JP5626870B2 - 収納一体型便器及びその施工方法 - Google Patents
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Description
前記キャビネットは、
前記便器洗浄装置の前方に配置する前板部、及びこの前板部の左右端部から後方に延び、かつ下端面を前記トイレルームの床面に載置し、平板状の係止片部を有する係止部材を後上部に設けた左右側板部を一体に形成したキャビネット本体と、
前記係止片部を下方から挿入するスリットを左右両端部に設けて前記左右側板部に対して着脱自在であり、前記左右側板部の後上部間を連結して前記壁面に固定する背板とを有していることを特徴とする。
前記キャビネットは、
前記便器洗浄装置の前方に配置する前板部、及びこの前板部の左右端部から後方に延び、かつ下端面を前記トイレルームの床面に載置する左右側板部を一体に形成したキャビネット本体と、
前記左右側板部に対して着脱自在であり、前記左右側板部の後上部間を連結して前記壁面に固定する背板とを有している収納一体型便器の施工方法であって、
前記便器洗浄装置を収納した状態に前記キャビネット本体を仮置きした後、前記背板によって前記左右側板部の後部の上部間を連結し、この背板を前記壁面に固定することを特徴とする。
前記便器洗浄装置は、前記軸部材に係合して回動する軸受部材を前面に設け、この軸受部材が回動すると前記便器本体に洗浄水を供給し得る。
実施例の収納一体型便器は、図1〜図3に示すように、水洗式便器10とキャビネット20とを備えている。また、この収納一体型便器は、キャビネット20と、その左右両側の壁面との間に収納空間を設け、この収納空間の前面に開閉可能な扉部材31を備えている。また、この収納一体型便器は、キャビネット20の左右両側の壁面間であって、キャビネット20及び扉部材31を有する収納空間の上端に配置する天板30を備えている。また、この収納一体型便器は、後述する水洗式便器10の便器本体11と扉部材31との間に取り付ける便器横パネル32を備えている。
先ず、便器本体11をトイレルームRの床面Fに取り付ける。この際、床面Fには壁面Wから所定間隔離れた位置に図示しない排水管が立ち上げられている。この排水管に図示しない排水接続部材を接続する。便器本体11の便器排水路の下流端を排水接続部材に上端開口に接続しつつ、便器本体11を床面Fに取り付ける。その後、洗浄タンク装置12を便器本体11の後部上面に載置して固定する。
次に、キャビネット20をトイレルームRの壁面W及び床面Fに取り付ける。この際、キャビネット本体21は、図2に示すように、左右側板部21Bの下端部の前端角部を支点にしてキャビネット本体21を回動させるようにして、前板部21Aを洗浄タンク装置12の前方から接近させる。キャビネット本体21の前板部21Aに取り付けられた洗浄ハンドル23の軸部材24と、タンク本体13に取り付けられた軸受部座14とが対向する位置に配置される。このようにして、洗浄ハンドル23の軸部材24と洗浄タンク装置12の軸受部材14とを容易に係合可能に配置することができる。このように、この収納一体型便器は、便器洗浄タンク装置12を収納した状態にキャビネット本体21を容易に仮置きすることができる。また、この収納一体型便器は、洗浄ハンドル23を手動により操作し、便器洗浄を実行することができる。
次に、局部洗浄機能付き便座装置40を便器本体11の上面に取り付ける。その後、局部洗浄機能付き便座装置40の給水口に給水ホースS2の一端を接続し、左側板部21Bの下部後方に設けられた切欠き部26を利用して、給水ホースS2の他端を止水栓Vに接続する。また、図示しない電源コードを壁面Wに設けられた図示しないコンセントに接続する。
次に、便器横パネル32をキャビネット本体21の下部であって、便器本体11の左右両側に取り付ける。便器横パネル32は、図6に示すように、上端面に設けたダボピン32Bを前板部21Aの下端面に設けられたダボ孔21Cに挿入しつつ、便器横パネル32に設けられたストライク部材33Aがキャッチ本体33Bに保持されるように、かつ左右側板部21Bに設けられたダボピン21Dが便器横パネル32に設けられたダボ孔32Cに挿入するように、便器横パネル32をキャビネット本体21に取り付ける。キャビネット本体21に取り付けられた便器横パネル32は、その前面が前板部21Aの前面と面一に連続し、キャビネット20の外観を良好に仕上げることができる。
次に、扉部材31をキャビネット本体21の左右側板部21Bの外側面に図示しない蝶番を介して取り付ける。扉部材31は、図1に示すように、その前面が前板部21Aの前面と面一に連続し、キャビネット20の外観を良好に仕上げることができる。
次に、天板30をキャビネット本体21に取り付けられた天板受部材28に載置しつつ、キャビネット20の左右両側の壁面間であって、キャビネット20及び扉部材31を有する収納空間の上端に配置して取り付ける。
(1)実施例では、係止部材は金属製の長方形状の平板を三か所、折り曲げて形成したが、前後方向及び垂直方向に延びた平板状の係止片部を形成するものであれば、係止部材は他の形状であってもよい。
11…便器本体
12…洗浄タンク装置(便器洗浄装置)
14…軸受部材
20…キャビネット
21…キャビネット本体
21A…前板部
21B…左右側板部
22…背板
22A…スリット
23…洗浄ハンドル
24…軸部材
25…操作部材
29…係止部材
29A…固定片部
29B…第1片部
29C…係止片部
29D…第2片部
R…トイレルーム
W…壁面
F…床面
Claims (5)
- 便器本体、及びこの便器本体の後部上面に配置して前記便器本体に洗浄水を供給する便器洗浄装置を有する水洗式便器と、この水洗式便器を設置するトイレルームの壁面に沿って配置しつつ、前記便器洗浄装置を収納するキャビネットとを備えた収納一体型便器であって、
前記キャビネットは、
前記便器洗浄装置の前方に配置する前板部、及びこの前板部の左右端部から後方に延び、かつ下端面を前記トイレルームの床面に載置し、平板状の係止片部を有する係止部材を後上部に設けた左右側板部を一体に形成したキャビネット本体と、
前記係止片部を下方から挿入するスリットを左右両端部に設けて前記左右側板部に対して着脱自在であり、前記左右側板部の後上部間を連結して前記壁面に固定する背板とを有していることを特徴とする収納一体型便器。 - 前記係止片部は前後方向及び垂直方向に延びていることを特徴とする請求項1記載の収納一体型便器。
- 前記係止部材は、前記左右側板部の後上部の内側面に固定される固定片部と、この固定片部から内側に延びた第1片部と、この第1片部の内側端部から後方に延びた前記係止片部と、この係止片部の後端部から左右方向の一方に延びた第2片部とを有していることを特徴とする請求項2記載の収納一体型便器。
- 前記キャビネット本体は、前記前板部を前後方向に貫通した軸部材と、この軸部材に連結して回動し、前記前板部の前面側に取り付けられた操作部材とを有する洗浄ハンドルを具備し、
前記洗浄装置は、前記軸部材に係合して回動する軸受部材を前面に設け、この軸受部材が回動すると前記便器本体に洗浄水を供給することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の収納一体型便器。 - 便器本体、及びこの便器本体の後部上面に配置して前記便器本体に洗浄水を供給する便器洗浄装置を有する水洗式便器と、この水洗式便器を設置するトイレルームの壁面に沿って配置しつつ、前記便器洗浄装置を収納するキャビネットとを備えた収納一体型便器であって、
前記キャビネットは、
前記便器洗浄装置の前方に配置する前板部、及びこの前板部の左右端部から後方に延び、かつ下端面を前記トイレルームの床面に載置する左右側板部を一体に形成したキャビネット本体と、
前記左右側板部に対して着脱自在であり、前記左右側板部の後上部間を連結して前記壁面に固定する背板とを有している収納一体型便器の施工方法であって、
前記便器洗浄装置を収納した状態に前記キャビネット本体を仮置きした後、前記背板によって前記左右側板部の後部の上部間を連結し、この背板を前記壁面に固定することを特徴とする収納一体型便器の施工方法。
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JP2010198233A JP5626870B2 (ja) | 2010-09-03 | 2010-09-03 | 収納一体型便器及びその施工方法 |
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