JP5610941B2 - 排水装置及び清掃部付き目皿 - Google Patents
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Description
また、配管の内部を洗浄するため、配管に洗浄口を形成し、この洗浄口に洗浄口蓋を取り付けることがある。
ここで、上記抗菌性は、菌の増殖を抑制する性質をいう。抗菌性の物質は、抗菌性を有する物質をいい、銀イオン、銅イオン、亜鉛イオン、ニッケルイオン、等が含まれる。上記抗菌部は、配管内に抗菌性の物質を出すものであればよく、銀イオン等を溶出する種々の部材の他、特開平11−343592号公報や特開2000−143422号公報に記載されるNi−P系合金を含む材料等が含まれる。
上記抗菌部は、清掃部材表面に抗菌性物質をめっきした部位など清掃部材から分離不能な部位でもよいし、清掃部材に固定した板状の抗菌性物質など清掃部材から分離可能な部位でもよい。
上記抗菌部は、清掃部表面に抗菌性物質をめっきした部位など清掃部から分離不能な部位でもよいし、清掃部に固定した板状の抗菌性物質など清掃部から分離可能な部位でもよい。
請求項2に係る発明では、排水配管に対する清掃部材の着脱を容易にすることができる。
請求項3に係る発明では、種々の長さの排水配管に清掃部材を装着するための好適な構成を提供することができる。
請求項4に係る発明では、排水配管のトラップ部の抗菌性を容易に維持することができる。
請求項5に係る発明では、排水配管内の抗菌性を容易に維持することができる新規の清掃部付き目皿を提供することができる。
図1は、システムキッチンに設けられる排水装置1をシンク110とともに一部破断して示す側面図である。シンク110は、凹状に形成され、システムキッチンのカウンタに組み込まれている。シンク110の底部には、排水を流出させるための排水口112が形成されている。
排水口112には、凹状のストレーナ収容部(凹状部)10が取り付けられている。ストレーナ収容部10は、側面部10bの下部から水平方向へ排出部11が延出している。この排出部11のために形成されるストレーナ収容部10の開口が排出口12である。排水口112からストレーナ収容部10に排水が流入すると、排出口12から排水が流出する。
なお、配管は、全体としてトラップ部を有していればよい。このため、トラップ前配管やトラップ形成配管やトラップ後配管が複数の配管で構成されたり、トラップ部を有する配管が直接排出口12に接続されたりしてもよい。
なお、トラップ部を形成する配管は、上述したSトラップ以外にも、いわゆるPトラップや袋トラップ等でもよい。
清掃部40を排出口12から配管20に挿入して目皿50を排出口12に装着すると清掃部40が配管20内に配置され、目皿50を排出口12から外すと清掃部40も排出口12から引き出され、配管内面20aの汚れが落ちる。清掃部材30の基部42に目皿50が設けられていることにより、配管20に対する清掃部材の着脱を容易にすることができ、配管内面20aの汚れの除去を容易にすることができる。すなわち、清掃部材30は、排水配管内面に付着した汚れの除去を容易にする新規の清掃部付き目皿とされている。
図3に示す矢印の方向に排水が流れると、トラップ部25に封水S1が生じ、抗菌部46が封水S1に接する。従って、抗菌部46から抗菌性の物質が封水S1内に溶出する。抗菌部46が長時間、封水S1に接することになるので、トラップ部25の抗菌性が効果的に得られる。
次に、本排水装置1の作用、効果を説明する。
図3に示す挿入方向IN1にコイルばね状の清掃部40の軸方向AX1を向けて清掃部40を配管20に挿入し、排出口12に目皿50を装着すると、可撓性を有する清掃部40が配管20の曲線形状に追従して配管内面20aに接触する。従って、排出口12から清掃部材30を引き出すという簡単な作業で、配管内面20aの汚れが落ちる。ここで、目皿50を手で持って排出口12から外すことができる場合、目皿50を手で持って排出口12から外すと清掃部40も排出口12から引き出すことができる。また、目皿50を指で引っ掛ける等して排出口12から外す場合、排出口12から外した目皿50を手で持って清掃部40を排出口12から引き出すことができる。
以上より、本排水装置1は、新規の清掃部付き目皿により、配管内面20aに付着した汚れの除去を容易にすることができる。
さらに、抗菌部46から排水に抗菌性の物質が溶出し、配管内面20aに付着するヌメリの発生が抑制される。特に、封水挿入部43の抗菌部46から封水S1に抗菌性の物質が溶出し、トラップ部25に付着するヌメリの発生が抑制される。従って、本排水装置1は、トラップ部25など配管20内の抗菌性を容易に維持することができる。また、抗菌部が寿命となっても、配管20から使用済みの清掃部材を引き出して新しい清掃部材を配管20に装着することができるので、清掃部材の交換が容易である。この点でも、配管20内の抗菌性を容易に維持する効果が得られる。
さらに、清掃部40の先端部41が封水S1に挿入されているので、ヌメリの付着し易い箇所の配管内面20aの汚れを落とすことができる。
上述した排水装置1は、洗面化粧台の洗面ボウルの排水口、浴室の排水口、飲食店といった店の排水口、等に接続可能である。
ストレーナ収容部10は、シンク110と別体とされる以外にも、シンク110と一体に成形されてもよい。
ストレーナ収容部10の排出部は、底部10cに設けられてもよい。この場合の排出部は、底部10cから下方へ延出してもよい。排出口には、トラップ前配管が鉛直に向いたいわゆる下引き配管が接続されてもよい。すなわち、ストレーナ収容部10の排出部やトラップ前配管の向きは、様々に設定可能である。
ストレーナ収容部10は、排水口蓋16や目皿50が無くてもよい。むろん、ストレーナを収容していない凹状部をストレーナ収容部の代わりに用いてもよい。
清掃部材は、分割可能な複数の部材で構成されてもよい。
清掃部材は、目皿が設けられていなくてもよい。例えば、上記清掃部40のみを清掃部材として排水装置に使用してもよい。この場合、清掃部材の基部を手で持って排出口から清掃部材を引き出すことにより、配管内面の汚れを落とすことができる。
抗菌部は、清掃部材から分離不能な部位とされる以外にも、清掃部材から分離可能な部材とされてもよい。
なお、抗菌性の物質を出す態様には、溶出以外の態様も含まれる。
図4(a)に示す清掃部材31のように、可撓性の芯材44aにブラシ部44bを設けたブラシ状の清掃部40を設けてもよい。本清掃部40は、先端部41側にブラシ部44bが設けられ、基部42側にはブラシ部が設けられていない。むろん、ブラシの密度を調整することにより、清掃部全体にわたってブラシ部を設けてもよい。図4(b)に示す挿入方向IN1に芯材44aを向けて清掃部40を配管20に挿入し、排出口12に目皿50を装着すると、可撓性を有する清掃部40が配管20の曲線形状に追従し、ブラシ部44bが配管内面20aに接触する。従って、排出口12から清掃部材31を引き出すという簡単な作業で、配管内面20aの汚れが落ちる。本排水装置1も、目皿50を排出口12から外すと清掃部材31も排出口12から引き出すことができ、配管20に対する清掃部材31の着脱が容易である。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、排水配管内面に付着した汚れの除去を容易にする技術を提供することができる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりして本発明を実施することも可能であり、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりして本発明を実施することも可能である。従って、本発明は、上述した実施形態や変形例に限られず、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成等も含まれる。
10…ストレーナ収容部(凹状部)、10a…開口部、10b…側面部、10c…底部、
11…排出部、12…排出口、
20…配管、20a…内面、
22…トラップ前配管、
24…トラップ形成配管、25…トラップ部、
26…トラップ後配管、
30,31…清掃部材(清掃部付き目皿)、
40…清掃部(挿入部位)、41…先端部、42…基部、43…封水挿入部、
44a…芯材、44b…ブラシ部、
45…基材、46…抗菌部、
50…目皿、
110…シンク、112…排水口、
IN1…挿入方向、AX1…軸方向、S1…封水。
Claims (5)
- 排水口からの排水が流出する排出口を有する凹状部と、
前記排出口に接続され、該排出口から流出する排水を通す配管と、
可撓性を有し、前記配管に対して前記排出口から引き出し可能に装着されて前記配管の内面に接触した清掃部材とを備え、
前記配管内に抗菌性の物質を出す抗菌部が前記清掃部材の少なくとも一部に設けられていることを特徴とする排水装置。 - 前記清掃部材において前記配管に挿入される先端部とは反対側の部位に、前記排出口に対して着脱可能に装着された目皿が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の排水装置。
- 前記清掃部材は、前記配管への挿入部位がコイルばね状とされ、
前記配管に対して挿入される方向に前記コイルばね状の挿入部位の軸方向を向けて該挿入部位が前記配管に挿入されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水装置。 - 前記配管に対して前記排水口から挿入された前記清掃部材の先端部は、前記配管のトラップ部に形成される封水に挿入された封水挿入部とされ、
該封水挿入部に少なくとも前記抗菌部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の排水装置。 - 排水口からの排水が流出する排出口を有する凹状部の前記排出口に排水を通す配管を接続した排水装置のための清掃部付き目皿であって、
可撓性を有し、前記配管に対して前記排出口から引き出し可能に挿入されて前記配管の内面に接触する清掃部と、
該清掃部において前記配管に挿入される先端部とは反対側の部位に設けられる目皿であって前記排出口に対して着脱可能に装着される目皿とを備え、
前記配管内に抗菌性の物質を出す抗菌部が前記清掃部の少なくとも一部に設けられていることを特徴とする清掃部付き目皿。
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