JP5616537B2 - 衣類処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類処理装置に係り、より詳細には、衣類を投入する投入口を開閉するドアを、様々な方向に回転させて開放することができる衣類処理装置に関する。
衣類処理装置には、洗濯機能だけを有する洗濯専用装置、及び乾燥機能だけを有する乾燥専用装置があり、衣類の洗濯機能と乾燥機能を共に有する乾燥兼用洗濯装置がある。また、その構造又は形態によっては、回転可能なドラムを用いて衣類を落下させながら乾燥するドラム型装置と、衣類を掛けておいて乾燥する、いわゆる、キャビネット型装置とがある。
従来の乾燥兼用洗濯装置は、衣類を投入することができる投入口が本体の前面部に形成され、これによって、ドアも投入口を開閉することができるように乾燥兼用洗濯装置本体の前面部に設置される。ここで、ドアは、左右回転が可能で、投入口を開閉することができる一つの回転軸を有する。
一方、衣類処理装置が、乾燥機能だけを有する乾燥専用装置である場合には、洗濯専用装置の側面に乾燥専用装置を配置して、洗濯専用装置及び乾燥専用装置を一列に配置して使用することができる。洗濯専用装置を用いて洗濯が完了した洗濯物を乾燥させるために、使用者は、洗濯専用装置から衣類を取り出した後に、再び乾燥専用装置の投入口に衣類を投入することが一般的である。
従来の乾燥兼用洗濯装置や乾燥専用装置などを含んだ衣類処理装置において、ドアは、投入口から水平方向に回転して投入口を開閉するため、投入口を通じて衣類を収容空間に投入する場合、衣類が投入口の近傍の床に落ちるなどの問題が発生する。
衣類が床に落ちると、床にある異物が衣類に付着するため、衣類がより汚染することがあり、使用者が、落ちた衣類を再び投入口に入れなければならないという不便が発生し得る。
一方、衣類処理装置が水平方向にだけ回転して開放される場合には、ドアが回転できる空間を確保するために、衣類処理装置の本体を壁から所定の距離だけ離隔するように設置するなどの空間的制約が発生し得る。
本発明は、前面に衣類が投入される投入口が形成される衣類処理装置において、ドアを上下又は左右に選択的に開閉できるようにして、使用者に便宜を提供することができる衣類処理装置を提供する。
また、本発明は、使用者が一方の回転方向を選択して回転させる場合、他方の回転方向にドアが開放されないため、ドアを安定的に開放することができる衣類処理装置を提供する。
また、本発明は、衣類処理装置を使用するとき、ドアを開放するための空間を確保しなければならないという設置空間の制約を減少できる衣類処理装置を提供する。
また、本発明は、衣類を投入口に投入するとき、ドアの一面にぶつかった後、衣類が投入口を通過して収容空間に容易に投入され得る衣類処理装置を提供する。
本発明は外観を形成し、衣類の投入口が設けられたキャビネットと、投入口を開閉するドアと、ドアを第1回転方向に回転させる第1回転軸と、ドアを第1回転方向と異なる方向である第2回転方向に回転させる第2回転軸とを備えるヒンジ部と、ドアが回転するとき、ドアを第1回転軸又は第2回転軸のいずれか一方に固定する固定部材と、を含む衣類処理装置を提供する。
また、ヒンジ部は、第1回転軸を形成する第1軸と、第1軸を収容する第1収容溝が形成された第1軸着脱部とを備える第1ヒンジを更に含むことができる。
一方、固定部材は、第1収容溝を開閉する第1バーを含むことができる。
ヒンジ部は、第2回転軸を形成する第4軸と、第4軸が着脱可能な第2収容溝が形成された第4軸着脱部とを備える第3ヒンジを更に含むことができる。
特に、固定部材は、第2収容溝を開閉する第2バーを含むことができる。
第4軸着脱部は、第2バーの一端が回転可能なように案内する案内溝を設けることができる。
このとき、第2収容溝には、第4軸の回転を制限するストッパを形成することができる。
第4軸の断面は一側が平らな第1平坦面を含み、ストッパは、第1平坦面に対応する第2平坦面を含むことができる。
また、本発明は、外観を形成し、衣類の投入口が設けられたキャビネットと、投入口を開閉するドアと、ドアを第1回転方向に回転させる第1回転軸と、ドアを第1回転方向と異なる方向である第2回転方向に回転させる第2回転軸とを備えるヒンジ部と、ドアが回転するとき、ドアを第1回転軸又は第2回転軸のいずれか一方に固定する固定部材と、固定部材を移動させる加圧片と、を含む衣類処理装置を提供する。
特に、加圧片の移動を制限する安全バーを更に含むことができる。
このとき、加圧片には、加圧片が加圧された状態で安全バーが挿入される貫通孔を形成することができる。
反面、加圧片には、加圧片が加圧されていない状態で安全バーが安着して、加圧片の移動を制限する安着段部を形成することができる。
安全バーには突出片が形成され、突出片を加圧して安全バーを移動させる第1ピンと、第1ピンを加圧する第2ピンを更に含むことができる。
第1ピンはドアに設置し、第2ピンはキャビネットに設置することができる。
特に、第1ピンは、ドアの外側に突出しないように埋め込むことが可能である。
また、本発明は、外観を形成し、衣類の投入口が設けられたキャビネットと、投入口を開閉するドアと、ドアを第1回転方向に回転させる第1回転軸と、ドアを第1回転方向と異なる方向である第2回転方向に回転させる第2回転軸とを備えるヒンジ部と、を含み、ドアの下端には、所定角度に傾斜した傾斜片が形成された衣類処理装置を提供する。
特に、ドアが第2回転方向に所定角度だけ回転すると、傾斜片とキャビネットとが接触してドアの回転を停止させることができる。
このとき、傾斜片がキャビネットに接触するとき衝撃を吸収するダンパ部を更に含むことができる。
ダンパ部は、傾斜片又はキャビネットに複数配置することができる。
もちろん、第2回転軸にはバネワッシャを設置することができる。
本発明は、前面に衣類が投入される投入口が形成される衣類処理装置において、ドアを上下又は左右に選択的に開閉できるようにして、使用者の便宜に応じてドアを開放することができる。
また、本発明は、使用者が一方の回転方向を選択して回転させる場合、他方の回転方向にドアが開放されないため、ドアを一つの回転方向に安定的に開放することができる。
また、本発明のドアを、水平方向ではなく垂直方向にも開放することができるため、衣類処理装置を設置する際に、ドアを水平方向に開放するとき必要となるドアの回転空間を確保する必要がないため、設置空間の制約を減少できる。
また、本発明は、衣類を投入口に投入するときドアの一面にぶつかった後、衣類が投入口を通過して収容空間に容易に投入され得る。
本発明の一実施例に係る衣類処理装置の斜視図である。 図1においてドアが第1回転方向に回転した図である。 図1においてドアが第2回転方向に回転した図である。 第2ヒンジが第1回転方向に回転した状態を示す図である。 第2ヒンジが第2回転方向に回転した状態を示す図である。 図1においてドアのアウタフレームの内部を示す図である。 ドアのアウタフレームにおいて第1バーの構成を示す正面図である。 図7の第1バーの作動に係る要部を詳細に示す図である。 図7の第1バーの作動に係る要部を詳細に示す図である。 図7の第1バーの作動に係る要部を詳細に示す図である。 第3ヒンジの結合状態を示す図である。 図11において第2バーが下降した状態を示す図である。 図12においてドアが第2回転方向に回転した図である。 図11の変形例を示す概念図である。 安全バーに関する構成を示す図である。 図15においてキャビネットから分離された状態を示す図である。 図16において安全バー、第1ピン、及び第2ピンを示す図である。 図16において安全バーと加圧片とが結合された状態を示す図である。 図16において安全バーと加圧片とが結合された状態を示す図である。 本発明の一実施例において、ドアが第2回転方向に回転した状態を示す断面図である。 図20においてダンパ部を詳細に示す図である。 ダンパ部の他の実施例を示す概念図である。 ダンパ部の更に他の実施例を示す概念図である。 ダンパ部の更に他の実施例を示す概念図である。 ダンパ部の更に他の実施例を示す概念図である。 第1バーの他の実施例を示す概念図である。 本発明の他の実施例に係る乾燥機及びこれを有する洗濯機を示す斜視図である。 図27の乾燥機においてドアが上下に開閉されることを示す部分斜視図である。 (a)は、図28の第2係止部材とドア側の第2ヒンジ部材の第2回転軸との結合関係を示す斜視図、(b)は、図28の第2係止部材の上下への回転状態を示す斜視図、(c)は、固定孔に弾性的に挿入及び離脱される固定突起部材が設置されたことを示す断面図である。 (a)は、図28の回転部材とドア側の回転部材とのヒンジ連結関係を示す斜視図、(b)は、(a)の回転部材の上下への回転状態を示す斜視図である。 図28の乾燥機本体側の第1係止部材とドア側の第1ヒンジ部材との結合関係を示す斜視図である。 図27のドアが左右方向に沿って開閉された乾燥機、及びこれを有する洗濯機を示す斜視図である。 図32の乾燥機においてドアが左右に開閉されることを示す部分斜視図である。 図33のドアが左右に開放された状態で、第2係止部材と第2ヒンジ部材との回転状態を示す斜視図である。 図33のドアが左右に開放された状態で、第1係止部材と第1ヒンジ部材との回転状態を示す斜視図である。 図33の回転部材とドア側の回転部材とのヒンジ連結関係を示す斜視図である。 本発明の更に他の実施例に係る衣類処理装置の斜視図である。 更に他の実施例に係る衣類処理装置に設けられたドア及びヒンジ部を示す図である。 更に他の実施例に係る第1ヒンジの運動を示す図である。 ヒンジ部を構成する第2ヒンジ及び第3ヒンジの運動を示す図である。 ヒンジ部を構成する第2ヒンジ及び第3ヒンジの運動を示す図である。 ヒンジ部を構成する第2ヒンジ及び第3ヒンジの運動を示す図である。 第2ヒンジ及び第3ヒンジの他の実施例を示す図である。 更に他の実施例に設けられたドア傾斜調節部の他の実施例を示す図である。 ドアの垂れを防止するために更に他の実施例に設けられたドア固定部の概念図である。
以下、上記の目的を具体的に実現できる本発明の好ましい実施例を、添付の図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る衣類処理装置の斜視図、図2は、図1においてドアが第1回転方向に回転した図、図3は、図1においてドアが第2回転方向に回転した図である。以下、図1乃至図3を参照して説明する。
本発明に係る衣類処理装置は、衣類収容空間Rと衣類収容空間に衣類の投入が可能な投入口37とが設けられたキャビネット3と、投入口を開閉可能なように設けられたドア4と、ドア4が投入口を開閉可能なように回転させ、ドアを互いに異なる方向に回転させるヒンジ部5,6,7と、を含む。
キャビネット3は、衣類処理装置の外観を形成し、投入口37は、キャビネットの一面に設けられたアウタパネル33を貫通するように設けられて、衣類収容空間Rに連通する。
アウタパネル33には、ドア4に設けられたロック突起47が収容されるロック突起収容部39を備えることができる。したがって、ドア4は、ロック突起47がキャビネットに設けられたロック突起収容部39に収容されることによって、投入口を閉鎖する。
一方、キャビネット3には、使用者が衣類処理装置に制御命令を入力するためのコントロールパネル31を備えることができる。
ヒンジ部5,6,7は、投入口37の開閉が可能なようにドア4を回転させる第1回転軸Aと、投入口の開閉が可能なようにドア4を回転させ、第1回転軸と異なる方向にドアを回転させる第2回転軸Bと、を形成する。第1回転軸Aは、キャビネット3に対して垂直をなし、第2回転軸Bは、キャビネット3に対して水平をなすことができる。
第1回転軸は、第1ヒンジ5及び第2ヒンジ6を通じて形成され、第2回転軸は、第2ヒンジ6及び第3ヒンジ7を通じて形成される。
図2及び図3は、第1回転軸Aがキャビネット3の高さ方向に沿って形成され(縦軸)、第2回転軸Bはキャビネットの幅方向に沿って形成(横軸)される場合を示しているが、第1回転軸の位置及び第2回転軸の位置を、図2に示された内容に限定する必要はない。
すなわち、第1回転軸及び第2回転軸は、ドアが様々な方向に回転して投入口を開放できる限り(第1回転軸及び第2回転軸を一定の角度を形成するように備える限り)、キャビネットの様々な位置に備えることができる。一方、第1回転方向と第2回転方向とは互いに異なる回転方向であることが好ましい。
ただし、図3のように、第2回転軸がキャビネットの幅方向に沿って設けられ、ドアが投入口37の下端を基準に傾斜(Tilting)すると、ドアの傾斜角の調節を通じて容易に衣類を投入できるという効果があり、これに関する詳細な説明は後述する。
ヒンジ部は、第1回転軸Aを構成する第1軸が設けられ、ドアをキャビネット3に着脱させる第1ヒンジ5と、第1軸と共に第1回転軸を構成する第2軸と第2回転軸Bを構成する第3軸とが設けられた第2ヒンジ6と、第3軸と共に第2回転軸を構成する第4軸が設けられ、ドア4をキャビネット3に着脱させる第3ヒンジ7と、を含む。
第1ヒンジ5は、第1回転軸を形成する第1軸51と、第1軸51を収容する第1収容溝531が形成された第1軸着脱部53とを備える。第1軸51はキャビネット3に設置し、第1軸着脱部53はドア4に備えることができる。もちろん、これとは異なり、第1軸51をドア4に設置し、第1軸着脱部53をキャビネット3に設置してもよい。
第3ヒンジ7は、第2回転軸を形成する第4軸713と、第4軸713を収容する第2収容溝731が形成された第4軸着脱部73とを備える。第4軸713はドア4に設置し、第4軸着脱部73はキャビネット3に備えることができる。もちろん、これとは異なり、第4軸713をキャビネット3に設置し、第4軸着脱部73をドア4に設置してもよい。
図2に示されたように、ドアが第1回転方向に回転する場合、第1ヒンジ5及び第2ヒンジ6は、ドア4がキャビネット3に対して回転可能なように連結する。このとき、第3ヒンジ7において、ドア4はキャビネット3から分離される。
反面、図3に示されたように、ドアが第2回転方向に回転する場合、第2ヒンジ6及び第3ヒンジ7は、ドア4がキャビネット3に対して回転可能なように連結する。このとき、第1ヒンジ5において、ドア4はキャビネット3から分離される。
すなわち、ドア4が第1回転方向又は第2回転方向のいずれかの回転方向に回転する場合、第2ヒンジ6は、両回転方向に対してすべて固定されるが、第1ヒンジ5及び第3ヒンジ7は、ドア4とキャビネット3とを結合又は分離させる。
ドア4は、アウタパネル33方向に設けられたインナフレーム43と、インナフレームに結合され、外観を形成するアウタフレーム41とを含む。
ドアは、投入口37に挿入される透過部45を更に含むことができる。透過部45は、衣類収容空間Rの内部に位置した衣類が投入口の外部に排出されることを防止できるだけでなく、衣類処理装置の作動中に使用者が衣類収容空間Rを確認できるようにする効果がある。
図3に示されたように、ドア4の上端には長手方向に所定の深さだけ窪んだ凹部992が設けられる。凹部992は、ドア4の幅方向に沿って長く延びる。凹部992は、ドア4の幅方向の長さと同一の大きさだけ延びることが可能である。
凹部992の中央には、使用者が手で把持して加圧することができる加圧片990が設けられる。加圧片990は、ドア4の中央に設置されて、使用者がドア4を第2回転方向に回転させる場合に加圧することができる。使用者が加圧片990を加圧する場合には、後述するドア4の内部に設置された様々な構成要素によって、使用者が選択した回転方向に沿ってドア4を安定的に回転させることができる。
一方、使用者が、凹部992の中央である加圧片990を加圧せずに、凹部992を把持してドア4を回転させることができる。使用者がドア4を第2回転方向ではなく、第1回転方向に回転させたい場合、加圧片990を加圧せずに、加圧片990が位置しない凹部992の他の部分を把持して、ドア4を回転させることが好ましい。例えば、使用者が第1回転方向にドアを回転する場合には、第1回転方向の中心となる第1回転軸Aの反対側に位置する部分を把持してドア4を開放することができる。
図4は、第2ヒンジが第1回転方向に回転した状態を示す図であり、図5は、第2ヒンジが第2回転方向に回転した状態を示す図である。以下、図4及び図5を参照して説明する。
第2ヒンジ6は、キャビネット3とドア4とを連結して、ドア4が第1回転方向及び第2回転方向に選択的に回転可能なように固定する。第2ヒンジ6は、第1回転軸及び第2回転軸によってドア4が回転するすべての場合に、ドア4がキャビネット3に回転可能なように結合する。
第2ヒンジ6は、キャビネット3に固定されるキャビネット固定部61と、ドア4に固定されるドア固定部65とを含む。
ドア固定部65には、第1回転軸を構成する第2軸651が設けられる。ドア4は、第2軸651を基準として第1回転方向に回転することができる。ドア4は、ドア固定部65に対して第2軸651を中心に回転することができる。
ドア固定部65及びキャビネット固定部61は、第3軸63を中心に回転可能に結合される。第3軸63は第2回転軸を構成するものであり、ドア4は第3軸63を基準に第2回転方向に回転することができる。
図4に示されたように、ドア4が第1回転方向に沿って回転する場合には、ドア固定部65及びキャビネット固定部61は、第3軸63を中心に折り畳まれない。ドア4が第1回転方向に回転すると、ドア固定部65とキャビネット固定部61との間には相対的な運動が発生しないため、ドア固定部65とキャビネット固定部61との結合状態は変化せずに、そのまま維持される。
ドア4の下端には、所定深さで窪んだリセス42を形成することができる。リセス42は、キャビネット固定部61を収容できるように空間を提供することができる。図5に示されたように、リセス42は、ドア4が第2回転方向に回転するとき、キャビネット固定部61とドア4の下端との間に干渉が発生しないように十分な空間を確保する。
ドア4が第2回転方向に回転すると、ドア4の下端がキャビネット3に向かって移動する。したがって、ドア4が第2回転方向に回転するためには、ドア4とキャビネット3との間には一定の大きさの空間を備えなければならない。そのために、ドア4の下端にリセス42を形成することによって、ドア4がリセス42で提供する空間だけ回転することができる。
図5に示されたように、ドア4が第2回転方向に回転すると、ドア固定部65及びキャビネット固定部61は、第3軸63を中心に互いに折り畳まれる。すなわち、ドア4が第2回転方向に回転する場合、ドア4は、第1回転方向に回転されないため、ドア4は第2軸651に対しては回転しない。
図6は、図1でのドアのアウタフレームの内部を示す図である。以下、図6を参照して説明する。
図6は、ドア4においてインナフレーム43が除去された状態であって、アウタフレーム41に設置された様々な構成要素を開示する。
ドア4に対して左側の垂直方向に延長された線は第1回転軸Aを意味し、下端の水平方向に延長された線は第2回転軸Bを意味する。すなわち、左側上端には第1ヒンジ5が設けられ、左側下端には第2ヒンジ6が設けられ、右側下端には第3ヒンジ7が設けられる。もちろん、図6では、ドア4に設置された構成要素だけを開示するため、第1ヒンジ5、第2ヒンジ6及び第3ヒンジ7の構成要素において、キャビネット3に設置された構成要素は図示されていない。
ドア4には、ドア4が第1回転軸又は第2回転軸を中心に回転するとき、ドア4を第1回転軸又は第2回転軸のいずれかに固定する固定部材1000,1100が設けられる。
固定部材1000,1100は、加圧片990の動作によって移動する第1バー1000及び第2バー1100を含む。簡単に説明すると、使用者が加圧片990を把持して加圧片990が移動すると、第1バー1000は全体的に左側方向に移動され、第2バー1100は下方向に移動する。
一方、第1バー1000の一端には、長手方向に延びた第1連結片1140が設けられる。そして、第1連結片1140の一端には第2連結片1142が設けられ、第1バー1000の水平方向の移動が、第1連結片1140だけでなく第2連結片1142にも伝達される。
第1連結片1140及び第2連結片1142は水平方向にだけ移動が可能なように移動経路を制限することができる。したがって、第1バー1000の水平方向の移動距離は、第1連結片1140及び第2連結片1142にそのまま伝達され得る。
第2バー1100の上端には傾斜面1101が形成されて、第2連結片1142の水平方向の移動距離に対して、第2バー1100は下方向に移動することができる。傾斜面1101は、上側は狭く、下側は広いテーパ形状であるため、第2連結片1142が右側に移動すると、第2バー1100は下方向に移動する。
すなわち、第2連結片1142の水平移動は、第2バー1100の垂直移動に運動方向が変更される。結果的に、加圧片990の移動に対して、第1バー1000は水平方向に移動し、第2バー1100は垂直方向に移動する。
一方、ドア4には、加圧片990の移動を制限する安全バー1200を備えることができる。安全バー1200は、加圧片990が加圧された状態を維持したり、加圧されていない状態を維持したりできるように加圧片990の現在状態を固定することができる。
第1バー1000、第2バー1100及び安全バー1200については、以下、図面を参照して詳細に説明する。
図7は、ドアのアウタフレームにおいて第1バーの構成を示す正面図である。以下、図7を参照して説明する。
第1バー1000は、ドア4が第1回転方向に回転するとき、ドア4及びキャビネット3が第1回転軸に互いに結合された状態を維持するように固定する。特に、第1バー1000は、ドア4が第1回転方向に回転するとき、第1ヒンジ5においてドア4がキャビネット3に回転可能に結合された状態が維持されるように固定する。
第1バー1000は、加圧片990の一端に配置されることによって、加圧片990の移動によって第1バー1000も移動する。一方、第1バー1000の一側には、第1バー1000に加えられる力が除去される場合、第1バー1000を元の位置に復帰させる第1弾性部材1030が設けられる。このとき、第1弾性部材1030は、引張バネであってもよい。すなわち、第1弾性部材1030は、第1バー1000を右側に引っ張る力が加えられる場合、第1バー1000が右側に移動するため、引張される。反面、第1バー1000に加えられる力が除去される場合、第1バー1000を左側に引っ張って元の位置に復帰させる。
第1バー1000の具体的な形態は、ドア4の内部構成の配置によって異なってもよいが、第1バー1000は、加圧片990で発生した影響を第1ヒンジ5まで伝達することができる構成を有することが好ましい。
図8乃至図10は、図7の第1バーの作動による要部を詳細に示す図である。以下、図8乃至図10を参照して説明する。
使用者がドア4を第2回転方向に回転させようとする場合、第1ヒンジ5では、ドア4をキャビネット3から分離しなければならない。ドア4が第2回転方向に回転するためには、ドア4を、第2ヒンジ6及び第3ヒンジ7で回転可能にキャビネット3に固定しなければならないためである。
まず、使用者は、図8に示された凹部992の加圧片990を把持する。そして、使用者は、加圧片990の下端を押して、加圧片990を時計方向に回転させる。すなわち、使用者が加圧片990の下端に力を加えると、加圧片990の下端は、図8の左側方向に移動する。
すると、図9に示されたように、加圧片990の一端が第1バー1000を加圧する。図8での左側矢印方向は、図9で下方に向かう矢印方向と同一である。このとき、第1バー1000の一端には、所定の高さだけ傾斜するように突出した突出片1002が形成される。加圧片990の一端が突出片1002を加圧すると、加圧片990の一端は下降しなければならないため、突出片1002は右側方向に移動する。すなわち、突出片1002を通じて、加圧片990の下方運動を第1バー1000の右側方向運動に変化させることができる。
すると、図10に示されたように、第1バー1000は右側方向に移動する。したがって、第1軸51が収容された第1収容溝531が開放されて、第1軸51が第1収容溝531から分離され得る。図10では簡略に断面を示しているため、第1軸51がキャビネット3に結合された状態は示していない。しかし、第1軸着脱部53はドア4に設置され、第1軸51は第1収容溝531に引き込み又は引き出しが可能なようにキャビネット3に設置される。
図10に示されたように、第1バー1000が第1収容溝531を閉鎖している場合には、第1軸51は第1収容溝531から抜け出ることができないため、ドア4は、キャビネット3に対して第1軸51を中心に回転可能に結合される。しかし、上述した動作によって第1バー1000が右側に移動すると、第1収容溝531に収容された第1軸51は第1収容溝531から抜け出る。結果的に、第1軸51である第1ヒンジ5を通じては、ドア4とキャビネット3に結合されない。
上述した動作とは異なり、加圧片990が加圧されない場合、図10に示されたように、第1軸51は第1収容溝531に収容された状態であり、第1バー1000によって第1収容溝531の一端は閉鎖される。
すなわち、使用者が第1回転方向にドア4を回転させようとする場合、第1回転軸の一部である第1軸51を中心にドア4が回転しなければならない。したがって、ドア4及び第1軸51は固定された状態が維持されなければならない。
したがって、この場合には、使用者は、凹部992は把持するが、加圧片990は加圧しないようにして、加圧片990が移動しないようにすることが好ましい。この場合、加圧片990が加圧されないため、第1バー1000は停止した状態を維持し、第1バー1000は第1収容溝531を密閉した状態を維持する。したがって、第1軸51は第1収容溝531から離脱せず、第1回転軸を形成して、ドア4が第1回転方向に回転する。
図11は、第3ヒンジの結合状態を示す図である。
第3ヒンジ7は、第2回転軸を形成する第4軸713と、第4軸713が着脱可能な第2収容溝731が形成された第4軸着脱部73と、を含む。第4軸713は、ドア4に設けられ、第4軸着脱部73はキャビネット3に設けられて、第4軸着脱部73に第4軸713を着脱することができる。
図11は、ドア4が投入口37を閉鎖した状態であるため、第4軸713は第2収容溝731に完全に引き込まれている。このとき、使用者が第1回転方向に沿ってドア4を回転させる場合、第4軸713は水平方向に第2収容溝731から引き出される。第2バー1100は、第2収容溝731の水平方向の入口を密閉しないため、第4軸713は第2バー1100の干渉を受けずに、第2収容溝731から水平方向に移動することができる。
第4軸713の断面は一側が平らな第1平坦面714を備えてもよい。このとき、第4軸713は、全体的に‘D’字状に形成され、上側にだけ第1平坦面714を備えてもよい。もちろん、これとは異なり、第4軸713の両側断面に二つの平らな平坦面を備えてもよい。
一方、第2収容溝731には、第4軸713が所定角度以上に回転することを制限するストッパ74が形成される。また、ストッパ74には、第1平坦面714に対応する第2平坦面741を含むことができる。第4軸713が回転する場合に、第1平坦面714と第2平坦面741が互いに面接触するようになって、第4軸713の回転が停止され得る。
図12は、図11において第2バーが下降した状態を示す図である。以下、図12を参照して説明する。
使用者がドア4を第2回転方向に回転させようとする場合には、使用者が、図8及び図9に示されたように、加圧片990を加圧する。加圧片990を加圧すると、第1バー1000が右側に移動する。このとき、第1バー1000に沿って第1連結片1140及び第2連結片1142が共に右側に移動し、最終的に第2バー1100が下降する(図6参照)。
すると、全体的に第2バー1100は、図12に示されたように、図11に図示された位置よりも下方に移動する。したがって、第2バー1100は、第2収容溝731を密閉し、第2収容溝731から第4軸713が水平方向に引き出されることを防ぐことができる。
第4軸713が水平方向に引き出される場合は、上述した第1回転方向にドア4が回転することを意味する。したがって、ドア4が第2回転方向に回転する間、ドア4が第1回転方向に同時に回転することが防止される。
一方、この場合、加圧片990が作動されるため、第1バー1000も右側に移動し、図10に示されたように、第1軸51が第1収容溝531から離脱して、第1ヒンジ5においてドア4とキャビネット3とが分離される。したがって、ドア4は第2回転方向に回転することができる。
これとは異なり、使用者が第1回転方向にドア4を回転させようとする場合、加圧片990が使用者によって加圧されない。したがって、第1バー1000及び第2バー1100は動作せずに元の状態を維持する。すなわち、第2バー1100は、図12でのように下降せずに、図11に示された位置に配置されるため、第4軸713は第2収容溝731から離脱する。したがって、ドア4は第1回転方向に回転することができる。
図13は、図12においてドアが第2回転方向に回転した図である。以下、図13を参照して説明する。
図13に示されたように、ドア4が第2回転方向に回転すると、ドア4に設置された構成要素である第4軸713及び第2バー1100もドア4と共に同一の角度で回転する。
このとき、第4軸713の第1平坦面714がストッパ74の第2平坦面741に接触すると、第4軸713の回転は停止する。第1平坦面714及び第2平坦面741は平面からなっているため、第1平坦面714が第2平坦面741の角度以上に回転できないためである。
したがって、ドア4は、それ以上回転せずに、停止する。このとき、ドア4の第2回転方向の回転角度は略30度であってもよい。このような角度は、使用者の便宜に応じて変更可能である。
図14は、図11の変形例を示す概念図である。以下、図14を参照して説明する。
図14では、図11に示されたものとは異なり、第2バー1100の一端が回転可能なように案内される案内溝732を形成することができる。案内溝732は、緩やかに屈曲した曲面を有する。すなわち、第4軸着脱部73は、第2収容溝731及び案内溝732とを含むことができる。
ドア4が第2回転方向に回転する場合、第2バー1100は、案内溝732に沿って移動が制限され得る。したがって、第2バー1100の一端が固定されずに自由に移動するため発生し得る騷音又は振動を減少できる。
一方、案内溝732の一端は、ドア4が第2回転方向に回転されて停止する位置まで第2バー1100が移動することができるように形成されることが好ましい。言い換えると、第4軸713の第1平坦面714が第2平坦面741に接触する瞬間に、第2バー1100は案内溝732の一端に停止する。
図15は、安全バーに関する構成を示す図である。以下、図15を参照して説明する。
ドア4には、加圧片990の移動を制限する安全バー1200が設けられる。安全バー1200の一端は、加圧片990に隣接するように配置される。また、安全バー1200の一側には、安全バー1200を弾性支持する圧縮バネ1204を備えることができる。このとき、圧縮バネ1204は、安全バー1200に力が加わらないと、安全バー1200が右側に移動するように弾性支持する。
安全バー1200には、所定の高さだけ突出して傾斜面を形成する突出片1202が形成される。
一方、インナフレーム43には、第1ピン1210が、図15を基準に上下方向に移動可能に固定される。インナフレーム43の内部には、第1ピン1210が上下方向にだけ移動できるように案内する別途の案内部材を備えることができる。
第1ピン1210は突出片1202に接触した状態を維持し、第1ピン1210が突出片1202に接触する位置に応じて、安全バー1200の位置を移動させることができる。
第1ピン1210は、ドア4の内側に一部が突出した形態からなることができる。第1ピン1210は、図15を基準にドア4の内部で上下運動をすることができる。図15では、第1ピン1210が上側に移動して、突出片1202と接触することによって、安全バー1200が右側に移動することを制限する。
一方、キャビネット3のアウタパネル33には、第1ピン1210を加圧する第2ピン1220が設けられる。第2ピン1220は、アウタパネル33に所定の高さだけ突出した形態で設けられる。
第1ピン1210及び第2ピン1220は、別途の構成要素であるが、図15に示されたように、ドア4及びキャビネット3に結合された状態では、第1ピン1210及び第2ピン1220が接触した状態が維持される。
図15で示された状態では、安全バー1200が左側に移動するため、安全バー1200は加圧片990と接触しない。したがって、加圧片990は、安全バー1200の干渉を受けずに自由に移動することができる。
図16は、図15においてキャビネットから分離された状態を示す図で、図17は、図16での安全バー、第1ピン及び第2ピンを示す図である。以下、図16及び図17を参照して説明する。
図16及び図17では、図15の場合より、アウタパネル33とドア4のインナフレーム43との間隔が広い。したがって、図16では、ドア4が第2回転方向又は第1回転方向に所定角度だけ回転した状態を意味する。
図16及び図17に示された状態では、第2ピン1220が第1ピン1210を加圧できない程度に、第1ピン1210と第2ピン1220との間隔が互いに離隔している。したがって、第2ピン1220は、第1ピン1210を加圧できないため、第1ピン1210は元の位置に移動する。このとき、第1ピン1210の元の位置は、図16を基準に下側方向であって、インナフレーム43に隣接した位置である。
第1ピン1210を上側に移動させる力が除去されたため、第1ピン1210は下側方向に移動し、圧縮バネ1204の復元力によって、安全バー1200は右側に移動する。
一方、図16に示された状態では、図15に示された状態よりも安全バー1200が右側に移動するため、安全バー1200は加圧片990と接触する。安全バー1200が加圧片990と結合された具体的な例は、図18及び図19を参照して後述する。図18及び図19に示された状態では、安全バー1200によって、加圧片990は移動が制限される。
言い換えると、図16に示されたように、ドア4が、キャビネット3から分離されて、第1回転方向又は第2回転方向に所定角度以上回転した場合には、安全バー1200は、加圧片990が使用者の力によって加圧されて第1バー1000及び第2バー1100を移動させることを制限する。
一方、第1ピン1210は、ドア4の外側に突出しないように埋め込むことが好ましい。第1ピン1210がドア4、特に、インナフレーム43の外側に突出すると、使用者が衣類を投入口37に入れるとき、第1ピン1210が衣類に掛かるおそれがあるためである。第1ピン1210に衣類が掛かると、第1ピン1210が加圧されて安全バー1200が左側に移動して、加圧片990が移動することがあるためである。
図18及び図19は、図16において安全バーと加圧片とが結合された状態を示す図である。以下、図18及び図19を参照して説明する。
図18に示されたように、加圧片990の一側には、加圧片990が加圧されていない状態で安全バー1200が安着して、加圧片990の移動を制限する安着段部996を形成することができる。図18は、図16の状態で安全バー1200が右側に一定の距離だけ移動した状態であるため、安全バー1200は、安着段部996に安着することができる。
安全バー1200が安着段部996に安着する場合には、矢印で表示された方向に加圧片990が移動することが制限される。安全バー1200は、左右方向にだけ移動が可能な構成であるためである。
一方、図19に示されたように、加圧片990が加圧された状態で安全バー1200が挿入される貫通孔998を形成することができる。図19では、図18に比べて加圧片990が一定角度回転していることがわかる。図19は、図16の状態で安全バー1200が右側に一定の距離だけ移動した状態であるため、安全バー1200は貫通孔998に挿入され得る。
安全バー1200が安着段部996に安着したり、貫通孔998に挿入されたりすると、加圧片990は、使用者が加圧しても、加圧片990を移動させることができない。
すなわち、図15に示された状態では、加圧片990が固定されていない状態であるため、使用者は加圧片990を自由に加圧することができる。反面、図16に示された状態では、キャビネット3からドア4が開放され、安全バー1200が右側に移動された状態であるため、使用者は加圧片990を加圧することができない。
すなわち、安全バー1200の構成によって、使用者がドア4をキャビネット3から第1回転方向又は第2回転方向に一部回転させて、第2ピン1220が第1ピン1210を加圧していない状態では、使用者が加圧片990に力を加えても、加圧片990が移動しない。したがって、使用者が加圧片990を不必要に操作して、ドア4が第1回転方向と第2回転方向に同時に回転することを防止することができる。
図20は、本発明の一実施例において、ドアが第2回転方向に回転した状態を示す断面図である。以下、図20を参照して説明する。
ドア4の下端には、所定角度で傾斜した傾斜片431が形成される。特に、傾斜片431は、ドア4のインナフレーム43の下端に形成されることが好ましい。上述したリセス42は、第2ヒンジ6が位置した部分に形成され、反面、傾斜片431は、ドア4の下端中央に広く分布するように形成されることが好ましい。
すなわち、図20に示されたように、ドア4が第2回転方向に所定角度だけ回転すると、傾斜片431とキャビネット3とが接触する。すなわち、傾斜片431は、キャビネット3のアウタパネル33に接触して、ドア4の回転が停止する。言い換えると、ドア4は、傾斜片431とアウタパネル33とが接触する程度まで第2回転方向に回転することができる。
ドア4の下端は、直角の角を有さず、所定角度で傾斜した傾斜片431を備えることで、ドア4が第2回転方向に所定角度だけ回転することができる。
一方、傾斜片431には、ドア4とキャビネット3によって発生する衝撃を吸収できるダンパ部1240が設けられる。ダンパ部1240はゴム材質からなることができる。ダンパ部1240は、傾斜片431と類似の平面を有する形態からなってもよいが、ドア4の第2回転方向の回転を妨害しない程度の形態に変形可能である。
図21は、図20においてダンパ部を詳細に示す図である。以下、図21を参照して説明する。
ダンパ部1240は、傾斜片431の長手方向に沿って複数個を長く配置することができる。もちろん、図21に示されたものとは異なり、ダンパ部1240は、傾斜片431ではなくキャビネット3に設けてもよい。ダンパ部1240の位置は、傾斜片431とキャビネット3とがぶつかる位置であればよいため、様々な位置に変形して設置してもよい。
図22乃至図25は、ダンパ部の様々な実施例を示す概念図である。以下、図22乃至図25を参照して説明する。
図22に示されたダンパ部1240は、ドア4が第2回転方向に回転するとき、キャビネット3のアウタパネル33に接触するダンピングバー433を含む。ダンピングバー433は、一面を平らな面として構成することができる。また、傾斜片431とダンピングバー433との間を弾性支持するトーションバネ435を備えることができる。トーションバネ435は、回転力が加えられるとき、そのような回転力に反発する圧縮力を提供するため、ドア4が回転する間、ドア4の回転速度を減衰させることができる。
図22によれば、ドア4が第2回転方向に回転する間、ダンピングバー433がアウタパネル33に接触し、トーションバネ435が加圧されながら、ドア4とキャビネット3とがぶつかって発生する衝撃を減少できる。
図23に示されたダンパ部1240の例は、ガス又は流体バネである。すなわち、ケーシングの内部に圧縮又は膨張が可能なガス又は流体が含まれている。ダンパ部1240の傾斜片431がダンパ部1240にぶつかると、ケーシングの内部に含まれたガス又は流体が圧縮されながら、ドア4が第2回転方向に回転する速度が減少して、ドア4とキャビネット3との間に発生した衝撃を減少できる。
図24に示されたダンパ部1240の例は、圧縮バネである。図24による例では、上述したダンパ部1240の例と同様に、ドア4が第2回転方向に回転する場合、傾斜片431がダンパ部1240に接触し、傾斜片431が圧縮バネを加圧する。すると、圧縮バネは加圧されながら、ドア4とキャビネット3との間に発生した衝撃を吸収することができる。
図25に示されたダンパ部1240の例は、ダンパ部1240が傾斜片431ではなく第2ヒンジ6に設置された例である。
第2ヒンジ6は、ドア4に固定されるドア固定部65と、キャビネット3に固定されるキャビネット固定部61とを含む。このとき、キャビネット固定部61の一端には、第3軸63に平ワッシャ1244、バネワッシャ1242が設けられることが可能である。
図25に示された例では、ドア4が第2回転方向に回転する場合、バネワッシャ1242で摩擦が発生する。すなわち、バネワッシャ1242の形状によって、ドア4が回転する場合に第2ヒンジ6で摩擦が発生し、発生された摩擦によってドア4の回転速度が減衰する。したがって、急激な速度でドア4が第2回転方向に回転して、傾斜片431とキャビネット3とがぶつかって衝撃が発生することを防止することができる。
図26は、第1バーの他の実施例を示す概念図である。以下、図26を参照して説明する。
図26では、加圧片990で発生した力が、第1リンク1110及び第2リンク1120を通じて、第1バー1000に伝達される。
加圧片990は、下端中央に点線で表示された水平方向の回転軸を中心に回転可能に設置される。すなわち、加圧片990の上端が、ドア4の前方であるアウタフレーム41に向かって引っ張られると、加圧片990の下端は、ドア4の後方に向かって押される。
第1リンク1110は、ドア4に点線で表示された垂直方向の回転軸を中心に回転可能に設置される。一方、第1リンク1120の一端は、加圧片990及び点線で表示された水平方向回転軸の反対側に連結される。
一方、第2リンク1120及び第1バー1000はそれぞれ第2リンク1120によって連結され、第2リンク1120の移動は第1バー1000に伝達され得る。第2リンク1120はビーム(beam)形態であり、第2リンク1120の一端は第1リンク1110の移動に応じて移動し、第2リンク1120の他端は該当する移動を第1バー1000に伝達する。
図26に係る実施例の作動について説明すると、使用者が加圧片990をa矢印方向に引っ張る場合、加圧片990の下端は回転軸を中心にb矢印方向に移動する。加圧片990は、ドア4に点線で表示された水平方向回転軸に固定されるため、a矢印方向及びb矢印方向として互いに反対方向を指す。
加圧片990と第1リンク1110とは結合されているため、第1リンク1110の一端も加圧片990の下端と同様にb矢印方向に移動する。
第1リンク1110は、ドア4に点線で表示された垂直方向回転軸に固定されるため、第1リンク1110の一端がb矢印方向に移動すると、第1リンク1110の他端はc矢印方向に移動する。第1リンク1110は、ドア4に回転軸を中心に回転するように固定されるため、b矢印方向とc矢印方向とは互いに反対方向である。すなわち、b矢印方向がドア4の後方を意味するとき、c矢印方向はドア4の前方を意味する。
第1リンク1110がc矢印方向に移動すると、第2リンク1120も第1リンク1110と共に移動し、最終的に第1バー1000はd矢印方向に引っ張られる。結論的に、加圧片990が加圧される場合、第1バー1000は右側に移動し、したがって、上述したように、第1収容溝531から第1軸51が離脱できるように第1収容溝531が開放される。
使用者が加圧片990を加圧しない場合、第1リンク1110、第2リンク1120、及び第1バー1000は移動しない。
本発明は、上述した実施例に限定されず、添付の請求範囲から分かるように、本発明の属する分野における通常の知識を有する者によって変形が可能であり、このような変形は本発明の範囲に属する。
まず、本発明の他の実施例に係る乾燥機の構成を説明する。
図27及び図28を参照すると、本発明の乾燥機2は、内部に被乾燥物(図示せず)を乾燥させることができる乾燥空間20aが設けられる乾燥機本体21を有する。ここで、乾燥空間20aは、既に設定された乾燥条件での回転速度で回転するドラムが配置される空間であって、この開口は、本体21の側面に形成される被乾燥物投入口20によって外部に露出される。
そして、被乾燥物投入口20は、四角板状に形成されるドア200によって開閉可能である。ドア200の中央部には、乾燥空間20aを外部から肉眼で確認できるようにするウィンドウを設置することができる。
そして、ドア200は、本発明に係るヒンジ部によって本体21と多重にヒンジ連結されることによって、互いに異なる方向に沿って選択的に回転開閉可能である。
好ましくは、図27及び図32に示されたように、ドア200は、上下又は左右方向に沿って選択的に開閉されることがよい。
ここで、上記のようにドア200を上下又は左右に回転開閉させるヒンジ部の構成を説明する。
ヒンジ部は、ドア200を左右に開閉させる左右ヒンジ部と、ドア200を上下に開閉させる上下ヒンジ部とで構成される。一方、本体21に形成される被乾燥物投入口20の近傍は、本体21の外周と段差を有し、ドア200の外郭側内面が密着されるガイド板22が形成される。
図28乃至図31を参照すると、上下ヒンジ部は、被乾燥物投入口20近傍の一側下端に設置され、上下にヒンジ可能であり、下記に記述される開閉ドア200の一側下端に設置される第2ヒンジ部材220の第2回転軸221が挿入及び離脱される第2係止フック122が形成される第2係止部材120と、被乾燥物投入口20近傍の他側下端に設置され、球状の回転孔132が形成される回転孔部材ボディ131を有する回転孔部材130と、ドア200の他側下端に設置され、回転孔132にかん合されて自由回転する球状の回転ボール232が形成され、ドアの一側下端に固定される回転部材ボディ231を有する回転部材230と、で構成される。
また、図28及び図32に示されたように、ドア200には一つ又は複数の係止突起250が形成され、被乾燥物投入口20近傍の本体21の一部であるガイド板22には、一つ又は複数の係止突起250がかん合されて係止される一つ又は複数の係止溝23が形成される。
一方、ここで、ドア200の上下への開閉角は、直角以内の回転開閉角を形成することができる。
また、ドア200の上下への開閉は、既に設定される一つ又は複数の開閉角をなして選択的に固定することができる。
このような場合、図29(a)乃至図29(c)を参照すると、第2係止部材120は、外周に一定間隔で固定孔120bが形成される回転中心軸120aと、回転中心軸120aにヒンジ連結され、一面部がガイド板22に固定設置される支持ボディ121と、回転中心軸120aにヒンジ連結され、その端部に固定孔120bに弾性的に挿入及び離脱される固定突起部材124を有し、外側に突出する第2係止フック123が形成される回転ボディ120を備えることができる。
ここで、図29(b)及び図29(c)を参照すると、固定突起部材124は、回転中心軸120aの円周方向に沿って一定間隔で形成される固定孔120bと、回転ボディ120に形成されて回転中心軸120aがかん合されるかん合ボディ122aの内周部側に形成される孔124cと、孔124cに設置されるバネ124bと、バネ124bに連結されて固定孔120bのいずれかに挿入される固定ボール124aと、を有する。
したがって、回転ボディ122が回転すると、固定ボール124aは、固定孔120bのいずれかにかん合され、ドア200のガイド板22との開閉角は維持され得る。
そして、図33乃至図35を参照すると、左右ヒンジ部は、被乾燥物投入口20近傍のガイド板22の一側上端に設置され、第1係止フック112が形成される第1係止フックボディ111を有する第1係止部材110と、ドア200の一側上端に設置され、第1係止フック112に挿入及び離脱される第1回転軸211を有する第1ヒンジ部材210と、ドア200の一側下端に設置され、第2回転軸221を有する第2ヒンジ部材220と、で構成される。ここで、第2回転軸221は、上述した第2係止部材120の第2係止フック123にかん合されて回転する部材である。
次に、上記の構成を参照して、ドアの上下又は左右方向の回転開閉動作を説明する。
[ドアの上下開閉動作]
図27乃至図31を参照すると、ドア200の上下開閉の場合、ドア200の回転中心軸線は、ドア200の下端を軸として上下に回転開閉される。すなわち、ドア200の両側下端が回転する。
詳細には、図28及び図30(a)、図30(b)を参照すると、ドア200の他側下端において、ドア200の他側下端に設けられる回転部材230の回転ボール232が、ガイド板22の他側下端に設けられる回転孔132にかん合されて自由回転し、図29(a)及び図29(b)を参照すると、ドア200の一側下端において、ドア200の一側下端に設けられる第2ヒンジ部材220の第2回転軸221が、ガイド板22の一側下端にヒンジ可能なように設けられる第2係止部材120の第2係止フック123にかん合されることによって、上下への回転がなされる。
上記のように、ドア200は、ドア200の下端を通る回転中心軸線を回転中心として上下に開閉可能である。
そして、上下に開閉されるドア200が被乾燥物投入口20を密閉する場合、ドア200は密閉された状態(閉鎖状態)を維持することができる。
すなわち、図31に示されたように、ドア200の一側上端に設けられる第1ヒンジ部材210の第1回転軸211が、ガイド板22の一側上端に形成される第1係止部材110の第1係止フック112にかん合されて係止され得る。また、図32を参照すると、ドア200の内側面部に設けられる複数の係止突起250が、ガイド板22に形成される複数の係止溝23に係止されることによって、ドア200は閉鎖状態を維持することができる。
[ドアの左右開閉動作]
図32乃至図36を参照すると、ドア200の左右開閉の場合、ドアの回転中心軸線はドア200の一側端を軸として左右に回転開閉される。
詳細には、ドア200の一側上端において、ドア200の一側上端に設けられる第1ヒンジ部材210の第1回転軸211が、ガイド板22の一側上端に設けられる第1係止部材110の第1係止フック112にかん合された状態で回転がなされ得る。また、ドア200の一側下端において、図29(a)及び図34に示されたように、ドア200の一側下端に設けられる第2ヒンジ部材220の第2回転軸221が、ガイド板22の一側下端に設けられる第2係止部材120の第2係止フック123にかん合された状態で回転がなされ得る。したがって、第1,2回転軸211,221は、同一の回転中心軸線をなすことができる。
したがって、上記のように、ドア200は、ドア200の一側端を通る回転中心軸線を回転中心として左右に開閉可能である。
そして、左右に開閉されるドア200が被乾燥物投入口20を密閉する場合、ドア200は密閉された状態(閉鎖状態)を維持することができる。
すなわち、上述したように、ドア200の一側上端に設けられる第1ヒンジ部材210の第1回転軸211が、ガイド板22の一側上端に形成される第1係止部材110の第1係止フック112にかん合されて係止され得る。また、図32に示されたように、ドア200の内側面部に設けられる複数の係止突起250が、ガイド板22に形成される複数の係止溝23に係止されることによって、ドア200は閉鎖状態を維持することができる。
次に、上記のように構成される乾燥機2が、洗濯機1と連結されて構成された作用例を説明する。
図27を参照すると、一般に、洗濯機1は、内部に洗濯空間が設けられる洗濯機本体10を備え、洗濯機本体10の上端には、洗濯空間を上方に露出させる被洗濯物投入口12が形成され、被洗濯物投入口12を開閉するカバー11が設置される。
そして、洗濯機本体10の側部には本発明の乾燥機2を設置することができる。ここで、洗濯機本体10及び乾燥機本体21は、一つのボディとして構成してもよいし、別途の連結手段(図示せず)によって連結してもよい。
上記の構成を参照すると、被洗濯物は、洗濯機本体10の上端に形成される被洗濯物投入口12を通じて洗濯空間に投入することができる。すなわち、被洗濯物は、上下方に沿って投入される経路をなす。
そして、被洗濯物は、洗濯及び脱水のような洗濯過程が終了した後に、上下経路に沿って被洗濯物投入口12を通じて外部に取り出すことができる。
次に、洗濯された被洗濯物は被乾燥物であって、乾燥機2に投入されて乾燥過程を経るようになる。
このとき、被乾燥物は、本発明の乾燥機本体21の側面部に設けられるドア200の開放によって露出される被乾燥物投入口20を通じて乾燥空間に投入される。
このとき、ドア200は、その下端が回転中心軸線をなして上下に開閉可能であり、上記のように被乾燥物が乾燥空間20aに投入される場合、下方に一定角度傾斜することができるように開放する。ここで、ドア200の上下への開閉構造及び方式は、上述したため説明を省略する。
上記のように、ドア200が下方に一定角度の開閉角をなして回転すると、ドア200の内側面は斜めに傾斜する。
したがって、洗濯機1で洗濯された被乾燥物は、傾斜して開放されたドア200の上部から落下させることができ、落下する被乾燥物は、被乾燥物投入口20に向かって斜めに傾斜したドア200の内側面に沿って被乾燥物投入口20を通じて乾燥空間20aに容易に投入され得る。
すなわち、上記のように上下に開閉されるドア200が、下方に回転して斜めに傾斜をなすことは、被乾燥物を、この斜めに傾斜したドア200の内側面を通じて被乾燥物投入口20に容易に案内できるようにするためである。
もちろん、図示していないが、ドア200の内側面両側部には、被乾燥物が被乾燥物投入口20に向かってスライドする場合、外側に落下しないようにガイドするガイド隔壁を更に形成してもよい。そして、ドア200が閉まる場合、ドア200の内側面両側部から突出するガイド隔壁が挿入待機することができる挿入孔をガイド板22に形成してもよい。
このように、上方から下方に向かうスライド方式で被乾燥物が乾燥空間20aに投入された後、ドア200を、被乾燥物投入口20を密閉できるように閉じることができる。
そして、乾燥機2は、乾燥空間20aに投入された被乾燥物を、設定された乾燥条件により乾燥させることができる。
このように乾燥させた後に、乾燥物は被乾燥物投入口20を通じて外部に取り出すことができる。
このとき、図32を参照すると、本発明に係るドア200は、左右方向に沿って回転開閉できるため、上記のように乾燥物を取り出す場合、左右方向に沿って開放される。
したがって、乾燥物を取り出す場合、使用者は、乾燥空間20aの内部にある乾燥物を被乾燥物投入口20から容易に取り出すことができる。
以下では、添付の図面を参照して、本発明の更に他の実施例を詳細に説明する。
特に定義がない限り、本明細書のすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の技術者が理解する当該用語の一般的な意味と同一であり、仮に、本明細書に使用された用語が当該用語の一般的な意味と衝突する場合には、本明細書に使用された定義に従う。
一方、以下に記述する装置の構成や制御方法は、本発明の実施例を説明するためのものに過ぎず、本発明の権利範囲を限定するためではない。明細書全般にわたって同一に使用された参照番号は同一の構成要素を示す。
図37は、本発明の更に他の実施例に係る衣類処理装置の斜視図であり、本発明の衣類処理装置100は、衣類収容空間Rと衣類収容空間に衣類の投入が可能な投入口37とが設けられたキャビネット3と、投入口を開閉可能なように設けられたドア4と、ドアが投入口を開閉可能なように回転させ、ドアを互いに異なる方向に回転させるヒンジ部5,6,7と、を含む。
キャビネット3は、衣類処理装置100の外観を形成し、投入口37は、キャビネットの一面に設けられたアウタパネル33を貫通するように設けられて、衣類収容空間Rに連通する。
アウタパネル33には、ドア4に設けられたロック突起47が収容されるロック突起収容部39を備えることができる。したがって、ドア4は、ロック突起47がキャビネットに設けられたロック突起収容部39に収容されることによって、投入口を閉鎖する。
一方、キャビネット3には、使用者が衣類処理装置100に制御命令を入力するためのコントロールパネル31を備えることができる。
ヒンジ部5,6,7は、投入口37の開閉が可能なようにドア4を回転させる第1回転軸Aと、投入口の開閉が可能なようにドアを回転させ、第1回転軸と異なる方向にドアを回転させる第2回転軸Bと、を形成する。
第1回転軸は、第1ヒンジ5と第2ヒンジ6を通じて形成され、第2回転軸は、第2ヒンジ6と第3ヒンジ7を通じて形成される。
図37は、第1回転軸Aがキャビネット3の高さ方向に沿って形成され(縦軸)、第2回転軸Bはキャビネットの幅方向に沿って形成(横軸)される場合を示しているが、第1回転軸の位置及び第2回転軸の位置を図37に示された内容に限定する必要はない。
すなわち、第1回転軸及び第2回転軸は、ドアが様々な方向に回転して投入口を開放できる限り(第1回転軸及び第2回転軸が一定の角度を形成するように設けられる限り)、キャビネットの様々な位置に備えることができる。
ただし、図37(b)のように、第2回転軸がキャビネットの幅方向に沿って設けられて、ドアが投入口37の下端を基準に傾斜(Tilting)すると、ドアの傾斜角調節を通じて容易に衣類を投入できるという効果があり、詳細は後述する。
ドア4は、アウタパネル33方向に設けられたインナフレーム43と、インナフレームに結合され、外観を形成するアウタフレーム41とを含む。
ドアは、投入口37に挿入される透過部45を更に含むことができる。透過部45は、衣類収容空間Rの内部に位置した衣類が投入口の外部に排出されることを防止するだけでなく、衣類処理装置の作動中に使用者が衣類収容空間Rを確認できるようにする効果がある。
以下では、図38を参照して、更に他の実施例に係るヒンジ部及びドアの結合構造についてより詳細に説明する。
図38に示されたドアは、ヒンジ部とドアとの結合構造の説明のために、インナフレーム43、透過部45が省略された形態である。
ヒンジ部は、第1回転軸Aを構成する第1軸51が設けられ、ドアをキャビネット3に着脱させる第1ヒンジ5と、第1軸と共に第1回転軸を構成する第2軸651と第2回転軸Bを構成する第3軸63とが設けられた第2ヒンジ6と、第3軸と共に第2回転軸を構成する第4軸713が設けられ、ドアをキャビネット3に着脱させる第3ヒンジ7と、を含む。
すなわち、第2ヒンジ6は、キャビネット及びドアに固定された形態であるが、第1ヒンジ5及び第3ヒンジ7は、ドア4をキャビネット3に選択的に結合させる構造で設けられる。
したがって、ドア4は、使用者の選択によって、第1回転軸Aを通じて回転して投入口37を開閉(図37(a))したり、第2回転軸Bを通じて回転して投入口を開閉(図37(b))したりすることができる。
第1ヒンジ5は、キャビネット3又はドア4のいずれか一方に設けられた第1軸51と、キャビネット又はドアのいずれか他方に設けられ、第1軸が着脱可能な第1軸着脱部53と、を含む。
図38は、キャビネットのアウタパネル33に第1軸51が設けられ、ドアに第1軸着脱部53が設けられた場合を一例として示している。
第1軸51は、アウタパネル33の右上端に位置して第1回転軸Aを構成する。
第1軸着脱部53は、第1軸51が収容される軸収容溝531と、軸収容溝を開閉可能なように設けられた溝開閉部533と、溝開閉部を弾性支持する開閉部弾性支持部535と、を含む。図39に示されたように、開閉部弾性支持部535は、溝開閉部533の内部に収容される構成要素であり、第1軸51及び第1軸着脱部53は、図39で詳細に説明する。
第2ヒンジ6は、第1ヒンジ5の第1軸に対応するように設けられて第1回転軸Aを形成する第2軸651と、第2回転軸Bを構成する第3軸63とを含むことができる。
より詳細に説明すると、第2ヒンジ6は、第1回転軸Aと第2回転軸Bとが交差する地点に設けられ、アウタパネル33に固定されるキャビネット固定部61と、ドア4に固定され、第3軸63を通じてキャビネット固定部61に回転可能なように連結されるドア固定部65と、を含む。
第2軸651は、ドア固定部65に設けられ、ドア4は、第2軸651に回転可能なように固定される。
したがって、ドア4は、第1軸51及び第2軸651によって形成される第1回転軸Aを通じて回転可能である。
一方、ドア固定部65は、第2回転軸Bを構成する第3軸63によってキャビネット固定部61に連結される。
第2ヒンジ6は、一端はキャビネットの内部に位置し、他端はキャビネットの前方に引き出し可能なように設けられた、ドア固定部65に連結されたヒンジサポータ653を更に含むことができる。ヒンジサポータ653は、ドア固定部65から後方及び下方に向かって緩やかな曲線を形成するように延びる。
ヒンジサポータ653は、ドア4が第2回転軸Bを通じて回転して投入口37を開放する場合、ドアの開角度を調節するために設けられる構成であって、後述するドア傾斜調節部8(図40参照)に結合される(詳細は後述する)。
一方、ヒンジサポータ653は、ドア4が第2回転軸Bを基準に回転するとき、ヒンジサポータ653がキャビネット(アウタパネル)から引き出されることを防止するヒンジサポータフランジ657を更に含むことができる。
第3ヒンジ7は、アウタパネル33又はドアのいずれか一方に固定されて設けられる軸形成部71と、アウタパネル又はドアのいずれか他方に設けられて軸形成部が着脱可能な軸着脱部73と、を含む。
図38は、アウタパネル33に軸形成部が設けられ、ドア4に軸着脱部73が設けられた場合を一例として示している。以下、本実施例を基準に第3ヒンジの構造について説明する。
軸形成部71は、アウタパネル33に固定されるボディ711と、ボディ711から突出して設けられ、第3軸63と共に第2回転軸Bを構成する第4軸713と、を含む。
軸着脱部73は、アウタフレーム41とインナフレーム43との間に位置し、第4軸が収容される第4軸収容溝731と、第4軸収容溝731に収容された第4軸713を支持する第4軸支持突起733と、を含むことができる。
したがって、ドア4が第1回転軸Aを基準にアウタパネル33方向に回転すると、第4軸713は、第4軸収容溝731に収容された後、第4軸支持突起733によって支持される。
上述した構成を含んだ衣類処理装置は、使用者が、第1回転軸A及び第2回転軸Bのいずれか一方を基準にドア4を回転させることができる。
すなわち、ドア4が投入口37を閉鎖した状態において、第1ヒンジの第1軸51は第1軸着脱部に設けられた軸収容溝731に挿入された状態であり、第3ヒンジの第4軸713は軸着脱部の第4軸収容溝731に挿入された状態である。
したがって、使用者がドア4の側面Sを引っ張ると、第4軸713が軸着脱部73から分離されて第1回転軸Aを基準に回転し、使用者がドア4の上部面Tを引っ張ると、第1軸51が第1軸着脱部53から分離されて第2回転軸Bを基準に回転できるようになる。
一方、第3ヒンジ7は、ドアが第2回転軸Bを基準に回転する場合、ドア4の開放角度を調節するドアサポータ75を更に備えることができる。
ドアサポータ75は、一端はキャビネットの内部に位置し、他端は軸着脱部73に着脱可能なように備えることができる。
キャビネットの内部に位置するドアサポータの一端には、ドアが第2回転軸Bを基準に回転する場合、ドアサポータ75がキャビネット(アウタパネル)から引き出されることを防止するフランジ754が設けられ、キャビネットの外部に位置したドアサポータには、軸着脱部73に着脱される着脱軸751が設けられる。
この場合、軸着脱部73には、着脱軸751が収容される着脱軸収容溝735と、着脱軸収容溝に収容された着脱軸751を支持する着脱軸支持突起737とが更に設けられることが好ましい。
さらに、軸着脱部73は、第4軸支持突起733及び着脱軸支持突起737を弾性支持する支持突起弾性支持部739(図40参照)を更に含むことができる。
上述したドアサポータ75及びヒンジサポータ653は、キャビネット3の内部に設けられたドア傾斜調節部8によって、ドア4が第2回転軸を基準に回転する場合にドアの開角度を制御することができる。
ドア4が第2回転軸Bを基準に回転する場合、ドアの開角度(ドア開放角)を調節することは、衣類処理装置100が衣類の乾燥のために設けられる装置の場合、衣類の投入を容易にする効果がある。
本発明の更に他の実施例に係る衣類処理装置100が、衣類の洗濯だけを目的とする衣類処理装置と隣接して設置された場合を仮定する。
洗濯が完了した衣類の乾燥のために、使用者が本発明の衣類処理装置へ衣類を移動させる場合、ドアが第2回転軸Bを基準に30度〜60度開放されていると、使用者が衣類を衣類収容空間Rに投入することが非常に容易である。
特に、洗濯だけを目的とする衣類処理装置が、キャビネットの上部から衣類を投入したり、取り出したりするトップローディングタイプの衣類処理装置である場合、上述した効果は極大化する。
ドア傾斜調節部8に結合してドアの開角度を調節できるようにするために、ドアサポータ75及びヒンジサポータ653には、ドア傾斜調節部8に着脱可能なサポータ突起753及びヒンジサポータ突起655がそれぞれ設けられることが好ましい。
図39は、本発明の更に他の実施例に適用された第1ヒンジの運動を示している。以下、図39を参照して第1ヒンジの運動について説明する。
図39(a)は、ドア4が第2回転軸Bを中心に回転するため、第1軸51が軸収容溝531に収容されない。したがって、第1軸51は、軸収容溝531の内部ではなく外部に配置される。
第1軸51は、Dカット処理された円形断面の棒として設けることが好ましい。Dカット処理された円形断面の棒の意味は、第1軸の外周面の対向する両端又は外周面の一端に切削面が設けられることを意味する。
図39(b)は、ドア4が投入口37を密閉した状態を示したものであり、第1軸51が軸収容溝531に収容される。
図39(a)に示された状態で、第1軸51が軸収容溝531に挿入される場合、第1軸51の切削面が溝開閉部533の開閉部弾性支持部535を加圧する。すなわち、第1軸51が軸収容溝531に挿入される間、開閉部弾性支持部535が圧縮され、第1軸51が軸収容溝531に完全に挿入された後、開閉部弾性支持部535が元の形態に復元されて、図39(b)に示されるように、第1軸51が軸収容溝531から離脱することを所定の力で防ぐ。
すなわち、ドア4が第2回転軸Bを基準に回転して投入口37を開放した状態(図37(b)及び図39(a))で、投入口37を閉鎖する方向にドアを回転すると、ドアに設けられた第1軸着脱部53が第1軸51方向に移動し、第1軸は、第1軸着脱部の軸収容溝531に挿入されて、図39(b)に示された形態に状態が変更される。
この場合、軸収容溝531は、第1軸が挿入される流入口が第1軸51の形状に対応するように設けられることが好ましい。ドア4が、第2回転軸Bを基準に投入口を閉鎖する方向に回転する場合、第1軸51は軸収容溝531の内部に流入するが、第1軸が軸収容溝に挿入された後、第1回転軸Aを基準に回転すると、第1軸51が軸収容溝531から離脱することを防止できる。
図39(c)は、ドア4が第1回転軸A方向に回転した状態を示す。
図39(b)の状態でドア4が第1回転軸Aを中心に回転すると、ドア4に設置された第1軸51は回転せずにその状態を維持する。反面、第1軸着脱部53は、ドア4と共に回転するため、第1軸51は、軸収容溝531内を所定角度で回転する。このとき、開閉部弾性支持部535が溝開閉部533を弾性支持するため、第1軸51は、軸収容溝531から離脱せずに、軸収容溝531内で回転することができる。
すなわち、ドア4が第2回転軸Bを中心に回転すると、第1ヒンジ5は、図39(a)のような状態であり、ドア4が投入口37を密閉すると、図39(b)の状態に変更され、ドア4が第1回転軸Aを中心に回転すると、図39(c)の形態に変更される。
以下では、図40を参照して、ドア傾斜調節部8の具体的な構造について説明する。
図40は、ドアサポータ75が着脱可能なドア傾斜調節部と、ヒンジサポータ653が着脱可能なドア傾斜調節部をすべて備えた場合(二つのドア傾斜調節部を備えた場合)を示しているが、ドア傾斜調節部8を一つだけ備えて、ドアサポータ75とヒンジサポータ653のいずれか一つと着脱可能なようにしてもよい。
ドアサポータに着脱可能なドア傾斜調節部と、ヒンジサポータに着脱可能なドア傾斜調節部との構造は同一であるため、以下では、説明の便宜のために、図40(b)に示されたヒンジサポータ653が着脱されるドア傾斜調節部8を基準に説明する。すなわち、ヒンジサポータ653に適用されたドア傾斜調節部8は、ドアサポータ75に適用されたドア傾斜調節部8に同一に適用することができる。
ドア傾斜調節部8はキャビネット3の内部に位置し、アウタパネル33の背面に設けられたインナパネル35に固定することができる。
この場合、ドア傾斜調節部8は、インナパネル35に固定される固定ボディ81と、固定ボディ81の内部に移動可能なように設けられた着脱ボディ83と、着脱ボディに設けられて、ヒンジサポータ突起655が収容される突起収容溝85a,85bと、を含むことができる。
突起収容溝85a,85bは、着脱ボディ83に設けられ、所定距離離隔した多数の溝として備えることができる。
一つの突起収容溝と他の一つの突起収容溝は、ヒンジサポータ突起655が突起収容溝に収容されたとき、予め設定された開角度を実現できるように、互いに離隔して設けられることが好ましい。
図40(b)は、ドアが閉まった場合、ヒンジサポータ突起655が位置する突起収容溝85a、及びドアの開角度が略30度又は60度になる位置に設けられた突起収容溝85bを一例として示している。
一方、着脱ボディ83は、固定ボディ81にボディ弾性支持部87によって支持されるように備えることができる。ヒンジサポータ突起655が着脱ボディ83に容易に着脱されるようにするためである。
以降、ドア傾斜調節部8が設けられた衣類処理装置において、第2回転軸Bを基準にドア4を回転させる際の、ドアサポータ75、ヒンジサポータ653、ドア傾斜調節部8の運動について説明する。
まず、図40(a)、図41(a)、及び図42(a)を参照して、第3ヒンジ7とドア傾斜調節部8の運動について説明する。図40(a)は、ドア4が投入口37を閉鎖した状態であって、ドア4が垂直に固定された状態であり、図41(a)は、ドア4が第2回転軸Bを中心に略30度程度に回転した状態であり、図42(a)は、ドア4が第2回転軸Bを中心に略85度程度に回転した状態である。
上述したように、ドア傾斜調節部8は、ヒンジサポータ653にだけ適用され、ドアサポータ75には適用されなくてもよいが、図40(a)、図41(a)、及び図42(a)では、ドア傾斜調節部8がドアサポータ75にも適用された構造を説明する。
図40(a)のように、ドア4が投入口37を閉鎖している場合、第3ヒンジの第4軸713とドアサポータの着脱軸751は、軸着脱部73の第4軸収容溝731及び着脱軸収容溝735にそれぞれ収容された状態であり、第4軸支持突起733及び着脱軸支持突起737は、支持突起弾性支持部739から提供された弾性力を受けて、それぞれ第4軸及び着脱軸を支持した状態になる。
また、ドアサポータ75のサポータ突起753は、ドア傾斜調節部8の突起収容溝85aに収容された状態になる。
このとき、使用者がドアの上部面T(図38参照)を引っ張ると、ドア4は第2回転軸を構成する第4軸713を基準に回転するため、軸着脱部73に固定されたドアサポータ75の一端は回転する。
ドアサポータ75の一端が略30度回転すると、サポータ突起753は、ドア傾斜調節部8の着脱ボディに沿って移動し、着脱ボディに設けられた突起収容溝85bに安着される(図41(a)に示された状態)。すなわち、サポータ突起753が突起収容溝85bに固定されるため、ドア4は回転が停止され、固定され得る。
次に、使用者がドア4をより大きい角度で回転させる場合、すなわち、サポータ突起753が突起収容溝85bから離脱できる程度の力を加えると、サポータ突起753は突起収容溝85bから離脱され、ドア4は回転する。ドアサポータ75がドア傾斜調節部8から分離されてドアが完全に開放されると、ドアサポータに設けられたフランジ754がアウタパネル33の背面に接触してドア4を支持する(図42(a)に示された状態)。
すなわち、使用者が第2回転軸Bを中心にドア4を回転させると、サポータ突起753は段階的に突起収容溝85a,85bに安着又は離脱しながら、ドア4の回転角は固定され得る。
図40(b)、図41(b)、及び図42(b)を参照して、第2ヒンジ6及びドア傾斜調節部8の運動について説明する。図40(b)は、ドア4が投入口37を閉鎖した状態であって、ドア4が垂直に固定された状態であり、図41(b)は、ドア4が第2回転軸Bを中心に略30度程度に回転した状態であり、図42(b)は、ドア4が第2回転軸Bを中心に略85度程度に回転した状態である。
ドア4が投入口37を閉鎖した場合、ヒンジサポータ突起655は、ドア傾斜調節部8の突起収容溝85aに収容された状態を維持する(図40(b)に示された形態)。
使用者がドアの上部Tを引っ張ると、ドア4は、第2回転軸Bを構成する第3軸63を基準に回転する。ドア4が回転すると、ヒンジサポータ653のヒンジサポータ突起655も突起収容溝85aから離脱してアウタパネル33方向に移動する。次に、ヒンジサポータ突起655は、突起収容溝85bに安着する(図41(b)に示された状態)。このとき、突起収容溝85b以外に複数個を更に形成すると、ドア4は、略30度以外に他の様々な角度においても回転した角度を固定することができる。
次に、使用者がドア4をより大きい角度で回転させる場合、すなわち、ヒンジサポータ突起655が突起収容溝85bから離脱できる程度の力を加えると、ヒンジサポータ突起655は突起収容溝85bから離脱し、ドア4は回転する。ヒンジサポータ653がドア傾斜調節部8から分離されてドアが完全に開放されると、ドアサポータに設けられたヒンジサポータフランジ657がアウタパネル33の背面に接触してドア4を支持する(図42(b)に示された状態)。
すなわち、使用者が、第2回転軸Bを中心にドア4を回転させると、ヒンジサポータ突起655は段階的に突起収容溝85a,85bに安着又は離脱しながら、ドア4の回転角が固定され得る。
さらに、本発明の衣類処理装置は、ドア4が完全に開放されたとき、各サポータ653,75に設けられたフランジ657,754のドア支持力を補完するために、サポータ弾性支持部を更に含むことができる。
図43は、ドアサポータ75に設けられたサポータ弾性支持部だけを示しているが、サポータ弾性支持部は、ドアサポータ及びヒンジサポータにすべて設けてもよい。以降、説明の便宜のために、ドアサポータに設けられたサポータ弾性支持部771,773について説明する。
サポータ弾性支持部は、ドアサポータ75がアウタパネル33の外部に引き出されたとき、キャビネットの内部に向かう復元力を提供する弾性部773を含むことができる。
この場合、ドアサポータ75の一端には、弾性部773が結合するリブ771を更に備えることができ、これは、ドアサポータ75に弾性部773が直接結合される場合、ドアの内部に位置した装置と弾性部773とが干渉することを防止するためである。
一方、ドア傾斜調節部は、様々な形態に変形可能である。図44は、ドア傾斜調節部の更に他の実施例を示す。
本実施例に係るドア傾斜調節部は、キャビネットの内部に位置する固定部82と、固定部82の収容が可能であり、ドアサポータ75に設けられた固定部収容溝84と、を含む。
固定部82は、所定長さの直径を有する第1固定突起821と、第1固定突起から突出し、第1固定突起よりも小さい直径を有する第2固定突起823と、を含む。
また、第1固定突起821は、キャビネット1のアウタパネル13とインナパネル15との間の空間に設けられた弾性支持部825を通じて支持されることが好ましい。
固定部収容溝84は、第1固定突起821が収容される第1突起収容溝841と、第2固定突起821が収容される第2突起収容溝843と、を含む。
第2突起収容溝843は、第2固定突起823だけを収容可能なように設けられ、第1突起収容溝841は、第1固定突起821の外周面だけを収容可能なように設けられることが好ましい。
また、第1突起収容溝841は、少なくとも38個以上設けられ、一つの第1突起収容溝と他の一つの第1突起収容溝は、互いに離隔して設けられることが好ましい。
図44に開示された固定部収容溝84は、ドアが投入口を閉鎖したときドアサポータを支持する第2突起収容溝843と、ドアが第2回転軸を基準に30度開放されたときドアサポータを支持する第1突起収容溝841aと、ドア4が第2回転軸Aを基準に90度開放されたときドアサポータを支持するための第1突起収容溝841bとが設けられた場合を示している。
第2突起823の直径を第1突起821の直径に比べて小さくしたことは、第1突起821を通じてだけドアの開角度を制御する場合、第2突起収容溝843と第1突起収容溝841aとの間の間隔が第1突起を収容し、更にドアの重量を支えることができる溝を形成し難いからである。
図44は、固定部収容溝84がドアサポータ75に設けられる場合だけを示しているが、上述したドア傾斜調節部は、固定部収容溝84がヒンジサポータ653に設けられ、固定部82がヒンジサポータに設けられた固定部収容溝に着脱するように設けてもよい。
上述した構成を含んだ衣類処理装置は、ドアサポータ及びヒンジサポータにそれぞれ設けられたフランジ754、657を通じて、第2回転軸を基準に回転したドア4を支持することができるが、ドアの重量に応じて軸着脱部73からドアサポータの着脱軸751が分離されるおそれがある。
したがって、本発明の衣類処理装置は、軸着脱部73とドアサポータの着脱軸751との分離を防止するドア固定部を更に含むことができる。以下では、図45を参照してドア固定部9について説明する。
ドア固定部9は、ドア4の内部に位置して、ドアが第2回転軸を基準に回転したときドアサポータ方向に移動してドアサポータに固定されるサポータ結合突起93を含むことができる。
このとき、ドアサポータ75には、サポータ結合突起93が安着する結合突起安着部755が設けられることが好ましい。結合突起安着部755はドアサポータ75の一側に突出するように形成されて、ドア4が回転する場合、結合突起安着部755に接触して安着することが可能である。
一方、サポータ結合突起93の移動は、第3ヒンジの軸形成部71に設けられたカム91と、ドア4の内部に設けられて、サポータ結合突起93を弾性支持する結合突起弾性支持部95とを通じて行うことができる。
すなわち、サポータ結合突起93は、軸着脱部73に隣接するように設けられて、弾性支持部95によって支持され(図38参照)、カム91は、軸着脱部73に設けられた第4軸収容溝731の外側に位置し、ドア4が閉まった場合、サポータ結合突起93の下部に位置することができる。
また、カム91は、ドア4が第2回転軸を基準に回転すると、サポータ結合突起93がドアサポータ75方向に移動可能な形状に設けることができる。このとき、カム91は回転せず、固定された形状として、水平方向に長く延びた形状を有する。
ドア固定部9が上述した構成を含む場合、ドア4が第2回転軸Bを基準に回転すると、サポータ結合突起93は、図45(b)に示されたように、カム91の外周面に沿ってドア4の内部から略水平方向に移動する。したがって、弾性支持部95が加圧されて圧縮されながら、サポータ結合突起93は、ドアサポータ75が位置した方向に移動する。
結局、ドアが完全に開放されると、サポータ結合突起93は、ドアサポータに設けられた結合突起安着部755に接触して停止する。したがって、サポータ結合突起93は、ドア4が更に大きい回転角度で回転することを防止する。
さらに、ドア4が第2回転軸Bを基準に回転して投入口37を完全に開放しても、本発明の衣類処理装置は、ドアに設けられた軸着脱部73とドアサポータに設けられた着脱軸751との分離を防止することができる。ドア4が更に大きい回転角度で回転する場合に、ドア4が衣類処理装置から分離されるおそれがあるためである。
一方、ドア4が、第2回転軸Bを基準に投入口37を閉鎖する方向に回転すると、サポータ結合突起93は、結合突起弾性支持部95によってカム91の外周面と接触を維持しながらドアの内部で移動する。このとき、弾性支持部95には、カム91の外周面の形状によって加えられる外力が除去されるため、弾性支持部95は、復元力によって、圧縮されずに元の状態に復帰する。したがって、サポータ結合突起93は、結合突起安着部755から分離され、図45(a)に示された状態に変更される。
本発明は、様々な形態に変形して実施可能であり、上述した実施例にその権利範囲が限定されるものではない。したがって、変形された実施例が本発明の特許請求の範囲の構成要素を含んでいる場合、本発明の権利範囲に属するものと理解すべきである。

Claims (11)

  1. 外観を規定するように構成され、衣類の投入口が形成されたキャビネットと、
    前記投入口を開閉するように構成されたドアと、
    前記ドアを第1回転方向に回転させる第1回転軸と、前記ドアを前記第1回転方向と異なる方向である第2回転方向に回転させる第2回転軸とを備えるヒンジ部と、
    前記ドアが回転するとき、前記ドアを前記第1回転軸又は前記第2回転軸に固定するように構成された固定部材と、を備え
    前記ヒンジ部は、
    前記第2回転軸を形成する第4軸と、
    前記第4軸を着脱するために形成された第2収容溝及び前記第4軸の回転を制限するために前記第2収容溝内に形成されたストッパを備える第4軸着脱部とを含む第3ヒンジを更に備え、前記第4軸の断面は第1平坦面を含み、前記ストッパは、前記第1平坦面に対応する第2平坦面を含む、衣類処理装置。
  2. 前記ヒンジ部は、前記第1回転軸を形成する第1軸と、第1収容溝が形成された第1軸着脱部とを含む第1ヒンジを更に備える、請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記固定部材は、前記第1収容溝を開閉するように構成された第1バーを備える、請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記固定部材は、前記第2収容溝を開閉するように構成された第2バーを備える、請求項に記載の衣類処理装置。
  5. 前記第4軸着脱部に、前記第2バーの一端が回転可能なように案内する案内溝が設けられている、請求項に記載の衣類処理装置。
  6. 外観を規定するように構成され、衣類の投入口が形成されたキャビネットと、
    前記投入口を開閉するように構成されたドアと、
    前記ドアを第1回転方向に回転させる第1回転軸と、前記ドアを前記第1回転方向と異なる方向である第2回転方向に回転させる第2回転軸とを備えるヒンジ部と、
    前記ドアが回転するとき、前記ドアを前記第1回転軸又は前記第2回転軸に固定するように構成された固定部材と、
    前記固定部材を移動させるように構成された加圧片と、
    前記加圧片の移動を制限するように構成された安全バーと、
    を備える、衣類処理装置。
  7. 前記加圧片に、前記加圧片が加圧された状態で前記安全バーが挿入される貫通孔が形成されている、請求項に記載の衣類処理装置。
  8. 前記加圧片に、前記加圧片が加圧されていない状態で前記安全バーが安着して、前記加圧片の移動を制限する安着段部が形成されている、請求項に記載の衣類処理装置。
  9. 前記安全バーには突出片が形成され、
    前記突出片を加圧して前記安全バーを移動させるように構成された第1ピンと、前記第1ピンを加圧するように構成された第2ピンを更に備える、請求項に記載の衣類処理装置。
  10. 前記第1ピンは前記ドアに設置され、
    前記第2ピンは前記キャビネットに設置される、請求項に記載の衣類処理装置。
  11. 前記第1ピンは、前記ドアの外側に突出しないように埋め込まれる、請求項10に記載の衣類処理装置。
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