JP5621552B2 - 二次元位置決め装置 - Google Patents

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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D3/00Control of position or direction

Description

本発明は、XY方向の位置決めと傾斜角度の位置決めとを行うことができる二次元位置決め装置に関する。
この種の二次元位置決め装置としては、例えば2つの並進自由度部と、1つの回転自由度部と、電動機と制御器と動作量検出手段を有する電動機制御装置と、第2の動作量検出手段と、第2動作量補正演算手段とは、第3の動作量検出手段と第3動作量補正演算手段とを備えた並進駆動・並進・回転自由度機構装置を少なくとも3つ有し、機台部と指令手段と2次元位置センサと補正量算出手段とを有する2次元位置決め装置とし、各自由度の移動量を補正しながらテーブルを移動するようにした並進駆動・並進・回転自由度機構装置及びこれを用いた2次元位置決め装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−215950号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来例にあっては、3軸の駆動部と、少なくとも3組の2次元移動自在なXYθ軸受部を平面上に配置するようにしているので、XY軸を長ストローク化する場合には、XYθ軸受部が大形化するとともに、2次元位置決めテーブル自体も大型化してしまうという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、回転位置決めが可能でありながらXYの2次元の長ストローク化が容易で、且つ2次元位置決めテーブルを大形化する必要がない二次元位置決め装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の一の形態に係る二次元位置決め装置は、第1の案内部材に案内されて移動する第1の移動部材と当該第1の移動部材を駆動する第1の駆動機構とを有し、所定間隔を保って平行に配設された一対の直動機構と、該一対の直動機構の移動部材に支持されて前記案内部材と交差する方向に配設された第2の案内部材に案内されて移動する第2の移動部材と当該第2の移動部材を駆動する第2の駆動機構とを有し、前記一対の直動機構間に配設された交差直動機構とを備え、前記交差直動機構が、一端が前記直動機構の一方の移動部材に配設された固定支持部材に回動可能に支持され、他端が前記直動機構の他方の移動部材との間に配設された前記第1の案内部材と交差する方向に移動可能な可動支持部材に回動可能に支持されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る二次元位置決め装置は、前記交差直動機構が、一端が固定支持部材に回動可能に支持され、他端が前記直動機構の他方の移動部材との間に配設された前記第1の案内部材と交差する方向に可動可能な可動支持部材に回動可能に支持された支持基板上に、前記案内部材及び前記第2の駆動機構が配設されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る二次元位置決め装置は、前記交差直動機構が、前記固定支持部材及び前記可動支持部材との間を、アンギュラ組合せ軸受を介して回動可能に連結したことを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る二次元位置決め装置は、前記可動支持部材が、直動軸受で構成されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る二次元位置決め装置は、前記可動支持部材が、伸縮可能な弾性部材で構成されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る二次元位置決め装置は、前記交差直動機構が、第2の移動部材が基台に対して空気軸受で浮上支持されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る二次元位置決め装置は、前記交差直動機構の第2の移動部材に当該第2の移動部材の移動方向以外に可動可能に2次元駆動出力部が支持されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る二次元位置決め装置は、前記2次元駆動出力部が、前記第2の移動部材に板ばねを介して支持されていることを特徴としている。
本発明の二次元位置決め装置によれば、少なくとも3組の一軸アクチュエータを用いて平面上で傾き自在に組合せることにより、XY方向と回転方向との位置決めを容易に行うことができ、XY方向のストロークが長い場合でも対処することができるとともに、二次元位置決めテーブルを大形化する必要がないという効果が得られる。
本発明に係る二次元位置決め装置の第1の実施形態を示す平面図である。 図1の正面図である。 図1の右側面図である。 回転機構の作用を説明する一部を拡大して示す概要図である。 本発明に係る二次元位置決め装置の第2の実施形態を示す平面図である。 図5の正面図である。 図5の右側面図である。 図6のA−A線上の一部を拡大して示す矢視拡大図である。 図8のB−B線上の矢視図である。 図8のC−C線上の矢視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の二次元位置決め装置の第1の実施形態を示す平面図、図2及び図3はその正面図及び右側面図である。
図中、1は二次元位置決め装置であって、扁平な直方体状の基台2の平坦な上面に、左右方向に比較的長い所定間隔を保って一対のY軸直動機構3A及び3Bが平行で同一のY軸座標上に配設され、これら一対のY軸直動機構3A及び3B間に交差直動機構としてのX軸直動機構4が配設されている。
一対のY軸直動機構3A及び3Bは、互いに同一構成を有し、Y軸に平行に配設された第1の案内部材としての案内レール3aと、この案内レール3aに摺動可能に支持された第1の移動部材としてのボールねじナット3bとこのボールねじナット3bに螺合するボールねじ軸3cとを有するボールねじ機構3dと、このボールねじ機構3dのボールねじ3cを回転駆動するY軸用モータ3eとを備えている。
X軸直動機構4は、一対のY軸直動機構3A及び3Bのボールねじナット3bに両端部が支持されたY軸直動機構3A及び3B間でこれらと交差する方向に延長する支持基板4aと、この支持基板4aの上面に平行に配設されたY軸直動機構3A及び3Bと交差する方向に延長する第2の案内レールとしての案内レール4bと、この案内レール4bに摺動可能に支持された第2の移動部材としてのボールねじナット4cとこのボールねじナット4cに螺合するボールねじ軸4dとを有するボールねじ機構4eと、このボールねじ機構4eのボールねじ軸4dを回転駆動するX軸用モータ4fとを備えている。
そして、Y軸直動機構3Aのボールねじナット3bに固定支持部材5が固定され、Y軸直動機構3Bのボールねじナット3bに可動支持部材6が固定され、固定支持部材5にX軸直動機構4の支持基板4aの一端が回動可能に支持され、この支持基板4aの他端が可動支持部材6に回動可能に支持されている。
ここで、固定支持部材5は、図2に示すように、Y軸直動機構3Aのボールねじナット4cの上面に固定された水平板部5aと、この水平板部5aのY軸直動機構3B側の端部から下方に延長する垂直板部5bと、この垂直板部5bの下端から基台2の上面に沿ってY軸直動機構3B側に延長する水平板部5cとで断面クランク状に形成されている。そして、水平板部5cに垂直方向に延長する支持軸5dが貫通して固定され、この支持軸5dの水平板部5cより上端側に例えば背面組合せ形の組合せアンギュラ玉軸受5eを介してX軸直動機構4の支持基板4aが回動可能に支持されている。
また、可動支持部材6は、図2及び図3に示すように、Y軸直動機構3Bのボールねじナット3bの上面に固定された支持基板6aと、この支持基板6a上にY軸と直交して配設された案内レール6b及びこの案内レール6bに摺動可能に支持されたスライダ6cで構成される直動軸受としてのリニアガイド6dと、このリニアガイド6dのスライダ6cの上面に固定された水平板部6eと、この水平板部6eのY軸直動機構3A側の端部から下方に延長する垂直板部6fと、この垂直板部6fの下端から基台2の上面に沿ってY軸直動機構3A側に延長する水平板部6gとを備えている。そして、水平板部6gに垂直方向に延長する支持軸6hが貫通して固定され、この支持軸6hの水平板部6gより上端側に例えば背面組合せ形の組合せアンギュラ軸受6iを介してX軸直動機構4の支持基板4aが回動可能に支持されている。
また、X軸直動機構4のボールねじナット4cの上面には、二次元駆動出力部となる例えば平面からみて方形の二次元テーブル7が固定されている。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
今、Y軸直動機構3A及び3Bのボールねじナット3bが、図1に示すように、案内レール3aの前後方向の略中間位置の同一Y軸座標上で停止しており、且つX軸直動機構4のボールねじナット4cが案内レール4bの左右方向の中央位置に停止しているものとする。この状態では、Y軸に沿って配置されたY軸直動機構3A及び3Bに対してX軸直動機構4が直交するX軸上にある。このため、Y軸直動機構3A及び3BのY軸用モータ3eを同一回転速度で互い同期させて正転又は逆転駆動制御することにより、X軸直動機構4が延長方向をX軸方向を保ったままY軸方向に移動される。このため、X軸直動機構4のボールねじナット4cに固定された二次元テーブル7はY軸方向に移動される。この状態で、X軸直動機構4のX軸用モータ4fを正転又は逆転駆動制御することにより、二次元テーブル7がX軸方向に移動されて、通常のXYテーブルと同様に二次元に移動され、図1の鎖線図示の略方形の移動領域MA内で二次元テーブル7を移動させるXY二次元移動させることができる。
また、X軸直動機構4が図1で実線図示のX軸に沿って配置されている状態から、例えばY軸直動機構3Aのボールねじナット3bを固定した状態で、Y軸直動機構3BのY軸用モータを正転又は逆転駆動制御してボールねじナット3bをY軸方向に移動させることにより、図1で二点鎖線図示のように、X軸直動機構4が固定支持部材5の支持軸5dの中心軸を中心として回動してX軸に対して角度θ分傾斜し、Y軸に対して交差する方向に向くことになる。このため、X軸直動機構4のボールねじナット4cに載置されている二次元テーブル7も同様に角度θ分傾斜させることができ、二次元テーブル7を角度θ分回転させたことになる。
このとき、X軸直動機構4がX軸に対して角度θ分傾斜することから、図4に示すように、Y軸直動機構3Aを通るY1軸に対しては距離の変化はないが、Y軸直動機構3Bを通るY2軸に対しては、コサイン誤差成分ΔXだけ短くなる。しかしながら、X軸直動機構4のY軸直動機構3B側では、可動支持部材6によって保持されているので、この可動支持部材6によってコサイン誤差成分ΔXを吸収することができる。すなわち、可動支持部材6は、Y軸直動機構3Bのボールねじナット3bの上面に固定された支持基板6a上にY軸と直交するX軸方向にスライダ6cが可動するリニアガイド6dが載置され、このリニアガイド6dのスライダ6cに水平板部6eが固定され、この水平板部6eに垂直板部6fを介して水平板部6gが連結され、この水平板部6gに支持軸6hが貫通固定され、この支持軸6hに組合せアンギュラ軸受6iを介してX軸直動機構4の支持基板4aが回動可能に支持されている。このため、上述したようにX軸直動機構4が角度θ分傾斜することにより、コサイン誤差成分ΔXが生じたときに、このコサイン誤差成分ΔX分だけリニアガイド6dのスライダ6cがY軸直動機構3A側に移動することにより吸収することができる。
そして、上記した傾斜角θを保った状態で、Y軸直動機構3A及び3BのY軸用モータ3eを同一回転速度で正転又は逆転させることにより、傾斜角θを保ったまま二次元テーブル7をY軸方向に移動させることができ、またX軸直動機構4のX軸用モータ4fを正転又は逆転駆動することにより、二次元テーブル7をX軸から角度θ分傾斜した方向に移動させることができる。さらに、Y軸用モータ3e及びX軸用モータ4fを同時に回転駆動することにより任意の方向に二次元テーブル7を移動させて位置決めすることができる。
このように、上記第1の実施形態によると、2つのY軸直動機構3A及び3Bと1つのX軸直動機構4との3軸アクチュエータを設けるだけの簡単な構成で、二次元テーブル7をXY軸方向に移動させることができるとともに、X軸に対して所定角度θの範囲で傾斜させることができる。しかも、X軸及びY軸方向のストロークに制限はなく、長いストロークであっても、精度を維持しながら二次元テーブル7を位置決め制御することができる。
さらに、二次元テーブル7はX軸直動機構4のボールねじナット4c上に載置されているだけであるので、X軸及びY軸方向のストロークを長くした場合に、これに伴って二次元テーブル7を大型化する必要はなく、コンパクトな二次元テーブルとすることができる。
また、X軸直動機構4の支持基板4aを回動可能に支持するために、背面組合せ形の組合せアンギュラ玉軸受5e及び6iを適用しているので、ラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重を受けることができ、作用点距離が長いので、大きなモーメント荷重が作用する場合でも円滑な回動を確保することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図5〜図10について説明する。
この第2の実施形態では、前述した第1の実施形態の構成において、二次元テーブルを基台に支持させるようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、図5〜図10に示すように、前述した第1の実施形態の構成において、空気軸受22を介して二次元駆動出力部としての二次元テーブル24を基台2で支持するようにしたことを除いては前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、図1〜図3との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
この第2の実施形態では、基台2の上面における少なくとも二次元テーブル7の移動領域MAが平坦面に形成され、X軸直動機構4の支持基板4aと基台2との間に、支持基板4aに対して僅かな距離を保って支持基板21を配設し、この支持基板21の下面側の基台2の上面と対向する位置に図9に示すように3つの空気軸受22を配置し、これら空気軸受22で支持基板21を基台2に対して浮上支持する。そして、支持基板21の上面における支持基板4aを避けた前後位置に4本の支柱23を植立し、これら支柱23上に二次元テーブル24を支持する。
そして、二次元テーブル24とX軸直動機構4のボールねじナット4cとの間が板ばね25によって連結されている。この板ばね25は、図10に示すように平面から見て円板に形成され、その外周縁部が二次元テーブル24の中心部に形成された円形凹部24aの外周側の段部24bにボルト26a及びナット26bで固定されている。また、板ばね25の中心部がスペーサ27を介してX軸直動機構4のボールねじナット4cに固定した支持基板28にボルト29によって固定されている。なお、二次元テーブル24には、板ばね25を固定するボルト29の頭部を挿通する挿通孔30が形成されている。
この第2の実施形態によると、二次元テーブル24を二次元に位置決めする動作については前述した第1の実施形態と同様であるが、二次元テーブル24が基台2に対して空気軸受22によって浮上支持され、この二次元テーブル24とX軸直動機構4のボールねじナット4cとの間が板ばね25で連結されている。このため、X軸直動機構4では二次元テーブル24を支持していないので、二次元テーブル24の荷重やこれに載置される可動部材の荷重がX軸直動機構4に作用することを抑制することができる。このため、X軸直動機構4の支持基板4aを回動可能に支持する軸受部に過大なモーメントが作用することを防止することができ、円滑な回動を確保することができる。
しかも、二次元テーブル24とX軸直動機構4のボールねじナット4cとの間が円板状の板ばね25で連結されているので、X軸直動機構4のY軸方向の移動やX軸に対して傾斜される場合でも、その移動力を正確に二次元テーブル24に伝達することができ、X軸直動機構4のボールねじナット4cと二次元テーブル24との間に位置的な誤差が生じることを防止しながら、空気軸受22による浮上距離のバラツキを吸収することができる。
また、二次元テーブル24が空気軸受22によって浮上支持されているので、円滑な移動を確保することができ、騒音の発生も防止することができる。
なお、上記第2の実施形態においては、板ばね25を円板状に形成した場合について説明したがこれに限定されるものではなく、多角形板状や方形板状に形成することもでき、さらには竹の子ばね等のばね部材も適用することができる。
また、上記第2の実施形態においては、空気軸受22で支持基板21を支持する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、空気軸受22に代えて、ボール等の転動体を基台2及び支持基板21間に介挿するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、可動支持部材6をリニアガイド6dで構成される直動軸受で構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、リニアガイド6dを省略し、これに代えてX軸方向に伸縮が可能な板ばね等のバネ部材やゴム等の弾性部材で水平板部6e、垂直板部6f及び水平板部6gで構成される支持板部を支持するようにすればよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、固定支持部材5及び可動支持部材6に支持軸5d及び6hを設けた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、X軸直動機構4の支持基板4a側に支持軸を形成するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、Y軸直動機構3B側にリニアガイド6dで構成される直動軸受を配置した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、支持板部の水平板部6gとX軸直動機構4の支持基板4aとの間に直動軸受を配置するようにしてもよい。
さらに、上記第1及び第2の実施形態においては、Y軸直動機構3A及び3Bを同一Y軸座標上に配置する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、Y軸直動機構3A及び3Bを互いにY軸方向にずらして配置するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、Y軸直動機構3Aに固定支持部材5を設け、Y軸直動機構3Bに可動支持部材6を設けた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、Y軸直動機構3Aに可動支持部材6を設け、Y軸直動機構3Bに固定支持部材5を設けるようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、2つのY軸直動機構3A及び3Bと1つのX軸直動機構4とを設けた場合について説明したが、平行に配置した2つのX軸直動機構とこれら間に配設した1つのY軸直動機構とで二次元位置決め装置を構成するようにしてもよい。
さらに、上記第1及び第2の実施形態においては、Y軸直動機構3A及び3BとX軸直動機構4とを、案内レール及びボールねじ機構の組合せで構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、案内レールとこれに摺動自在に案内されるスライダとで構成されるリニアガイドとボールねじ機構の組合せで構成することもできる。
さらに、上記第1及び第2の実施形態においては、Y軸直動機構3Bのボールねじナット3bに配置したリニアガイド6dの案内レール6bをY軸と直交する方向に配置した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、Y軸と交差する方向に配置すればよいものである。
1…二次元位置決め装置、2…基台、3A,3B…Y軸直動機構、3a…案内レール、3b…ボールねじナット、3c…ボールねじ軸、3d…ボールねじ機構、3e…Y軸用モータ、4…X軸直動機構、4a…支持基板、4b…案内レール、4c…ボールねじナット、4d…ボールねじ軸、4e…ボールねじ機構、4f…X軸用モータ、5…固定支持部材、5d…組合せアンギュラ玉軸受、6…可動支持部材、6d…リニアガイド、6i…組合せアンギュラ玉軸受、21…支持基板、22…空気軸受、23…支柱、24…二次元テーブル、25…板ばね

Claims (11)

  1. 第1の案内部材に案内されて移動する第1の移動部材と当該第1の移動部材を駆動する第1の駆動機構とを有し、所定間隔を保って平行に配設された一対の直動機構と、
    該一対の直動機構の移動部材に支持されて前記第1の案内部材と交差する方向に配設された第2の案内部材に案内されて移動する第2の移動部材と当該第2の移動部材を駆動する第2の駆動機構とを有し、前記一対の直動機構間に配設された交差直動機構とを備え、
    前記交差直動機構は、一端が前記一対の直動機構の一方の移動部材に配設された固定支持部材に第1の回動支持部材を介して回動可能に支持され、他端が前記一対の直動機構の他方の移動部材との間に配設された前記第1の案内部材と交差する方向に移動可能な可動支持部材に第2の回動支持部材を介して回動可能に支持され
    前記固定支持部材は、前記一方の直動機構の前記第1の移動部材の上面に固定された第1の水平板部、該第1の水平板部の前記他方の直動機構側の端部から下方に延長する第1の垂直板部及び該第1の垂直板部の下端から前記交差直動機構側に延長する第2の水平板部から構成される断面クランク状の第1の平板部材を有し、
    前記可動支持部材は、前記他方の直動機構の前記第1の移動部材の上面に配設された前記第1の案内部材と交差する方向に移動する可動機構と、該可動機構の上面に固定された第3の水平板部、該第3の水平板部の前記一方の直動機構側の端部から下方に延長する第2の垂直板部及び該第2の垂直板部の下端から前記交差直動機構側に延長する第4の水平板部から構成される断面クランク状の第2の平板部材とを有し、
    前記交差直動機構は、一端が前記第1の平板部材の前記第2の水平板部との間で前記第1の回動支持部材を介して回動可能に支持され、他端が前記第2の平板部材の前記第4の水平板部との間で前記第2の回動支持部材を介して回動可能に支持されている
    ことを特徴とする二次元位置決め装置。
  2. 前記第1の回動支持部材及び前記第2の回動支持部材は、背面組合せ形の組合せアンギュラ軸受であり、
    前記可動機構は、直動軸受であることを特徴とする請求項1に記載の二次元位置決め装置。
  3. 前記直動軸受は、案内レールと、前記案内レールに案内されて移動するスライダとを有することを特徴とする請求項2に記載の二次元位置決め装置。
  4. 前記直動軸受は、リニアガイドであることを特徴とする請求項3に記載の二次元位置決め装置。
  5. 前記第2の駆動機構を構成する駆動源を前記交差直動機構の長手方向の端部に設け、前記交差直動機構を前記駆動源が前記可動支持部材側に位置するように配設したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の二次元位置決め装置。
  6. 前記交差直動機構は、第2の移動部材が基台に対して空気軸受で浮上支持されていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の二次元位置決め装置。
  7. 前記交差直動機構の下面と前記基台との間に第1の支持基板を配設し、前記第1の支持基板の下面側の前記基台の上面と対向する位置に3つの空気軸受を配置して前記第1の支持基板を前記基台に対して浮上支持し、
    前記第1の支持基板の上面における前記第2の移動部材の進退方向の一端側に2本と他端側に2本との4本の支柱を植立し、前記4本の支柱上及び前記第2の移動部材上に2次元駆動出力部が支持されていることを特徴とする請求項6に記載の二次元位置決め装置。
  8. 前記交差直動機構の第2の移動部材に当該第2の移動部材の移動方向以外に可動可能に2次元駆動出力部が支持されており、
    前記2次元駆動出力部は、前記第2の移動部材に板ばねを介して支持されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の二次元位置決め装置。
  9. 前記板ばねは、円板状に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の二次元位置決め装置。
  10. 前記円板状の板ばねの外周縁部は、前記2次元駆動出力部の中心部に形成された円形凹部の外周側の段部に固定されていることを特徴とする請求項9に記載の二次元位置決め装置。
  11. 前記交差直動機構は、一端が前記第2の水平板部との間で前記第1の回動支持部材を介して回動可能に支持され、他端が第4の水平板部との間で前記第2の回動支持部材を介して回動可能に支持された支持基板上に、前記第2の案内部材及び前記第2の駆動機構が配設されていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の二次元位置決め装置。
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