JP5615687B2 - ゴム組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ジエン系ゴムにポリエステル樹脂を分散させてなるゴム組成物に関するものである。
一般に、タイヤや防振ゴムなど、高荷重や高速走行下で使用されるゴムに要求される特性としては、高弾性、高破断伸び、耐疲労性などがある。かかる要求に応えるべくゴム組成物の高弾性化を図るための手法として、架橋剤の増量や補強性充填剤の増量といった手法があるが、これらの手法では引張伸び(破断伸び)の低下を招くという問題がある。
高弾性化を図るための他の手法としては、下記特許文献1に記載されているように、ゴム組成物に熱硬化性のフェノール系樹脂を添加する手法がある。しかしながら、反応性のフェノール系樹脂は、加工時の温度で樹脂架橋が開始し、高粘度となるため、加工性に劣る。
下記特許文献2には、加工性を確保しつつ、弾性率や破断強度などの物性を向上するために、ブチルゴムに共架橋可能な液状ジエン系ゴムを添加することが提案されている。しかしながら、この文献は、主として加工性の改善を目的としたものであり、低歪み領域での高弾性化は不十分であると考えられる。
一方、下記特許文献3には、ゴムと樹脂の双方の特性を発揮させるために、加硫ゴム相をマトリックス相とし、樹脂相を分散相とした複合分散体において、活性原子を有する樹脂や架橋性基を有する樹脂など、加硫剤に対して反応性を有する樹脂を用いて、ゴム相と樹脂相とを強固に接合させることが提案されている。しかしながら、この文献において、上記樹脂は冷凍粉砕法などにより予め微粉化され、これを溶融状態のゴム成分に混合して上記複合分散体を得ている。また、カーボンブラックを配合する点は開示されているものの、実際に用いられているのは、ゴム成分100質量部に対して1質量部にすぎない。そのため、この文献には、樹脂をゴム成分との混合時に溶融させて微分散化させる点についても、またその際カーボンブラックを所定量以上配合させておくことで樹脂の分散性を向上させる点についても何ら開示されていない。
また、下記特許文献4には、熱可塑性樹脂を添加することによりゴム組成物の強度を向上させる点が開示されており、また熱可塑性樹脂としてポリフェニレン系熱可塑性樹脂を用いることも開示されている。しかしながら、ポリフェニレン系樹脂として実際に用いられているのはポリフェニレンエーテル系樹脂であり、この樹脂はガラス転移温度が高いために、事前に冷凍粉砕法で微粉化したり、芳香族系溶媒にゴム成分とともに溶解混合させてマスターバッチ化しており、本発明の特徴は何ら開示されていない。
特開平05−051487号公報 特開昭61−243843号公報 特開2003−049023号公報 特開2004−238547号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、引張伸びの大幅な低下を抑えながら、高弾性化を図ることができるゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の点に鑑み鋭意検討していく中で、ゴム組成物に所定量のカーボンブラックを配合しつつ、熱可塑性樹脂である特定のポリエステル樹脂を配合し分散させることにより、引張伸びの大幅な低下を抑えながら、低歪み領域での高弾性化を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係るゴム組成物は、ジエン系ゴム100質量部に、カーボンブラック10〜150質量部を配合するとともに、イソプレン及び/又は1,3−ブタジエンの重合体からなるゴムブロックを分子内に20〜50質量%有する熱可塑性のポリエステル樹脂1〜50質量部を配合し前記ジエン系ゴム中に分散させてなるものである。
本発明によれば、ジエン系ゴムにカーボンブラックとともに特定のポリエステル樹脂を配合し分散させることにより、引張伸びの低下を極力抑えながら、高弾性化を図ることができる。また、添加するポリエステル樹脂が熱可塑性樹脂であるため、混合時のヤケなどの不具合を回避することができ、混合方法や混合時の温度範囲の制限が少ない。また、ポリエステル樹脂がゴム変性されているため、変形に対して柔軟であり、ゴムで変性されていないポリエステル樹脂と比較して低発熱性を向上することができる。
以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
本発明に係るゴム組成物では、ゴム成分としてジエン系ゴムが用いられる。ジエン系ゴムとしては、特に限定されず、例えば、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、スチレン−イソプレンゴム、ブタジエン−イソプレンゴム、スチレン−ブタジエン−イソプレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)などが挙げられ、これらはそれぞれ単独で、または2種以上混合して用いることができる。
本発明に係るゴム組成物には、ゴム変性された熱可塑性ポリエステル樹脂が配合される。該ポリエステル樹脂は、イソプレン及び/又は1,3−ブタジエンの重合体からなるゴムブロックを分子内に20〜50質量%有するものである(以下、ゴム変性ポリエステル樹脂と称することがある)。
前記ゴムブロックとしては、イソプレンの単独重合体からなるポリイソプレンブロックでもよく、1,3−ブタジエンの単独重合体からなるポリブタジエンブロックでもよく、あるいはまたイソプレンと1,3−ブタジエンの共重合体であるイソプレンブタジエン共重合体ブロックでもよい。
前記ゴムブロックはポリエステル樹脂の分子内に20〜50質量%含まれるが、この含有量が20質量%未満では、ゴム変性による低発熱性の改善効果が不十分となる。逆に、含有量が50質量%を超えると、補強性が不十分となる。ここで、ゴムブロックの組成比は、H−NMR測定により得られた化学シフトから各構成成分の帰属を行い、ゴムブロックの化学シフトの信号強度とその他の成分の化学シフトの信号強度の比から求めることができる。
上記ゴム変性ポリエステル樹脂としては、ガラス転移温度(Tg)が130℃以下であるものを用いることが好ましい。ガラス転移温度が130℃を超えるものでは、ジエン系ゴムとの混合時におけるゴム変性ポリエステル樹脂の溶融が不十分となって分散不良を招くおそれがある。ガラス転移温度は、より好ましくは110℃以下である。ガラス転移温度の下限は、特に限定されないが、使用温度(ゴム製品での使用温度)よりも高い方が好ましく、例えば5℃以上であることが好ましく、より好ましくは25℃以上である。
ガラス転移温度は、樹脂5mgを採取し、アルミニウム製サンプルパンに入れて密封し、セイコーインスツルメンツ(株)製示差走査熱量分析計DSC−220を用いて、−20℃から200℃まで、昇温速度20℃/分にて測定し、ガラス転移温度以下のベースラインの延長線と遷移部における最大傾斜を示す接線との交点の温度で求めた。
上記ゴム変性ポリエステル樹脂としては、140℃における剪断速度100s−1での溶融粘度が5000Pa・s以下であるものを用いることが好ましい。ゴム組成物の混合条件の温度範囲が通常140℃前後であり、このような温度範囲における溶融粘度が低いポリエステル樹脂であるほど、マトリックス相であるジエン系ゴム中での微分散化が促進され、高弾性化を図ることができる。特にゴム変性されたポリエステル樹脂は、溶融粘度が低いため、加工性を向上することができる。上記溶融粘度は、より好ましくは3000Pa・s以下であり、更に好ましくは2000Pa・s以下である。該溶融粘度の下限は特に限定されないが、通常は10mPa・s以上である。
該溶融粘度の測定は、下記実施例においては、ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)製AR550型レオメーターを用いた。
上記のようなゴム変性ポリエステル樹脂としては、ポリブタジエンジオール、ポリイソプレンジオール及びイソプレンブタジエン共重合体ジオールからなる群から選択される少なくとも1種のジオール成分を二塩基酸成分と反応させて得られるものが好ましく用いられる。より詳細には、分子量数千のポリイソプレンジオールやポリブタジエンジオール、イソプレンブタジエン共重合体ジオールを共重合成分として二塩基酸成分及び他のグリコール成分とともに溶融重合させることで、共重合ポリエステル樹脂骨格に組み込んだものを用いることができる。
上記ジオール成分は、分子末端に水酸基を有するポリイソプレン、ポリブタジエン、又はイソプレンブタジエン共重合体であり、その分子量としては、特に限定されないが、数平均分子量が1000〜10000であることが好ましい。
ここで、数平均分子量は、ウォーターズ社製ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)150Cを用い、テトラヒドロフランをキャリアー溶剤として流速1ml/分で測定した。検出機はRI検出器を使用し、カラムとして昭和電工(株)製 Shodex KF−802、KF−804、KF−806を3本連結しカラム温度は30℃に設定した。分子量標準サンプルとしてはポリスチレン標準物質を用いた。
上記二塩基酸成分としては、例えば、琥珀酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸等の脂肪族二塩基酸(脂肪族ジカルボン酸)、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族二塩基酸(脂環族ジカルボン酸)、及びテレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族二塩基酸(芳香族ジカルボン酸)、或いはこれら脂肪族、脂環族、芳香族二塩基酸化合物のジアルキルエステル化合物などが挙げられる。これらはいずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの中でも、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族二塩基酸が、得られるゴム変性ポリエステル樹脂の物性面で好ましい。
上記他のグリコール成分としては、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール等の脂肪族グリコール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド付加物等の芳香族系グリコール、1,3−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、3(4),8(9)−トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール等の脂環族系グリコールが挙げられ、これらはいずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの中でも、共重合反応性の面と、生成するゴム変性ポリエステル樹脂中のゴム成分の共重合質量比率を上げやすいことから、液状、低分子量化合物であるエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオールが好ましい。
上記ジオール成分の反応手順としては、該ジオール成分以外の共重合成分、即ち上記二塩基酸成分および上記他のグリコール成分を先にエステル化反応あるいはエステル交換反応させてから、該ジオール成分を重合反応系に投入することが好ましい。これにより、該ジオール成分の熱履歴を低く抑え、熱分解による悪影響、例えば共重合効率の低下や生成樹脂の異常着色を避けることができる。また、ヒンダードフェノール系の酸化防止剤等の添加剤を重合反応系に予め添加しておくことも有効である。
ゴム変性ポリエステル樹脂の配合量は、上記ジエン系ゴム100質量部に対して1〜50質量部であり、1質量部以上配合することで弾性率の向上効果が得られる。一方、ゴム変性ポリエステル樹脂の配合量が多すぎると、引張強度が大幅に低下し、実用レベルの引張強度を確保することが難しくなる。ゴム変性ポリエステル樹脂の配合量は、より好ましくは5〜30質量部である。
本発明に係るゴム組成物には、補強性充填剤としてカーボンブラックが配合される。カーボンブラックとしては、特に限定されず、例えば、ASTMグレードで、SAFクラス(N100番台)、ISAFクラス(N200番台)、HAFクラス(N300番台)、FEF(N500番台)、GPF(N600番台)、SRF(N700番台)のものなどを挙げることができ、これらはいずれか1種、または2種以上組み合わせて用いることができる。これらの中でも、窒素吸着比表面積(NSA)が40〜150m/gであるものが特に好ましく用いられる。ここで、窒素吸着比表面積(NSA)は、JIS K6217−2に準じて測定される値である。
カーボンブラックの配合量は、上記ジエン系ゴム100質量部に対して10〜150質量部である。カーボンブラックの配合量が10質量部未満では、ゴム変性ポリエステル樹脂を微分散化させる効果が不十分となり、弾性率の大幅な向上効果は認められない。すなわち、カーボンブラックの配合量を10質量部以上とすることにより、樹脂が微分散化されて、ゴム変性ポリエステル樹脂の添加効果を発揮することができる。カーボンブラックの配合量が多いほど、混合時にゴム変性ポリエステル樹脂を砕くことによる微分散化が促進され、分散相としてのゴム変性ポリエステル樹脂の粒径を小さくすることができ、弾性率の向上につながる。一方で、配合量が150質量部を超えると、実用レベルの引張伸びを確保することが難しくなる。カーボンブラックの配合量は、20〜120質量部であることがより好ましい。
本発明に係るゴム組成物には、上記成分の他、シリカ等の他の充填剤、亜鉛華、ステアリン酸、オイル、ワックス、老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤など、各種ゴム用薬品、添加剤などを必要に応じて添加することができる。上記加硫剤としては、硫黄、硫黄含有化合物等が挙げられ、特に限定するものではないが、その配合量は上記ジエン系ゴム100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。また、加硫促進剤の配合量としては、上記ジエン系ゴム100質量部に対して0.1〜7質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。
ゴム組成物の製造方法(混合方法)としては、通常のドライ混合方法を適用することができる。すなわち、通常に用いられるバンバリーミキサーなどのバッチ式ミキサーや連続混練機などの各種混合機により、例えば180℃以下で混合(混練)することにより、ゴム組成物を得ることができる。混合温度は、ゴム組成物が軟化するとともに、ゴム変性ポリエステル樹脂が溶融する温度から選択することができ、好ましくは90〜180℃、より好ましくは120〜160℃である。
このようにして作製されたゴム組成物では、ゴム変性ポリエステル樹脂が混合時の熱で溶融し、これが所定量のカーボンブラックの存在下でジエン系ゴムとともに混練されることにより、ジエン系ゴムからなるゴム相をマトリックス相とし、ゴム変性ポリエステル樹脂相を分散相とするゴム組成物が得られる。すなわち、ゴム変性ポリエステル樹脂をゴム配合物中に微分散させることができる。得られたゴム組成物は、強固かつ変形に対して柔軟な物理結合を有するゴム変性ポリエステル樹脂分散体がゴムマトリックス相中に存在するため、引張伸びの大幅な低下を抑えつつ、低歪み領域での高弾性化を図ることができる。また、ポリエステル樹脂がゴム変性されていることにより、樹脂分散体が変形に対してより柔軟であり、よって低発熱性を改良することができる(即ち、ヒステリシスロスを小さくして発熱しにくくなり、例えばタイヤに用いた場合には低燃費性に寄与する)。
ゴムマトリックス相中におけるゴム変性ポリエステル樹脂粒子の粒径は、特に限定するものではないが、平均粒子径1μm以下の分散相を形成していることが好ましい。このような微粒子状に分散させることにより、上記本発明の効果をより高めることができる。平均粒子径は小さいほど好ましいので、下限は特に限定されないが、例えば0.01μm以上であってもよい。
該分散相の平均粒子径は、透過型電子顕微鏡(TEM)で5000〜10000倍にて拡大撮影し、無作為抽出された10個の粒子の直径(最大径部分と最小径部分の平均値)を計測することにより、その相加平均として求められる。
本発明に係るゴム組成物の用途は、特に限定されず、例えば、トレッドやサイドウォール等のタイヤ、防振ゴム、ゴムベルトなどの各種ゴム組成物に用いることができる。これらの中でも特に好ましくはタイヤ用ゴム組成物として用いることである。該ゴム組成物をタイヤに用いる場合、常法に従い、例えば140〜180℃で加硫成形することにより、各種空気入りタイヤのゴム部分(トレッドゴムやサイドウォールゴムなど)を構成することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[第1実施例]
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合に従い、ゴム組成物を調製した。詳細には、まず、第1混合段階で、ジエン系ゴムに対して硫黄と加硫促進剤を除く成分を添加し、混練して第1混合物を得た後(排出温度:150℃)、第2混合段階において、第1混合物に加硫促進剤と硫黄を添加し混練してゴム組成物を得た(排出温度:100℃)。表1中の各成分の詳細は以下の通りである。
・IR:JSR(株)製「IR2200」
・SBR:JSR(株)製「SBR1502」
・NBR:JSR(株)製「N230SV」
・カーボンブラックHAF:三菱化学(株)製「ダイヤブラックN339」(NSA=96m/g)
・カーボンブラックSAF:東海カーボン(株)製「シースト9」(NSA=142m/g)
・カーボンブラックFEF:東海カーボン(株)製「シーストSO」(NSA=42m/g)。
・ゴム変性ポリエステル樹脂A:撹拌棒、温度計、リービッヒ冷却管を具備した2Lガラス製4つ口フラスコに2,6−ジメチルナフタレート244質量部、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物(三洋化成工業(株)製BPE−20F)225質量部、エチレングリコール102質量部、及び反応触媒としてチタン酸ブチルモノマー0.1質量部を仕込み、190℃、210℃、230℃各々の温度で1時間エステル交換反応を行い、発生したメタノールを溜去した。次いで、反応温度を180℃に下げ、ポリイソプレンジオール(出光興産(株)製poly−ip、数平均分子量:2500)を170質量部、及び酸化防止剤(チバスペシャリティズ・ケミカル製イルガノックス1330)を0.5質量部添加し、再び昇温し、反応温度が250℃に達したところで、系の減圧を開始し、溜分を除きつつ10分後に反応温度が260℃になるように昇温した。同温度で30分間重合反応を続けた後、反応を終了し、生成物をテフロンシート上に取り出した。得られたポリエステル樹脂は、ポリイソプレンブロックを分子内に30質量%有するポリエステル樹脂であり、溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=1610Pa・s、Tg=91℃であった。
・フェノール樹脂:住友化学工業(株)製「スミカノールT620」
・HMMM:ヘキサメトキシメチルメラミン、日本サイテックインダストリーズ(株)製「サイレッツ963L」
・ポリスチレン:ナカライテスク(株)製「スチレン(ポリマー)」(溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=1450Pa・s、Tg=85℃)
・PMMA:ポリメタクリル酸メチル、ナカライテスク(株)製「メタクリル酸メチル(ポリマー)」(溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=23000Pa・s、Tg=125℃)
・TPU:熱可塑性ポリウレタン、日本ミラクトラン(株)製「E380」(溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=4800Pa・s、Tg=−61℃、軟化点=90℃)
・亜鉛華:堺化学工業(株)製「酸化亜鉛3種」
・ステアリン酸:日油(株)製「ステアリン酸」
・硫黄:細井化学工業(株)製「粉末硫黄150メッシュ」
・加硫促進剤:三新化学工業(株)製「サンセラーCM−G」
得られた各ゴム組成物について、未加硫時のムーニー粘度を測定するとともに、160℃×20分で加硫して所定形状の試験片を作製し、得られた試験片を用いて、引張伸びと動的弾性率を測定した。各評価方法は以下の通りである。
・ムーニー粘度:JIS K6300−1に準じて、125℃でのムーニー粘度ML(1+4)を測定。
・引張伸び:JIS K6251に準じて引張試験(ダンベル3号形、雰囲気温度23℃)を実施。
・動的弾性率:(株)上島製作所製の粘弾性スペクトロメータ「VR7110」を用い、温度25℃、周波数10Hz、初期歪み10%、動歪み5%の条件で動的弾性率を測定。
結果は表1に示す通りであり、コントロールである比較例1のゴム組成物に対し、カーボンブラックの配合量や硫黄の配合量を増量した比較例2,3のゴム組成物では、高弾性化したものの、引張伸びが大幅に低下した。熱硬化性樹脂であるフェノール樹脂を配合した比較例4では、比較例1に対して高弾性化したものの、ムーニー粘度が大幅に上昇して加工性に劣っており、また引張伸びの低下も大きかった。比較例5〜7は、ポリエステル樹脂以外の熱可塑性樹脂を配合したものであり、これらの熱可塑性樹脂では弾性率の上昇率が小さかった。
これに対し、ゴム変性ポリエステル樹脂を配合した実施例1のゴム組成物であると、引張伸びが大幅に低下することなく、弾性率が大きく上昇しており、また、ムーニー粘度が低く加工性に優れるものであった。また、実施例2〜5と比較例8〜11とをそれぞれ対比すると明らかなように、ゴム変性ポリエステル樹脂を配合することにより、カーボンブラック及びジエン系ゴムの種類によらず、引張伸びを大幅に低下させることなく、弾性率が大きく上昇していた。
Figure 0005615687
[第2実施例]
下記表2に示す配合に従い、上記第1実施例と同様の混合方法により、ゴム組成物を調製した。表2中の各成分の詳細は、下記のものを除き、第1実施例と同じである。
・ゴム変性ポリエステル樹脂B:撹拌棒、温度計、リービッヒ冷却管を具備した2Lガラス製4つ口フラスコにジメチルテレフタラート97質量部、ジメチルイソフタラート97質量部、エチレングリコール81質量部、ネオペンチルグリコール73質量部、及び反応触媒としてチタン酸ブチルモノマー0.1質量部を仕込み、190℃、210℃、230℃各々の温度で1時間エステル交換反応を行い、発生したメタノールを溜去した。次いで、反応温度を180℃に下げ、ポリブタジエンジオール(出光興産(株)製KRASOL、数平均分子量:5000)を70質量部、及び酸化防止剤(チバスペシャリティズ・ケミカル製イルガノックス1330)を0.5質量部添加し、再び昇温し、反応温度が250℃に達したところで、系の減圧を開始し、溜分を除きつつ10分後に反応温度が260℃になるように昇温した。同温度で30分間重合反応を続けた後、反応を終了し、生成物をテフロンシート上に取り出した。得られたポリエステル樹脂は、ポリブタジエンブロックを分子内に23質量%有するポリエステル樹脂であり、溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=1490Pa・s、Tg=58℃であった。
・ポリエステル樹脂C:攪拌機、リービッヒ冷却管、温度計を具備した容量3Lの4つ口ガラス製フラスコに、ジメチルテレフタル酸エステル349質量部、ジメチルイソフタル酸エステル341質量部、ネオペンチルグリコール250質量部、エチレングリコール347質量部、及び触媒としてテトラブチルチタネート0.4質量部を仕込み、190℃から230℃まで徐々に昇温し、発生するメタノールを留去しつつ3時間でエステル交換反応を終了した。反応物の温度を180℃まで冷却した。ついでアジピン酸64質量部を投入し、発生する水を留去しつつ、反応温度を徐々に昇温し、1時間後に250℃に到達させた。反応系を減圧下に更に昇温し、260℃で30分間重合後、重合反応を終了した。生成した重合物をテフロンシートに取り出した。得られた樹脂は、ゴム変性していないポリエステル樹脂であり、溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=740Pa・s、Tg=45℃であった。
・ポリエステル樹脂D:攪拌機、リービッヒ冷却管、温度計を具備した容量3Lの4つ口ガラス製フラスコに、ジメチルテレフタル酸エステル388質量部、ジメチルイソフタル酸エステル388質量部、ネオペンチルグリコール250質量部、エチレングリコール347質量部、及び触媒としてテトラブチルチタネート0.4質量部を仕込み、190℃から230℃まで徐々に昇温し、発生するメタノールを留去しつつ3時間でエステル交換反応を終了した。反応温度を徐々に昇温し、1時間後に250℃に到達させた。反応系を減圧下に更に昇温し、260℃で60分間重合後、重合反応を終了した。生成した重合物をテフロンシートに取り出した。得られた樹脂は、ゴム変性していないポリエステル樹脂であり、溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=3350Pa・s、Tg=66℃であった。
・ポリエステル樹脂E:撹拌棒、温度計、リービッヒ冷却管を具備した2Lガラス製4つ口フラスコにジメチルテレフタレート97質量部、2,6−ジメチルナフタレート366質量部、3(4),8(9)−トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール(三菱化学(株)製TCD−DMグリコール)157質量部、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物(三洋化成工業(株)製BPE−20F)258質量部、エチレングリコール149質量部、及び反応触媒としてチタン酸ブチルモノマー0.2質量部を仕込み、190℃、210℃、230℃各々の温度で1時間エステル交換反応を行い、発生したメタノールを溜去した。次いで、反応温度を上げ、250℃に達した時に系の減圧を開始し、溜分を除きつつ10分後に反応温度が260℃になるように昇温した。同温度で30分間重合反応を続けた後、反応を終了し、生成物をテフロンシート上に取り出した。得られたポリエステル樹脂は、ゴム変性していないポリエステル樹脂であり、溶融粘度(測定温度140℃、剪断速度100s−1)=5150Pa・s、Tg=102℃であった。
得られた各ゴム組成物について、第1実施例と同様に、160℃×20分で加硫して所定形状の試験片を作製し、得られた試験片を用いて、引張伸びと動的弾性率を測定した。また、下記方法により、低発熱性の指標としての損失正接tanδを測定した。
・tanδ:(株)上島製作所製の粘弾性スペクトロメータ「VR7110」を用い、温度25℃、周波数10Hz、初期歪み10%、動歪み5%の条件でtanδを測定した。tanδが小さいほど、発熱しにくく、低発熱性に優れることを示す。
結果は表2に示す通りであり、ゴム変性ポリエステル樹脂を配合した実施例1及び6〜8であると、ゴム変性していないポリエステル樹脂を配合した比較例12〜16に対し、低発熱性に優れていた。これは、ゴム変性することにより樹脂自体の溶融粘度が低下し、加工性(混合性)が向上すること、また、分子内にゴムブロックを有することにより変形に対して柔軟であることによるものである。なお、溶融粘度が5000Pa・sを超えるポリエステル樹脂Eを添加した比較例12では、ポリエステル樹脂の分散性が十分でないためか、引張伸びは維持しつつも、高弾性化の度合いが小さいものであった。
Figure 0005615687
[第3実施例]
カーボンブラックの配合量の影響を調べるために、下記表3に示す配合に従い、上記第1実施例と同様の混合方法により、ゴム組成物を調製した。表3中の各成分の詳細は、第1実施例と同じである。得られた各ゴム組成物について、160℃×20分で加硫して所定形状の試験片を作製し、得られた試験片を用いて、第1実施例と同様に、引張伸びと動的弾性率を測定した。
結果は表3に示す通りであり、カーボンブラックが未添加の比較例17と比較例18、カーボンブラックの配合量が5質量部である比較例19と比較例20とをそれぞれ対比すると明らかなように、カーボンブラックの配合量が少ないと、ゴム変性ポリエステル樹脂の添加効果は小さく、弾性率の向上効果は殆ど得られなかった。これに対し、比較例21と実施例9とを対比すると明らかなように、カーボンブラックの配合量を10質量部とすることで、ゴム変性ポリエステル樹脂の添加効果が発揮され、高弾性化効果が明確に奏されていた。
また、比較例18と比較例20と実施例9の各ゴム組成物について、ゴム変性ポリエステル樹脂相の平均粒子径を電気顕微鏡写真により測定したところ、カーボンブラック未添加の比較例18では平均粒子径が8.7μm、カーボンブラックの配合量が5質量部の比較例20では平均粒子径が3.1μmであったのに対し、カーボンブラックの配合量が10質量部の実施例9では平均粒子径が0.95μmであった。このことから、カーボンブラックの配合量が増加するにつれて、ゴム変性ポリエステル樹脂の微分散化が図られ、微分散化による高弾性化の効果が裏付けられていた。
カーボンブラックの配合量は、実施例1及び9〜12に示すように、10質量部以上において配合量が多いほど、弾性率が大きく向上したが、150質量部を超えた比較例22では、引張伸びの低下が大きく実用レベルに達しないものであった。
Figure 0005615687
[第4実施例]
ゴム変性ポリエステル樹脂の配合量の影響を調べるために、下記表4に示す配合に従い、上記第1実施例と同様の混合方法により、ゴム組成物を調製した。表4中の各成分の詳細は、第1実施例と同じである。得られた各ゴム組成物について、160℃×20分で加硫して所定形状の試験片を作製し、得られた試験片を用いて、第1実施例と同様に、引張伸びと動的弾性率を測定するとともに、引張強度も測定した。引張強度の測定方法は以下の通りである。
・引張強度:JIS K6251に準じて引張試験(ダンベル3号形、雰囲気温度23℃)を実施。
結果は表4に示す通りであり、1質量部以上のゴム変性ポリエステル樹脂の添加で、弾性率の向上が見られ、配合量を増やすほど、弾性率が向上した。但し、ゴム変性ポリエステル樹脂の配合量が60質量部であり、多すぎた比較例23では、引張強度が大幅に低下し、実用レベルに達しないものであった。
Figure 0005615687

Claims (5)

  1. ジエン系ゴム100質量部に、カーボンブラック10〜150質量部を配合するとともに、イソプレン及び/又は1,3−ブタジエンの重合体からなるゴムブロックを分子内に20〜50質量%有する熱可塑性のポリエステル樹脂1〜50質量部を配合し前記ジエン系ゴム中に分散させてなるゴム組成物。
  2. 前記ポリエステル樹脂のガラス転移温度が130℃以下であることを特徴とする請求項1記載のゴム組成物。
  3. 前記ポリエステル樹脂が平均粒子径1μm以下の分散相を形成してなる請求項1又は2記載のゴム組成物。
  4. 前記ポリエステル樹脂は140℃における剪断速度100s−1での溶融粘度が5000Pa・s以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム組成物。
  5. 前記ポリエステル樹脂は、ポリイソプレンジオール、ポリブタジエンジオール及びイソプレンブタジエン共重合体ジオールからなる群から選択される少なくとも1種のジオール成分を二塩基酸成分と反応させて得られるものである請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム組成物。
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