JP5606921B2 - 青色発光層を備えた白色oled - Google Patents

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Description

本発明は、2つの青色発光層を備えた白色又は広帯域光を発生するOLEDディスプレイに関する。
有機発光ダイオードデバイスは、OLEDとも称され、アノード、カソード、及びアノードとカソードとの間に挟まれた有機エレクトロルミネッセンス(EL)ユニットを一般に含む。有機ELユニットは、少なくとも1つの正孔輸送層(HLT)、発光層(LEL)、及び電子輸送層(ETL)を含む。OLEDは、低駆動電圧、高輝度、広視野角、並びにフルカラーディスプレイ及び他の用途の可能性の観点から魅力的である。タン(Tang)らは、米国特許第4,769,292号及び同第4,885,211号において多層OLEDを記載している。
OLEDデバイスは、そのOLEDデバイスのLELの発光特性に応じて種々の色(例えば赤、緑、青、又は白)の光を発生させることができる。近年、半導体の光源、カラーディスプレイ、又はフルカラーディスプレイのような様々な用途に組み入れられるべき広帯域OLEDに対する要求が増大している。広帯域の発光とは、光がフィルター又は色変化モジュールとともに使用されて少なくとも2つの異なる色を有する表示又はフルカラー表示を生成することができるように、OLEDが可視スペクトル全体にわたる幅のある光を十分に発するということを意味する。特に、スペクトルの赤色領域、緑色領域及び青色領域の実質的な発光がある広帯域発光OLED(又は広帯域OLED)、すなわち、白色発光OLED(白色OLED)が必要とされている。カラーフィルターを白色OLEDとともに使用することで、別個にパターン化された赤色エミッタ、緑色エミッタ及び青色エミッタを有するOLEDよりもより簡素化された製造プロセスが提供される。このことは、より高い処理能力、生産量の増大及びコスト削減につながり得る。白色OLEDは、例えば、Kido et al., Applied Physics Letters, 64, 815 (1994)、J. Shiらの米国特許第5,683,823号、Satoらの特開平07−142169号公報、Deshpande et al., Applied Physics Letters, 75, 888 (1999)及びTokito et al., Applied Physics Letters, 83, 2459 (2003)によって報告されている。
OLEDからの広帯域発光を達成するために、2種類以上の分子が励起されなければならない。これは、各種類の分子が標準状態では比較的狭いスペクトルの光しか発しないためである。ホスト材料と1つ以上の発光ドーパントとを有する発光層は、ホスト材料からドーパントへのエネルギー移動が不完全である場合、可視スペクトルにおける広帯域発光につながるホスト及びドーパント両方からの発光を達成し得る。単一の発光層を有する白色OLEDを達成するためには、発光ドーパントの濃度を慎重に制御しなければならない。このことは、製造の問題を引き起こす。2つ以上の発光層を有する白色OLEDは、単一の発光層を有するデバイスよりも優れた色調及び優れた発光効率を有することができ、ドーパント濃度に対する変動許容量がより高くなる。2つの発光層を有する白色OLEDが、単一の発光層を有するOLEDよりも典型的により安定であるということも分かっている。しかしながら、スペクトルの赤色領域、緑色領域及び青色領域において強い強度の発光を達成することは困難である。2つの発光層を有する白色OLEDは、2つの強い発光ピークを典型的に有する。
タンデム型OLED構造(積層型OLED又はカスケード型OLEDと呼ばれることがある)が、Jonesらの米国特許第6,337,492号、Tanakaらの米国特許第6,107,734号、Kidoらの特開2003−045676号公報及び米国特許出願公開第2003/0189401号、並びにLiaoらの米国特許第6,717,358号及び米国特許出願公開第2003/0170491号により開示されている。このタンデム型OLEDは、いくつかの別個のOLEDユニットを垂直に積層することによって製造され、単一の電源を用いてその積層体を駆動する。発光効率、寿命又はその両方が増大されるという利点がある。しかしながら、タンデム構造は、一緒に積層されるOLEDユニットの数に大体比例して駆動電圧を増大させる。
OLEDデバイスにおいて、改善された安定性が更に必要とされている。本願と同一譲受人に譲渡された米国特許第6,692,846号、米国特許第6,967,062号及び米国特許第6,565,996号は全て、デバイスの寿命を改善するのに有効な手段を示す。これらの特許は、NPBのような正孔輸送ホスト、アントラセン共ホスト及び蛍光青色ドーパントを有する青色発光層を開示する。しかしながら、これらの文献は、経年変化による色ずれの問題に対処していない。
本願と同一譲受人に譲渡された米国特許第7,252,893号は、黄色発光層と、NPB、アントラセン共ホスト及び蛍光青色ドーパントを含む青色発光層とを備えた白色OLEDを開示する。しかしながら、この文献は、経年変化による色ずれの問題に対処していない。米国特許出願公開第2007/0090753、米国特許出願公開第2007/0134515及び米国特許出願公開第2007/063638も、黄色発光層と青色発光層とを備えた白色OLEDを開示する。
米国特許第2,255,938号は、NPB、アントラセン共ホスト及び蛍光青色ドーパントを含む2つの青色発光層を備えた青色OLEDを開示する。しかしながら、この文献は、白色OLEDにおける経年変化による色ずれの問題に対処していない。
これら発展にもかかわらず、白色OLEDデバイスの経年変化による色安定性だけでなく効率及び輝度安定性を改善することが依然として必要とされている。
従って、本発明の目的は、改善された経年変化による色安定性を有する白色OLEDデバイスを提供することである。
この目的は、
(a)基板と、
(b)互いに間隔を置いて配置されるアノード及びカソードと、
(c)黄色を発する黄色ドーパントを含む発光層と、
(d)それぞれの青色発光層が他方の青色発光層と異なる少なくとも1つの材料を有する第一青色発光層及び第二青色発光層と
を備え
前記第一青色発光層及び前記第二青色発光層が、9−(1−ナフチル)−10−(2−ナフチル)アントラセン及び4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(NPB)からなる群から選択されるホスト材料と、
Figure 0005606921
からなる群から選択される青色ドーパントとを含む有機白色発光デバイスによって達成される。
本発明の一実施態様において、白色OLEDデバイスは、アノードとカソードとの間に配置された2つ以上の発光ユニット及び2つ以上の発光ユニットの間に配置された中間接続層を備えたタンデム型OLEDデバイスである。
本発明の利益は、広帯域用途に適したOLEDデバイスに改善された色安定性を提供することである。本発明の更なる利益は、優れた寿命、低い電力消費及び優れた色調整能によるこれらの改善を提供できることである。
1つの黄色発光層と1つの青色発光層とを備えた白色OLEDデバイスの断面図である。 本発明による1つの黄色発光層と2つの青色発光層とを備えた白色OLEDデバイスの断面図である。 中間接続層と一緒に結合された2つのエレクトロルミネッセンスユニットを備えた白色タンデムの断面図である。エレクトロルミネッセンスユニットのうちの1つは、本発明による1つの黄色発光層及び2つの青色発光層を有する。層厚のようなデバイス構成寸法はしばしばサブミクロン領域であるので、これらの図は、寸法の正確さよりも視覚化の容易さのために拡大されている。
「OLEDデバイス」という用語は、画素としての有機発光ダイオードを備えるディスプレイデバイスであると当該技術分野において認められている意味で用いられる。それは、単一の画素を有するデバイスを意味し得る。本明細書で用いられる「OLEDデバイス」という用語は、異なる色の画素であり得る複数の画素を有するOLEDデバイスを意味する。カラーOLEDデバイスは、少なくとも1つの色の光を発する。「マルチカラー」という用語は、異なる領域で異なる色調の光を発することができるディスプレイパネルを記載するのに用いられる。特に、それは、異なる色の画像を表示することができるディスプレイパネルを記載するのに用いられる。これらの領域は、必ずしも隣接しているわけではない。「フルカラー」という用語は、可視スペクトルの赤色領域、緑色領域及び青色領域に発光することができ且つ色調の任意の組み合わせで画像を表示することができるマルチカラーディスプレイパネルを記載するのに用いられる。赤色、緑色及び青色は、適当な混ぜ合わせにより他の全ての色を生成できる三原色を構成する。「色調」という用語は、可視スペクトル範囲内の発光の強度分布を意味し、異なる色調は、視覚的に識別できる色を示す。「画素」という用語は、ディスプレイパネルのある領域であって、刺激する(stimulate)ことによって他の領域とは独立に光を出す領域を示すのに当該技術分野において認められている用法で用いられる。フルカラー系では、色の異なるいくつかの画素が一緒に用いられて広範囲の色を生成させると認識されており、観察者はかかる集合体を単一画素と称し得る。この議論の目的のために、かかる集合体は、いくつかの異なる色の画素と見なされるであろう。
本開示によれば、広帯域発光は、可視スペクトルの複数領域において有意な構成要素、例えば、青色及び緑色を有する光である。広帯域発光は、白色光を生成するために光がスペクトルの赤色領域、緑色領域及び青色領域に発せられた状態も含み得る。白色光は、使用者によって白色を有するものとして認識される光であるか、又はカラーフィルターとともに使用されて実用的なフルカラー表示を生成させるのに十分な発光スペクトルを有する光である。電力消費を低くするには、白色発光OLEDの色度をCIE D65、すなわち、CIEx=0.31及びCIEy=0.33に近づけることがしばしば有効である。これは、特に、赤色画素、緑色画素、青色画素及び白色画素を有するいわゆるRGBWディスプレイの場合である。約0.31、0.33へのCIEx、CIEyの調整は状況によっては理想的であるが、実際の調整は著しく変わり得るし、未だ非常に有益である。本明細書で用いられる「白色発光」という用語は、観察される前に白色光の一部がカラーフィルターによって除去され得ることがあるとしても、内部で白色光を生成するデバイスを意味する。
本発明において、白色光は、黄色発光層と2つの青色発光層との最小限の組み合わせにより発している。黄色発光層は、550nm以上の波長において、例えば約560nm〜590nmである黄色領域に最も大きい発光ピークとともに可視スペクトルの黄色領域、橙色領域及び赤色領域に、単一又は多数のピークを有する光を生成する。黄色発光層は、青色発光を実質的に生成せず、これは480nmより短い波長での発光強度が最大発光強度の10%未満であり、且つ490nmでの発光強度が50%以下であることを意味する。黄色発光層は、約590nmを超える波長において少量の発光を有するかもしれないが、約560nm〜590nmの黄色にその一次発光を有する物質を指す黄色光生成化合物を含む。各青色発光層は、約500nm未満の波長に単一又は多数のピークからの最大発光強度を有する光を生成する。各青色発光層は、緑色発光、黄色発光又は赤色発光を実質的に生成せず、これは540nmを超える波長での発光強度が最大発光強度の20%未満であり、且つ600nmでの発光強度が10%以下であることを意味する。各青色発光層は、青色領域、すなわち、約420nm〜500nm又はより典型的には450〜490nmにその一次発光を有する物質を指す青色光生成化合物を含む。
2つの青色発光層は、一方と異なる少なくとも1つの材料を含まなければならない。望ましくは、2つの青色発光層は互いに直接接触しており且つ青色発光層の一方は黄色発光層と直接接触している。適切には、2つの青色発光層のそれぞれは、少なくとも1つの非発光ホストと少なくとも1つの青色発光化合物とを含む。2つの青色発光層は、異なる青色発光化合物とともに同じホスト又は共ホストを有することが好ましく、又は異なるホスト又は共ホストとともに同じ青色発光化合物を有することができる。2つの青色発光層のそれぞれにおいて2つの異なる青色発光化合物を用いることは、各層の青色発光が異なることになるので望ましい。このことは、デバイスの全体的な青色発光を拡大するとともに効率及び色を改善するのに役立つ。
青色層のための特に適切なホストは、アントラセン誘導体である。同じアントラセン誘導体を両方の青色層に用いてもよいし、又はそれらは異なっていてもよい。青色層のための特に適切な共ホストは、芳香族トリアリールアミンのような、正孔輸送性を有するものである。ホストと共ホストとの比は、50:50若しくはそれ以上であるべきであり、又は最も望ましくは95:5〜75:25の範囲内である。特に有用な青色発光化合物は、ビス(アジニル)アゼンボロン錯体化合物及びジスチリルアレンを含むスチリルアレンである。青色発光層中の青色発光材料の好適な範囲は、0.5体積%〜10体積%である。第一青色発光層又は第二青色発光層の特に望ましい1つの組み合わせは、アントラセンホスト及び青色発光体としてのビス(アジニル)アゼンボロン錯体化合物である。第一青色発光層又は第二青色発光層の特に望ましい別の組み合わせは、アントラセンホスト及び青色発光体としてのスチリルアミンである。本発明の望ましい一実施態様は、黄色発光層と直接接触し、アントラセンホスト、芳香族アミン共ホスト及び青色発光体としてのビス(アジニル)アゼンボロン錯体化合物を含む第一青色発光層と、第一青色発光層の上方に位置し、アントラセンホスト及び青色発光体としてのスチリルアミンを含む第二青色発光層とを有する。「上方に」は、第二青色発光層が、第一青色発光層の黄色発光層から反対の面上に位置するということを意味する。
図1は、白色発光OLEDデバイス100の画素の断面図を示す。OLEDデバイス100は、基板110と、アノード120及びカソード140である2つの間隔を置いて配置される電極と、HIL130、HTL132及びETL138とともに電極間に配置される黄色発光層134及び青色発光層136と、アノード120及びカソード140に電圧を供給する電源150及び電気コネクタ160とを備える。発光層134及び136はそれぞれ異なる発光スペクトルを生成する。
図2は、本発明による白色OLEDデバイス200の断面図を示す。それはOLED100に似ているが、第一青色発光層236とETL238との間に配置される第二青色発光層237を備える。第二青色発光層237は、第一青色発光層236と異なる少なくとも1つの材料を含む。236中の青色光生成化合物は237中の青色発光化合物と異なることが好ましい。青色発光層236及び237が異なる発光スペクトルを有することも望ましい。なお、OLEDデバイス200は、電源250及び電気コネクタ260に加えてHIL230及びHTL232を備える。図2に示されるように、第一青色発光層236は黄色発光層234と直接接触しており且つ第二青色発光層237は第一青色発光層236と直接接触していることが望ましい。
図3は、本発明の一実施態様であるタンデム型OLEDデバイス300を示す。本実施態様では、第一発光ユニット25、中間接続層50及び第二発光ユニット75がある。第一発光ユニット25は、第一青色発光層336に直接接触している黄色発光層334を備え、第一青色発光層336は第二青色発光層337と直接接触している。第一発光ユニット25は、HIL330、HTL332及びETL338も備える。第二発光ユニット75は、ETL365も備える。OLEDデバイス300は、電源390及び電気コネクタ385とともに基板310、アノード320、カソード370も備える。中間接続層50は、2つの層:HIL340及びHTL345から構成される。中間接続層の別の形式が、本発明のタンデム型デバイスにおいて用いられてもよい。
本明細書に記載されるような発光層は、正孔−電子の再結合に応じて光を生成する。所望の有機発光材料は、蒸発、スパッタリング、化学気相蒸着、電気化学法、又はドナー材料からの放射線熱転写などの任意の適切な方法によって堆積され得る。有用な有機発光材料はよく知られている。米国特許第4,769,292号及び米国特許第5,935,721号に更に十分に記載されるように、OLEDデバイスの発光層は、発光材料又は蛍光材料を含み、その領域における電子−正孔対の再結合の結果としてエレクトロルミネッセンスがそこで生成される。発光層は、単一の材料からなり得るが、通常はゲスト化合物又はドーパントがドープされたホスト材料(そこでは、発光がドーパントから主に生じる)を含む。ドーパントは、特定のスペクトルを有する色光を生成するように選択される。発光層中のホスト材料は、電子輸送材料、正孔輸送材料又は正孔−電子の再結合を支持する他の材料であり得る。ドーパントは、リン光を発する化合物以外の強い蛍光を発する染料から通常選択され、例えば国際公開第98/55561号、国際公開第00/18851号、国際公開第00/57676号及び国際公開第00/70655号に記載されるような遷移金属錯体も有用である。ドーパントは、典型的には0.01重量%〜10重量%でホスト材料にコーティングされる。有用であることが知られているホスト及び発光分子としては、米国特許第4,768,292号、米国特許第5,141,671号、米国特許第5,150,006号、米国特許第5,151,629号、米国特許第5,294,870号、米国特許第5,405,709号、米国特許第5,484,922号、米国特許第5,593,788号、米国特許第5,645,948号、米国特許第5,683,823号、米国特許第5,755,999号、米国特許第5,928,802号、米国特許第5,935,720号、米国特許第5,935,721号、及び米国特許第6,020,078号に開示されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
8−ヒドロキシキノリン及び類似の誘導体の金属錯体(式A)は、エレクトロルミネッセンスを支持することが可能な、有用な電子輸送ホスト材料の1種を構成し、500nmより長い波長、例えば、緑色、黄色、橙色、及び赤色の発光に特に好適である。
Figure 0005606921
式中、Mは一価、二価又は三価の金属を表し、nは1〜3の整数であり、それぞれ存在するZは、少なくとも2つの縮合芳香環を有する核(nucleus)を完成させる原子を独立して表す。
Zは、少なくとも2つの縮合芳香環(そのうち少なくとも1つはアゾール環又はアジン環である)を含有する複素環の核を完成させる。必要に応じて、追加の環(脂環及び芳香環の両方を含む)を、2つの所要の環と縮合させてもよい。機能が改善されることなく多量の分子が付加されることを回避するために、環原子の数は通常18以下に維持される。
ベンザゾール誘導体は、エレクトロルミネッセンスを支持し得る有用なホスト材料の別の種類を構成し、400nmより長い波長の発光(例えば、青色、緑色、黄色、橙色又は赤色)に特に適している。有用なベンザゾールの一例は、2,2’,2’’−(1,3,5−フェニレン)トリス[1−フェニル−1H−ベンゾイミダゾール]である。
本発明の1つ以上の発光層中のホスト材料は、炭化水素置換基又は置換された炭化水素置換基を9位及び10位に有するアントラセン誘導体を含み得る。例えば、9,10−ジアリールアントラセン(式B)の特定の誘導体は、エレクトロルミネッセンスを支持し得る有用なホスト材料の群を構成することが知られており、400nmより長い波長の発光(例えば、青色、緑色、黄色、橙色又は赤色)に特に適している。
Figure 0005606921
式中、R、R、R及びRは、各環における1つ以上の置換基を表し、各置換基は下記の群からそれぞれ選択される。
第1群:水素、又は1〜24個の炭素原子を有するアルキル
第2群:5〜20個の炭素原子を有するアリール又は置換アリール
第3群:アントラセニル、ピレニル又はペリレニルの縮合芳香環を完成するのに必要な4〜24個の炭素原子
第4群:フリル、チエニル、ピリジル、キノリニル又は他の複素環系の縮合芳香族複素環を完成するのに必要な5〜24個の炭素原子を有するヘテロアリール又は置換ヘテロアリール
第5群:1〜24個の炭素原子を有するアルコキシルアミノ、アルキルアミノ又はアリールアミノ
第6群:フッ素、塩素、臭素又はシアノ
特に有用なのは、R及びRが付加(additional)芳香環を表す化合物である。発光層中のホストとして用いるのに有用なアントラセン材料の具体例は、以下が挙げられる。
Figure 0005606921
Figure 0005606921
発光層中のホスト又は共ホストとして有用な正孔輸送材料は、芳香族第3級アミンなどの化合物を含むことが公知であり、芳香族第3級アミンは、炭素原子のみに結合した少なくとも1つの3価窒素原子を含有し、その少なくとも1つは芳香環の一部である化合物であると理解される。1つの形態において、芳香族第3級アミンは、モノアリールアミン、ジアリールアミン、トリアリールアミン、又は高分子アリールアミン(polymeric arylamine)などのアリールアミンであり得る。典型的なモノマートリアリールアミン(monomeric triarylamine)は、米国特許第3,180,730号においてKlupfelらによって説明されている。1つ以上のビニル基で置換された、又は少なくとも1つの活性水素含有基を含む他の適切なトリアリールアミンは、米国特許第3,567,450号及び米国特許第3,658,520号においてBrantleyらによって開示されている。
より好ましい種類の芳香族第三級アミンは、米国特許第4,720,432号及び米国特許第5,061,569号に記載されるように、少なくとも2つの芳香族第三級アミン部分を含むものである。かかる化合物としては、構造式Cによって表されるものが挙げられる。
Figure 0005606921
式中、Q及びQは、独立して選択される芳香族第三級アミン部分であり、Gは炭素−炭素結合の連結基(例えばアリーレン基、シクロアルキレン基、又はアルキレン基)である。
一実施形態では、Q又はQの少なくとも一方は、多環式縮合環構造(例えばナフタレン)を含有する。Gがアリール基である場合には、Q又はQの少なくとも一方は、フェニレン部分、ビフェニレン部分、又はナフタレン部分であることが好都合である。
構造式Cを満たし、且つ2つのトリアリールアミン部分を含有する、有用な種類のトリアリールアミンは、構造式Dで表される。
Figure 0005606921
式中、R及びRは、各々独立して、水素原子、アリール基、若しくはアルキル基を表すか、又はR及びRは共にシクロアルキル基を完成させる原子を表し、R及びRは、各々独立してアリール基を表すが、このアリール基は、構造式Eに示されるように、ジアリール置換アミノ基によって置換されている。
Figure 0005606921
式中、R及びRは、独立して選択されるアリール基である。一実施形態では、R又はRの少なくとも一方は、多環式縮合環構造(例えばナフタレン)を含有する。
別の種類の芳香族第三級アミンは、テトラアリールジアミンである。望ましいテトラアリールジアミンは、式Eに示されるもののような、アリーレン基を介して連結した2つのジアリールアミノ基を含む。有用なテトラアリールジアミンとしては、式Fで表されるようなものが挙げられる。
Figure 0005606921
式中、各Areは、独立して選択されるアリーレン基(例えばフェニレン部分又はアントラセン部分)であり、nは1〜4の整数であり、Ar、R、R及びRは、独立して選択されるアリール基である。
典型的な実施形態では、Ar、R、R及びRのうち少なくとも1つは多環式縮合環構造(例えばナフタレン)である。
上記の構造式C、D、E及びFの様々なアルキル部分、アルキレン部分、アリール部分、及びアリーレン部分は、各々置換されていてもよい。典型的な置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、及びハロゲン(例えばフッ化物、塩化物、及び臭化物)が挙げられる。様々なアルキル部分及びアルキレン部分は、典型的には約1個〜6個の炭素原子を含有する。シクロアルキル部分は、3個〜約10個の炭素原子を含有することができるが、典型的には5個、6個、又は7個の環炭素原子を含有する(例えばシクロペンチル環構造、シクロヘキシル環構造、及びシクロヘプチル環構造)。アリール部分及びアリーレン部分は、通常、フェニル部分及びフェニレン部分である。
上記したホスト材料に加えて、緑色発光層360は、以下の式によって表されるような2,6−ジアミノアントラセン発光ドーパントも含む。
Figure 0005606921
式中、d、d−d及びd−dは同一でも異なっていてもよく、水素又は独立して選択された置換基をそれぞれ表し、各hは同一でも異なっていてもよく、独立して選択された1つ以上の置換基をそれぞれ表し、ただし、2つの置換基が結合して環基(ring group)を形成することができ、a−d、i及びjは独立して0〜5である。かかるジアミノアントラセンは、本願と同一譲受人に譲渡されたKlubekらの米国特許出願第11/668,515号によって記載されており、その内容は参照することによって本明細書に援用される。緑色発光層360中のホスト材料は、望ましくは上記したアントラセンホストである。
緑色発光層360は、安定剤として、少量の青色発光化合物を任意に含み得る。より高いエネルギーのドーパントである青色発光化合物の存在は、緑色発光ドーパントの効率を良好に維持しながら、2,6−ジアミノアントラセンドーパントの緑色発光に対してより高い輝度安定性を与える。青色発光化合物は、本発明の青色発光層について以下に記載されているものであり得る。
赤色発光層350中で用いられるような赤色発光化合物は、以下の構造H:
Figure 0005606921
(式中、X〜X16は、水素、又は1〜24個の炭素原子を有するアルキル基、5〜20個の炭素原子を有するアリール又は置換アリール基、1つ以上の縮合芳香環又は環系(ring system)を完成させる、4〜24個の炭素原子を含有する炭化水素基、又はハロゲンなどの置換基から独立して選択され、ただし、置換基は560nm〜640nmの最大発光を与えるように選択される。)のジインデノペリレン化合物を含み得る。
この種の有用な赤色ドーパントの具体例は、Hatwarらの米国特許出願公開第2005/0249972号に示されており、その内容は参照することによって本明細書に援用される。
本発明において有用な他の赤色ドーパントは、式I:
Figure 0005606921
(式中、Y〜Yは、水素(hydro)、アルキル、置換アルキル、アリール、又は置換アリールから独立して選択される1つ以上の基を表し;Y〜Yは、アクリル基を独立して含むか、又は一対で結合して(joined pairwise)1つ以上の縮合環を形成することができ;ただし、Y及びYは一緒になって縮合環を形成しない。)によって表される染料のDCM類(DCM class)に属する。
赤色発光をもたらす有用で且つ使いやすい態様において、Y〜Yは、水素、アルキル及びアリールから独立して選択される。DCM類の特に有用なドーパントの構造が米国特許出願公開第2005/0181232号に示されており、その内容は参照することによって本明細書に援用される。
黄色発光層中に用いられるような黄色発光ドーパントは、以下の構造の化合物を含み得る。
Figure 0005606921
式中、A〜A及びA’〜A’は、各環における1つ以上の置換基を表し、各置換基は、以下の群の1つから個別に選択される。
第1群:水素、又は1〜24個の炭素原子を有するアルキル
第2群:5〜20個の炭素原子を有するアリール又は置換アリール
第3群:縮合芳香環又は環系を完成する、4〜24個の炭素原子を含有する炭化水素
第4群:単結合を介して結合されるか、又は縮合芳香族複素環系を完成する、チアゾリル、フリル、チエニル、ピリジル、キノリニル又は他の複素環系などの5〜24個の炭素原子を有するヘテロアリール又は置換へテロアリール
第5群:1〜24個の炭素原子を有するアルコキシルアミノ、アルキルアミノ又はアリールアミノ
第6群:フルオロ、クロロ、ブロモ又はシアノ
この種の特に有用な黄色ドーパントの例は、Rickeらの米国特許第7,252,893号に示されている。
有用な黄色ドーパントの別の種類は、米国特許第6,818,327号に記載されており、且つ式J3に従うものである。
Figure 0005606921
式中、A’’〜A’’は、各環における1つ以上の置換基を表し、各置換基は、以下の群の1つから個別に選択される。
第1群:水素、又は1〜24個の炭素原子を有するアルキル
第2群:5〜20個の炭素原子を有するアリール又は置換アリール
第3群:縮合芳香環又は環系を完成する、4〜24個の炭素原子を含有する炭化水素
第4群:単結合を介して結合されるか、又は縮合芳香族複素環系を完成する、チアゾリル、フリル、チエニル、ピリジル、キノリニル又は他の複素環系などの5〜24個の炭素原子を有するヘテロアリール又は置換へテロアリール
第5群:1〜24個の炭素原子を有するアルコキシルアミノ、アルキルアミノ又はアリールアミノ
第6群:フルオロ、クロロ、ブロモ又はシアノ
特に有用な例は、A’’及びA’’が水素であり且つA’’及びA’’が第5群から選択されるものである。
青色発光層に含まれているような青色発光化合物は、構造K:
Figure 0005606921
(式中、A及びA’は、少なくとも1つの窒素を含有する6員芳香環系に相当する独立したアジン環系を表し;(X及び(Xは、1つ以上の独立して選択された置換基を表し、且つアクリル置換基を含むか、又は結合してA又はAと縮合した環を形成し;m及びnは独立して0〜4であり;Z及びZは、独立して選択された置換基であり;1、2、3、4、1’、2’、3’及び4’は、炭素又は窒素原子のいずれかとして独立的に選択され;ただし、X、X、Z及びZ、1、2、3、4、1’、2’、3’及び4’は、青色発光を与えるように選択される。)のビス(アジニル)アゼンボロン錯体化合物を含み得る。
上記のRicksらは、上記種類のドーパントのいくつかの例を開示する。
別の種類の青色ドーパントは、ペリレン類である。ペリレン類の特に有用な青色ドーパントは、ペリレン及びテトラ−t−ブチルペリレン(TBP)を含む。
本発明において特に有用な別の種類の青色ドーパントとしては、米国特許第5,121,029号に記載された化合物を含む、ジスチリルベンゼン、スチリルビフェニル及びジスチリルビフェニルなどのスチリルアレンやジスチリルアレンの青色発光誘導体が挙げられる。青色発光を与えるこれらの誘導体の中でも、特に有用なのは、ジアリールアミノ基で置換されたものである。例としては、以下に示される一般構造L1のビス[2−[4−[N,N−ジアリールアミノ]フェニル]ビニル]−ベンゼン:
Figure 0005606921
以下に示される一般構造L2の[N,N−ジアリールアミノ][2−[4−[N,N−ジアリールアミノ]フェニル]ビニル]ビフェニル:
Figure 0005606921
及び以下に示される一般構造L3のビス[2−[4−[N,N−ジアリールアミノ]フェニル]ビニル]ビフェニル:
Figure 0005606921
が挙げられる。式L1〜L3において、X〜Xは同一でも異なっていてもよく、アルキル、アリール、縮合アリール、ハロ(halo)、又はシアノなどの1つ以上の置換基をそれぞれ表す。好ましい実施形態において、X〜Xはそれぞれ、1〜約10個の炭素原子をそれぞれ含有するアルキル基である。Ricksら(上記で引用した)は、この種の特に好ましい青色ドーパントを開示する。
本発明で用いられ得る他のOLEDデバイス用の層は、従来技術に十分記載されており、OLEDデバイス200及び300、並びに本明細書に記載されたその他のデバイスは、かかるデバイスに一般に用いられ得る層を備え得る。OLEDデバイスは、基板、例えばOLED用基板210上に一般に形成される。その基板は、従来技術に十分記載されている。底面電極は、OLED用基板210の上方に形成され、本発明の実施はこの構成に限定されないが、アノード220として通常構成される。EL発光がアノードを通して見られる場合、重要な発光のために、アノードは透明又は実質的に透明でなければならない。本発明で使用される一般的な透明アノード材料は、インジウムスズ酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)及び酸化スズであるが、他の金属酸化物(アルミニウム又はインジウムドープ酸化亜鉛、マグネシウムインジウム酸化物及びニッケルタングステン酸化物が挙げられるが、これらに限定されない)が有効であり得る。これらの酸化物に加えて、窒化ガリウムなどの金属窒化物、セレン化亜鉛などの金属セレン化物、硫化亜鉛などの金属硫化物が、アノードとして使用され得る。EL発光がカソード電極を通してのみ見られる応用に関しては、アノードの透過特性は重要ではなく、それが透明、不透明又は反射性(reflective)であるかに関らず、任意の導電性材料が使用される。本発明のための導電性材料(conductor)の例としては、金、イリジウム、モリブデン、パラジウム及び白金が挙げられるが、これらに限定されない。透過性又は他の場合の典型的なアノード材料は、4.0eV以上の大きな仕事関数を有する。所望のアノード材料は、蒸発、スパッタリング、化学気相蒸着、又は電気化学法などの任意の適切な方法によって堆積され得る。アノード材料は、公知のフォトリソグラフィープロセスを用いてパターン化され得る。
正孔注入層130又は正孔輸送層132は、アノードの上方に形成され且つ配置され得る。所望の正孔輸送材料は、蒸発、スパッタリング、化学気相蒸着、電気化学法、熱転写、又はドナー材料からのレーザー熱転写などの任意の適切な方法によって堆積され得る。正孔輸送層に有用な正孔輸送材料としては、発光ホストとして上記した正孔輸送化合物が挙げられる。
電子輸送層238は、オキシン自体のキレートを含む1種以上の金属キレート化オキシノイド(oxinoid)化合物(一般に8−キノリノール又は8−ヒドロキシキノリンとも称される)を含み得る。他の電子輸送材料としては、米国特許第4,356,429号に開示されているような様々なブタジエン誘導体、及び米国特許第4,539,507号に記載されるような様々な複素環光学的増白剤が挙げられる。ベンザゾール、オキサジアゾール、トリアゾール、ピリジンチアジアゾール、トリアジン、フェナントロリン誘導体、及びいくつかのシロール誘導体も有用な電子輸送材料である。
カソード240として通常構成される上部電極は、電子輸送層の上方に形成される。デバイスがトップエミッション型である場合、電極は、透明であるか、又は殆ど透明でなければならない。かかる用途に関して、金属は、薄く(好ましくは25nm未満)なければならないか、又は透明な導電性酸化物(例えば、インジウムスズ酸化物、インジウム亜鉛酸化物)若しくはこれらの物質の組み合わせを使用しなければならない。光学的に透明なカソードは、米国特許第5,776,623号により詳細に記載されている。蒸発、スパッタリング又は化学気相蒸着によってカソード材料を堆積させることができる。必要なら、多くの公知の方法(米国特許第5,276,380号及び欧州特許第0732868号に記載されているようなスルーマスク堆積(through-mask deposition)、一体化シャドーマスク(integral shadow masking)、レーザーアブレーション、及び選択化学気相蒸着が挙げられるが、これらに限定されない)を通じてパターニングが達成され得る。
本明細書に記載されるようなOLEDデバイスでは、電極のうちの1つが、可視光に対して必ずしも透過性ではない。別の電極は反射性であり得る。例えば、図3では、カソードは反射性であり得るものの、アノードは透過性である。かかる構造では、第二発光ユニット75が、第一発光ユニット25よりも反射性電極の近くに配置される。Borosonらの米国特許出願公開第2007/0001588号によって記載されるように、赤色〜緑色の発光ユニット(例えば、第二発光ユニット75)を反射性電極から60〜90nmの範囲内に配置し、且つ青色発光ユニット(例えば、第一発光ユニット25)を反射性電極から150〜200nmの範囲内に配置することが特に有用であり得る。
OLEDデバイス200及び300は、別の層を更に備え得る。例えば、米国特許第4,720,432号、米国特許第6,208,075号、欧州特許第0891121号及び欧州特許第1029909号に記載されるように、正孔注入層230又は330がアノードの上方に形成され得る。アルカリ若しくはアルカリ土類金属、ハロゲン化アルカリ塩又はアルカリ若しくはアルカリ土類金属がドープされた有機層のような電子輸送層もカソードと電子輸送層との間に存在し得る。
本発明を説明する黄色発光層及び青色発光層を備える白色OLEDデバイスは、以下のように調製される。下記実験では、色ずれ/色あせの測定は、80mA/cmで初期輝度が50%(T50)まで減少した時点で行った。そのデバイスは、色あせの間、室温で保持された。u’及びv’は、放出光のために考案されたCIE 1976色度系における色度座標である。CIE 1931x及びy座標のCIE 1976u’及びv’座標への変換は、次の式:u’=4x/(−2x+12y+3)及びv’=9y/(−2x+12y+3)に従う。CIEx差分は、CIEx(初期)−CIEx(経年劣化)である。CIEy差分は、CIEy(初期)−CIEy(経年劣化)である。u’v’差分は、((u’(初期)−u’(経年劣化))**2+(v’(初期)−v’(経年劣化))**2)の平方根である。
<例1.1〜1.10>
1. スパッタリングによりインジウムスズ酸化物(ITO)を清浄なガラス基板に堆積させ、60nmの厚さの透明電極を形成した。
2. 上記で調製した基板を、正孔輸送層(HIL)としてヘキサシアノヘキサアザトリフェニレン(CHATP)の10nm層を真空蒸着することによって更に処理した。
Figure 0005606921
3. 上記で調製した基板を、正孔輸送層(HTL)として4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(NPB)の130nm層を真空蒸着することによって更に処理した。
4. 上記で調製した基板を、1%の橙黄色発光ドーパントであるジフェニルテトラ−t−ブチルルブレン(PTBR)とともに49.5%のNPB(ホストとして)及び共ホストとしての49.5%の9−(1−ナフチル)−10−(2−ナフチル)アントラセン(B11)を含む20nmの黄色発光層を真空蒸着することによって更に処理した。
Figure 0005606921
5. 上記で調製した基板を、97%のB11ホストと青色発光ドーパントとしての3%のBED−1とを含む50nmの青色発光層(青 LEL1)を真空蒸着することによって更に処理した。
Figure 0005606921
6. 2%のLi金属とともに48%の4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(バソフェン又はBphenとしても知られている)及び共ホストとしての48%のトリス(8−キノリノラト)アルミニウム(III)(ALQ)を含む20nmの混合電子輸送層を真空蒸着した。
7. 基板上に100nmのアルミニウム層を蒸発によって堆積させ、カソード層を形成した。
上記の手順によってELデバイスの堆積が完了した。次いで、デバイスを周囲環境から保護するため、乾燥グローブボックスで密封包装した。
比較例1.2は、工程5の青 LEL1が40nmの厚さであり且つ工程7のETLが30nmの厚さであること以外は例1.1と同様に調製した。
比較例1.3は、工程5の青 LEL1が92%のB11ホストと7%のNPB共ホストと1%のBED−2とからなること以外は例1.2と同様に調製した。
Figure 0005606921
本発明例1.4は、工程5の青 LEL1が20nmの厚さであり且つ92%のB11ホストと7%のNPB共ホストと1%のBED−2とからなる厚さ20nmの第二青色発光層(青 LEL2)が青 LEL1と工程6のETLとの間に堆積されること以外は例1.2と同様に調製した。
本発明例1.5は、工程3のHTLが140nmの厚さであること以外は例1.4と同様に調製した。
本発明例1.6は、20nmの第二青色発光層(青 LEL2)が85%のB11ホストと14%のNPB共ホストと1%のBED−2とからなること以外は例1.3と同様に調製した。
本発明例1.7は、青 LEL1が20nmに減少され且つ97%のB11ホストと3%のBED−1とからなる厚さ20nmの第二青色発光層(青 LEL2)が青 LEL1と工程6のETLとの間に堆積されること以外は例1.3と同様に調製した。
本発明例1.8は、工程3のHTLが140nmの厚さであること以外は例1.7と同様に調製した。
本発明例1.9は、厚さ20nmの第二青色発光層(青 LEL2)が94%のB11ホストと3%のNPB共ホストと3%のBED−1とからなること以外は例1.7と同様に調製した。
本発明例1.10は、青 LEL1が85%のB11と14%のNPB共ホストと1%のBED−2とからなること以外は例1.7と同様に調製した。
比較例1.11は、工程4の黄色発光層中の材料の濃度が33%のNPB、65%のB11及び2%のPTBRであり、且つ25%と75%のB11とからなる10nmの非発光バッファー層が工程4と工程5の青 LEL1との間に挿入され、青 LEL1の厚さは30nmに減少されること以外は例1.1と同様に調製した。
このように形成されたデバイスを、20mA/cmの動作電流密度で発光効率、駆動電圧及び初期CIEx,y値について試験した。その結果を表1に示す。経年変化後の色ずれを表2に報告する。
Figure 0005606921
Figure 0005606921
表2において、青色層中にBED−1を用いた例1.4〜1.6は、比較例1.2と直接比較して、経年変化による色ずれの改善をそれほど示さない。しかしながら、それらの例は、より低い電圧を示す。青色層中にBED−2を用いた例1.7〜1.10は、比較例1.3と直接比較して、経年変化による色ずれの改善を示す。全ての本発明例は、青色発光層と黄色発光層との間の比発光バッファー層を備えた比較例1.11に比して改善された性能を示す。
<例2.1〜2.5>
1. スパッタリングによりインジウムスズ酸化物(ITO)を清浄なガラス基板に堆積させ、60nmの厚さの透明電極を形成した。
2. 上記で調製した基板を、正孔輸送層(HIL)としてヘキサシアノヘキサアザトリフェニレン(CHATP)の10nm層を真空蒸着することによって更に処理した。
3. 上記で調製した基板を、正孔輸送層(HTL)として4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(NPB)の130nm層を真空蒸着することによって更に処理した。
4. 上記で調製した基板を、2%の橙黄色発光ドーパントであるジフェニルテトラ−t−ブチルルブレン(PTBR)とともに34%のNPB(ホストとして)及び共ホストとしての64%の9−(1−ナフチル)−10−(2−ナフチル)アントラセン(B11)を含む20nmの黄色発光層を真空蒸着することによって更に処理した。
5. 上記で調製した基板を、25%のNPBと75%のB11との10nmの非発光バッファー層を真空蒸着することによって更に処理した。
6. 上記で調製した基板を、97%のB11ホストと青色発光ドーパントとしての3%のBED−1とを含む30nmの青色発光層(青 LEL1)を真空蒸着することによって更に処理した。
7. 2%のLi金属とともに48%の4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(バソフェン又はBphenとしても知られている)及び共ホストとしての48%のトリス(8−キノリノラト)アルミニウム(III)(ALQ)を含む40nmの混合電子輸送層を真空蒸着した。
8. 基板上に100nmのアルミニウム層を蒸発によって堆積させ、カソード層を形成した。
上記の手順によってELデバイスの堆積が完了した。次いで、デバイスを周囲環境から保護するため、乾燥グローブボックスで密封包装した。
本発明例2.2は、工程5のバッファー層が存在せず、工程6の青 LEL1が15nmの厚さであり且つ88%のB11と7%のNPBと5%のBED−1とからなり、且つ99%のB11ホストと1%のBED−2とからなる厚さ15nmの第二青色発光層(青 LEL2)が青 LEL1と工程7のETLとの間に堆積されること以外は例2.1と同様に調製した。
本発明例2.3は、青 LEL1が85%のB11と10%のNPBと5%のBED−1とからなること以外は例2.2と同様に調製した。
本発明例2.4は、青 LEL2が97%のB11ホストと3%のBED−1と1%のBED−2とからなること以外は例2.3と同様に調製した。
本発明例2.5は、青 LEL1が20nmに増大され且つ青 LEL2が20nmに増大されること以外は例2.3と同様に調製した。
このように形成されたデバイスを、20mA/cmの動作電流密度で発光効率、駆動電圧及び初期CIEx,y値について試験した。その結果を表3に示す。経年変化後の色ずれを表4に報告する。
Figure 0005606921
Figure 0005606921
これらの結果は、1つだけの青色層を備える比較例に比して、2つの青色層を備える本発明のデバイスにおいて経年変化後の色ずれが顕著に改善されることを示す。
<例3.1〜3.3>
デバイス2.1について記載された工程1〜7を繰り返し、次いで下記層を挿入することによりタンデム型OLEDデバイスを調製した。
8. CHATPの10nm層を、中間接続層の一部としての第二HILとして真空蒸着させた。
9. NPBの5nm層を、中間接続層の一部としての第二HTLとして真空蒸着させた。
10. 74.75%のNPBと24.75%のNPBと0.5%のRD−1(下記構造)との16nmの赤色発光層を真空蒸着させた。
Figure 0005606921
11. 上記で調製した基板を、24%のNPBと74%のB11と2%のPTBRとを含む4nmの黄色発光層を真空蒸着することによって更に処理した。
12. 次に、ホストとしての94%のB10と5%のGED−1緑色ドーパントと1%のBED−2とを含む40nmの緑色発光層を真空蒸着させた。
Figure 0005606921
13. 48%のBphenと48%のALQと2%のLi金属とを含む40nmの混合電子輸送層を真空蒸着した。
14. 基板上に100nmのアルミニウム層を蒸発によって堆積させ、カソード層を形成した。
上記の手順によって比較ELデバイス3.1の堆積が完了した。次いで、デバイスを周囲環境から保護するため、乾燥グローブボックスで密封包装した。
比較例3.2は、工程3のHTL層が140nmの厚さであり、工程4の黄色発光層が1%のPTBRとともに49%のNPB及び49%のB11であり、工程5のバッファー層が省略され、且つ工程6の青色発光層(青 LEL1)が95%のB11及び青色発光ドーパントとしての5%のBED−1であること以外は例3.1と同様に調製した。
本発明例3.3は、89%のB11と10%のNPBと1%のBED−2との20nmの第二青色発光層(青 LEL2)が、工程4の黄色発光層と、97%のB11ホスト及び3%のBED−1であり且つ10nmの厚さに調製された工程6の第一青色発光層(青 LEL1)との間に挿入されていること以外は例3.2と同様に調製した。
このように形成されたデバイスを、20mA/cmの動作電流密度で発光効率、駆動電圧及び初期CIEx,y値について試験した。その結果を表5に示す。経年変化後の色ずれを表6に報告する。
Figure 0005606921
Figure 0005606921
これらの結果は、1つだけの青色層を備える比較例に比して、2つの青色層を備える本発明のデバイスにおいて経年変化後の色ずれが顕著に改善されることを示す。
<例4.1〜4.3>
比較のタンデム型OLEDデバイス4.1は、工程6の青 LEL1中のBED−1の濃度が5%であり且つB11が95%であること以外は例3.1と同様に調製した。
本発明のOLEDデバイス4.2は、工程5のバッファー層が省略され、工程6の青色 LEL1が85%のB11、10%のNPB及び5%のBED−1であり且つその厚さが20nmに調整され、且つ99%のB11と1%のBED−2との20nmの第二青色発光層(青 LEL2)が工程6の青 LEL1と工程7のETLとの間に挿入されていること以外は例4.1と同様に調製した。
本発明のOLEDデバイス4.3は、青色 LEL1及び青色 LEL2の両方を厚さ15nmに調整したこと以外は例4.2と同様に調製した。
このように形成されたデバイスを、20mA/cmの動作電流密度で発光効率、駆動電圧及び初期CIEx,y値について試験した。その結果を表7に示す。経年変化後の色ずれを表8に報告する。
Figure 0005606921
Figure 0005606921
これらの結果は、1つだけの青色層を備える比較例に比して、2つの青色層を備える本発明のデバイスにおいて経年変化後の色ずれが顕著に改善されることを示す。
部品表
25 第一エレクトロルミンエセンスユニット(ELU)
50 中間接続層
75 第二エレクトロルミンエセンスユニット(ELU)
100 OLEDデバイス
110 基板
120 アノード
130 正孔注入層(HIL)
132 正孔輸送層(HTL)
134 黄色発光層(Y LEL)
136 青色発光層(B LEL1)
138 電子輸送層(ETL)
140 カソード
150 電源
160 電気コネクタ
200 OLEDデバイス
210 基板
220 アノード
230 正孔注入層(HIL)
232 正孔輸送層(HTL)
234 黄色発光層(Y LEL)
236 第一青色発光層(B LEL1)
237 第二青色発光層(B LEL2)
238 電子輸送層(ETL)
240 カソード
250 電源
260 電気コネクタ
300 タンデムOPEDデバイス
310 基板
320 アノード
330 第一ELUの正孔注入層(HIL)
332 第一ELUの正孔輸送層(HTL)
334 第一ELUの黄色発光層(Y LEL)
336 第一ELUの第一青色発光層(B LEL1)
337 第一ELUの第二青色発光層(B LEL2)
338 第一ELUの電子輸送層(ETL)
340 接続層HIL
345 接続層HTL
350 第二ELの赤色発光層
355 第二ELの黄色発光層
360 第二ELの緑色発光層
365 第二ELのETL
370 カソード
385 電気コネクタ
390 電源

Claims (7)

  1. (a)基板と、
    (b)互いに間隔を置いて配置されるアノード及びカソードと、
    (c)黄色を発する黄色ドーパントを含む発光層と、
    (d)それぞれの青色発光層が他方の青色発光層と異なる少なくとも1つの材料を有する第一青色発光層及び第二青色発光層と
    を備え、
    前記第一青色発光層が、前記黄色発光層と直接接しており、且つ前記第二青色発光層が、前記第一青色発光層の上方にあり、
    前記第一青色発光層及び前記第二青色発光層が、9−(1−ナフチル)−10−(2−ナフチル)アントラセン及び4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(NPB)からなる群から選択されるホスト材料と、青色ドーパントとを含み、前記第一青色発光層中の前記青色ドーパントが、
    Figure 0005606921
    からなり、前記第二青色発光層中の前記青色ドーパントが、
    Figure 0005606921
    からなる有機白色発光デバイス。
  2. 前記第一青色発光層及び第二青色発光層から発せられる青色光が、互いに異なる放射スペクトルを有する請求項1に記載の有機白色発光デバイス。
  3. 前記第一青色発光層及び第二青色発光層から発せられる青色光が、互いに異なる放射スペクトルを有する請求項に記載の有機白色発光デバイス。
  4. 前記黄色発光層が、ホスト正孔輸送材料及び黄色ドーパントを含む請求項1に記載の有機白色発光デバイス。
  5. 前記黄色発光層が、アントラセン誘導体ホスト材料を更に含む請求項に記載の有機白色発光デバイス。
  6. (a)基板と、互いに間隔を置いて配置されるアノード及びカソードと、前記アノード及び前記カソードの間に配置された2つ以上の発光ユニットと、前記2つ以上の発光ユニットの間に配置された中間接続層とを備え、且つ
    (b)前記発光層の少なくとも1つが、
    (i)黄色を発する黄色ドーパントを含む発光層、及び
    (ii)それぞれの青色発光層が他方の青色発光層と異なる少なくとも1つの材料を有する第一青色発光層及び第二青色発光層
    を有し、
    前記第一青色発光層が、前記黄色発光層と直接接しており、且つ前記第二青色発光層が、前記第一青色発光層の上方にあり、
    前記第一青色発光層及び前記第二青色発光層が、9−(1−ナフチル)−10−(2−ナフチル)アントラセン及び4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(NPB)からなる群から選択されるホスト材料と、青色ドーパントとを含み、前記第一青色発光層中の前記青色ドーパントが、
    Figure 0005606921
    からなり、前記第二青色発光層中の前記青色ドーパントが、
    Figure 0005606921
    からなるタンデム型有機白色発光デバイス。
  7. 前記第一青色発光層及び第二青色発光層から発せられる青色光が、互いに異なる放射スペクトルを有する請求項に記載の有機白色発光デバイス。
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