JP3746730B2 - ステージ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、直進方向と回転方向との双方に駆動し得るステージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のステージ装置は、ステージ装置のテーブルを直進移動させるべく、回転型モータにボールネジやリードスクリュー等の伝達部材を組合せて回転型モータの回転運動を直進運動に変換することにより、ステージの直進移動を実現していた。これらの伝達部材は、応答性やステージの位置決め精度を高めるべく、剛性を高めたものが用いられていた。しかし、それでもなお、ステージの移動を短時間で完了させるべく、加速度を大きくしてステージを移動させたり停止させたりするようにしてステージを移動したときには、伝達部材に撓みや歪みが生じ、これによりステージの移動に弾性的な振る舞いが生じた。このためステージを移動させるための制御信号に対して十分に応答しきれずステージの移動に遅れが生じたり位置決めを的確にすることができないという問題が生じていた。
【0003】
このような問題を解決すべく、リニアモータを用いたステージも考案されている。しかしながら、ステージを直進方向のみならず、回転方向にも移動させる場合には、直進移動のステージにリニアモータを用いたとしても、回転方向の移動には、従来からある回転型モータを用いる必要があり、トルクを大きくすべくウォームギヤ等の伝達部材を用いたときには、剛性を高めた伝達部材を用いたとしても、上述した如き問題が同様に生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、直進方向のみならず、回転方向の駆動においても、ステージを的確に位置決めをすることができるとともに、応答性を高くすることができかつ高速にステージを移動できるステージ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明によるステージ装置は、可動テーブルを有するステージの一の端部と他の短部とを移動可能に軸支する可動支持手段と、可動テーブルと可動支持手段とを制御する位置制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0006】
可動テーブルを有するステージを2箇所で移動可能に軸支し、移動や位置決めについて制御するものは、本発明に含まれることとなる。
【0007】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 可動テーブルを有するステージの一の端部を軸支しかつ移動可能な第1可動支持手段と、前記ステージの他の端部を軸支しかつ移動可能な第2可動支持手段と、前記可動テーブル、前記第1可動支持手段及び第2可動支持手段の各々を所定の位置に位置付ける制御を行う位置制御手段と、を有し、かつ、前記第2可動支持手段の軸支部は、前記可動テーブルの移動方向に沿って前記ステージに対して移動可能であることを特徴とするステージ装置。
【0008】
上述した(1)の発明は、可動テーブルを有するステージの一の端部を第1可動支持手段で移動可能に軸支し、ステージの他の端部を第2可動支持手段で移動可能に軸支する構成としたので、回転可能なステージを用いることなく回転方向の移動を実現することができる。
【0009】
(2) 前記第1可動支持手段、前記第2可動支持手段及び前記可動テーブルの各々は、同じ駆動機構を有し、かつ、前記駆動機構はリニアモータを有し、特徴とする上記(1)記載のステージ装置。
【0010】
上述した(2)の発明は、第1可動支持手段、第2可動支持手段及び可動テーブルは、リニアモータにより駆動されるので、応答性を高くすることができかつ高速にステージを移動できるとともに、所望する位置に的確に位置決めすることができる。
【0011】
(3) 前記位置制御手段は、前記リニアモータに位置決め信号を発することを特徴とする上記(2)記載のステージ装置。
【0012】
上述した(3)の発明は、リニアモータに位置決め信号を発するので、ステージを所望の位置に的確に位置決めすることができる。
【0013】
(4) 前記第1可動支持手段と前記第2可動支持手段との移動方向は、直進方向であることを特徴とする上記(1)記載のステージ装置。
【0014】
上述した(4)の発明は、第1可動支持手段と第2可動支持手段との移動方向は、直進方向であるので、ステージの移動決めに要する演算を簡素なものにすることができ、制御を容易なものにすることができる。
【0015】
(5) 前記可動テーブルは、前記ステージに沿った方向に移動可能であることを特徴とする上記(1)記載のステージ装置。
【0016】
上述した(5)の発明は、可動テーブルは、ステージに沿った方向に移動可能であるので、回転用モータを用いることなく回転方向にステージを移動させることができる。
【0017】
(6) 前記第2可動支持手段の軸支部は、前記第2可動支持手段の移動方向に偏倚可能でかつ前記第2可動支持手段を支持する前記弾性部材を含むことを特徴とする上記(1)記載のステージ装置。
【0018】
上述した(6)の発明は、第2可動支持手段を支持する弾性部材を含むので、偏倚したときには、復元力が生ずることとなり、これによりステージを基準位置に容易に戻すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
【0020】
本発明によるステージ装置の外観を図1に示す。
【0021】
3つの直進ステージ100、200及び300は、同じ構造を有する。これらのステージの各々は、移動可能な可動テーブル110、210及び310をステージの上部に有する。後述する如く、可動テーブル110、210及び310の各々は、リニアモータにより別個に駆動される。
【0022】
可動テーブル110、210及び310の各々は、2つの脚部を有する。可動テーブル110は、2つの脚部112及び114を有し、可動テーブル210は、2つの脚部212及び214を有し、可動テーブル310は、2つの脚部312及び314を有する。これらの脚部112及び114、212及び214並びに312及び314の中央部に凹溝部を有する。後述する如く、これらの凹溝部は、3つの直進ステージ100、200及び300のガイドレールに係合するようになされている。
【0023】
3つの直進ステージ100、200及び300の各々は、断面形状がU字形状で長尺な形状を呈するベース部120、220及び320を有する。ベース部の脚部に上部には、ガイドレールがステージの長手方向に沿うように設けられている。直進ステージ100には、ガイドレール122及び124が設けられ、直進ステージ200には、ガイドレール222及び224が設けられ、直進ステージ300には、ガイドレール322及び324が設けられている。
【0024】
上述した如く、可動テーブル110の脚部112の凹溝部は、ガイドレール122と係合し、可動テーブル110の脚部114の凹溝部は、ガイドレール124と係合する。可動テーブル210の脚部212の凹溝部は、ガイドレール222と係合し、可動テーブル210の脚部214の凹溝部は、ガイドレール224と係合する。可動テーブル310の脚部312の凹溝部は、ガイドレール322と係合し、可動テーブル310の脚部314の凹溝部は、ガイドレール324と係合する。
【0025】
可動テーブル110がステージ100上を移動するときには、可動テーブル110の脚部112はガイドレール122に案内され、可動テーブル110の脚部114はガイドレール124に案内されて移動する。
【0026】
可動テーブル210がステージ200上を移動するときには、可動テーブル210の脚部212はガイドレール222に案内され、可動テーブル210の脚部214はガイドレール224に案内されて移動する。
【0027】
可動テーブル310がステージ300上を移動するときには、可動テーブル310の脚部312はガイドレール322に案内され、可動テーブル310の脚部314はガイドレール324に案内されて移動する。
【0028】
ベース部120、220及び320の底部の各々には、断面形状がU字形状で長尺な形状を呈するリニアモータ固定子130、230及び330が設けられている。このリニアモータ固定子130は、ベース部120の長手方向に沿うように設けられ、リニアモータ固定子230は、ベース部220の長手方向に沿うように設けられ、リニアモータ固定子330は、ベース部320の長手方向に沿うように設けられている。
【0029】
直進ステージ300のベース部320の第1端部350は、直進ステージ100の可動テーブル110上に回動自在に支持され、直進ステージ300のベース部320の第2端部360は、直進ステージ200の可動テーブル210上に回動自在に支持されている。
【0030】
本発明によるステージ装置に用いられるリニアモータの断面図を図2に示す。
【0031】
上述した如く、3つの直進ステージ100、200及び300の各々は、ベース部120、220及び320を有する。ベース部120、220及び320の底部には、リニアモータ固定子130、230及び330が設けられている。
【0032】
直進ステージ100の可動テーブル110の下側には、リニアモータ可動子140が設けられ、直進ステージ200の可動テーブル210の下側には、リニアモータ可動子240が設けられ、直進ステージ300の可動テーブル310の下側には、リニアモータ可動子340が設けられている。
【0033】
リニアモータ固定子130、230及び330のU字の脚部の内側には、永久磁石132、232及び332が設けられている。この永久磁石132、232及び332のS極とN極とは、リニアモータ固定子130、230及び330の長手方向に沿って交互に並ぶように配置されている。
【0034】
また、リニアモータ可動子140、240及び340の各々の突出部には、3相コイル142、242及び342が設けられており、3相コイル142、242及び342は、永久磁石132、232及び332の近傍で永久磁石132、232及び332がなす面と対向するようになされている。
【0035】
3相コイル142、242及び342に電流を流したときには、永久磁石132、232及び332が発する磁場により電流に印加される力が生じ、その結果生じた力によって可動テーブル110、210及び310が移動されることとなる。
【0036】
上述した直進ステージ300の軸支部の態様を示す斜視図を図3に示す。
【0037】
直進ステージ300のベース部320の第1端部350においては、ベース部320の下面と直進ステージ100の可動テーブル110の上面との間には、軸支部材400が設けられている。
【0038】
直進ステージ300のベース部320の第2端部360においては、ベース部320の下面と直進ステージ200の可動テーブル210の上面との間には、軸支部材500が設けられている。
【0039】
軸支部材400は、円筒形の外側円筒部410と円筒形の内側円筒部420とからなる。後述する如く、内側円筒部420は、外側円筒部410と同心軸上で回動可能に設けられている。外側円筒部410の下面は、直進ステージ100の可動テーブル110の上面に固定されている。内側円筒部420の上面は、ベース部320の下面に固定されている。
【0040】
軸支部材500は、円筒形の外側円筒部510と円筒形の内側円筒部520と板ばね部530とからなる。後述する如く、内側円筒部520は、外側円筒部510と同心軸上で回動可能に設けられている。また、板ばね部530は、内側円筒部520に設けられている。外側円筒部510の下面は、直進ステージ200の可動テーブル210の上面に固定されている。板ばね部530は、後述する支持部材を介してベース部320の下面に固定されている。
【0041】
上述した軸支部材400と軸支部材500との詳細を図4に示す。図4(a)は、軸支部材400をベース部320の第1端部350側から見たときの断面を示し、図4(b)は、軸支部材500をベース部320の第2端部360側から見たときの断面を示すものである。尚、直進ステージ100及び200については、テーブル110と210とのみを示し、他の部材は省略した。また、直進ステージ300については、ベース部320とリニアモータ固定子330とのみを示し、他の部材は省略した。
【0042】
図4(a)に示す如く、外側円筒部410の内側側面には、回転ベアリング440が設けられている。この回転ベアリング440と内側円筒部420の外側側面との双方に係合するようにローラ450が設けられている。このように回転ベアリング440とローラ450とを設けたことにより、内側円筒部420は、外側円筒部410に対して相対的に円滑に回動することができるのである。
【0043】
図4(b)に示す如く、外側円筒部510の内側側面には、回転ベアリング540が設けられている。この回転ベアリング540と内側円筒部520の外側側面との双方に係合するようにローラ550が設けられている。また、内側円筒部520には、内側円筒部520の半径方向に沿って板ばね530が設けられている。図5に示す如く、内側円筒部520は、小内径部522と大内径部524とからなる。尚、図5は、内側円筒部520を上方からみた図である。小内径部522と大内径部524との境には、境界側面526が形成されている。
【0044】
板ばね530は、長尺な形状であり、板ばね530の両端部には、長円形の貫通孔(図示せず)が設けられている。長円形の貫通孔の長径の方向は、板ばね530の長手方向と略同じ方向である。板ばね530の両端部は、この貫通孔を介してネジ560により、内側円筒部520の境界側面526に設けられている。板ばね530は、板ばね530の長手方向が、内側円筒部520の直径方向と略同一となるようになされている。図5に示す如き白い矢印の方向に板ばね530が撓んだときには、板ばね530の両端部は、長円形の貫通孔に沿って微動することができる。
【0045】
板ばね530の中央部には、支持部材570がネジ580により固定されている。支持部材570はT字形状であり、支持部材570の上部は、ネジ590により直進ステージ300のベース部320の下面に固定されている。
【0046】
上述した如く、回転ベアリング540とローラ550とを設けたことにより、内側円筒部520は、外側円筒部510に対して相対的に円滑に回動することができるのである。また、直進ステージ300は、板ばね530が撓むことにより、内側円筒部520に対して移動することができるのである。
【0047】
上述した直進ステージ300から「ステージ」が構成され、可動テーブル310から「可動テーブル」が構成される。また、軸支部材400から「第1可動支持手段」を構成し、軸支部材500から「第2可動支持手段」を構成する。更に、第1端部350から「一の端部」をなし、第2端部360から「他の端部」をなす。さらにまた、板ばね部530から「弾性部材」が構成される。
【0048】
また、リニアモータ固定子130と、永久磁石132と、リニアモータ可動子140と、3相コイル142とから、及びリニアモータ固定子230と、永久磁石232と、リニアモータ可動子240と、3相コイル242とから、並びにリニアモータ固定子330と、永久磁石332と、リニアモータ可動子340と、3相コイル342とから、駆動機構が構成される。
【0049】
このような構成としたことにより、「可動テーブルを有するステージの一の端部を軸支しかつ移動可能な第1可動支持手段と、前記ステージの他の端部を軸支しかつ移動可能な第2可動支持手段と」を有することをなす。
【0050】
また、「前記第1可動支持手段、前記第2可動支持手段及び前記可動テーブルの各々は、同じ駆動機構を有し、かつ、前記駆動機構はリニアモータを有」することもなす。
【0051】
更に、「前記第1可動支持手段と前記第2可動支持手段との移動方向は、直進方向であること」もなす。
【0052】
このステージ装置を制御するための制御回路のブロック図を図6に示す。
【0053】
制御回路700は、中央処理回路(以下、CPUと称する)702、リードオンリーメモリ(以下、ROMと称する)704、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと称する)706、入力インターフェイス708及び出力インターフェイス710からなり、これらは入出力バス712に接続されており、入出力バス712は、データ信号又はアドレス信号が入出力されるようになされている。
【0054】
上述した可動テーブル110には、リニアエンコーダ722が設けられ、可動テーブル210には、リニアエンコーダ724が設けられ、可動テーブル310には、リニアエンコーダ726が設けられている。これらのリニアエンコーダ722、724及び726は、可動テーブル110、210及び310の各々の位置を検出し、検出信号を発するようになされている。
【0055】
リニアエンコーダ722、724及び726は、入力インターフェイス708に接続されており、リニアエンコーダ722、724及び726から発せられた検出信号は、入力インターフェイス708に供給される。入力インターフェイス708は、供給された検出信号をデータ化し入出力バス712に出力される。
【0056】
また、出力インターフェイス710には、モータ駆動回路732、734及び736が接続されている。モータ駆動回路732は、可動テーブル110を駆動するためのコイル142に接続され、モータ駆動回路734は、可動テーブル210を駆動するためのコイル242に接続され、モータ駆動回路736は、可動テーブル310を駆動するためのコイル342に接続されている。
【0057】
モータ駆動回路732は、コイル142に駆動電流を供給し、モータ駆動回路734は、コイル242に駆動電流を供給し、モータ駆動回路736は、コイル342に駆動電流を供給する。
【0058】
上述したROM704は、可動テーブル110、210及び310の移動を制御するためのプログラムを記憶する。例えば、リニアエンコーダ722、724及び726から発せられた検出信号から可動テーブル110、210及び310の位置情報を得て、可動テーブルを新たに位置付けようとする位置との差を算出し、移動送り量、最大速度、加減速時間等のパラメータを算出して、その結果に応じてパルス信号からなる制御信号をモータ駆動回路732、734及び736に供給する如きプログラムをROM704は記憶する。
【0059】
モータ駆動回路732、734及び736は、供給された制御信号に基づいてコイル駆動電流、例えば3相コイルUVWの如き駆動電流をコイル142、242及び342に発する。
【0060】
上述した如く、コイル142、242及び342は、永久磁石132、232及び332が発する磁場内に配置されており、3相コイル142、242及び342に流れる電流に印加される力が磁場により生じ、その結果生じた力によって可動テーブル110、210及び310が移動されるのである。
【0061】
この図6に示したごとき制御回路から「前記可動テーブル、前記第1可動支持手段及び第2可動支持手段の各々を所定の位置に位置付ける制御を行う位置制御手段」を有することをなす。また、この制御回路は、「前記リニアモータに位置決め信号を発すること」もなすのである。
【0062】
本発明によるステージ装置を用いて、テーブルの位置決めを行う具体的な態様を図7(a)〜(c)に示す。尚、図7(a)〜(c)に示した例は、3つの直進ステージ100、200及び300と、可動テーブル110、210及び310との概略を示す平面図である。また、この図7に示した例においては、2つの直進ステージ100と200との長手方向をY方向とし、直進ステージ300の長手方向をX方向とする。また、X方向の正方向は、図面の右方向とし、X方向の負方向は、図面の左方向とする。更に、Y方向の正方向は、図面の上方向とし、Y方向の負方向は、図面の下方向とする。
【0063】
図7(a)は、直進ステージ100のX方向の中央に可動テーブル110が位置し、直進ステージ200のX方向の中央に可動テーブル210が位置し、直進ステージ300のY方向の中央に可動テーブル310が位置するときのものを示すもので、この位置に可動テーブル110、210及び310が位置するときを基準位置とする。
【0064】
図7(b)は、直進ステージ100の可動テーブル110と、直進ステージ200の可動テーブル210との双方を、基準位置から距離Y1だけ正方向に移動させ、直進ステージ300の可動テーブル310を、基準位置から距離X1だけ正方向に移動させたときの状態を示す。このように可動テーブル110と可動テーブル210とを同じ方向に同じ距離だけ移動することにより、直進ステージ300の全体をY方向に移動することができる。
【0065】
このようにすることにより、可動テーブル310をX−Y方向の所望とする位置に位置付けることができる。
【0066】
図7(c)は、直進ステージ100の可動テーブル110を基準位置から距離Y2だけ負方向に移動させ、直進ステージ200の可動テーブル210を基準位置から距離Y2だけ正方向に移動させる。このようにすることにより、直進ステージ300の全体の向きをθだけ回転した位置に位置付けることができる。このように可動テーブル110と可動テーブル210とを相対的に異なる位置に位置付けることにより、直進ステージ300の全体を所望の角度だけ回転した位置に位置付けることができ、可動テーブル310を所望の角度だけ回転した位置に位置付けることができるのである。
【0067】
上述した図7(c)の如く、直進ステージ300が回転したときには、上述した直進ステージ300のベース部320を支持する支持部材570は移動することとなる。支持部材570が移動したときには、支持部材570に固定されている板ばね部530は、撓むこととなる。板ばね部530が撓んだときの様子を図8に示す。図8に示した例は、支持部材570は図面の左方向に移動したときのものを示すものである。この支持部材570の移動により、板ばね部530は、符号Mで示す箇所で撓むのである。
【0068】
このように、直進ステージ300のベース部320の第1端部350においては、直進ステージ300を軸支するだけの構成としたことにより、第1端部350における回動中心を基準にして、直進ステージ300の長手方向に沿った可動テーブル310の位置を算出することができる。
【0069】
また、直進ステージ300のベース部320の第2端部360においては、直進ステージ300を軸支するとともに直進ステージ300の長手方向に移動可能にする構成としたことにより、直進ステージ300の回動動作を円滑なものにすることができるのである。
【0070】
上述した実施例では、板ばねからなる板ばね部530を「弾性部材」として用いる場合を示したが、「弾性部材」は、直進ステージ300を支持するとともに、復元力を生ぜしめるものであればよく、コイルばねや空気ばね等の何らかの復元力が生ずるものであればよい。
【0071】
軸支部材500を上述した如き構成としたことにより、「前記第2可動支持手段の軸支部は、前記可動テーブルの移動方向に沿って前記ステージに対して移動可能である」ことをなすとともに、「前記第2可動支持手段の軸支部は、前記第2可動支持手段の移動方向に偏倚可能でかつ前記第2可動支持手段を支持する前記弾性部材を含むこと」もなす。
【0072】
尚、上述した実施例では、可動テーブル110、210及び310は、直進する場合のものを示したが、所定の関数に従って定まる曲線上に沿って移動するものとしてもよい。例えば、可動テーブル310に載置して移動せしめる対象物の種類や性質に応じて移動経路を異ならしめなければならないような場合にも的確に移動させて位置決めすることができるのである。
【0073】
また、上述した実施例では、直進ステージ100と200とが互いに平行となるように配置されている場合を示したが、直進ステージ100と200とをなす角度が180度以外の所定の角度をなすように配置することとしてもよい。
【0074】
このような構成としたときには、可動テーブル310が移動できる移動範囲を異ならしめることができる。
【0075】
更に、可動テーブル110、210及び310の位置の検出をリニアエンコーダによって検出する場合を示したが、この他の方法によって、位置を検出することとしてもよい。例えば、図9に示す如く、可動テーブル310の縁部の3箇所に反射鏡810、820及び830を設けて、この反射鏡810、820及び830の各々に光、例えばレーザ光を照射し、反射した光によって位置を検出する装置、例えば干渉計により位置を検出することとしてもよい。
【0076】
このような構成とした場合には、反射鏡810により得られた位置情報で、可動テーブル110を制御し、反射鏡820により得られた位置情報で、可動テーブル210を制御し、反射鏡830により得られた位置情報で、可動テーブル310を制御することにより、可動テーブル110、210及び310の各々を所望とする位置に移動させて位置決めすることができるのである。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、直進方向のみならず、回転方向の移動においても、ステージを的確に位置決めをすることができるとともに、応答性を高くして高速にステージを移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステージ装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明によるステージ装置のリニアモータを示す断面図である。
【図3】本発明によるステージ装置の支持部を示す斜視図である。
【図4】軸支部材400(a)と軸支部材500(b)との詳細を示す断面図である。
【図5】内側円筒部520の構造を示す平面図である。
【図6】ステージ装置を制御するための制御回路を示すブロック図である。
【図7】本発明によるステージ装置を用いて、テーブルの位置決めを行う具体的な態様を示す概略図である。
【図8】支持部材570は図面の左方向に移動したときに板ばね部530が撓んだ状態を示す平面図である。
【図9】ステージの位置を検出する手段として干渉計を用いる場合の例を示した斜視図である。
【符号の説明】
100 直進ステージ
110 可動テーブル
130 リニアモータ固定子(駆動機構)
132 永久磁石(駆動機構)
140 リニアモータ可動子(駆動機構)
142 3相コイル(駆動機構)
200 直進ステージ
210 可動テーブル
230 リニアモータ固定子(駆動機構)
232 永久磁石(駆動機構)
240 リニアモータ可動子(駆動機構)
242 3相コイル(駆動機構)
300 直進ステージ(ステージ)
310 可動テーブル(可動テーブル)
330 リニアモータ固定子(駆動機構)
332 永久磁石(駆動機構)
340 リニアモータ可動子(駆動機構)
342 3相コイル(駆動機構)
400 軸支部材(第1可動支持手段)
350 第1端部(一の端部)
360 第2端部(他の端部)
500 軸支部材(第2可動支持手段)
530 板ばね部(弾性部材)
700 制御回路(位置制御手段)
Claims (6)
- 可動テーブルを有するステージの一の端部を軸支しかつ移動可能な第1可動支持手段と、
前記ステージの他の端部を軸支しかつ移動可能な第2可動支持手段と、
前記可動テーブル、前記第1可動支持手段及び第2可動支持手段の各々を所定の位置に位置付ける制御を行う位置制御手段と、を有し、かつ、
前記第1可動支持手段は、前記ステージの一の端部を回転のみ可能に軸支する第1の軸支部を含み、かつ、
前記第2可動支持手段は、前記ステージの他の端部を回転可能に軸支する第2の軸支部を含み、かつ、
前記第2の軸支部は、境界側面を有しかつ弾性部材が収容される収容部を含み、
前記弾性部材は、前記収容部の前記境界側面と前記ステージの他の端部とに接続され、前記ステージを支持するとともに、前記収容部の前記境界側面と前記ステージの他の端部との間で変形でき、かつ、
前記ステージの他の端部が変位するときには、前記弾性部材が変形しつつ、前記ステージの他の端部は、前記第1の軸支部と前記第2の軸支部とを結ぶ線に対して略垂直な方向に沿って前記弾性部材によって支持されながら、前記弾性部材が前記ステージの他の端部に接続された箇所が、前記第1の軸支部と前記第2の軸支部とを結ぶ線に沿って変位できることを特徴とするステージ装置。 - 前記第1可動支持手段、前記第2可動支持手段及び前記可動テーブルの各々は、同じ駆動機構を有し、かつ、前記駆動機構はリニアモータを有することを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
- 前記位置制御手段は、前記リニアモータに位置決め信号を発することを特徴とする請求項2記載のステージ装置。
- 前記第1可動支持手段と前記第2可動支持手段との移動方向は、直進方向であることを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
- 前記可動テーブルは、前記ステージに沿った方向に移動可能であることを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
- 前記弾性部材は、長尺な形状を有し、かつ、前記弾性部材の長手方向が、前記可動テーブルの移動方向に対して垂直な方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
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