009240433A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP5183548B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-04-17 | 株式会社オリンピア | 遊技機の演出装置 |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2010019335A patent/JP5628528B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011156102A (ja) | 2011-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5628528B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP5592660B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5581070B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5719513B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4660302B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5160968B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5330950B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5980663B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5923562B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5318718B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP5618527B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009195390A (ja) | 電飾装置、遊技盤、及びパチンコ遊技機 | |
JP5662031B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP6085231B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2015213565A (ja) | 遊技機 | |
JP5681244B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6097206B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5049370B2 (ja) | 発光ユニット | |
JP5094677B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP4678510B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007209662A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2021112247A (ja) | 遊技機用演出表示装置及びこれを用いた遊技機 | |
JP5082071B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5382595B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2015221176A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131018 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140827 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140930 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5628528 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |