JP5609405B2 - ラベル作成装置およびラベル作成装置の制御方法 - Google Patents

ラベル作成装置およびラベル作成装置の制御方法 Download PDF

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Description

定長印刷機能を有するラベル作成装置およびラベル作成装置の制御方法に関するものである。
従来、一定の長さのラベルを作成するための定長印刷機能が知られている。例えば、特許文献1には、定長を設定して複数の文字列を登録し、その全ての文字列を対象として印刷すると、定長のラベルが複数枚連続して作成されることが記載されている。
一方、定長のラベルを使用する用途の一つとして、パッチパネルの端子名を明示するためのラベル作成がある。パッチパネルとは、ケーブル群を収容し接続するためのパネルであり、パッチベイ、端子盤、制御盤とも呼称される。このパッチパネルを利用することで、専用のスイッチ装置を使わず簡便に信号の経路を選択できるため、音楽スタジオなどにおけるオーディオ機器の接続や通信用光ファイバーの接続など広く利用されている。
図11は、パッチパネルのパネル前面70の一部を示す図である。同図に示すように、一般的なパッチパネルは、機器からのケーブル71をパネル前面の端子(ジャック,ソケット)72に接続し(ケーブル71先端の二重四角は、プラグを示す)、その背後には恒久的なケーブル(図示省略)が延びている。また、各端子72の位置に合わせて、ケーブル71の接続先などが印刷されたラベルLaが貼付される。一般的に端子72間の間隔は一定となるように設計されているため、定長印刷機能を用いることで、ラベル長の設定の手間を軽減できると共に、ラベル長が一定であるため、貼付した後の見栄えが良いといった利点がある。
特開2001−001602号公報(段落[0064]〜[0087]等)
ところが、定長印刷機能を用いてラベルLaを作成すると、ラベル間が自動切断されるため(自動切断機能を用いた場合)、テープ長の短いラベルLaが多数作成されることとなり、貼付作業に手間がかかってしまう。例えば、10個の端子72が並ぶ場所に各端子72に合わせたラベルLaを貼付しようとすると、10枚分の貼付作業が必要となる。この場合、各ラベルLaを見栄え良く貼付するため、対応する各端子72の位置と合うように且つ曲がらないように(傾かないように)、慎重に貼り付ける必要があるため余計に時間がかかってしまう。また、自動切断機能をOFFにすることも考えられるが、この場合は、印刷終了後に手動にて印刷テープを切断する必要がある。また、自動切断機能をOFFにすると、通常、テープ先端部の切断(ヘッドカッタ間に相当する長さ分の印刷テープの切断)も行われないため、最初のラベルだけラベル長が長くなることがあり、パネル前面70に貼付した場合の見栄えを損ねるといった問題もあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、貼付作業が容易であり、且つ見栄えの良いパッチパネル貼付用のラベルを作成可能なラベル作成装置およびラベル作成装置の制御方法を提供することを課題とする。
本発明のラベル作成装置は、印刷テープに任意の情報を印刷してラベルを作成するラベル作成装置であって、印刷テープに印刷するための情報を入力する情報入力部と、情報入力部による入力結果を表示すると共に、情報入力部による入力位置をカーソルで示す表示部と、情報入力部により入力された情報を、印刷テープに印刷する印刷部と、情報入力部により複数枚の定長のラベルを印刷するための情報が入力された場合、ラベル間は切断せず最後のラベルの後端を切断する切断部と、を備え、表示部は、情報入力部による改行操作により各ラベルに対応した入力行を発生させ、情報入力済みの入力行の行頭にカーソルがある状態で、情報入力部により削除操作が行われた場合、情報入力済みの入力行および当該入力行に入力されている情報を残したまま、1行前の入力行の行末にカーソルを移動し、情報未入力の入力行の行頭にカーソルがある状態で、情報入力部により削除操作が行われた場合、情報未入力の入力行を削除して、1行前の入力行の行末にカーソルを移動することを特徴とする。
上記のラベル作成装置において、情報入力部は、ラベルごとに異なる情報を入力するフリー入力が可能であることが好ましい。
上記のラベル作成装置において、情報入力部は、少なくとも一部の情報をインクリメントしながら連続的に複数枚のラベルを印刷する連番・連続印刷を行うための情報を入力する連番入力が可能であることが好ましい。
上記のラベル作成装置において、情報入力部にて入力された定長のラベルを印刷するための情報に基づく定長の直近設定値を記憶する定長記憶部をさらに備え、定長記憶部は、フリー入力時と、連番入力時とで、個別の直近設定値を記憶することが好ましい。
上記のラベル作成装置において、印刷部および切断部が臨む搬送経路に沿って、印刷テープを搬送するテープ搬送部をさらに備え、切断部は、印刷テープの送り開始から、搬送経路における印刷部の印刷位置と、切断部の切断位置と、の間の長さに相当するヘッドカッタ間距離分の送り終了後、印刷テープを切断することが好ましい。
上記のラベル作成装置において、切断部により、自動切断を行うか否かを設定する切断設定部をさらに備え、切断部は、切断設定部により、自動切断を行うと設定されている場合に切断動作することが好ましい。
上記のラベル作成装置において、切断部は、ラベル間の切断を行わない特定モードに設定された後、情報入力部によりn枚の定長のラベルを印刷するための情報が入力された場合、1番目から(n−1)番目のラベルの後端の切断を省略することが好ましい。
本発明のラベル作成装置の制御方法は、印刷テープに任意の情報を印刷してラベルを作成するラベル作成装置の制御方法であって、ラベル作成装置が、印刷テープに印刷するための情報を入力する情報入力ステップと、情報入力ステップの入力結果を表示すると共に、情報入力ステップの入力位置をカーソルで示す表示ステップと、情報入力ステップにて入力された情報を、印刷テープに印刷する印刷ステップと、情報入力ステップにて複数枚の定長のラベルを印刷するための情報が入力された場合、ラベル間は切断せず最後のラベルの後端を切断する切断ステップと、を実行し、表示ステップは、情報入力ステップの改行操作により各ラベルに対応した入力行を発生させ、情報入力済みの入力行の行頭にカーソルがある状態で削除操作が行われた場合、情報入力済みの入力行および当該入力行に入力されている情報を残したまま、1行前の入力行の行末にカーソルを移動し、情報未入力の入力行の行頭にカーソルがある状態で削除操作が行われた場合、情報未入力の入力行を削除して、1行前の入力行の行末にカーソルを移動することを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明のラベル作成装置は、印刷テープに任意の情報を印刷してラベルを作成するラベル作成装置であって、テープ長手方向が一定の長さのラベルを作成するための定長を設定する定長設定部と、印刷テープに印刷するための情報を入力する情報入力部と、情報入力部により入力された情報を、印刷テープに印刷する印刷部と、印刷テープを、テープ幅方向に切断する切断部と、を備え、定長設定部により定長が設定され、且つ情報入力部によりn枚(但し、nはn≧2となる整数)のラベルを印刷するための情報が入力された場合、切断部は、1番目から(n−1)番目のラベルの後端は切断せず、n番目のラベルの後端を切断することを特徴とする。
本発明のラベル作成装置の制御方法は、印刷テープに任意の情報を印刷してラベルを作成するラベル作成装置の制御方法であって、ラベル作成装置が、テープ長手方向が一定の長さのラベルを作成するための定長を設定する定長設定ステップと、印刷テープに印刷するための情報を入力する情報入力ステップと、入力された情報を、印刷テープに印刷する印刷ステップと、印刷テープを、テープ幅方向に切断する切断ステップと、を実行し、定長設定ステップにおいて定長が設定され、且つ情報入力ステップにおいてn枚(但し、nはn≧2となる整数)のラベルを印刷するための情報が入力された場合、切断ステップでは、1番目から(n−1)番目のラベルの後端は切断せず、n番目のラベルの後端を切断することを特徴とする。
これらの構成によれば、定長を設定し、且つn枚のラベルを印刷するための情報をそれぞれ入力することで、n枚のラベル(以下、「部分ラベル」と称する)が繋がった状態の1枚のラベル(以下、「パッチパネル用ラベル」)を作成できる。これにより、複数の端子が1列に並ぶ場所に、各端子名を明示するためのラベルを貼付しようとした場合、パッチパネル用ラベルを少なくとも1枚作成して貼付するだけでよく、貼付作業の手間を軽減できる。また、n番目の部分ラベルの後端は切断されるため、手動による印刷テープの切断操作も不要となり、さらにユーザーの手間を軽減できる。
上記に記載のラベル作成装置において、情報入力部は、ラベルごとに異なる情報を入力するフリー入力が可能であり、情報入力部による入力結果を表示する表示部をさらに備え、フリー入力時において、表示部は、情報入力部の改行操作により各ラベルに対応した入力行を発生させることが好ましい。
この構成によれば、パッチパネル用ラベルを構成する各部分ラベルに、使用用途やユーザーの好みに応じた任意の情報を印刷することができる。また、フリー入力では、ユーザーの改行操作により各部分ラベルに対応した入力行が発生するため、予めラベル枚数を設定しておくなどの必要がなく、容易且つ迅速に情報入力を行うことができる。なお、フリー入力の場合、ラベル枚数「n」は、入力行の行数と一致する。
上記に記載のラベル作成装置において、表示部は、情報入力部による入力位置をカーソルで示し、情報入力済みの入力行の行頭にカーソルがある状態では、情報入力部により削除操作が行われた場合、情報入力済みの入力行および当該入力行に入力されている情報を残したまま、1行前の入力行の行末にカーソルを移動し、また情報未入力の入力行の行頭にカーソルがある状態では、情報入力部により削除操作が行われた場合、情報未入力の入力行を削除して、1行前の入力行の行末にカーソルを移動することが好ましい。
この構成によれば、対象入力行に情報が入力されているか否かに応じて、削除操作が行われた場合の結果が変化するため、利便性が良い。例えば、情報入力済みの入力行の行頭にカーソルがある状態で削除操作が行われた場合、1行前の入力行の行末にカーソルが移動するため、当該1行前の入力行の行末の編集を行いたい場合に便利である。またこの場合、削除操作によって、あたかも改行マークが削除されたように、1行前の入力行の行末に対象入力行の情報が付加されることがないため、意図せず定長オーバーとなってしまうなどの不都合がない。また、情報未入力の入力行の行頭にカーソルがある状態で削除操作が行われた場合、その入力行を削除するため、部分ラベルの作成枚数を減らしたい場合に便利である。
上記に記載のラベル作成装置において、情報入力部は、少なくとも一部の情報をインクリメントしながら連続的にn枚のラベルを印刷する連番・連続印刷を行うための情報を入力する連番入力が可能であることが好ましい。
この構成によれば、パッチパネル用ラベルを作成する場合、各端子を単に識別する目的で、「端子−1」、「端子−2」・・・などの情報を印刷することが考えられるが、そのような場合に便利である。なお、連番入力の場合、ラベル枚数「n」は、指定されたラベル枚数(連番・連続印刷を行うための情報に含まれるラベル枚数の指定情報」となる。
上記に記載のラベル作成装置において、定長設定部による直近設定値を記憶する定長記憶部をさらに備え、定長記憶部は、フリー入力時と、連番入力時とで、個別の直近設定値を記憶することが好ましい。
この構成によれば、定長設定の直近設定値を記憶するため、同じ長さのラベルを続けて作成したい場合に便利である。また、フリー入力時と、連番入力時とで、個別の直近設定値を記憶するため、使用用途に応じてフリー入力と連番入力を使い分けている場合に、それぞれの定長設定の手間を軽減できる。
上記に記載のラベル作成装置において、印刷部および切断部が臨む搬送経路に沿って、印刷テープを搬送するテープ搬送部をさらに備え、切断部は、印刷テープの送り開始から、搬送経路における印刷部の印刷位置と、切断部の切断位置と、の間の長さに相当するヘッドカッタ間距離分の送り終了後、印刷テープを切断することが好ましい。
この構成によれば、印刷テープの送り開始からヘッドカッタ間距離分の送り終了後に印刷テープを切断する(前カットを行う)ため、印刷テープを逆送りするなどの複雑な制御を必要とすることなく、パッチパネル用ラベルの先端から情報を印刷することができる。また、前カットにより、全ての部分ラベルのラベル長が統一されるため、パネル前面に貼付した際の見栄えが良い。
上記に記載のラベル作成装置において、切断部により、自動切断を行うか否かを設定する切断設定部をさらに備え、切断部は、切断設定部により、自動切断を行うと設定されている場合に切断動作することが好ましい。
この構成によれば、自動切断を行うと設定されている場合でも、n枚の部分ラベルが繋がった状態のパッチパネル用ラベルを作成できる。つまり、切断設定部の設定を変更することなく、通常ラベル作成時はラベル印刷ごとに自動切断を行い、パッチパネル用ラベル作成時はn枚の部分ラベルの最後の部分ラベルの後端のみを切断する、といった使い方が可能となる。
上記に記載のラベル作成装置において、切断部は、ラベル間の切断を行わない特定モードに設定された後、定長設定部により定長が設定され、且つ情報入力部によりn枚のラベルを印刷するための情報が入力された場合、1番目から(n−1)番目のラベルの後端の切断を省略することが好ましい。
この構成によれば、特定モード(パッチパネル用ラベルを作成するためのモード)に設定された場合のみ、1番目から(n−1)番目のラベルの後端の切断を省略することができる。言い換えれば、特定モードに設定されていない場合に、定長設定部により定長が設定され、且つ情報入力部によりn枚のラベルを印刷するための情報が入力された場合は、n枚全てのラベルの後端の切断を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るラベル作成装置の外観斜視図である。 ラベル作成装置の制御ブロック図である。 ラベル作成装置の機能ブロック図である。 パッチパネル用ラベルの貼付例を示す平面図である。 パッチパネル用ラベル(フリー入力)の作成方法を示す画面遷移図である。 パッチパネル用ラベル(フリー入力)の作成結果を示す平面図である。 パッチパネル用ラベル(連番入力)の作成方法を示す画面遷移図である。 図7に続く画面遷移図である。 パッチパネル用ラベル(連番入力)の作成結果を示す平面図である。 パッチパネル用ラベルの変形例を示す平面図である。 パッチパネルのラベル貼付例の従来例を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るラベル作成装置1の開閉蓋21を開いた状態の外観斜視図である。図1に示すようにラベル作成装置1は、装置ケース2により外郭が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーを備えたキーボード3が配置されると共に、後部上面には、その左部に開閉蓋21が取り付けられ、その右部には表示画面41が配設されている。また、表示画面41の手前側には、特殊印刷(パッチパネル用ラベルLp(図6等参照)の印刷など)を指示するための特殊キー群42が配置されている。開閉蓋21の内側にはテープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部6が窪入形成されており、テープカートリッジCは、開閉蓋21を開放した状態でカートリッジ装着部6に着脱可能に装着される。また、開閉蓋21にはこれを閉じた状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓21aが形成されている。
キーボード3には、文字キー群3a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群3bが配列されている。文字キー群3aは、JIS配列に基づいたフルキー構成であり、操作するキー数の増加を抑えるためのシフトキーを備えるなど、一般のワードプロセッサー等と同様である。また、機能キー群3bには、[印刷]キー、[特殊印刷]キー、[カーソル]キー、[選択]キー、[削除]キーおよび[連番]キーなどが含まれる。
[印刷]キーは、通常印刷の実行を指示するためのキーである。また、[特殊印刷]キーは、連続印刷や鏡文字印刷の実行を指示するためのキーである。「連続印刷」とは、同じラベルを連続して印刷する機能であり、「鏡文字印刷」とは、入力された情報を鏡像反転して印刷する機能である。また、[カーソル]キーは、上下左右キー([↑],[↓],[←],[→])から成り、カーソル移動やスクロール操作を行うためのキーである。また、[選択]キーは、選択肢の選択および改行操作を行うためのキーである。また、[削除]キーは、文字を削除(消去)するためのキーである。また、[連番]キーは、数字または英字の部分だけが異なる複数のラベルを、印刷ごとに数字または英字の部分を加算または減算しながら印刷する連番印刷を行うためのキーである。
表示画面41は、液晶ディスプレーであり、ユーザーがキーボード3を用いて入力した入力情報に基づく編集結果、および当該編集結果に基づいて生成された印刷データ等を確認したりする際に用いられる。
装置ケース2の左側部には、カートリッジ装着部6と外部とを連通するテープ排出口22が形成され、このテープ排出口22には、不図示のテープ搬送機構により送り出したテープ(印刷テープ)Tを切断するためのテープカッター23が臨んでいる。そして、テープ排出口22から印刷済みのテープTが所定長さだけ送り出され、送りを一旦停止させた状態で、この印刷済みのテープTがテープカッター23により切断されて、短冊状のラベルを作成する。なお、切断処理については、自動カット(自動切断)を「する」または「しない」の選択肢により、カッターモーター25(図2参照)の駆動を設定できる。
一方、カートリッジ装着部6には、ヘッドカバー61a内にサーマルタイプの印刷ヘッド7が内蔵されたヘッドユニット61と、印刷ヘッド7に対峙するプラテン駆動軸62と、後述のインクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸63と、後述のテープリール17の位置決め突起64とを備えている。また、カートリッジ装着部6の下側には、テープ搬送機構となるプラテン駆動軸62および巻き取り駆動軸63を回転させるテープ送りモーター26(図2参照)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース51内部の上部中央部に、一定の幅(4mm〜48mm程度)のテープTを巻回したテープリール17と、右下部にインクリボンRを巻回したリボンリール19とを収容して構成されており、テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。また、テープリール17の左下部には前記ヘッドユニット61を覆うヘッドカバー61aが差し込まれるための貫通孔55が形成されている。さらに、貫通孔55に差し込まれたヘッドユニット61と、プラテン駆動軸62に嵌合されて回転駆動するプラテンローラー53とは、テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応して配置されている。一方、リボンリール19に近接してリボン巻き取りリール54が配置され、リボンリール19から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー61aを周回するように、リボン巻き取りリール54に巻き取られるようになっている。つまり、貫通孔55の周壁のリボン走行路を経由して、リボン巻き取りリール54に巻き取られるようになっている。
テープカートリッジCがカートリッジ装着部6に装着されると、ヘッドカバー61aに貫通孔55が、位置決め突起64にテープリール17の中心孔が、巻き取り駆動軸63にリボン巻き取りリール54の中心孔がそれぞれ差し込まれ、テープTおよびインクリボンRを挟み込んで印刷ヘッド7がプラテンローラー53に当接して印刷が可能になる。その後、ユーザーが表示画面41の編集結果を確認しながらキーボード3により所望のテキスト(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)や画像を入力し、[印刷]キー等の押下によって印刷を指示すると、ラベル作成装置1は、テープ送りモーター26によりテープカートリッジCからテープTを繰り出し、印刷ヘッド7の発熱素子を選択的に発熱させることによりテープTに所望の印刷を行う。テープTの印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部に送り出され、印刷を完了すると、テープ送りモーター26は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する(その後、切断処理に移行する)。
一方、テープTは、裏面に粘着剤層が形成された記録テープTaと、この粘着剤層により記録テープTaに貼り付けられた剥離テープTbとから構成されている。そして、テープTは、記録テープTaを外側にし、且つ剥離テープTbを内側にしてロール状に巻回されてカートリッジケース51内に収容されている。また、テープTは、テープ種別(テープ幅、テープの地色、地模様、材質など)が異なる複数種のものが用意されており、各カートリッジケース51には、このうち1種類のテープT(およびインクリボンR)が収容されている。また、カートリッジケース51の裏面にはテープカートリッジCの種別を特定する複数の孔(図示省略)が設けられている。また、複数の孔に対応してカートリッジ装着部6には、これらを検出するテープ識別センサー(マイクロスイッチ等)27(図2参照)が、複数設けられており、このテープ識別センサー27により複数の孔の状態を検出することで、テープ種別を判別できるようになっている。
次に、図2の制御ブロック図を参照し、ラベル作成装置1の制御構成について説明する。ラベル作成装置1は、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)81、RAM(Random Access Memory)82、ROM(Read Only Memory)83、表示画面41、特殊キー群42、キーボード3、カッターモーター25、テープカッター23、テープ送りモーター26、印刷ヘッド7およびテープ識別センサー27を備え、各構成要素は、バス85を介して接続されている。
RAM82は、CPU81と直接接続されており、CPU81が各種制御を行う際のワークエリアとして用いられる。ROM83は、CPU81が各種制御を行うための制御プログラムおよび各種情報を記憶している。制御プログラムとしては、具体的に、表示画面41の表示制御を行うための表示制御プログラムや印刷処理を行うための印刷処理プログラム等を記憶している(図示省略)。また、ROM83は、定長設定(テープ長手方向が一定の長さのラベルを作成するための定長印刷機能の設定)、長さ設定、割付け設定(前揃え、中揃え、均等割付け、後揃えの設定)などの保存値を記憶する保存値記憶領域84を有している。「保存値」とは、表示画面41に選択肢が表示されたときに最初に選択されている選択肢を指す。
表示画面41は、編集結果や印刷レイアウトを表示する。特殊キー群42には、パッチパネル用ラベルLpを作成するための[パッチパネル]キーが含まれる。[パッチパネル]キーが押下されると、パッチパネル用ラベルLpの作成方法として、任意の文字列(記号、絵文字を含む)を入力可能な「フリー入力」と、連番文字を入力可能な「連番入力」と、のいずれかを選択可能である。詳細は後述する。
キーボード3は、ユーザーが情報を入力するために用いられる。カッターモーター25は、テープカッター23と接続され、テープTをその幅方向に切断する。テープ送りモーター26は、テープ搬送機構を駆動する。印刷ヘッド7は、テープ搬送に同期してテープT上に印刷を行う。テープ識別センサー27は、テープカートリッジCに収容されたテープTの種別を検出する。CPU81は、このテープ識別センサー27の検出結果に基づいて(テープ幅やテープ材質等に基づいて)、表示画面41へのテープ幅の表示(図5のD10等参照)、テキストとして入力可能な行数および文字数の制限、パッチパネル用ラベルLpの作成に適したテープTであるか否かの判別、などを行う。なお、CPU81は、パッチパネル用ラベルLpの作成に適したテープTでないと判定した場合、[パッチパネル]キーが押下されたとき、表示画面41にエラー表示を行う。その他、CPU81は、表示画面41の表示処理、編集処理および印刷処理を制御する。
次に、図3を参照し、ラベル作成装置1の機能構成について説明する。ラベル作成装置1は、主な機能構成として、定長記憶部110、定長設定部120(情報入力部)、情報入力部130、表示部140、切断設定部150、印刷データ生成部160および印刷処理部170を備えている。
定長記憶部110は、定長印刷機能の保存値を記憶するものであり、保存値記憶領域84を主要部とする。なお、定長印刷機能の保存値としては、定長設定部120による特定モード用の直近設定値と、通常の定長印刷機能による通常モード用の直近設定値と、を記憶する。なお、「特定モード」とは、パッチパネル用ラベルLpを作成するためのモードであり、[パッチパネル]キーの押下によって移行する。また、「通常モード」とは、[パッチパネル]キーが押下されない場合のモードであり、編集メニューの一機能として定長印刷機能の設定が可能である(設定方法は、後述する図5のD03と同様)。また、「通常モード」において、定長印刷設定が行われた場合であって、自動カット「する」に設定された場合、定長のラベルごとに切断処理が行われる(全てのラベルの後端が切断される)。
また、定長記憶部110は、特定モード時の入力方法である「フリー入力」時と「連番入力」時とで、個別の直近設定値を記憶する。「フリー入力」および「連番入力」とは、後述する情報入力部130の入力方法を指すものであり、ユーザーは特定モードに設定した後、いずれかの入力方法を選択する必要がある。「フリー入力」を選択した場合は、部分ラベルLs(図6等参照)ごとに異なる情報を入力し、「連番入力」を選択した場合は、複数枚の部分ラベルLsの連番・連続印刷を連続的に行うための情報を入力する。
定長設定部120は、特定モード設定後に、定長を設定するものであり、特殊キー群42([パッチパネル]キー)およびキーボード3を主要部とする。なお、「通常モード」時における定長印刷機能は、一定の長さのラベルを作成するための機能であるが、「特定モード」時における定長印刷機能は、パッチパネル用ラベルLpを構成する各部分ラベルLsのラベル長設定のために用いられる。図4は、パッチパネルのパネル前面70への、パッチパネル用ラベルLpの貼付例を示す平面図である。同図に示すように、パッチパネル用ラベルLpを作成する際、定長としては、隣り合う端子72間の長さ(定長FL)を設定する。当該定長FLが、部分ラベルLsの長さとなる。また、作成されたパッチパネル用ラベルLpは、一列に並ぶ複数の端子72と並行に貼付され、各部分ラベルLsによって各端子72の端子名が明示される。
情報入力部130は、テープTに印刷するための情報を入力するものであり、キーボード3を主要部とする。また、情報入力部130は、上記の通り、パッチパネル用ラベルLpの作成時において、部分ラベルLsごとに任意の文字列を入力する「フリー入力」と、連番・連続印刷を行うための情報を入力する「連番入力」と、のいずれかを行う。「連番・連続印刷を行うための情報」には、「連番印刷設定」に含まれる「初期値」、「繰返し回数」、「2桁繰上り」の設定値と、「連続印刷設定」に含まれる「部分ラベルLsの枚数指定」または「枚数指定なし(ユーザーによって印刷が止められるまで)」のいずれかの設定値と、が含まれる。
表示部140は、情報入力部130による入力結果を表示するものであり、表示画面41を主要部とする。なお、表示部140は、フリー入力時において、情報入力部130による[選択]キーの押下(改行操作)により各部分ラベルLsに対応した入力行を発生させる。また、フリー入力時において、情報入力済みの入力行の行頭にカーソルKがある状態で、[削除]キーが押下された場合、情報入力済みの入力行および当該入力行に入力されている情報を残したまま、1行前の入力行の行末にカーソルKを移動する。一方、情報未入力の入力行の行頭にカーソルKがある状態で、[削除]キーが押下された場合は、情報未入力の入力行を削除して、1行前の入力行の行末にカーソルKを移動する。
切断設定部150は、後述する切断部173により、自動カットを行うか否かを設定する。なお、自動カット「する」に設定された場合は、印刷前後におけるテープTの切断を自動的に行う。また、自動カット「しない」に設定された場合は、印刷後のテープTをハサミ等により切断するか、ラベル作成装置1に搭載されたカット機能(テープ送り後カットする機能)を用いてテープTを切断する。
印刷データ生成部160は、定長設定部120の設定、および情報入力部130により入力された情報(連番入力の場合の連番印刷設定および連続印刷機能の設定値を含む)に基づいて、文字列のレイアウトを決定し、テープTに印刷するための印刷データを生成するものであり、CPU81、RAM82およびROM83を主要部とする。
印刷処理部170は、テープ搬送部171、印刷部172および切断部173を含み、印刷データ生成部160により生成された印刷データに基づいて印刷処理を行う。テープ搬送部171は、テープ送りモーター26およびテープ搬送機構を主要部とし、印刷部172は、印刷ヘッド7を主要部とする。また、切断部173は、テープカッター23およびカッターモーター25を主要部とする。
切断部173は、[パッチパネル]キーの押下によりパッチパネル用ラベルLpの作成に必要な情報が入力された場合(定長設定部120により定長が設定され、且つ情報入力部130によりn枚(但し、nはn≧2となる整数)のラベルを印刷するための情報が入力された場合)、1番目から(n−1)番目のラベルの後端は切断せず、n番目のラベルの後端を切断する(以後、「後カット」と称する)。また、切断部173は、テープTの送り開始から、テープ搬送部171の搬送経路における印刷ヘッド7の位置と、当該印刷ヘッド7の下流側に設けられたテープカッター23の位置と、の間の長さに相当するヘッドカッタ間距離分の送り終了後、テープTを切断する(以後、「前カット」と称する)。なお、後カットおよび前カットは、切断設定部150により、自動カット「する」と設定されている場合に行われる。以下の説明では、特に断りがない限り、自動カット「する」に設定されているものとする。
次に、図5ないし図9を参照し、パッチパネル用ラベルLpの作成処理について詳細に説明する。図5は、「フリー入力」を行う場合の作成処理を示す画面遷移図である。同図において、符号D01の画面(以下、「画面D**」と記載する)は、未入力状態のテキスト入力画面を示している。未入力状態のテキスト入力画面は、行頭マークM1に、カーソルKが付加されている。
テキスト入力画面(画面D01)において、[パッチパネル]キーが押下されると、パッチパネル選択画面(画面D02)に遷移する(「特定モード」に移行する)。パッチパネル選択画面では、画面左部に選択肢「パネルA」および「パネルB」を表示する。「パネルA」は「フリー入力」を示す選択肢であり、「パネルB」は「連番入力」を示す選択肢である。また、同図の例では、パッチパネル選択画面の直近設定値が「パネルA」となっており、反転表示される。なお、以下の説明において、反転表示は直近設定値(デフォルト値)であることであることを意味する。また、選択肢「パネルA」が反転表示されている場合、パッチパネル選択画面の画面右部には、「パネルA」を選択した場合のラベル作成例95を表示する。ラベル作成例95は、「フリー入力」によるパッチパネル用ラベルLpの作成例を簡易表示したものである。
画面D02の状態で[選択]キーが押下されると、長さ設定画面(画面D03)に遷移する。長さ設定画面は、定長(本実施形態では、部分ラベルLsの長さ)を設定するための画面である。同画面では、複数の長さ選択肢の中からいずれかを選択可能となっている。また、当該選択結果は、「フリー入力」用の直近設定値として保存値記憶領域84に記憶される。なお、選択肢は、0.2〜0.5cm間隔で表示されることが好ましい。また、複数の選択肢の中から選択するのではなく、数値入力によって定長を設定しても良い。
画面D03の状態で[選択]キーが押下されると、情報入力画面(フリー入力用)(D04)に遷移する。情報入力画面では、1枚目の部分ラベルLsに対応する入力行を表示する。また、行頭には、カーソルKが表示される。なお、各部分ラベルLsに対応する入力行には、画面D03で設定された定長に収まる1行分の文字列を入力可能となっている。仮に、設定した定長を超える文字数が入力された場合、エラー表示を行う。
画面D04の状態から文字列「LAN 1」が入力されると、画面D05の状態となる(カーソルKが最終文字「1」に付加される)。また、画面D05の状態で[選択]キーが押下されると、画面D06の状態となる。すなわち、2枚目の入力行が発生し、カーソルKは2枚目の入力行の行頭に表示される。なお、画面D06の状態で[削除]キーが押下されると、2枚目の入力行が削除され、画面D05の状態となる。また、仮に2枚目の入力行に文字が入力された後、2枚目の入力行の行頭にカーソルKを移動して[削除]キーが押下されると、2枚目の入力行と入力文字は残されたまま、カーソルKが、1枚目の入力行の行末に移動する。
画面D06の状態から文字列「LAN 2」が入力されると、画面D07の状態となる(カーソルKが2枚目の入力行の最終文字「2」に付加される)。また、画面D07の状態で[選択]キーが押下されると、3枚目の入力行が発生し、画面D08の状態となる。この要領で、3枚目の入力行に「Cable A」、4枚目の入力行に「Cable B」、5枚目の入力行に「Cable C」、6枚目の入力行に「Cable D」が入力されると、画面D09の状態となる(カーソルKが6枚目の入力行の最終文字「D」に付加される)。つまり、画面D04〜画面D09の入力操作により、6枚分の部分ラベルLsを印刷するための情報が入力されたことになる。
ここで(画面D09の状態で)[印刷]キーが押下されると、表示画面41は印刷実行画面(画面D10)に遷移し、印刷処理が実行される。印刷実行画面では、長さ設定画面(画面D03)で設定された定長と、テープ識別センサー27の検出結果に基づくテープ幅と、印刷枚数と、を表示する。なお、これらの情報に加えて、パッチパネル用ラベルLpの長さ(同図の例では、5.0cm×6=30.0cm)や、部分ラベルLsの枚数などを表示しても良い。なお、印刷終了後は、情報入力画面(画面D09)に戻る。
図6(a)は、図5に示した手順で作成されたパッチパネル用ラベルLpの印刷結果(フリー入力)を示す平面図である。印刷処理では、まずテープ送り開始からテープカッター間の長さHC分の送り後、前カットを行う。また、各部分ラベルLsに対応して入力された情報を、それぞれ定長5.0cmの範囲に、割付け「中揃え」で印刷する。また、文字列の方向は、テープTの長手方向、文字の向きは「横書き」となる。さらに、印刷終了後、6枚目の部分ラベルLsの後端を後カットする。これにより、同図に示すような長さ30.0cmのパッチパネル用ラベルLpが作成される。作成されたパッチパネル用ラベルLpは、端子72が並ぶパネル前面70に、端子72の並び方向と平行になるように、また各部分ラベルLsに対応する情報(端子名)が、各端子72の位置と合うように位置決めされて貼付される(図4参照)。
なお、図6(a)では、前カットを行う場合を例示したが、前カットの機能を有しないラベル作成装置1の場合、図6(b)に示すように、前カットが行われるべき位置に前カット線91を印刷しても良い。この構成によれば、前カットの機能を有しないラベル作成装置1の場合でも、ハサミ等を用いて直線的にテープTをカットすることができ、全ての部分ラベルLsの長さが均一な見栄えの良いパッチパネル用ラベルLpを作成できる。
また、図6(c)に示すように、部分ラベルLsのラベル間に区切り線92を印刷しても良い。この構成によれば、パッチパネル用ラベルLpを貼付する際の位置決めが容易となる。
次に、図7および図8を参照し、「連番入力」を行う場合のパッチパネル用ラベルLpの作成処理について説明する。テキスト入力画面(画面D21,図5の画面D01と同様)において、[パッチパネル]キーが押下されると、パッチパネル選択画面(画面D22,図5の画面D02と同様)に遷移する。画面D22の状態で、[↓]キーが押下されると、画面D23の状態となり、選択肢「パネルB」が網掛け表示される(網掛け表示は点線枠にて図示)。また、選択肢「パネルB」が網掛け表示されている場合は、画面右部に、「パネルB」を選択した場合のラベル作成例96を表示する。ラベル作成例96は、「連番入力」によるパッチパネル用ラベルLpの作成例を簡易表示したものである。
画面D23の状態で[選択]キーが押下されると、長さ設定画面(画面D24)に遷移する。長さ設定画面(画面D24)は、「フリー入力」の場合の長さ設定画面(図5の画面D03)と同様の表示である。なお、長さ設定画面(画面D24)の選択結果は、「連番入力」用の直近設定値として保存値記憶領域84に記憶される。画面D24の状態で[選択]キーが押下されると、情報入力画面(連番入力用)(画面D25)に遷移する。情報入力画面では、1行分の入力行を表示する。また、当該入力行の行頭には、カーソルKが表示される。なお、情報入力画面(連番入力用)では、複数行の入力行は禁止されている。したがって、画面D25や画面D26の状態で[選択]キーが押下されると、エラー表示を行う。
画面D25の状態で文字列「LAN」が入力されると、画面D26の状態となる(カーソルKが入力行の最終文字「N」に付加される)。この状態で[連番]キーが押下されると、連続番号設定画面(画面D27)に遷移し、連番印刷設定を開始する。連番印刷設定では、まず「初期値」を入力する。「初期値」としては、数字「0〜9」、「00〜99」またはアルファベットを入力可能である。また、数字「0〜9」が入力された場合は、「2桁繰上り」の選択が必要となる(D30参照)。例えば、画面D27の状態で数字の[1]キーが押下されると、画面D28の状態となり(初期値「1」が入力され)、画面D28の状態で、[選択]キーが押下されると、繰返し回数設定画面(D29)に遷移する。「繰返し回数」としては、「1回」、「2回」、「3回」、「4回」、「5回」、「10回」のいずれかを選択可能であり、例えば「2回」が設定されると、上記の設定により初期値が「1」であるため、「1、1、2、2、3、3・・・」のように、2回ずつ繰り返しながら連番印刷を行う。
画面D29の状態で[選択]キーが押下されると、2桁繰上り設定画面(画面D30)に遷移する。2桁繰上り設定画面では、選択肢「あり」、「なし」を表示する。ここで、「あり」が選択されると、「1、2、3、・・・9、10、11・・・99、1、2・・・」のように「9」の後、2桁に繰上がって印刷される。また、「なし」が選択されると、「1、2、3、・・・9、1、2・・・」のように「9」の後、初期値の「1」に戻る。画面D30の状態で[選択]キーが押下されると、連番印刷設定が終了し、図8の画面D31の状態となる(情報入力画面に戻る)。
画面D31に示すように、連番印刷設定が行われると、その入力位置に連番マーク97が表示され、さらに初期値が網掛け表示される。連番マーク97は、アルファベット「N」の左上に数字「2」が付加されたマークとなっているが、アルファベット「N」は「連番文字」であること、また数字「2」は、連番に2桁数字が含まれることを示している。
画面D31の状態で[特殊印刷]キーが押下されると、特殊印刷選択画面(画面D32)に遷移する。特殊印刷選択画面では、選択肢「連続印刷」、「鏡文字印刷」、「印刷実行?」を表示する。ここで、選択肢「連続印刷」が選択されると(画面D32の状態で[選択]キーが押下されると)、連続印刷設定画面(D33)に遷移し、連続印刷設定を開始する。連続印刷設定画面では、選択肢「枚数指定」および「止めるまで」を表示する。ここで、選択肢「枚数指定」が選択されると(画面D33の状態で[選択]キーが押下されると)、枚数入力画面(画面D34)に遷移する。なお、連続印刷設定画面で、選択肢「止めるまで」が選択された場合は、その時点で連続印刷設定が終了となる。
枚数入力画面(画面D34)の状態で数字[6]キーが押下されると、画面D35の状態となり(枚数「6」枚が入力され)、画面D35の状態で[選択]キーが押下されると、画面D36の状態となる(特殊印刷選択画面に戻る)。ここでは、直近設定値「連続印刷」の次の選択肢「鏡文字印刷」が反転表示される。また、画面D36の状態で[↓]キーが押下され、選択肢「印刷実行?」を網掛け表示した状態で(画面D37)[選択]キーが押下されると、印刷実行画面(D38)に遷移し、印刷処理が実行される。印刷実行画面では、長さ設定画面(画面D24)で設定された定長と、テープ識別センサー27の検出結果に基づくテープ幅と、「連続印刷」である旨と、印刷枚数と、を表示する。なお、これらの情報に加えて、パッチパネル用ラベルLpの長さ(同図の例では、5.0cm×6=30.0cm)や、部分ラベルLsの枚数などを表示しても良い。また、連続印刷の進行にしたがって、印刷枚数の表示を「1」、「2」・・・とインクリメントさせても良い。なお、印刷終了後は、情報入力画面(画面D39)に遷移する。画面D39では、6枚分の部分ラベルLsの印刷が終了しているため、連番が「7」となる。
図9(a)は、図7および図8に示した手順で作成されたパッチパネル用ラベルLp(連番入力)の印刷結果を示す平面図である。なお、図6(a)に示したフリー入力の場合の印刷結果と比べて、印刷される情報が異なるだけであるため、詳細な説明を省略する。また、連番入力の場合も、図9(b)に示すように、前カットをするべき位置に前カット線91を印刷しても良いし、図9(c)に示すように、部分ラベルLsのラベル間に区切り線92を印刷しても良い。
以上説明したとおり、本実施形態のラベル作成装置1によれば、定長を設定し、且つ複数枚のラベルを印刷するための情報を入力することで、複数枚の部分ラベルLsが繋がった状態の1枚のパッチパネル用ラベルLpを作成できる。これにより、複数の端子72が1列に並ぶ場所に、各端子72の端子名を明示するためのパッチパネル用ラベルLpを貼付しようとした場合、1枚貼付するだけでよく、貼付作業の手間を軽減できる。また、最後の部分ラベルLsの後端は切断されるため、手動によるテープTの切断操作も不要となり、さらにユーザーの手間を軽減できる。また、切断設定部150により、自動切断を行うか否かを設定可能であるが、自動切断を行うと設定されている場合でも、複数枚の部分ラベルLs間は切断されないため、切断設定部150の設定を変更することなく、通常ラベルの作成時はラベル印刷ごとに自動切断を行い、パッチパネル用ラベルLpの作成時は最後の部分ラベルLsの後端のみを切断する、といった使い方が可能となる。
また、情報入力方法として「フリー入力」を選択した場合は、使用用途やユーザーの好みに応じて、各部分ラベルLsに任意の情報を印刷することができる。また、フリー入力時は、ユーザーの選択操作(改行操作)により各部分ラベルLsに対応した入力行が発生するため、ラベル枚数の設定などの必要がなく、容易且つ迅速に情報入力を行うことができる。さらに、フリー入力時は、対象入力行の行頭にカーソルKがある状態で削除操作が行われた場合、単に前入力行の行末にカーソルKが移動したり、対象入力行を削除したりなど、対象入力行に情報が入力されているか否かに応じて[削除]キー押下後の結果が変化するため、使い勝手が良い。
また、情報入力方法として「連番入力」を選択した場合は、連番印刷機能および連続印刷機能を実現できるため、情報入力の手間を軽減することができる。また、定長記憶部110は、フリー入力時と、連番入力時とで、個別の直近設定値を記憶するため、使用用途に応じてフリー入力と連番入力を使い分けている場合に、それぞれの定長設定の手間を軽減できる。
また、切断部173は、テープTの送り開始からヘッドカッタ間距離分の送り終了後に印刷テープを切断する(前カットを行う)ため、部分ラベルLsの先端から(ヘッドカッタ間距離分の前余白を必要とすることなく)文字の印刷が可能となり、テープTを逆送りするなどの複雑な制御を必要とすることなく、パッチパネル用ラベルLpの先端から情報を印刷することができる。また、前カットにより、全ての部分ラベルLsのラベル長が統一されるため、パネル前面70に貼付した際の見栄えが良い。
なお、上記の実施形態では、文字列の方向がテープTの長手方向であり、文字の向きが「横書き」となる場合を例示したが、図10(a)に示すように、文字の向きを「縦書き」としても良い。また、図10(b)に示すように、文字列の方向をテープTの幅方向としても良い。また、この場合は、複数行の文字列を入力可能としても良い。また、複数行の文字列を入力可能とした場合は、設定された定長に応じて、入力行数を制限し、入力可能な行数以上の文字列が入力されようとした場合は、エラー表示を行うことが好ましい。さらに、文字列の方向や文字の向きについて、ユーザーが選択可能としても良い。このように、文字列の方向や文字の向きを選択できることで、パッチパネル用ラベルLpを、端子72が縦に配列されたパッチパネルに対して貼付することも可能となる。
また、上記の実施形態では、定長を、センチメートル単位で設定したが、インチ単位など他の単位で設定可能としても良い。また、上記の実施形態では、各部分ラベルLsに対応して入力された情報を、それぞれ定長の範囲に「中揃え」の割付けで配置したが、「前揃え」、「後揃え」、「均等割付け」などの割付けで配置しても良い。また、定長の単位や割付けの種類について、ユーザーが選択可能としても良い。
また、上記の各実施形態に示した、ラベル作成装置1の各構成要素をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを、ラベル作成装置1の各部として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1…ラベル作成装置 3…キーボード 7…印刷ヘッド 23…テープカッター 25…カッターモーター 41…表示画面 42…特殊キー群 71…ケーブル 72…端子 91…前カット線 92…区切り線 97…連番マーク C…テープカートリッジ K…カーソル Lp…パッチパネル用ラベル Ls…部分ラベル T…テープ

Claims (8)

  1. 印刷テープに任意の情報を印刷してラベルを作成するラベル作成装置であって、
    前記印刷テープに印刷するための情報を入力する情報入力部と、
    前記情報入力部による入力結果を表示すると共に、前記情報入力部による入力位置をカーソルで示す表示部と、
    前記情報入力部により入力された情報を、前記印刷テープに印刷する印刷部と、
    前記情報入力部により複数枚の定長のラベルを印刷するための情報が入力された場合、ラベル間は切断せず最後のラベルの後端を切断する切断部と、を備え、
    前記表示部は、
    前記情報入力部による改行操作により各ラベルに対応した入力行を発生させ、
    情報入力済みの入力行の行頭に前記カーソルがある状態で、前記情報入力部により削除操作が行われた場合、前記情報入力済みの入力行および当該入力行に入力されている情報を残したまま、1行前の入力行の行末に前記カーソルを移動し、
    情報未入力の入力行の行頭に前記カーソルがある状態で、前記情報入力部により削除操作が行われた場合、前記情報未入力の入力行を削除して、1行前の入力行の行末に前記カーソルを移動することを特徴とするラベル作成装置。
  2. 前記情報入力部は、前記ラベルごとに異なる情報を入力するフリー入力が可能であることを特徴とする請求項1に記載のラベル作成装置。
  3. 前記情報入力部は、少なくとも一部の情報をインクリメントしながら連続的に複数枚のラベルを印刷する連番・連続印刷を行うための情報を入力する連番入力が可能であることを特徴とする請求項2に記載のラベル作成装置。
  4. 前記情報入力部にて入力された前記定長のラベルを印刷するための情報に基づく前記定長の直近設定値を記憶する定長記憶部をさらに備え、
    前記定長記憶部は、前記フリー入力時と、前記連番入力時とで、個別の直近設定値を記憶することを特徴とする請求項3に記載のラベル作成装置。
  5. 前記印刷部および前記切断部が臨む搬送経路に沿って、前記印刷テープを搬送するテープ搬送部をさらに備え、
    前記切断部は、前記印刷テープの送り開始から、前記搬送経路における前記印刷部の印刷位置と、前記切断部の切断位置と、の間の長さに相当するヘッドカッタ間距離分の送り終了後、前記印刷テープを切断することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のラベル作成装置。
  6. 前記切断部により、自動切断を行うか否かを設定する切断設定部をさらに備え、
    前記切断部は、前記切断設定部により、自動切断を行うと設定されている場合に切断動作することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のラベル作成装置。
  7. 前記切断部は、ラベル間の切断を行わない特定モードに設定された後、前記情報入力部により複数枚の定長のラベルを印刷するための情報が入力された場合、ラベル間の切断を省略することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のラベル作成装置。
  8. 印刷テープに任意の情報を印刷してラベルを作成するラベル作成装置の制御方法であって、
    前記ラベル作成装置が、
    前記印刷テープに印刷するための情報を入力する情報入力ステップと、
    前記情報入力ステップの入力結果を表示すると共に、前記情報入力ステップの入力位置をカーソルで示す表示ステップと、
    前記情報入力ステップにて入力された情報を、前記印刷テープに印刷する印刷ステップと、
    前記情報入力ステップにて複数枚の定長のラベルを印刷するための情報が入力された場合、ラベル間は切断せず最後のラベルの後端を切断する切断ステップと、を実行し、
    前記表示ステップは、
    前記情報入力ステップの改行操作により各ラベルに対応した入力行を発生させ、
    情報入力済みの入力行の行頭に前記カーソルがある状態で削除操作が行われた場合、前記情報入力済みの入力行および当該入力行に入力されている情報を残したまま、1行前の入力行の行末に前記カーソルを移動し、
    情報未入力の入力行の行頭に前記カーソルがある状態で削除操作が行われた場合、前記情報未入力の入力行を削除して、1行前の入力行の行末に前記カーソルを移動することを特徴とするラベル作成装置の制御方法。
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