JPH09315124A - 金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を用いたブシュおよびそれらの製造方法 - Google Patents
金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を用いたブシュおよびそれらの製造方法Info
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- JPH09315124A JPH09315124A JP8157545A JP15754596A JPH09315124A JP H09315124 A JPH09315124 A JP H09315124A JP 8157545 A JP8157545 A JP 8157545A JP 15754596 A JP15754596 A JP 15754596A JP H09315124 A JPH09315124 A JP H09315124A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 座屈強度があり高信頼の筒体、その筒体を内
外筒に用いたゴムブシュおよびそれらを安価で少ロッ
ト、多品種生産が可能な製造方法を提供する。 【解決手段】 板状部材を筒状に捲回しその両端を突き
合せ接合して形成される筒体であって、その接合端の一
方に凸部が、他方に前記凸部に対応する凹部が形成さ
れ、さらに接合端面は斜状に形成され、前記凸部と凹部
とが互にクリンチして接合され、その接合部分の適所が
溶接されていることを特徴とする。
外筒に用いたゴムブシュおよびそれらを安価で少ロッ
ト、多品種生産が可能な製造方法を提供する。 【解決手段】 板状部材を筒状に捲回しその両端を突き
合せ接合して形成される筒体であって、その接合端の一
方に凸部が、他方に前記凸部に対応する凹部が形成さ
れ、さらに接合端面は斜状に形成され、前記凸部と凹部
とが互にクリンチして接合され、その接合部分の適所が
溶接されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、車両用等
の懸架ばね系のリンク、ロッド、板ばね等の目玉部、取
付部の金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を内外筒に
用いたブシュおよびそれらの製造方法に関する。
の懸架ばね系のリンク、ロッド、板ばね等の目玉部、取
付部の金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を内外筒に
用いたブシュおよびそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車、車両用等の懸架ばね系の
リンク、ロッド、板ばね等の目玉部、取付部には、内外
筒付ゴムブシュが装着されている。例えば、図4は自動
車の懸架用板ばねの正面図で、その板ばね11の目玉部
12には図5に示すような内外筒付ゴムブシュ1が使用
されている。同図において2は内筒、3は外筒、4はゴ
ム材を示す。
リンク、ロッド、板ばね等の目玉部、取付部には、内外
筒付ゴムブシュが装着されている。例えば、図4は自動
車の懸架用板ばねの正面図で、その板ばね11の目玉部
12には図5に示すような内外筒付ゴムブシュ1が使用
されている。同図において2は内筒、3は外筒、4はゴ
ム材を示す。
【0003】従来、このようなブシュ1の内外筒2,3
としては、図6(a)に示すような継目なし鋼管(以下
パイプという)が使用されていたが、パイプ素材の多量
少品種生産、適寸法を得るためのサイズ調整の二次加工
が必要となるため一般的に高価となっていた。
としては、図6(a)に示すような継目なし鋼管(以下
パイプという)が使用されていたが、パイプ素材の多量
少品種生産、適寸法を得るためのサイズ調整の二次加工
が必要となるため一般的に高価となっていた。
【0004】そこで、最近では安価で少ロット多品種生
産が可能な巻パイプ成形品として、図6(b)に示すよ
うな板状部材を筒状に捲回し、その両端を突き合せたも
の(以下、突き合せタイプという)、図6(c)に示す
ように板状部材を捲回し、その両端を突き合せ接合する
接合端の一方に凸部5が、他方に前記凸部5に対応する
凹部6が形成され、この凸部5と凹部6とが互にクリン
チ7して接合されているもの(以下、クリンチタイプと
いう)が提案されている。
産が可能な巻パイプ成形品として、図6(b)に示すよ
うな板状部材を筒状に捲回し、その両端を突き合せたも
の(以下、突き合せタイプという)、図6(c)に示す
ように板状部材を捲回し、その両端を突き合せ接合する
接合端の一方に凸部5が、他方に前記凸部5に対応する
凹部6が形成され、この凸部5と凹部6とが互にクリン
チ7して接合されているもの(以下、クリンチタイプと
いう)が提案されている。
【0005】例えば、特開平1−320332号公報及
び自動車規格JASO 6607−70等に示されてい
る。
び自動車規格JASO 6607−70等に示されてい
る。
【0006】また、板状部材を捲回し、その両端を突き
合せ接合するとき、接合端面が板状部材の平面に対し直
角な垂直面であると、図7に示すように接合端面が密着
しなく隙間8がでてしまうので、このような不都合を解
消するものとして特公昭40−8028公報の技術が提
案されている。
合せ接合するとき、接合端面が板状部材の平面に対し直
角な垂直面であると、図7に示すように接合端面が密着
しなく隙間8がでてしまうので、このような不都合を解
消するものとして特公昭40−8028公報の技術が提
案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動車、車
両用等の懸架ばね系のリンク、ロッド、板ばね等の目玉
部、取付部のブシュ用の内外筒、および防振装置用の内
外筒は、座屈変形強度を充分確保する必要があるにもか
かわらず、従来このような内外筒の座屈強度を考慮した
ものは提案されていない。
両用等の懸架ばね系のリンク、ロッド、板ばね等の目玉
部、取付部のブシュ用の内外筒、および防振装置用の内
外筒は、座屈変形強度を充分確保する必要があるにもか
かわらず、従来このような内外筒の座屈強度を考慮した
ものは提案されていない。
【0008】例えば、図6(b)(c)に示す突き合せ
タイプおよびクリンチタイプの内外筒は、安価で少ロッ
ト、多品種生産は可能であるが、突き合せあるいはクリ
ンチだけであり、座屈強度を考えていないために、ゴム
ブシュ加工工程におけるゴム加硫後に、図8に示すよう
に接合の合せ目からゴムバリ(ゴムの吹出し)9が発生
したり、合わせ目が開いたり10する等の課題があり、
信頼性に欠けていた。
タイプおよびクリンチタイプの内外筒は、安価で少ロッ
ト、多品種生産は可能であるが、突き合せあるいはクリ
ンチだけであり、座屈強度を考えていないために、ゴム
ブシュ加工工程におけるゴム加硫後に、図8に示すよう
に接合の合せ目からゴムバリ(ゴムの吹出し)9が発生
したり、合わせ目が開いたり10する等の課題があり、
信頼性に欠けていた。
【0009】本発明は、このような点に鑑み座屈強度も
高く高信頼の筒体、その筒体を内外筒に用いたブシュお
よびそれらを安価で少ロット、多品種生産が可能な製造
方法を提供せんとするものである。
高く高信頼の筒体、その筒体を内外筒に用いたブシュお
よびそれらを安価で少ロット、多品種生産が可能な製造
方法を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に係る金属製筒体の発明は、板状部材を筒
状に捲回しその両端を突き合せ接合して形成される筒体
であって、その接合端の一方に凸部が、他方に前記凸部
に対応する凹部が形成され、さらに接合端面は斜状に形
成され、前記凸部と凹部とが互にクリンチして接合さ
れ、その接合部分の適所が溶接されていることを特徴と
する。
め、請求項1に係る金属製筒体の発明は、板状部材を筒
状に捲回しその両端を突き合せ接合して形成される筒体
であって、その接合端の一方に凸部が、他方に前記凸部
に対応する凹部が形成され、さらに接合端面は斜状に形
成され、前記凸部と凹部とが互にクリンチして接合さ
れ、その接合部分の適所が溶接されていることを特徴と
する。
【0011】請求項2に係る金属製筒体の発明は、請求
項1の筒体がさらに絞り加工されていることを特徴とす
る。
項1の筒体がさらに絞り加工されていることを特徴とす
る。
【0012】請求項3に係る金属製筒体の発明は、筒体
の外径をD及び板状部材の板厚をTとするとD/Tが
8.5以上であり、筒体の接合端面における斜状とする
切り角θが6度以上であることを特徴とする。
の外径をD及び板状部材の板厚をTとするとD/Tが
8.5以上であり、筒体の接合端面における斜状とする
切り角θが6度以上であることを特徴とする。
【0013】請求項4に係るゴムブシュの発明は、請求
項1,2または3の金属製筒体を内筒および外筒として
なることを特徴とする。
項1,2または3の金属製筒体を内筒および外筒として
なることを特徴とする。
【0014】請求項5に係るゴムブシュの発明は、請求
項1または3の筒体を内筒および外筒とし、その内外筒
間にゴム加硫され、これが絞り加工されていることを特
徴とする。
項1または3の筒体を内筒および外筒とし、その内外筒
間にゴム加硫され、これが絞り加工されていることを特
徴とする。
【0015】請求項6に係る金属製筒体の製造方法の発
明は、下記工程より成ることを特徴とする。 (1) 相対向して立設されるダイスと、このダイス間に打
圧挿入される切断部材とより成り、ダイスの一方は切断
したとき端部に凸部が形成される型、他方は端部に前記
凸部に対応する凹部が形成される型を有し、切断部材
は、一方の端部に前記凸部に対応する凹刃部を、他方の
端部に前記凹部に対応する凸刃部を有し、この凹刃部と
凸刃部の間に隆起打圧部を有する切断装置の、ダイス上
に板材を供給し、この板材上より切断部材をダイス間に
打圧挿入して板材を弧状に屈曲せしめると同時にその屈
曲変形の途中で、両ダイス端面で切断することによっ
て、一方の端部に凸部が、他方の端部に前記凸部に対応
する凹部が形成されると共に、端面が一定の角度の斜状
に形成された板状部材を製造する工程、(2) 前記板状部
材を筒状に捲回し、両端を突き合せ凸部と凹部とをクリ
ンチさせて接合し筒体とする工程、(3) 前記筒体の接合
した継目の適所を溶接する工程。
明は、下記工程より成ることを特徴とする。 (1) 相対向して立設されるダイスと、このダイス間に打
圧挿入される切断部材とより成り、ダイスの一方は切断
したとき端部に凸部が形成される型、他方は端部に前記
凸部に対応する凹部が形成される型を有し、切断部材
は、一方の端部に前記凸部に対応する凹刃部を、他方の
端部に前記凹部に対応する凸刃部を有し、この凹刃部と
凸刃部の間に隆起打圧部を有する切断装置の、ダイス上
に板材を供給し、この板材上より切断部材をダイス間に
打圧挿入して板材を弧状に屈曲せしめると同時にその屈
曲変形の途中で、両ダイス端面で切断することによっ
て、一方の端部に凸部が、他方の端部に前記凸部に対応
する凹部が形成されると共に、端面が一定の角度の斜状
に形成された板状部材を製造する工程、(2) 前記板状部
材を筒状に捲回し、両端を突き合せ凸部と凹部とをクリ
ンチさせて接合し筒体とする工程、(3) 前記筒体の接合
した継目の適所を溶接する工程。
【0016】請求項7に係るゴムブシュの製造方法の発
明は、下記工程より成ることを特徴とする。 (1) 相対向して立設されるダイスと、このダイス間に打
圧挿入される切断部材とより成り、ダイスの一方は切断
したとき端部に凸部が形成される型、他方は端部に前記
凸部に対応する凹部が形成される型を有し、切断部材
は、一方の端部に前記凸部に対応する凹刃部を、他方の
端部に前記凹部に対応する凸刃部を有し、この凹刃部と
凸刃部の間に隆起打圧部を有する切断装置の、ダイス上
に板材を供給し、この板材上より切断部材をダイス間に
打圧挿入して板材を弧状に屈曲せしめると同時にその屈
曲変形の途中で、両ダイス端面で切断することによっ
て、一方の端部に凸部が、他方の端部に前記凸部に対応
する凹部が形成されると共に、端面が一定の角度の斜状
に形成された板状部材を製造する工程、(2) 前記板状部
材を筒状に捲回し、両端を突き合せ凸部と凹部とをクリ
ンチさせて接合し筒体とする工程、(3) 前記筒体の接合
した継目の適所を溶接する工程。(4) この溶接された筒
体を、内外筒とし、この内外筒の間にゴム加硫を行う工
程、(5) 前記内外筒間にゴム加硫の後に、外筒に絞り加
工を行う工程。
明は、下記工程より成ることを特徴とする。 (1) 相対向して立設されるダイスと、このダイス間に打
圧挿入される切断部材とより成り、ダイスの一方は切断
したとき端部に凸部が形成される型、他方は端部に前記
凸部に対応する凹部が形成される型を有し、切断部材
は、一方の端部に前記凸部に対応する凹刃部を、他方の
端部に前記凹部に対応する凸刃部を有し、この凹刃部と
凸刃部の間に隆起打圧部を有する切断装置の、ダイス上
に板材を供給し、この板材上より切断部材をダイス間に
打圧挿入して板材を弧状に屈曲せしめると同時にその屈
曲変形の途中で、両ダイス端面で切断することによっ
て、一方の端部に凸部が、他方の端部に前記凸部に対応
する凹部が形成されると共に、端面が一定の角度の斜状
に形成された板状部材を製造する工程、(2) 前記板状部
材を筒状に捲回し、両端を突き合せ凸部と凹部とをクリ
ンチさせて接合し筒体とする工程、(3) 前記筒体の接合
した継目の適所を溶接する工程。(4) この溶接された筒
体を、内外筒とし、この内外筒の間にゴム加硫を行う工
程、(5) 前記内外筒間にゴム加硫の後に、外筒に絞り加
工を行う工程。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に詳細に説明する。図1は本発明に係るブシュ用筒
体の製造工程を示す説明図である。同図において、20
は切断装置を示し、相対向して立設されるダイス21
a,21bと、このダイス21a,21b上に供給され
た板材30上からダイス21a,21b間に打圧押入し
て板材30を切断し板状部材31を得る切断部材22と
より成る。
と共に詳細に説明する。図1は本発明に係るブシュ用筒
体の製造工程を示す説明図である。同図において、20
は切断装置を示し、相対向して立設されるダイス21
a,21bと、このダイス21a,21b上に供給され
た板材30上からダイス21a,21b間に打圧押入し
て板材30を切断し板状部材31を得る切断部材22と
より成る。
【0018】前記ダイスの一方21aは、板材30を切
断したとき板状部材31の一方の端部31aに凸部32
が形成される型34,他方21bは、板材30を切断し
たとき板状部材31の他方の端部31bに凹部33が形
成される型35を有する。
断したとき板状部材31の一方の端部31aに凸部32
が形成される型34,他方21bは、板材30を切断し
たとき板状部材31の他方の端部31bに凹部33が形
成される型35を有する。
【0019】また、切断部材22は、一方の端部22a
に前記ダイス21aの型34に対応する凹刃部(図示せ
ず)を、他方の端部22bに前記ダイス21bの型35
に対応する凸刃部(図示せず)を有し、さらに、中央部
には板材30を弧状に屈曲変形させる隆起打圧部23を
有する。
に前記ダイス21aの型34に対応する凹刃部(図示せ
ず)を、他方の端部22bに前記ダイス21bの型35
に対応する凸刃部(図示せず)を有し、さらに、中央部
には板材30を弧状に屈曲変形させる隆起打圧部23を
有する。
【0020】まず、前記切断装置20のダイス21a,
21b上にブシュ用筒体を形成する板材30を供給して
載置する(図1(a))。
21b上にブシュ用筒体を形成する板材30を供給して
載置する(図1(a))。
【0021】次いでダイス21a,21b上に配設した
切断部材22を降下させると、ダイス21a,21b間
に載置された板材30の中央部が、先ず切断部材22の
隆起打圧部23に打圧されて屈曲し、その打圧押下に伴
って隆起打圧部23の形状に沿って屈曲度を増しながら
ダイス21a,21b間に挟入される。
切断部材22を降下させると、ダイス21a,21b間
に載置された板材30の中央部が、先ず切断部材22の
隆起打圧部23に打圧されて屈曲し、その打圧押下に伴
って隆起打圧部23の形状に沿って屈曲度を増しながら
ダイス21a,21b間に挟入される。
【0022】そして、この切断部材22がさらに降下す
ると、板材30を打圧押下の途中で屈曲した状態で図1
(a)で2点鎖線で示すようにダイス21a,21bと
の間で切断され、図1(b)に示すような板状部材31
が得られる。
ると、板材30を打圧押下の途中で屈曲した状態で図1
(a)で2点鎖線で示すようにダイス21a,21bと
の間で切断され、図1(b)に示すような板状部材31
が得られる。
【0023】この得られた板状部材31は、屈曲した状
態で切断されるため、端面は一定の角度θをもった斜状
に形成されていると共に、ダイス21a,21bの凸型
34,凹型35および切断部材22の凹刃部,凸刃部に
よって図1(c)に示すように一方の端部に凸部32,
他方の端部に前記凸部32に対応する凹部33が形成さ
れる。この凸部32と凹部33の形状は、図示の形状に
限定されるものではなく、互にクリンチできるできる形
状であればよい。
態で切断されるため、端面は一定の角度θをもった斜状
に形成されていると共に、ダイス21a,21bの凸型
34,凹型35および切断部材22の凹刃部,凸刃部に
よって図1(c)に示すように一方の端部に凸部32,
他方の端部に前記凸部32に対応する凹部33が形成さ
れる。この凸部32と凹部33の形状は、図示の形状に
限定されるものではなく、互にクリンチできるできる形
状であればよい。
【0024】次いで、このようにして得られた板状部材
31を、弧状の屈曲方向と反対方向に屈曲して筒体に捲
回し、その両端面を突き合わせると共に凸部32と凹部
33とをクリンチさせて図1(d)に示すような筒体と
する。この時、接合端面は一定の角度θを有する斜状と
なっているため、ぴったりと密着して接合する。
31を、弧状の屈曲方向と反対方向に屈曲して筒体に捲
回し、その両端面を突き合わせると共に凸部32と凹部
33とをクリンチさせて図1(d)に示すような筒体と
する。この時、接合端面は一定の角度θを有する斜状と
なっているため、ぴったりと密着して接合する。
【0025】前記端面の切り角θは、形成しようとする
筒体の径及び板状部材31の肉厚により調整する。筒体
の合せ目密着のための適正切り角θの実験の結果は、図
3の通りである。この実験の結果よれば、筒体の合せ目
密着のための適正切り角θは、筒体の外径をDおよび板
状部材31の板厚をTとすると、D/Tが8.5以上で
あり、切り角θが略6度以上であることが好ましい。た
だし、座屈荷重をそれほど要求されない場合、座屈荷重
の70%以内のものであればD/T≒5程度のものでも
十分使用できる。また、切り角θが12度より大きくD
/Tが5以下になると合わせ目に、ソリやバリが発生し
好ましくない。
筒体の径及び板状部材31の肉厚により調整する。筒体
の合せ目密着のための適正切り角θの実験の結果は、図
3の通りである。この実験の結果よれば、筒体の合せ目
密着のための適正切り角θは、筒体の外径をDおよび板
状部材31の板厚をTとすると、D/Tが8.5以上で
あり、切り角θが略6度以上であることが好ましい。た
だし、座屈荷重をそれほど要求されない場合、座屈荷重
の70%以内のものであればD/T≒5程度のものでも
十分使用できる。また、切り角θが12度より大きくD
/Tが5以下になると合わせ目に、ソリやバリが発生し
好ましくない。
【0026】そして、この筒体の接合した合わせ目36
は、図1(e)に示すように適所を溶接37して所望の
ブシュ用筒体40を得る。本例では3カ所の溶接を示
し、×印で溶接個所を示す。この溶接個所の数は、多い
ほど強度が向上するが、あまり多いと生産性が低下する
ので、クリンチ数をnとすれば、溶接数はn+1の関係
が良好である。溶接は、外筒外径基準のものにあって
は、スポット溶接、TIG溶接が好ましく、内筒内径基
準のものにあっては、アーク溶接、CO2 溶接でもよ
い。
は、図1(e)に示すように適所を溶接37して所望の
ブシュ用筒体40を得る。本例では3カ所の溶接を示
し、×印で溶接個所を示す。この溶接個所の数は、多い
ほど強度が向上するが、あまり多いと生産性が低下する
ので、クリンチ数をnとすれば、溶接数はn+1の関係
が良好である。溶接は、外筒外径基準のものにあって
は、スポット溶接、TIG溶接が好ましく、内筒内径基
準のものにあっては、アーク溶接、CO2 溶接でもよ
い。
【0027】この溶接により筒体の座屈強度がどの程度
向上したかを従来例と比較した実験例を表1に示す。こ
の実験例は、図9に示すように筒体の外径Dが18、筒
体を形成する板状部材の板厚Tが3であり、D/Tが6
の場合の例である。
向上したかを従来例と比較した実験例を表1に示す。こ
の実験例は、図9に示すように筒体の外径Dが18、筒
体を形成する板状部材の板厚Tが3であり、D/Tが6
の場合の例である。
【0028】
【表1】
【0029】この表1によればクリンチタイプで溶接を
併用したもの(No. 5,6)が座屈強度面でほぼ同等か
優位であることが理解できる。
併用したもの(No. 5,6)が座屈強度面でほぼ同等か
優位であることが理解できる。
【0030】次に前記筒体40を内外筒に用いてゴムブ
シュを製造する方法を説明する。図2は前記筒体40か
らゴムブシュを製造する工程を示す説明図である。
シュを製造する方法を説明する。図2は前記筒体40か
らゴムブシュを製造する工程を示す説明図である。
【0031】まず、前記した製造工程により得られた筒
体40を、図2(a)に示すように内筒40a及び外筒
40bと同心的に配置し、その内外筒40a,40b間
にゴム材を装填する。
体40を、図2(a)に示すように内筒40a及び外筒
40bと同心的に配置し、その内外筒40a,40b間
にゴム材を装填する。
【0032】次いで図2(b)に示すように成形型41
を用いて内外筒40a,40b間にゴム加硫成形42を
行う。前記成形型41には、単動成形型,RIM成形型
等が使用できる。このゴム加硫42後は、必要に応じゴ
ムバリ仕上げをする。
を用いて内外筒40a,40b間にゴム加硫成形42を
行う。前記成形型41には、単動成形型,RIM成形型
等が使用できる。このゴム加硫42後は、必要に応じゴ
ムバリ仕上げをする。
【0033】次いで図2(c)に示すように前記内外筒
40a,40b間にゴム加硫の後にゴムバリ仕上をした
外筒40bに絞り加工をする。この絞り加工は、図2
(c)に示すようにダイス43に押込型44を用いて押
し込み通過させて行う。
40a,40b間にゴム加硫の後にゴムバリ仕上をした
外筒40bに絞り加工をする。この絞り加工は、図2
(c)に示すようにダイス43に押込型44を用いて押
し込み通過させて行う。
【0034】この絞り加工により、寸法精度の向上、ゴ
ム加硫時の熱歪の除去によるゴム耐久性のアップ,ゴム
のばね特性の調整,わずかな流出ゴムの除去で組立(組
付)時の工数を減少、等を図ることができる。
ム加硫時の熱歪の除去によるゴム耐久性のアップ,ゴム
のばね特性の調整,わずかな流出ゴムの除去で組立(組
付)時の工数を減少、等を図ることができる。
【0035】このようにして得られたゴムブシュは、軸
直角ばね特性および軸方向ばね特性ともに5000回耐
久後のばね特性が、耐久前とほとんど変わりがなかっ
た。また、座屈荷重も良好であり、加硫時に合わせ目か
らゴムのバリが発生することもなかった。この耐久試験
の結果を表2に示す。
直角ばね特性および軸方向ばね特性ともに5000回耐
久後のばね特性が、耐久前とほとんど変わりがなかっ
た。また、座屈荷重も良好であり、加硫時に合わせ目か
らゴムのバリが発生することもなかった。この耐久試験
の結果を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】この耐久試験は、図10に示すような内
筒、外筒よりなるブシュで、内筒は外径Dが23、板厚
Tが4.4で、D/Tが5.2であり、外筒は外径Dが
54.0、板厚Tが1.8で、D/Tが30であり、ク
リンチが1ケ所、溶接が2ケ所の場合であり、クリンチ
・溶接側を真下にし、軸荷重2100kgfにて繰返し
5×103 回実施し、その後ラバー部のねじれ特性の実
験を実施したものである。この試験結果によれば、軸荷
重で1.5%、ねじり特性では3%程度で、内外筒の破
損、ゴム・ラバー部の破損又はハガレもなく、きわめて
ヘタリの少ないものであった。
筒、外筒よりなるブシュで、内筒は外径Dが23、板厚
Tが4.4で、D/Tが5.2であり、外筒は外径Dが
54.0、板厚Tが1.8で、D/Tが30であり、ク
リンチが1ケ所、溶接が2ケ所の場合であり、クリンチ
・溶接側を真下にし、軸荷重2100kgfにて繰返し
5×103 回実施し、その後ラバー部のねじれ特性の実
験を実施したものである。この試験結果によれば、軸荷
重で1.5%、ねじり特性では3%程度で、内外筒の破
損、ゴム・ラバー部の破損又はハガレもなく、きわめて
ヘタリの少ないものであった。
【0038】これは、クリンチと溶接を併用した筒体
は、クリンチの接合面がはめあい嵌合されており、それ
以外の部位は溶接により溶着接合状態にあるため、座屈
強度もあり、合わせ目の密着によりブシュのゴム加硫時
のバリの吹出しが抑制されるからと考えられる。
は、クリンチの接合面がはめあい嵌合されており、それ
以外の部位は溶接により溶着接合状態にあるため、座屈
強度もあり、合わせ目の密着によりブシュのゴム加硫時
のバリの吹出しが抑制されるからと考えられる。
【0039】なお、以上の説明はゴムブシュについて説
明したが、本発明は防振装置用パイプおよびエンジンマ
ウト用パイプ等にも使用できるものである。
明したが、本発明は防振装置用パイプおよびエンジンマ
ウト用パイプ等にも使用できるものである。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明によれ
ば次のような効果を奏する。 (1) 本発明に係るブシュ用筒体は、クリンチタイプで、
かつ合わせ目が溶接されているので座屈強度が高く、さ
らに接合端面が斜状となっているため合わせ目がぴった
りと密着する(請求項1)。
ば次のような効果を奏する。 (1) 本発明に係るブシュ用筒体は、クリンチタイプで、
かつ合わせ目が溶接されているので座屈強度が高く、さ
らに接合端面が斜状となっているため合わせ目がぴった
りと密着する(請求項1)。
【0041】(2) 筒体が絞り加工されているから、カシ
メ効果によりクリンチ部を含め接合部分が密着状態とな
るばかりでなく寸法精度が高い(請求項2)。
メ効果によりクリンチ部を含め接合部分が密着状態とな
るばかりでなく寸法精度が高い(請求項2)。
【0042】(3) 筒体の外径をDおよび板状部材の板厚
をTとすると、D/Tが8.5以上であって、接合端面
における斜状とする切り角θが6度以上であるから、筒
体の合わせ目が良好な密着性を有する(請求項3)。
をTとすると、D/Tが8.5以上であって、接合端面
における斜状とする切り角θが6度以上であるから、筒
体の合わせ目が良好な密着性を有する(請求項3)。
【0043】(4) ブシュ用筒体は、接合端面が斜状とな
っているため合わせ目が密着し、クリンチタイプで合わ
せ目が溶接され、かつ絞り加工されており、この筒体を
内外筒としてゴムブシュを構成したので、座屈強度が高
く、軸直角バネ特性および軸方向バネ特性も長期間にわ
たり低下が少なく、さらに合わせ目の密着性もよいので
ゴム加硫後に、合わせ目からゴムバリの発生することも
ない。また、絞り加工により寸法精度が向上し、ゴム加
硫時の熱歪の除去によるゴム耐久性のアップ、ゴムのば
ね特性の調整可能およびわずかな流出ゴムの除去がで
き、組立(組付)時の工数が減少する。(請求項4,
5)。
っているため合わせ目が密着し、クリンチタイプで合わ
せ目が溶接され、かつ絞り加工されており、この筒体を
内外筒としてゴムブシュを構成したので、座屈強度が高
く、軸直角バネ特性および軸方向バネ特性も長期間にわ
たり低下が少なく、さらに合わせ目の密着性もよいので
ゴム加硫後に、合わせ目からゴムバリの発生することも
ない。また、絞り加工により寸法精度が向上し、ゴム加
硫時の熱歪の除去によるゴム耐久性のアップ、ゴムのば
ね特性の調整可能およびわずかな流出ゴムの除去がで
き、組立(組付)時の工数が減少する。(請求項4,
5)。
【0044】(5) また、本発明の製造方法によれば、板
材を準備することにより、従来のパイプのように一品一
葉で、何種類ものサイズを保管管理する必要もなく、ジ
ャストオンタイムでの供給が可能となり、生産効率も向
上する。特に、板材にフープ材を使用することにより材
料歩留りが向上し、材料の無駄がなくなる。すなわち、
少ロット、多品種生産が安価に可能となる。
材を準備することにより、従来のパイプのように一品一
葉で、何種類ものサイズを保管管理する必要もなく、ジ
ャストオンタイムでの供給が可能となり、生産効率も向
上する。特に、板材にフープ材を使用することにより材
料歩留りが向上し、材料の無駄がなくなる。すなわち、
少ロット、多品種生産が安価に可能となる。
【図1】本発明に係るブシュ用筒体の製造工程を示す説
明図で、(a)(b)(c)(d)(e)と工程順に示
してある。
明図で、(a)(b)(c)(d)(e)と工程順に示
してある。
【図2】本発明に係るゴムブシュの製造工程を示す説明
図で、(a)(b)(c)と工程順に示してある。
図で、(a)(b)(c)と工程順に示してある。
【図3】筒体の合せ目密着のための適正切り角θの実験
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
【図4】自動車用懸架ばねの正面図である。
【図5】従来のゴムブシュの側面図(a)および中央断
面図(b)である。
面図(b)である。
【図6】従来のゴムブシュに使用される筒体を示す斜視
図(a)(b)(c)である。
図(a)(b)(c)である。
【図7】従来のゴムブシュに使用される筒体の合わせ目
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図8】従来のゴムブシュの外筒を示し、ゴムバリが発
生している状態を示す斜視図である。
生している状態を示す斜視図である。
【図9】座屈強度の実験例の筒体を示す説明図である。
【図10】耐久試験例のブシュを示す説明図である。
20 切断装置 21a,21b ダイ 22 切断部材 30 板材 31 板状部材 32 凸部 33 凹部 36 合わせ目 37 溶接部 40 筒体 40a 内筒 40b 外筒 41 成形型 42 ゴム加硫 43 ダイス 44 押込型
フロントページの続き (72)発明者 加 藤 學 埼玉県深谷市上野台1400−10 三矢精工株 式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 板状部材を筒状に捲回しその両端を突き
合せ接合して形成される筒体であって、その接合端の一
方に凸部が、他方に前記凸部に対応する凹部が形成さ
れ、さらに接合端面は斜状に形成され、前記凸部と凹部
とが互にクリンチして接合され、その接合部分の適所が
溶接されていることを特徴とする金属製筒体。 - 【請求項2】 請求項1の筒体が絞り加工されているこ
とを特徴とする金属製筒体。 - 【請求項3】 前記筒体は、筒体の外径をDおよび板状
部材の板厚をTとするとD/Tが8.5以上であり、筒
体の接合端面における斜状とする切り角θが6度以上で
あることを特徴とする請求項1または2に記載の金属製
筒体。 - 【請求項4】 請求項1,2または3の金属製筒体を内
筒および外筒としてなるゴムブシュ。 - 【請求項5】 請求項1または3の金属製筒体を内筒お
よび外筒とし、その内外筒間にゴム加硫され、これが絞
り加工されていることを特徴とするゴムブシュ。 - 【請求項6】 下記工程より成ることを特徴とする金属
製筒体の製造方法。 (1) 相対向して立設されるダイスと、このダイス間に打
圧挿入される切断部材とより成り、ダイスの一方は切断
したとき端部に凸部が形成される型、他方は端部に前記
凸部に対応する凹部が形成される型を有し、切断部材
は、一方の端部に前記凸部に対応する凹刃部を、他方の
端部に前記凹部に対応する凸刃部を有し、この凹刃部と
凸刃部の間に隆起打圧部を有する切断装置の、ダイス上
に板材を供給し、この板材上より切断部材をダイス間に
打圧挿入して板材を弧状に屈曲せしめると同時にその屈
曲変形の途中で、両ダイス端面で切断することによっ
て、一方の端部に凸部が、他方の端部に前記凸部に対応
する凹部が形成されると共に、端面が一定の角度の斜状
に形成された板状部材を製造する工程、 (2) 前記板状部材を筒状に捲回し、両端を突き合せ凸部
と凹部とをクリンチさせて接合し筒体とする工程、 (3) 前記筒体の接合した継目の適所を溶接する工程。 - 【請求項7】 下記工程より成ることを特徴とするゴム
ブシュの製造方法。 (1) 相対向して立設されるダイスと、このダイス間に打
圧挿入される切断部材とより成り、ダイスの一方は切断
したとき端部に凸部が形成される型、他方は端部に前記
凸部に対応する凹部が形成される型を有し、切断部材
は、一方の端部に前記凸部に対応する凹刃部を、他方の
端部に前記凹部に対応する凸刃部を有し、この凹刃部と
凸刃部の間に隆起打圧部を有する切断装置の、ダイス上
に板材を供給し、この板材上より切断部材をダイス間に
打圧挿入して板材を弧状に屈曲せしめると同時にその屈
曲変形の途中で、両ダイス端面で切断することによっ
て、一方の端部に凸部が、他方の端部に前記凸部に対応
する凹部が形成されると共に、端面が一定の角度の斜状
に形成された板状部材を製造する工程、 (2) 前記板状部材を筒状に捲回し、両端を突き合せ凸部
と凹部とをクリンチさせて接合し筒体とする工程、 (3) 前記筒体の接合した継目の適所を溶接する工程。 (4) この溶接された筒体を、内外筒とし、この内外筒の
間にゴム加硫を行う工程、 (5) 前記内外筒間にゴム加硫の後に、外筒に絞り加工を
行う工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8157545A JPH09315124A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を用いたブシュおよびそれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8157545A JPH09315124A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を用いたブシュおよびそれらの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09315124A true JPH09315124A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15652029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8157545A Pending JPH09315124A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を用いたブシュおよびそれらの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09315124A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006320571A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Nihon Technica Co Ltd | ヘッドレストサポート用のブラケット |
JP2010184286A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Seiko Epson Corp | 円筒軸、搬送ローラー、搬送ユニット、及び印刷装置 |
CN102233800A (zh) * | 2010-04-20 | 2011-11-09 | 株式会社F.泰克 | 嵌合部件 |
WO2014147728A1 (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-25 | 株式会社ヨロズ | リンク部材 |
KR20160136313A (ko) * | 2014-03-25 | 2016-11-29 | 가부시키가이샤 요로즈 | 와인딩 칼라, 와인딩 칼라의 제조 장치 및 와인딩 칼라의 제조 방법 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP8157545A patent/JPH09315124A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006320571A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Nihon Technica Co Ltd | ヘッドレストサポート用のブラケット |
JP4667119B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2011-04-06 | 日本テクニカ株式会社 | ヘッドレストサポート用のブラケット |
JP2010184286A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Seiko Epson Corp | 円筒軸、搬送ローラー、搬送ユニット、及び印刷装置 |
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KR20160136313A (ko) * | 2014-03-25 | 2016-11-29 | 가부시키가이샤 요로즈 | 와인딩 칼라, 와인딩 칼라의 제조 장치 및 와인딩 칼라의 제조 방법 |
EP3124826A4 (en) * | 2014-03-25 | 2017-04-12 | Yorozu Corporation | Winding collar, winding collar production device, and winding collar production method |
US10119588B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-11-06 | Yorozu Corporation | Rolled collar, rolled collar manufacturing apparatus, and rolled collar manufacturing method |
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