JP5614694B1 - 収納装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テーブル二台を組み合わせることで構成され、テーブルとセットの椅子をはじめとした物品等を収納し、また、地震等の災害時には園児などを避難させ外力から保護することのできる収納装置を提供する。【解決手段】一対のテーブル10、10a、10bの脚の側を対向させて組み合わせることで、すべての側面が板囲いで上方が開口した箱形の収納箱100が構成され、この収納箱100が、何れかのテーブルの天板を建屋の固定部Wに押し当てて配置され、一方のテーブルの脚の先端と、他方のテーブルの天板の裏面との間に、各テーブルの水平方向および上下方向へのズレを防止するズレ防止部材29が設けられ、建屋の固定部に一端が固定されたベルトの他端が、固定部から離れた側のテーブルを保持して、各テーブルの前後方向のズレを防止した。【選択図】図3
Description
本発明は、例えば、園児用のテーブル二台を組み合わせることで構成され、テーブルとセットの椅子等をはじめとした物品を収納し、又、地震等の災害時には園児などを避難させ外力から保護することのできる収納装置に関する。
従来から、保育園や幼稚園では、床面積を広くとるために、椅子やテーブルなどの備品を収納する収納スペースを設けていないことが多い。椅子やテーブルを片付ける必要があるときには、保育室の片隅に複数の椅子やテーブルをスタッキングして置くのが一般的である。
そのため、限られたスペースに効率良く複数の椅子を収納するために、上下方向に複数スタッキングして収納する、あるいは、前後方向(水平方向)に複数スタッキングして収納することができるように構成されている椅子が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そのため、限られたスペースに効率良く複数の椅子を収納するために、上下方向に複数スタッキングして収納する、あるいは、前後方向(水平方向)に複数スタッキングして収納することができるように構成されている椅子が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、複数スタッキングされた椅子は、地震等の振動により倒れる可能性があった。また、つかまり立ちを始めた乳児がスタッキングされた椅子につかまった場合には、スタッキングされた椅子が倒れてしまう危険性があった。また、地震等の災害時には園児などを避難させ外力から保護する必要があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、テーブル二台を組み合わせることで構成され、テーブルとセットの椅子をはじめとした物品等を収納し、また、地震等の災害時には園児などを避難させ外力から保護することのできる収納装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、一対のテーブルの脚の側を対向させて組み合わせることで、すべての側面が板囲いで上方が開口した箱形の収納箱が構成され、この収納箱が、何れかのテーブルの天板を建屋の固定部に押し当てて配置され、一方のテーブルの脚の先端と、他方のテーブルの天板の裏面との間に、各テーブルの水平方向および上下方向へのズレを防止するズレ防止部材が設けられ、建屋の固定部に一端が固定されたベルトの他端が、固定部から離れた側のテーブルを保持して、各テーブルの前後方向のズレを防止したことを特徴とする収納装置を用いた。
この場合において、前記ズレ防止部材が円錐状の突起を備え、この突起が嵌合する円錐状の凹所が前記脚柱の先端面に設けられていてもよい。
また、前記テーブルが天板と脚板を一体にL字形に形成されていてもよい。
また、前記固定部から離れた側のテーブルの脚板に、前記ベルトが貫通する孔があけられ、前記ベルトの他端が、当該脚板の表面側から当該孔を貫通し、この脚板の裏面に固定されて、当該テーブルを保持することを特徴とするものでもよい。
また、前記固定部に押し当てられたテーブルの脚板に、前記ベルトが貫通する孔があけられ、かつ前記固定部から離れた側のテーブルの天板の裏面に係止部が配置され、前記ベルトの他端が、当該脚板の表面側から当該孔を貫通し、前記天板の裏面で前記係止部に巻かれた後に、この脚板の裏面に固定されて、当該テーブルを保持することを特徴とするものでもよい。
また、前記固定部に押し当てられたテーブルの脚板に、前記ベルトが貫通する孔があけられ、かつ前記固定部から離れた側のテーブルの天板の裏面に係止部が配置され、前記ベルトの他端が、当該脚板の表面側から当該孔を貫通し、前記天板の裏面で前記係止部に巻かれた後に、この脚板の裏面に固定されて、当該テーブルを保持することを特徴とするものでもよい。
また、天板の一辺に当該天板と同一幅の脚板を一体に有し、この脚板と前記天板とをL字形に形成し、他辺に脚柱を有するテーブルを備え、このテーブルの天板の裏面に、一対のテーブルの脚の側を対向させて組み合わせることで、すべての側面が板囲いで上方が開口した箱形の収納箱を構成する際に、別の共通形態のテーブルの前記脚柱と係り合うズレ防止部材を備えていてもよい。
また、前記ズレ防止部材が円錐状の突起を備え、この突起が嵌合する円錐状の凹所が前記脚柱の先端面に設けられていてもよい。
本発明によれば、テーブル二台が組み合わせられることで収納箱を形成し、収納箱は、建屋の固定部に一端が固定されたベルトの他端が固定部から離れた側のテーブルを保持することで建屋に固定されるため、収納箱は、建屋に密着し、建屋の固定部からずれることがない。また、本発明によれば、すべての側面が板囲いとなっているため、地震等の災害時には収納箱内に園児などを避難させ、外力から保護できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1、図2は、本実施形態に係るテーブル10を示す図である。
このテーブル10は、天板11と、この天板11の幅W1と同一の幅W1を有する板状脚12と、2本の円柱状脚13とで構成されている。
図2は、テーブル10を裏面から見た分解斜視図である。
天板11と板状脚12とは、2つのL字結合部材22、22により連結されている。L字結合部材22、22は、直角な面を有し、一の面22eを天板11の裏面11aに固定し、他の面22fを板状脚12の内側12cに固定する。L字結合部材22、22は、4箇所のネジ22a、22a…により、天板11の裏面11aにネジ止めされる。板状脚12の上端には、6箇所のダボ16、16…が備えられ、ダボ16、16…は、天板11の裏面11aの6箇所のダボ穴21、21…に嵌め込まれる。L字結合部材22、22の面22fは、板状脚12の内側12cに当接し、この板状脚12と、L字結合部材22、22とが、ネジ27により結合される。具体的には、ネジ27は、ネジ孔22bを貫通し、ネジ穴20に結合される。天板11と板状脚12との結合角は、L字結合部材22、22により、直角が保障される。
図1、図2は、本実施形態に係るテーブル10を示す図である。
このテーブル10は、天板11と、この天板11の幅W1と同一の幅W1を有する板状脚12と、2本の円柱状脚13とで構成されている。
図2は、テーブル10を裏面から見た分解斜視図である。
天板11と板状脚12とは、2つのL字結合部材22、22により連結されている。L字結合部材22、22は、直角な面を有し、一の面22eを天板11の裏面11aに固定し、他の面22fを板状脚12の内側12cに固定する。L字結合部材22、22は、4箇所のネジ22a、22a…により、天板11の裏面11aにネジ止めされる。板状脚12の上端には、6箇所のダボ16、16…が備えられ、ダボ16、16…は、天板11の裏面11aの6箇所のダボ穴21、21…に嵌め込まれる。L字結合部材22、22の面22fは、板状脚12の内側12cに当接し、この板状脚12と、L字結合部材22、22とが、ネジ27により結合される。具体的には、ネジ27は、ネジ孔22bを貫通し、ネジ穴20に結合される。天板11と板状脚12との結合角は、L字結合部材22、22により、直角が保障される。
2本の円柱状脚13は、ネジ13aにより、それぞれ円柱状脚固定部材31、31に固定される。円柱状脚固定部材31、31は、それぞれ4つのネジ31b、31b…により、天板11の裏面11aにネジ止めされている。
本実施形態によれば、2本の円柱状脚13の先端に、それぞれ円錐状凹部13b、13bが形成されている。また、L字結合部材22、22の天板11の長手方向の側面11b側の横隣には、それぞれ円錐状凸部29、29が設けられている。
円錐状凸部29、29とL字結合部材22、22との間には、円柱状脚13、13の底面の半径の長さ13c、13cから、円錐状凹部13b、13bの底面の半径の長さ13d、13dを引いた長さよりも長い間隔が設けられている。
円錐状凸部29、29の中心軸と円錐状凹部13b、13bの中心軸とは、天板11の長手方向の側面11bと平行な軸線上に位置している。円錐状凸部29、29の中心軸は、天板11の短手方向の側面11cから寸法Aだけ離れた、側面11cと平行な軸線上に位置している。円錐状凹部13b、13bの中心軸は、天板11の短手方向の側面11dから上記寸法Aだけ離れた、側面11dと平行な軸線上に位置している。円錐状凸部29、29の中心軸間のピッチと、円錐状凹部13b、13bの中心軸間のピッチとは一致している。
また、天板11aの裏面11aには、中央部に持ち運び時に指をかけるための窪みが形成されている。
本実施形態によれば、2本の円柱状脚13の先端に、それぞれ円錐状凹部13b、13bが形成されている。また、L字結合部材22、22の天板11の長手方向の側面11b側の横隣には、それぞれ円錐状凸部29、29が設けられている。
円錐状凸部29、29とL字結合部材22、22との間には、円柱状脚13、13の底面の半径の長さ13c、13cから、円錐状凹部13b、13bの底面の半径の長さ13d、13dを引いた長さよりも長い間隔が設けられている。
円錐状凸部29、29の中心軸と円錐状凹部13b、13bの中心軸とは、天板11の長手方向の側面11bと平行な軸線上に位置している。円錐状凸部29、29の中心軸は、天板11の短手方向の側面11cから寸法Aだけ離れた、側面11cと平行な軸線上に位置している。円錐状凹部13b、13bの中心軸は、天板11の短手方向の側面11dから上記寸法Aだけ離れた、側面11dと平行な軸線上に位置している。円錐状凸部29、29の中心軸間のピッチと、円錐状凹部13b、13bの中心軸間のピッチとは一致している。
また、天板11aの裏面11aには、中央部に持ち運び時に指をかけるための窪みが形成されている。
板状脚12の下端12aの中央(幅W1の中央部)には、平面ファスナー挿入溝18aが設けられ、板状脚12の上端12bの中央には、平面ファスナー挿入溝18bが設けられている。板状脚12の内側12cには、平面ファスナー挿入溝18aと平面ファスナー挿入溝18bの間に位置して、平面ファスナー固定部19が備えられている。また、板状脚12の下端12aには、一対の保護シート15、15が設けられている。
2つの円柱状脚固定部材31、31間には、平面ファスナー掛けピン(係止部)32が架け渡されている。平面ファスナー掛けピン32は、平面ファスナー固定部19と対応し、天板11の幅W1の中央部に位置している。
2つの円柱状脚固定部材31、31間には、平面ファスナー掛けピン(係止部)32が架け渡されている。平面ファスナー掛けピン32は、平面ファスナー固定部19と対応し、天板11の幅W1の中央部に位置している。
図3は、本発明を適用した実施形態に係る収納装置1の組み立て手順を示した斜視図である。
まず、収納箱100を組み立てる工程について、説明する。
収納装置1は、上端部が開口する収納箱100を備え、この収納箱100は、一対のテーブル10a、10bを組み合わせて構成されている。それぞれのテーブル10a、10bは、上記テーブル10と同一の構成である。
建屋の壁面Wに予め長尺の固定具2が固定され、固定具2には一対の固定バンド3a、3bが連結されている。固定バンド3a、3bの先端には、それぞれ平面ファスナー4a、4bが連結されている。
長尺の固定具2に重ねてテーブル10aが配置され、このテーブル10aに組み合わせてテーブル10bが配置されている。テーブル10aの天板11の表面11cは、建屋の固定部(壁面W)に押し当てて配置される。このテーブルの組み合わせ時には、壁面W側のテーブル10aの円柱状脚13,13の円錐状凹部13bに、手前(固定部から離れた側)のテーブル10bの円錐状凸部29が嵌合される。また、手前のテーブル10bの円柱状脚13,13の円錐状凹部13bに、壁面W側のテーブル10aの円錐状凸部29が嵌合される。
円錐状凸部29は、テーブル組み合わせ時に、テーブル10の水平方向および上下方向へのズレを防止するズレ防止部材を構成する。
まず、収納箱100を組み立てる工程について、説明する。
収納装置1は、上端部が開口する収納箱100を備え、この収納箱100は、一対のテーブル10a、10bを組み合わせて構成されている。それぞれのテーブル10a、10bは、上記テーブル10と同一の構成である。
建屋の壁面Wに予め長尺の固定具2が固定され、固定具2には一対の固定バンド3a、3bが連結されている。固定バンド3a、3bの先端には、それぞれ平面ファスナー4a、4bが連結されている。
長尺の固定具2に重ねてテーブル10aが配置され、このテーブル10aに組み合わせてテーブル10bが配置されている。テーブル10aの天板11の表面11cは、建屋の固定部(壁面W)に押し当てて配置される。このテーブルの組み合わせ時には、壁面W側のテーブル10aの円柱状脚13,13の円錐状凹部13bに、手前(固定部から離れた側)のテーブル10bの円錐状凸部29が嵌合される。また、手前のテーブル10bの円柱状脚13,13の円錐状凹部13bに、壁面W側のテーブル10aの円錐状凸部29が嵌合される。
円錐状凸部29は、テーブル組み合わせ時に、テーブル10の水平方向および上下方向へのズレを防止するズレ防止部材を構成する。
本実施の形態によれば、円柱状脚13、13に備えられた円錐状凹部13b、13b、及び、相対するテーブル10の円錐状凸部29,29が、共に円錐状になっているため、凹部に凸部を嵌め込みやすく、一対のテーブル10を組み合わせやすい。
また、本実施の形態によれば、凹部及び凸部が円錐状であり、凹部と凸部の嵌め込みが容易であるから、仮に円柱状脚13、13に備えられた円錐状凹部13b、13bの中心軸と、天板11の裏面11aに備えられた円錐状凸部29,29の中心軸がずれていたとしても、一対のテーブル10を容易に組み合わせることができる。そのため、テーブル10及び円柱状脚13の製造管理に過度の負担がかからない。
また、本実施の形態によれば、凹部及び凸部が円錐状であり、凹部と凸部の嵌め込みが容易であるから、仮に円柱状脚13、13に備えられた円錐状凹部13b、13bの中心軸と、天板11の裏面11aに備えられた円錐状凸部29,29の中心軸がずれていたとしても、一対のテーブル10を容易に組み合わせることができる。そのため、テーブル10及び円柱状脚13の製造管理に過度の負担がかからない。
次に、図3における収納箱100を壁面Wに固定する際の工程について説明する。
収納箱100は、固定バンド3a、3bにより壁面Wに固定される。
図3を参照すると、固定具2は、壁面Wの任意の位置、かつ、床面Fから所定の高さの位置に取り付けられる。壁面Wの任意の位置、かつ、床面Fから所定の高さの位置とは、収納装置1を壁面Wに固定するために、予め固定具2が取り付けられている位置である。
固定具2には、固定バンド3a、3bが取り付けられている。固定バンド3a、3bには、先端部に、平面ファスナー4a、4bが形成されている。
図3中のテーブル10bにあるように、板状脚12の内側の面には、床面Fからの高さが、固定具2の床面Fからの高さと同じ位置にフック/ループ式の平面ファスナー固定部19が取り付けられている。
一対のテーブル10が組み合わされ、収納箱100となった後、固定バンド3bおよび平面ファスナー4bは、平面ファスナー挿入孔18bに、テーブル10の板状脚12の外側から挿入され(矢印A方向)、平面ファスナー挿入孔18b挿入後に板状脚12の内側で、固定具2側に、折り曲げ、引き戻され(矢印B方向)、平面ファスナー固定部19に固定される。
収納箱100は、固定バンド3a、3bにより壁面Wに固定される。
図3を参照すると、固定具2は、壁面Wの任意の位置、かつ、床面Fから所定の高さの位置に取り付けられる。壁面Wの任意の位置、かつ、床面Fから所定の高さの位置とは、収納装置1を壁面Wに固定するために、予め固定具2が取り付けられている位置である。
固定具2には、固定バンド3a、3bが取り付けられている。固定バンド3a、3bには、先端部に、平面ファスナー4a、4bが形成されている。
図3中のテーブル10bにあるように、板状脚12の内側の面には、床面Fからの高さが、固定具2の床面Fからの高さと同じ位置にフック/ループ式の平面ファスナー固定部19が取り付けられている。
一対のテーブル10が組み合わされ、収納箱100となった後、固定バンド3bおよび平面ファスナー4bは、平面ファスナー挿入孔18bに、テーブル10の板状脚12の外側から挿入され(矢印A方向)、平面ファスナー挿入孔18b挿入後に板状脚12の内側で、固定具2側に、折り曲げ、引き戻され(矢印B方向)、平面ファスナー固定部19に固定される。
図3中のテーブル10aの板状脚12の内側の面にも、同様に、床面Fからの高さが、固定具2の床面Fからの高さと同じ位置にフック/ループ式の平面ファスナー固定部19が取り付けられている。
一対のテーブル10が組み合わされ、収納箱100となった後、固定バンド3aおよび平面ファスナー4aは、平面ファスナー挿入孔18aに、テーブル10の板状脚12の外側から挿入される(矢印C方向)。
板状脚12の外側から平面ファスナー挿入孔18aに挿入された平面ファスナー4aは、平面ファスナー掛けピン32と天板11の裏面11aとの間を通り、板状脚12の内側で、固定具2側に、折り曲げ、引き戻され(矢印D方向)、平面ファスナー固定部19に固定される。
一対のテーブル10が組み合わされ、収納箱100となった後、固定バンド3aおよび平面ファスナー4aは、平面ファスナー挿入孔18aに、テーブル10の板状脚12の外側から挿入される(矢印C方向)。
板状脚12の外側から平面ファスナー挿入孔18aに挿入された平面ファスナー4aは、平面ファスナー掛けピン32と天板11の裏面11aとの間を通り、板状脚12の内側で、固定具2側に、折り曲げ、引き戻され(矢印D方向)、平面ファスナー固定部19に固定される。
本実施の形態によれば、上述のように、円柱状脚13、13に備えられた円錐状凹部13b、13bに、相対するテーブル10の円錐状凸部29,29が嵌め込まれることで、一対のテーブル10が組み合わされた後、各テーブル10が水平方向および上下方向へずれることを防止することができる。また、平面ファスナー4a、4bを用いて、テーブル10bをテーブル10aに固定することで、各テーブル10が前後方向にズレを生じることを防止することができる。
そのため、本実施の形態によれば、各テーブル10が収納箱100として固定部2に固定された場合、各テーブル10は、水平方向および上下方向でずれることはなく、かつ、前後方向にずれることもない。
そのため、本実施の形態によれば、各テーブル10が収納箱100として固定部2に固定された場合、各テーブル10は、水平方向および上下方向でずれることはなく、かつ、前後方向にずれることもない。
また、一対のテーブル10を組み合わせた収納箱100は、図4に示すように、一対のテーブル10の天板11を一対の側板とし、一対のテーブル10の板状脚12を一対の端板として、上端部に開口101を有する。
すなわち、収納箱100は、四方をテーブル10の天板11,11及び、板状脚12,12で覆われているため、収納箱100の内部に四方からの外力が加わらない所謂シェルターとして使用できる。
そのため、収納装置100の内部には、テーブル10とセットで使用される複数の椅子を、上下方向に積み重ねるとともに水平方向に並べて収容可能とする。また、テーブル10とセットで使用される複数の椅子に限らず、様々な物品が収容可能である。
また、収納箱100は、四方をテーブル10の天板11,11及び、板状脚12,12で覆われており、収納箱100の内部には、四方からの外力が加わらないため、地震等の災害時など、万一の事態の際には、園児を収納箱100の内部に避難させ、外力から保護することも可能である。
すなわち、収納箱100は、四方をテーブル10の天板11,11及び、板状脚12,12で覆われているため、収納箱100の内部に四方からの外力が加わらない所謂シェルターとして使用できる。
そのため、収納装置100の内部には、テーブル10とセットで使用される複数の椅子を、上下方向に積み重ねるとともに水平方向に並べて収容可能とする。また、テーブル10とセットで使用される複数の椅子に限らず、様々な物品が収容可能である。
また、収納箱100は、四方をテーブル10の天板11,11及び、板状脚12,12で覆われており、収納箱100の内部には、四方からの外力が加わらないため、地震等の災害時など、万一の事態の際には、園児を収納箱100の内部に避難させ、外力から保護することも可能である。
各テーブル10が収納箱100として固定部2に固定された場合に各テーブル10が水平方向および上下方向へズレることを防止するという観点に関して、本実施の形態においては、一方のテーブル10に備えられた円錐状凹部13b、13bを先端に有する円柱状脚13、13と、相対するテーブル10の裏面11aに備えられた円錐状凸部29、29の組み合わせにより、各テーブル10の水平方向および上下方向へのズレを防止する。
もっとも、各テーブルを組み合わせた際に、各テーブルの水平方向および上下方向へのズレを防止することができればよいのであるから、本実施の形態に限らず、例えば、一方のテーブルに備えられた円柱状凹部を先端に有する円柱状脚と、相対するテーブルの裏面に備えられた円柱状凸部の組み合わせなど、凹部を先端に有する脚の凹部と相対するテーブルの裏面に備えられた凸部が嵌め込まれる構造であればよい。
また、例えば、相対するテーブルの裏面に、一方のテーブルの脚の先端を受ける受け部の四方を覆うように囲う凸部を設けてもよい。
また、円柱状脚13は、1脚であってもよい。
また、円柱状脚13は、例えば、四角の柱状でもよい。
また、平面ファスナー掛けピン32の構成を維持することができるのであれば、円柱状脚13,13の代わりに、板状脚であってもよい。
もっとも、各テーブルを組み合わせた際に、各テーブルの水平方向および上下方向へのズレを防止することができればよいのであるから、本実施の形態に限らず、例えば、一方のテーブルに備えられた円柱状凹部を先端に有する円柱状脚と、相対するテーブルの裏面に備えられた円柱状凸部の組み合わせなど、凹部を先端に有する脚の凹部と相対するテーブルの裏面に備えられた凸部が嵌め込まれる構造であればよい。
また、例えば、相対するテーブルの裏面に、一方のテーブルの脚の先端を受ける受け部の四方を覆うように囲う凸部を設けてもよい。
また、円柱状脚13は、1脚であってもよい。
また、円柱状脚13は、例えば、四角の柱状でもよい。
また、平面ファスナー掛けピン32の構成を維持することができるのであれば、円柱状脚13,13の代わりに、板状脚であってもよい。
各テーブル10が収納箱100として固定部2に固定された場合に各テーブル10が前後方向へズレることを防止するという観点に関して、本実施の形態においては、各テーブル10は、固定バンド3bおよび平面ファスナー4bを平面ファスナー挿入孔18bに、テーブル10の板状脚12の外側から挿入し、板状脚12の内側で、固定具2側に、折り曲げ、引き戻され、平面ファスナー固定部19に固定する。同時に、固定バンド3aおよび平面ファスナー4aを平面ファスナー挿入孔18aに、テーブル10の板状脚12の外側から挿入し、平面ファスナー掛けピン32と天板11の裏面11aとの間を通し、板状脚12の内側で、固定具2側に、折り曲げ、引き戻され、平面ファスナー固定部19に固定する。
もっとも、各テーブル10が前後方向にズレを生じることを防止できればよいのであるから、例えば、固定バンド3a、3bおよび平面ファスナー4a、4bの代わりに紐を用い、平面ファスナー固定部19の代わりに紐を縛りつける等の固定用突起を用いるなど、固定バンド3a、3bおよび平面ファスナー4a、4bの代わりに柔軟性や耐久力のある素材を用いてもよい。
また、例えば、固定部2に強力な磁石を備え、固定部2側と対向する位置にあるテーブル10bに固定部2に備えた磁石と引き合う磁石を備えることで、前後方向にズレを生じることを防止する手段を用いてもよい。
また、平面ファスナー掛けピン32は、固定バンド3aおよび平面ファスナー4aを引っ掛けることができればよいのであるから、必ずしもピンでなくとも、固定バンド3aおよび平面ファスナー4aを引っ掛けることができるものに変更が可能である。
もっとも、各テーブル10が前後方向にズレを生じることを防止できればよいのであるから、例えば、固定バンド3a、3bおよび平面ファスナー4a、4bの代わりに紐を用い、平面ファスナー固定部19の代わりに紐を縛りつける等の固定用突起を用いるなど、固定バンド3a、3bおよび平面ファスナー4a、4bの代わりに柔軟性や耐久力のある素材を用いてもよい。
また、例えば、固定部2に強力な磁石を備え、固定部2側と対向する位置にあるテーブル10bに固定部2に備えた磁石と引き合う磁石を備えることで、前後方向にズレを生じることを防止する手段を用いてもよい。
また、平面ファスナー掛けピン32は、固定バンド3aおよび平面ファスナー4aを引っ掛けることができればよいのであるから、必ずしもピンでなくとも、固定バンド3aおよび平面ファスナー4aを引っ掛けることができるものに変更が可能である。
10、10a、10b テーブル
11 天板
11a 裏面
12 板状脚
13 円柱状脚
13b 円錐状凹部
22 L字結合部材
29 円錐状凸部(ズレ防止部材)
32 平面ファスナー掛けピン(係止部)
100 収納箱
W 壁面(固定部)
11 天板
11a 裏面
12 板状脚
13 円柱状脚
13b 円錐状凹部
22 L字結合部材
29 円錐状凸部(ズレ防止部材)
32 平面ファスナー掛けピン(係止部)
100 収納箱
W 壁面(固定部)
Claims (7)
- 一対のテーブルの脚の側を対向させて組み合わせることで、すべての側面が板囲いで上方が開口した箱形の収納箱が構成され、この収納箱が、何れかのテーブルの天板を建屋の固定部に押し当てて配置され、一方のテーブルの脚の先端と、他方のテーブルの天板の裏面との間に、各テーブルの水平方向および上下方向へのズレを防止するズレ防止部材が設けられ、建屋の固定部に一端が固定されたベルトの他端が、固定部から離れた側のテーブルを保持して、各テーブルの前後方向のズレを防止したことを特徴とする収納装置。
- 前記ズレ防止部材が円錐状の突起を備え、この突起が嵌合する円錐状の凹所が前記テーブルの脚の先端面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
- 前記テーブルが天板と脚板を一体にL字形に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納装置。
- 前記固定部から離れた側のテーブルの脚板に、前記ベルトが貫通する孔があけられ、前記ベルトの他端が、当該脚板の表面側から当該孔を貫通し、この脚板の裏面に固定されて、当該テーブルを保持することを特徴とする請求項3に記載の収納装置。
- 前記固定部に押し当てられたテーブルの脚板に、前記ベルトが貫通する孔があけられ、かつ前記固定部から離れた側のテーブルの天板の裏面に係止部が配置され、前記ベルトの他端が、当該脚板の表面側から当該孔を貫通し、前記天板の裏面で前記係止部に巻かれた後に、この脚板の裏面に固定されて、当該テーブルを保持することを特徴とする請求項3又は4に記載の収納装置。
- 天板の一辺に当該天板と同一幅の脚板を一体に有し、この脚板と前記天板とをL字形に形成し、他辺に脚柱を有するテーブルを備え、このテーブルの天板の裏面に、一対のテーブルの脚の側を対向させて組み合わせることで、すべての側面が板囲いで上方が開口した箱形の収納箱を構成する際に、別の共通形態のテーブルの前記脚柱と係り合うズレ防止部材を備えたことを特徴とするテーブル装置。
- 前記ズレ防止部材が円錐状の突起を備え、この突起が嵌合する円錐状の凹所が前記テーブルの脚の先端面に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のテーブル装置。
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