JP5605037B2 - 建物の外壁構造及び壁パネル - Google Patents
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この発明の目的は、外観意匠性に優れるばかりでなく、壁パネルを互い違いに配置したとしても、止水性に問題が生じることがない建物の外壁構造及びその外壁構造に用いられる壁パネルを提供することにある。
前記の構成において、縦方向に隣接する壁パネル間に窓用の開口のための間隔を設けるとよい。
前記の構成において、前記突部間に前記止水手段を構成するガスケットを設けるとよい。
前記の構成において、前記壁パネルの上端面に排水溝を形成するとともに、その排水溝に対応するように、前記シール材の上下両端部に排水孔を形成するとよい。
前記の構成において、前記壁パネルと導水板との間にシール材を設けるとよい。
前記の構成において、建物の外側面と導水板との間に位置する水切り板を導水板の下面側に配置するとともに、その水切り板の両側端部を前記凹部内に入り込ませるとよい。
前記の構成において、前記凹部の開口部を弾性変形可能なシール材によって閉塞するとよい。
図1及び図2に示すように、この実施形態の建物の外壁構造は、建物の外側面に多数枚の壁パネル21を配列することにより構成されている。そして、各壁パネル21の上下両端部が横方向に隣接する他の壁パネル21の上下両端部と互い違いに重なるように、かつ縦方向に隣接する他の壁パネル21との間に窓用の開口20が形成されるように間隔をおいて配置されている(以下、この配置を市松模様状という)。なお、後述するが、この外壁構造には、図17(a)〜(c)に示すように、平面部用の壁パネル21の他に、コーナ部用の壁パネル21A,21Bが用いられている。
次に、図1に示す建物のコーナ部の外壁構造について説明する。このコーナ部においては、外壁パネル,導水板,水切り板,シール材,シールブロック等の部材の形状が平面部に使用されるものと相違するが、機能はほぼ同じである。
(1) この建物の外壁構造では、前記壁パネル21,21A,21Bを市松模様状に、かつ横方向の壁パネル21,21A,21B間に広幅の第1間隙29Aを形成することによって、壁パネル21,21A,21Bの曲面を際立たせた良好な外観意匠の建物とすることができる。しかも、広幅の第1間隙29Aを利用して雨水を排出できて、樋や排水パイプを設ける必要がないため、さらに良好な外観とすることができる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図3に2点鎖線で示すように、壁パネル21,21A,21Bとして、上下方向の中央側が直線的に突出した形状のものとすること。
・ 導水板33を山折り部33cや谷折り部33dを形成することなく、フラットに形成すること。
Claims (14)
- 外側面に複数枚の壁パネルを配列した建物において、
横方向に隣接する壁パネル間に間隙を設け、
各壁パネルを横方向に隣接する他の壁パネルと上下方向において互い違いに配置するとともに、上下両端部が横方向に重なるように配置し、
前記間隙には前面開口側の広い幅の第1間隙と、奥部側の狭い幅の第2間隙とを形成し、
前記第2間隙を弾性変形可能な止水手段によって閉塞したことを特徴とする建物の外壁構造。 - 前記壁パネルの上下の端縁を、上下方向の中央部の前面より後退させたことを特徴とする請求項1に記載の外壁構造。
- 縦方向に隣接する壁パネル間に窓用の開口のための間隔を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の建物の外壁構造。
- 前記壁パネルの横方向に対向する側面に突部を設けて、その突部間に前記第2間隙を形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の建物の外壁構造。
- 前記突部間に前記止水手段を構成するガスケットを設けたことを特徴とする請求項4に記載の建物の外壁構造。
- 前記ガスケットの前面側及び上下両端部を覆うように、前記止水手段を構成するシール材を設けたことを特徴とする請求項5に記載の建物の外壁構造。
- 前記壁パネルの上端面に排水溝を形成するとともに、その排水溝に対応するように、前記シール材の上下両端部に排水孔を形成したことを特徴とする請求項6に記載の建物の外壁構造。
- 壁パネルの上端縁には雨水を前記第1間隙に導くための導水板を設けたことを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の建物の外壁構造。
- 前記壁パネルと導水板との間にシール材を設けたことを特徴とする請求項8に記載の建物の外壁構造。
- 前記壁パネルの両側面に凹部を形成し、その凹部内に前記導水板の両側端部を入り込ませたことを特徴とする請求項8に記載の建物の外壁構造。
- 建物の外側面と導水板との間に位置する水切り板を導水板の下面側に配置するとともに、その水切り板の両側端部を前記凹部内に入り込ませたことを特徴とする請求項10に記載の建物の外壁構造。
- 前記水切り板の前記凹部内の両端部に端部止水手段を設けたことを特徴とする請求項11に記載の建物の外壁構造。
- 前記凹部の開口部を弾性変形可能なシール材によって閉塞したことを特徴とする請求項11または12に記載の建物の外壁構造。
- 前面の両端が後退するように、両端間の中央部を厚く形成するとともに、両側面に凹部を形成し、両側面の両端部にパネル先端側に延びる突条を形成したことを特徴とする壁パネル。
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