JP4848428B2 - 情報通知装置、情報通知方法、情報通知プログラム、および記録媒体 - Google Patents

情報通知装置、情報通知方法、情報通知プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、車両に搭載される情報通知装置、情報通知方法、情報通知プログラム、および記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は前述の情報通知装置、情報通知方法、情報通知プログラム、および記録媒体には限らない。
近年、地球温暖化の一要因と考えられている二酸化炭素の排出量を抑制するという観点や、化石燃料の消費を抑えるという観点から、自動車等の車両については、エンジンをかけた状態で停車するアイドリングをストップすることが社会的要請として高まってきている。具体的には、信号待ち、踏切待ち等には、エンジンを切ることが実施されつつある。また、運送業者等では、車両の燃費の向上を目指し、各車両端末の情報を管理端末にて管理し、各車両の燃料消費情報等を比較することにより、ドライバーに対して省燃費運転を指導するといったこともおこなわれている。
具体的には、各車両について、現状の燃費状況の診断をおこなうために、車両のアイドリングの状態が所定時間以上経過したとき、アイドリングの回数と時間をアイドリングヒストグラムに書き込むことによって省燃費運転診断用のコンテンツを生成し、この省燃費運転診断用のコンテンツを車両端末から管理端末へ送信するようにした技術が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−234260号公報
しかしながら、上述した技術は、省燃費運転診断用のコンテンツを管理端末にて一元管理し、ドライバーを指導する安全指導員が、ドライバーに対して、省燃費運転の指導をおこなうものである。したがって、ドライバーに対して、具体的な走行状態と燃費との関係についての情報を通知するようにしたものではなく、ドライバー自身が省燃費運転を意識しにくい。つまり、ドライバーにとって、アイドリングを停止したときの具体的な燃料の削減量や二酸化炭素の削減量等を把握することができないという不具合が一例として挙げられる。
また、省燃費運転の励行として、車両の停車時に、常にアイドリングを停止させたとしても、所定のアイドリング停止時間が確保されなければ、エンジンを始動させるための燃料ばかりを消費してしまい、逆に燃費が悪くなってしまうという不具合が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報通知装置は、アイドリングが停止してからの時間を計測する停止時間計測手段と、燃料の消費量に関する情報を取得する取得手段と、前記停止時間計測手段によって計測された時間および前記取得手段によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する算定手段と、前記算定手段によって算定された燃料の消費量および前記取得手段によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった場合と比べて節約した燃料の節約量を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された燃料の節約量を通知する通知手段と、を備え、前記取得手段は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得手段を備え、前記算出手段は、前記算定手段によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得手段によって取得された燃料の消費量を減じることにより、前記燃料の節約量を算出する節約燃料算出手段を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる情報通知装置は、車両が停車してからのアイドリング時間を計測するアイドリング時間計測手段と、燃料の消費量に関する情報を取得する取得手段と、前記アイドリング時間計測手段によって計測されたアイドリング時間および前記取得手段よって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量を算定する算定手段と、前記算定手段によって算定された燃料の消費量および前記取得手段によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングを停止した場合と比べて浪費した燃料の浪費量を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された燃料の浪費量を通知する通知手段と、を備え、前記取得手段は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得手段を備え、前記算出手段は、前記算定手段によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得手段によって取得された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した燃料の浪費量を算出する浪費燃料算出手段を備えることを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる情報通知方法は、燃料に関する情報を通知する情報通知装置における情報通知方法であって、アイドリングが停止してからの時間を計測する停止時間計測工程と、燃料の消費量に関する情報を取得する取得工程と、前記停止時間計測工程によって計測された時間および前記取得工程によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する算定工程と、前記算定工程によって算定された燃料の消費量および前記取得工程によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった場合と比べて節約した燃料の節約量を算出する算出工程と、前記算出工程によって算出された燃料の節約量を通知する通知工程と、を含み、前記取得工程は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得工程を含み、前記算出工程は、前記算定工程によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得工程によって取得された燃料の消費量を減じることにより、前記燃料の節約量を算出する節約燃料算出工程を含むことを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる情報通知方法は、燃料に関する情報を通知する情報通知装置における情報通知方法であって、車両が停車してからのアイドリング時間を計測するアイドリング時間計測工程と、燃料の消費量に関する情報を取得する取得工程と、前記アイドリング時間計測工程によって計測されたアイドリング時間および前記取得工程よって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量を算定する算定工程と、前記算定工程によって算定された燃料の消費量および前記取得工程によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングを停止した場合と比べて浪費した燃料の浪費量を算出する算出工程と、前記算出工程によって算出された燃料の浪費量を通知する通知工程と、を含み、前記取得工程は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得工程を含み、前記算出工程は、前記算定工程によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得工程によって取得された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した燃料の浪費量を算出する浪費燃料算出工程を含むことを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかる情報通知プログラムは、請求項12または13に記載の情報通知方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項15の発明にかかる記録媒体は、請求項14に記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
実施の形態1にかかる情報通知装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる情報通知装置の情報通知処理手順を示すフローチャートである。 実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施例1にかかるナビゲーション装置の情報通知処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1にかかる情報通知の表示の一例を示す説明図である。 実施の形態2にかかる情報通知装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる情報通知装置の情報通知処理手順を示すフローチャートである。 実施例2にかかるナビゲーション装置の情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報通知装置、情報通知方法、情報通知プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(情報通知装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる情報通知装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態1にかかる情報通知装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。実施の形態1は、アイドリングを停止したあとに、情報通知装置100が、節約した燃料を通知するようにしたことについて説明する。
図1において、情報通知装置100は、停止時間計測部101と、取得部102と、算定部103と、算出部104と、通知部105と、を備えている。停止時間計測部101は、アイドリングが停止してからの時間を計測する。アイドリングとは、駐停車中にエンジンをかけた状態を維持することである。停止時間計測部101は、ドライバーが停車後にエンジンを切ってからの時間を計測する。
取得部102は、燃料の消費量に関する情報を取得するものであり、たとえば、アイドリング消費量取得部106と、始動消費量取得部107とを備えて構成される。アイドリング消費量取得部106は、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量を取得する。アイドリング消費量取得部106は、たとえば、車両から燃料の消費量と車速情報とから取得することができ、具体的には、車速0km/hのときの燃料の消費量に相当するものである。この燃料の消費量を蓄積し、平均値を得ることにより、より精度の高い消費量を取得することができる。
また、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量は、車種またはグレード毎に予め設定されるものでもよい。始動消費量取得部107は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する。エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量は、統計に基づいて設定すればよく、具体的には、たとえば、アイドリングを20秒おこなった際の燃料の消費量に設定すればよい。
算定部103は、停止時間計測部101によって計測された時間および取得部102によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する。算定部103は、たとえば、仮定燃料算定部108を備えて構成される。仮定燃料算定部108は、アイドリング消費量取得部106によって取得された単位時間あたりの燃料の消費量と、停止時間計測部101によって計測された停止時間とを乗じることにより、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する。
算出部104は、算定部103によって算定された燃料の消費量に基づいて、アイドリングをおこなった場合と比べて節約した燃料の節約量を算出する。算出部104は、たとえば、節約燃料算出部109を備えて構成される。節約燃料算出部109は、仮定燃料算定部108によって算定された燃料の消費量から、始動消費量取得部107によって取得された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングを停止することによって節約した燃料の節約量を算出する。
通知部105は、算出部104によって算出された燃料の節約量を通知する。具体的には、たとえば、節約燃料算出部109によって算出された燃料の節約量を通知する。通知部105による通知方法は、ディスプレイ等の画面表示による通知でもよいし、スピーカ等による音声による通知等でもよい。
(情報通知装置の情報通知処理手順)
つぎに、図2を用いて、情報通知装置100の情報通知処理手順について説明する。図2は、実施の形態1にかかる情報通知装置の情報通知処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、情報通知装置100は、アイドリングが停止するまで待機し(ステップS201:Noのループ)、アイドリングが停止した場合(ステップS201:Yes)、停止時間計測部101によって、アイドリングが停止してからの時間の計測を開始する(ステップS202)。
そして、取得部102のアイドリング消費量取得部106によって、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量を取得する(ステップS203)。そして、取得部102の始動消費量取得部107がエンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する(ステップS204)。そして、算定部103の仮定燃料算定部108は、アイドリング消費量取得部106によって取得された単位時間あたりの燃料の消費量と、停止時間計測部101によって計測された停止時間とを乗じることにより、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する(ステップS205)。
そして、算出部104の節約燃料算出部109は、仮定燃料算定部108によって算定された燃料の消費量から、始動消費量取得部107によって取得された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングを停止させることによって節約した燃料の節約量を算出する(ステップS206)。そして、通知部105は、節約燃料算出部109によって算出された燃料の節約量を通知し(ステップS207)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態1にかかる情報通知装置100によれば、アイドリングの停止時間や、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量に基づいて、燃料の節約量を算出して、通知する。これによって、利用者は、アイドリングを停止することにより、どの程度燃料の節約ができるかということを認識することができ、アイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態1にかかる情報通知装置100によれば、具体的には、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量や、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量等に基づいて、燃料の節約量を算出する。これによって、燃料の節約量を簡単に算出することができる。
また、実施の形態1にかかる情報通知装置100によれば、取得部102は、燃料の価格を取得する価格取得部を備え、算出部104は、価格取得部によって取得された燃料の価格と、節約燃料算出部109によって算出された燃料の節約量とを乗じることにより、アイドリングを停止することによって節約した金額を算出する節約金額算出部を備え、通知部105は、節約金額算出部によって算出された節約した金額を通知するようにしてもよい。
つまり、燃料の価格と燃料の節約量とに基づいて、アイドリングを停止することによって節約した金額を通知することが可能である。これによって、利用者は、アイドリングを停止することにより、どの程度料金の節約ができるかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態1にかかる情報通知装置100によれば、取得部102は、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量を取得するCO2取得部と、最近走行時の平均燃費を取得する燃費取得部と、を備え、算出部104は、CO2取得部によって取得された二酸化炭素の排出量、燃費取得部によって取得された平均燃費、および仮定燃料算定部108によって算定された燃料の消費量を乗じることにより、アイドリングを停止することによって削減した二酸化炭素の削減量を算出するCO2算出部と、をさらに備え、通知部105は、CO2算出部によって算出された削減した二酸化炭素の削減量を通知するようにしてもよい。
つまり、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量や、最近走行時の平均燃費や、仮定燃料算定部108によって算定された燃料の消費量に基づいて、二酸化炭素の削減量を通知することが可能である。これによって、利用者は、アイドリングを停止することにより、どの程度二酸化炭素を削減できるかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態1にかかる情報通知装置100によれば、節約燃料算出部109、節約金額算出部、またはCO2算出部によって算出された各算出情報を、それぞれ積算する積算部を備え、通知部105は、積算部によって積算された情報を通知するようにしてもよい。これによって、利用者は、累積して、どの程度、燃料を節約したか、金額を節約したか、または二酸化炭素を削減したか、ということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態1にかかる情報通知装置100によれば、各車両の情報を収集して統計処理するデータ管理装置に対して、節約燃料算出部109、節約金額算出部、またはCO2算出部によって算出された算出情報を送信する送信部と、データ管理装置から各車両の統計データを受信する受信部と、をさらに備え、通知部105は、受信部によって受信された統計データを通知するようにしてもよい。これによって、利用者は、たとえば、場所や時間帯等における利用者自身のランキング等を把握することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。実施例1では、車両に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の情報通知装置100を実施した場合の一例について説明する。実施例1は、アイドリングを停止したあとに、ナビゲーション装置300によって、節約した燃料等を通知するようにしたことについて説明する。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
図3を用いて、実施例1にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、車両等の移動体に搭載されており、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、カメラ317と、を備えている。また、各構成部301〜317はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、通信プログラム、算出プログラム等の各種プログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307の他、MO、メモリカード等であってもよい。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。スピーカ310からは、音声が出力される。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネル等が挙げられる。
映像I/F312は、ディスプレイ313と接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)等のバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ313を表示制御する制御IC等によって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像等の各種データが表示される。このディスプレイ313は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等を採用することができる。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネット等の通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網等がある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制等の道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。また、通信I/F314は、たとえば、図示しないサーバ等からスケジュール情報やプロフィール情報を取得する構成でもよい。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度等の、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサや加速度センサ、角速度センサ等を含み、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定等に用いられる。
カメラ317は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよい。また、カメラ317によって撮影された映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307等の記録媒体に出力する。
図1に示した情報通信装置100が備える停止時間計測部101と、取得部102のアイドリング消費量取得部106および始動消費量取得部107と、算定部103の仮定燃料算定部108と、算出部104の節約燃料算出部109は、図3に示したナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307等に記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。また、通知部105は、スピーカ310、ディスプレイ313によってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている算出プログラムを実行することにより、図1に示した情報通知装置100が備える機能を、図2に示した情報通知処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置の処理の一例)
つぎに、図4を用いて、実施例1にかかるナビゲーション装置300がおこなう情報通知処理の一例について説明する。図4は、実施例1にかかるナビゲーション装置の情報通知処理の一例を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置300は、車両が停車して、エンジンが停止するまで待機し(ステップS401:Noのループ)、エンジンが停止した場合(ステップS401:Yes)、エンジンが停止してからの時間(停止時間T)の計測を開始する(ステップS402)。なお、エンジンを停止しても、ナビゲーション装置300の電源は入っている。具体的には、たとえば、イグニッションキーを「ACC」の状態にしたものであり、ナビゲーション装置300の電源が落ちた状態ではない。
そして、車両の現在地が所定の場所か否かを判断する(ステップS403)。なお、所定の場所とは、一定時間、停車する可能性のある場所であり、具体的には、たとえば、踏切付近や信号付近のほか、駅のロータリ等が挙げられる。また、時間帯等の要素を含めてもよく、具体的には、交通量の多い通勤時間帯等か否かを判断するようにしてもよい。
ステップS403において、車両の現在地が所定の場所であると判断した場合(ステップS403:Yes)、停止時間が閾値以上か否かを判断する(ステップS404)。ここで、停止時間の閾値とは、エンジンの始動毎に要する消費燃料と同等の燃料を消費するアイドリングの継続時間に設定すればよく、たとえば、20秒に設定されている。
ステップS404において、停止時間が閾値以上であると判断した場合(ステップS404:Yes)、燃料の節約量Dを算出する(ステップS405)。具体的には、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量Aおよびエンジンの始動毎に消費される燃料の消費量Bを取得し、単位時間あたりの燃料の消費量Aと、アイドリングを停止してからの停止時間Tとを乗じることにより、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量Cを算定する。そして、アイドリングをおこなったと仮定した場合の燃料の消費量Cから、取得されたエンジンの始動毎に消費される燃料の消費量Bを減じることにより、節約した燃料の節約量Dを算出する。
そして、節約した金額Fを算出する(ステップS406)。具体的には、たとえば、現在の燃料の平均価格Eを電波またはオンラインで取得し、上述した燃料の節約量Dを乗じることにより、アイドリングを停止させることによって節約した金額Fを算出する。
また、二酸化炭素の削減量Iを算出する(ステップS407)。具体的には、たとえば、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量Gを取得するとともに、最近走行時の平均燃費Hを取得し、これら二酸化炭素の排出量Gと、平均燃費Hと、上述したアイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量Cと、を乗じることにより、アイドリングを停止させることによって削減した二酸化炭素の削減量Iを算出する。なお、車種またはグレード毎の二酸化炭素の排出量Gは、ナビゲーション装置300内に、予め記録されていてもよいし、オンラインサーバ上に保持しておき、利用者が車種またはグレードを登録することで取得してもよい。
そして、ステップS405〜ステップS407にて、算出した情報を、ディスプレイ313に表示することにより、利用者に対して通知する(ステップS408)。このあと、エンジンが始動したか否かを判断する(ステップS409)。ステップS409において、エンジンが始動したと判断した場合(ステップS409:Yes)、一連の処理を終了する。なお、ステップS409において、エンジンが始動したと判断したあとに、算出した情報を蓄積してもよい。
一方、ステップS409において、エンジンが始動していないと判断した場合(ステップS409:No)、再度ステップS404以降の処理をおこなう。また、ステップS404において、停止時間が閾値以上ではないと判断した場合(ステップS404:No)、ステップS409以降の処理をおこなう。
また、ステップS403において、現在地が所定の場所ではないと判断した場合(ステップS403:No)、ハザードを出しているか否かを判断する(ステップS410)。ステップS410において、ハザードを出していると判断した場合(ステップS410:Yes)、ステップS404以降の処理をおこなう。
また、ステップS410において、ハザードを出していないと判断した場合(ステップS410:No)、現在地がアイドリング停止推奨地か否かを判断する(ステップS411)。ここで、アイドリング停止推奨地とは、アイドリングの停止が望まれる地点であり、具体的には、たとえば、交通量の非常に多い場所や、学校、病院の近く等が挙げられる。ステップS411において、アイドリング停止推奨地であると判断した場合(ステップS411:Yes)、ステップS404以降の処理をおこなう。また、ステップS411において、アイドリング停止推奨地ではないと判断した場合(ステップS411:No)、一連の処理を終了する。
なお、算出した情報の通知については、これまでに蓄積したデータと、上述の算出した情報とを積算した値を通知するようにしてもよい。具体的な通知方法については、スピーカ310から音声による出力であってもよい。また、蓄積したデータを、各車両の情報を収集して統計処理するデータ管理装置へ送信するとともに、このデータ管理装置から各車両の統計データを受信し、受信した統計データを通知するようにしてもよい。
つぎに、図5を用いて、ナビゲーション装置300の具体的な情報通知の一例について、説明する。図5は、実施例1にかかる情報通知の表示の一例を示す説明図である。図5において、ディスプレイ313には、たとえば、節約燃料情報501、節約金額情報502、CO2情報503が表示されている。利用者が節約金額情報502を選択すると、たとえば、節約金額の積算値として、本日の節約金額情報504が表示される。なお、表示方法は、図5に示したものに限らず、節約した燃料のリットル表示、節約した金額の円表示および削減した二酸化炭素の量をグラム表示し、情報を一括して表示するようにしてもよい。また、図5において、積算値については、一日あたりの節約金額を表示しているが、たとえば、一週間の積算値を表示してもよいし、一ヶ月の積算値を表示してもよい。積算しない値を表示してもよい。
以上説明したように、実施例1にかかるナビゲーション装置300によれば、アイドリングの停止時間Tや、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量Cに基づいて、燃料の節約量Dを算出して、通知する。これによって、利用者は、アイドリングを停止することにより、どの程度燃料の節約ができるかということを認識することができ、アイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施例1にかかるナビゲーション装置300によれば、燃料の平均価格Eと燃料の節約量Dとに基づいて、アイドリングを停止させることによって節約した金額Fを通知する。これによって、利用者は、アイドリングを停止することにより、どの程度料金の節約ができるかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施例1にかかるナビゲーション装置300によれば、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量G、最近走行時の平均燃費H、およびアイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量Cに基づいて、二酸化炭素の削減量Iを通知する。これによって、利用者は、アイドリングを停止することにより、どの程度二酸化炭素を削減できるかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施例1にかかるナビゲーション装置300によれば、燃料の節約量D、節約した金額F、または二酸化炭素の削減量Iの各情報を、それぞれ積算するようにする。これによって、利用者は、累積して、どの程度、燃料を節約したか、金額を節約したか、または二酸化炭素を削減したか、ということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、浪費した燃料の浪費量、浪費した金額、または二酸化炭素の発生量を取得している場合に、これらの値と、燃料の節約量D、節約した金額F、または二酸化炭素の削減量Iの値を、差し引きすることにより、トータルの節約または浪費した値を得ることができる。これによって、利用者は、累積して、どの程度、燃料を節約または浪費したか、金額を節約または浪費したか、または二酸化炭素を削減または発生させたか、ということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施例1にかかるナビゲーション装置300によれば、燃料の節約量D、節約した金額F、または二酸化炭素の削減量Iの各情報を送信するとともに、データ管理装置から各車両の統計データを受信し、受信した統計データを通知するようにしてもよい。これによって、利用者は、たとえば、場所毎における利用者自身のランキング等を把握することができ、地域社会の取り組み等を認識することによって、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
なお、データ管理装置が送信する各情報についてのランキングは、交差点や踏切等の場所毎のランキングのみならず、各場所の情報を時間帯別に分類して、時間帯別のランキングとしてもよい。また、交差点や踏切等の一地点に限らず、地域別として、たとえば、市町村毎や国毎のランキングを作成してもよい。
(実施の形態2)
(情報通知装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる情報通知装置600の機能的構成について説明する。図6は、実施の形態2にかかる情報通知装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。実施の形態2は、車両の停車後に、アイドリングをおこなった場合に、情報通知装置600が、浪費した燃料を通知するようにしたことについて説明する。
図6において、情報通知装置600は、アイドリング時間計測部601と、取得部602と、算定部603と、算出部604と、通知部605と、を備えている。アイドリング時間計測部601は、車両が停車してからのアイドリング時間を計測する。
取得部602は、燃料の消費量に関する情報を取得するものであり、たとえば、アイドリング消費量取得部606と、始動消費量取得部607とを備えて構成される。アイドリング消費量取得部606は、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量を取得する。アイドリング消費量取得部606は、たとえば、車両から燃料の消費量と車速情報とから取得することができ、具体的には、車速0km/hのときの燃料の消費量に相当するものである。この燃料の消費量を蓄積し、平均値を得ることにより、より精度の高い消費量を取得することができる。
また、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量は、車種またはグレード毎に予め設定されるものでもよい。始動消費量取得部607は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を選出する。エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量は、具体的には、統計に基づいて設定すればよく、具体的には、たとえば、アイドリングを20秒おこなった際の燃料の消費量に設定しておけばよい。
算定部603は、アイドリング時間計測部601によって計測された時間および取得部602よって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量を算定する。算定部603は、たとえば、消費燃料算定部608を備えて構成される。消費燃料算定部608は、アイドリング消費量取得部606によって取得された単位時間あたりの燃料の消費量と、アイドリング時間計測部601によって計測されたアイドリング時間とを乗じることにより、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量を算定する。
算出部604は、算定部603によって算定された燃料の消費量に基づいて、アイドリングをおこなった場合と比べて浪費した燃料の浪費量を算出する。算出部604は、たとえば、浪費燃料算出部609を備えて構成される。浪費燃料算出部609は、消費燃料算定部608によって算定された燃料の消費量から、始動消費量取得部607によって選出された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した燃料の浪費量を算出する。
通知部605は、算出部604によって算出された燃料の浪費量を通知する。具体的には、たとえば、浪費燃料算出部609によって算出された燃料の節約量を通知する。通知部605による通知方法は、ディスプレイ等の画面表示による通知でもよいし、スピーカ等による音声による通知等でもよい。
(情報通知装置の情報通知処理手順)
つぎに、図7を用いて、情報通知装置600の情報通知処理手順について説明する。図7は、実施の形態2にかかる情報通知装置の情報通知処理手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、まず、情報通知装置600は、車両が停車するまで待機し(ステップS701:Noのループ)、車両が停車した場合(ステップS701:Yes)、アイドリング時間計測部601によって、アイドリング時間の計測を開始する(ステップS702)。
そして、取得部602のアイドリング消費量取得部606によって、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量を取得する(ステップS703)。そして、取得部602の始動消費量取得部607がエンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する(ステップS704)。そして、算定部603の消費燃料算定部608は、アイドリング消費量取得部606によって取得された単位時間あたりの燃料の消費量と、アイドリング時間計測部601によって計測されたアイドリング時間とを乗じることにより、アイドリングをおこなうことによって消費された燃料の消費量を算定する(ステップS705)。
そして、算出部604の浪費燃料算出部609は、消費燃料算定部608によって算定された燃料の消費量から、始動消費量取得部607によって取得された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した燃料の浪費量を算出する(ステップS706)。そして、通知部605は、浪費燃料算出部609によって算出された燃料の節約量を通知し(ステップS707)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態2にかかる情報通知装置600によれば、アイドリング時間や、アイドリングをおこなったことにより消費した燃料の消費量に基づいて、燃料の浪費量を算出して、通知する。これによって、利用者は、アイドリングをおこなったことにより、どの程度燃料を浪費したかということを認識することができ、アイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態2にかかる情報通知装置600によれば、具体的には、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量や、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量等に基づいて、燃料の浪費量を算出する。これによって、燃料の浪費量を簡単に算出することができる。
また、実施の形態2にかかる情報通知装置600によれば、取得部602は、燃料の価格を取得する価格取得部を備え、算出部604は、価格取得部によって取得された燃料の価格と、浪費燃料算出部609によって算出された燃料の浪費量とを乗じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した金額を算出する浪費金額算出部を備え、通知部605は、浪費金額算出部によって算出された浪費した金額を通知してもよい。
つまり、燃料の価格と燃料の浪費量とに基づいて、アイドリングをおこなうことによって浪費した金額を通知することが可能である。これによって、利用者は、アイドリングをおこなうことにより、どの程度料金を浪費したかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態2にかかる情報通知装置600によれば、取得部602は、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量を取得するCO2取得部と、最近走行時の平均燃費を取得する燃費取得部と、を備え、算出部604は、CO2取得部によって取得された二酸化炭素の排出量、燃費取得部によって取得された平均燃費、および消費燃料算定部608によって算定された燃料の消費量を乗じることにより、発生した二酸化炭素の発生量を算出するCO2算出部を備え、通知部605は、CO2算出部によって算出された二酸化炭素の排出量を通知するようにしてもよい。
つまり、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量や、最近走行時の平均燃費や、消費燃料算定部608によって算定された燃料の消費量に基づいて、二酸化炭素の発生量を通知することが可能である。これによって、利用者は、アイドリングをおこなうことにより、どの程度二酸化炭素が発生したかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態2にかかる情報通知装置600によれば、アイドリングを停止させるための所定の条件下であるか否かを判断する判断部と、判断部がアイドリングを停止させるための所定の条件下であると判断した場合に、利用者に対して、エンジンを停止させることを報知する報知部をさらに備えるようにしてもよい。これによって、利用者に対して、アイドリングの停止が望まれる条件下で、適切にアイドリングの停止を促すことができる。
また、実施の形態2にかかる情報通知装置600によれば、燃料の浪費量、浪費した金額、または二酸化炭素の発生量の各情報を、それぞれ積算するようにしてもよい。これによって、利用者は、累積して、どの程度、燃料を浪費したか、金額を浪費したか、または二酸化炭素が発生したか、ということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施の形態2にかかる情報通知装置600によれば、燃料の浪費量、浪費した金額、または二酸化炭素の発生量の各情報を送信するとともに、データ管理装置から各車両の統計データを受信し、受信した統計データを通知するようにしてもよい。これによって、利用者は、たとえば、場所や時間帯等における利用者自身のランキング等を把握することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高めることができる。
以下に、本発明の実施例2について説明する。実施例2では、車両に搭載されるナビゲーション装置300によって、本発明の情報通知装置600を実施した場合の一例について説明する。実施例2は、車両が停車してアイドリングをおこなった場合、ナビゲーション装置300によって、浪費した燃料等を通知するようにしたことについて説明する。なお、ナビゲーション装置300のハードウェア構成については、実施例1と同様の構成であり、ここでは詳細な説明を省略する。
また、図6に示した情報通知装置600の各構成部について、図3に示したナビゲーション装置300への対応について補足すると、図6に示すアイドリング時間計測部601と、取得部602のアイドリング消費量取得部606および始動消費量取得部607と、算定部603の消費燃料算定部608と、算出部604の浪費燃料算出部609は、図3に示すナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307等に記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。また、通知部605は、スピーカ310、ディスプレイ313によってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている算出プログラムを実行することにより、図6に示した情報通知装置600が備える機能を、図7に示した情報通知処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置の処理の一例)
つぎに、図8を用いて、実施例2にかかるナビゲーション装置300がおこなう情報通知処理の一例について説明する。図8は、実施例2にかかるナビゲーション装置の情報通知処理の一例を示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置300は、車両が停車するまで待機し(ステップS801:Noのループ)、車両が停車した場合(ステップS801:Yes)、アイドリング時間tの計測を開始する(ステップS802)。なお、車両の停車時は、エンジンがかかった状態にあり、ナビゲーション装置300の電源が入っている状態である。
そして、車両の現在地が所定の場所か否かを判断する(ステップS803)。なお、所定の場所とは、所定の時間、停車する可能性のある場所であり、具体的には、たとえば、踏切付近や信号付近のほか、駅のロータリ等が挙げられる。ステップS803において、車両の現在地が所定の場所であると判断した場合(ステップS803:Yes)、アイドリング時間が閾値以上か否かを判断する(ステップS804)。ここで、アイドリング時間の閾値とは、エンジンの始動毎に要する消費燃料と同等の燃料を消費するアイドリングの継続時間に設定すればよく、たとえば、20秒に設定されている。
ステップS804において、アイドリング時間が閾値以上であると判断した場合(ステップS804:Yes)、アイドリングの停止を報知する(ステップS805)。なお、報知については、ディスプレイ313に表示してもよいし、スピーカ310を用いた音声による報知でもよい。
そして、燃料の浪費量dを算出する(ステップS806)。具体的には、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量aおよびエンジンの始動毎に消費される燃料の消費量bを取得し、単位時間あたりの燃料の消費量aと、アイドリング時間tとを乗じることにより、アイドリングをおこなうことにより消費した場合の燃料の消費量cを算定する。そして、アイドリングをおこなうことにより消費した燃料の消費量cから、取得されたエンジンの始動毎に消費される燃料の消費量bを減じることにより、浪費した燃料の浪費量dを算出する。
そして、浪費した金額fを算出する(ステップS807)。具体的には、たとえば、現在の燃料の平均価格eを電波またはオンラインで取得し、上述した燃料の浪費量dを乗じることにより、アイドリングを停止させることによって浪費した金額fを算出する。
また、二酸化炭素の発生量iを算出する(ステップS808)。具体的には、たとえば、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量gを取得するとともに、最近走行時の平均燃費hを取得し、これら二酸化炭素の排出量gと、平均燃費hと、上述したアイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量cと、を乗じることにより、アイドリングをおこなうことによって発生した二酸化炭素の発生量iを算出する。なお、車種またはグレード毎の二酸化炭素の排出量gは、ナビゲーション装置300内に、予め記録されていてもよいし、オンラインサーバ上に保持しておき、利用者が車種またはグレードを登録することで取得してもよい。
そして、ステップS806〜ステップS808にて、算出した情報を、ディスプレイ313に表示することにより、利用者に対して通知する(ステップS809)。このあと、アイドリングを停止したか否かを判断する(ステップS810)。ここで、アイドリングの停止とは、エンジンを切ることのほか、車両が発進することも含む。ステップS810において、アイドリングを停止したと判断した場合(ステップS810:Yes)、一連の処理を終了する。なお、ステップS810において、アイドリングを停止したと判断したあとに、算出した情報を蓄積してもよい。
一方、ステップS810において、アイドリングが停止していないと判断した場合(ステップS810:No)、再度ステップS804以降の処理をおこなう。また、ステップS804において、アイドリング時間が閾値以上ではないと判断した場合(ステップS804:No)、ステップS810以降の処理をおこなう。
また、ステップS803において、現在地が所定の場所ではないと判断した場合(ステップS803:No)、たとえば、ハザードを4回以上出しているか否かを判断する(ステップS811)。なお、ハザードを4回以上としたのは、一定時間以上停車する可能性があることに基づいて設定したものであり、ハザードの回数はこれに限られるものではない。また、ハザードを出しているか否かの判断のほかに、ギアをニュートラルポジションやパーキングポジションに入れたか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS811において、ハザードを4回以上出していると判断した場合(ステップS811:Yes)、ステップS804以降の処理をおこなう。一方、ステップS811において、ハザードを4回以上出していないと判断した場合(ステップS811:No)、現在地がアイドリング停止推奨地か否かを判断する(ステップS812)。ここで、アイドリング停止推奨地とは、具体的には、たとえば、アイドリングの停止が望まれる地点であり、交通量の非常に多い場所や、学校、病院の近く等が挙げられる。ステップS812において、アイドリング停止推奨地であると判断した場合(ステップS812:Yes)、ステップS804以降の処理をおこなう。また、ステップS812において、アイドリング停止推奨地ではないと判断した場合(ステップS812:No)、アイドリングを停止させる必要のない停車であるため、一連の処理を終了する。
なお、算出した情報の通知については、これまでに蓄積したデータと、上述の算出した情報とを積算した値を通知するようにしてもよい。通知方法については、スピーカ310から音声による出力であってもよい。また、蓄積したデータを、各車両の情報を収集して統計処理するデータ管理装置へ送信するとともに、このデータ管理装置から各車両の統計データを受信し、受信した統計データを通知するようにしてもよい。
以上説明したように、実施例2にかかるナビゲーション装置300によれば、アイドリング時間tや、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量cに基づいて、燃料の浪費量dを算出して、通知する。これによって、利用者は、アイドリングをおこなうことにより、どの程度燃料を浪費したかということを認識することができ、アイドリングの停止に対する意識を高めることができる。
また、実施例2にかかるナビゲーション装置300によれば、燃料の平均価格eと燃料の浪費量dとに基づいて、アイドリングを停止させることによって浪費した金額fを通知する。これによって、利用者は、アイドリングをおこなうことにより、どの程度料金を浪費したかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施例2にかかるナビゲーション装置300によれば、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量g、最近走行時の平均燃費h、およびアイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量cに基づいて、二酸化炭素の発生量iを通知する。これによって、利用者は、アイドリングを停止することにより、どの程度二酸化炭素を発生したかということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施例2にかかるナビゲーション装置300によれば、アイドリングを停止させるための所定の条件下であるか否かを判断した場合に、利用者に対して、エンジンを停止させることを報知する。これによって、アイドリングの停止が望まれる条件下で、利用者に対して、適切に、アイドリングの停止を促すことができる。
また、実施例2にかかるナビゲーション装置300によれば、燃料の浪費量d、浪費した金額f、または二酸化炭素の発生量iの各情報を、それぞれ積算するようにしてもよい。これによって、利用者は、累積して、どの程度、燃料を浪費したか、金額を浪費したか、または二酸化炭素が発生したか、ということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、節約した燃料の節約量、節約した金額、または二酸化炭素の削減量がある場合に、これらの値と、燃料の浪費量d、浪費した金額f、または二酸化炭素の発生量iの値を、差し引きすることにより、トータルの浪費または節約した値を得ることができる。これによって、利用者は、累積して、どの程度、燃料を浪費または節約したか、金額を浪費または節約したか、または二酸化炭素を発生または削減したか、ということを認識することができ、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
また、実施例2にかかるナビゲーション装置300によれば、燃料の浪費量d、浪費した金額f、または二酸化炭素の発生量iの各情報を送信するとともに、データ管理装置から各車両の統計データを受信し、受信した統計データを通知してもよい。これによって、利用者は、たとえば、場所毎における各情報のランキング等を把握することができ、地域社会の取り組み等を認識することによって、よりアイドリングの停止に対する意識を高め、環境にやさしい運転をすることができる。
なお、データ管理装置が送信する各情報についてのランキングは、交差点や踏切等の場所毎のランキングのみならず、各場所の情報を時間帯別に分類して、時間帯別のランキングとしてもよい。また、交差点や踏切等の一地点に限らず、地域別として、たとえば、市町村毎や国毎のランキングを作成してもよい。
なお、実施例1、2で説明した情報通知方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 情報通知装置
101 停止時間計測部
102 取得部
103 算定部
104 算出部
105 通知部
106 アイドリング消費量取得部
107 始動消費量取得部
108 仮定燃料算定部
109 節約燃料算出部
300 ナビゲーション装置
313 ディスプレイ
600 情報通知装置
601 アイドリング時間計測部
602 取得部
603 算定部
604 算出部
605 通知部
606 アイドリング消費量取得部
607 始動消費量取得部
608 消費燃料算定部
609 浪費燃料算出部

Claims (15)

  1. アイドリングが停止してからの時間を計測する停止時間計測手段と、
    燃料の消費量に関する情報を取得する取得手段と、
    前記停止時間計測手段によって計測された時間および前記取得手段によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する算定手段と、
    前記算定手段によって算定された燃料の消費量および前記取得手段によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった場合と比べて節約した燃料の節約量を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された燃料の節約量を通知する通知手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得手段を備え、
    前記算出手段は、前記算定手段によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得手段によって取得された燃料の消費量を減じることにより、前記燃料の節約量を算出する節約燃料算出手段を備えることを特徴とする情報通知装置。
  2. 前記取得手段は、アイドリング時における単位時間当たりの燃料の消費量を取得するアイドリング消費量取得手段を備え、
    前記算定手段は、前記アイドリング消費量取得手段によって取得された単位時間あたりの燃料の消費量と、前記停止時間計測手段によって計測された時間とを乗じることにより、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する仮定燃料算定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報通知装置。
  3. 前記取得手段は、燃料の価格を取得する価格取得手段を備え、
    前記算出手段は、前記価格取得手段によって取得された燃料の価格と、前記節約燃料算出手段によって算出された燃料の節約量とを乗じることにより、アイドリングを停止することによって節約した金額を算出する節約金額算出手段を備え、
    前記通知手段は、前記節約金額算出手段によって算出された節約した金額を通知することを特徴とする請求項1または2に記載の情報通知装置。
  4. 前記取得手段は、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量を取得するCO2取得手段と、最近走行時の平均燃費を取得する燃費取得手段と、を備え、
    前記算出手段は、前記CO2取得手段によって取得された二酸化炭素の排出量、前記燃費取得手段によって取得された平均燃費、および前記仮定燃料算定手段によって算定された燃料の消費量を乗じることにより、アイドリングを停止することによって削減した二酸化炭素の削減量を算出するCO2算出手段と、を備え、
    前記通知手段は、前記CO2算出手段によって算出された削減した二酸化炭素の削減量を通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報通知装置。
  5. 前記節約燃料算出手段、前記節約金額算出手段、または前記CO2算出手段によって算出された各算出情報を、それぞれ積算する積算手段を備え、
    前記通知手段は、前記積算手段によって積算された情報を通知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報通知装置。
  6. 各車両の情報を収集して統計処理するデータ管理装置に対して、前記節約燃料算出手段、前記節約金額算出手段、または前記CO2算出手段によって算出された算出情報を送信する送信手段と、
    前記データ管理装置から各車両の統計データを受信する受信手段と、
    をさらに備え、
    前記通知手段は、前記受信手段によって受信された統計データを通知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報通知装置。
  7. 車両が停車してからのアイドリング時間を計測するアイドリング時間計測手段と、
    燃料の消費量に関する情報を取得する取得手段と、
    前記アイドリング時間計測手段によって計測されたアイドリング時間および前記取得手段によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量を算定する算定手段と、
    前記算定手段によって算定された燃料の消費量および前記取得手段によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングを停止した場合と比べて浪費した燃料の浪費量を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された燃料の浪費量を通知する通知手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得手段を備え、
    前記算出手段は、前記算定手段によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得手段によって取得された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した燃料の浪費量を算出する浪費燃料算出手段を備えることを特徴とする情報通知装置。
  8. 前記取得手段は、アイドリング時における単位時間あたりの燃料の消費量を取得するアイドリング消費量取得手段を備え、
    前記算定手段は、前記アイドリング消費量取得手段によって取得された単位時間あたりの燃料の消費量と、前記アイドリング時間計測手段によって計測されたアイドリング時間とを乗じることにより、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量を算定する消費燃料算定手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の情報通知装置。
  9. 前記取得手段は、燃料の価格を取得する価格取得手段を備え、
    前記算出手段は、前記価格取得手段によって取得された燃料の価格と、前記浪費燃料算出手段によって算出された燃料の浪費量とを乗じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した金額を算出する浪費金額算出手段を備え、
    前記通知手段は、前記浪費金額算出手段によって算出された浪費した金額を通知することを特徴とする請求項7または8に記載の情報通知装置。
  10. 前記取得手段は、車種またはグレード毎の単位距離あたりの二酸化炭素の排出量を取得するCO2取得手段と、最近走行時の平均燃費を取得する燃費取得手段と、を備え、
    前記算出手段は、前記CO2取得手段によって取得された二酸化炭素の排出量、前記燃費取得手段によって取得された平均燃費、および前記消費燃料算定手段によって算定された燃料の消費量を乗じることにより、発生した二酸化炭素の発生量を算出するCO2算出手段を備え、
    前記通知手段は、前記CO2算出手段によって算出された二酸化炭素の発生量を通知することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載の情報通知装置。
  11. アイドリングを停止させるための所定の条件下であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段がアイドリングを停止させるための所定の条件下であると判断した場合に、利用者に対して、エンジンを停止させることを報知する報知手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載の情報通知装置。
  12. 燃料に関する情報を通知する情報通知装置における情報通知方法であって、
    アイドリングが停止してからの時間を計測する停止時間計測工程と、
    燃料の消費量に関する情報を取得する取得工程と、
    前記停止時間計測工程によって計測された時間および前記取得工程によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった状態と仮定した場合の燃料の消費量を算定する算定工程と、
    前記算定工程によって算定された燃料の消費量および前記取得工程によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなった場合と比べて節約した燃料の節約量を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された燃料の節約量を通知する通知工程と、
    を含み、
    前記取得工程は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得工程を含み、
    前記算出工程は、前記算定工程によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得工程によって取得された燃料の消費量を減じることにより、前記燃料の節約量を算出する節約燃料算出工程を含むことを特徴とする情報通知方法。
  13. 燃料に関する情報を通知する情報通知装置における情報通知方法であって、
    車両が停車してからのアイドリング時間を計測するアイドリング時間計測工程と、
    燃料の消費量に関する情報を取得する取得工程と、
    前記アイドリング時間計測工程によって計測されたアイドリング時間および前記取得工程よって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングをおこなうことによって消費した燃料の消費量を算定する算定工程と、
    前記算定工程によって算定された燃料の消費量および前記取得工程によって取得された燃料の消費量に関する情報に基づいて、アイドリングを停止した場合と比べて浪費した燃料の浪費量を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された燃料の浪費量を通知する通知工程と、
    を含み、
    前記取得工程は、エンジンの始動毎に消費される燃料の消費量を取得する始動消費量取得工程を含み、
    前記算出工程は、前記算定工程によって算定された燃料の消費量から、前記始動消費量取得工程によって取得された燃料の消費量を減じることにより、アイドリングをおこなうことによって浪費した燃料の浪費量を算出する浪費燃料算出工程を含むことを特徴とする情報通知方法。
  14. 請求項12または13に記載の情報通知方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報通知プログラム。
  15. 請求項14に記載の情報通知プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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