JP4047290B2 - カーテンウォール、およびこれを備えた建物 - Google Patents

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本発明は、カーテンウォール、およびこれを備えた建物に関する。詳しくは、外壁面を構成する複数のPC版と、これらのPC版に支持されるガラス面材とを備えて構成されるカーテンウォール、およびこれを備えた建物に関する。
従来より、建物の外壁面にPC(プレキャストコンクリート)版を並べて配置し、これらのPC版の間にガラス面材を支持させて、横連窓、または縦連窓の開口部を構成したカーテンウォールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたカーテンウォールは、格子状に並べて配置されたPC版および板ガラスで構成され、PC版の上下、または左右の端面に板ガラス取付条溝を形成し、この板ガラス取付条溝に雨除け材および気密材を介して板ガラスを取り付けて、横連窓、または縦連窓の窓開口が形成されている。PC版同士の縦目地、または横目地には、乾式の雨除け材および気密材が設けられ、横連窓、または縦連窓の板ガラス同士の縦目地、または横目地には、シリコーンゴム等の中空部材からなる目地密封材が介挿されている。そして、板ガラス取付条溝内部、PC版同士の目地内部、および板ガラスの目地密封材内部に、それぞれ等圧排水空間を形成するとともに、これらの等圧排水空間同士を連通させることで、雨除け材を越えて等圧排水空間に浸入した雨水を目地密封材下部、あるいは目地交差部の水受け材まで案内して排水するようになっている。
特公平7−68734号公報
しかしながら、従来のカーテンウォールでは、PC版と板ガラス間、PC版同士の目地部、および板ガラス同士の目地部において、それぞれ異種の水密構造(形式の異なるの雨除け材や、目地密封材等)が用いられ、これら異種の水密構造がPC版および板ガラスのジョイント部分に上下、左右から集中するため、水密性の点で問題がある。すなわち、PC版と板ガラスの取り付けライン、PC版同士の目地ライン、および板ガラス同士の目地ラインが交差するジョイント部(目地交差部)では、地震等の際に建物に生じる層間変位により、PC版同士、板ガラス同士、あるいはPC版と板ガラス間の相対変位が大きくなり、水密性能上の弱点になりやすい。このようなジョイント部に異種の水密構造が集中した従来のカーテンウォールでは、地震等の動きに追従可能な水受け材等の付加的な部材を設けなければ、水密性を確保することが難しく、その改良が望まれていた。
本発明の目的は、異種の水密構造が集中することなく、水密性の向上を図ることができるカーテンウォール、およびこれを備えた建物を提供することにある。
本発明のカーテンウォールは、建物の外壁面を構成する複数のPC版と、これらのPC版に支持されるガラス面材とを備えて構成されるカーテンウォールであって、前記複数のPC版は、縦目地を介して水平方向に並設され、かつ上下に離隔して配置された横PC版と、これら上下の横PC版間に配置された縦PC版とを備えて構成され、前記横PC版の縦目地の延長上に前記縦PC版が配置され、この縦PC版の上下端面と前記上下の横PC版とが横目地を介して接続され、前記ガラス面材は、上下端縁が前記上下の横PC版に支持され、左右の側端縁が左右の縦PC版に支持され、前記横PC版の上端面における前記ガラス面材の下方には、当該ガラス面材の下端縁に沿って断面略凹状の支持溝が形成され、この支持溝の溝底に設けた支持部材上に前記ガラス面材が載置されるとともに、当該支持溝の室外側側面と前記ガラス面材の室外面との間にシール材が介挿され、当該支持溝の室内側側面と前記ガラス面材の室内面との間に気密材が介挿され、前記横PC版の上端面には、前記支持溝に連続するとともに、当該横PC版の側端面まで延びて前記縦目地に連通された排水溝が形成され、前記支持溝の溝底は、室外側が低くなった段付き状に形成され、前記排水溝は、前記支持溝の溝底における段付き下段側の底部に連続し、かつ前記横PC版の側端面に向かって下がる勾配を有した溝底を有して形成され、前記支持溝に浸入した雨水が前記排水溝および前記縦目地を介して室外側に排水可能に構成されたことを特徴とする。
ここで、PC版とは、プレキャストコンクリート版を意味する。
このような構成では、横PC版の縦目地の上方または下方に縦PC版を配置し、この縦PC版の上下端面と横PC版とを横目地を介して接続したことで、これらの縦目地および横目地には、PC版同士を接続する同種の水密構造が採用できる。従って、縦目地および横目地が交差するジョイント部分に異種の水密構造が集中しないので、水密性能上の弱点になりやすいジョイント部分における水密性の向上を図ることができる。また、ガラス面材の四周における横PC版および縦PC版との取付構造として、PC版同士の水密構造とは異種の構造を採用した場合でも、ガラス面材が横PC版の縦目地、つまりジョイント部分からずれた位置に設置されるため、水密性能上の弱点とはならず、水密性を確保することができる。
また、縦目地および横目地の交差位置において、PC版同士の同種の水密構造で構成されたカーテンウォールとして、階高およびスパンに応じた大きさのPC版に窓開口を設けてガラスパネルを嵌め込んだ、いわゆるポツ窓形式のPC版を採用したものが考えられる。しかし、このようなポツ窓形式のPC版の場合、1枚のPC版が非常に大型化するため搬送や建設現場での取り付けに手間が掛かる上、意匠デザインが限定される等の不都合が生じる。これに対して本発明では、PC版が横PC版と縦PC版とに分かれているため、個々のPC版が大型化せず、また縦PC版の配置の自由度が高まることから、外観の意匠性を向上させることができる。
この際、本発明のカーテンウォールでは、前記横PC版の上端面における前記ガラス面材の下方には、当該ガラス面材の下端縁に沿って断面略凹状の支持溝が形成され、この支持溝の溝底に設けた支持部材上に前記ガラス面材が載置されるとともに、当該支持溝の室外側側面と前記ガラス面材の室外面との間にシール材が介挿され、当該支持溝の室内側側面と前記ガラス面材の室内面との間に気密材が介挿され、前記横PC版の上端面には、前記支持溝に連続するとともに、当該横PC版の側端面まで延びて前記縦目地に連通された排水溝が形成され、前記支持溝に浸入した雨水が前記排水溝および前記縦目地を介して室外側に排水可能に構成される
従って、万一、ガラス面材の室外面と横PC版の支持溝との間に介挿されたシール材部分から支持溝内部に雨水が浸入しても、浸入した雨水を支持溝に連続する排水溝を介して縦目地まで案内して室外に排水することができる。従って、カーテンウォールにおける水密性をさらに向上させることができる。
また、本発明のカーテンウォールは、建物の外壁面を構成する複数のPC版と、これらのPC版に支持されるガラス面材とを備えて構成されるカーテンウォールであって、前記複数のPC版は、縦目地を介して水平方向に並設され、かつ上下に離隔して配置された横PC版と、これら上下の横PC版間に配置された縦PC版とを備えて構成され、前記横PC版の縦目地の延長上に前記縦PC版が配置され、この縦PC版の上下端面と前記上下の横PC版とが横目地を介して接続され、前記ガラス面材は、上下端縁が前記上下の横PC版に支持され、左右の側端縁が左右の縦PC版に支持され、前記横PC版の上端面における前記ガラス面材の下方には、当該ガラス面材の下端縁に沿って断面略凹状の支持溝が形成され、この支持溝の溝底に設けた支持部材上に前記ガラス面材が載置されるとともに、当該支持溝の室外側側面と前記ガラス面材の室外面との間にシール材が介挿され、当該支持溝の室内側側面と前記ガラス面材の室内面との間に気密材が介挿され、前記横PC版の上端面には、前記支持溝に連続するとともに、当該横PC版の側端面まで延びて前記縦目地に連通された排水溝が形成され、前記支持溝に浸入した雨水が前記排水溝および前記縦目地を介して室外側に排水可能に構成され、前記横PC版の側端面同士は、前記縦目地内で上下方向に延びる室外側および室内側の止水部材と、室内側の止水部材よりもさらに室内側に設けられる気密部材と、これらの止水部材および気密部材の上端部間に渡って室内外方向に延びる連結シール材とでシールされ、縦PC版の上下端面と前記上下の横PC版の下端面または上端面とは、前記横目地内で水平方向に延びる室外側および室内側の止水部材と、室内側の止水部材よりもさらに室内側に設けられる気密部材とでシールされ、前記連結シール材の室外側端部が、前記排水溝よりも下方で、かつ前記室外側の止水部材よりも室外側に延出して設けられていることを特徴とする
このような構成では、縦目地および横目地において、PC版同士の水密構造として一般的な乾式の止水部材(例えば、ゴム製の水切り材や、レインバリア、スプラッシュバリア等)、および気密部材(例えば、発泡ゴム製のウインドバリア等)が採用でき、ジョイント部における水密性、気密性をより確実なものにできる。また、縦目地において、止水部材および気密部材の上端部間に、室外側端部が前記排水溝よりも下方で、かつ室外側の止水部材よりも室外側に延出した連結シール材を設けたことで、横PC版の排水溝から縦目地内に排水された雨水を連結シール材で案内して、室外側の止水部材よりも外側、つまり室外空間に確実に排水することができる。
また、本発明のカーテンウォールでは、前記横PC版の下端面、または前記縦PC版の側端面には、前記ガラス面材の上端縁、または左右の側端縁を室外側から支持する支持突部が形成されるとともに、当該ガラス面材の上端縁、または左右の側端縁を室内側から前記支持突部に向かって押圧する押縁が取り付けられていることが望ましい。
このような構成では、押縁を取り外した状態で、横PC版および縦PC版で囲まれた開口部分にガラス面材をけんどん式で嵌め込み、横PC版の下端面、または縦PC版の側端面に室内側から押縁を取り付けることで、ガラス面材の取り付けを室内側から容易に実行することができる。すなわち、横PC版の下端面に支持突部および押縁を設けた場合には、縦PC版の側端面にガラス面材の側端縁が挿入可能な凹溝を形成しておくだけで、ガラス面材を左右方向のけんどん式で嵌め込むことができ、左右の縦PC版の側端面に支持突部および押縁を設けた場合には、横PC版の下端面に凹溝を形成しておけば、ガラス面材を上下方向のけんどん式で嵌め込むことができる。
この際、支持突部および押縁が設けられない縦PC版の側端面、または横PC版の下端面には、ガラス面材の端縁が挿入可能な凹溝が形成され、この凹溝の室外側側面とガラス面材の室外面との間にシール材が介挿され、凹溝の室内側側面とガラス面材の室内面との間に気密材が介挿されることが望ましい。さらに支持突部の室内側側面とガラス面材の室外面との間にシール材が介挿され、押縁とガラス面材の室内面との間に気密材が介挿されるように構成すれば、前記横PC版の支持溝における構造と同様の水密、気密構造によって、ガラス面材の四周を囲むことができ、ガラス面材と横PC版および縦PC版との間の水密、気密性能を確保することができる。
一方、本発明の建物は、前記いずれかのカーテンウォールを備えたことを特徴とする。
このような建物では、前述と同様の作用効果を奏することができ、本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るカーテンウォール10により外壁面が形成された建物1の一部を示す外観姿図である。図2、3は、カーテンウォール10の縦断面図であり、図1に矢視II−II線、および矢視III−III線で示す断面図である。図4、5は、それぞれカーテンウォール10の要部を拡大して示す縦断面図であり、図1に矢視IV−IV線、V−V線で示す断面図である。図6、7は、それぞれカーテンウォール10の要部を拡大して示す横断面図であり、図1に矢視VI−VI線、VII−VII線で示す断面図である。
図1〜3において、建物1の外壁面は、複数のPC(プレキャストコンクリート)版11と、PC版11に支持されたガラス面材としての複層ガラス12とを備えたカーテンウォール10によって構成されている。
PC版11は、各フロアの床レベル(図中FLで示す)近傍の高さ位置(スパンドレル部)に水平方向に並設された横PC版20と、上下フロアの横PC版12間に配置された縦PC版30とから構成されている。横PC版20は、図2に示すように、建物1の各フロアの梁2や床スラブ3に、適宜ブラケット等を介して取り付けられたファスナ4で固定されている。縦PC版30は、図3に示すように、梁2や床スラブ3に固定されたブラケット8を介して取り付けられたファスナ4で固定されている。
複層ガラス12は、横PC版20および縦PC版30で形成された開口部に、横PC版20および縦PC版30に四周が支持されて取り付けられている。
横PC版20は、水平方向に長い正面矩形板状の部材であり、水平方向に隣り合う横PC版20の側端面同士が所定間隔(例えば、20〜30mm)離れて対向し、この間隔部分に縦目地13が設けられている。縦PC版30は、鉛直方向に長い正面矩形板状の部材であり、横PC版20の縦目地13の延長上、または横PC版20の長手方向途中位置に設けられている。そして、縦PC版30の上下端面と、横PC版20の下端面または上端面とは、所定間隔(例えば、20〜30mm)離れて対向し、この間隔部分に横目地14が設けられている。
図4において、横PC版20の上端面21における複層ガラス12の下方位置には、複層ガラス12の下端縁に沿って断面略凹状の支持溝22が形成されている。この支持溝22の溝底22Aは、室外側が低くなった段付き状に形成されている。この溝底22Aには、断面略コ字形の支持部材23が設置され、この支持部材23上にセッティングブロック24を介して複層ガラス12が載置されている。また、支持溝22の室外側側面と複層ガラス12の室外面との間には、バックアップ材15と、シール材としてのシリコンシール16が介挿されている。さらに、支持溝22の室内側側面と複層ガラス12の室内面との間には、バックアップ材15と、気密材としてのシリコンシール16が介挿されている。このシリコンシール16は、複層ガラス12を嵌め込み、バックアップ材15を支持溝22の側面と複層ガラス12との間に挿入した状態で、支持溝22の側面、複層ガラス12、およびバックアップ材15で形成される溝状部分に注入して、施工される湿式のシール材である。
なお、シール材および気密材としては、シリコン製に限らず、他の合成樹脂製の湿式シール材でもよく、また、ゴム製などの乾式のシール材でもよい。
一方、横PC版20の下端面25には、複層ガラス12の上端縁の室外側位置で下方に向かって突出した支持突部26が形成されている。また、複層ガラス12を挟んで室内側には、横PC版20の下端面25に図示しないアンカーボルトで固定されたアタッチメント6に着脱自在に取り付けた押縁5が設けられている。つまり、横PC版20の下端面25には、支持突部26および押縁5により凹溝部が形成されており、この凹溝部に複層ガラス12の上端縁が支持されている。そして、支持突部26および押縁5と、複層ガラス12との間には、前記横PC版20の上端面21における支持溝22と同様のバックアップ材15、シール材としてのシリコンシール16、および気密材としてのシリコンシール16が介挿されている。このような横PC版20の下端面25において、複層ガラス12を嵌め込み、押縁5を取り付けた後、バックアップ材15およびシリコンシール16の施工を実施することで、複層ガラス12の上端縁が押縁5で室内側から支持突部26に向かって押圧され、室外側の支持突部26と押縁5とで挟持されることになる。また、押縁5と横PC版20の下端面25との間には、シリコンシール16が介挿され、押縁5の室内側には、カバー材7が取り付けられている。
なお、押縁5を固定するアタッチメント6は、横PC版20の下端面25に対してアンカーボルト等で固定されたものに限らず、横PC版20に打ち込み(埋め込み)、下端面25から突出させたものでもよい。
また、図5に示すように、横PC版20の上端面21における縦PC版30の下方位置には、前記支持溝22に連続した排水溝27が形成されている。この排水溝27は、支持溝22の溝底22Aにおける段付き下段側の底部に連続し、横PC版20の側端面28に向かって下がる勾配を有した溝底27Aを有している。また、横PC版20の上端面21と横目地14を介して対向する縦PC版30の下端面31は、略水平に形成されている。
一方、横PC版20の下端面25には、前記支持突部26の下端面とフラットに連続する下端面を有した段付き部26Aが形成されている。この段付き部26Aの室内側側面は、支持突部26の室内側側面よりも室内側位置に傾斜して設けられている。このような横PC版20の下端面25と横目地14を介して対向する縦PC版30の上端面32には、横PC版20の段付き部26Aに沿った室外側の切欠き部32Aが形成されている。
以上のような横PC版20の上下端面21,25と、縦PC版30の下上端面31,32との間、すなわち横目地14内部には、水平方向に延びる室外側の止水部材(水切りゴム)17と、室内側の止水部材(レインバリア)18と、室内側の止水部材18よりもさらに室内側の気密部材(ウインドバリア)19とが設けられている。すなわち、横PC版20の上下端面21,25と、縦PC版30の下上端面31,32とは、上側の部材の下端面31,25に固定された止水部材17,18の先端が下側の部材の上端面21,32に当接するとともに、互いの対向位置に固定された気密部材19同士が当接することで、シールされている。
縦PC版30の下端面31および横PC版20の下端面25に設けられた室外側の止水部材17は、室内外方向に関して略同一位置で、かつ横PC版20の上端面21における排水溝27よりも室外側となる位置に設けられている。また、縦PC版30の下端面31および横PC版20の下端面25に設けられた室内側の止水部材18は、室内外方向に関して略同一位置で、排水溝27よりも室内側、かつ縦PC版30の上端面32における切欠き部32Aよりも室内側となる位置に設けられている。そして、気密部材19は、横目地14の室内側端で、横PC版20の上端面21、または縦PC版30の上端面32よりも若干高くなった位置に設けられている。
次に、図6に示すように、縦PC版30の側端面33には、複層ガラス12の側端縁に沿って断面略凹状の凹溝34が形成されている。この凹溝34の室外側側面と複層ガラス12の室外面との間、および凹溝34の室内側側面と複層ガラス12の室内面との間には、前述と同様のバックアップ材15およびシリコンシール16が介挿されている。これにより、複層ガラス12の四周は、同種の水密、気密構造である湿式のシリコンシール16により囲まれ、横PC版20および縦PC版30との間がシールされることになる。
また、図7に示すように、横PC版20の側端面28同士が対向する縦目地13内部には、前述の横目地14内部と同様に、上下方向に延びる室外側の止水部材17と、室内側の止水部材18Aと、室内側の止水部材18Aよりもさらに室内側の気密部材19とが設けられている。すなわち、横PC版20の側端面28同士は、いずれか一方の側端面28に固定された止水部材17,18Aの先端が他方の側端面28に当接するとともに、互いの対向位置に固定された気密部材19同士が当接することで、シールされている。これらの止水部材17,18Aおよび気密部材19は、前述の横目地14内部に設けられた止水部材17,18および気密部材19と、室内外方向に関して略同一位置に設けられている。
なお、図7中、室内側の止水部材18Aは、前述の止水部材18と異なり、中空状に形成された部材であるが、前述の止水部材18と同様の2つのヒレ状部が突出した形態の部材としてもよい。また、同様に横PC版20の側端面28に用いた中空状の止水部材18Aを、下端面21の止水部材18に用いてもよい。
次に、横PC版20の上端面21および縦目地13における排水構造について、図8〜10に基づいて詳説する。
図8は、横PC版20の上端面21を示す平面図であり、図9は、横PC版20の側端面28を示す側面図である。図10は、横PC版20の縦目地13部分を上方から見た斜視図である。
図8〜10において、横PC版20の縦目地13には、止水部材17,18Aおよび気密部材19の上端部間を連結する連結シール材40が設けられている。
連結シール材40は、クランク状に室内外方向に延びて、横PC版20の側端面28同士間をシールするシリコンゴム製のウェットシール材である。そして、連結シール材40は、気密部材19に端部が接続され横PC版20の上端面21に沿って略水平に延びる上面部40Aと、横PC版20の排水溝27端縁部に沿って室外側に傾斜した傾斜面部40Bと、排水溝27の溝底27Aよりも下方に位置し、室外側の止水部材17よりも室外側に延びる排水面部40Cとを備えている。また、連結シール材40の下側で室内外の止水部材17,18Aおよび気密部材19間には、バックアップ材41,42が設けられている。
なお、連結シール材40およびバックアップ材41,42をシリコンスポンジ等から一体に成形した連結シール材を採用してもよい。
以上のような横PC版20の上端面21および縦目地13において、万一、複層ガラス12のシール材部分から雨水が浸入した場合、浸入した雨水は支持溝22内に流れ落ちる。そして、この雨水は、支持溝22の溝底22A上を流れて排水溝27に導かれ、排水溝27の溝底27A上を横PC版20の側端面28に向かって流れて縦目地13内に流れ落ちる。縦目地13に流れ落ちた雨水は、連結シール材40の排水面部40Cに受け止められ、排水面部40Cの室外側に向かって下がる傾斜に沿って流れ、室外側の止水部材17よりも外側の室外空間に排水される。
また、横PC版20の縦目地13や縦PC版30上端の横目地14において、万一、室外側の止水部材17から目地内に雨水が浸入した場合、浸入した雨水は、室内外の止水部材17,18間を縦PC版30の側端面33に向かって流れ、側端面33の凹溝34に導かれる。そして、凹溝34を流れ落ちた雨水は、縦PC版30の下方に位置する横PC版20の支持溝22内に達し、上述と同様に排水溝27を通って、縦目地13の連結シール材40から室外に排水されるようになっている。
以上のカーテンウォール10において、PC版11および複層ガラス12は、以下のような手順で取り付けられる。まず、下端面25および側端面28に止水部材17,18,18Aおよび気密部材19が予め取り付けられた横PC版20を、下のフロアの縦PC版30上側でファスナ4を介して、建物1の梁2や床スラブ3に固定する。この際、下端面25の止水部材17,18および気密部材19が、縦PC版30の上端面32および上端面32の気密部材19に密接し、側端面28の止水部材17,18Aおよび気密部材19が対向する横PC版20の側端面28および気密部材19に密接するように横PC版20を設置する。
次に、固定された横PC版20の上側において、下端面31に止水部材17,18および気密部材19が予め取り付けられた縦PC版30を、下端面31の止水部材17,18および気密部材19が、横PC版20の上端面21および上端面21の気密部材19に密接するように固定する。これに続いて、固定された縦PC版30の上側に、前述と同様の方法で、上のフロアの横PC版20を設置する。これにより、1フロア分の横PC版20および縦PC版30が固定され、このようなPC版11の取り付けを順次、上のフロアに向かって繰り返すことで建物1の外壁面が形成される。そして、これらの横PC版20および縦PC版30で囲まれた開口部に複層ガラス12を取り付ける。
複層ガラス12の取り付けに先だって、前記連結シール材40およびバックアップ材41,42を横PC版20の縦目地13に取り付けるとともに、横PC版20の支持溝22に前記支持部材23およびセッティングブロック24を設置する。その後、室内側から適宜なガラス吸着装置等を用いて複層ガラス12を略垂直に支持し、横PC版20の上端面21よりも高く持ち上げた状態で、複層ガラス12の一方の側端縁を縦PC版30の凹溝34に挿入し、続いて、他方の側端縁を他方の縦PC版30の凹溝34に挿入する。このように、いわゆる左右けんどん式により複層ガラス12を縦PC版30間に挿入した後、複層ガラス12の下端縁を横PC版20の支持溝22に挿入して、支持部材23およびセッティングブロック24に載置する。そして、複層ガラス12の上端縁位置において、押縁5を上部の横PC版20の下端面25に取り付ける。この後、複層ガラス12の四周において、複層ガラス12の内外面に密接するシリコンシール16を取り付けて、複層ガラス12の取り付けが完了する。
なお、複層ガラス12の取付方法としては、左右のけんどん式で嵌め込むものに限らず、上下のけんどん式で嵌め込む方法が採用できる。
上下のけんどん式で複層ガラス12を嵌め込む場合には、左右の縦PC版30の側端面33に、横PC版20の下端面25に設けたのと同様の支持突部および押縁を設け、横PC版の下端面に凹溝を形成しておく。そして、まず複層ガラス12の上端縁を横PC版20の下端面25の凹溝に挿入し、次に複層ガラス12の下端縁を横PC版20の上端面21の支持溝22に挿入して、支持部材23およびセッティングブロック24に載置する。その後、左右の縦PC版30の側端面33に押縁を取り付けることで、複層ガラス12が取り付けられる。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1) 横PC版20の縦目地13の延長上に縦PC版30を配置し、この縦PC版30の上下端面31,32と横PC版20とを横目地14を介して接続したことで、これらの縦目地13および横目地14には、PC版11同士を接続する同種の水密構造が採用できる。従って、縦目地13および横目地14が交差するジョイント部分に異種の水密構造が集中しないので、水密性能上の弱点になりやすいジョイント部分における水密性の向上を図ることができる。
(2) また、複層ガラス12の四周における横PC版20および縦PC版30との取付構造として、PC版11同士の水密構造とは異種の構造を採用した場合でも、複層ガラス12が横PC版20の縦目地13からずれた位置に設置されるため、水密性能上の弱点とはならず、水密性を確保することができる。
(3) さらに、PC版11が横PC版20と縦PC版30とに分かれているため、個々のPC版11が大型化せず、また縦PC版30の配置の自由度が高まることから、ポツ窓形式のPC版を採用した場合と比較して、外観の意匠性を向上させることができる。
(4) また、万一、複層ガラス12の室外面と横PC版20の支持溝22との間に介挿されたシリコンシール16部分から支持溝22内部に雨水が浸入しても、浸入した雨水を支持溝22に連続する排水溝27を介して縦目地13まで案内して、連結シール材40位置から室外に排水することができる。従って、カーテンウォール10における水密性をさらに向上させることができる。
(5) この際、連結シール材40が縦目地13内の止水部材17,18Aおよび気密部材19の上端部間を連結し、かつ室外側の止水部材17よりも室外側に延出して設けられているで、横PC版20の排水溝27から縦目地13内に排水された雨水を連結シール材40で案内して、室外側の止水部材17よりも外側、つまり室外空間に確実に排水することができる。
(6) さらに、縦目地13および横目地14において、PC版11同士の水密構造として一般的な乾式の止水部材17,18,18Aおよび気密部材19を採用したことで、縦目地13および横目地14が交差するジョイント部における水密性、気密性をより確実なものにできる。
(7) また、横PC版20および縦PC版30で囲まれた開口部分に複層ガラス12をけんどん式で嵌め込み、横PC版20の下端面25、または縦PC版30の側端面33に室内側から押縁5を取り付けることで、複層ガラス12の取り付けを室内側から容易に実行することができる。従って、建物1が高層建築の場合でも、室内側からガラス取付作業を実施でき、作業性を良好にすることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、PC版11同士を乾式の止水部材17,18,18A、および気密部材19で接続したが、これに限らず、建設現場において施工される湿式のシール構造を採用してもよい。この際、複層ガラス12の四周におけるシール構造と、PC版11同士の間のシール構造を共通のものにしてもよい。
また、前記実施形態では、ガラス面材として複層ガラス12を採用したが、これに限らず、単板ガラスでもよく、また、合わせガラスや網入りガラス等でもよい。さらに、横PC版20および縦PC版30で囲まれた1つの開口部内に複数のガラス面材が配置されていてもよく、この際、ガラス面材同士は、適宜なシール材等で連結されていればよい。
また、前記実施形態では、横PC版20の設置位置は、各フロアの床レベルの上下に跨るスパンドレル部としたが、これに限らず、腰壁位置や垂れ壁位置であってもよく、また、2層分やそれ以上のフロアに渡る開口部の上下位置に横PC版を設置してもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明は、建物の外壁面を形成するカーテンウォールに好適であり、特に鉄骨造や鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造の中層、中高層、高層、超高層建物の外壁面を形成するカーテンウォールに適している。
本発明の一実施形態に係るカーテンウォールにより外壁面が形成された建物の一部を示す外観姿図である。 前記カーテンウォールの縦断面図であり、図1に矢視II−II線で示す断面図である。 前記カーテンウォールの縦断面図であり、図1に矢視III−III線で示す断面図である。 前記カーテンウォールの要部を拡大して示す縦断面図であり、図1に矢視IV−IV線で示す断面図である。 前記カーテンウォールの要部を拡大して示す縦断面図であり、図1に矢視V−V線で示す断面図である。 前記カーテンウォールの要部を拡大して示す横断面図であり、図1に矢視VI−VI線で示す断面図である。 前記カーテンウォールの要部を拡大して示す横断面図であり、図1に矢視VII−VII線で示す断面図である。 前記カーテンウォールを構成する横PC版の上端面を示す平面図である。 前記横PC版の側端面を示す側面図である。 前記横PC版の縦目地部分を上方から見た斜視図である。
符号の説明
1…建物、5…押縁、10…カーテンウォール、11…PC版、12…ガラス面材である複層ガラス、13…縦目地、14…横目地、16…シール材および気密材であるシリコンシール、17,18,18A…止水部材、19…気密部材、20…横PC版、21…横PC版の上端面、22…支持溝、23…支持部材、25…横PC版の下端面、26…支持突部、27…排水溝、28…横PC版の側端面、30…縦PC版、31…縦PC版の下端面、32…縦PC版の上端面、33…縦PC版の側端面、40…連結シール材。

Claims (4)

  1. 建物の外壁面を構成する複数のPC版と、これらのPC版に支持されるガラス面材とを備えて構成されるカーテンウォールであって、
    前記複数のPC版は、縦目地を介して水平方向に並設され、かつ上下に離隔して配置された横PC版と、これら上下の横PC版間に配置された縦PC版とを備えて構成され、前記横PC版の縦目地の延長上に前記縦PC版が配置され、この縦PC版の上下端面と前記上下の横PC版とが横目地を介して接続され、
    前記ガラス面材は、上下端縁が前記上下の横PC版に支持され、左右の側端縁が左右の縦PC版に支持され
    前記横PC版の上端面における前記ガラス面材の下方には、当該ガラス面材の下端縁に沿って断面略凹状の支持溝が形成され、この支持溝の溝底に設けた支持部材上に前記ガラス面材が載置されるとともに、当該支持溝の室外側側面と前記ガラス面材の室外面との間にシール材が介挿され、当該支持溝の室内側側面と前記ガラス面材の室内面との間に気密材が介挿され、
    前記横PC版の上端面には、前記支持溝に連続するとともに、当該横PC版の側端面まで延びて前記縦目地に連通された排水溝が形成され、
    前記支持溝の溝底は、室外側が低くなった段付き状に形成され、前記排水溝は、前記支持溝の溝底における段付き下段側の底部に連続し、かつ前記横PC版の側端面に向かって下がる勾配を有した溝底を有して形成され、前記支持溝に浸入した雨水が前記排水溝および前記縦目地を介して室外側に排水可能に構成されたカーテンウォール。
  2. 建物の外壁面を構成する複数のPC版と、これらのPC版に支持されるガラス面材とを備えて構成されるカーテンウォールであって、
    前記複数のPC版は、縦目地を介して水平方向に並設され、かつ上下に離隔して配置された横PC版と、これら上下の横PC版間に配置された縦PC版とを備えて構成され、前記横PC版の縦目地の延長上に前記縦PC版が配置され、この縦PC版の上下端面と前記上下の横PC版とが横目地を介して接続され、
    前記ガラス面材は、上下端縁が前記上下の横PC版に支持され、左右の側端縁が左右の縦PC版に支持され、
    前記横PC版の上端面における前記ガラス面材の下方には、当該ガラス面材の下端縁に沿って断面略凹状の支持溝が形成され、この支持溝の溝底に設けた支持部材上に前記ガラス面材が載置されるとともに、当該支持溝の室外側側面と前記ガラス面材の室外面との間にシール材が介挿され、当該支持溝の室内側側面と前記ガラス面材の室内面との間に気密材が介挿され、
    前記横PC版の上端面には、前記支持溝に連続するとともに、当該横PC版の側端面まで延びて前記縦目地に連通された排水溝が形成され、前記支持溝に浸入した雨水が前記排水溝および前記縦目地を介して室外側に排水可能に構成され
    前記横PC版の側端面同士は、前記縦目地内で上下方向に延びる室外側および室内側の止水部材と、室内側の止水部材よりもさらに室内側に設けられる気密部材と、これらの止水部材および気密部材の上端部間に渡って室内外方向に延びる連結シール材とでシールされ、
    縦PC版の上下端面と前記上下の横PC版の下端面または上端面とは、前記横目地内で水平方向に延びる室外側および室内側の止水部材と、室内側の止水部材よりもさらに室内側に設けられる気密部材とでシールされ、
    前記連結シール材の室外側端部が、前記排水溝よりも下方で、かつ前記室外側の止水部材よりも室外側に延出して設けられているカーテンウォール。
  3. 前記横PC版の下端面、または前記縦PC版の側端面には、前記ガラス面材の上端縁、または左右の側端縁を室外側から支持する支持突部が形成されるとともに、当該ガラス面材の上端縁、または左右の側端縁を室内側から前記支持突部に向かって押圧する押縁が取り付けられている請求項1または請求項2に記載のカーテンウォール。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のカーテンウォールを備えた建物。
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