JP5606775B2 - 嵌合部材 - Google Patents

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    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/3842Method of assembly, production or treatment; Mounting thereof

Description

本発明は、嵌合部材に関し、特に、自動車等の車両の強度部材に使用し得る嵌合部材に関するものである。
近年、自動車等の車両におけるシャーシー部品には、種々のマウントやブッシュといった防振部品が使用されているが、かかる防振部品はゴム製であり、金属製で円筒状のカラーにゴム部が接着されたり、更にはビームやアームといった強度部材に設けられたカラーに挿入される構成を採ることが一般的である。
かかるカラーは、防振部品における接着性や強度部材への組付け性を高く維持することが必要であるが、一種の強度部品であるから、カラー自体の強度をも高く維持することも要求される。
かかる状況下で、特許文献1は、内筒1及び外筒2の少なくとも一方に凸部5及び凹部6を形成して掛合させたブッシュ型防振ゴムを提案している。
また、特許文献2は、凸部32及び凹部33を形成してクリンチさせると共に、合わせ目36を溶接したブッシュ用筒体40を提案している。
特開平1−320332号公報 特開平9−315124号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1及び特許文献2においては、板状部材に凸部及び凹部を予め形成した予備成形体を用意し、かかる予備成形体を円筒状に曲げながら凸部及び凹部を嵌め合せる構成であるため、嵌め合わせ自体が煩雑であることに加え、凸部及び凹部に存在する寸法公差に起因して、嵌め合わせられた凸部及び凹部間の係合面が密着せず、不要な隙間等が発生することも考えられる。特に、凸部及び凹部を括れ形状として蟻継ぎ型の嵌め合わせとした場合には、嵌め合わせ自体が困難になるし、また、こじって強制的に嵌め合わせたとしても、凸部及び凹部間の係合面が密着しない傾向は強まってしまう。
また、特許文献2においては、凸部及び凹部を有する接合部の接合強度を増強するために、接合部を溶接しているが、かかる溶接自体は付加的な作業であるし、更にその後の接着工程や挿入工程を考慮すると、かかる溶接部を滑らかに切削する必要も生じて益々煩雑な構成となる。
本発明は、以上の検討を経てなされたもので、溶接等を用いない簡便な構成で、強度を必要充分に確保できる嵌合部材を提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明の第1の局面における嵌合部材は、第1の端部と、前記第1の端部に対向する第2の端部と、第1の係合部及び第2の係合部を有し、前記第1の係合部及び前記第2の係合部を互いに嵌め合せることにより、前記第1の端部及び前記第2の端部を互いに連結する嵌合構造と、を備える嵌合部材であって、前記嵌合部材の予備成形体が前記第1の係合部打ち抜かれることにより、前記第1の係合部の形状に倣った前記第2の係合部の形状が形成されながら、前記第1の係合部及び前記第2の係合部が互いに係合されることにより、前記嵌合構造が画成される。
また、本発明は、かかる第の局面に加え、前記第1の係合部は、前記第1の端部に対して形成された凸状部及び/又は凹状部であり、前記第2の係合部は、前記第1の端部に対して形成された前記凸状部又は前記凹状部に対応するように前記第2の端部に対して形成された凹状部及び/又は凸状部であることを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第の局面に加え、前記第2の端部の前記凹状部及び/又は前記凸状部は、前記第1の端部の前記凸状部及び/又は前記凹状部が当接しながら前記予備成形体を打ち抜いて形成されることを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第又は第の局面に加え、前記凸状部は、前記凸状部の端部側で拡幅される形状を有し、前記凹状部は、前記凹状部の奥部側で拡幅される形状を有することを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第の局面に加え、前記第1の係合部は、前記予備成形体とは独立した別部材から形成された片状部であり、前記第2の係合部は、前記第1の端部及び前記第2の端部にわたって形成された孔状部であることを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第の局面に加え、前記片状部は、前記別部材を打ち抜いて形成されると共に、前記孔状部は、前記片状部を用いながら前記予備成形体を打ち抜いて形成されることを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第又は第の局面に加え、前記片状部は、両端部側で拡幅される形状を有し、前記孔状部は、前記第1の端部及び前記第2の端部から離間した側で拡幅される形状を有することを第の局面とする。
本発明の第1の局面における構成によれば、嵌合部材の予備成形体が第1の係合部打ち抜かれることにより、第1の係合部の形状に倣った第2の係合部の形状が形成されながら、第1の係合部及び第2の係合部が互いに係合されることにより、嵌合構造が画成されるものであるため、溶接等を用いない簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接して、強度を必要充分に確保できる嵌合部材を提供することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、第1の係合部が、第1の端部に対して形成された凸状部及び/又は凹状部であり、第2の係合部が、第1の端部に対して形成された凸状部又は凹状部に対応するように第2の端部に対して形成された凹状部及び/又
は凸状部であることにより、簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、第2の端部の凹状部及び/又は凸状部が、第1の端部の凸状部及び/又は凹状部が当接しながら予備成形体を打ち抜いて形成されることにより、より簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、凸状部が、凸状部の端部側で拡幅される形状を有し、凹状部が、凹状部の奥部側で拡幅される形状を有することにより、いわゆる蟻継ぎ型の嵌合構造においても、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、第1の係合部が、予備成形体とは独立した別部材から形成された片状部であり、第2の係合部が、第1の端部及び第2の端部にわたって形成された孔状部であることにより、簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、片状部が、別部材を打ち抜いて形成されると共に、孔状部が、片状部を用いながら予備成形体を打ち抜いて形成されることにより、より簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、片状部は、両端部側で拡幅される形状を有し、孔状部は、第1の端部及び第2の端部から離間した側で拡幅される形状を有す
ることにより、いわゆる蟻継ぎ型の嵌合構造においても、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接することができる。
本発明の第1の実施形態におけるカラーの斜視図である。 本実施形態におけるカラーの第1の予備成形体の斜視図である。 本実施形態におけるカラーの第2の予備成形体の斜視図である。 本実施形態におけるカラーの製造工程を示し、位置的には図3のB−B断面に相当する。 図5(a)は、本実施形態におけるカラーの次段の製造工程を示し、図5(b)は、図5(a)の部分拡大図であり、いずれも位置的には図1のA−A断面に相当する。 本発明の第2の実施形態におけるカラーの斜視図である。 本実施形態におけるカラーの第1の予備成形体及び板部材の斜視図である。 本実施形態におけるカラーの製造工程を示し、位置的には図7のD−D断面に相当する。 図9(a)は、本実施形態におけるカラーの次段の製造工程を示し、図9(b)は、図9(a)の部分拡大図であり、いずれも位置的には図6のC−C断面に相当する。
以下、図面を適宜参照して、本発明の各実施形態における嵌合部材につきカラーを例に挙げて詳細に説明する。なお、図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成す。また、カラーの軸方向は、y軸に平行な方向とする。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態におけるカラーにつき、図1から図5を参照して、詳細
に説明する。
図1は、本実施形態におけるカラーの斜視図である。
図1に示すように、鉄やアルミ等の金属製で、y軸に平行な方向に中心軸を有した円筒状のカラー10は、周方向で互いに対向する端部同士である一端部12及び他端部14を有する。ここで、かかるカラー10は、筒状部材である場合には、円筒の他に角筒の筒形状を有していてもよく、x−z平面で切った断面形状が、非対称であってもよい。
より具体的には、カラー10の一端部12は、軸方向に整列する複数の凸部16を有しており、かかる凸部16の各々の間には、対応して凹部16aが形成される。ここで、軸方向の両端部に位置する凸部16に軸方向の外方で隣接する残余部分が存在する場合には、かかる残余部分も凹部16aとみる。また、一端部12に形成される凸部16は、複数に限定されるものではなく、1つのみ形成されてもよい。かかる場合には、一端部12に形成される凹部16aは、1つのみ形成された凸部16の軸方向の両側で隣接する部分に存在することとなる。
一方で、カラー10の他端部14は、一端部12に形成された複数の凹部16aに各々対応して侵入して、軸方向に整列する複数の凸部18を有する。かかる凸部18の各々の間には、対応して凹部18aが形成されて、一端部12に形成された複数の凸部16が各々対応して侵入している。
ここで、カラー10の一端部12に形成された凸部16は、そのカラー10の周方向における先端部側でカラー10の軸方向において拡幅される形状を有すると共に、カラー10の一端部12に形成された凹部16aは、そのカラー10の周方向における奥部側でカラー10の軸方向において拡幅される形状を有する。一方で、かかる一端部12に形成された凸部16及び凹部16aの形状に対応して、カラー10の他端部14に形成された凸部18は、そのカラー10の周方向における先端部側でカラー10の軸方向において拡幅される形状を有すると共に、カラー10の他端部14に形成された凹部18aは、そのカラー10の周方向における奥部側でカラー10の軸方向において拡幅される形状を有する。
また、カラー10は、カラー10における一端部12及び他端部14を連結する嵌合構造20を有する。かかる嵌合構造20は、カラー10の一端部12に形成された凸部16及び凹部16aから成る第1の係合部、並びにカラー10の他端部14に形成された凸部18及び凹部18aから成る第2の係合部を有し、かかる第1の係合部及び第2の係合部を互いに嵌め合せることにより、カラー10における一端部12及び他端部14を連結する。
より詳しくは、かかる嵌合構造20は、カラー10の一端部12に形成された凸部16及び凹部16aと、カラー10の他端部14に形成された凸部18及び凹部18aとが、それらの端面を各々対応して密に当接して係合されることにより画成され、カラー10における一端部12及び他端部14を連結するものである。
このようなカラー10の一端部12に形成された凸部16及び凹部16aと、カラー10の他端部14に形成された凸部18及び凹部18aとが、それらの端面を各々対応して密に当接して係合された嵌合構造20は、以下のようなカラー10の製造方法により得ることができるため、かかるカラー10の製造方法につき、更に、図2から図5をも参照して、詳細に説明する。
図2は、本実施形態におけるカラーの第1の予備成形体の斜視図であり、図3は、本実施形態におけるカラーの第2の予備成形体の斜視図である。また、図4は、本実施形態におけるカラーの製造工程を示し、位置的には図3のB−B断面に相当する。図5(a)は、本実施形態におけるカラーの次段の製造工程を示し、図5(b)は、図5(a)の部分拡大図であり、いずれも位置的には図1のA−A断面に相当する。
カラー10を製造するには、図2に示すように、まず、平板状のブランク材に打ち抜き加工を施して、y軸方向に順次連なる凸部16及び凹部16aが、一端部12に形成された第1の予備成形体M1を得る。ここで、第1の予備成形体M1の他端部14は、直状の端部であり、凸部や凹部は形成されていない。
次に、図3に示すように、かかる第1の予備成形体M1に曲げ加工を施して、凸部16及び凹部16aが形成された一端部12が他端部14の下に並置されるように、一端部12及び他端部14を重ねた筒状の第2の予備成形体M2を得る。
次に、図4に示すように、かかる第2の予備成形体M2を、下型50の受け部50a上に載置すると共に、最終的な製造物であるカラー10の内周面に密着し得る外周面を有する中子型60を、第2の予備成形体M2の内部に挿入する。そして、このような状態の第2の予備成形体M2に対して、その上方からパンチ型70を対向させる。パンチ型70は、支持部70a及び支持部70a内で相対移動自在なパンチ70bを有し、パンチ70bには、z軸の正方向に陥設された逃げ部70cが形成されている。かかるパンチ型70のパンチ70bは、第2の予備成形体M2の他端部14を介して一端部12の凹部16aに対向して配置され、パンチ70bの逃げ部70cは、第2の予備成形体M2の他端部14を介して一端部12の凸部16に対向して配置される。
次に、図5(a)及び図5(b)に示すように、かかる状態の第2の予備成形体M2に対して、パンチ型70の支持部70aを下降して、中子型60が挿入された第2の予備成形体M2を押圧する一方で、パンチ型70のパンチ70bを下降して、第2の予備成形体M2の他端部14を押圧すると、このように押圧される他端部14は、それが当接する一端部12の凹部16aの輪郭に沿って部分的に切断されて他端部14における凸部18を形成しながら、その凸部18が一端部12の凹部16a内に上方から侵入して係合される。同時に、このように一端部12に当接して押圧される他端部14における一端部12の凸部16に対応する部分は、凸部16の輪郭に沿って完全に切断されて破片pとなり、その破片pがその上方のパンチ70bの逃げ部70cに収容される一方で、他端部14における凹部18aを形成しながら、その凹部18aが一端部12の凸部16内に上方から侵入して係合される。ここで、一端部12に形成された凸部16及び凹部16aは、順次隣接して形成されているものであるから、他端部14においても対応して凸部18及び凹部18aが対応して順次隣接して形成される。
そして、このようにパンチ型70のパンチ70bで、第2の予備成形体M2の一端部12を介して他端部14を打ち抜き、他端部14の凸部18が一端部12の凹部16aに係合され、かつ他端部14の凹部18aが一端部12の凸部16に係合されたならば、パンチ型70の支持部70a及びパンチ70bを上昇する。すると、破片pがパンチ70bの逃げ部70cから下方に落下して排出される一方で、一端部12に形成された凸部16及び凹部16aと、他端部14に形成された凸部18及び凹部18aとが、それらの端面を各々対応して当接して係合された嵌合構造20を有するカラー10が得られる。
ここで、このように得られたカラー10の嵌合構造20を切断して、その切断部分を観察すると、カラー10の一端部12に形成された凸部16及び凹部16aと、カラー10の他端部14に形成された凸部18及び凹部18aとは、それらの端面を各々対応して密
に当接しており、そこには不要な隙間等は発生していなかった。また、かかるカラー10の嵌合構造20に対して、軸方向及び周方向の所定荷重を印加したが、その係合状態は維持されたままであり、自動車等の強度部品として使用することに実用上十分な結合強度を有していることが確認された。
なお、本実施形態では、カラー10の一端部12が、少なくとも1つの凸部16を有する場合を例に挙げて説明したが、もちろんかかる凸部16の替わりに、少なくとも1つの凹部が設けられるものであってもよい。かかる場合で一端部12に1つのみの凹部が設けられる構成では、一端部12に形成される凸部は、1つのみ形成された凹部の軸方向の両側で隣接する部分に存在することとなる。
また、凸部16及び凹部16aが形成された一端部12が直状の他端部14の下に並置されて押圧され、破片pを上方に収容しながら他端部14に凸部18及び凹部18aを形成する場合を例に挙げて説明したが、凸部16及び凹部16aが形成された一端部12を直状の他端部14の上に並置して押圧してもよい。かかる場合には、他端部14に凸部18及び凹部18aが形成される場合に生成される破片pは、下方に落下して排出されることになる。また、もちろん、一端部12を直状とし、かつ他端部14に予め凸部及び凹部を形成しておいて、同様の嵌合構造を形成してもかまわない。
また、嵌合構造が形成される部材は、1枚の板部材から形成されて嵌合構造で連結された筒状部材に限定されるものではなく、複数の板部材間を嵌合構造で連結した筒状部材であってよいし、複数の板部材間を嵌合構造で連結する際に両端を閉じずに解放した屈曲又は湾曲板状部材であってもよい。
以上、本実施形態の構成によれば、嵌合部材の予備成形体が、第1の係合部を介して打ち抜かれることにより、第2の係合部が形成されながら、第1の係合部及び第2の係合部が互いに係合されることにより、嵌合構造が画成されるものであるため、溶接等を用いない簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面を密に当接して、強度を必要充分に確保できる嵌合部材を提供することができる。
また、第2の係合部が、第1の係合部の形状に倣った形状を有するものであるため、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、第1の係合部が、第1の端部に対して形成された凸状部及び/又は凹状部であり、第2の係合部が、第1の端部に対して形成された凸状部又は凹状部に対応するように第2の端部に対して形成された凹状部及び/又は凸状部であることにより、簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、第2の端部の凹状部及び/又は凸状部が、第1の端部の凸状部及び/又は凹状部が当接しながら予備成形体を打ち抜いて形成されることにより、より簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、凸状部が、凸状部の端部側で拡幅される形状を有し、凹状部が、凹状部の奥部側で拡幅される形状を有することにより、いわゆる蟻継ぎ型の嵌合構造においても、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態におけるカラーにつき、図6から図9を参照して、詳細に説明する。
図6は、本実施形態におけるカラーの斜視図である。
本実施形態におけるカラー100は、第1の実施形態のものに対して、嵌合構造120の構成が異なっていることが主たる相違点であり、残余の構成は同様である。よって、本実施形態においては、かかる相違点に着目して説明することとし、同様な構成については同一の符号を付して適宜説明を簡略化又は省略する。
具体的には、図6に示すように、カラー100は、周方向で互いに対向する端部同士である一端部112及び他端部114を有するものではあるが、一端部112及び他端部114は、互いに当接する一方で各々に延在して形成される貫通孔116を有する。かかる貫通孔116には、鉄やアルミ等の金属製の係合片118が嵌め込まれている。
ここで、カラー100の一端部112及び他端部114にわたって形成された貫通孔116は、そのカラー100の一端部112及び他端部114から周方向に離間した側で拡幅される形状を有する一方で、係合片118は、かかる貫通孔116の形状に対応して、そのカラー100の周方向における両端部側で拡幅される形状を有する。
また、カラー100における嵌合構造120は、係合片118から成る第1の係合部、並びに一端部112及び他端部114にわたって形成された貫通孔116から成る第2の係合部を有し、かかる第1の係合部及び第2の係合部を互いに嵌め合せることにより、カラー100における一端部112及び他端部114を連結する。
より詳しくは、かかる嵌合構造120は、カラー100の一端部112及び他端部114にわたって形成された貫通孔116の内周面と、係合片118の外周面とが、それらの全周にわたって密に当接して係合されることにより画成されて、カラー100における一端部112及び他端部114を連結するものである。
このようなカラー100の一端部112及び他端部114にわたって形成された貫通孔116の内周面と、係合片118の外周面とが、それらの全周にわたって密に当接して係合された嵌合構造120は、以下のようなカラー100の製造方法により得ることができるため、かかるカラー100の製造方法につき、更に、図7から図9をも参照して、詳細に説明する。
図7は、本実施形態におけるカラーの第1の予備成形体及び板部材の斜視図である。また、図8は、本実施形態におけるカラーの製造工程を示し、位置的には図7のD−D断面に相当する。図9(a)は、本実施形態におけるカラーの次段の製造工程を示し、図9(b)は、図9(a)の部分拡大図であり、いずれも位置的には図6のC−C断面に相当する。
カラー100を製造するには、図7に示すように、まず、平板状のブランク材に曲げ加工を施して、一端部112及び他端部114を当接した筒状の第1の予備成形体M3を得た後、かかる第1の予備成形体M3に対して、板部材200を対向させる。
具体的には、図8に示すように、かかる第1の予備成形体M3を下型150の受け部150a上に載置すると共に、中子型160を第1の予備成形体M3の内部に挿入する。中子型160は、最終的な製造物であるカラー100の内周面に密着し得る外周面を有すると共に、貫通孔160a及び貫通孔160aに連通してy軸の方向で開口する中央孔16
0bを有する。
そして、このような状態の第1の予備成形体M3に対して、その上方から板部材200を対向させると共に、更にその板部材200上方からパンチ型170を対向させる。パンチ型170は、支持部170a及び支持部170a内で相対移動自在なパンチ170bを有し、支持部170aには、板部材200との不要の干渉を防ぐようにz軸の正方向に陥設された逃げ部170cが形成されると共に、パンチ170bには、z軸の正方向に陥設された逃げ部170dが形成されている。また、中子型160の貫通孔160aは、かかるパンチ170bに対応して配置され、z軸の方向に見て、パンチ170bのサイズと同等なサイズの開口形状を有する。
次に、図9(a)及び図9(b)に示すように、かかる状態の第1の予備成形体M3に対して、パンチ型170の支持部170aを下降して、その逃げ部170cを介して板部材200に干渉しない状態に維持しながら、第1の予備成形体M3を押圧する一方で、パンチ型170のパンチ170bを下降して、板部材200を挟みながら板部材200並びに第1の予備成形体M3の一端部112及び他端部114を押圧すると、このように押圧される板部材200は、パンチの170bの逃げ部170dで規定される輪郭に沿って部分的に打ち抜かれて係合片118を形成する。すると、その係合片118は、第1の予備成形体M3の一端部112及び他端部114に当接しているから、係合片118が、第1の予備成形体M3の一端部112及び他端部114を押圧して打ち抜き、貫通孔116を形成しながらその貫通孔116内に上方から侵入して係合される。同時に、このように打ち抜かれた第1の予備成形体M3の一端部112及び他端部114は、破片pとなって中子型160の貫通孔160aを介して中央孔160b内に落下した後、外部へと排出される。
そして、このようにパンチ型170のパンチ170bで、板部材200を介して第1の予備成形体M3の一端部112及び他端部114を打ち抜き、係合片118が貫通孔116に係合されたならば、パンチ型170の支持部170a及びパンチ170bを上昇する。すると、一端部112及び他端部114に形成された貫通孔116と、板部材200から形成された係合片118とが、それらの端面を互いに当接して係合された嵌合構造120を有するカラー100が得られる。
ここで、このように得られたカラー100の嵌合構造120を切断して、その切断部分を観察すると、一端部112及び他端部114に形成された貫通孔116と、板部材200から形成された係合片118とは、それらの端面を互いに密に当接しており、そこには不要な隙間等は発生していなかった。また、かかるカラー100の嵌合構造120に対して、軸方向及び周方向の所定荷重を印加したが、その係合状態は維持されたままであり、自動車等の強度部品として使用することに実用上十分な結合強度を有していることが確認された。
なお、本実施形態では、係合片118を1つのみ形成しているが、係合片118は板部材200の幅等を適宜設定して複数形成してもよく、かかる場合には、対応して貫通孔116も複数形成されることになる。
また、本実施形態においても、嵌合構造が形成される部材は、1枚の板部材から形成されて嵌合構造で連結された筒状部材に限定されるものではなく、複数の板部材間を嵌合構造で連結した筒状部材であってよいし、複数の板部材間を嵌合構造で連結する際に両端を閉じずに解放した屈曲又は湾曲板状部材であってもよい。
以上、本実施形態の構成によれば、第1の係合部が、予備成形体とは独立した別部材か
ら形成された片状部であり、第2の係合部が、第1の端部及び第2の端部にわたって形成された孔状部であることにより、簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、片状部が、別部材を打ち抜いて形成されると共に、孔状部が、片状部を用いながら予備成形体を打ち抜いて形成されることにより、より簡便な構成で、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接した嵌合構造を実現することができる。
また、片状部は、両端部側で拡幅される形状を有し、孔状部は、第1の端部及び第2の端部から離間した側で拡幅される形状を有することにより、いわゆる蟻継ぎ型の嵌合構造においても、第1の係合部及び第2の係合部間の接合面をより確実に密に当接することができる。
なお、本発明は、部材の形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明の嵌合部材においては、溶接等を用いない簡便な構成で、強度を必要充分に確保できる嵌合部材を提供することができるものであるため、その汎用普遍的な性格から広範に車両等の移動体の強度部材の分野に適用され得るものと期待される。
10……カラー
12……一端部
14……他端部
16……凸部
16a…凹部
18……凸部
18a…凹部
20……嵌合構造
M1……第1の予備成形体
M2……第2の予備成形体
50……下型
50a…受け部
60……中子型
70……パンチ型
70a…支持部
70b…パンチ
70c…逃げ部
100…カラー
112……一端部
114……他端部
116……貫通孔
118……係合片
120……嵌合構造
M3………第1の予備成形体
150……下型
150a…受け部
160……中子型
160a…貫通孔
160b…中央孔
170……パンチ型
170a…支持部
170b…パンチ
170c…逃げ部
170d…逃げ部
200……板部材

Claims (7)

  1. 第1の端部と、
    前記第1の端部に対向する第2の端部と、
    第1の係合部及び第2の係合部を有し、前記第1の係合部及び前記第2の係合部を互いに嵌め合せることにより、前記第1の端部及び前記第2の端部を互いに連結する嵌合構造と、
    を備える嵌合部材であって、
    前記嵌合部材の予備成形体が前記第1の係合部打ち抜かれることにより、前記第1の係合部の形状に倣った前記第2の係合部の形状が形成されながら、前記第1の係合部及び前記第2の係合部が互いに係合されることにより、前記嵌合構造が画成される嵌合部材。
  2. 前記第1の係合部は、前記第1の端部に対して形成された凸状部及び/又は凹状部であり、前記第2の係合部は、前記第1の端部に対して形成された前記凸状部又は前記凹状部に対応するように前記第2の端部に対して形成された凹状部及び/又は凸状部である請求項に記載の嵌合部材。
  3. 前記第2の端部の前記凹状部及び/又は前記凸状部は、前記第1の端部の前記凸状部及び/又は前記凹状部が当接しながら前記予備成形体を打ち抜いて形成される請求項に記載の嵌合部材。
  4. 前記凸状部は、前記凸状部の端部側で拡幅される形状を有し、前記凹状部は、前記凹状部の奥部側で拡幅される形状を有する請求項又はに記載の嵌合部材。
  5. 前記第1の係合部は、前記予備成形体とは独立した別部材から形成された片状部であり、前記第2の係合部は、前記第1の端部及び前記第2の端部にわたって形成された孔状部である請求項に記載の嵌合部材。
  6. 前記片状部は、前記別部材を打ち抜いて形成されると共に、前記孔状部は、前記片状部を用いながら前記予備成形体を打ち抜いて形成される請求項に記載の嵌合部材。
  7. 前記片状部は、両端部側で拡幅される形状を有し、前記孔状部は、前記第1の端部及び前記第2の端部から離間した側で拡幅される形状を有する請求項又はに記載の嵌合部材。
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