JP5606299B2 - タービンの蒸気入口構造 - Google Patents
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Description
本発明に係るタービンの蒸気入口構造は、蒸気タービンの蒸気入口部に設置されて、車室の外部から供給された蒸気を、車室の軸方向の双方に対照的に流すようにして転向させるタービンの蒸気入口構造であって、所定の間隔をあけ、互いに対向するようにして配置された二枚の隔壁と、これら二枚の隔壁の外側に位置する周端部に沿って、これら二枚の隔壁を連結する側板と、前記二枚の隔壁、および前記側板とともに蒸気流路を形成するとともに、前記二枚の隔壁を連結するガイド板とを備え、前記ガイド板は、前記蒸気流路の入口から前記蒸気流路の出口にかけて前記蒸気流路の流路断面積を徐々に大きくした後、前記蒸気流路の流路断面積を徐々に小さくするようにして設けられている。
これにより、従来、蒸気流路内に設けられていた連結棒を蒸気流路内からなくすことができて、蒸気供給管の出口から流出した蒸気をノズル部に導く蒸気流路内における蒸気流の乱れを低減させ、蒸気流路内における蒸気流の圧力損失を低減させることができる。
また、本発明に係るタービンの蒸気入口構造によれば、ガイド板が、蒸気流路の入口から蒸気流路の出口にかけて蒸気流路の流路断面積を徐々に大きくした後、蒸気流路の流路断面積を徐々に小さくするようにして設けられている。
これにより、蒸気供給管の出口から流出した蒸気をノズル部に導く蒸気流路内における蒸気流の乱れをさらに低減させ、蒸気流路内における蒸気流の圧力損失をさらに低減させることができる。
このようなタービンの蒸気入口構造によれば、二枚の隔壁が側板およびガイド板の他、複数本の連結棒を介して連結されることになる。
これにより、二枚の隔壁をより強固に連結することができて、機械的強度をさらに向上させることができる。
以下、本発明の第1実施形態に係るタービンの蒸気入口構造について、図1および図2を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係るタービンの蒸気入口構造を具備した蒸気タービンの断面図、図2は図1のII−II矢視断面図である。
なお、図2に示すように、車室2は、上車室3と下車室4とを備えている。
第二のガイド板17は、仕切板11と仕切板12とを連結するとともに、蒸気流路20の半径方向外側に配置されて蒸気流路20を形成する板状の部材であり、蒸気流路20の流路断面積が徐々に小さくなるように湾曲させられている。
なお、図2中の符号Bは、車室2(より詳しくは、下車室4)が設置される(を支持する)架台である。
これにより、従来、蒸気流路内に設けられていた連結棒を蒸気流路内からなくすことができて、蒸気供給管23の出口から流出した蒸気をノズル部18に導く蒸気流路20内における蒸気流の乱れを低減させ、蒸気流路20内における蒸気流の圧力損失を低減させることができる。
これにより、蒸気供給管23の出口から流出した蒸気をノズル部18に導く蒸気流路20内における蒸気流の乱れをさらに低減させ、蒸気流路20内における蒸気流の圧力損失をさらに低減させることができる。
これにより、二枚の仕切板11,12をより強固に連結することができて、機械的強度をさらに向上させることができる。
本発明の第2実施形態に係るタービンの蒸気入口構造について、図3を参照しながら説明する。
図3は本実施形態に係るタービンの蒸気入口構造の断面図であって、図2と同様の図である。
なお、上述した第1実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
また、本実施形態において、連結棒14は、六本とされている。
本発明の第3実施形態に係るタービンの蒸気入口構造について、図4を参照しながら説明する。
図4は本実施形態に係るタービンの蒸気入口構造の断面図であって、図2と同様の図である。
なお、上述した第1実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第二のガイド板42は、正面視涙形状を呈するとともに、仕切板11と仕切板12とを連結する板状の部材であり、蒸気流路20の流路断面積が徐々に大きくなった後、徐々に小さくなるように湾曲させられている。すなわち、第二のガイド板42は、開口21から蒸気流路20の流路長における(略)中央に向かう蒸気流路20の流路断面積を徐々に大きくした後、蒸気流路20の流路長における(略)中央からノズル部18に向かう蒸気流路20の流路断面積を徐々に小さくするように配置されている。
また、本実施形態において、連結棒14は、五本とされている。
2 車室
3 上車室
4 下車室
10 タービンの蒸気入口構造
11 仕切板(隔壁)
12 仕切板(隔壁)
15 側板
16 第一のガイド板
17 第二のガイド板
20 蒸気流路
30 タービンの蒸気入口構造
31 ガイド板
40 タービンの蒸気入口構造
41 第一のガイド板
42 第二のガイド板
Claims (3)
- 蒸気タービンの蒸気入口部に設置されて、車室の外部から供給された蒸気を、車室の軸方向の双方に対照的に流すようにして転向させるタービンの蒸気入口構造であって、
所定の間隔をあけ、互いに対向するようにして配置された二枚の隔壁と、これら二枚の隔壁の外側に位置する周端部に沿って、これら二枚の隔壁を連結する側板と、前記二枚の隔壁、および前記側板とともに蒸気流路を形成するとともに、前記二枚の隔壁を連結するガイド板とを備え、
前記ガイド板は、前記蒸気流路の入口から前記蒸気流路の出口にかけて前記蒸気流路の流路断面積を徐々に大きくした後、前記蒸気流路の流路断面積を徐々に小さくするようにして設けられ、
前記二枚の隔壁を連結する複数本の連結棒が、前記蒸気流路の外に設けられていることを特徴とするタービンの蒸気入口構造。 - 蒸気タービンの蒸気入口部に設置されて、車室の外部から供給された蒸気を、車室の軸方向の双方に流すタービンの蒸気入口構造であって、
所定の間隔をあけ、前記軸方向に互いに対向するようにして配置される、二枚の輪形状仕切板と、
前記二枚の仕切板の外周部で前記二枚の仕切板を連結する側板と、
前記二枚の仕切板の内周部で前記二枚の仕切板を連結する連結板と、
前記側板と前記連結板との間に配され、前記二枚の仕切板を連結し、前記連結板との間に蒸気流路を形成するガイド板と、
前記側板と前記ガイド板との間に形成される非蒸気流路に配され、前記二枚の仕切板を連結する連結棒と、
を備えることを特徴とするタービンの蒸気入口構造。 - 請求項1または2に記載のタービンの蒸気入口構造を具備していることを特徴とする蒸気タービン。
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