JP5606001B2 - 芳香族アミン誘導体、およびそれらを用いた有機電界発光素子 - Google Patents
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一方、一般式(3)において、Ar1は芳香族基もしくは縮合芳香族環基を表す。
3-〔4'-(4”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(3”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(2”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(4”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(3”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3’-(2”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔2'-(4”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔2'-(3”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔2'-(2”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、
2-〔4'-(4”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔4'-(3”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔4'-(2”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔3'-(4”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔3'-(3”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔3'-(2”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔2'-(4”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔2'-(3”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基、2-〔2'-(2”-フェニルフェニル)フェニル〕フェニル基
4-〔2'-(4'-メチルフェニル)フェニル〕フェニル基、4-〔2'-(4'-エチルフェニル)フェニル〕フェニル基、4-〔2'-(4'-iso-プロピルフェニル)フェニル〕フェニル基、4-〔2'-(4'-tert-ブチルフェニル)フェニル〕フェニル基、4-〔2'-(4'-シクロペンチルフェニル)フェニル〕フェニル基、4-〔2'-(4'-シクロヘキシルフェニル)フェニル〕フェニル基、
3-〔4'-(4'-メチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(4'-エチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(4'-iso-プロピルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(4'-tert-ブチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(4'-シクロペンチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(4'-シクロヘキシルフェニル)フェニル〕フェニル基、
3-〔3'-(4'-メチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(4'-エチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(4'-iso-プロピルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(4'-tert-ブチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(4'-シクロペンチルフェニル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(4'-シクロヘキシルフェニル)フェニル〕フェニル基
4-(7',7'-ジメチル-7'H-ベンゾ[c]フルオレン-9'-イル)フェニル基、7-(4'-フェニルフェニル)-9,9-ジメチル-9H-フルオレン-7イル基、
4-〔4'-(9”,9”-ジメチル-9”H-フルオレン-2”-イル)フェニル〕フェニル基、7-(9',9'-ジメチル-9'H-フルオレン-2'-イル)-9,9-ジメチル-9H-フルオレン-2-イル基、7-(3'-フェニルフェニル)-9,9-ジメチル-9H-フルオレン-7-イル基、7-(2'-フェニルフェニル)-9,9-ジメチル-9H-フルオレン-7-イル基、4-〔3'-(9”,9”-ジメチル-9”H-フルオレン-2”-イル)フェニル〕フェニル基、3-〔4'-(9”,9”-ジメチル-9”H-フルオレン-2”-イル)フェニル〕フェニル基、3-〔3'-(9”,9”-ジメチル-9”H-フルオレン-2”-イル)フェニル〕フェニル基
4-〔4'-(2”-ナフチル)フェニル〕フェニル基、6-(6'-フェニルナフタレン-2'-イル)ナフタレン-2-イル基、6-〔4'-(2"-ナフチル)フェニル〕ナフタレン-2-イル基
次に、本発明の有機電界発光素子ついて説明する。本発明の有機電界発光素子は、一対の電極(陽極と陰極)間に、少なくとも発光層を含む機能層を挟持する。機能層には、発光層に使用する化合物の正孔注入および正孔輸送、電子注入および電子輸送の各機能レベルを考慮し、所望に応じて、正孔注入成分を含有する正孔注入輸送層および/または電子注入輸送成分を含有する電子注入輸送層などの電荷注入輸送層が含まれていてもよい。機能層に含まれる層のうちの少なくとも一層に、一般式(1)で表される化合物の少なくとも一種が含まれる。
トリアリールアミン誘導体の例には、前述の正孔注入輸送機能を有する化合物として例示したトリアリールアミン誘導体が含まれる。
(式(a)において、Qは置換または未置換の8-キノリノラート配位子を表す)
(Q)2−Al−O−L’ ・・・(b)
(式(b)において、Qは置換または未置換の8-キノリノラート配位子を表し、
O−L’はフェノラート配位子を表し、L’はフェニル基を有する炭素数6〜24の炭化水素基を表す)
(Q)2−Al−O−Al−(Q)2 ・・・(c)
(式(c)において、Qは置換または未置換の8-キノリノラート配位子を表す)
バインダー樹脂を使用する場合、塗布液におけるその含有量は特に限定されない。正孔注入輸送層、発光層、電子注入輸送層等の各層を形成する成分の合計に対するバインダー樹脂の含有率は、通常は5〜99.9重量%であり、好ましくは10〜99重量%である。
カルバゾール34.8g(208mmol)、3-ヨードブロモベンゼン60.0g(212mmol)、銅粉44.0g、炭酸カリウム88.0gおよびN,N-ジメチルホルムアミド480.0gからなる混合物をアルゴン気流下、130℃に加熱し、8時間加熱攪拌を行った。その後、反応混合物を室温まで冷却し、セライトろ過を行い、ろ液にトルエンを添加して、水洗を行った。トルエン相を分離し、減圧下にトルエンを留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;ヘキサン/トルエン=6/2)で精製し、その後、イソプロパノールから再結晶し、無色の結晶として中間体1を54.8g得た。
合成例1において、カルバゾール34.8g(208mmol)を使用する代わりに、3,6-ジフェニルカルバゾール66.4g(208mmol)を使用した以外は、合成例1に記載の操作に従い、中間体2を無色の結晶として74.1g得た。
合成例1において、カルバゾール34.8g(208mmol)を使用する代わりに、2-フェニルカルバゾール50.6g(208mmol)を使用した以外は、合成例1に記載の操作に従い、中間体3を無色の結晶として60.2g得た。
48.2g(150mmol)の中間体1、ベンジルアミン7.5g(70mmol)、ナトリウム-tert-ブトキシド20.19g、酢酸パラジウム150mgおよび混合キシレン250mlよりなる混合物にアルゴン気流下、ジシクロヘキシルフェニルホスフィン800mgを添加し、120℃に過熱して9時間加熱攪拌した。その後、反応混合物をメタノールに加え、生じた結晶をろ別し、トルエンから再結晶して、N,N-ビス〔3-(N-カルバゾリル)フェニル〕ベンジルアミンを31.7g得た。
4-(4'-ヨードフェニル)ブロモベンゼン35.9g(100mmol)、1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)、トルエン300mLおよび2M炭酸ナトリウム水溶液150mLよりなる混合物に、アルゴン気流下、テトラキス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム2.31g(2.00mmol)を加え、10時間加熱攪拌した。反応終了後、直ちにろ過した後、水層を除去し、有機層からトルエンを減圧下に留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、白色結晶29.4gを得た。FD−MSの分析により、中間体5と同定した。
合成例5において、1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)を使用する代わりに、9-フェナントレンボロン酸23.3g(105mmol)を使用した以外は、合成例5に記載の操作に従い、白色結晶32.3gを得た。FD−MSの分析により、中間体6と同定した。
合成例5において、1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)を使用する代わりに、4-ビフェニルボロン酸20.8g(105mmol)を使用した以外は、合成例5に記載の操作に従い、白色結晶28.9gを得た。FD−MSの分析により、中間体7と同定した。
合成例5において、1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)を使用する代わりに、9,9-ジメチル-9H-フルオレン-2-ボロン酸25.0gを使用した以外は、合成例5に記載の操作に従い、白色結晶33.1gを得た。FD−MSの分析により、中間体8と同定した。
合成例5において、1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)を使用する代わりに、3-ビフェニルボロン酸20.8g(105mmol)を使用した以外は、合成例5に記載の操作に従い、白色結晶28.9gを得た。FD−MSの分析により、中間体9と同定した。
合成例5において、4-(4'-ヨードフェニル)ブロモベンゼン35.9g(100mmol)および1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)を使用する代わりに、4-ヨードブロモベンゼン28.3g(100mmol)および9,9-ジメチル-9H-フルオレン-2-ボロン酸25.0g(105mmol)を使用した以外は、合成例5に記載の操作に従い、白色結晶27.9gを得た。FD−MSの分析により、中間体10と同定した。
合成例5において、4-(4'-ヨードフェニル)ブロモベンゼン35.9g(100mmol)および1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)を使用する代わりに、4-ヨードブロモベンゼン28.3g(100mmol)および3-ビフェニルボロン酸20.8g(105mmol)を使用した以外は、合成例5に記載の操作に従い、白色結晶25.9gを得た。FD−MSの分析により、中間体11と同定した。
合成例5において、4-(4'-ヨードフェニル)ブロモベンゼン35.9g(100mmol)および1-ナフタレンボロン酸18.6g(105mmol)を使用する代わりに、4-ヨードブロモベンゼン28.3g(100mmol)および9-フェナントレンボロン酸23.3g(105mmol)を使用した以外は、合成例5に記載の操作に従い、白色結晶26.0gを得た。FD−MSの分析により、中間体12と同定した。
アルゴン気流下、4-ブロモ-p-ターフェニルを30.8g(100mmol)、4-アミノ-p-ターフェニルを24.4g(100mmol)、ナトリウム-tert−ブトキシド13.0g(広島和光社製)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)460mg(アルドリッチ社製)、トリ-tert-ブチルホスフィン210mg及び脱水トルエン500mLを入れ、80℃にて8時間反応した。冷却後、水2.5Lを加え、混合物をセライト濾過し、濾液をトルエンで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。これを減圧下で濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、トルエンで再結晶し、28.6gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am1と同定した。
合成例13において、4-アミノ-p-ターフェニル24.4g(100mmol)を使用する代わりに、9-アミノフェナントレン19.3g(100mmol)を使用した以外は、合成例13に記載の操作に従い、24.2gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am2と同定した。
合成例13において、4-ブロモ-p-ターフェニル30.8(100mmol)を使用する代わりに、4-(1'-ナフチル)ブロモベンゼン28.2g(100mmol)を使用した以外は合成例13に記載の操作に従い、23.4gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am3と同定した。
アルゴン気流下、ビス(4-ブロモフェニル)アミン32.7g(100mmol)、10-フェニル-9-フェナントレニルホウ酸59.6g(200mmol)、炭酸水素ナトリウム34.0g、テトラキス(トリフェニルオスフィン)パラジウム1.0g、トルエン500gおよび水250gよりなる混合物を80℃に加熱して、7時間加熱攪拌した。その後反応混合物を室温に冷却し、精製した固体をろ別し、トルエンに加熱溶解させたのち、熱時ろ過し、ろ液を冷却し、生じた固体をろ別し、30.5gの無色の結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am4と同定した。
アルゴン気流下、ビス(4-ブロモフェニル)アミン32.7g(100mmol)、3-ビフェニルボロン酸39.6g(200mmol)、炭酸水素ナトリウム34.0g、テトラキス(トリフェニルオスフィン)パラジウム1.0g、トルエン500gおよび水250gよりなる混合物を80℃に加熱して、16時間加熱攪拌した。その後反応混合物を室温に冷却し、有機層を分液し、有機層からトルエンを減圧下に留去し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し26.8gの無色の結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am5と同定した。
合成例17において、3-ビフェニルボロン酸39.6g(100mmol)を使用する代わりに、2-ビフェニルボロン酸39.6g(100mmol)を使用した以外は、合成例17に記載の操作に従い、24.7gの無色のガラス状固体を得た。FD−MSの分析により、中間体Am6と同定した。
合成例13において、4-ブロモ-p-ターフェニル30.8(100mmol)を使用する代わりに、32.2g(100mmol)の中間体1を使用した以外は合成例13に記載の操作に従い、35.9gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am7と同定した。
合成例13において、4-ブロモ-p-ターフェニル30.8(100mmol)を使用する代わりに、47.4g(100mmol)の中間体2を使用した以外は合成例13に記載の操作に従い、48.4gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am8と同定した。
合成例13において、4-ブロモ-p-ターフェニル30.8(100mmol)を使用する代わりに、39.8g(100mmol)の中間体3を使用した以外は合成例13に記載の操作に従い、39.9gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、中間体Am9と同定した。
6.44g(20mmol)の中間体1、9.48g(20mmol)の中間体Am1、ナトリウム-tert-ブトキシド2.6g、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム100mg、ジシクロヘキシルフェニルホスフィン60mg及びトルエン100mLよりなる混合物を、アルゴン気流下、100℃にて10時間加熱攪拌した。
冷却後、水500mLを加え、混合物をセライト濾過し、濾液をトルエンで抽出し、有機層からトルエンを減圧下に留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、トルエンで再結晶し、6.82gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−1と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−1が得られた。
FD−MS:714(M+)
元素分析:計算値(%);C90.72,;H5.36,;N3.92
分析値(%);C90.7,;H5.4,;N3.9
合成実施例1において、9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、8.43g(20mmol)の中間体Am2を使用した以外は、合成実施例1に記載の操作に従い、5.48gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−3と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−3が得られた。
FD−MS:662(M+)
元素分析:計算値(%);C90.60,;H5.17,;N4.23
分析値(%);C90.6,;H5.2,;N4.2
合成実施例1において、9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、8.95g(20mmol)中間体Am3を使用した以外は、合成実施例1に記載の操作に従い、7.55gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−6と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−6が得られた。
FD−MS:688(M+)
元素分析:計算値(%);C90.67,;H5.27,;N4.07
分析値(%);C90.7,;H5.3,;N4.0
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1を使用する代わりに、9.48g(20mmol)の中間体2使用した以外は、合成実施例1に記載の操作に従い、8.36gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−9と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−9が得られた。
FD−MS:866(M+)
元素分析:計算値(%);C91.42,;H5.35,;N3.23
分析値(%);C91.4,;H5.4,;N3.2
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、9.48g(20mmol)の中間体2および8.43g(20mmol)の中間体Am2を使用した以外は、合成実施例1に記載の操作に従い、5.67gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−11と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−11が得られた。
FD−MS:814(M+)
元素分析:計算値(%);C91.37,;H5.19,;N3.44
分析値(%);C91.4,;H5.2,;N3.4
合成実施例1において、9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、13.46g(20mmol)の中間体Am4を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.14gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−20と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−20が得られた。
FD−MS:914(M+)
元素分析:計算値(%);C91.87,;H5.07,;N3.06
分析値(%);C91.9,;H5.1,;N3.0
合成実施例1において、9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、9.48g(20mmol)の中間体Am5を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.49gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−22と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−22が得られた。
FD−MS:714(M+)
元素分析:計算値(%);C90.72,;H5.36,;N3.92
分析値(%);C90.7,;H5.4,;N3.9
合成実施例1において、9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、9.48g(20mmol)の中間体Am6を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.34gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−23と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−23が得られた。
FD−MS:714(M+)
元素分析:計算値(%);C90.72,;H5.36,;N3.92
分析値(%);C90.7,;H5.4,;N3.9
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、9.48g(20mmol)の中間体2および9.48g(20mmol)の中間体Am5を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、7.61gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−38と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−38が得られた。
FD−MS:866(M+)
元素分析:計算値(%);C91.42,;H5.35,;N3.23
分析値(%);C91.4,;H5.4,;N3.2
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、9.48g(20mmol)の中間体2および9.48g(20mmol)の中間体Am6を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、5.62gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−41と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−41が得られた。
FD−MS:866(M+)
元素分析:計算値(%);C91.42,;H5.35,;N3.23
分析値(%);C91.4,;H5.4,;N3.2
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1を使用する代わりに、7.96g(20mmol)の中間体3を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.47gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−50と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−50が得られた。
FD−MS:790(M+)
元素分析:計算値(%);C91.11,;H5.35,;N3.54
分析値(%);C91.1,;H5.4,;N3.5
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、7.96g(20mmol)の中間体3および8.94g(20mmol)の中間体Am3を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.42gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−52と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−52が得られた。
FD−MS:764(M+)
元素分析:計算値(%);C91.07,;H5.27,;N3.66
分析値(%);C91.1,;H5.3,;N3.6
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、7.96g(20mmol)の中間体3および9.48g(20mmol)の中間体Am5を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、5.83gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−54と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−54が得られた。
FD−MS:790(M+)
元素分析:計算値(%);C91.11,;H5.35,;N3.54
分析値(%);C91.1,;H5.4,;N3.5
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、7.18g(20mmol)中間体5および9.72g(20mmol)の中間体Am7を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.56gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−63と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−63が得られた。
FD−MS:764(M+)
元素分析:計算値(%);C91.07,;H5.27,;N3.66
分析値(%);C91.0,;H5.3,;N3.7
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、8.18g(20mmol)の中間体6および9.72g(20mmol)の中間体Am7を用いた以外は合成実施例1に記載の操作に従い、7.86gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−70と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−70が得られた。
FD−MS:814(M+)
元素分析:計算値(%);C91.37,;H5.19,;N3.44
分析値(%);C91.4,;H5.2,;N3.4
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、7.70g(20mmol)の中間体9および9.72g(20mmol)の中間体Am7を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.28gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−74と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−74が得られた。
FD−MS:790(M+)
元素分析:計算値(%);C91.11,;H5.35,;N3.54
分析値(%);C91.1,;H5.4,;N3.5
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.98g(20mmol)の中間体10および9.72g(20mmol)の中間体Am7使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、5.96gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−77と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−77が得られた。
FD−MS:754(M+)
元素分析:計算値(%);C90.68,;H5.61,;N3.71
分析値(%);C90.7,;H5.6,;N3.7
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.18g(20mmol)の中間体11および9.72g(20mmol)の中間体Am7を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、5.32gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−79と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−79が得られた。
FD−MS:714(M+)
元素分析:計算値(%);C90.72,;H5.36,;N3.92
分析値(%);C90.7,;H5.4,;N3.9
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.66g(20mmol)の中間体12および9.72g(20mmol)の中間体Am7を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、4.85gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−82と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−82が得られた。
FD−MS:738(M+)
元素分析:計算値(%);C91.03,;H5.18,;N3.79
分析値(%);C91.0,;H5.2,;N3.8
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.66g(20mmol)の中間体12および12.78g(20mmol)の中間体Am8を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、9.56gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−86と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−86が得られた。
FD−MS:890(M+)
元素分析:計算値(%);C91.65,;H5.20,;N3.14
分析値(%);C91.7,;H5.2,;N3.1
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.66g(20mmol)の中間体12および11.26g(20mmol)の中間体Am9を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、8.34gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物A−89と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物A−89が得られた。
FD−MS:814(M+)
元素分析:計算値(%);C91.37,;H5.19,;N3.44
分析値(%);C91.4,;H5.2,;N3.4
6.76g(21mmol)の中間体1、4-アミノ-p-ターフェニル2.75g(10mmol)、ナトリウム-tert-ブトキシド2.49g、酢酸パラジウム50mg、ジシクロヘキシルフェニルホスフィン180mg、キシレン70mlよりなる混合物を、アルゴン気流下、130℃で18時間加熱攪拌した。その後、反応混合物をメタノールに排出し、得られた個体をろ別した。さらに、キシレンに加熱溶解して、セライトろ過した後、冷却後に析出した結晶をろ別して、3.21gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−7と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−7が得られた。
FD−MS:727(M+)
元素分析:計算値(%);C89.10,;H5.12,;N5.77
分析値(%);C89.1,;H5.1,;N5.8
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、7.18g(20mmol)の中間体5および9.98g(20mmol)の中間体4を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.24gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−13と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−13が得られた。
FD−MS:777(M+)
元素分析:計算値(%);C89.55,;H5.05,;N5.40
分析値(%);C89.5,;H5.1,;N5.4
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、8.18g(20mmol)の中間体6および9.98g(20mmol)の中間体4を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、7.63gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−16と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−16が得られた。
FD−MS:827(M+)
元素分析:計算値(%);C89.93,;H4.99,;N5.07
分析値(%);C89.9,;H5.0,;N5.1
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、7.70g(20mmol)中間体7および9.98g(20mmol)の中間体4使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、7.92gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−30と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−30が得られた。
FD−MS:803(M+)
元素分析:計算値(%);C89.63,;H5.14,;N5.23
分析値(%);C89.6,;H5.1,;N5.2
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、8.50g(20mmol)の中間体8および9.98g(20mmol)の中間体4を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.81gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−39と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−39が得られた。
FD−MS:843(M+)
元素分析:計算値(%);C89.65,;H5.37,;N4.98
分析値(%);C89.6,;H5.4,;N5.0
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、7.70g(20mmol)の中間体9および9.98g(20mmol)の中間体4を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、7.22gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−47と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−47が得られた。
FD−MS:833(M+)
元素分析:計算値(%);C89.63,;H5.14,;N5.23
分析値(%);C89.6,;H5.2,;N5.2
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.98g(20mmol)の中間体10および9.98g(20mmol)の中間体4を用いた以外は合成実施例1に記載の操作に従い、6.98gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−58と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−58が得られた。
FD−MS:767(M+)
元素分析:計算値(%);C89.15,;H5.38,;N5.47
分析値(%);C89.1,;H5.4,;N5.5
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.18g(20mmol)の中間体11および9.98g(20mmol)の中間体4を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、5.61gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−63と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−63が得られた。
FD−MS:727(M+)
元素分析:計算値(%);C89.10,;H5.12,;N5.77
分析値(%);C89.1,;H5.1,;N5.8
合成実施例1において、6.44g(20mmol)の中間体1および9.48g(20mmol)の中間体Am1を使用する代わりに、6.66g(20mmol)の中間体12および9.98g(20mmol)の中間体4を使用した以外は合成実施例1に記載の操作に従い、5.24gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−68と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−68が得られた。
FD−MS:751(M+)
元素分析:計算値(%);C89.45,;H4.96,;N5.59
分析値(%);C89.4,;H5.0,;N5.6
合成実施例22において、4-アミノ-p-ターフェニル2.75g(10mmol)を使用する代わりに、10-フェニル-9-アミノフェナントレン2.69g(10mmol)を使用した以外は、合成実施例22に記載の操作に従い、2.86gの淡黄色結晶を得た。FD−MSの分析により、化合物B−70と同定した。さらに、この化合物を真空下(2×10−4Pa)で昇華精製したところ、1回の昇華精製で、HPLC分析において不純物ピークが確認されない高純度な化合物B−70が得られた。
FD−MS:751(M+)
元素分析:計算値(%);C89.45,;H4.96,;N6.59
分析値(%);C89.4,;H5.0,;N6.6
厚さ150nmのITO透明電極(陽極)を有するガラス基板を、中性洗剤、セミコクリーン(フルウチ化学製)、超純水、アセトン、イソプロピルアルコールを用いて超音波洗浄した。この基板を窒素ガスにより乾燥し、さらにUV/オゾン洗浄した後、蒸着装置の基板ホルダーに固定し、蒸着槽を2×10−5Paに減圧した。
実施例1において、正孔輸送材料として化合物A−9の代わりに、例示化合物A−20(実施例2)、A−38(実施例3)、A−54(実施例4)、A−77(実施例5)、A−86(実施例6)、B−7(実施例7)、B−16(実施例8)、B−30(実施例9)、B−63(実施例10)およびB−68(実施例11)を用いた以外は同様にして有機電界発光素子を作製した。
実施例1において、正孔輸送材料として化合物A−9を使用する代わりに、比較化合物1〜比較化合物6を用いた以外は、実施例1に記載の操作に従い有機電界発光素子を作製した。得られた有機電界発光素子について、実施例1と同様に、発光効率および駆動電圧を測定し、さらに、初期輝度3000cd/m2、50℃、定電流駆動での半減期を測定した結果を表1に示す。
厚さ150nmのITO透明電極(陽極)を有するガラス基板を、中性洗剤、セミコクリーン(フルウチ化学製)、超純水、アセトン、イソプロパノールを用いて超音波洗浄した。この基板を窒素ガスにより乾燥し、さらにUV/オゾン洗浄した後、蒸着装置の基板ホルダーに固定し、蒸着槽を1×10−5Paに減圧した。
2 陽極
3 正孔注入輸送層
3’ 正孔注入層
3” 正孔輸送層
3a 正孔注入輸送成分
4 発光層
4a 発光成分
5 電子注入輸送層
5’ 正孔阻止層(電子輸送層)
5a 電子注入輸送成分
6 陰極
7 電源
Claims (6)
- 下記一般式(1)で表される芳香族アミン誘導体。
Aは下記一般式(2)を表し;
Bは下記一般式(3)を表し;
nは1または2を表し、mは1または2を表すが、n+m=3の条件を満たし;
nが2の場合、それぞれのAは同じであっても異なっていてもよく、mが2の場合、それぞれのBは同じであっても異なっていてもよく;
mが2の場合、2つのBは、いずれも核炭素数6〜16の芳香族炭化水素環が2つ以上連結した芳香族炭化水素基であり、B同士が結合して環を形成することはなく、かつ少なくとも一方のBは核炭素数6〜16の芳香族炭化水素環(ただし、アントラセンを除く)が3つ以上連結した芳香族炭化水素基を表し;
mが1の場合、Bは核炭素数6〜16の芳香族環が2つ以上連結した総炭素数16〜32の芳香族基もしくは縮合芳香族環基(ただし、Bがペニレニル基である場合を除く)を表す〕
R1〜R3は炭素数1〜20の直鎖、分岐または環状のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシ基、核炭素数6〜30のアリール基を表し、
a、bおよびcはそれぞれ独立して0〜4の整数を表し、aが2以上の場合、複数存在するR1は同じであっても異なっていてもよく、bが2以上の場合、複数存在するR2は同じであっても異なっていてもよく、cが2以上の場合、複数存在するR3は同じであっても異なっていてもよい〕
- 一般式(1)において、nが2であり、かつmが1である、請求項1に記載の芳香族アミン誘導体。
- 一般式(1)において、nが2であり、mが1であり、かつAr1が、核炭素数6〜16の芳香族環が3つ以上連結した総炭素数16〜32の芳香族基である、請求項1に記載の芳香族アミン誘導体。
- 陰極と陽極間に、少なくとも発光層を含む一層又は複数層からなる有機薄膜層が挟持されている有機電界発光素子において、
該有機薄膜層の少なくとも1層が、請求項1〜3のいずれか一項に記載の芳香族アミン誘導体を、単独もしくは混合物の一成分として含有する有機電界発光素子。 - 陰極と陽極間に、少なくとも発光層を含む一層又は複数層からなる有機薄膜層が挟持されている有機電界発光素子において、
該有機薄膜層が正孔輸送層を有し、
該正孔輸送層が、請求項1〜3のいずれか一項に記載の芳香族アミン誘導体を、単独もしくは混合物の一成分として含有する有機電界発光素子。 - 陰極と陽極間に、少なくとも発光層を含む一層又は複数層からなる有機薄膜層が挟持されている有機電界発光素子において、
該有機薄膜層の少なくとも1層が、請求項1〜3のいずれか一項に記載の芳香族アミン誘導体を、単独もしくは混合物の一成分として含有し、
該有機薄膜層の少なくとも一層が燐光発光材料を含有する有機電界発光素子。
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