JP6721443B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、インバータ装置に関する。
一般的なインバータ装置は、商用の交流電源電圧を整流回路で直流電圧に変換した後、インバータ主回路によって任意の交流電圧に変換し出力することで、モータを可変速で運転する。ここで、直流部の電圧を平滑化する目的で、アルミ電解コンデンサなどの大容量の平滑コンデンサが直流部に配置される。直流電力は電源を遮断した場合にも平滑コンデンサに蓄積されているので、平滑コンデンサに直流電力が蓄積した状態でインバータ装置の端子部に接触すると人体に直流電圧が印加する虞がある。
そのため、平滑コンデンサの電荷を放電する目的で、平滑コンデンサと並列に放電用の抵抗を配置し、電源遮断時の放電時間を短縮する方法が一般的である。しかし、この方法では電源投入後にも放電されて無駄に消費されてしまうため、電源投入後の通常動作時の放電エネルギーが少なくなるように抵抗を大きくする必要がある。すなわち、電源遮断時の放電時間を短縮することと通常動作時の放電エネルギーを保持することとはトレードオフの関係にあり、放電用の抵抗値はこのトレードオフを考慮して設定されてきた。
これにより電源遮断後、十分安全な電圧に低下するまでの時間は数分から十数分に設定され、ユーザはこの期間の後に直流部の電圧を測定して安全な電圧に低下していることを確認してから配線作業等を行うことを推奨されている。
しかし、例えばインバータ装置の設置/配線時、メンテナンス、保守点検等の場合においては、作業時間の短縮のために電源遮断後の放電時間をさらに短時間で実施したいという要望がある。このような要望に答える手法として、負荷モータに対する予備励磁電流の通流によって平滑コンデンサの急速放電を行うモードを設ける方法や、一般的なインバータ装置の回生制動抵抗回路を用いた急速放電回路を設ける方法が提案されている。
特開2014−230334号公報 特開2013−188092号公報
しかしながら、特許文献1においては、予備励磁電流による急速放電運転モードが公開されているものの、次のような不具合がある。すなわち、例えばユーザもしくはメンテナンス担当者が誤った操作により交流電源を投入した状態でこの急速放電運転モードを立ち上げてしまった場合や、意図通りにこの急速放電運転モードを立ち上げた場合でも、このモードの最中に誤って交流電源を投入したときには、突入電流による整流回路や主回路コンデンサ等の故障が発生するおそれがある。
また、特許文献2のものでは、インバータ装置に備えられることの多い回生制動抵抗回路を流用して実現することも可能であるが、電動車両用途を前提としているため、上記のような誤った操作に対する保護は開示されていない。
また、制御回路専用の交流入力電源を主回路と別に用意しているインバータ装置であっても、制御電源を個別に接続する必要性が無く、個別接続せず使用している設備もある。
そこで、制御回路専用の交流入力電源を主回路と別に用意していないインバータ装置においても急速放電運転を行うことができ、急速放電動作に関する異常時における回路等の保護を可能としたインバータ装置を提供することを目的とする。
本実施形態のインバータ装置は、交流電源を整流する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサにより平滑された直流電圧を交流に変換して出力するインバータ主回路と、前記交流電源が投入された際の突入電流を抑制する突入電流防止回路と、通常運転モードでは運転指令に従って前記インバータ主回路を制御し、急速放電運転モードでは運転指令に従って前記平滑コンデンサの残留電荷を急速放電させる放電制御を行う制御回路と、前記直流電圧を検出する直流電圧検出回路とを備え、前記制御回路は、前記通常運転モードでは、前記直流電圧検出回路により検出される直流電圧が低電圧検出レベル以下に低下した場合には、前記突入電流防止回路を接続状態に制御し、且つ、前記インバータ主回路を駆動制御中のときには動作を停止させ、新規の運転指令に対しては前記インバータ主回路の駆動制御を禁止する制御を実行し、前記急速放電運転モードでは、前記直流電圧検出回路により検出される直流電圧が低電圧検出レベル以下に低下した場合には、前記突入電流防止回路を接続状態に制御し、且つ実施中の前記放電制御もしくは新規の運転指令の受付を継続する。
第1実施形態を示す電気的構成図 通常運転モードでの低電圧検出動作のフローチャート 急速放電運転モードでの動作のフローチャート 急速放電運転モードでの低電圧検出動作のフローチャート 通常運転モードでの直流電圧の変化を示す図 急速放電運転モードでの直流電圧の変化を示す図 急速放電運転モードで再電源投入がある場合の直流電圧の変化を示す図 第2実施形態を示す電気的構成図
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1において、インバータ装置1は、例えば三相電源2を直流に変換した後、設定された周波数の三相交流に変換して負荷であるモータ3を駆動する。三相電源2の各相は、遮断器4を介してインバータ装置1の電源入力端子R、S、Tにそれぞれ接続される。モータ3の各端子はインバータ装置1の電源出力端子U、V、Wにそれぞれ接続される。
インバータ装置1において、整流回路5は、ダイオードをブリッジ接続したもので、電源入力端子R、S、Tに入力される三相電源を直流電源に変換して直流電源線DC1、DC2間に出力する。インバータ主回路6は、IGBTなどの6個のスイッチング素子を三相ブリッジ接続したもので、直流電源線DC1、DC2から入力される直流電圧を所定周波数の三相交流電源に変換して電源出力端子U、V、Wに出力する。
直流電源線DC1には、突入電流防止回路7が直列に介在されている。突入電流防止回路7は、突入電流防止抵抗7aおよびこれを短絡させるように並列接続されたリレー7bから構成される。直流電源線DC1−DC2間には、平滑コンデンサ8および抵抗9が接続されている。平滑コンデンサ8は、整流回路5から出力される脈流状態の直流電圧を平滑してインバータ主回路6に供給するものである。抵抗9は、運転を停止した状態で、平滑コンデンサ8の電荷を徐々に放電するためのものである。
また、制御電源回路10は、直流電源線DC1−DC2間から給電され、所定電圧の制御電源を生成する。制御回路11は、マイコンやメモリ、インターフェース回路等を含んで構成されるもので、制御電源回路10から給電される。制御回路11には、直流電圧検出回路11a、表示器13および制御スイッチ14が接続されている。制御回路11は、後述するプログラムに従ってインバータ主回路6を駆動制御するための制御信号を生成すると共に、突入電流防止回路7のリレー7bの制御を行う。直流電圧検出回路11aは、平滑コンデンサ8の端子電圧を直流電圧VDCとして検出する。ゲート駆動回路12は、制御電源回路10から給電され、制御回路11から制御信号を与えられ、インバータ主回路6を構成するIGBTなどのスイッチング素子にゲート駆動信号を与える。
次に、上記構成の作用について、図2〜図7も参照して説明する。
はじめにモータ3に三相電力を供給して通常の運転を行う通常運転モードの動作について説明する。まず、遮断器4が投入されてインバータ装置1に三相電源2から給電されると、インバータ装置1においては、整流回路5により直流電源に変換される。電源投入時には突入電流防止回路7のリレー7bはオフ状態となっており、突入電流防止抵抗7aが有効となる「接続状態」に保持されている。整流回路5の直流出力は、突入電流防止回路7の突入電流防止抵抗7aを介して平滑コンデンサ8に直流給電される。平滑コンデンサ8の直流電圧VDCが所定電圧以上になると、制御電源回路10は動作を開始して所定電圧の制御電源を生成して制御回路11およびゲート駆動回路12に給電する。
この場合、電源投入時においては、突入電流防止回路7のリレー7bはオフ状態に保持されて接続状態とされており、平滑コンデンサ8に対して突入電流防止抵抗7a介して給電することで、過大な突入電流が発生するのを防止している。そして、平滑コンデンサ8の端子電圧つまり直流電圧VDCが例えば280V程度の一定以上になると、突入電流防止回路7のリレー7bをオンさせて、突入電流防止抵抗7aを介さずに給電する状態となる。
制御回路11は、予め記憶されている通常運転の制御プログラムを読み出して制御動作を開始する。制御回路11は、制御スイッチ14からモータ3の運転の指令が入力されると、制御信号を生成してゲート駆動回路12を介してインバータ主回路6のIGBTに駆動信号を与える。インバータ主回路6は、制御回路11からの制御信号に応じてIGBTがオンオフ駆動され、電源出力端子U、V、Wに所定周波数の三相電力を出力し、モータ3が駆動制御される。
このような通常運転モードにおいては、制御回路11は、図2に示す低電圧検出動作を適宜のタイミングで繰り返し実行して直流電源電圧を監視している。すなわち、制御回路11は、通常運転モードの動作中には、ステップA1で、直流電圧検出回路11aにより検出される平滑コンデンサ8の端子電圧すなわち直流電圧VDCが低電圧検出レベルVL1として例えば140V以下になっているかどうかを判断している。
三相電源2から遮断器4を介して正常に給電されている状態では、整流回路5により直流電圧に変換された出力が平滑コンデンサ8に所定電圧に充電していると共に、インバータ主回路6側に給電動作をしている。したがって、平滑コンデンサ8の直流電圧VDCは、所定電圧に保持された状態であるから、制御回路11は、NOと判断してこのステップA1を繰り返し実行する状態となる。
一方、電源が遮断されて給電が停止した場合には、整流回路5から直流出力が停止され、直流電圧VDCモータ3を運転している状態ではインバータ主回路6による電力消費により急激に低下する。また、モータ3を運転していない状態ではインバータ主回路6による電力消費は無いが、抵抗9あるいは制御回路11などの電源として徐々に電圧が低下する。
この場合には、制御回路11は、ステップA1でYESと判断してステップA2に進む。制御回路11は、ステップA2で、低電圧アラーム出力およびリレーオフ動作を行うと共に、運転停止あるいは運転指令の受付を停止する。この場合、制御回路11は、低電圧アラーム出力では、表示器13に低電圧状態であることをアラーム出力し、突入電流防止回路7のリレー7bをオフさせる。
ここで、インバータ主回路6を運転している状態である場合には、制御回路11は、インバータ主回路6の運転を停止し、以後の運転指令を受け付けず、停止状態を保持する。また、制御回路11は、モータ3を運転していない状態では、インバータ主回路6の停止状態を保持すると共に、以後の運転指令を受け付けない状態となる。
この後、制御回路11は、この後ステップA3に進み、直流電圧VDCのレベルが電源投入されたことを示す電圧レベルに達しているか否かを待つ状態となる。このままの状態で、電源が投入されず直流電圧VDCが動作電圧以下まで低下すると、制御回路11は、制御電源回路10から動作電源が与えられなくなり、プログラムの動作から外れて図中AXで示すように動作不能状態となって停止状態となる。
また、制御回路11の動作電源が確保されている状態で電源が再投入されると、直流電圧VDCのレベルが電源投入されたことを示す電圧レベルに達して、制御回路11は、ステップA3でYESと判断してステップA4に移行する。制御回路11は、ステップA4で、低電圧アラーム出力の解除およびリレーオン動作を行うと共に、運転指令の受付を再開する。この後、ステップA1に戻って、再び低電圧検出レベル以下になったかどうかを検出する状態となる。
上記の動作において、一般に、インバータ装置1の電源を遮断すると、図5に示すように、直流電圧VDCは、インバータ主回路6が停止された状態では、電力消費が少ないので、ゆっくり低下していく。図5では、例えば時刻t1(時間約60秒の時点)で電源遮断をすると、図中のカーブに従ってゆっくり放電するので、時刻t2(時間約230秒の時点)になると低電圧レベルVL1となり低電圧検出となる。この間、例えば3分ほどの時間を要する。
これに対して、インバータ装置の設置/配線時、メンテナンス、保守点検等の場合において、作業時間の短縮のために、電源遮断後の放電を短時間で実施したい場合には、急速放電運転モードを設定して実行する。使用者により、電源を遮断し、制御スイッチ14が操作されて急速放電運転モード実行のためのパラメータを設定されると、制御回路11は、図3に示す制御プログラムにより急速放電運転モードを実施可能となる。
制御回路11は、ステップB1で、低電圧検出動作の切り換えを行う。これは、通常運転モードで低電圧検出をVL1で行っていたのに対して、さらに低い例えば50Vなどの放電停止電圧VL2に設定する。この放電停止電圧VL2は、例えば国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)のIEC61800−5−1で定められたCapacitor Dischargeの項目における規定時間での到達電圧である60Vよりも低い電圧として設定されるものである。また、この放電停止電圧VL2は、直流電圧VDCから制御回路11の制御電源を生成可能な範囲で設定されている。
なお、この場合において、制御回路11は、突入電流防止回路7のリレー7bのオフ動作については、図4に示すプログラムを並行して適宜のタイミングで実行している。制御回路11は、ステップC1で、直流電圧VDCが低電圧検出レベルVL1以下になっているかどうかを判断している。そして、制御回路11は、ステップC1でYESの場合には、突入防止回路7のリレー7bをオフ動作させることで、突入電流防止抵抗7aを有効化させている。
なお、本実施形態では、急速放電運転モードの実行中においては、低電圧検出レベルVL1を通常運転モードと同じレベルに設定しているが、必ずしも同じレベルに設定する必要はなく、異なる低電圧検出レベルVL1a(≠VL1)などを設定することができる。
前述したステップB1の処理の後、制御回路11は、ステップB2に進んで、運転指令が入力されるのを待機する。使用者により、制御スイッチ14などが操作されて運転指令が入力されると、制御回路11は、ステップB2でYESと判断してステップB3に移行する。制御回路11は、まず、急速放電運転モードの実施に際して条件が適合しているか否かを判断する。制御回路11は、ステップB3で、直流電圧VDCが下降傾向にあるか否かを判断する。直流電圧VDCは、三相電源2から入力される三相交流を整流回路5により整流して充電されるので、厳密には微小な変動をしているので、この変動要素を制御回路11によりフィルタ機能を用いて平滑化した電圧レベルの変動傾向を検出している。
電源が遮断された状態で三相電源2からの給電が無く、インバータ主回路6による電力消費も無い状態では、直流電圧VDCは、抵抗9による放電と制御電源回路10での僅かな電力消費がある。したがって、時間の経過とともに端子電圧が徐々に低下する状態であれば電源が遮断された状態であることが判定できる。制御回路11は、このような端子電圧の変化を電圧下降傾向にある状態として検出することができるので、ステップB3でYESと判断する。
また、制御回路11は、ステップB4で、直流電圧VDCが放電停止電圧VL2のレベル以下であるか否かを判断し、NOの場合には急速放電運転モードの実施条件が成立したとしてステップB5に進む。なお、制御回路11は、ステップB4で、既に直流電圧VDCが放電停止電圧VL2レベル以下に低下している場合には、YESと判断してステップB6に移行して急速放電運転モードを終了する。
制御回路11は、ステップB5に進んだ場合には、インバータ主回路6を駆動制御することによりモータ3の運転を実施し、平滑コンデンサ8の電荷を急速に放電させて直流電圧VDCが低下するように制御する。この後、制御回路11は、ステップB3に戻って再び直流電圧VDCが下降傾向にあるか否かを判断する。
ここでは、制御回路11は、急速放電運転モードの実施による直流電圧VDCの下降状態を判断する。例えば、モータ3が電源出力端子U、V、Wから外れているときには、急速放電による直流電圧VDCの下降が発生しないので、この場合には、制御回路11は、NOと判断してステップB7に移行し、非常停止をすると共にアラーム出力を行う。
また、急速放電運転モードが正常に実行されている場合には、制御回路11は、ステップB3でYESと判断して以下、ステップB4、B5を繰り返し実行し、直流電圧VDCが放電停止電圧VL2以下に達するまで急速放電運転モードを継続する。急速放電運転モードの実施で、直流電圧VDCが放電停止電圧VL2以下になると、制御回路11は、ステップB4でYESと判断してステップB6に進み、急速放電運転モードを終了する。
図6は、上記した急速放電運転モードの実行に伴う直流電圧VDCの変化の推移を示している。例えば点検などの作業を行うために、インバータ装置1によるモータ3の運転を停止した状態で、急速放電運転モードを実施するために、図中時刻t1で示す時点(約60秒の時点)で、電源を遮断したとする。
時刻t1で遮断器4がオフされて三相電源2が断たれると、インバータ装置1においては直流電圧VDCのレベルは給電を受けていた状態で例えば280V程度であったものが、抵抗9や制御電源回路10などの電力消費により徐々に低下していく。そして、直流電圧VDCがまだ十分に高い状態の時刻ta(約100秒の時点)で急速放電運転モードが実施されると、前述のようにインバータ主回路6によりモータ3に給電されることで電力が消費されて急速に直流電圧VDCが低下する。
このとき、直流電圧VDCが低下していって、低電圧レベルVL1に達すると、制御回路11は、突入電流防止回路7のリレー7bをオフさせて突入電流防止抵抗7aを有効な状態に切り替える。この後、さらに直流電圧VDCが低下して、放電停止電圧VL2に達する時刻tb(約110秒の時点)になると、制御回路11は急速放電運転モードを停止するので、直流電圧VDCは再びゆっくりした放電による電圧レベルの推移となる。この状態では、点検作業等での安全性が確保された状態となる。
このように、時刻taから時刻tbまでの短時間ΔT(=tb−ta)で直流電圧VDCを低電圧VL2以下にすることができる。なお、時刻tbは、急速放電運転モードを実施していないときに低電圧VL2に達する時刻t3(約470秒の時点)に比べて著しく早い時点となり、作業効率を低下させることなく点検作業等を実施することができる。
次に、急速放電運転モード実施中に電源が再投入された場合の動作について図7を参照して説明する。再投入時点の直流電圧VDCが低電圧レベルVL1以上の場合には、正規電圧に対して大きな差が無いので、突入電流防止回路7のリレー7bがオン状態で給電されても問題なく電源復帰の状態となる。
また、図7に示しているように、急速放電運転モード実施中の時刻tc(約104秒の時点)で電源が再投入された場合には、次のように動作する。この状態では、直流電圧VDCが低電圧レベルVL1以下になっているので、既に制御回路11により突入電流防止回路7のリレー7bがオフ動作されている。これにより、突入電流防止抵抗7aが接続状態となっていて機能することで、図示のように急激な突入電流が発生することなく、緩和された状態で電源復帰する。
上記の動作は、直流電圧VDCが放電停止電圧VL2に達する前に上昇に転ずることから、図3に示す制御回路11による制御では、ステップB3にてNOと判断してステップB7に移行し、非常停止をすると共にアラーム出力を行う。
図7に示したように、本実施形態においては突入電流防止抵抗7aが機能する保護を行うのに対して、仮に突入電流防止抵抗7aがリレー7bにより短絡された保護をしない場合には、図中点線で示しているように、直流電圧VDCが急激に上昇することで突入電流が発生するため、装置に損傷を与えたり故障の原因となったりする可能性が高くなる。
また、直流電圧VDCが放電停止電圧VL2以上の条件で電源が復帰された場合には、インバータ装置1は制御回路11により遮断器4をオフさせるトリップ状態になる。この後リセット動作を行うと、トリップ解除後に通常運転モードに戻る。
そして、上記動作においては、基本はトリップのリセット動作が必要であるが、リセット動作を不要とし、制御回路11により、アラーム出力後に運転指令を再度受付可能な状態とするリトライ処理を設定することもできる。
次に、繰り返し動作について説明する。上記した急速放電運転モードは、原則として、1回の電源遮断にのみ有効とされており、正常に急速放電運転が終了した場合には通常運転モードに復帰するようにしている。これによって急速放電運転モードの設定を通常運転モードの設定に戻し忘れることによる通常時における急速放電運転モードでの不本意な動作を防止するようにしている。しかし、システム調整時などにおいて繰り返し電源投入/遮断・急速放電運転を繰り返すことが想定される場合を考慮して、複数の規定回数だけ急速放電運転動作を繰り返すことを有効にすることができる。また、規定回数は、予め決められた回数とするのではなく、使用者が適宜設定可能とするようにしても良いし、繰り返し動作回数を設定したものを複数個準備しておき、使用者により選択可能な設定とすることもできる。
この繰り返し動作の回数の対象には、前述のリトライ処理の回数を含めることができる。この場合のリトライ処理を含めた繰り返し動作の考え方としては、次の4つの方式が設定可能である。
まず、基本的に、急速放電運転動作を実行する回数を繰り返し回数として設定する。この場合には、急速放電運転動作の実施回数を正常終了と非常停止にかかわらず1回としてカウントする第1の方式と、非常停止の場合を1回とカウントしない第2の方式がある。
また、第3の方式は、規定回数の対象を正常終了の場合に限定し、非常停止した場合には正常終了の回数が規定回数に達していなくても通常運転モードに戻るようにしたものである。
第4の方式は規定回数の対象をリトライ動作に限定し、異常の発生で非常停止した場合には設定された規定回数のリトライ動作が実施可能とし、正常に終了すれば通常運転モードに戻り、正常に終了しない場合でもリトライ回数に達すると通常運転モードに戻るようにするものである。
例えば、第1の方式では、図3のステップB6、B7のいずれを実施した場合にも、この後、急速放電運転動作の実施回数を1回としてカウントする。このため、急速放電運転動作が規定回数に達するまで繰り返し実施されることになる。
第2の方式では、図3のステップB6を実施した場合だけ実施回数をカウントする。そして、カウント値が規定回数に達している場合には通常運転モードに戻り、カウント値が規定回数に達していない場合には急速放電運転モードに留まる。
第3の方式では、正常に終了する急速放電運転動作の回数を規定するので、図3のステップB7を実施したときには、正常に終了していないので急速放電運転を継続するのを停止して通常運転モードに戻るようにしたものである。
また、第4の方式では、急速放電運転を正常に終了させるために、規定回数としてリトライ回数を設定するもので、図3のステップB7で非常停止をした場合には、規定回数に達するまでリトライをすることができるようにしている。
急速放電運転モードのリトライ処理を可能とした場合には、例えば次のように動作する。前述した急速放電運転モードの制御では、制御回路11は、直流電圧VDCが下降傾向ではない状態が検出されてステップB3でNOになった場合に、ステップB7で非常停止およびアラーム出力をした。このまま運転停止状態となるのではなく、条件によっては再び急速放電運転モードに戻るようにしたのがリトライ処理である。
上記の場合、ステップB3でNOと判断する原因として、急速放電運転モードを開始する前にNOと判断される場合は、例えば、電源遮断が行われていなかった場合が予想される。これは、急速放電運転モードを実施する際に、使用者が電源を遮断し忘れた場合がある。この場合には、制御回路11は、アラーム出力をするとともに運転動作を開始しない状態に制御する。
そして、この状態では、急速放電運転を実行することができなかったので、電源を遮断した上で、もう一度急速放電運転を実施したい場合がある。しかし、この後通常運転モードに戻ってしまうと、使用者は急速放電運転を実施するために再び急速放電運転モードのパラメータ設定をする必要があり、操作が煩わしくなる。このため、制御回路11は、急速放電運転モードを維持してリトライを有効にするため、ステップB2に戻るように制御する。この場合には、制御回路11により、表示器13に続けて急速放電運転モードを実施するか否かを促して、使用者に選択させるようにすることもできる。
次に、ステップB3でNOと判断する原因として、急速放電運転モードを実施している状態では、例えば、モータ3が外れているなどで平滑コンデンサ8の電荷がモータ3の回転により消費されないことがある。この場合には、制御回路11によりインバータ主回路6を駆動制御する電力が主たる消費となり、モータ3による消費が少ないので電圧低下傾向は小さい。
この状態では、急速放電運転モードを実施することができないので、ユーザは図5の時間スケールでの放電時間を待つことになるが、本実施形態ではアラーム出力するので、ユーザに対応を促すことが可能となる。
また、ステップB3でNOと判断する他の原因として、前述したように、急速放電運転の実行中に電源が再投入されて直流電圧が上昇していく場合がある。この場合には、保護のため、上記同様にして、ステップB7で非常停止およびアラーム出力をした後は、上記同様、リトライ回数に応じて急速放電運転モードを再度実施可能とするか、運転を終了するかのいずれかの状態となる。
上記したリトライ処理をするか否かの流れにおいては、図3のステップB7の後、リトライを実施する場合には、「A」から破線で示した経路で「A1」に進み、ステップB2に戻る制御である。これにより、使用者が電源遮断を行ってから再び運転指令を入力することで、ステップB3ではYESと判断され、急速放電運転モードを実施することができるようになる。また、リトライ回数が設定回数に達していてリトライを実施しない場合には、ステップB7の後、「A」から破線で示した経路で「A2」に進み、ステップB6で運転を終了する制御である。
なお、急速放電運転モードが終了した場合には、制御回路11は、終了した時点あるいは次に電源が投入された時点で、急速放電運転モードのパラメータが解除され、通常運転モードで動作するようになっている。
このような第1実施形態によれば、制御回路11は、急速放電運転モードを実行する際に、直流電圧検出回路11aが検出する直流電圧VDCの電圧レベルが放電停止電圧VL2に達するまでインバータ主回路6によりモータ3を運転して急速放電させるようにした。また、制御回路11により、直流電圧VDCが低電圧レベルVL1に達したときには突入電流防止回路7のリレー7bをオフさせるようにした。
これにより、周辺機器を増設することなく、急速放電運転モードの実行では安全な放電停止電圧VL2まで急速に直流電圧VDCを低下させることができ、この急速放電運転モードの実行中に電源が復帰した場合でも、突入電流防止回路7を有効な状態としていることで突入電流の発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
図8は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、インバータ装置30は、回生制動抵抗回路31を備えた構成としており、急速放電運転モードでは、モータ3を駆動することで平滑コンデンサ8の電荷を消費するのではなく、回生制動抵抗回路31を利用する。
回生制動抵抗回路31は、直流電源線DC1−DC2間に接続されたIGBT31aと回生制動抵抗としての抵抗31bとの直列回路および抵抗31bに並列接続されたダイオード31cを備えた構成である。この実施形態においては、平滑コンデンサ8の電荷を急速放電するときには、制御回路11から回生制動抵抗回路31のIGBT31aにゲート信号を与えてオンさせることで放電経路を形成する。
このような第3実施形態によっても第1実施形態と同様にして急速放電運転モードを実施することで回生制動抵抗回路31により直流電圧VDCを安全かつ急速に低下させることができるようになる。
また、本実施形態では、回生制動抵抗回路31を急速放電に用いることで、モータ3が接続されていない場合や、システム構成中でモータ3を回転させることができない場合でも、急速放電運転モードの実施をすることができるようになる。
また、急速放電運転モードを実施している状態では、例えば、回生制動抵抗回路31が外れているなどで平滑コンデンサ8の電荷が抵抗31bで消費されないことがある。この場合には、直流電圧VDCの電圧低下傾向は小さい。したがって、この状態では、急速放電運転モードを実施することができないので、ユーザは前述の図5で示した時間スケールでの放電時間を待つこととなるが、本実施形態ではアラーム出力するので、ユーザに対応を促すことが可能となる。
なお、上記実施形態では、回生制動抵抗回路31として、IGBT31aを用いる構成としているが、FETなどのスイッチング素子を用いる構成とすることもできる。
(他の実施形態)
上記実施形態で説明したもの以外に次のような変形をすることができる。
放電停止電圧VL2の値は、作業の安全が確保できる適宜の電圧レベルに設定することができる。
突入電流防止回路7は、リレー7bにより突入防止抵抗7aを短絡させる構成のものを用いたが、サイリスタなどを用いる構成とすることもできる。
また、整流回路5を、サイリスタを用いた整流回路とすることで、突入電流防止機能を整流回路で実施する構成としても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1、20、30はインバータ装置、4は遮断器、5は整流回路、6はインバータ主回路、7は突入電流防止回路、7aは突入電流防止抵抗、7bはリレー、8は平滑コンデンサ、10は制御電源回路、11は制御回路、11aは直流電圧検出回路、12はゲート駆動回路、13は表示器、14は制御スイッチ、21は接触器、31は回生制動抵抗回路を示す。

Claims (7)

  1. 交流電源を整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力される直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサにより平滑された直流電圧を交流に変換して出力するインバータ主回路と、
    前記交流電源が投入された際の突入電流を抑制する突入電流防止回路と、
    通常運転モードでは運転指令に従って前記インバータ主回路を制御し、急速放電運転モードでは運転指令に従って前記平滑コンデンサの残留電荷を急速放電させる放電制御を行う制御回路と、
    前記直流電圧を検出する直流電圧検出回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記通常運転モードでは、前記直流電圧検出回路により検出される直流電圧が低電圧検出レベル以下に低下した場合には、前記突入電流防止回路を接続状態に制御し、且つ、前記インバータ主回路を駆動制御中のときには動作を停止させ、新規の運転指令に対しては前記インバータ回路の駆動制御を禁止する制御を実行し、
    前記急速放電運転モードでは、前記直流電圧検出回路により検出される直流電圧が低電圧検出レベル以下に低下した場合には、前記突入電流防止回路を接続状態に制御し、且つ実施中の前記放電制御もしくは新規の運転指令の受付を継続するインバータ装置。
  2. 請求項1に記載のインバータ装置において、
    前記インバータ主回路により交流出力を供給する負荷がモータである場合に、
    前記制御回路は、前記平滑コンデンサの残留電荷に対する前記放電制御の実行を、前記インバータ主回路を駆動制御して前記モータを駆動させることで行うようにしたインバータ装置。
  3. 請求項1に記載のインバータ装置において、
    前記平滑コンデンサと並列にスッチング素子と回生制動抵抗との直列接続回路からなる回生制動抵抗回路を備え、
    前記制御回路は、前記平滑コンデンサの残留電荷に対する前記放電制御の実行を、前記回生制動抵抗回路のスイッチング素子を駆動制御して行うようにしたインバータ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のインバータ装置において、
    前記制御回路は、前記急速放電運転モードでは、前記直流電圧検出回路により検出される前記直流電圧が、前記低電圧検出レベルよりも低く設定された放電停止レベル以下に低下した場合には、前記放電制御を実行中の場合には停止し、新規の運転指令による前記放電制御の開始を禁止するインバータ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のインバータ装置において、
    前記制御回路は、前記急速放電運転モードでは、前記直流電圧検出回路により検出される前記直流電圧が、低下傾向でない場合には、前記放電制御を実行中のときには停止し、新規の運転指令による前記放電制御の開始を禁止するインバータ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のインバータ装置において、
    前記制御回路は、前記急速放電運転モードでは、前記放電制御の動作が終了したときもしくは次回の電源投入時に、運転モードを前記通常運転モードに設定するインバータ装置。
  7. 請求項1から5のいずれか一項に記載のインバータ装置において、
    前記急速放電運転の正常終了回数および非常停止回数の少なくとも一方の回数をカウントするカウント部を備え、
    前記制御回路は、前記急速放電運転モードでは、前記カウント部のカウント値が所定値に到達すると、前記放電制御の動作が終了したとき、もしくは、次回の電源投入時に運転モードを前記通常運転モードに設定するインバータ装置。
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