JP5609471B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
従来の定着装置としては、特許文献1ないし4に開示のものが知られている。たとえば、特許文献1には、定着ローラに圧接させられる加圧ローラと、定着ベルトの内側に配設され、加圧ローラが定着ローラに圧接させられる圧接部より下流側において加圧ローラを圧接させるための押圧部材を配置することにより、ニップ幅を大きくするとともにニップ部の出口側における定着ベルトの曲率を大きくした定着装置が開示されている。
特許文献2には、定着ロールに対する加圧ロールの位置に対応させて剥離パッドが定着ベルトを介して加圧ロールを押す力を0,50,100%と変化させることにより定着ベルトの摩耗を軽減した定着装置が開示されている。
特許文献3には、剥離パッドのニップ面を加圧ロールの外周面に沿う凹状に形成することにより、剥離パッドと加圧ロールの圧力状態を良好な状態に維持するようにした定着装置が開示されている。
特許文献4には、加熱ローラと加圧ローラによるニップ部の出口に分離爪を配置し、出口で用紙が詰まったときに分離爪が退避して加熱ローラや加圧ローラを損傷しないようにした定着装置が開示されている。
特開2005−234103号公報 特開2007−121407号公報 特開2007−114634号公報 特開2002−145503号公報
本発明は、薄い記録媒体を定着したときの定着部材からの剥離性を向上させることができるとともに、厚い記録媒体を定着したときのトナーの溶融むらの発生を抑制することができる定着装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、支持部材と、前記支持部材に巻き回された無端帯状の定着部材と、前記定着部材に押し付けられながら一定の回転方向へ回転する加圧部材と、前記定着部材と前記加圧部材とが互いに接触して記録媒体を定着する定着部と、前記定着部よりも前記定着部材の回転方向下流側で前記支持部材と前記定着部材との間の空間に設けられ前記記録媒体を前記定着部材から剥離するための剥離手段と、前記剥離手段に設けられて前記定着部材を前記加圧部材へ押し付け、前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向へ案内する剥離部と、前記記録媒体の厚さに対応して前記定着部材が前記加圧部材から離れる剥離位置を前記定着部から遠ざけるとともに、該剥離位置における前記加圧部材の接線方向と前記定着部材とのなす角度を大きくする調整手段とを備え、前記剥離手段は、前記定着部に向かう先端を有し前記定着部材を前記加圧部材に押し付ける押し付け部材を備えていることを特徴とする定着装置である。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記剥離部は、前記押し付け部材の前記回転方向側で前記加圧部材の回転軸に沿う方向に伸びる軸回りに回転自在に支持された支持部と、前記支持部から前記押し付け部材と反対側へ伸び、前記加圧部材側へ回転させられたときに前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向へ案内する押付部とを備えていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記支持部は、円筒状をなす外周面を有し、前記加圧部材側と反対側へ回転させられたときに前記外周面で前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向へ案内し、前記押付部の前記定着部材を案内する部分は、前記加圧部材の前記回転軸方向から見て円弧状をなし、その曲率は前記支持部の曲率よりも大きいことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項またはに係る発明において、前記押付部は、前記剥離部が前記加圧部材側へ回転させられるに従って前記定着部材を前記加圧部材へ押し付ける前記回転方向の長さを増加させることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項ないしのいずれかに係る発明において、前記押し付け部材の前記回転方向側の端部は、前記加圧部材の前記回転軸方向から見て円弧状をなす凹部を備え、前記支持部は、前記凹部に沿って回転することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記凹部と前記支持部との間に隙間を有し、前記隙間は、前記定着部材に近づくに従って狭くなることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記剥離部は、前記押し付け部材の前記回転方向側で前記加圧部材の回転軸に沿う方向に伸びる軸であり、前記軸は、前記回転方向に沿う下流側とその逆の上流側に移動可能であることを特徴とする。
請求項に係る発明は、前記記録媒体に形成された画像を該記録媒体に定着する請求項1ないしのいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、薄い記録媒体を定着したときの定着部材からの剥離性を向上させることができるとともに、厚い記録媒体を定着したときのトナーの溶融むらの発生を抑制することができる。また、請求項2に係る発明によれば、記録媒体に与える圧力が低下する部分を少なくすることができる。
請求項に係る発明によれば、定着部材が加圧部材から離れる位置を下流側に設定することができる。
請求項に係る発明によれば、大きな曲率を有する押付部によって薄い記録媒体を定着部材から剥離することができる。
請求項に係る発明によれば、記録媒体の厚さに対応して定着部の長さを設定することができる。
請求項に係る発明によれば、記録媒体に与える圧力が低下する部分を少なくすることができる。
請求項に係る発明によれば、記録媒体に与える圧力が低下する部分を少なくすることができる。
請求項に係る発明によれば、薄い記録媒体を定着したときの定着部材からの剥離性を向上させることができるとともに、厚い記録媒体を定着したときのトナーの溶融むらの発生を抑制することができる。
請求項に係る発明によれば、薄い記録媒体を定着したときの定着部材からの剥離性を向上させることができるとともに、厚い記録媒体を定着したときのトナーの溶融むらの発生を抑制することができる画像形成装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の全体を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の要部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の要部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の要部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の一部を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る定着装置の要部を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る定着装置の要部を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る定着装置の要部を示す断面図である。 本発明の実施例で画像形成した用紙を示す平面図である。
(1)画像形成装置の基本的な構成および動作
図1に示されるように、この画像形成装置1は、原稿を読み取って得たカラー画像情報やパーソナルコンピュータ等の画像データ入力装置から送られてくるカラー画像情報に基づいて画像処理を行い、電子写真方式によって非定着部材の一例としての用紙Pにカラー画像を形成するものである。記録媒体には、紙製の用紙の他にOHPシートのような樹脂製シートも含まれる。
画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する画像形成部の一例としての画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kを備えている。画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kは、バックアップロール34と複数のロール32によって張られた無端状の中間転写ベルト30の進行方向に対して、画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの順番で直列に配列されている。また、中間転写ベルト30は、各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kを構成する像保持体としての感光体ドラム12と、それぞれに対向して配置される一次転写ロール16との間を通過し、バックアップロール34とこれに接触する画像転写部としての二次転写ロール36との間を通過している。
さらに、感光体ドラム12の周囲には、感光体ドラム12の表面を一様に帯電させる帯電器22と、感光体ドラム12の表面に光を照射して静電潜像を形成する露光手段としての露光装置14と、静電潜像をトナーによりトナー像として可視化する現像装置15と、感光体ドラム12の表面の転写残留トナーなどを除去する感光体クリーナー20が設けられている。
画像形成装置1の下部には、給紙手段41が配置されている。給紙手段41の左端部上方には、積層された用紙Pの最も上の1枚を取り出すピックアップロール42が配置され、ピックアップロール42の左側では、ガイド等によって搬送経路が上方に曲げられ、その先に搬送ロール対43が配置され、さらにガイド等によって搬送経路が右側に曲げられ、その先に搬送ロール対43が配置されている。搬送ロール対43の下流側には、レジストロール対44が配置されている。レジストロール対44の下流側には、前述のバックアップロール34と二次転写ロール36の対が配置され、これらの右側には、搬送ベルト45を経由して定着装置60が配置されている。定着装置60の下流側には排出ロール対46と排出ガイド47が配置されている。なお、定着装置60の構成については後に詳述する。
次に、画像形成の動作を、代表してイエロートナー像を形成する画像形成ユニット10Yについて説明する。
画像形成ユニット10Yに設けられた感光体ドラム12の表面は、帯電器22によって一様に帯電される。さらに、露光装置14が感光体ドラム12上に画像データに基づいた光ビームを出射してイエロー画像に対応した露光がなされ、感光体ドラム12の表面にイエロー画像に対応する静電潜像が形成される。
感光体ドラム12上のイエロー画像に対応する静電潜像は、現像装置15の現像ロール18に保持されたトナーによって現像され、イエロートナー像となる。イエロートナー像は、一次転写ロール16の圧迫力と、一次転写ロール16に印加された転写バイアスによる静電吸引力によって、中間転写ベルト30上に一次転写される。
この一次転写では、イエロートナー像の全てが中間転写ベルト30に転写されるわけではなく、一部は感光体ドラム12に残留する。また、感光体ドラム12の表面には、トナーの外添剤なども付着している。一次転写後の感光体ドラム12は、感光体クリーナー20との対向位置を通過し、感光体ドラム12上の転写残留トナーなどが除去される。その後、感光体ドラム12の表面は、次の画像形成サイクルのために帯電器22で再び帯電される。
また、画像形成装置1では、各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの相対的な位置の違いを考慮したタイミングで、上記と同様の画像形成工程が各色の画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおいて行われ、中間転写ベルト30上に、順次、Y,M,C,Kの各色が重ねられ、多重トナー像が形成される。
そして、たとえば給紙手段41からピックアップロール42及び搬送ロール対43を経てレジストロール44によって決められた搬送タイミングで二次転写ロール36へと搬送されてきた用紙Pに、転写バイアスが印加された二次転写ロール36の静電吸引力によって、中間転写ベルト30から多重トナー像が一括して転写される。なお、用紙Pに転写されなかった中間転写ベルト30上に残留したトナー等は、ベルトクリーナー33で回収される。
さらに、用紙Pは、中間転写ベルト30から多重トナー像が転写された後、定着装置60へと搬送され、熱と圧力とにより用紙Pに多重トナー像が定着されてフルカラー画像が形成される。その後、用紙Pは排出ガイド47と排出ロール対46を経て排出される。
(2)定着装置の構成
次に、定着装置60の構成について図2以下を参照して説明する。これらの図において符号61は支持部材の一例としての定着ロールである。定着ロール61は、アルミニウムなどで形成された円筒状ロールであり、その内部には、ハロゲンランプ61aが定着ロール61の全長に亘って設けられている。定着ロール61は、図示を省略した駆動機構により図2において反時計回りに回転させられる。
定着ロール61には、定着部材の一例としての定着ベルト62が巻き回されている。定着ベルト62は、テンションロール63,64,65,66に巻き回され、一定の張力が与えられている。これらテンションロール63等は、アルミニウム等で形成され、テンションロール64,65の内部には、ハロゲンランプ61aと同等の機能を有するハロゲンランプ64a,65aが設けられている。
定着ベルト62は、無端状のベルトであって、ポリイミド樹脂などで形成されたベース層と、ベース層の表面側(外周面側)に積層されたシリコーンゴム層と、さらにシリコーンゴム層の上に、テトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)などで形成された離型層とからなる多層構造で構成されている。
定着ベルト62が巻き回された定着ロール61には、加圧部材の一例としての加圧ロール70が圧迫して接触させられている。加圧ロール70は、アルミニウム等で形成された円筒状の芯金71の外周にシリコーンゴム層72を形成し、シリコーンゴム層72の外周にPFAからなる離型層73を設けたものである。シリコーンゴム層72は、定着ロール61に押されて弾性変形し、定着ロール61と加圧ロール70との間に定着部としてのロールニップ部Aが形成されている。加圧ロール70は、定着ベルト62の移動に伴って図2において時計回りに回転し、定着ベルト62の間に用紙Pを挟むことにより、定着ベルト62の熱と圧力とで用紙Pに多重トナー像が定着されてフルカラー画像が形成される。なお、以下の説明において「回転方向」とは、加圧ロール70の回転方向を言う。
図3に示すように、ロールニップ部Aの出口には、剥離手段80が定着ベルト62の移動方向と交差する全幅に亘って設けられている。剥離手段80は、先端をロールニップ部Aに接近させた楔部材81を備えている。楔部材81は、定着装置60の図示しない本体に固定されたもので、ロールニップ部Aとテンションロール63との間で張られた定着ベルト62を加圧ロール70側へ押し出し、定着ベルト62を加圧ロール70に押し付けている。楔部材81の回転方向側の端面には、加圧ロール70の回転軸方向から見た側面視で円弧状をなす凹曲面81aが形成されている。
楔部材81の回転方向側には、剥離部の一例としての剥離パッド82が配置されている。剥離パッド82は、調整手段の一例としての軸83によって回転自在に支持された支持部84と、支持部84から離れるに従って上下方向の厚さが漸次増加する押付部85とを備えている。支持部84の端面は半円状の凸曲面84aに形成され、凸曲面84aは、楔部材81の凹曲面81aに嵌っている。また、軸83は、図示しない駆動機構により回転させられ、これにより、押付部85は、図3において時計回りと反時計回りに回転する。
押付部85の押付面85bと、支持部84と反対側の端面85cとの交差部には、側面視で円弧状をなす凸曲面85aが形成されている。この凸曲面85aの曲率は、支持部84の凸曲面84aの曲率よりも大きく設定されている。図6に示すように、凸曲面84aと楔部材81の凹曲面81aとの間には隙間81bが設けられ、隙間81bは、その上部で大きく下方へ向かうに従って狭くなっている。
図3に示すように、定着ベルト62と加圧ロール70の間には、定着ロール61が定着ベルト62を加圧ロール70へ押し付けることによる長さAのロールニップ部Aと、剥離手段80の楔部材81と支持部84が定着ベルト62を加圧ロール70へ押し付けることにより生じた長さのパッドニップ部Bが形成され、全体として長さCの総ニップ部で用紙Pに対して定着を行う。図3に示す状態は、パッドニップ部Bの長さが最小の状態であり、その状態から剥離パッド82を時計回りに回転させると、パッドニップ部Bの長さが増加する。
(3)定着装置の作用
多重トナー像が二次転写された用紙Pは、図2において左側から定着ベルト62と加圧ロール70のロールニップ部Aおよびパッドニップ部Bに進入し、定着ベルト62の熱と圧力とで用紙Pに多重トナー像が定着されてフルカラー画像が形成される。ここで、本実施形態では、用紙Pの厚さによって剥離パッド82の位置を変更する。図4は秤量が80gsm未満の薄紙の用紙Pの定着を行うもので、剥離パッド82を時計回りに最大限に回転させて、押付部85の押付面85bの全体で定着ベルト62を加圧ロール70に押し付けている。この場合、パッドニップ部Bの長さは最も長い。
図3は秤量が200gsmを超える厚紙の用紙Pの定着を行う状態を示したもので、剥離パッド82を反時計回りに回転させて、剥離パッド82のうち支持部84だけが定着ベルト62を加圧ロール70に押し付けている。この場合、パッドニップ部Bの長さは上述のとおり最も短い。図5は秤量が80gsmないし127gsmの普通紙と呼ばれる用紙Pと、秤量が127gsmを超え200gsm以下の中秤量の用紙Pの定着を行うもので、剥離パッド82は、図3と図4に示す状態の中間に位置している。また、この場合、パッドニップ部Bの長さは、図3と図4に示す長さの平均の長さである。なお、パッドニップ部Bの長さは、用紙Pの厚さに対応して小刻みに設定することもできる。以下、薄紙の用紙Pの定着の作用から順番に説明する。
図4に示す状態では、定着ベルト62は剥離パッド82の凸曲面85aから立ち上がって加圧ロール70から離れ、テンションロール63へ向かう。定着ベルト62が加圧ロール70から離れる分離点Qにおいて加圧ロール70の外周面に接線Lを引いたときに、接線Lと定着ベルト62とのなす角度θ1が大きければ、用紙Pは定着ベルト62の急激な進行方向の変化に追従できず、用紙Pが持つ弾力性の強さによって定着ベルト62から剥離される。この角度θ1は、剥離パッド82の押付面85bと端面85cとのなす角度で設定される。
一方、角度θ1が大きくても、定着ベルト62が擦れて曲がってゆく凸曲面85aの曲率が小さければ、用紙Pは定着ベルト62から剥離されることなく共に移動する。したがって、使用し得る最も薄い用紙Pが定着ベルト62から剥離されるように、実験的に求めた角度θ1と凸曲面85aの曲率が設定されている。
図4に示す状態では、パッドニップ部Bの長さが最大となっており、熱容量の小さい薄い用紙Pに対して定着ベルトの温度を低くする。これにより、用紙Pに含まれる水分が水蒸気となって膨張するのが抑制される。そして、用紙Pの先端が剥離パッド82の凸曲面85aに達すると、定着ベルト62が凸曲面85aの曲率で進行方向を角度θ1変更するから、用紙Pは定着ベルト62から剥離される。
また、本実施形態では、パッドニップ部Bにおける定着ベルト62の上面が楔部材81と剥離パッド82により押されている。このため、用紙Pに含まれる水分が水蒸気となって膨張するのが抑制され、水蒸気が用紙Pの上面から吹き出して生じる画像欠陥の発生が抑制される。特に、本実施形態では、剥離パッド82の支持部84の凸曲面84aと楔部材81の凹曲面81aとの間の隙間81bが、その上部で大きく下方へ向かうに従って狭くなるように形成されているので、凸曲面84aと凹曲面81aとの間の定着圧力の変化を少なくして水蒸気の膨張を抑制することができる。
次に、普通紙や中秤量の用紙Pの定着を行う場合の作用を説明する。図5は、図4に示す状態から剥離パッド82を反時計回りに回転させた状態を示し、パッドニップ部Bの長さは図4に示す場合よりも短くなっている。また、定着ベルト62が加圧ロール70から離れる分離点Qにおいて加圧ロール70の外周面に接線Lを引いたときに、接線Lと定着ベルト62とのなす角度θ2は、図4に示す角度θ1よりも小さくなっている。さらに、定着ベルト62の進行方向の変更は、剥離パッド82の支持部84の凸曲面84aで行い、凸曲面84aの曲率は凸曲面85aの曲率よりも小さい。したがって、図5に示す普通紙や中秤量の用紙Pを定着する場合において、用紙Pを定着ベルト62から剥離するという作用は、図4に示す薄紙の用紙Pを定着する場合と比べて顕著ではない。
しかしながら、普通紙や中秤量の用紙Pは弾力性が充分であるため、図5に示すような角度θ2と凸曲面84aの曲率であっても、用紙Pを定着ベルト62から剥離することができる。すなわち、用紙Pの先端が剥離パッド82の支持部84の凸曲面84aに達すると、定着ベルト62が凸曲面84aの曲率で進行方向を角度θ2変更するから、用紙Pは定着ベルト62から剥離される。また、普通紙や中秤量の用紙Pでは、加える圧力と熱が過多となると、トナーの溶融ムラや画像に粒状の模様が生じる。この点、本実施形態においては、パッドニップ部Bの長さを図4に示す薄紙の用紙Pを定着する場合よりも短くしているので、上記のような画像欠陥の発生を抑制することができる。また、加える圧力と熱が抑えられるため、画像の光沢度を抑制できるという効果もある。さらに、図4に示す薄紙の用紙Pの定着のように、定着ベルト62が大きな曲率で進行方向の変更をしないから、用紙Pに作用するせん断力が4図に示す場合と比較して小さい。このため、画像の場所によって光沢度が異なるといった不具合の発生が抑制される。
次に、厚紙の用紙Pの定着を行う場合の作用を説明する。図3は、図5に示す状態から剥離パッド82をさらに反時計回りに回転させた状態を示し、パッドニップ部Bの長さは図5に示す場合よりも短くなっている。また、定着ベルト62が加圧ロール70から離れる分離点Qにおいて加圧ロール70の外周面に接線Lを引いたときに、接線Lと定着ベルト62とのなす角度θ3は、図4に示す角度θ1よりも小さくなっている。また、定着ベルト62の進行方向の変更は、図5に示す普通紙や中秤量の用紙Pの場合と同様に剥離パッド82の支持部84の凸曲面84aで行う。
用紙Pの先端が剥離パッド82の支持部84の凸曲面84aに達すると、定着ベルト62が凸曲面84aの曲率で進行方向を角度θ3変更するから、腰の強い厚紙の用紙Pは定着ベルト62から剥離される。また、厚紙の用紙Pでは、加える圧力と熱が過多となると、トナーの溶融ムラや画像に粒状の模様が生じる現象が普通紙や中秤量の用紙Pの場合よりも生じ易い。この点、本実施形態においては、パッドニップ部Bの長さを図5に示す普通紙や中秤量の用紙Pを定着する場合よりも短くしているので、上記のような画像欠陥の発生を抑制することができる。また、加える圧力と熱が抑えられるため、画像の光沢度を抑制できるとともに、画像の場所によって光沢度が異なるといった不具合の発生が抑制される。
上記構成の定着装置にあっては、パッドニップ部Bの長さが最大となるときに、定着ベルト62が進行方向の変更をする角度と曲率が最大となる。これにより、薄紙の用紙Pを定着ベルト62から剥離することができる。一方、パッドニップ部Bの長さが薄紙の用紙Pを定着する場合よりも短くなるときに、定着ベルト62が進行方向の変更をする角度と曲率が薄紙の用紙Pを定着する場合よりも小さくなる。これにより、トナーの溶融ムラや画像に粒状の模様が生じる等の画像欠陥の発生を抑制し、画像の特性を向上させることができる。
(4)他の実施形態
次に、図7ないし図9を参照して本発明の他の実施形態を説明する。なお、以下の説明においては、上記実施形態と同等の構成要素には同符号を付して説明を省略する。図に示すように、楔部材81に隣接して剥離部の一例としてのシャフト91が設けられている。シャフト91は、図示しない駆動手段(調整手段)により加圧ロール70の回転方向とその逆方向に移動可能とされるとともに、バネによって定着ベルト62を介して加圧ロール70に押し付けられている。
図7ないし図9に示すように、楔部材81とシャフト91はパッドニップ部Bを形成する。図8は薄紙の用紙Pを定着する状態を示し、図8においてシャフト91は、加圧ロール70の回転方向側の端部に位置している。この場合には、パッドニップ部Bに、バックアップされない部分Dが生じる。図8において、定着ベルト62は、シャフト91の外周面から立ち上がって加圧ロール70から離れ、テンションロール63(図2参照)へ向かう。定着ベルト62が加圧ロール70から離れる分離点Qにおいて加圧ロール70の外周面に接線Lを引いたときに、接線Lと定着ベルト62とのなす角度θ1とシャフト91の外周面の曲率の作用により、用紙Pは定着ベルト62の急激な進行方向の変化に追従できず、用紙Pが持つ腰の強さによって定着ベルト62から剥離される。
図9は普通紙または中秤量の用紙Pを定着する状態を示し、図9においてシャフト91は図8に示す状態から楔部材81に近付いている。この場合にも、パッドニップ部Bに、バックアップされない部分Dが生じる。シャフト91は、ロールニップ部Aとテンションロール63の間で張られた定着ベルト62を加圧ロール70側へ押し出しているから、シャフト91を楔部材81に近付けると、加圧ロール70の外周面の接線Lと定着ベルト62とのなす角度θ2は角度θ1よりも小さくなる。図9において、角度θ2は角度θ1よりも小さいが、腰の強さによって用紙Pは定着ベルト62から剥離される。また、パッドニップ部Bの長さが図8に示す薄紙の用紙Pを定着する場合よりも短いので、加えられる圧力と熱が抑制され、形成した画像の特性が向上される。
図10は厚紙の用紙Pを定着する状態を示し、図10においてシャフト91は図9に示す状態から楔部材81に接触している。この場合、加圧ロール70の外周面の接線Lと定着ベルト62とのなす角度θ3は角度θ2よりも小さくなる。図10において、角度θ3は角度θ2よりも小さいが、腰の強さによって用紙Pは定着ベルト62から剥離される。また、パッドニップ部Bの長さが図9に示す薄紙の用紙Pを定着する場合よりも短いので、加えられる圧力と熱が抑制され、形成した画像の特性が向上される。
なお、上記実施形態では、図8および図9に9示すように、パッドニップ部Bにバックアップされない部分Dが生じるが、上から板材を差し入れて定着ベルト62を加圧ロール70へ押し付けるなど、水蒸気の上昇は簡便な構成で対処することができる。
秤量が64gsmの薄紙の用紙に対して図10に示す画像形成を行い、図3に示す厚紙用の条件と図4に示す薄紙用の条件とで定着後の用紙の剥離状況を調査した。その結果、薄紙用の条件では、用紙先端の余白が0.5mmあれば用紙は剥離されることが確認された。一方、厚紙用の条件では、用紙先端の余白が4.0mmないと用紙が剥離されないことが確認された。なお、秤量が127gsmの中秤量の用紙では、薄紙用の条件では用紙先端の余白が0.5mm以下で用紙が剥離されることが確認され、厚紙用の条件では用紙先端の余白が0.5mm以下で用紙が剥離されることが確認された。
次に、パッドニップ部の幅と、加圧ロールの外周面に引いた接線と定着ベルトとのなす角度と、定着ベルトの曲率を調査した。上記した薄紙の用紙を用いて同じ画像を薄紙用の条件で形成した。薄紙用の条件で用紙が剥離されるために必要な値は、パッドニップ部の幅が7mm以上、角度は41°以上、曲率は6.5以上であった。また、中秤量の用紙を用いて厚紙の条件で同じ画像の形成を行った結果、パッドニップ部の幅は4mm以下であることがわかった。
本発明に係る定着装置は、例えば、印刷機、複写機、プリンタ、ファクシミリ、およびこれらの機能を複合させた装置等の画像形成装置等に利用することができる。
1 画像形成装置
10Y,10M,10C,10K 画像形成ユニット
60 定着装置
61 定着ロール
62 定着ベルト
70 加圧ロール
80 剥離手段
81 楔部材
82 剥離パッド
83 軸
84 支持部
84a 凸曲面
85 押付部
85a 凸曲面
85b 押付面
85c 端面
A 定着部

Claims (8)

  1. 支持部材と、
    前記支持部材に巻き回された無端帯状の定着部材と、
    前記定着部材に押し付けられながら一定の回転方向へ回転する加圧部材と、
    前記定着部材と前記加圧部材とが互いに接触して記録媒体を定着する定着部と、
    前記定着部よりも前記定着部材の回転方向下流側で前記支持部材と前記定着部材との間の空間に設けられ前記記録媒体を前記定着部材から剥離するための剥離手段と、
    前記剥離手段に設けられて前記定着部材を前記加圧部材へ押し付け、前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向へ案内する剥離部と、
    前記記録媒体の厚さに対応して前記定着部材が前記加圧部材から離れる剥離位置を前記定着部から遠ざけるとともに、該剥離位置における前記加圧部材の接線方向と前記定着部材とのなす角度を大きくする調整手段と
    を備え、
    前記剥離手段は、前記定着部に向かう先端を有し前記定着部材を前記加圧部材に押し付ける押し付け部材を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記剥離部は、前記押し付け部材の前記回転方向側で前記加圧部材の回転軸に沿う方向に伸びる軸回りに回転自在に支持された支持部と、前記支持部から前記押し付け部材と反対側へ伸び、前記加圧部材側へ回転させられたときに前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向へ案内する押付部とを備えていることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  3. 前記支持部は、円筒状をなす外周面を有し、前記加圧部材側と反対側へ回転させられたときに前記外周面で前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向へ案内し、前記押付部の前記定着部材を案内する部分は、前記加圧部材の前記回転軸方向から見て円弧状をなし、その曲率は前記支持部の曲率よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  4. 前記押付部は、前記剥離部が前記加圧部材側へ回転させられるに従って前記定着部材を前記加圧部材へ押し付ける前記回転方向の長さを増加させることを特徴とする請求項またはに記載の定着装置。
  5. 前記押し付け部材の前記回転方向側の端部は、前記加圧部材の前記回転軸方向から見て円弧状をなす凹部を備え、前記支持部は、前記凹部に沿って回転することを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記凹部と前記支持部との間に隙間を有し、前記隙間は、前記定着部材に近づくに従って狭くなることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  7. 前記剥離部は、前記押し付け部材の前記回転方向側で前記加圧部材の回転軸に沿う方向に伸びる軸であり、前記軸は、前記回転方向に沿う下流側とその逆の上流側に移動可能であることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  8. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体に形成された画像を該記録媒体に定着する請求項1ないしのいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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