JP2009263456A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】弾性率を高くしながらヒステリシスロスの低減を図ることにより走行時の転がり抵抗を小さくすることを可能にするタイヤ用ゴム組成物を提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム60〜95重量%と熱可塑性ポリエステルエラストマー5〜40重量%からなるゴム成分100重量部に対し、シリカを10〜100重量部と共に、シランカップリング剤を前記シリカ配合量の6〜10重量%配合することを特徴とする。
【選択図】なし
【解決手段】ジエン系ゴム60〜95重量%と熱可塑性ポリエステルエラストマー5〜40重量%からなるゴム成分100重量部に対し、シリカを10〜100重量部と共に、シランカップリング剤を前記シリカ配合量の6〜10重量%配合することを特徴とする。
【選択図】なし
Description
本発明は、タイヤ用ゴム組成物に関し、さらに詳しくは、弾性率を高くしながら走行時の転がり抵抗を小さくするようにしたタイヤ用ゴム組成物に関する。
近年、地球環境を保護する観点から、空気入りタイヤにも環境への配慮が求められ、具体的には燃費を向上させる性能が望まれている。燃費を改善するためには、走行時の転がり抵抗が小さいゴム組成物を用いると共に、弾性率が高いタイヤ用ゴム組成物を使用することにより走行時の繰り返し変形を小さくすることが望ましい。ゴム組成物の弾性率を高くするためには、カーボンブラック等の補強性充填剤の配合量を多くすればよいが、この場合にはヒステリシスロスが大きくなり低転がりにすることができない。
補強性充填剤の増量以外に、ゴム組成物の弾性率を高くする方法として、熱可塑性エラストマーを使用することが考えられる。例えば、特許文献1は、ジエン系ゴムに、熱可塑性エラストマーとカーボンブラックを配合したゴム組成物を提案している。しかし、熱可塑性エラストマーはカーボンブラックとの親和性が低いため、弾性率を高くすることができても、やはりヒステリシスロスが大きくなり転がり抵抗が悪化するという問題があり、本質的な解決をするものではなかった。
特開昭60−72940号公報
本発明の目的は、上述した問題を解消し、弾性率を高くしながらヒステリシスロスの低減を図ることにより走行時の転がり抵抗を小さくすることを可能にするタイヤ用ゴム組成物を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ジエン系ゴム60〜95重量%と熱可塑性ポリエステルエラストマー5〜40重量%からなるゴム成分100重量部に対し、シリカを10〜100重量部と共に、シランカップリング剤を前記シリカ配合量の6〜10重量%配合することを特徴とする。
前記熱可塑性ポリエステルエラストマーは、融点が170〜200℃であるとよく、前記ジエン系ゴムは、その末端にアミド基を有する変性ゴムを含むとよい。また、この前記タイヤ用ゴム組成物は、さらに、エステル系可塑剤を含有するとよい。このタイヤ用ゴム組成物は、空気入りタイヤのアンダートレッド、ビードフィラー、リムクッション、ランフラット用サイド補強層から選ばれる少なくとも1つの部材を形成するのに好適である。
本発明のタイヤ用ゴム組成物によれば、ジエン系ゴム60〜95重量%と熱可塑性ポリエステルエラストマー5〜40重量%からなるゴム成分100重量部に対し、シリカを10〜100重量部と共に、シランカップリング剤を前記シリカ配合量の6〜10重量%配合するようにしたことにより、熱可塑性ポリエステルエラストマーとシリカとの親和性が良いため弾性率を高くすると共に、ヒステリシスロスを悪化させないようにすることができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物において、ジエン系ゴムは、特に制限されるものではなく、タイヤ用ゴム組成物に通常用いられる天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ブチルゴム等が挙げられる。なかでも、スチレン−ブタジエンゴムが好ましい。これらジエン系ゴムは、単独又は任意のブレンドとして使用することができる。
また、ジエン系ゴムは、その一部が変性ゴムであっても良いし、全部が変性ゴムであってもよい。変性ゴムとしては、ジエン系ゴムの分子末端に例えばエポキシ基、アミド基、アミノ基、カルボキシル基、有機ケイ素化合物の残基を有するものが挙げられる。ジエン系ゴムの分子末端とは、ゴム分子の主鎖、側鎖の末端の少なくとも1つであればよい。すなわち、変性ゴムは、ジエン系ゴムの主鎖、側鎖の末端の少なくとも1つに、上述した少なくとも1つの官能基或いはその官能基をもつ置換基を有していればよい。
変性ゴムとしては、末端にアミド基を有する変性ゴムが好ましい。アミド基を有する変性ゴムを使用することにより、ジエン系ゴムと熱可塑性ポリエステルエラストマーとの親和性を向上し、低いヒステリシスロスを維持しながら弾性率を高くすることができる。末端にアミド基を有する変性ゴムとしては、特に制限されるものではないが、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ブチルゴムから選ばれるジエン系ゴムをベースにした変性ゴムを例示することができる。
ジエン系ゴムの配合量は、ジエン系ゴムと熱可塑性ポリエステルエラストマーとを合計したゴム成分100重量%中60〜95重量%であり、好ましくは65〜80重量%にするとよい。ジエン系ゴムの配合量が60重量%未満であると、タイヤ用ゴム組成物の混合性、加工性が悪化する。また、ジエン系ゴムの配合量が95重量%を超えると、弾性率を高くする効果が十分に得られない。また、ジエン系ゴムの一部が変性ゴムである場合、変性ゴムの配合量は、ゴム成分100重量%中、好ましくは20〜100重量%、より好ましくは50〜100重量%にするとよい。変性ゴムが20重量%未満であると、弾性率を高くする効果が十分に得られない。
熱可塑性ポリエステルエラストマーは、ジエン系ゴムに比べ弾性率が高いことに加え、空気入りタイヤの使用温度領域において、ヒステリシスロスが非常に小さいという特性を有している。このため、タイヤ用ゴム組成物に配合したときに、弾性率を高くすることにより走行時の繰り返し変形を小さくすると共に、ヒステリシスロスを小さくし低転がり性を達成する。
熱可塑性ポリエステルエラストマーとしては、結晶性ポリエステル系重合体単位をハードセグメントとし、脂肪族ポリエステル系重合体単位あるいはポリオキシアルキレン系重合体単位をソフトセグメントとするブロック共重合体が好ましい。なかでもポリオキシアルキレン系重合体単位をソフトセグメントとするものが好ましく、適度な柔軟性を有し、ジエン系ゴムとの混合加工性に優れる。
ハードセグメント成分である結晶性ポリエステル系重合体単位としては、例えばポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート等を例示することができる。なかでもポリブチレンテレフタレート、ポリブチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートが好ましい。
ソフトセグメント成分である脂肪族ポリエステル系重合体単位としては、例えばポリ(1,4−ブチレンアジペート)、ポリ(1,6−ヘキサンアジペート)、ポリカプロラクトン等が挙げられ、ポリオキシアルキレン系重合体単位としては、例えばポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシテトラメチレン等が挙げられる。
また、熱可塑性ポリエステルエラストマーは、融点が好ましくは170〜200℃、より好ましくは170〜190℃のものがよい。熱可塑性ポリエステルエラストマーの融点が170℃未満であると、得られるタイヤ用ゴム組成物が弾性率の温度依存性が大きくなり、高温領域で弾性率が低下しやすくなる。また、融点が170〜200℃のものを使用することにより、ゴム組成物のムーニー粘度を低くし、混合性及び加工性を向上することができる。なお、本発明において、熱可塑性ポリエステルエラストマーの融点は、示差走査熱量計(DSC)により昇温速度10℃/分の条件で測定する融解ピーク温度とする。
熱可塑性ポリエステルエラストマーの配合量は、ゴム成分100重量%中5〜40重量%であり、好ましくは20〜35重量%にする。熱可塑性ポリエステルエラストマーの配合量が5重量%未満であると、弾性率を高くしヒステリシスロスを小さくする効果が不十分になる。また、熱可塑性ポリエステルエラストマーの配合量が40重量%を超えると、タイヤ用ゴム組成物の混合性、加工性が悪化する。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、シリカを主成分とする補強性充填剤を用いる。シリカは、熱可塑性ポリエステルエラストマーとの親和性が高いので弾性率を高くしながら、ヒステリシスロスを悪化させることがない。シリカの種類は特に制限されるものではなく、タイヤ用ゴム組成物に通常使用されるものの中から選ぶことができる。
シリカの配合量は、ジエン系ゴムと熱可塑性ポリエステルエラストマーとを合計したゴム成分100重量部に対し、10〜100重量部であり、好ましくは40〜70重量部にするとよい。シリカの配合量が10重量部未満の場合、ゴム組成物の弾性率が不十分になる。また、シリカの配合量が100重量部を超えると、ゴム組成物の混合性、加工性が悪化する。
タイヤ用ゴム組成物は、シランカップリング剤をシリカ配合量の6〜10重量%、好ましくは6〜8重量%配合するとよい。シランカップリング剤の配合量が6重量%未満の場合、シリカの分散性が悪化すると共に、シリカとジエン系ゴムとの架橋が不十分になり、ゴム組成物の弾性率が低下する。シランカップリング剤の配合量が10重量%を超えると、材料コストが高くなると共に、ゴム組成物の引張り破断伸びが悪化する。
シランカップリング剤は、シリカ配合のゴム組成物に使用可能なものであればよく、例えばビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラサルファイド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラサルファイド、γ−グリシドオキシプロピル−トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル−トリメトキシシラン等を例示することができる。
本発明において、シリカ以外の補強性充填剤としては、タイヤ用ゴム組成物に通常用いられるものを任意成分として使用することができ、例えば、カーボンブラック、クレー、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪藻土、タルク、アルミナ、マイカ等を例示することができる。ただし、カーボンブラックの配合量は、ゴム成分100重量部に対し、0〜40重量部、好ましくは5〜20重量部にする。カーボンブラックの配合量が40重量部を超える場合には、ゴム組成物のヒステリシスロスが悪化し低転がり性を実現することができない。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、エステル系可塑剤を配合することにより、ジエン系ゴムと熱可塑性ポリエステルエラストマーと間の親和性を向上し分散性が改善され、高温領域における弾性率の低下を抑制し、組成物のムーニー粘度を低くして加工性を向上することができる。
エステル系可塑剤としては、特に制限されるものではないが、例えば、フタル酸エステル、アジピン酸エステル、セバシン酸エステル、トリメリット酸エステル、正リン酸エステル等を例示することができる。好ましくは、炭素数が6〜20の長鎖のアルキル基、アラルキル基、アルケニル基を有するものがよい。これらエステル系可塑剤は、単独又は複数で使用することができる。
本発明で使用するエステル系可塑剤は、フタル酸ジオクチル、シクロへキシルジカルボン酸イソノニル、オクチルフォスフェート、セバシン酸ジオクチル、アジピン酸ジオクチルが好ましく、なかでもセバシン酸ジオクチル、アジピン酸ジオクチルがよい。
エステル系可塑剤の配合量は、ゴム成分100重量部に対し3〜20重量部であり、好ましくは5〜10重量部にするとよい。エステル系可塑剤の配合量が3重量部未満では、加工性を向上することができない。また、エステル系可塑剤が20重量部を超えると、ブリードが発生する。
タイヤ用ゴム組成物には、加硫又は架橋剤、老化防止剤、可塑剤などのゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤を配合することができ、かかる添加剤は一般的な方法で混練してゴム組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は空気入りタイヤのトレッド部、サイドウォール部、ビード部等のケーシングコンパウンドや、各種被覆ゴム等に適用が可能である。特にアンダートレッド、ビードフィラー、リムクッション、ランフラット用サイド補強層として使用するとき低転がり性の優れた効果を発揮し、走行中の発熱を抑制し、燃費性能に優れた空気入りタイヤを得ることができる。
以下、実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
表1,2に示す配合からなる15種類のゴム組成物(実施例1〜10、従来例1,2、比較例1〜3)を、それぞれ硫黄及び加硫促進剤を除く成分を秤量し、バンバリータイプミキサーで、混合、混練してマスターバッチを得た。得られたマスターバッチをオープンロールに供し、硫黄及び加硫促進剤を加えた後、左右各10回切り返しすることにより、各ゴム組成物を得た。
得られた15種類のゴム組成物(実施例1〜10、従来例1,2、比較例1〜3)を15×15×0.2cmの金型中で160℃で20分間加硫して加硫ゴムシートを調製し、下記に示す方法により動的弾性試験を行ない貯蔵弾性率(E′)、損失正接(tanδ)を測定した。また、加工性の指標として6種類のゴム組成物(実施例2,6〜10)のムーニー粘度試験を下記に示す方法により行なった。
動的弾性(E′、tanδ)
動的弾性(E′、tanδ)
東洋精機製作所社製粘弾性スペクトロメーターを用いて、静的歪み10%、動的歪み±2%、周波数20Hzで動的弾性を測定し、温度20℃における貯蔵弾性率(E′)及び温度60℃における損失正接(tanδ)を測定した。得られた結果は、従来例1の値をそれぞれ100とする指数で表わし表1,2に示した。E′の指数が大きいほど弾性率が高く、tanδの指数が小さいほどヒステリシスロスが小さく低転がり性に優れることを意味する。
加工性(ムーニー粘度(ML1+4))
加工性(ムーニー粘度(ML1+4))
ゴム組成物をJIS K6300に準拠して、上島製作所社製ムーニー粘度計にてL型ロータ(38.1mm系、5.5mm厚)を使用し、100℃、予熱時間1分、ロータ回転時間4分、角速度0.209rad/sの条件で測定した。得られた結果は、実施例2の値を100とする指数で表わし表2に示した。この指数が小さいほど粘度が低く加工性に優れることを意味する。
なお、表1,2において使用した原材料の種類を下記に示す。
SBR:スチレンブタジエンゴム、日本ゼオン社製Nipol 1502
末端変性SBR1:末端にアミド基を有する変性スチレンブタジエンゴム(N−メチル−2−ピロリドンで末端変性した高ビニルSBR)、日本ゼオン社製Nipol NS116R
末端変性SBR2:末端にアミド基を有する変性スチレンブタジエンゴム、N−メチル−ε−カプロラクタムで末端変性した高ビニルSBRの試作品(日本ゼオン社製)
TPEE1:熱可塑性ポリエステルエラストマー、東レ・デュポン社製ハイトレル 4047(融点182℃)
TPEE2:熱可塑性ポリエステルエラストマー、東レ・デュポン社製ハイトレル 5077(融点202℃)
シリカ:デグサ社製VN−3
カーボンブラック:東海カーボン社製シースト3
シランカップリング剤:デグサ社製SI69
エステル系可塑剤:セバシン酸ジオクチル、大八化学工業社製DOS
アロマオイル:昭和シェル石油社製アロマ油4号
亜鉛華:正同化学工業社製酸化亜鉛3種
ステアリン酸:日本油脂社製ビーズステアリン酸
硫黄:細井化学社製油処理硫黄
加硫促進剤1:大内新興化学工業社製ノクセラーCZ-G
加硫促進剤2:大内新興化学工業社製ノクセラーD
SBR:スチレンブタジエンゴム、日本ゼオン社製Nipol 1502
末端変性SBR1:末端にアミド基を有する変性スチレンブタジエンゴム(N−メチル−2−ピロリドンで末端変性した高ビニルSBR)、日本ゼオン社製Nipol NS116R
末端変性SBR2:末端にアミド基を有する変性スチレンブタジエンゴム、N−メチル−ε−カプロラクタムで末端変性した高ビニルSBRの試作品(日本ゼオン社製)
TPEE1:熱可塑性ポリエステルエラストマー、東レ・デュポン社製ハイトレル 4047(融点182℃)
TPEE2:熱可塑性ポリエステルエラストマー、東レ・デュポン社製ハイトレル 5077(融点202℃)
シリカ:デグサ社製VN−3
カーボンブラック:東海カーボン社製シースト3
シランカップリング剤:デグサ社製SI69
エステル系可塑剤:セバシン酸ジオクチル、大八化学工業社製DOS
アロマオイル:昭和シェル石油社製アロマ油4号
亜鉛華:正同化学工業社製酸化亜鉛3種
ステアリン酸:日本油脂社製ビーズステアリン酸
硫黄:細井化学社製油処理硫黄
加硫促進剤1:大内新興化学工業社製ノクセラーCZ-G
加硫促進剤2:大内新興化学工業社製ノクセラーD
Claims (5)
- ジエン系ゴム60〜95重量%と熱可塑性ポリエステルエラストマー5〜40重量%からなるゴム成分100重量部に対し、シリカを10〜100重量部と共に、シランカップリング剤を前記シリカ配合量の6〜10重量%配合するタイヤ用ゴム組成物。
- 前記熱可塑性ポリエステルエラストマーの融点が170〜200℃である請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 前記ジエン系ゴムが、その末端にアミド基を有する変性ゴムを含む請求項1又は2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
- さらに、エステル系可塑剤を含有する請求項1,2又は3に記載のタイヤ用ゴム組成物。
- アンダートレッド、ビードフィラー、リムクッション、ランフラット用サイド補強層から選ばれる少なくとも1つの部材を、請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物により形成する空気入りタイヤ。
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