JP5623994B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
ハイブリッド自動車(HEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、電気自動車(EV)等のモータ駆動用電力変換装置は、高電圧バッテリから供給された直流電力を車両駆動モータに供給する交流電力に変換するインバータを備えている。直流電力から交流電力への変換は、インバータを構成するIGBTなどのスイッチング素子がオンやオフを繰り返すことによって行われる。
このような電力変換装置には、スイッチング素子のオン・オフ動作の際、瞬時に大電流を出力するために平滑コンデンサが備えられている。更に、電力変換装置には電源を切った後に、この平滑コンデンサに残存する電荷を放電するための放電装置が設けられている。この放電装置は放電抵抗とスイッチング素子が直列に接続された放電回路と、この放電回路を制御する制御回路等から構成され、放電回路は平滑コンデンサと並列に接続されている。そして制御回路が上位からの指令に基づいてスイッチング素子をオンとして平滑コンデンサの電荷を放電する(例えば特許文献1参照)。
HEV、PHEV、EV等で使用される電力変換装置では、高電圧バッテリとインバータはコンタクタと呼ばれるリレー装置で接続されており、車両のキーがオンされるとコンタクタがオンされ、高電圧バッテリとインバータの直流電源入力が接続される。またキーがオフされるとコンタクタがオフされ、高電圧バッテリとインバータの直流電源入力が遮断される。
平滑コンデンサの放電回路は車両がキーオフされた場合や、衝突事故が起こった時など放電が必要な場合に使用される。この時、コンタクタをオフしてから制御回路が放電回路のスイッチング素子をオンとして平滑コンデンサを放電する必要がある。なぜならばコンタクタがオンしたままスイッチング素子をオンして放電を行うと、放電抵抗には高電圧バッテリから電流が供給され続け、平滑コンデンサは放電されないからである。さらに、放電抵抗に長時間大電流が流れ続けると放電抵抗が発熱してその定格温度を越え、放電抵抗が焼損してしまう。
特許文献1に開示されている平滑コンデンサの放電回路では、放電する前にコンタクタがオンになっているかオフになっているかの状況を確認するために、平滑コンデンサの短時間の放電が行われ、この短時間の放電は放電制御回路で発生されるチェックパルスによって制御されている。このチェックパルスによる短時間の放電によって平滑コンデンサの電圧が下がれば、コンタクタはオフであると判定され、平滑コンデンサの長時間の放電を行う。また短時間の放電で平滑コンデンサの電圧が下がらなければ、コンタクタはオンであると判定され、平滑コンデンサの放電は行われない。更に、ある一定時間後に再びチェックパルスを発生して平滑コンデンサの短時間放電を行い、コンタクタの状況を確認する。これによってコンタクタがオンになっていると判断される場合は平滑コンデンサの放電をせず、放電抵抗を焼損から保護している。
特開2010−206909号公報 特開2007−244142号公報
HEV、PHEV、EV等に搭載されている高電圧バッテリとインバータを接続するコンタクタのオン・オフ状態を確認するために従来行われていた、上述した平滑コンデンサの短時間放電では、平滑コンデンサの端子間電圧が高い状態でこの短時間放電が多数回繰り返し行われると放電抵抗での消費電力は大きくなるので、発熱によって放電抵抗が発熱するという問題があった。
本発明に係る電力変換装置は、DC電力をAC電力に変換してモータに供給するインバータと、バッテリと前記インバータとの接続をオン・オフして、前記バッテリからのDC電力の前記インバータへの供給をオン・オフするコンタクタと、前記コンタクタを介して前記バッテリと並列に接続された平滑コンデンサと放電抵抗およびこれに直列に接続されたスイッチング素子からなる、前記平滑コンデンサに並列に接続されて当該平滑コンデンサの電荷を放電する放電回路と、前記平滑コンデンサの端子間電圧を測定する電圧測定回路と、前記平滑コンデンサの端子間電圧を分圧して前記電圧測定回路に入力する分圧回路と、前記スイッチング素子のオン・オフを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記スイッチング素子を第1の所定時間オンして前記平滑コンデンサの端子間電圧が第1の所定の電圧以下になるまで前記平滑コンデンサの電荷を放電する前に、前記第1の所定時間より短い第2の所定時間だけ前記スイッチング素子をオンとして、この第2の所定時間の前後で前記平滑コンデンサの端子間電圧を測定し、この測定された第2の所定時間の前後の前記平滑コンデンサの端子間電圧に基づいて、前記コンタクタのオン・オフ状態を判定する判定部を含む電力変換装置であって、前記判定部は、上位制御装置からの前記平滑コンデンサの放電指令を受けた時に、前記第2の所定時間前記スイッチング素子をオンする前に前記電圧測定回路で測定された前記平滑コンデンサの端子間電圧に基づいて、前記第2の所定時間を決定し、前記第2の所定時間前後の前記平滑コンデンサの端子間電圧の測定値の差が前記第1の所定の電圧より小さい第2の所定の電圧未満であれば、前記コンタクタがオンであると判定する、コンタクタ動作判定を実行することを特徴とする。
HEV、PHEV、EV等に搭載されている高電圧バッテリとインバータを接続するコンタクタのオン・オフ状態を確認するために行う、平滑コンデンサの短時間放電の放電時間を最適化でき、多数回の短時間放電を行っても放電抵抗での大きな発熱を回避できる。
また放電抵抗の消費電力を小さくできるので、定格の小さな放電抵抗が使用でき、インバータ装置の小型化・低コスト化が図れる。
本発明による、電力変換装置を備えたインバータを含む電動駆動装置の実施例の概略図である。 図1に示すバッファの電気回路構成の実施例を示す図である。 図1に示すコレクタ電圧検知回路の電気回路構成の実施例を示す図である。 図1に示す、本発明による電力変換装置の平滑コンデンサの放電回路の正常時の動作を説明するタイミングチャートである。 図1に示すコンタクタが故障してオンとなったままの場合の、本発明による電力変換装置の平滑コンデンサの放電回路の動作のタイミングチャートである。 図1に示す放電回路を用いて、コンタクタのオン・オフ状態を検出するために平滑コンデンサ(126)の短時間放電を行う、放電スイッチ(IGBT、125)の制御パルス(チェックパルス)のパルス幅の設定方法を説明する図 チェックパルスのパルス幅をテーブル化して保持し、これを用いて平滑コンデンサ(126)の短時間放電の制御を行う場合のマイコンの構成概略図である。 上記で説明した本発明による電力変換装置の動作でのマイコン120による制御フローの一例である。
以下、図1〜図5を参照して本発明による電力変換装置の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明による電力変換装置の構成概略図である。電力変換装置101は、コンタクタ104を介して高電圧バッテリ129に接続されている。コンタクタ104は、バッテリコントローラ103からの信号106によって制御される。バッテリコントローラ103は、さらに上位のコントローラ102によって制御される。なお、上位のコントローラ102は、電力変換装置101も制御する。
電力変換装置101は、モータ128を駆動するインバータ127、平滑コンデンサ126、放電制御回路100、放電抵抗124、放電用のスイッチング素子125を有している。平滑コンデンサ126は、コンタクタ104を介して高電圧バッテリ129と並列に接続され、高電圧バッテリから供給されるDC電力に含まれるノイズを除去する。放電抵抗R124とスイッチング素子IGBT125は、直列に接続されて放電回路を構成し、この放電回路は平滑コンデンサ126と並列に接続されている。放電制御回路100は、マイコン119、マイコン用電源118、フォトカプラ113及び115、分圧回路117、バッファ123、コレクタ電圧検知回路122から構成される。
マイコン用電源118は、インバータの電源からマイコンの電源電圧5Vを生成する。マイコン用電源118は、マイコン119から送信されるPRUN信号120を受信する。PRUN信号120は、マイコン119が正常動作している事を示す信号である。マイコン用電源118がPRUN信号120により、マイコン119が正常動作しなくなったことを検知した場合は、RESET信号121をマイコン119に送信し、マイコン119をリセットする。
フォトカプラ113は、モータコントローラ112からの放電指令信号114をマイコン119に伝達する。コンタクタ104の動作も含む放電動作に異常がある場合は、マイコン119からのエラー信号116が、フォトカプラ115を介してモータコントローラ112に伝達される。
分圧回路117は、高電圧な平滑コンデンサ126の端子間電圧、すなわち高電圧バッテリ129の正極端子と負極端子の間の電圧である端子間電圧をマイコン119の電圧測定回路(AD変換回路)で測定できる電圧範囲に変換している。この電圧測定回路では、分圧回路から入力される電圧のノイズを除去するフィルターが組み込まれており、ノイズが所定値以下に低減された後AD変換して電圧値として検出する回路を用いることができる。またはノイズに強い積分型のAD変換回路を用いてもよい。また、平滑コンデンサ126の端子間電圧を複数回測定し、これら測定間での電圧変化を確実に測定する場合は、AD変換回路に入力される可能性のあるノイズの大きさより大きい電圧の変化が検出された場合に電圧変化があったと判断すればよい。
バッファ123はマイコン119から出力される放電制御信号128(5Vレベル)をスイッチング素子125のゲート動作レベル信号(15Vレベル)に増幅して、スイッチング素子125のゲートに与える。バッファ123の回路例は後で説明する。
コレクタ電圧検知回路122は、スイッチング素子125のコレクタ電圧が高電圧か低電圧か検知してマイコン119に伝達する。ここでコレクタ電圧が高電圧、すなわち上記の平滑コンデンサ126の端子間電圧であれば、スイッチング素子125はオフ状態であり、またコレクタ電圧が低電圧であれば、スイッチング素子125はオン状態である。コレクタ検知回路122の回路例は後で説明する。
マイコン119は、モータコントローラ112からフォトカプラ113を介して放電指令信号114を受信し、スイッチング素子125を制御する放電制御信号128を出力する。またマイコン119は、平滑コンデンサ126の端子間電圧を分圧回路117を介して測定し、平滑コンデンサ126の電圧が放電の最終目標電圧まで下がったら放電を終了する。またマイコン119は、コレクタ電圧検知回路122によりスイッチング素子125がオン状態かオフ状態か感知する事で、このスイッチング素子が正常に動作しているか判定され、誤動作していると判定された場合はエラー信号116をモータコントローラ112に出力する。
なお、エラー信号は放電動作中に検出された種々の異常が発生した際に出力される。従って、どのような状況(放電動作、回路)で異常が発生したかも一緒に出力され、上位コントローラで処理される。
図2は、図1に示す本発明による電力変換装置の1実施形態におけるバッファ123の回路図である。バッファ123の回路は、NMOSインバータゲート回路201、PMOSインバータゲート202とプルダウン抵抗203から構成される。入力端子206は、NMOSインバータゲート回路201の入力に接続されている。またNMOSインバータゲート回路201の出力は、PMOSインバータゲート回路202の入力に接続されている。PMOSインバータゲート回路202の出力は、出力端子207に接続されている。両方のインバータゲート回路の電源はともに、15V電源(Vcc15)208に接続されている。ここでNMOSインバータゲート回路201のNMOSのゲート電圧閾値VGS(th)は、2.5V程度となっている。
このように本回路は、インバータゲート回路が2段接続されているので、入力と出力の論理は同じになるが、NMOSインバータゲート回路201の論理閾値は2.5V程度となっており、5Vレベルの信号を15Vレベルの信号に変換することができる。
またプルダウン抵抗203は、NMOSインバータゲート回路201の入力とGND209の間に接続されており、入力端子206がハイインピーダンスになっても、NMOSインバータゲート回路201の入力を‘L’レベルにする。これにより、バッファ123は、前段すなわちマイコン119の出力が故障してバッファ123の入力がハイインピーダンスになった場合も、‘L’レベルを出力し、放電状態にならない。
図3は、図1に示す本発明による電力変換装置の第1の実施形態におけるコレクタ電圧検知回路122の回路図である。コレクタ電圧検知回路122の回路は、高耐圧ダイオード301、プルアップ抵抗302、バッファ303から構成される。スイッチング素子125のコレクタは、入力端子304に接続される。高耐圧ダイオード301のカソードは入力端子304に、アノードはバッファ303の入力端子に接続されている。また高耐圧ダイオード301のアノードは、プルアップ抵抗302を介して5V電源(Vcc5)306に接続されている。バッファ303の出力は、出力端子305に接続されている。またバッファ303の電源は、Vcc5 306に接続されている。
スイッチング素子125のコレクタは、放電抵抗124を介して平滑コンデンサ126の正極に接続されており、スイッチング素子125がオフ時には通常300V以上の高電圧となる。このとき高耐圧ダイオード301のカソード電位は300V以上に、またアノード電位はVcc5と同じ5Vとなるので、ダイオード301は逆バイアスになりオフになる。するとバッファ303の入力は、5V=‘H’レベルになり、出力端子305には‘H’レベルが出力される。一方、スイッチング素子125がオン時には、スイッチング素子125のコレクタは0〜1V程度になる。このとき高耐圧ダイオード301のカソード電位は0〜1Vに、またアノード電位はVcc5と同じ5Vとなるので、ダイオード301は順バイアスになりオンになる。するとバッファ303の入力は‘L’レベルになり、出力端子305には‘L’レベルが出力される。
図4は、平滑コンデンサ126の正常な放電、すなわちコンタクタ104がオフとなっている場合に平滑コンデンサ126の放電が行われた場合の放電回路の動作を示すタイミングチャートである。
平滑コンデンサ126を放電する時は、まず上位コントローラ102がバッテリコントローラ103を介してコンタクタ104に「オフ」を指令する(時刻t0)。これによりコンタクタは「オン」から「オフ」になる。またほぼ同時に上位コントローラ102はモータコントローラ112に放電指令を出す。
上位コントローラ102から放電指令を受信すると、モータコントローラ112は、放電制御回路100へ放電指令信号114を送信する。すると放電制御回路100のマイコン119は、コンタクタ104がオフとなっているかどうかを確認するための、平滑コンデンサ126の短時間放電を行う。
平滑コンデンサ126の短時間放電の準備として、マイコン119は、まず、分圧回路117からの入力電圧から平滑コンデンサ126の初期端子間電圧Vc0を測定し、この端子間電圧に基づいて平滑コンデンサ126の短時間放電を行うための、放電制御信号128のパルス幅Tcheckを決定する。この短時間放電の準備が完了後(時間tp経過)、時刻t1でマイコン119は、放電制御信号128を‘L’レベルから‘H’レベルにする(402)。これにより、IGBT125はオンになり、平滑コンデンサ126から放電が開始され、平滑コンデンサ126の電圧が低下し始める。そしてパルス幅Tcheckの時間(403)経過後の時刻t2に、マイコン119が放電制御信号128を‘H’レベルから‘L’レベルにして(404)、短時間放電を停止する。ここで放電制御信号128で時間幅Tcheck(403)を持つパルスをチェックパルスと呼んでいる。チェックパルスのパルス幅Tcheck(403)は平滑コンデンサ電圧Vc0に依存して決定されるが、この決定方法については後述する。
時刻t2(Tcheck経過後)には、平滑コンデンサ126の端子間電圧はVc0からVc1に低下している。マイコン119は、平滑コンデンサ126の端子間電圧を時刻t2以降で再度測定し、平滑コンデンサの端子間電圧の低下の大きさVc0−Vc1が所定の判定基準ΔVth(後述)より大きければ、コンタクタ104は正常にオフとなっていると判断する。
マイコン119によるコンタクタのオン・オフ状態の判定で、コンタクタ104は正常にオフとなっている場合は、時刻t3において、マイコン119は放電制御信号128を時間tdの間 ‘H’レベルにして(405)、連続放電を行う。そして平滑コンデンサの連続放電が始まり、端子間電圧が放電目標電圧VcT以下まで下がったとき(時刻t4)、マイコン119が放電制御信号128を‘H’レベルから‘L’レベルにして(406)、放電を完了する。なお、時刻t4までに平滑コンデンサの端子間電圧は適宜測定されるが、図示はされていない。
図5は、コンタクタが何らかの原因でオフとならず、オンになったまま平滑コンデンサ126の放電が行われた場合の放電回路の動作を示すタイミングチャートである。
放電に先立ち、上位コントローラ102がバッテリコントローラ103を介してコンタクタに「オフ」を指令するが、何らかの不具合によりコンタクタは「オン」のままである。正常時と同様に時刻t10において上位コントローラ102がモータコントローラ112に放電指令を出すとモータコントローラ112は放電制御回路100への放電指令信号114を出す。するとマイコン119が放電制御信号にチェックパルスを出力して短時間放電を行うため、放電制御信号128を‘L’レベルから‘H’レベルにする(402)。しかしコンタクタ104がオンとなっているため、高圧バッテリー129から放電抵抗に電流が供給され、平滑コンデンサ126の電荷は放電されず、平滑コンデンサの端子間電圧はほとんど低下しない。そしてチェックパルスのパルス時間幅Tcheck(403)経過後の時刻t2に、マイコン119が放電制御信号128を‘H’レベルから‘L’レベルにして(404)、チェックパルスによる短時間放電を停止する。ここでチェックパルスのパルス幅Tcheck(503)は、前述のように平滑コンデンサの端子間電圧Vc0に依存して制御されるが、その決定方法については後述する。
時刻t1から時刻t2の間の短時間放電の間は、平滑コンデンサ126の端子間電圧は、放電抵抗126の抵抗Rによる電位降下のため、平滑コンデンサ126の端子間電圧は、初期電圧Vc0から僅かに低下する。しかし時刻t2以降、平滑コンデンサ126の端子間電圧は初期値のVc0とほぼ同程度となる。これはコンタクタ104が閉じている(オン)ために、高電圧バッテリー129から電流が供給され続けるためである。
時刻t2以降に、マイコン119は、平滑コンデンサ126の端子間電圧Vc1を分圧回路117を介して測定し、平滑コンデンサ126の端子間電圧の低下の大きさVc0−Vc1が所定の判定基準ΔVthより小さいことを確認し、コンタクタ104がオンであると判定する。
コンタクタ104がオンであると判定されると、時刻t3以降、マイコン119は上位から平滑コンデンサ126の電荷の放電指令を受けていても、時刻t1から時間Tinv(407)だけ経過するまで放電を再開しないで待機する。ここで待機時間Tinv(407)はシステムで決められた一定の時間である。システムの中では様々の制御プロセスが繰り返し実行されている。このような状態で、平滑コンデンサの端子間電圧ができるだけ正確に測定できるように、ノイズ発生の少ない状態となるまでの一定の時間をTinvとして選択している。したがって、Tinvは時間幅Tcheckより長い、システム全体の動作サイクルの中でノイズ発生の少ない状態となるよう適宜決定される。
そして待機時間Tinv(407)が経過した時刻t0’に、再び、平滑コンデンサの端子間電圧Vc0’を測定し、短時間放電のパルス幅Tcheck(403)を決定する。このパルス幅Tcheckのチェックパルスによる短時間放電を行ったのち、すなわち時刻t2’以降に、平滑コンデンサの端子間電圧Vc1’を測定し、Vc0’−Vc1’が所定の判定基準ΔVthより小さいかどうかを再度確認し、コンタクタ104のオン・オフ状態の判定を行う。この時点でコンタクタ104がオフとなっていたら連続放電を開始するが、図5に示す場合では、コンタクタ104はオンのままであり、更に待機時間Tinv経過するまで放電を待機する。以下これを繰り返す。もちろん上位から放電指令が取り下げられれば、この繰り返しは行わず、平滑コンデンサ126の放電のための制御動作は停止される。あるいは、短時間放電を所定の回数繰り返しても、平滑コンデンサ126の端子間電圧が低下しない場合は、異常状態であるとして、これを上位制御装置に送信するとともに、放電動作を停止する。
以上のようにマイコン119は、スイッチング素子125をオン・オフを制御する制御回路として機能するとともに、コンタクタ104のオン・オフ状態を判定する判定部としても機能する。
次にチェックパルス幅時間Tcheckの決定方法について説明する。
図6は、平滑コンデンサ126の電圧Vに対してチェックパルスのパルス幅Tcheckの許容範囲を示すグラフである。チェックパルスのパルス幅Tcheckは、グラフ上の2つの曲線601および602で囲まれた領域に入るように制御される。つまり曲線601がTcheckのパルス幅上限であり、曲線602がTcheckのパルス幅下限である。ここで曲線601は、次の式(1)で示す関数であり、平滑コンデンサの電圧と放電抵抗が定格温度になるチェックパルス幅の関係を示している。
Tw=P(R/V)/f ...(1)
ここでTwは、パルス幅、Pは放電抵抗が定格温度になる消費電力、Rは放電抵抗の抵抗値、fはチェックパルスの繰り返し周波数であり、f=1/(Tcheck+Tinv)とも書ける。
なお、式(1)は、コンタクタ104が開かなくなり、チェックパルスによる短時間放電が放電間隔時間毎に繰り返し行われている場合に、放電抵抗の消費電力と放電抵抗が定格温度となる消費電力とが等しくなる条件から導かれる。つまり1回のチェックパルスによる短時間放電での放電抵抗Rの消費電力、すなわち抵抗Rが電圧Vを与えられた時の消費電力V/Rでパルス幅時間Twで消費される損失(V/R)・Twが周波数fで繰り返される時の消費電力と、放電抵抗Rが定格温度となる時の消費電力が等しいことから表わされる以下の式(2)をTwについて解いたものである。
=(V/R)・Tw・f ...(2)
すなわち、式(1)に基づく図6の曲線601は放電抵抗Rによって消費される平均電力がこの放電抵抗の定格消費電力(放電抵抗が定格温度になる消費電力)となる条件となっている。
また、曲線602は、以下の式(2)に示す関数であり、電圧Vを平滑コンデンサ126の電圧Vcとして、パルス幅Twのチェックパルスとによって平滑コンデンサ126が短時間放電される時の平滑コンデンサの電圧降下が識別できる場合の、VcとTwの関係を示している。
Tw=−RC・ln(1−ΔVc/Vc) ...(3)
ここでTwは、パルス幅、Rは放電抵抗124の抵抗値、Cは平滑コンデンサ126の容量(放電すべき容量)、ΔVcは、上記で説明したようにマイコン119の電圧測定回路での分解能と、測定される平滑コンデンサ126の端子間電圧のノイズを考慮して、システムが放電によって平滑コンデンサ電圧が降下したと正しく識別できる電圧降下の最小限界値として定められる。
式(3)は、パルス幅時間Twにおける平滑コンデンサ電圧の電圧降下が上記ΔVに等しいことから表わされる式(4)をTwについて解いたものである。
ΔVc=Vc−Vc・exp(−Tw/(RC)) ...(4)
従って、これら曲線601と602で挟まれる領域のチェックパルスのパルス幅Tcheckは放電抵抗124が定格温度にならずにチェックパルスによる短時間放電での電圧降下を識別できるものとなる。
すなわち、上記式(3)で表わされるTwをチェックパルスのパルス幅Twの最少値Twminとし、上記式(1)で表わされるTwをチェックパルスのパルス幅の最大値Twmaxとして、チェックパルスのパルス幅Tcheckが、TwminとTwmaxの間になるように、Tcheckを適宜設定すればよい(図6参照)。
このように、601と602との間のパルス幅で具体的にTcheckを決定する例を次に説明する。
<第1の例>
図6記載の条件の場合、例えば次の式(5)ようなTcheckの決定方法が考えられる。これは図中の603の曲線となる。
Tcheck=min(200ms,Km・P・(R/V)・f) ...(5)
ここでKmは1以下の係数であり、Tcheckが曲線602のTwを下回らないような大きさに設定する。図6の例では、Km=2/3となっている。これはチェックパルスのパルス幅Tcheckが曲線601に対し余裕を設けるために、このチェックパルスのパルス幅Tcheckを一定の比率に短くしたものである。また、200msは、これがあまりに大きいと車両の動作に影響があるが、例えば車両の始動時や停止時に行えるように適宜定めるものである。
以上により、チェックパルスのパルス幅Tcheckは曲線601と602で挟まれる領域で定めることができ、平滑コンデンサ126の電圧が高い場合にチェックパルスのパルス幅Tcheckを小さくし、放電抵抗Rの発熱を抑え、定格温度を越えないようにできる。
<第2の例>
さらに次のようなチェックパルスのパルス幅Tcheckの決定方法も考えられる。これは図6中の折れ線604となる。
Tcheck=200ms(V≦150V)
Tcheck=100ms(150V<V≦250V)
Tcheck= 40ms(250V<V<450V)
これは電圧範囲を区分けし、その電圧範囲内ではチェックパルスのパルス幅Tcheckを切りの良い固定値とするものである。これにより、平滑コンデンサ126の電圧が高い場合にチェックパルスのパルス幅Tcheckを小さくし、放電抵抗124の発熱を抑え、定格温度を越えないようにできるのに加え、チェックパルス幅Tcheckの計算が必要ないので、点検時や動作検証時の波形測定が判りやすくなる。
図7は、上記の第1あるいは第2の例で説明したようにして、チェックパルスのパルス幅Tcheckを予め算出しておき、このTcheckのデータをマイコン120のチェックパルス幅データ記憶部131に格納しておく場合のマイコン120の構成の一部を示す概略図である。
分圧回路117で分圧された平滑コンデンサ126の端子間電圧は、平滑コンデンサ端子間電圧入力ポート133に入力され、電圧測定部132で測定され、分圧回路117の分圧比に基づいて平滑コンデンサ端子間電圧Vcが求められる。
次にチェックパルス幅データ記憶部に格納された、平滑コンデンサ端子間電圧Vcに対応したチェックパルス幅Tcheck(Vc)を読出し、Tcheck(Vc)のパルス幅の時間だけ放電制御信号128をhighにする。バッファ123は、前述のようにIGBT125をオンとするゲート信号を出力する。
なお、上述したように、予めチェックパルス幅Tcheckをチェックパルス幅データ記憶部131に格納せず、上記第1あるいは第2の例に基づいて、毎回チェックパルスのパルス幅Tcheckを算出することも可能である。この場合は、マイコン120のCPU130が上記第1あるいは第2の例に基づく計算を行って、チェックパルスのパルス幅Tcheckを算出する。
図8は、上記で説明した本発明による電力変換装置の動作をマイコン120による制御フローの一例としてまとめたものである。
ステップS1で上位コントローラ102で放電指令が発生されると、この放電指令はバッテリコントローラ103とモータコントローラ112に送信される。バッテリコントローラ103は、ステップS2でコンタクタ104をオフとする制御を行う。
マイコン120は、モータコントローラ112を介して上位コントローラ102から放電指令を受信すると、S3以降のステップを実行する。まずチェックパルスによる平滑コンデンサ126の短時間放電の回数をカウントするためのカウンタをi=0に初期化する。
ステップS4で、平滑コンデンサ126の端子間電圧Vcの初期値Vc0を分圧回路117からの出力電圧を用いて測定する。なお、初期値Vc0の測定がバッテリコントローラ103によるコンタクタのオフが行われてから行われるように、平滑コンデンサ126の端子間電圧Vcの初期値の測定時刻t0は、コンタクタ104がオフとなった時刻から適宜遅れて実行される。以下の一連の処理では、この時刻t0を一連の処理の開始時刻として説明する。またこれらの一連の処理で繰り返し行われる処理によって、ステップS4から再度処理が開始される場合は、その都度ステップS4の実行時刻を一連の処理の開始時刻であるとして説明する。ただし、カウンタの加算だけは放電指令を受信してから通算して加算するものとする。
続いてステップS5で、ステップS4で測定された平滑コンデンサの端子間電圧の初期値Vc0に基づいて、前述の第1あるいは第2の例で説明した方法により、チェックパルスのパルス幅Tcheckを決定する。ステップS6では放電制御信号128にパルス幅Tcheckのチェックパルスを出力し、このパルス幅Tcheckの時間だけIGBT125がオンとなり、平滑コンデンサの短時間放電が実行される(図4、図5で時刻t1〜t2)。なお、時刻t1は、ステップS5が終了するまでの処理時間tp(適宜)が経過した時刻であり、時刻t2はステップS6が終了するまでの処理時間tp(適宜)が経過した時刻である。
次に、時刻t2以降にステップS7で、再度平滑コンデンサ126の端子間電圧Vc1を測定し、ステップS7で平滑コンデンサ126の端子間電圧の変化Vc0−Vc1が所定値ΔVth以上か否かを判定する。(図4、図5で時刻t2〜t3)。なお、時刻t3は、時刻t2からステップS7が終了するまでの処理時間tp(適宜)が経過した時刻である。
この所定値ΔVthは、前述の式(4)で、Vc=Vc0、Tw=Tcheckとした場合の値である。コンタクタ104が正常に動作しており、上位コントローラ102からの放電指令に基づいて、コンタクタ104がオフとなっていれば、平滑コンデンサ126は、この平滑コンデンサの容量Cと放電抵抗124の抵抗値Rによって定まる時定数で放電され、その端子間電圧はΔVthだけ低下する。時間Tcheckの間放電された後の平滑コンデンサの端子間電圧Vc1が初期値Vc0よりΔVthだけ低下していれば、コンタクタ104は正常にオフになっていると判断できる。なお、実際のΔVthは、電圧測定の分解能および測定でのノイズの影響も考慮し、式(4)で定まる値よりも僅かに小さい値に設定されている。
従って、もし、Vc0−Vc1≧ΔVthであれば、上記で図4を参照して説明したように、放電指令によってコンタクタ104が正常にオフとなっている場合であると判断され、続いてS9のステップが実行される。また、Vc0−Vc1<ΔVthであれば、ステップS13が実行される。
(コンタクタ104が正常動作している場合)
ステップS9では、ステップS8での平滑コンデンサ126の端子間電圧の低下が上記の所定の閾値ΔVth以上であることに基づいて、コンタクタ104がオフであると判定し、平滑コンデンサ126の連続放電を開始する。すなわち、マイコン120は、放電制御信号128に時間tdだけ平滑コンデンサ126を放電するように、放電制御信号128を‘H’レベルにし(図4)、スイッチング素子(IGBT)125のゲートにはバッファ123を介してIGBT125をオンにする信号が供給され、このIGBT125と放電抵抗124の直列回路により平滑コンデンサ126の放電が行われる。
ステップS10では、時間tdだけ平滑コンデンサ126が放電された時刻t4以降に、平滑コンデンサ126の端子間電圧Vc2が測定される。続いてステップS11で、この端子間電圧Vc2が所定の目標電圧値VcT以下であれば、平滑コンデンサ126の放電が充分行われたとして放電を終了する(ステップS12)。
もし、平滑コンデンサの端子間電圧Vc2が目標電圧値VcTより高ければ、ステップS16に進み、放電動作を停止するとともに、エラー信号116をモータコントローラ112に送信する。
なお、図4に示す平滑コンデンサの連続放電時間tdは、端子間電圧の測定におけるノイズの影響も考慮し、以下の式(5)を解いて得られるtdより適宜長めに設定される。
VcT=Vc2・exp(−td/(RC)) ...(5)
(コンタクタ104が異常動作している場合)
ステップS8でVc0−Vc1<ΔVthとなっていれば、ステップS13が実行される。
ステップS13ではチェックパルスの出力回数のカウンタの数値iが所定の最大値imax以上かどうか判定する。
もし、i<imaxであれば、再度チェックパルスによる短時間放電を行うのでステップS14に進む。もし、i≧imaxであれば、ステップS16でコンタクタ104がオン状態となる異常が発生していると判定し、ステップS17で放電動作を停止するとともに、モータコントローラ112にエラー信号116を送信する。
ステップS14では、所定の待機時間Tinvだけ待機する。また、チェックパルスによる短時間放電を再度実行するので、ステップS15でカウンタの数値iをインクレメントする。続いてステップS4に戻り、ステップS4以下の動作を再実行する。図4、図5ではこの再実行の開始時刻をt0’としているが、図8ではこのt0’を再度t0として放電動作を実行することに対応している。
なお、図8では省略されているが、前述のようにスイッチング素子(IGBT)125のコレクタ電圧は常にモニターされている。IGBT125が正常に動作している場合は、ステップS4、S7、S10などの平滑コンデンサの放電の際は、IGBT125はオンとなっているので、IGBT125のコレクタ電圧は‘L’レベルとなっており、またステップS6、S9などの平滑コンデンサの端子間電圧の測定の際には、IGBT125はオフであり、そのコレクタ電圧は‘H’レベルとなっている。
もし、IGBT125のコレクタ電圧がこのような正常な電圧となっていない場合は、図8のステップS17に示す異常処理が行われ、モータコントローラ112にエラー信号が送信される。図8の動作フローは、分かり易いように連続した動作で記載されているが、実際のマイコンでの動作(プログラミング)はイベントベースで実行されているので、放電動作中に異常が発生した場合は適宜異常処理が実行される。
以上に述べたように本発明の実施形態によれば、平滑コンデンサ126の電圧が高い場合に、チェックパルスによる短時間放電による平滑コンデンサ126の電圧降下が識別できる範囲で、チェックパルスのパルス幅Tcheckを短くするので、チェックパルスによる短時間放電における損失を小さくでき、チェックパルスによる短時間放電の繰り返し時における消費電力を小さくできる。これによってチェックパルスによる短時間放電の間隔の短縮が可能になる。
また放電抵抗124での発熱を小さくできるので、この放電抵抗124の小型化、低コスト化ができ、電力変換装置101の小型化・低コスト化が図れる。
以上の説明は本発明の実施形態の例であり、本発明はこれらの実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の特徴を損なわずに様々な変形実施が可能である。とりわけ、接続された電池セルの個数に対応して様々な実施形態が可能である。
100…放電制御回路
101…電力変換装置
102…上位コントローラ
103…バッテリコントローラ
104…コンタクタ
105…モータ
111…モータコントローラの電源
112…モータコントローラ
113…フォトカプラ
114…放電指令信号
115…フォトカプラ
116…エラー信号
117…分圧回路
118…マイコン電源
119…マイコン
120…PRUN
121…RESET
122…コレクタ電圧検知回路
123…バッファ
124…放電抵抗R
125…IGBT(スイッチ)
126…平滑コンデンサC
127…インバータ
128…放電制御信号
129…高電圧バッテリ
201…NMOSインバータゲート回路
202…PMOSインバータゲート
203…プルダウン抵抗
206…入力端子
207…出力端子
208…15V電源(Vcc15)
209…GND
301…高耐圧ダイオード
302…プルアップ抵抗
303…バッファ
304…入力端子
305…出力端子
306…5V電源(Vcc5)
402…放電制御信号128のt1での立ち上がり
403…チェックパルスのパルス幅Tcheck
404…放電制御信号128のt2での立ち下がり
405…放電制御信号128のt3での立ち上がり
406…放電制御信号128のt4での立ち下がり
407…Tinv(放電待機時間)

Claims (6)

  1. DC電力をAC電力に変換してモータに供給するインバータと、
    バッテリと前記インバータとの接続をオン・オフして、前記バッテリからのDC電力の前記インバータへの供給をオン・オフするコンタクタと、
    前記コンタクタを介して前記バッテリと並列に接続された平滑コンデンサと
    放電抵抗およびこれに直列に接続されたスイッチング素子からなる、前記平滑コンデンサに並列に接続されて当該平滑コンデンサの電荷を放電する放電回路と、
    前記平滑コンデンサの端子間電圧を測定する電圧測定回路と、
    前記平滑コンデンサの端子間電圧を分圧して前記電圧測定回路に入力する分圧回路と、
    前記スイッチング素子のオン・オフを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記スイッチング素子を第1の所定時間オンして前記平滑コンデンサの端子間電圧が第1の所定の電圧以下になるまで前記平滑コンデンサの電荷を放電する前に、前記第1の所定時間より短い第2の所定時間だけ前記スイッチング素子をオンとして、この第2の所定時間の前後で前記平滑コンデンサの端子間電圧を測定し、この測定された第2の所定時間の前後の前記平滑コンデンサの端子間電圧に基づいて、前記コンタクタのオン・オフ状態を判定する判定部を含む電力変換装置であって、
    前記判定部は、上位制御装置からの前記平滑コンデンサの放電指令を受けた時に、前記第2の所定時間前記スイッチング素子をオンする前に前記電圧測定回路で測定された前記平滑コンデンサの端子間電圧に基づいて、前記第2の所定時間を決定し、前記第2の所定時間前後の前記平滑コンデンサの端子間電圧の測定値の差が前記第1の所定の電圧より小さい第2の所定の電圧未満であれば、前記コンタクタがオンであると判定する、コンタクタ動作判定を実行することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項に記載の電力変換装置において、
    前記第2の所定時間の上限Twmaxは、前記放電抵抗が定格温度になる消費電力P、前記放電抵抗の抵抗値R、前記平滑コンデンサの端子間電圧V、前記第2の所定時間前記スイッチング素子をオンする動作の繰り返し周波数f、に対して、Twmax=P・(R/V)/fの関係で定められ、
    前記第2の所定時間の下限Twminは、前記放電抵抗の抵抗値R、前記平滑コンデンサの容量C、前記電圧測定回路が確実に識別できる最小電圧値ΔV、前記平滑コンデンサの電圧Vに対して、Twmin=−RC・ln(1−ΔV/V)の関係で定められることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項に記載の電力変換装置において、
    前記最小電圧値ΔVは、前記平滑コンデンサの端子間電圧のノイズと前記電圧測定回路の電圧検出の分解能に基づいて設定されることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1に記載の電力変換装置において、
    前記制御回路は、前記平滑コンデンサの複数の異なる端子間電圧と、この前記平滑コンデンサの複数の異なる端子間電圧の各々に対応した、複数の前記第2の所定時間の値を格納するデータ記憶部を備えることを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項に記載の電力変換装置において、
    前記コンタクタがオンであると判定された場合、前記平滑コンデンサの電荷を前記第2の所定時間放電した後、さらに前記第2の所定時間より長い第3の所定時間が経過した後に、前記コンタクタ動作判定を繰り返し実行し、このコンタクタ動作判定を所定の回数繰り返した場合、前記コンタクタが故障であると判定して、前記平滑コンデンサの放電を中止することを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項またはに記載の電力変換装置において、
    前記第2の所定時間前後の前記平滑コンデンサの端子間電圧の測定値の差が前記第2の所定の電圧以上であれば、前記コンタクタがオフであると判定して、前記平滑コンデンサの電圧が前記第1の所定の電圧以下になるまで、前記制御回路は、前記スイッチング素子を前記第1の所定時間オンとして前記平滑コンデンサの電荷を放電することを特徴とする電力変換装置。
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