JP2019035364A - 蒸気タービン - Google Patents

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Abstract

【課題】排気損失を低減することが可能な蒸気タービンを提供する。【解決手段】蒸気タービンSTは、軸線回りに回転するロータと、ロータを外周側から囲う内車室と、ロータ及び内車室を囲うとともに内車室との間に蒸気が排気される排気室30sを画成する外車室30と、筒状をなし、排気室30s内における内車室の軸線方向一方側の端部に設けられてロータから排出される蒸気を案内するフローガイド27と、を備える。フローガイド27は、外周面27Aに接続されて外周面27Aに沿って流れる流体を軸線方向他方側に向かって転向させる返し面RAを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、蒸気タービンに関する。
蒸気タービンは、タービンロータの最終動翼列から流出した蒸気を外部に導く排気ケーシングを備えている。この排気ケーシングは、ディフューザと、外側ケーシングと、を有する。ディフューザは、軸線に対して環状を成し、軸線下流側に向うに連れて次第に径方向外側に向かうディフューザ空間を形成する。ディフューザは、ディフューザ空間の径方向外側の縁を画定する外側ディフューザ(又は、スチームガイド、フローガイド)と、ディフューザ空間の径方向内側の縁を画定する内側ディフューザ(又はベアリングコーン)と、を有する。ディフューザ空間内には、タービンロータの最終動翼列から流出した蒸気が流入する。外側ケーシングは、ディフューザに連通し、ディフューザの外周を軸線に対する周方向に広がって、ディフューザ空間から流入した蒸気を外部に導く排気空間を形成する。
このような構成を備える蒸気タービンの具体例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、径方向内側に配置されるコーンと、コーンの外周側に配置されるガイドとによってディフューザが形成されている。ディフューザの下流側には外部ケーシングが設けられている。ディフューザから排出された蒸気は、外部ケーシングにぶつかることで、蒸気の主流とは反対の方向に向かうように転向される。
特開2011−220125号公報
ここで、上記のガイドは、排出される蒸気の流れ方向に対して交差する方向に延びている。このため、ガイドの外周側(裏側)の領域で循環流が形成される。循環流が形成されることにより、排気に有効な流路面積が減少し、ディフューザ内部における蒸気の圧力回復量も減少してしまう。すなわち、特許文献1に記載された蒸気タービンでは、排気損失が増大する可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、排気損失を低減することが可能な蒸気タービンを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、蒸気タービンは、供給される蒸気によって軸線回りに回転し、該軸線方向一方側から前記蒸気を排気するロータと、該ロータを外周側から囲う内車室と、前記ロータ及び前記内車室を囲うとともに該内車室との間に前記蒸気が排気される排気室を画成する外車室と、軸線を囲う筒状をなし、前記排気室内における前記内車室の前記軸線方向一方側の端部に設けられて前記ロータから排出される蒸気を案内するフローガイドと、を備え、前記フローガイドは、前記内車室から前記軸線方向一方側に離間するに従って拡径する内周面と、前記内車室から前記軸線方向一方側に離間するに従って拡径する外周面と、該外周面に接続され、該外周面に沿って流れる流体を前記軸線方向他方側に向かって転向させる返し面と、を有する。
この構成によれば、外周面に沿って流れる流体が返し面によって転向されることで、軸線方向一方側から他方側に向かって流れる。これにより、返し面の近傍における循環流領域の大きさを低減することができる。
本発明の第二の態様によれば、前記返し面は、前記軸線の径方向内側から外側に向かうに従って、前記軸線方向一方側から他方側に延びていてもよい。
この構成によれば、外周面に沿って流れる流体が返し面によって転向されることで、軸線方向一方側から他方側に向かって流れる。これにより、返し面の近傍における循環流領域の大きさを低減することができる。
本発明の第三の態様によれば、蒸気タービンには、前記返し面と前記内周面との間の領域を埋める中実部が設けられていてもよい。
この構成によれば、中実部を含めてフローガイドを一体に成型することができるため、フローガイドを容易かつ低廉に製造することができる。
本発明の第四の態様によれば、前記軸線を含む断面視で、前記内周面は、前記返し面よりも小さな曲率半径を有するとともに、該返し面の外周側の端縁は、前記内周面の外周側の端縁と交差していてもよい。
この構成によれば、内周面に沿って流れる流体の流れ方向と、返し面に沿って流れる流体の流れ方向とを略同一にすることができる。これにより、内周面に沿って流れる流体と返し面に沿って流れる流体の混合損失を低減できる。
本発明の第五の態様によれば、蒸気タービンは、前記返し面上に設けられ、前記軸線の径方向に延びる複数の第一整流フィンを有してもよい。
ここで、ディフューザから排出される流体の流れ方向には、ロータの回転に伴う軸線の周方向成分が含まれている。上記の構成によれば、第一整流フィンが返し面上に設けられていることにより、ディフューザから排出される流体の周方向成分と、返し面に沿って流れる循環流の周方向成分とを略同一にすることができる。したがって、ディフューザから排出される流体と循環流との干渉を小さくし、混合損失を低減することができる。
本発明の第六の態様によれば、蒸気タービンは、前記内周面上に設けられ、前記軸線の径方向に延びる複数の第二整流フィンを有してもよい。
この構成によれば、第二整流フィンが設けられていることで、内周面に沿う流れと、返し面に沿って流れる循環流とをさらに近付けることができる。したがって、ディフューザから排出される流体と循環流との干渉をさらに小さくし、混合損失を低減することができる。
本発明によれば、排気損失を低減することが可能な蒸気タービンを提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る蒸気タービンの断面図である。 本発明の第一実施形態における蒸気タービンの要部拡大図である。 本発明の第一実施形態の変形例を示す蒸気タービンの要部拡大図である。 本発明の第二実施形態における蒸気タービンの要部拡大図である。 本発明の第三実施形態における蒸気タービンの要部拡大図である。 本発明の第四実施形態における蒸気タービンの要部拡大図である。 図6のA−A線における断面図である。
[第一実施形態]
本発明に係る蒸気タービンの第一実施形態について図面を参照して説明する。第一実施形態の蒸気タービンSTは、二分流排気型の蒸気タービンである。即ち、この蒸気タービンSTは、図1に示すように、第一蒸気タービン部10aと第二蒸気タービン部10bとを備える。第一蒸気タービン部10a及び第二蒸気タービン部10bは、いずれも、軸線Arを中心として回転するタービンロータ11(ロータ11)と、タービンロータ11を覆うケーシング20と、ケーシング20に固定されている複数の静翼列17と、蒸気流入管19と、を備えている。なお、以下では、この軸線Arを中心とした周方向を単に周方向Dcとし、軸線Arに対して垂直な方向を径方向Drとする。さらに、この径方向Drで軸線Arの側を径方向内側Dri、その反対側を径方向外側Droとする。
第一蒸気タービン部10aと第二蒸気タービン部10bとは、蒸気流入管19を共有する。第一蒸気タービン部10aで、この蒸気流入管19を除く部品は、この蒸気流入管19を基準にして軸線方向Daの一方側に配置されている。また、第二蒸気タービン部10bで、この蒸気流入管19を除く部品は、この蒸気流入管19を基準にして軸線方向Daの他方側に配置されている。なお、各蒸気タービン部10a,10bにおいて、前述した軸線方向Daで蒸気流入管19の側を軸線上流側Dau、その反対側を軸線下流側Dadとする。
第一蒸気タービン部10aの構成と第二蒸気タービン部10bの構成とは、基本的に同一である。このため、以下では、第一蒸気タービン部10aについて主として説明する。
タービンロータ11は、軸線Arを中心として軸線方向Daに延びるロータ軸12と、このロータ軸12に取り付けられている複数の動翼列13と、を有する。タービンロータ11は、軸線Arを中心として回転可能に軸受18で支持されている。複数の動翼列13は、軸線方向Daに並んでいる。各動翼列13は、いずれも、周方向Dcに並んでいる複数の動翼で構成される。第一蒸気タービン部10aのタービンロータ11と、第二蒸気タービン部10bのタービンロータ11は、同一の軸線Ar上に位置して互いに連結されて、軸線Arを中心として一体回転する。
ケーシング20は、内側ケーシング21(内車室21)と、排気ケーシング25とを有する。内側ケーシング21は、軸線Arを中心としてほぼ円錐状の空間を形成する。タービンロータ11の複数の動翼列13は、この円錐状の空間内に配置されている。複数の静翼列17は、軸線方向Daに並んで、この円錐状の空間内に配置されている。複数の静翼列17のそれぞれは、複数の動翼列13のうちいずれか一の動翼列13の軸線上流側Dauに配置されている。複数の静翼列17は、内側ケーシング21に固定されている。
排気ケーシング25は、ディフューザ26と、外側ケーシング30(外車室30)とを有する。ディフューザ26は、軸線Arに対して環状を成し、軸線下流側Dadに向うに連れて次第に径方向外側に向かうディフューザ空間26sを形成する。ディフューザ空間26s内には、タービンロータ11の最終動翼列13aから流出した蒸気が流入する。なお、最終動翼列13aとは、複数の動翼列13のうち、最も軸線下流側Dadに配置されている動翼列13である。ディフューザ26は、ディフューザ空間26sの径方向外側Droの縁を画定する外側ディフューザ27(フローガイド27)と、ディフューザ空間26sの径方向内側Driの縁を画定する内側ディフューザ29(ベアリングコーン29)と、を有する。外側ディフューザ27は、軸線Arに対する垂直な断面が環状を成し、軸線下流側Dadに向うに連れて次第に径方向外側Droに向かって広がっている。内側ディフューザ29も、軸線Arに対する垂直な断面が環状を成し、軸線下流側Dadに向うに連れて次第に径方向外側Droに向かって広がっている。内側ディフューザ29は、外側ケーシング30に接続されている。
外側ケーシング30は、排気口31を有する。この排気口31は、内部から径方向外側Droであって鉛直下方向に向かって開口している。この排気口31には、蒸気を水に戻す復水器(不図示)が接続されている。即ち、本実施形態の蒸気タービンSTは、下方排気型の復水蒸気タービンである。この外側ケーシング30は、ディフューザ26に連通した排気空間30s(排気室30s)を形成する。この排気空間30sは、ディフューザ26の外周を軸線Arに対する周方向Dcに広がって、ディフューザ空間26sから流入した蒸気を排気口31に導く。
次に、図2を参照して本実施形態における外側ディフューザ27の詳細な構成について説明する。同図に示すように、外側ディフューザ27の径方向外側Droを向く面は、外周面27Aとされている。また、外側ディフューザ27の径方向内側Driを向く面は、内周面27Bとされている。外周面27Aと内周面27Bとの間の寸法(即ち、外側ディフューザ27の厚さ)は、外側ディフューザ27の延在領域の全体にわたって一定である。
外側ディフューザ27の外周面27A上には、返し部Rが設けられている。返し部Rは、外側ディフューザ27の外周面27Aにおける軸線方向Da一方側に近い部分から、当該外側ディフューザ27の延びる方向に交差する方向に向かって延びている。より具体的には、返し部Rは、外側ディフューザ27の外周面27Aから、径方向外側Droに向かうに従って、軸線方向Daの一方側から他方側に向かうように延びている。すなわち、返し部Rの両面は、それぞれ軸線方向Da両側にそれぞれ向いている。返し部Rの両面のうち、軸線方向Da他方側の面は、返し面RAとされている。返し面RAは、軸線方向Da一方側に向かって曲面状に凹没している。詳しくは後述するが、返し面RAは、外側ディフューザ27の外周面27Aに沿って流れる流体(蒸気)を軸線方向Da他方側に向かって転向させるために設けられている。
続いて、再び図2を参照して、ディフューザ空間26sにおける蒸気の挙動について説明する。ディフューザ空間26sには、タービンロータ11の最終動翼列13aから流出した蒸気が流入する。ディフューザ空間26sに流入した蒸気は、ディフューザ26の作用によって圧力回復が図られるとともに、排気ケーシング25の内面にぶつかることで流れの向きを変える。より具体的には、ディフューザ空間26sを通過した蒸気は、径方向内側Driから径方向外側Droに向かって流れた後、軸線方向Da一方側(軸線下流側Dad)から他方側(軸線上流側Dau)に向かって流れる。
軸線方向Da一方側から他方側に向かって流れる蒸気の一部は、図2中の実線矢印で示すように排気空間30sで循環流Fを形成する。循環流Fは、返し部Rの返し面RAよりも軸線方向Da他方側の領域で形成される。循環流Fは、外側ディフューザ27の外周面27Aから返し面RAに向かう方向に旋回する。排気空間30sに流入した蒸気のうち、循環流Fを除く成分は、排気口31から外部に排出される。
ここで、本実施形態では、外側ディフューザ27に返し部R(返し面RA)が設けられていることにより、循環流Fが形成される領域を、返し面RAよりも軸線方向Da他方側のみに制限することができる。より具体的には、外周面27Aに沿って流れる蒸気が返し面RAによって転向されることで、軸線方向Da一方側から他方側に向かって流れる。これにより、返し面RAの近傍における循環流Fの大きさを低減することができる。
一方で、外側ディフューザ27に返し部Rが設けられていない場合、循環流Fは当該返し部Rが設けられる位置よりも軸線方向Da一方側に向かって発達する(図2中の破線矢印F´)。このような循環流F´が発達した場合、排気面積が限定的となり、排気口31に向かう蒸気の流れが制限されてしまう。これにより、蒸気タービンSTの排気損失が増大してしまう。しかしながら、本実施形態では、返し部R(返し面RA)が設けられていることにより、循環流Fの発達を制限し、蒸気タービンSTの排気損失を低減することができる。
以上、本発明の第一実施形態について図1と図2を参照して説明した。なお、上記の構成は一例であり、これに種々の変更や改良を施すことが可能である。例えば、図3に示すように、外側ディフューザ27の軸線方向Da一方側の端部に連続的に返し部Rを設ける構成を採ることも可能である。このような構成を採る場合、外側ディフューザ27を形成する板材に曲げ加工を施して返し部Rを形成するのみで当該外側ディフューザ27を得ることができる。即ち、製造工程を簡略化し、低コスト化・短納期化を図ることができる。さらに、このような加工は、既設の蒸気タービンSTに対しても容易に施すこともできる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図4を参照して説明する。なお、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態では、返し部Rと外側ディフューザ27との間の領域(返し面RAと内周面27Bとの間の領域)に、当該領域を埋める中実部Pが設けられている。即ち、返し部Rは、外側ディフューザ27に対して一体のブロック状をなしている。中実部Pの軸線方向Da他方側の面は返し面RAとされている。また、中実部Pの外周側の端面は平面状をなしている。
このような構成によれば、上記第一実施形態と同様に、返し面RAが設けられていることにより、循環流Fが形成される領域を、返し面RAよりも軸線方向Da他方側のみに制限することができる。より具体的には、外周面27Aに沿って流れる蒸気が返し面RAによって転向されることで、軸線方向Da一方側から他方側に向かって流れる。すなわち、返し面RAによって転向された蒸気の流れ方向と、ディフューザ空間26sから排出された後、排気ケーシング25にぶつかった蒸気の流れ方向とを略同一にすることができる。これにより、返し面RAの近傍における循環流Fの大きさを低減することができる。加えて、中実部Pが設けられていることにより、返し部Rを外側ディフューザ27と一の部材によって一体に形成することができる。これにより、製造工程を簡略化することもできる。
以上、本発明の第二実施形態について図4を参照して説明した。なお、上記の構成は一例であり、これに種々の変更や改良を施すことが可能である。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について、図5を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、内周面27Bは、軸線Arを含む断面視で、返し面RAよりも小さな曲率半径を有している。言い換えると、内周面27Bは、軸線方向Da一方側に向かって膨らんでいる。内周面27Bは、外側ディフューザ27の端部から略円弧状に延びている。内周面27Bの外周側の端縁は、返し面RAの外周側の端縁と交差している。即ち、外周側の端縁において、内周面27Bと返し面RAとは、概ね同一の方向に向かって延びている。
この構成によれば、内周面27Bに沿って流れる蒸気の流れ方向と、返し面RAに沿って流れる蒸気の流れ方向とを、外周側の端縁において略同一にすることができる。これにより、内周面27Bに沿って流れる流体と返し面RAに沿って流れる流体の混合損失を低減することができる。したがって、循環流Fと、返し面RAに沿って流れる蒸気の流れとの干渉を低減することができ、蒸気タービンSTの排気損失をさらに低減することができる。
以上、本発明の第三実施形態について図5を参照して説明した。なお、上記の構成は一例であり、これに種々の変更や改良を施すことが可能である。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について、図6,図7を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態では、上記の第三実施形態で説明した返し面RA上、及び内周面27B上にそれぞれ整流用のフィンが設けられている。
返し面RA上には、径方向Drに延びる複数の第一整流フィンF1が、周方向Dcに間隔をあけて設けられている。第一整流フィンF1は、返し面RA上で、当該返し面RAに対して垂直に立設されている。また、第一整流フィンF1は、径方向内側Driから外側に向かうに従って、立ち上がり寸法(第一整流フィンF1の返し面RAからの立ち上がり寸法)が次第に大きくなっている。また、第一整流フィンF1は、外側ディフューザ27の軸線方向Daの一方側の端部から、返し部Rの外周側の端部にかけて延びている。
内周面27B上における軸線方向Da一方側の領域には、径方向Drに延びる複数の第二整流フィンF2が、周方向Dcに間隔をあけて設けられている。第二整流フィンF2は、内周面27B上で、当該内周面27Bに対して垂直に立設されている。また、第二整流フィンF2は、径方向内側Driから径方向外側Droに向かうに従って、立ち上がり寸法が次第に大きくなっている。また、第二整流フィンF2は、内周面27Bの外周側の端部を含む一部の領域のみに設けられている。より具体的には、第二整流フィンF2は、内周面27Bのうち、径方向外側Droを向く領域のみに設けられている。さらに、本実施形態では、内周面27B上で第二整流フィンF2が設けられる位置は、返し面RA上における第一整流フィンF1の位置と異なっている。
図7に示すように、軸線方向Daから見て、第一整流フィンF1と第二整流フィンF2とは、周方向Dcに交互に配列されている。各第一整流フィンF1、各第二整流フィンF2は、径方向Drに対して傾斜角度を有している。さらに、鉛直方向から離間した位置に設けられる第一整流フィンF1(又は、第二整流フィンF2)になるほど、径方向Drに対する傾斜角度が大きくなる。
ここで、ディフューザ空間26sから排出される蒸気の流れ方向には、タービンロータ11の回転に伴う周方向成分が含まれている。上記の構成によれば、第一整流フィンF1が返し面RA上に設けられていることにより、ディフューザ空間26sから排出される蒸気の周方向成分と、返し面RAに沿って流れる循環流の周方向成分とを略同一にすることができる。したがって、ディフューザ空間26sから排出される蒸気と循環流との干渉を小さくし、混合損失を低減することができる。これにより、蒸気タービンSTの排気損失をさらに低減することができる。
さらに、上述の構成によれば、外側ディフューザ27の両面(返し面RA,内周面27B)にそれぞれ第一整流フィンF1,第二整流フィンF2が設けられていることで、内周面27Bに沿う流れと、返し面RAに沿って流れる循環流とをさらに近付けることができる。したがって、ディフューザ空間26sから排出される蒸気と循環流との干渉をさらに小さくすることができる。
以上、本発明の第四実施形態について図6を参照して説明した。なお、上記の構成は一例であり、これに種々の変更や改良を施すことが可能である。例えば、周方向Dcにおいて、第一整流フィンF1と第二整流フィンF2とは同一の位置に設けられていてもよい。さらに、第一整流フィンF1と第二整流フィンF2とは、延びる方向が互いに交差していてもよい。
10a:第一蒸気タービン部
10b:第二蒸気タービン部
11:タービンロータ
12:ロータ軸
13:動翼列
13a:最終動翼列
17:静翼列
18:軸受
19:蒸気流入管
20:ケーシング
21:内側ケーシング
25:排気ケーシング
26:ディフューザ
26s:ディフューザ空間
27:外側ディフューザ(フローガイド)
27A:外周面
27B:内周面
29:内側ディフューザ
30:外側ケーシング
30s:排気空間
31:排気口
F1:第一整流フィン
F2:第二整流フィン
R:返し部
RA:返し面
ST:蒸気タービン
Ar:軸線

Claims (6)

  1. 供給される蒸気によって軸線回りに回転し、該軸線方向一方側から前記蒸気を排気するロータと、
    該ロータを外周側から囲う内車室と、
    前記ロータ及び前記内車室を囲うとともに該内車室との間に前記蒸気が排気される排気室を画成する外車室と、
    軸線を囲う筒状をなし、前記排気室内における前記内車室の前記軸線方向一方側の端部に設けられて前記ロータから排出される蒸気を案内するフローガイドと、
    を備え、
    前記フローガイドは、
    前記内車室から前記軸線方向一方側に離間するに従って拡径する内周面と、
    前記内車室から前記軸線方向一方側に離間するに従って拡径する外周面と、
    該外周面に接続され、該外周面に沿って流れる流体を前記軸線方向他方側に向かって転向させる返し面と、
    を有する蒸気タービン。
  2. 前記返し面は、前記軸線の径方向内側から外側に向かうに従って、前記軸線方向一方側から他方側に延びている請求項1に記載の蒸気タービン。
  3. 前記返し面と前記内周面との間の領域を埋める中実部が設けられている請求項1又は2に記載の蒸気タービン。
  4. 前記軸線を含む断面視で、前記内周面は、前記返し面よりも小さな曲率半径を有するとともに、該返し面の外周側の端縁は、前記内周面の外周側の端縁と交差している請求項1から3のいずれか一項に記載の蒸気タービン。
  5. 前記返し面上に設けられ、前記軸線の径方向に延びる複数の第一整流フィンを有する請求項1から4のいずれか一項に記載の蒸気タービン。
  6. 前記内周面上に設けられ、前記軸線の径方向に延びる複数の第二整流フィンを有する請求項1から5のいずれか一項に記載の蒸気タービン。
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