JP2014014582A - 椅子の収納装置 - Google Patents

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安裕 浅井
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Abstract

【課題】複数の椅子を安全に収納することができる椅子の収納装置を提供する。
【解決手段】一対の机10の天板11を一対の側板とし、机10の脚13の先端13Aを相対する机10の天板11の裏面11Aに対向させて各脚12,13を一対の端板として、上端部を開口する椅子の収納箱100を形成し、この収納箱100の内側の下部に机10の脚12,13同士を連結する連結板14を横並びに位置させて、一対の連結板14を跨ぐように椅子20を収納し、かつ複数の椅子20を上下に積み重ねて収納する。
【選択図】図8

Description

本発明は、椅子を収納する収納装置に関する。
従来、限られたスペースに効率良く複数の椅子を収納するために、上下方向に複数スタッキングして収納する、あるいは、前後方向(水平方向)に複数スタッキングして収納することができるように構成されている椅子が知られている(例えば、特許文献1参照)。保育園や幼稚園では、床面積を広くとるために、椅子や机などの備品を収容する収納スペースを設けていないことが多い。そのため、椅子や机を片付ける必要があるときには、保育室の片隅に複数の椅子や机をスタッキングして置くのが一般的である。
特開2011−136101号公報
しかしながら、複数スタッキングされた椅子は、地震等の振動により倒れる可能性があった。また、つかまり立ちを始めた乳児がスタッキングされた椅子につかまった場合には、スタッキングされた椅子が倒れてしまう危険性があった。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、複数の椅子を安全に収納することができる椅子の収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一対の机の天板を一対の側板とし、前記机の脚の先端を相対する机の前記天板の裏面に対向させて前記各脚を一対の端板として、上端部を開口する椅子の収納箱を形成し、この収納箱の内側の下部に前記机の脚同士を連結する連結板を横並びに位置させて、一対の連結板を跨ぐように椅子を収納し、かつ複数の椅子を上下に積み重ねて収納する、ことを特徴とする。
また、上記の収納装置であって、前記各机が前記天板の両端部に板状の脚を有する同一形状を備え、前記板状の脚同士が重なり合って前記収納箱の前記端板が形成されていることを特徴とする。
また、上記の収納装置であって、前記机の一方の脚と前記連結板との間に段差部を設け、前記机の他方の脚に、前記机の脚の先端を相対する机の前記天板の裏面に対向させた際に前記段差部に係合するスリットを設けたことを特徴とする。
また、上記の収納装置であって、一方の前記机の天板を壁面に対向させて配置し、前記机を前記壁面に取り付けられた固定バンドで前記壁面に固定し、前記固定バンドの先端部に、前記固定バンドを前記机の脚の内側に着脱自在に固定する固定部材と、前記先端部の変形を抑える硬質部材と、を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、一対の机を用いて収納箱を形成し、この机の中に椅子を収納するとともに、椅子で机同士を連結させることができ、複数の椅子を重ねて安全に収納することができる。
本発明を適用した実施形態に係る収納装置の構成を示す斜視図である。 収納装置を構成する椅子と机を示す斜視図である。 机の構成を示す斜視図である。 机の分解斜視図であり、(A)は天板に足を固定する状態を示す図、(B)は脚を連結板で連結する状態を示す図である。 机の固定方法を示す図である。 収納装置の組み立て手順を示す図である。 収納装置の組み立て手順を示す図である。 収納装置の平面図である。 収納装置の断面図である。 固定具の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係る収納装置1の構成を示す図である。収納装置1は、図1に示すように、1対の机10と、複数の椅子20とから構成されている。収納装置1は、保育園や幼稚園で乳幼児用の椅子20を安全に収納するために好適に用いることができる。収納装置1は、一対の机10を組み合わせて上端部が開口する収納箱100を形成し、この収納箱100の内側に、複数の椅子20を、上下方向に積み重ねるとともに水平方向に並べて収容可能とするものである。収納装置1は、詳細については後述するが、壁面Wに予め固定されている固定具2の固定バンド3により壁面Wに固定可能な構成である。
図2は、机10、及び、椅子20の使用時の構成を示す図である。各机10は、天板11の長さL1方向の両端部に板状の脚12,13を有する同一形状に形成されている。机10の幅W1方向の両端部は開口し、この開口に対向するように、机10の両側にそれぞれ3脚の椅子が配置される。机10の長さL1、及び、椅子20の横幅W2は、机10の長さL1内に3脚の椅子20を並べて配置することができる寸法に設定されている。このように、各机10には、園児が6人ずつ着席できるように構成され、収納装置1は、2台の机10と、12脚の椅子20と、から構成されている。
図3は、机10を斜め下方から視た図である。机10は、詳細については後述するが、天板11の裏面11Aに設けられた固定部15A,15Bに脚12,13をだぼ接ぎにより連結して形成される。天板11は、脚12,13の上端面に載置され、天板11の表面11Fと、脚12,13の外側の面とが連続する面となるように互いに固定されて、机10を形成している。天板11の両端部は、天板11の表面11Fから脚12,13の外側の面に略連続する円弧状に加工されている。
また、机10の内側、つまり、天板11及び脚12,13で囲まれた空間内には、脚12,13同士を連結する連結板14が設けられる。連結板14は、天板11及び脚12,13に垂直に配置される。連結板14の上端14Bと、天板11の裏面11Aとの間には、隙間寸法G2の間隙35が設けられている。また、連結板14は、一方の脚12に、連結板固定部17により固定される。連結板固定部17は、連結板14を一方の脚12から間隙G1離れた位置に固定し、連結板14と一方の脚12との間には、連結板14に対して段差を有する段差部18が形成される。連結板14は、天板11の幅W1方向の中心よりも、机10の下端部11E側に寄せて設けられる。なお、机10の下端部11Eとは、一対の机10を組み合わせて収納箱100を形成した際に、床面Fに対向する端部である。また、連結板14は、高さH2が、机10の高さH1の半分よりも低く形成されている。詳述すると、連結板14の高さH2は、連結板14の下端14Aが机10の高さ方向の中心位置に配置されるとともに、上端14Bと天板11の裏面11Aとの間に隙間寸法G2の間隙35が形成される高さに形成されている。
他方の脚13には、先端13Aに連通し、机10の高さ方向に延びるスリット19が形成されている。スリット19は、脚12に固定された連結板固定部17に対応する位置に形成されている。また、スリット19のスリット幅W5は、連結板固定部17の板厚T1よりも若干広く形成されている。また、スリット19の高さH3は、机10の高さH1の半分から固定部15A,15Bの高さH4を差し引いた高さに形成される。
脚12,13の先端12A,13Aには、例えばフェルト素材から形成された干渉部材12B,13Bが取り付けられている。干渉部材12B,13Bは、机10の幅W1方向に亘って、連続してもうけられている構成であっても良いし、或いは、互いに間隔を開けて複数設けられている構成であっても良い。
また、天板11の裏面11Aには、机10を持ち上げる際に取っ手となる凹部11Bが複数設けられている。また、机10には、収納箱100を形成する際に、床面Fと接する下端面の複数箇所に、床面Fに傷がつくのを防止するための干渉部材9が取り付けられている構成であっても良い。
図4は、机10の組み立て工程を示す分解斜視図であり、図4(A)は天板11と脚12,13とを固定する際の机10の状態を示す図、図4(B)は脚12,13を連結板14で連結する際の机10の状態を示す図である。
図4(A)に示すように、天板11の裏面11Aには、天板11の両端から脚12,13の板厚T2離れた位置に固定部15A,15Bが固定されている。固定部15A,15Bは、例えば、天板11の裏面11Aに接着により固定されている構成とすることができる。固定部15A,15Bには、脚12,13に対向する面にだぼ穴6が複数形成されている。
一対の机10を組み合わせて収納箱100を形成する際に、対向する机10の脚13の先端13Aが当接する固定部15Aの幅W3は、固定部15Bの幅W4よりも幅広に形成されている。
脚12,13の内側の面には、だぼ穴6に対応する位置に、だぼ5が取り付けられている。だぼ5と、だぼ穴6とは、だぼ5をだぼ穴6に挿入可能に形成される。脚12,13は、だぼ5を、天板11の固定部15A,15Bに設けられただぼ穴6に挿入することで、天板11と連結される。
また、脚12の内側の面には、脚12を天板11に連結した際に、固定部15A間に配置される支持部16が設けられている。また、脚12の内側の面には、支持部16と同じ板幅、同じ板厚の板材から形成され、天板11に平行に設けられた連結板固定部17が支持部16の下端部に略垂直に連結されて設けられている。なお支持部16は、詳細については後述するが、連結板14に椅子20を載置し連結板固定部17に荷重がかけられた際に、連結板固定部17を支持する補強部材としての機能を有する。
図4(B)に示すように、連結板固定部17には、だぼ7が、机10の上端方向に突出させて設けられている。図示は省略するが、脚13の内側の面には、連結板固定部17と机10の幅W1方向の同じ位置に、だぼ7を備えた第2の連結板固定部17Bが設けられている。連結板14には、連結板固定部17及び第2の連結板固定部17B(図6参照)のだぼ7に対応する位置にだぼ穴8が形成されている。連結板14は、だぼ7を、だぼ穴8に挿入して椅子12,13に連結される。また、連結板14には、だぼ穴8と並べて、ねじ31を挿入するねじ孔8Bが設けられる。連結板固定部17、及び、第2の連結板固定部17Bの、ねじ孔8Bに対応する位置には、だぼ7が設けられておらず、連結板14は、ねじ孔8Bに挿入したねじ31により、連結板固定部17、及び、第2の連結板固定部17Bにねじ止めされる。
連結板14をねじ31により連結板固定部17、及び、第2の連結板固定部17Bに固定することで、天板11と脚12,13とを連結するだぼ5とだぼ穴6との間に水平力が加わえられる。これにより、だぼ5とだぼ穴6との間を接着剤により接着する等して固定することなく、天板11と脚12,13とを連結することができる。この構成によれば、だぼ5をだぼ穴6に挿入し、天板11と脚12,13とを仮止めして、脚12,13に連結板14をねじ31で固定することで、天板11、脚12,13、及び、連結板14を連結させることができる。よって、机10の組み立て作業性を向上することができる。
連結板14は、一端14Cが連結板固定部17により、一方の脚12から間隙G3離れた位置に固定される。これにより、一方の脚12と、連結板14の一端14Cとの間には、上述した段差部18が形成される。また、連結板14の他端14Dは、他方の脚13の内側の面に近接させて、第2の連結板固定部17Bにより、他方の脚13に連結される(図6参照)。なお、第2の連結板固定部17Bは、図6に示すように、他方の脚13に設けられたスリット19に近接させて、一列にそろえ並べて設けられる。
次に、収納装置1を組み立てる工程、及び、収納装置1を壁面Wに固定する際の工程について、図5〜図9を用いて説明する。
図5に示すように、まず、一対の机10のどちらか一方を、天板11の表面11Fが壁面Wに対向し、且つ、壁面Wの所定位置に対して表面11Fを押し当てるように、配置する。なお、壁面Wの所定位置とは、収納装置1を壁面Wに固定するために、予め固定具2が取り付けられている位置である。この時、机10は、天板11の裏面11Aに設けられた凹部11Bに手をかけて壁面Wに立てかけられることで、天板11の下端部11Eが床面Fに対向するように構成されている。この構成によれば、収納装置1を組み立てる際に、机10の方向を考えることなく、直観的に机10を正しい方向に立ち上げることができる。
次に、机10を、固定具2の固定バンド3により壁面Wに固定する。脚12,13の内側の面には、床面Fからの高さが、固定具2の床面Fからの高さと略同じ位置にフック/ループ式の一方の面ファスナー32が取り付けられている。また、固定バンド3は、先端部4が、脚12,13の内側に折り曲げ可能な長さに形成されている。固定バンド3は、脚12,13の内側に折り曲げられる先端部4に、脚12,13に取り付けられた面ファスナー32に対応する他方の面ファスナー(固定部材)33を備えている。また、先端部4には、先端部4の長さに亘って、容易に折り曲げることのできない硬い材料、例えば、金属から形成された硬質プレート(硬質部材)34が取り付けられている。固定バンド3は、例えば、袋状に形成され、硬質プレート34は、この袋状の固定バンド3の先端部4に内蔵されている構成であっても良い。
ところで、固定具2は、図10に示したように、壁面Wの任意の位置、かつ、床面Fから所定高さの位置に取り付けられる。固定バンド3は、先端部4に設けられた面ファスナー33により、固定具2に脱着可能に構成されていても良い。また、固定バンド3は、先端部4に設けた金属製の硬質プレート34を、固定具2に設けられた磁石(不図示)にくっつくように構成し、固定具2に脱着可能な構成としても良い。
また、固定バンド3の長さは、机10の脚12,13の内側の面に先端部4を折り曲げられる程度の長さに形成されているため、固定具2の両端から延びる固定バンド3は、互いに届かない構成とすることができる。この構成によれば、固定具2の両端から延びる固定バンド3同士が連結されてループ状に壁面Wからぶら下がるのを防止することができ、安全性を向上することができる。
机10を、固定具2の固定バンド3により壁面Wに固定した後、続いて、図6に示すように、他方の机10を、天板11の裏面11A同士が対向するように、壁面Wに固定された一方の机10に対して向き合わせる。そして、他方の机10の脚13を、相対する一方の机10の天板11の裏面11Aに対向させ、一方の机10の脚13を、相対する他方の机10の天板11の裏面11Aに対向させするようにして、一対の机10を組み合わせる。これにより、一対の机10の連結板14は、横並びに配置される。
一対の机10を組み合わせる際、他方の机10の脚13に形成されたスリット19は、一方の机10の段差部18に係合し、一方の机10の脚13に形成されたスリット19は、他方の机10の段差部18に係合する。この構成によれば、スリット19の高さH3は、机10の高さH1の略半分の高さに形成されているため、壁面Wから一台の机10の高さH1の範囲内に、一対の机10を収納することができる。また、この構成によれば、一対の机10のスリット19が、段差部18に各々係合されるため、一対の机10が組み合わされた状態で、机10が横方向、つまり、机10の長さL1方向へ移動してずれが生じるのを防ぐことができる。
一対の机10を上述したように組み合わせることにより、図7に示すように、一対の机10の天板11を一対の側板とし、一対の机10の各脚12,13同士を重ね合わせて一対の端板として、上端部に開口101を有する収納箱100が形成される。
このように一対の机10を組み合わせた状態では、上述したように、固定バンド3の先端部4に硬質プレート34が設けられているため、先端部4が途中で折り曲がるのが抑制される。これにより、面ファスナー32,33の結合力が弱くなった場合でも、固定バンド3の先端部4は、一方の机10の内側に折り曲げられた状態で保持される。
収納箱100の内側の空間Rには、上端部の開口101から椅子20が収納される。椅子20は、図7及び図8に示されるように、上下3段に積み重ねるとともに、4列に並べて、収納箱100の内側の空間R内に収容可能に構成されている。これにより、収納装置1より、一対の机10と12脚の椅子20とがコンパクトに収納される。
椅子20は、図8及び図9に示すように、収納箱100の内側の下部に横並びに配置された連結板14,14を跨ぐように収納される。そして、各連結板14と各机10の裏面11Aとの間の間隙35には、座面21の側方から延びる左右の脚22が挿入される。つまり、椅子20は、脚22間に連結板14,14を挟んだ状態で、座面21が連結板14,14に載置されて収納箱100の内側に収納される。
この構成によれば、収納箱100の内側の下部に横並びに配置された連結板14,14を跨ぐように椅子20を収納したため、椅子20により、壁面Wに固定された一方の机10に他方の机10を連結させることができる。これにより、壁面Wに固定された状態の収納箱100に乳幼児が掴まる等して外力が加えられても、収納箱100が壁面Wから離れたり、不意に分解されて倒れたりすることがなく、安全性を向上することができる。
これらの構成によれば、収納箱100は、固定バンド3の先端部4に設けられた硬質プレート34により、外部からの力が加わった際に壁面Wから離脱することが無いように、壁面Wに対して固定することができる。また、収納箱100は、段差部18にスリット19を係合させて一対の机10を組み合わせることで、机10同士の長さ方向へのずれを規制することができる。また、収納箱100の内側に横並びに配置された連結板14,14を跨ぐように椅子20を収納したため、椅子20により一対の机10を連結することができる。つまり、収納箱100は、外力が加えられた場合でも、壁面Wから離れることなく、且つ、不意に分解されたり、倒れたりすることがない。よって、収納装置1により、限られたスペースを有効に利用して、一対の机10と、複数の椅子20と、をコンパクトにかつ安全に収納することができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態に係る椅子20の収納装置1によれば、一対の机10の天板11を一対の側板とし、机10の脚13の先端13Aを相対する机10の天板11の裏面11Aに対向させて各脚12,13を一対の端板として、上端部を開口する椅子20の収納箱100を形成し、この収納箱100の内側の下部に机10の脚12,13同士を連結する連結板14を横並びに位置させて、一対の連結板14を跨ぐように椅子20を収納し、かつ複数の椅子20を上下に積み重ねて収納する。この構成によれば、一対の机10を組み合わせて収納箱100を形成し、当該収納箱100の内側に複数の椅子20を収納することができる。これにより、地震が発生した場合や、乳幼児が掴まった場合等で外力が加えられた場合でも、上下に複数積み重ねられた椅子20が倒れるのを防止することができ、安全に椅子を収納することができる。また、椅子20を、机10の脚12,13同士を連結する連結板14を跨ぐように収納して、机10を連結することができるため、収納装置1が、外力により不意に分解されることが無く、安全に椅子20を収納することができる。
また、椅子20の収納装置1の各机10が天板11の両端部に板状の脚12,13を有する同一形状を備え、板状の脚12,13同士が重なり合って収納箱100の端板が形成されている。この構成によれば、同一形状の一対の机10を組み合わせて収納箱100を形成することができるため、商品及び部品の管理を容易に行うことができる。
また、椅子20の収納装置1は、机10の一方の脚12と連結板14との間に段差部18を設け、机10の他方の脚13に、机10の脚13の先端13Aを相対する机10の天板11の裏面11Aに対向させた際に段差部18に係合するスリット19を設けた。この構成によれば、一方の机10の段差部18に、他方の机10のスリット19を係合させることで、一対の机10が、長さ方向へずれるのを規制することができる。また、2台の机10を重ね合せたよりも、狭い壁面Wからの範囲内に2台の机10を収納することができ、2台の机10をコンパクトに収納することができる。
また、椅子20の収納装置1は、一方の机10の天板11を壁面Wに対向させて配置し、机10を壁面Wに取り付けられた固定バンド3で壁面Wに固定し、固定バンド3の先端部4に、固定バンド3を机10の脚12,13の内側に着脱自在に固定する面ファスナー33と、先端部4の変形を抑える硬質プレート34と、を設けた。この構成によれば、各脚12,13の内側に、固定バンド3の先端部44に設けられた面ファスナー33を脱着自在に貼り付けることで、簡単に机10を壁面Wに固定することができる。また、壁面Wに固定された一方の机10に他方の机10を組み合わせて収納箱100を形成した際には、硬質プレート34により、収納箱100に外力が加えられた場合や、面ファスナー33の結合強度が弱まった場合でも、固定バンド3の先端部4が、収納箱100の端板を形成する重なり合った脚12,13間をすり抜けることがない。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態では、椅子20は、座面21の両側方に側板を有する姿勢の安定しない乳児用の椅子である構成としたが、これに限らず、側板を有さない幼児用の椅子である構成であっても良い。また、本実施形態では、椅子20は、2本の前脚と2本の後脚をを備える構成としたがこれに限らず、前後の脚が一体化された、左右一対の脚を備える構成であっても良い。また、本実施形態では、椅子20は、座面21を連結板14に略平行に上下に複数重ねる構成としたがこれに限らず、背板と座面21とによって形成されるくの字の頂点が、連結板14に略垂直に上下に並ぶように複数重ねる構成であっても良い。
1 収納装置
3 固定バンド
4 先端部
10 机
11 天板
11A 裏面
12 脚
12A 先端
13 脚
13A 先端
14 連結板
18 段差部
19 スリット
20 椅子
22 脚
33 面ファスナー(固定部材)
34 硬質プレート(硬質部材)
35 間隙
100 収納箱
101 開口
W 壁面

Claims (4)

  1. 一対の机の天板を一対の側板とし、前記机の脚の先端を相対する机の前記天板の裏面に対向させて前記各脚を一対の端板として、上端部を開口する椅子の収納箱を形成し、この収納箱の内側の下部に前記机の脚同士を連結する連結板を横並びに位置させて、一対の連結板を跨ぐように椅子を収納し、かつ複数の椅子を上下に積み重ねて収納する、ことを特徴とする椅子の収納装置。
  2. 前記各机が前記天板の両端部に板状の脚を有する同一形状を備え、前記板状の脚同士が重なり合って前記収納箱の前記端板が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子の収納装置。
  3. 前記机の一方の脚と前記連結板との間に段差部を設け、前記机の他方の脚に、前記机の脚の先端を相対する机の前記天板の裏面に対向させた際に前記段差部に係合するスリットを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の椅子の収納装置。
  4. 一方の前記机の天板を壁面に対向させて配置し、前記机を前記壁面に取り付けられた固定バンドで前記壁面に固定し、前記固定バンドの先端部に、前記固定バンドを前記机の脚の内側に着脱自在に固定する固定部材と、前記先端部の変形を抑える硬質部材と、を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の椅子の収納装置。
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