JP5627775B2 - 無線通信装置 - Google Patents
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Description
この発明は、車両などの移動体に設置され、複数の周波数チャネルの中から任意の周波数チャネルを選択し、その周波数チャネルを使用して無線通信を実施する無線通信装置に関するものである。
異なる車両に設置されている複数の無線通信装置の間で無線通信を実施する場合、他の無線通信との干渉の発生を回避するために、チャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出し、無線通信に用いる周波数チャネルを空きチャネルに変更する周波数チャネルの切替制御を実施する。
例えば、以下の特許文献1には、車内の無線通信において、通信状況に応じて適切に周波数チャネルを変更する方法が開示されている。
即ち、現在使用している周波数チャネルの特性として、画像データの品質を測定し、その測定期間を車両の移動速度に応じて変更する。具体的には、車両の移動速度が速いほど、測定期間が長くなるように変更する。
このように、車両の移動速度に応じて測定期間を変更することで、測定精度が向上するため、通信状況に応じた周波数チャネルの切替が可能になる。
即ち、現在使用している周波数チャネルの特性として、画像データの品質を測定し、その測定期間を車両の移動速度に応じて変更する。具体的には、車両の移動速度が速いほど、測定期間が長くなるように変更する。
このように、車両の移動速度に応じて測定期間を変更することで、測定精度が向上するため、通信状況に応じた周波数チャネルの切替が可能になる。
特開2010−068351号公報(段落番号[0037]、図7)
従来の無線通信装置は以上のように構成されているので、画像データの品質の測定期間を車両の移動速度に応じて変更することで、適切に周波数チャネルを変更している。しかし、画像データの品質が劣化した場合に周波数チャネルを変更するものであるため、周波数チャネルを変更する時点では、既に通信状況が悪化しており、通信への影響が大きい課題があった。
また、画像データの品質の測定期間は車両の移動速度に応じて変更しているが、周波数チャネルを変更するタイミングは車両の移動速度と無関係であるため、干渉による通信の影響時間が短い状況下(車両の移動速度が速い場合)でも、頻繁に周波数チャネルを変更してしまうことがある課題があった。
また、画像データの品質の測定期間は車両の移動速度に応じて変更しているが、周波数チャネルを変更するタイミングは車両の移動速度と無関係であるため、干渉による通信の影響時間が短い状況下(車両の移動速度が速い場合)でも、頻繁に周波数チャネルを変更してしまうことがある課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、干渉による通信の影響の増大を招くことなく、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる無線通信装置を得ることを目的とする。
この発明に係る無線通信装置は、周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する無線通信部と、無線通信部により検出された周波数チャネルを示す周波数チャネル情報を保持する周波数チャネル情報保持部と、設置されている移動体の動きを示す走行情報を取得する走行情報取得部とを設け、切替制御部が、周波数チャネル情報保持部により保持されている周波数チャネル情報と走行情報取得部により取得された走行情報に応じて、無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施するようにしたものである。
この発明によれば、周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する無線通信部と、無線通信部により検出された周波数チャネルを示す周波数チャネル情報を保持する周波数チャネル情報保持部と、設置されている移動体の動きを示す走行情報を取得する走行情報取得部とを設け、切替制御部が、周波数チャネル情報保持部により保持されている周波数チャネル情報と走行情報取得部により取得された走行情報に応じて、無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施するように構成したので、干渉による通信の影響の増大を招くことなく、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による無線通信装置を示す構成図である。
図1の無線通信装置は、車両に設置されており、複数の周波数チャネルの中から任意の周波数チャネルを選択し、その周波数チャネルを使用して、他の車両に設置されている他の無線通信装置と無線通信を実施する装置である。
図1はこの発明の実施の形態1による無線通信装置を示す構成図である。
図1の無線通信装置は、車両に設置されており、複数の周波数チャネルの中から任意の周波数チャネルを選択し、その周波数チャネルを使用して、他の車両に設置されている他の無線通信装置と無線通信を実施する装置である。
図1において、無線通信部1は例えば変調器や復調器などを搭載している通信機器から構成されており、切替制御部4により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、その無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する処理を実施する。
周波数チャネル情報保持部2は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、無線通信部1により検出された周波数チャネルを示す周波数チャネル情報を保持する。
なお、周波数チャネル情報には、無線通信部1により検出された周波数チャネルを示す情報の他、その周波数チャネルの受信信号強度を示す情報も含んでいる。
周波数チャネル情報保持部2は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、無線通信部1により検出された周波数チャネルを示す周波数チャネル情報を保持する。
なお、周波数チャネル情報には、無線通信部1により検出された周波数チャネルを示す情報の他、その周波数チャネルの受信信号強度を示す情報も含んでいる。
走行情報取得部3は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、当該無線通信装置が設置されている車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度などを取得する処理を実施する。
切替制御部4は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報と走行情報取得部3により取得された走行情報に応じて、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
即ち、切替制御部4は、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施しないが、その走行速度Vが速度閾値Vth未満であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルを選択して、その選択した周波数チャネルを無線通信部1に指示する切替制御を実施する。
切替制御部4は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報と走行情報取得部3により取得された走行情報に応じて、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
即ち、切替制御部4は、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施しないが、その走行速度Vが速度閾値Vth未満であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルを選択して、その選択した周波数チャネルを無線通信部1に指示する切替制御を実施する。
図1の例では、無線通信装置の構成要素である無線通信部1、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3及び切替制御部4のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、無線通信装置の全部又は一部がコンピュータで構成されていてもよい。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部1、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3及び切替制御部4の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部4)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部4の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図2はこの発明の実施の形態1による無線通信装置の切替制御部4の処理内容を示すフローチャートである。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部1、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3及び切替制御部4の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部4)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部4の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図2はこの発明の実施の形態1による無線通信装置の切替制御部4の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
無線通信部1は、後述する切替制御部4により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部1は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部1は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
無線通信部1は、後述する切替制御部4により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部1は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部1は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する。
走行情報取得部3は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
走行情報取得部3は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
切替制御部4は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報を取得する(ステップST1)。
切替制御部4は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST2)。
切替制御部4は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST2)。
切替制御部4は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていなければ、干渉による通信の影響を受けないため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST3)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST4)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST4)。
切替制御部4は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth未満であれば、干渉による通信の影響を受ける可能性が低いため(干渉による通信の影響を受けても、その影響は小さいと考えられる)、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST3)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得する(ステップST5)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得する(ステップST5)。
切替制御部4は、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得すると、その車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であるか否かを判定する(ステップST6)。
切替制御部4は、車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であれば、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST3)。
切替制御部4は、車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であれば、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST3)。
一方、車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth未満であれば、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が長く、干渉による通信の影響時間が長いと考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更する。
即ち、切替制御部4は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST7)。
即ち、切替制御部4は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST7)。
切替制御部4は、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更する場合、新たに選択した周波数チャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力し、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない場合、その周波数チャネルと同じチャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力する(ステップST8)。
以後、無線通信部1は、切替制御部4から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以後、無線通信部1は、切替制御部4から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する無線通信部1と、無線通信部1により検出された周波数チャネルを示す周波数チャネル情報を保持する周波数チャネル情報保持部2と、設置されている車両の動きを示す走行情報を取得する走行情報取得部3とを設け、切替制御部4が、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報と走行情報取得部3により取得された走行情報に応じて、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施するように構成したので、干渉による通信の影響の増大を招くことなく、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる効果を奏する。
即ち、切替制御部4が、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施せず、その走行速度Vが速度閾値Vth未満である場合に限り、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施するように構成したので、干渉による通信の影響時間が短い状況下(車両の走行速度が速い場合)では、周波数チャネルの切替が行われなくなり、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる効果を奏する。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
周波数チャネル情報保持部5は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する。
なお、周波数チャネル情報保持部5は、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する際、その無線通信部1による上記周波数チャネルの検出回数Cを記録する。
図3はこの発明の実施の形態2による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
周波数チャネル情報保持部5は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する。
なお、周波数チャネル情報保持部5は、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する際、その無線通信部1による上記周波数チャネルの検出回数Cを記録する。
切替制御部6は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、周波数チャネル情報保持部5により保持されている周波数チャネル情報と走行情報取得部3により取得された走行情報に応じて、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
即ち、切替制御部6は、無線通信部1が使用する周波数チャネルを変更する場合、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど大きな干渉検出閾値Cthを設定し、周波数チャネル情報保持部5により記録されている検出回数Cが干渉検出閾値Cthを上回る周波数チャネルを選択対象から除外し、その周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、無線通信部1が使用する周波数チャネルを選択する処理を実施する。
即ち、切替制御部6は、無線通信部1が使用する周波数チャネルを変更する場合、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど大きな干渉検出閾値Cthを設定し、周波数チャネル情報保持部5により記録されている検出回数Cが干渉検出閾値Cthを上回る周波数チャネルを選択対象から除外し、その周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、無線通信部1が使用する周波数チャネルを選択する処理を実施する。
図3の例では、無線通信装置の構成要素である無線通信部1、周波数チャネル情報保持部5、走行情報取得部3及び切替制御部6のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、無線通信装置の全部又は一部がコンピュータで構成されていてもよい。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部1、周波数チャネル情報保持部5、走行情報取得部3及び切替制御部6の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部6)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部6の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図4はこの発明の実施の形態2による無線通信装置の切替制御部6の処理内容を示すフローチャートである。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部1、周波数チャネル情報保持部5、走行情報取得部3及び切替制御部6の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部6)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部6の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図4はこの発明の実施の形態2による無線通信装置の切替制御部6の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
無線通信部1は、後述する切替制御部6により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部1は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部1は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部5に出力する。
無線通信部1は、後述する切替制御部6により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部1は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部1は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部5に出力する。
周波数チャネル情報保持部5は、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する。
また、周波数チャネル情報保持部5は、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する際、その無線通信部1による周波数チャネルの検出回数Cを記録する。
周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルとして、例えば、周波数チャネルch1と周波数チャネルch2が検出された場合、記録している周波数チャネルch1,ch2の検出回数Cをそれぞれインクリメントする。
なお、使用可能な1以上の周波数チャネルの中で、無線通信部1により一度も検出されていない周波数チャネルの検出回数Cは“0”が記録されている。
走行情報取得部3は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
また、周波数チャネル情報保持部5は、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する際、その無線通信部1による周波数チャネルの検出回数Cを記録する。
周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルとして、例えば、周波数チャネルch1と周波数チャネルch2が検出された場合、記録している周波数チャネルch1,ch2の検出回数Cをそれぞれインクリメントする。
なお、使用可能な1以上の周波数チャネルの中で、無線通信部1により一度も検出されていない周波数チャネルの検出回数Cは“0”が記録されている。
走行情報取得部3は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
切替制御部6は、周波数チャネル情報保持部5により保持されている周波数チャネル情報を取得する(ステップST11)。
切替制御部6は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST12)。
切替制御部6は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST12)。
切替制御部6は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていなければ、干渉による通信の影響を受けないため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST13)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST14)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST14)。
切替制御部6は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth未満であれば、干渉による通信の影響を受ける可能性が低いため(干渉による通信の影響を受けても、その影響は小さいと考えられる)、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST13)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得する(ステップST15)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得する(ステップST15)。
切替制御部6は、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得すると、その車両の走行速度Vが速いほど大きな干渉検出閾値Cthを設定する(ステップST16)。
ここでは、車両の走行速度Vが速ければ、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられるため、走行速度Vが速いほど大きな干渉検出閾値Cthを設定している。
ここでは、車両の走行速度Vが速ければ、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられるため、走行速度Vが速いほど大きな干渉検出閾値Cthを設定している。
切替制御部6は、干渉検出閾値Cthを設定すると、周波数チャネル情報保持部5により記録されている各周波数チャネル(使用可能な1以上の周波数チャネル)の検出回数Cと干渉検出閾値Cthを比較し(ステップST17)、その検出回数Cが干渉検出閾値Cthを上回っている周波数チャネルは、干渉を受ける可能性が高い周波数チャネルであると判断し、その周波数チャネルを使用不可チャネルに設定する(ステップST18)。
一方、その検出回数Cが干渉検出閾値Cth未満の周波数チャネルは使用可能チャネルに設定する(ステップST19)。
一方、その検出回数Cが干渉検出閾値Cth未満の周波数チャネルは使用可能チャネルに設定する(ステップST19)。
切替制御部6は、使用可能チャネルに設定している周波数チャネル(使用不可チャネルに設定していない周波数チャネル)の中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST20)。
切替制御部6は、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更する場合(周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれており、かつ、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合)、新たに選択した周波数チャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力し、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない場合、その周波数チャネルと同じチャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力する(ステップST21)。
以後、無線通信部1は、切替制御部6から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
切替制御部6は、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更する場合(周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれており、かつ、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合)、新たに選択した周波数チャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力し、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない場合、その周波数チャネルと同じチャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力する(ステップST21)。
以後、無線通信部1は、切替制御部6から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルを変更する場合、切替制御部6が、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど大きな干渉検出閾値Cthを設定し、周波数チャネル情報保持部5により記録されている検出回数Cが干渉検出閾値Cthを上回る周波数チャネルを選択対象から除外し、その周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、無線通信部1が使用する周波数チャネルを選択するように構成したので、干渉による通信の影響時間が短い状況下(車両の走行速度が速い場合)では、周波数チャネルの切替が頻繁に行われなくなり、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる効果を奏する。
なお、この実施の形態2では、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど大きな干渉検出閾値Cthを設定するものを示したが、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど大きな強度閾値Sthを設定するようにしてもよい。
車両の走行速度Vが速いほど大きな強度閾値Sthを設定すると、車両の走行速度Vが速い場合には、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上になる状況が減少するため、周波数チャネルの切替が頻繁に行われなくなり、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる。
車両の走行速度Vが速いほど大きな強度閾値Sthを設定すると、車両の走行速度Vが速い場合には、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上になる状況が減少するため、周波数チャネルの切替が頻繁に行われなくなり、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施するものを示したが、車両の周辺状況が変化しているときにチャネルスキャンを実施するようにしてもよい。
図5はこの発明の実施の形態3による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
無線通信部7は例えば変調器や復調器などを搭載している通信機器から構成されており、切替制御部9により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、切替制御部9からチャネル検出要求を受けるとチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する処理を実施する。
上記実施の形態1では、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施するものを示したが、車両の周辺状況が変化しているときにチャネルスキャンを実施するようにしてもよい。
図5はこの発明の実施の形態3による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
無線通信部7は例えば変調器や復調器などを搭載している通信機器から構成されており、切替制御部9により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、切替制御部9からチャネル検出要求を受けるとチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する処理を実施する。
走行情報取得部8は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、無線通信装置が設置されている車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度、車両の走行位置、車両の加速・減速情報、ハンドル操作情報などを取得する処理を実施する。
切替制御部9は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、走行情報取得部8により取得された走行情報に基づいて車両の周辺状況が変化しているか否かを判断し、周辺状況が変化していると判断する場合、チャネル検出要求を無線通信部7に出力する。また、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に応じて無線通信部7が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
図5の例では、無線通信装置の構成要素である無線通信部7、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部8及び切替制御部9のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、無線通信装置の全部又は一部がコンピュータで構成されていてもよい。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部7、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部8及び切替制御部9の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部9)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部9の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図6はこの発明の実施の形態3による無線通信装置の切替制御部9の処理内容を示すフローチャートである。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部7、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部8及び切替制御部9の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部9)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部9の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図6はこの発明の実施の形態3による無線通信装置の切替制御部9の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
無線通信部7は、後述する切替制御部9により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部7は、切替制御部9からチャネル検出要求を受けると、チャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部7は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
無線通信部7は、後述する切替制御部9により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部7は、切替制御部9からチャネル検出要求を受けると、チャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部7は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部7から出力された周波数チャネル情報を保持する。
走行情報取得部8は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
また、無線通信装置が設置されているナビゲーション装置から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行位置を取得する。
その他、車両の加速・減速情報やハンドル操作情報などを取得する。
走行情報取得部8は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
また、無線通信装置が設置されているナビゲーション装置から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行位置を取得する。
その他、車両の加速・減速情報やハンドル操作情報などを取得する。
切替制御部9は、走行情報取得部8から車両の走行位置を取得する(ステップST31)。
切替制御部9は、車両の走行位置を取得すると、その走行位置と地図情報(例えば、ナビゲーション装置に記憶されている地図情報)を比較することで、車両の周辺状況が変化しているか否かを判断する(ステップST32)。
例えば、車両が直線道路を走行している場合、周辺を走行している車両との関係が大きく変化しないため、通信状況は大きく変化しないが、車両が交差点や分岐点を通過した後には、それまで同一方向に走行していた周辺の車両がいなくなる状況や、それまで周辺に存在していなかった車両が現われている状況などが考えられるため、通信状況が大きく変化することがある。
そのため、切替制御部9は、車両の走行位置と地図情報を比較し、例えば、車両が交差点や分岐点を通過した場合、車両の周辺状況が変化していると判断する。
切替制御部9は、車両の走行位置を取得すると、その走行位置と地図情報(例えば、ナビゲーション装置に記憶されている地図情報)を比較することで、車両の周辺状況が変化しているか否かを判断する(ステップST32)。
例えば、車両が直線道路を走行している場合、周辺を走行している車両との関係が大きく変化しないため、通信状況は大きく変化しないが、車両が交差点や分岐点を通過した後には、それまで同一方向に走行していた周辺の車両がいなくなる状況や、それまで周辺に存在していなかった車両が現われている状況などが考えられるため、通信状況が大きく変化することがある。
そのため、切替制御部9は、車両の走行位置と地図情報を比較し、例えば、車両が交差点や分岐点を通過した場合、車両の周辺状況が変化していると判断する。
ここでは、切替制御部9が車両の走行位置と地図情報を比較することで、車両の周辺状況が変化しているか否かを判断するものを示したが、車両の走行情報である走行速度Vが変化している場合や、一定以上の加速や減速が行われている場合や、ハンドル操作が変化している場合(例えば、車線変更に伴うハンドル操作)などに、車両の周辺状況が変化していると判断するようにしてもよい。
切替制御部9は、車両の周辺状況が変化していないと判断する場合、通信状況が大きく変化していない可能性が高いため、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST33)。
一方、車両の周辺状況が変化していると判断する場合、通信状況が大きく変化している可能性が高いため、チャネル検出要求を無線通信部7に出力する(ステップST34)。
これにより、無線通信部7は、他の無線通信装置と無線通信を実施していなければ、切替制御部9から出力されたチャネル検出要求にしたがってチャネルスキャンを実施し、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部7により検出された周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を保持する。
一方、車両の周辺状況が変化していると判断する場合、通信状況が大きく変化している可能性が高いため、チャネル検出要求を無線通信部7に出力する(ステップST34)。
これにより、無線通信部7は、他の無線通信装置と無線通信を実施していなければ、切替制御部9から出力されたチャネル検出要求にしたがってチャネルスキャンを実施し、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部7により検出された周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を保持する。
切替制御部9は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報を取得する(ステップST35)。
切替制御部9は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST36)。
切替制御部9は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST36)。
切替制御部9は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていなければ、干渉による通信の影響を受けないため、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST33)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST37)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST37)。
切替制御部9は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth未満であれば、干渉による通信の影響を受ける可能性が低いため(干渉による通信の影響を受けても、その影響は小さいと考えられる)、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST33)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更する。
即ち、切替制御部9は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST38)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更する。
即ち、切替制御部9は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST38)。
切替制御部9は、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更する場合(周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれており、かつ、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合)、新たに選択した周波数チャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部7に出力し、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更しない場合、その周波数チャネルと同じチャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部7に出力する(ステップST39)。
以後、無線通信部7は、切替制御部9から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以後、無線通信部7は、切替制御部9から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、切替制御部9が、走行情報取得部8により取得された走行情報に基づいて車両の周辺状況が変化しているか否かを判断し、周辺状況が変化していると判断する場合、チャネル検出要求を無線通信部7に出力する一方、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に応じて無線通信部7が使用する周波数チャネルの切替制御を実施するように構成したので、通信状況が大きく変化してない状況下(車両の周辺状況が変化していない場合)では、周波数チャネルの切替が行われなくなり、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる効果を奏する。
なお、この実施の形態3では、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれており、かつ、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更するものを示したが、上記実施の形態1と同様に、車両の走行速度Vが速度閾値Vth未満であることを条件に、無線通信部7が現在使用している周波数チャネルを変更するようにしてもよい。
実施の形態4.
上記実施の形態1では、無線通信部1が、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出するものを示したが、周辺の無線通信装置が現在使用している全ての周波数チャネルではなく、指定された周波数チャネルだけを検出するようにしてもよい。
図7はこの発明の実施の形態4による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
無線通信部10は例えば変調器や復調器などを搭載している通信機器から構成されており、切替制御部11により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、切替制御部11から出力された検出チャネルリストに含まれているチャネル番号の周波数チャネルを検出する処理を実施する。
上記実施の形態1では、無線通信部1が、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出するものを示したが、周辺の無線通信装置が現在使用している全ての周波数チャネルではなく、指定された周波数チャネルだけを検出するようにしてもよい。
図7はこの発明の実施の形態4による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
無線通信部10は例えば変調器や復調器などを搭載している通信機器から構成されており、切替制御部11により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、切替制御部11から出力された検出チャネルリストに含まれているチャネル番号の周波数チャネルを検出する処理を実施する。
切替制御部11は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、走行情報取得部3により取得された走行情報に応じて検出対象の周波数チャネルのチャネル番号を含む検出チャネルリストを無線通信部10に出力するとともに、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に応じて無線通信部10が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
なお、切替制御部11は、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど検出チャネルリストに含めるチャネル番号を少なくする。
なお、切替制御部11は、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど検出チャネルリストに含めるチャネル番号を少なくする。
図7の例では、無線通信装置の構成要素である無線通信部10、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3及び切替制御部11のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、無線通信装置の全部又は一部がコンピュータで構成されていてもよい。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部10、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3及び切替制御部11の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部11)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部11の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図8はこの発明の実施の形態4による無線通信装置の切替制御部11の処理内容を示すフローチャートである。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部10、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3及び切替制御部11の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部11)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部11の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図8はこの発明の実施の形態4による無線通信装置の切替制御部11の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
無線通信部10は、後述する切替制御部11により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部10は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
ただし、無線通信部10は、周辺の無線通信装置が現在使用している全ての周波数チャネルではなく、後述する切替制御部11から出力される検出チャネルリストに含まれているチャネル番号の周波数チャネルだけを検出する。
なお、無線通信部10は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
無線通信部10は、後述する切替制御部11により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部10は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
ただし、無線通信部10は、周辺の無線通信装置が現在使用している全ての周波数チャネルではなく、後述する切替制御部11から出力される検出チャネルリストに含まれているチャネル番号の周波数チャネルだけを検出する。
なお、無線通信部10は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部10から出力された周波数チャネル情報を保持する。
走行情報取得部3は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
走行情報取得部3は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の走行速度Vを取得する。
切替制御部11は、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得する(ステップST41)。
切替制御部11は、車両の走行速度Vを取得すると、その走行速度Vに応じて、検出対象の周波数チャネルのチャネル番号を含む検出チャネルリストを生成し、その検出チャネルリストを無線通信部10に出力する(ステップST42)。
なお、切替制御部11は、車両の走行速度Vが速ければ、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられ、周波数チャネルを変更する必要性が低いため、車両の走行速度Vが速いほど検出チャネルリストに含めるチャネル番号を少なくしている。
切替制御部11は、車両の走行速度Vを取得すると、その走行速度Vに応じて、検出対象の周波数チャネルのチャネル番号を含む検出チャネルリストを生成し、その検出チャネルリストを無線通信部10に出力する(ステップST42)。
なお、切替制御部11は、車両の走行速度Vが速ければ、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられ、周波数チャネルを変更する必要性が低いため、車両の走行速度Vが速いほど検出チャネルリストに含めるチャネル番号を少なくしている。
これにより、無線通信部10は、他の無線通信装置と無線通信を実施していなければ、切替制御部11から出力された検出チャネルリストに含まれているチャネル番号の周波数チャネルを検出する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部10により検出された周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を保持する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部10により検出された周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を保持する。
切替制御部11は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報を取得する(ステップST43)。
切替制御部11は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST44)。
切替制御部11は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST44)。
切替制御部11は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていなければ、干渉による通信の影響を受けないため、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST45)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST46)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST46)。
切替制御部11は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth未満であれば、干渉による通信の影響を受ける可能性が低いため(干渉による通信の影響を受けても、その影響は小さいと考えられる)、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST45)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更する。
即ち、切替制御部11は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST47)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更する。
即ち、切替制御部11は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST47)。
切替制御部11は、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更する場合(周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれており、かつ、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合)、新たに選択した周波数チャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部10に出力し、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更しない場合、その周波数チャネルと同じチャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部10に出力する(ステップST48)。
以後、無線通信部10は、切替制御部11から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以後、無線通信部10は、切替制御部11から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以上で明らかなように、この実施の形態4によれば、切替制御部11が、走行情報取得部3により取得された車両の走行速度Vが速いほど検出チャネルリストに含めるチャネル番号を少なくするように構成したので、周波数チャネルを変更する必要性が低い状況下(車両の走行速度が速い場合)では、周波数チャネルの検出に要する時間が短縮されて、周波数チャネルの切替に要する時間を短縮することができる効果を奏する。また、周波数チャネルの検出に要する時間が短縮されることで、無線通信が頻繁に行われている状況下でも、無線通信を行っていない短い期間中に周波数チャネルの検出を行うことができる効果を奏する。
また、周波数チャネルの切替が頻繁に行われなくなり、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる効果も奏する。
また、周波数チャネルの切替が頻繁に行われなくなり、無駄な周波数チャネルの切替を抑えることができる効果も奏する。
なお、この実施の形態4では、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれており、かつ、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更するものを示したが、上記実施の形態1と同様に、車両の走行速度Vが速度閾値Vth未満であることを条件に、無線通信部10が現在使用している周波数チャネルを変更するようにしてもよい。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
切替時刻情報保持部12は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、切替制御部13による切替制御後の周波数チャネルと、その切替制御が実施された切替時刻とを示す切替時刻情報を保持する。
図9はこの発明の実施の形態5による無線通信装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
切替時刻情報保持部12は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、切替制御部13による切替制御後の周波数チャネルと、その切替制御が実施された切替時刻とを示す切替時刻情報を保持する。
切替制御部13は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報と、走行情報取得部3により取得された走行情報と、切替時刻情報保持部12により保持されている切替時刻情報とに応じて、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
即ち、切替制御部13は走行情報取得部3により走行情報として車両の走行速度Vが取得された場合、その走行速度Vが速度閾値Vth以上であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施しない。
一方、走行速度Vが速度閾値Vth未満である場合、切替時刻情報保持部12により保持されている切替時刻情報を参照して、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間Tを算出し、その経過時間Tが経過時間閾値Tth未満であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施せず、その経過時間Tが経過時間閾値Tth以上であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
即ち、切替制御部13は走行情報取得部3により走行情報として車両の走行速度Vが取得された場合、その走行速度Vが速度閾値Vth以上であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施しない。
一方、走行速度Vが速度閾値Vth未満である場合、切替時刻情報保持部12により保持されている切替時刻情報を参照して、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間Tを算出し、その経過時間Tが経過時間閾値Tth未満であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施せず、その経過時間Tが経過時間閾値Tth以上であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する。
図9の例では、無線通信装置の構成要素である無線通信部1、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3、切替時刻情報保持部12及び切替制御部13のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、無線通信装置の全部または一部がコンピュータで構成されていてもよい。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部1、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3、切替時刻情報保持部12及び切替制御部13の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部13)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部13の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータ上のメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが該当メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図10はこの発明の実施の形態5による無線通信装置の切替制御部13の処理内容を示すフローチャートである。
無線通信装置の全部がコンピュータで構成されている場合、無線通信部1、周波数チャネル情報保持部2、走行情報取得部3、切替時刻情報保持部12及び切替制御部13の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
また、無線通信装置の一部(例えば、切替制御部13)がコンピュータで構成されている場合、切替制御部13の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータ上のメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが該当メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図10はこの発明の実施の形態5による無線通信装置の切替制御部13の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
無線通信部1は、切替制御部13により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部1は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部1は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
無線通信部1は、切替制御部13により指示された周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
また、無線通信部1は、無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する。
なお、無線通信部1は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する際、その周波数チャネルの受信信号強度Sを測定し、その周波数チャネルと受信信号強度Sを示す情報を含む周波数チャネル情報を周波数チャネル情報保持部2に出力する。
周波数チャネル情報保持部2は、無線通信部1から出力された周波数チャネル情報を保持する。
切替時刻情報保持部12は、切替制御部13による切替制御後の周波数チャネルと、その切替制御が実施された切替時刻とを示す切替時刻情報を保持する。
即ち、切替時刻情報保持部12は、切替制御部13が周波数チャネルの切替制御を実施することで、保持している前回の切替時刻情報が示す周波数チャネルから、他の周波数チャネルに切り替えられた場合、切替制御後の周波数チャネルと、その切替制御が実施された切替時刻とを示す切替時刻情報を保持する。
切替時刻情報保持部12は、切替制御部13による切替制御後の周波数チャネルと、その切替制御が実施された切替時刻とを示す切替時刻情報を保持する。
即ち、切替時刻情報保持部12は、切替制御部13が周波数チャネルの切替制御を実施することで、保持している前回の切替時刻情報が示す周波数チャネルから、他の周波数チャネルに切り替えられた場合、切替制御後の周波数チャネルと、その切替制御が実施された切替時刻とを示す切替時刻情報を保持する。
走行情報取得部3は、例えば、無線通信装置が設置されている車両の速度計から、車両の動きを示す走行情報として、車両の速度Vを取得する。
切替制御部13は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報を取得する(ステップST50)。
切替制御部13は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST51)。
切替制御部13は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報を取得する(ステップST50)。
切替制御部13は、周波数チャネル情報を取得すると、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを把握し、その周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一のチャネル、または、隣接しているチャネルが含まれているか否かを判断する(ステップST51)。
切替制御部13は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていなければ、干渉による通信の影響を受けないため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST52)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST53)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれていれば、干渉による通信の影響を受ける可能性があるため、その周波数チャネル情報を参照して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sを把握し、その周波数チャネルの受信信号強度Sが所定の強度閾値Sth以上であるか否かを判定する(ステップST53)。
切替制御部13は、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth未満であれば、干渉による通信の影響を受ける可能性が低いため(干渉による通信の影響を受けても、その影響は小さいと考えられる)、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST52)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得する(ステップST54)。
一方、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度Sが強度閾値Sth以上である場合、干渉による通信の影響を受ける可能性が高いため、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得する(ステップST54)。
切替制御部13は、走行情報取得部3から車両の走行速度Vを取得すると、その車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であるか否かを判定する(ステップST55)。
切替制御部13は、車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であれば、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST52)。
切替制御部13は、車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth未満であれば、切替時間情報保持部12から切替時刻情報を取得し(ステップST56)、その切替時刻情報を参照して、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間Tを算出する(ステップST57)。
切替制御部13は、車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth以上であれば、干渉を受けている場所から車両が過ぎ去るのに要する時間が短く、干渉による通信の影響時間が短いと考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST52)。
切替制御部13は、車両の走行速度Vが所定の速度閾値Vth未満であれば、切替時間情報保持部12から切替時刻情報を取得し(ステップST56)、その切替時刻情報を参照して、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間Tを算出する(ステップST57)。
切替制御部13は、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間Tを算出すると、その経過時間Tが所定の経過時間閾値Tth以上であるか否かを判定する(ステップST58)。
切替制御部13は、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間Tが経過時間閾値Tth未満であれば、自車より速い速度で走行している他の車両などの一時的な干渉の影響が発生していると考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST52)。これにより、頻繁な周波数チャネルの切り替えを避けることができる。
切替制御部13は、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間Tが経過時間閾値Tth未満であれば、自車より速い速度で走行している他の車両などの一時的な干渉の影響が発生していると考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない(ステップST52)。これにより、頻繁な周波数チャネルの切り替えを避けることができる。
一方、その経過時間Tが経過時間閾値Tth以上であれば、車両の移動に伴って、固定のアクセスポイントなどからの干渉の影響による通信環境が変化していると考えられるため、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更する。
即ち、切替制御部13は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST59)。
即ち、切替制御部13は、周波数チャネル情報保持部2により保持されている周波数チャネル情報に含まれている周波数チャネル以外の使用可能な周波数チャネルの中から、いずれか1つの周波数チャネルを選択する(ステップST59)。
切替制御部13は、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更する場合(周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの中に、無線通信装置1が現在使用している周波数チャネルと同一又は隣接しているチャネルが含まれており、かつ、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルの受信信号強度が強度閾値Sth以上であり、車両の走行速度が速度閾値Vth未満であり、かつ、前回の切替時刻からの経過時間Tが経過時間閾値Tth以上である場合)、新たに選択した周波数チャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力する。
一方、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない場合、その周波数チャネルと同じチャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力する(ステップST60)。
以後、無線通信部1は、切替制御部13から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
一方、無線通信部1が現在使用している周波数チャネルを変更しない場合、その周波数チャネルと同じチャネルを示す使用チャネル情報を無線通信部1に出力する(ステップST60)。
以後、無線通信部1は、切替制御部13から出力された使用チャネル情報が示す周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する。
以上で明らかなように、この実施の形態5によれば、自車両の車両速度Vが速度閾値Vth以下の場合でも、前回の周波数チャネルの切替時刻からの経過時間Tが経過時間閾値Tth未満であれば、無線通信部1が使用する周波数チャネルを切り替えないように構成したので、自車より速い速度で走行している他の車両などの一時的な干渉の影響が原因で、周波数チャネルを頻繁に切り替える状況の発生を防止することができる効果を奏する。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,7,10 無線通信部、2,5 周波数チャネル情報保持部、3,8 走行情報取得部、4,6,9,11,13 切替制御部、12 切替時刻情報保持部。
Claims (9)
- 移動体に設置されており、複数の周波数チャネルの中から任意の周波数チャネルを選択し、上記周波数チャネルを使用して無線通信を実施する無線通信装置において、
上記周波数チャネルを使用して、他の無線通信装置と無線通信を実施する一方、上記無線通信を実施していない期間中にチャネルスキャンを実施して、周辺の無線通信装置が現在使用している周波数チャネルを検出する無線通信部と、
上記無線通信部により検出された周波数チャネルを示す周波数チャネル情報を保持する周波数チャネル情報保持部と、
設置されている上記移動体の動きを示す走行情報を取得する走行情報取得部と、
上記周波数チャネル情報保持部により保持されている上記周波数チャネル情報と上記走行情報取得部により取得された上記走行情報に応じて上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する切替制御部とを備えている
ことを特徴とする無線通信装置。 - 上記切替制御部は、上記走行情報取得部により上記走行情報として上記移動体の走行速度が取得された場合、上記走行速度が所定の速度閾値以上であれば、上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施せず、上記走行速度が上記所定の速度閾値未満である場合に限り、上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- 上記周波数チャネル情報保持部は、上記周波数チャネル情報を保持する際、上記無線通信部による上記周波数チャネルの検出回数を記録し、
上記切替制御部は、上記走行情報取得部により上記走行情報として上記移動体の走行速度が取得されている場合、上記無線通信部が使用する周波数チャネルを変更する際に、上記走行情報取得部により取得された上記移動体の走行速度が速いほど大きな干渉検出閾値を設定し、上記周波数チャネル情報保持部により記録された上記検出回数が上記干渉検出閾値を上回る周波数チャネルを選択対象から除外し、上記周波数チャネル以外の周波数チャネルの中から、上記無線通信部が使用する周波数チャネルを選択する
ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。 - 上記切替制御部は、上記走行情報取得部により取得された上記走行情報に基づいて上記移動体の周辺状況が変化しているか否かを判断し、当該判断結果と、上記周波数チャネル情報保持部により保持されている上記周波数チャネル情報と上記走行情報とに応じて上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- 上記切替制御部は、上記走行情報取得部により取得された上記走行情報に基づいて上記移動体の周辺状況が変化しているか否かを判断し、周辺状況が変化していると判断する場合、チャネル検出要求を上記無線通信部に出力するとともに、上記チャネル検出要求に応じて上記無線通信部によりチャネルスキャンが実施され、上記周波数チャネル情報保持部により保持されている周波数チャネル情報と上記走行情報とに応じて上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施することを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
- 上記切替制御部は、上記走行情報取得部により取得された上記走行情報に応じた検出対象の周波数チャネルのチャネル番号を含む検出チャネルリストを上記無線通信部に出力するとともに、上記無線通信部により上記検出チャネルリストに含まれるチャネル番号に応じてチャネルスキャンが実施され、上記周波数チャネル情報保持部により保持されている上記周波数チャネル情報と上記走行情報とに応じて上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- 上記切替制御部は、上記走行情報取得部により上記走行情報として上記移動体の走行速度が取得された場合、上記走行速度が速いほど上記検出チャネルリストに含めるチャネル番号を少なくすることを特徴とする請求項6記載の無線通信装置。
- 上記切替制御部により周波数チャネルの切替制御が実施された切替時刻を示す切替時刻情報を保持する切替時刻情報保持部を備え、
上記切替制御部は、上記周波数チャネル情報保持部により保持されている上記周波数チャネル情報と、上記走行情報取得部により取得された上記走行情報と、上記切替時刻情報保持部により保持されている上記切替時刻情報とに応じて、上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施する
ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。 - 上記切替制御部は、上記走行情報取得部により上記走行情報として上記移動体の走行速度が取得された場合、上記走行速度が所定の速度閾値以上であれば、無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施せず、上記走行速度が上記所定の速度閾値未満である場合、上記切替時刻情報保持部により保持されている上記切替時刻情報を参照して、前回周波数チャネルを切り替えてからの経過時間を算出し、上記経過時間が所定の経過時間閾値未満であれば、上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施せず、上記経過時間が上記所定の経過時間閾値以上であれば、上記無線通信部が使用する周波数チャネルの切替制御を実施することを特徴とする請求項8記載の無線通信装置。
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