JP5604971B2 - 車両の衝突安全装置 - Google Patents

車両の衝突安全装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5604971B2
JP5604971B2 JP2010112960A JP2010112960A JP5604971B2 JP 5604971 B2 JP5604971 B2 JP 5604971B2 JP 2010112960 A JP2010112960 A JP 2010112960A JP 2010112960 A JP2010112960 A JP 2010112960A JP 5604971 B2 JP5604971 B2 JP 5604971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
bracket
rear end
collision
safety device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010112960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011240763A (ja
Inventor
浩史 大山
幹人 佐脇
淳一 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2010112960A priority Critical patent/JP5604971B2/ja
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to CN201180024852.9A priority patent/CN102905957B/zh
Priority to US13/641,592 priority patent/US8720976B2/en
Priority to EP11723629.9A priority patent/EP2571746B1/en
Priority to RU2012154314/11A priority patent/RU2520618C1/ru
Priority to PCT/IB2011/000913 priority patent/WO2011144976A1/en
Priority to BR112012029485-7A priority patent/BR112012029485B1/pt
Priority to MYPI2012004954A priority patent/MY156718A/en
Priority to MX2012013430A priority patent/MX2012013430A/es
Priority to KR1020127030980A priority patent/KR101434082B1/ko
Publication of JP2011240763A publication Critical patent/JP2011240763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5604971B2 publication Critical patent/JP5604971B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/082Engine compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/22Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
    • B60H1/2203Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from burners
    • B60H1/2209Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from burners arrangements of burners for heating an intermediate liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • B62D21/152Front or rear frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/22Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
    • B60H2001/2268Constructional features
    • B60H2001/2293Integration into other parts of a vehicle

Description

本発明は、車両の前面衝突時において、車両の前部空間内に収容した大質量体が、車体の乗員保護空間内に進入するのを防止する車両の衝突安全装置に関するものである。
車両の前部空間内には様々な主要部品が収容されており、これら部品は、車両前部の前面衝突時における圧潰に伴って後退変位する。
しかし乗員の安全上、当該後退変位する主要部品が、その後方における車体の乗員保護空間内に進入しないようにするのが肝要である。
特に、電気自動車の暖房に用いられるPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータは、高電圧の通電によって発熱させる強電発熱器であり、これが、鋳造による高強度な大質量体である上に、強電取り出し部を有していることもあって、乗員保護空間内に進入するのを確実に防止する必要がある。
このような大質量体が衝突時に乗員保護空間内に進入するのを防止する対策としては従来、例えば特許文献1に記載のように、衝突時に大質量体の取り付けブラケットが破断されるようにし、この破断により衝突エネルギーの一部を費やすことで、大質量体に大きな運動エネルギーが伝達されるのを防止する技術が提案されている。
特開2005−104354号公報
しかし、上記した特許文献1に記載の提案技術によっても、車両衝突時における大質量体の後退変位量は、車両前部の衝突時における圧潰に伴って大質量体が後退変位するときの変位量と、上記取り付けブラケットの破断後に大質量体が単独で後退変位するときの変位量との和値とあり、衝突時における大質量体の後退変位を大幅に少なくするということにはならない。
ところで昨今の車両は、高性能化および高機能化により、車両前部空間であるエンジンルーム(内燃機関搭載車の場合)やモータルーム(電気自動車の場合)内に、特に前後方向のスペースを確保し難く、
上記のごとく衝突時における大質量体の後退変位を大幅に少なくするということにならない特許文献1所載の提案技術を用いる場合、上記した大質量体の後退変位を可能にするスペースを確保し得ないのが実情である。
特に大質量体が前記の強電発熱器である場合、これを、強電部品であるが故に安全上の配慮から、容易に手の届かない車両前部空間内に配置する必要があり、上記した大質量体の後退変位を可能にするスペースを確保するのが益々難しくなるのが実情であった。
本発明は、衝突時に大質量体をあくまで後退変位させようとする場合、上記の問題を避けて通ることができないとの観点から、発想の転換を図り、
大質量体を衝突時に横向きに偏向するよう回転させることで、この大質量体が乗員保護空間内に進入しないようにした車両の衝突安全装置を提案することを目的とする。
この目的のため、本発明による車両の衝突安全装置は、以下のようにこれを構成する。
先ず、第1発明の前提となる車両を説明するに、これは、車両前部空間内に大質量体である強電発熱器、強電取り出し部が車両前後方向後端に位置するよう配して具え、ブラケットを介してこの強電発熱器を車体に取り付けた電気自動車である。
また第2発明および第3発明の前提となる車両はそれぞれ、車両前部空間内に大質量体を具え、ブラケットを介してこの大質量体を車体に取り付けた車両である。
第1発明の衝突安全装置は、上記の電気自動車において、車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する上記ブラケットの車両前後方向後端が車体部分に衝接したとき、該車体部分との衝接で該ブラケットの後端車幅方向へ偏向さて、該ブラケットを強電発熱器と共に対応方向へ回転させるよう、該ブラケットの後端を湾曲させて該ブラケットの後端に偏向力発生部を設、該偏向力発生部を成す上記ブラケット後端の湾曲部は、上記強電発熱器の強電取り出し部を包囲する湾曲形状とした構成に特徴づけられる。
また第2発明の衝突安全装置は、上記の車両において、車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する上記ブラケットの車両前後方向後端が車体部分に衝接したとき、該ブラケットの後端を車幅方向へ偏向させて、該ブラケットを上記大質量体と共に対応方向へ回転させるための偏向力発生部を上記ブラケットの後端に設け、
上記車体を構成する左右フロントサイドメンバ、およびこれら左右フロントサイドメンバ間を結合するクロスメンバのうち、左右フロントサイドメンバの一方に沿うよう上記大質量体を配置すると共に、上記クロスメンバに対し上記ブラケットを介して上記大質量体を取り付け、
上記後退変位中のブラケットの後端における偏向力発生部が衝接する車体部分は、車両前部の衝突時における圧潰に伴って車両前後方向を横切る方向へ張り出すように座屈した上記一方のフロントサイドメンバの座屈部であるよう構成した点に特徴づけられる。
更に第3発明の衝突安全装置は、上記の車両において、車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する上記ブラケットの車両前後方向後端が車体部分に衝接したとき、該ブラケットの後端を車幅方向へ偏向させて、該ブラケットを上記大質量体と共に対応方向へ回転させるための偏向力発生部を上記ブラケットの後端に設け、
上記ブラケットに、該ブラケットに対する上記大質量体の取り付け強度が他の部分よりも小さい脆弱部を設定し、該脆弱部の強度を、車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する上記ブラケットの後端が車体部分に衝接したときの衝撃で破断され、大質量体がブラケットから脱落するような強度としたことを特徴とするものである。
かかる第1発明〜第3発明の衝突安全装置によれば、衝突当初は上記ブラケットが、車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する。
しかし、この後退変位でブラケットの後端が車体部分に衝接したとき、該ブラケットの後端に設けた偏向力発生部が、ブラケットの後端を車幅方向へ偏向させ、このブラケットを大質量体と共に対応方向へ回転させる。
かようにブラケットが強電発熱器(大質量体)と共に回転することで、衝突エネルギーの一部が消費されるほか、ブラケットおよび大質量体の衝突時における変位が、当初は後退変位であるものの、その後は回転変位となり、ブラケットおよび強電発熱器(大質量体)が後方における乗員保護空間内に進入するのを防止して、衝突安全基準を満たすことができる。
しかもブラケットを強電発熱器(大質量体)と共に回転させるようにして上記の作用効果を達成するため、車両前部空間内の前後方向スペースよりも余裕のある横方向スペースを利用することととなり、スペース確保のし易さから、実現を確実なものにすることができる。
加えて第1発明では、ブラケットの後端を湾曲させて偏向力発生部を設定し、該偏向力発生部を成す上記ブラケット後端の湾曲部が、強電発熱器の強電取り出し部を包囲する湾曲形状であることから、上記の衝突安全作用中に強電発熱器の強電取り出し部が車体部分に接触するのを湾曲部によって防止することができ、安全上有利である。
また第2発明では、大質量体を車体の左右フロントサイドメンバの一方に沿うよう配置すると共に、車体のクロスメンバに対しブラケットを介して取り付け、
ブラケット後端の偏向力発生部が衝接する車体部分が、車両前部の衝突時における圧潰に伴って車両前後方向を横切る方向へ張り出すように座屈した上記一方のフロントサイドメンバの座屈部であるよう構成したため、ブラケット後端の偏向力発生部が衝接するための別部品を追加する必要がないという利点がある。
更に第3発明では、ブラケットに、該ブラケットに対する大質量体の取り付け強度が他の部分よりも小さい脆弱部を設定し、該脆弱部の強度を、車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位するブラケットの後端が車体部分に衝接したときの衝撃で破断され、大質量体がブラケットから脱落するような強度としたため、ブラケットが脆弱な構造であることとなり、ブラケットの変形が容易で前記の回転が生じ易くなり、衝突安全上一層有利となる。

本発明の一実施例になる衝突安全装置を具えた電気自動車の車体前部に係わる骨格を、車両左側上方から見て示す斜視図である。 図1の実施例になる衝突安全装置を示す、強電発熱器の車体取り付け構造を示す分解斜視図である。 図2における強電発熱器および車体取り付けブラケットの予備組み立て体を示す斜視図である。 図2における強電発熱器および車体取り付けブラケットの予備組み立て体を示す側面図である。 図4における車体取り付けブラケットの斜視図である。 図4における強電発熱器受け止め部材の斜視図である。 図1,2の実施例になる衝突安全装置を、車両が前面衝突する前の状態で示すもので、 (a)は、その概略平面図、 (b)は、その概略側面図である。 図1,2の実施例になる衝突安全装置を、車両が前面衝突した後の前半期の状態で示すもので、 (a)は、その概略平面図、 (b)は、その概略側面図である。 図1,2の実施例になる衝突安全装置を、車両が前面衝突した後の後半期の状態で示すもので、 (a)は、その概略平面図、 (b)は、その概略側面図である。 図1,2の実施例になる衝突安全装置を下側から見て示す底面図で、 (a)は、車両が前面衝突する前の状態を示す底面図、 (b)は、車両が前面衝突し始めた衝突開始時における状態を示す底面図、 (c)は、車両が前面衝突した後の前半期の状態を示す底面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
<構成>
図1は、本発明の一実施例になる衝突安全装置を具えた車両の車体前部に係わる骨格を、車両左側上方から見て示す斜視図である。
本実施例においては、車両を電気自動車とし、ダッシュロアパネル1と、左フロントサイドメンバ2と、反対側における図示せざる右フロントサイドメンバと、同じく図示しなかったフロントグリルとにより、車両前部空間であるモータルーム3を画成する。
このモータルーム3内の下方領域において左右フロントサイドメンバ間を相互に結合する前後クロスメンバ4,5を設ける。
これらクロスメンバ4,5に取り付けてモータルーム3内に、図示せざる電動モータ、インバータ、モータコントローラ、DC-DCコンバータなどの主要部品を収納する。
モータルーム3内には更に、電気自動車の暖房に用いられるPTCヒータなどの強電発熱器11を収納する。
この強電発熱器11は、高電圧の通電によって発熱させるものであり、鋳造による高強度な大質量体である上に、図2に明示するごとく車両前後方向後端に強電取り出し部11aを有していることもあって、
車両の前面衝突時に、ダッシュロアパネル1でモータルーム3と区画された乗員保護空間内に進入するのを確実に防止する必要がある。
かかる衝突時安全対策のため強電発熱器11は、図1,2に示すごとく左フロントサイドメンバ2に沿うような位置で、ブラケット12を介し前後クロスメンバ4,5に取り付けるに際し、当該取り付けを特に以下のごとくにこれを行うものとする。
図2は、当該取り付け部の分解斜視図で、図3,4はそれぞれ、強電発熱器11をブラケット12に予備組み立てし、この予備組み立て体を前後クロスメンバ4,5に取り付ける直前の状態で示す斜視図および側面図である。
先ず、強電発熱器11およびブラケット12の予備組み立て体について説明する。
強電発熱器11の上面には、強電発熱体11をブラケット12に組み付けるためのピン13a,13b,13c,13dを立設する。
ブラケット12は、左フロントサイドメンバ2と強電発熱器11との間における隙間に延在する板状本体12aを具え、更に、ブラケット12を単独で示す図5からも明らかなように、該板状本体12aの上縁から強電発熱器11の上面に被さる延在するアングル板12bを有する。
アングル板12bには、強電発熱器11の上面におけるピン13a,13b,13c,13dが貫通する透孔14a,14b,14c,14dを穿設する。
強電発熱器11の上面におけるピン13a,13b,13c,13dをそれぞれ、アングル板12bの対応する透孔14a,14b,14c,14dに貫通させ、ピン13a,13b,13c,13dの先端をそれぞれ、任意の手段で透孔14a,14b,14c,14dから抜け止めすることにより、強電発熱体11をブラケット12に図3,4のごとくに予備組み立てする。
かかる強電発熱器11およびブラケット12の予備組み立て体は、以下の要領で前後クロスメンバ4,5に組み付ける。
ブラケット12のアングル板12bには、その車両前後方向における両縁にそれぞれ開口する開口長孔15a,15b,15c,15dを形成し、これら開口長孔15a,15b,15c,15dは、開口長孔15a,15bよりも開口長孔15c,15dの方を長くする。
クロスメンバ5上には、アングル板12bの開口長孔15a,15bにそれぞれ係合するピン5a,5bを立設し、クロスメンバ4上には、アングル板12bの開口長孔15c,15d にそれぞれ係合するピン4c,4dを立設する。
強電発熱器11およびブラケット12の予備組み立て体を前後クロスメンバ4,5に組み付けるに際しては、
クロスメンバ5上のピン5a,5bにそれぞれ、アングル板12bの開口長孔15a,15bを係合させ、
クロスメンバ4上のピン4c,4dにそれぞれ、アングル板12bの開口長孔15c,15dを係合させる。
そして、ピン4c,4d,5a,5bの先端にそれぞれ、任意の抜け止めを施すことにより、アングル板12bを介してブラケット12を強電発熱器11と共に、従って強電発熱器11およびブラケット12の予備組み立て体を前後クロスメンバ4,5に組み付ける。
アングル板12bには更に、ブラケット12に対する強電発熱器11の取り付け強度を低下させて脆弱部を設定するための切り欠き16a,16bを設定し、
切り欠き16aは、ピン5a,5bおよび開口長孔15a,15bによる強電発熱器11の取り付け部に対する強度低下用脆弱部として機能させ、
切り欠き16bは、ピン4c,4dおよび開口長孔15c,15dによる強電発熱器11の取り付け部に対する強度低下用脆弱部として機能させる。
なお切り欠き16a,16bの強度はそれぞれ、車両前部(モータルーム3)の衝突時における圧潰に伴って発生する衝撃力や強電発熱器11の慣性力で破断され、強電発熱器11がブラケット12から脱落するような強度となす。
ブラケット12の板状本体12aには、その車両前後方向後端に、強電発熱器11の強電取り出し部11aを包囲するよう、左フロントサイドメンバ2から遠ざかる方向へ湾曲する湾曲部17を設ける。
この湾曲部17は、車両前部(モータルーム3)の衝突時における圧潰に伴って後退変位するブラケット12の後端(湾曲部17)が、後で詳述するごとく車体部分に衝接したとき、該ブラケット12の後端(湾曲部17)を車幅方向内方へ偏向させ、ブラケット12を車体取り付け部の周りで、強電発熱器11と共に対応方向へ回転させるよう機能するもので、本発明における偏向力発生部を構成する。
なお、衝突時にアングル板12bの切り欠き16a,16bの破断によりブラケット12から脱落した強電発熱器11は、これが強電部品であることとも相まって安全対策上も、地面上に落下することのないようにする必要がある。
このため、ブラケット12から脱落した強電発熱器11を受け止めるための強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18を図2〜4に示すように設ける。
この強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18は、強電発熱器11を落下しないよう保持し続け得るよう、図6に示すごとく全体としてチャンネル状となし、ブラケット12(板状本体12a)に対し、以下のようにして取り付ける。
つまり図2に明示するごとく、ブラケット板状本体12a(湾曲部17を含む)の下縁に、車両前後方向へ配列して透孔19a,19b,19cを穿設する。
そして強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18には、上記の透孔19a,19b,19cにそれぞれ整列するよう配した透孔21a,21b,21cを設ける。
強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18をブラケット12(板状本体12a)に取り付けるに際しては、
ブラケット板状本体12aの下縁における透孔19a,19b,19cと、強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18の透孔21a,21b,21cとを整列させ、この状態で各整列透孔にボルト22a,22b,22cを貫通させて緊締することで、強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18をブラケット12(板状本体12a)に取り付ける
ところで強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18は、ブラケット12(湾曲部17を含む板状本体12a)との共働により、強電発熱器11を落下しないよう保持し続け得るよう、例えば図6に示すチャンネル状に形成するほかに、衝突時におけるブラケット12の変形を妨げず、これに追従変形するのがよい。
そのため強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)18には、これがブラケット12の変形に容易に追従して変形し得るようにするための切り欠き23を設ける。
<作用効果>
上記した実施例になる衝突安全装置の作用効果を、図7〜10の動作説明図に基づき以下に説明する。
図7(a),(b)は、車両が前面衝突する前の状態を示す概略平面図および概略側面図、図10(a)は、同じく車両が前面衝突する前の状態を示す底面図である。
また図10(b)は、車両が前面衝突し始めた衝突開始時における状態を示す底面図である。
更に図8(a),(b)は、車両が前面衝突した後の前半期の状態を示す概略平面図および概略側面図、図10(c)は、同じく車両が前面衝突した後の前半期の状態を示す底面図である。
更に図9(a),(b)は、衝突後半期の状態を示す概略平面図および概略側面図である。
車両が前面衝突すると、図7(a),(b)および図10(a)に示す衝突前の状態において、これら図の右側から車両前部へ、図10(b)に矢印で示す方向へ衝突エネルギーが入力される。
このとき図10(b)に示すように、車両前部が衝突エネルギーにより圧潰され、これに伴いフロントサイドメンバ2が予定の座屈箇所2aにおいて、車両前後方向を横切る方向(図示例では、車幅方向内方)へ張り出すように座屈し、
併せて上記車両前部の圧潰に伴い、前後クロスメンバ4,5上のブラケット12およびこれに取り付けられている強電発熱器11が、図10(b)に示すごとく車両前後方向後方へ後退変位する。
その後車両前部が更に大きく圧潰されると、図10(c)に示すようにフロントサイドメンバ2の座屈部2aが略クランク状に座屈されて、この座屈部2aが一層大きく車幅方向内方へ張り出し、同時にブラケット12および強電発熱器11が、図8(a),(b)および図10(c)に示すごとく更に大きく後退変位する。
かかる座屈部2aの一層大きな車幅方向内方張り出しと、ブラケット12および強電発熱器11の更なる後退変位とで、図8(a)に示すように、また図10(c)のα領域に明示するごとく、ブラケット12(板状本体12a)の後端における湾曲部17がクランク状座屈部2aに衝接する。
このとき湾曲部17は、クランク状座屈部2aとの衝接で生じたカム作用により、ブラケット12の後端に車幅方向内方への偏向力を付与し、ブラケット12を強電発熱器11と共に対応方向へ偏向させつつ回転させる。
同時に強電発熱器11は、この時における衝撃力や慣性力で、ブラケット12のアングル板12bに設定した脆弱な切り欠き16a,16bを破断して、図8(b)に示すごとくブラケット12から脱落する。
ブラケット12から脱落した強電発熱器11は、図9(b)に示すごとく強電発熱器受け止め部材18によって受け止められ、強電発熱器受け止め部材18は、ブラケット12との共働により、脱落後の強電発熱器11を決して地面に落下することのないよう抱持し続ける。
車両前部の更なる圧潰によりブラケット12が、強電発熱器受け止め部材18との共働により抱持した強電発熱器11と共に更に後退変位する時、ブラケット12は図9(a)に示すごとく、定位置の座屈部2aから引き続き車幅方向内方への偏向力を付与され、対応方向へ更に大きく回転され、遂には図示しなかったが横向きとなる。
上記した作用により本実施例は、以下のごとくに衝突安全を実現し得ると共に優れた効果を奏し得る。
つまり、車両前部の衝突時における圧潰に伴ってブラケット12が後退変位する間、その後端における湾曲部17が、当該衝突時に生じたフロントサイドメンバ2のクランク状座屈部2aに衝接して、ブラケット12の後端を車幅方向内方へ偏向させ、このブラケット12を強電発熱器11と共に対応方向へ回転させるため、
かかるブラケット12および強電発熱器11の後退変位から回転変位への方向変換で衝突エネルギーの一部を消費し得ると共に、これらブラケット12および強電発熱器11が後方における乗員保護空間内に進入するのを防止して、衝突安全基準を満たすことができる。
また湾曲部17が、強電発熱器11の強電取り出し部11aを包囲するようなものであることから、
上記の作用中に強電発熱器11の強電取り出し部11aが車体部分に接触するのを湾曲部17によって防止することができ、安全上有利である。
更に、ブラケット12および強電発熱器11の後退変位から回転変位への方向変換時に、強電発熱器11が、この時における衝撃力や慣性力で、ブラケット12のアングル板12bに設定した脆弱な切り欠き16a,16bを破断して、ブラケット12から脱落するようにしたため、
この破断によってもエネルギーの一部を消費し得ることとなって、衝突安全を実現し得る。
ちなみに、強電発熱器11がブラケット12から決して脱落することのないようにする場合、アングル板12bを含むブラケット12を相当に頑丈な構造にしなければならず、結果としてブラケット12の上記回転が生じ難くなり、上記作用効果の妨げとなる。
しかし本実施例においては、強電発熱器11が脆弱な切り欠き16a,16bを破断してブラケット12から脱落するようにしたため、ブラケット12を脆弱な構造にすることができ、結果としてブラケット12の変形が容易で上記の回転が生じ易くなり、上記した作用効果を確実なものにすることができる。
なお、本実施例のようにブラケット12を脆弱な構造にし得るということは、コスト的にも重量的にも有利になることを意味する。
しかも本実施例においては、ブラケット12および強電発熱器11の回転変位により衝突エネルギーの一部を消費すると共に、これらブラケット12および強電発熱器11が後方の乗員保護空間内に進入するのを防止するため、
車両前部空間(モータルーム3)内の前後方向スペースよりも余裕のある横方向スペースを利用して、ブラケット12および強電発熱器11が乗員保護空間内に進入するのを防止することととなり、スペース確保のし易さから、上記した衝突安全を確実に実現することができる。
なお、強電発熱器11が脆弱な切り欠き16a,16bを破断してブラケット12から脱落した後は、この強電発熱器11を受け止め部材18によって受け止め、
その後強電発熱器受け止め部材18が、ブラケット12との共働により、脱落後の強電発熱器11を地面に落下することのないよう抱持し続けるようにしたため、安全上大いに有利である。
ところで、上記の目的を達成するには強電発熱器受け止め部材18をブラケット12に取り付けることとなり、強電発熱器受け止め部材18がブラケット12の変形を妨げるよう作用して、ブラケット12の前記した回転による衝突安全の実現に悪影響を及ぼすが、
強電発熱器受け止め部材18に、これがブラケット12の変形に容易に追従して変形し得るようにするための切り欠き23を設けたため、当該悪影響を最小限にして前記の作用効果を確実なものにすることができる。
なお上記した実施例では、衝突時に後退変位するブラケット12の後端湾曲部17が、当該衝突時に生じたフロントサイドメンバ2の座屈部2aに衝接するようにしたため、
ブラケット12(板状本体12a)をフロントサイドメンバ2に沿って、その座屈部2aの前方に配置する必要があるという制約上の制約を受けるものの、ブラケット12の後端湾曲部17が衝接するための別部品が不要であるという利点がある。
この利点は、ブラケット12の後端湾曲部17が、フロントサイドメンバ2以外の車体構造部品や、その座屈部に衝接するようにした場合も享受し得る。
<その他の実施例>
衝突時に後退変位するブラケット12の後端湾曲部17は必ずしも、衝突時に生じたフロントサイドメンバ2の座屈部2aに衝接させる必要はなく、任意の車体部分や追加部品に衝接させるようにしてもよい。
この場合、ブラケット12(板状本体12a)をフロントサイドメンバ2に沿って配置したり、座屈部2aの前方に配置する必要がなくなって、ブラケット12、従って強電発熱器11の配置に関する自由度が増すという利点がある。
また実施例では、大質量体が強電発熱器11である場合について説明したが、衝突時に上院保護空間内に進入してもよい部品など無いことから、強電発熱器11以外の部品に対しても本発明の着想は適用可能なこと、勿論である。
1 ダッシュロアパネル
2 左フロントサイドメンバ(車体)
3 モータルーム(車両前部空間)
4,5 前後クロスメンバ(車体)
11 強電発熱器(大質量体)
11a 強電取り出し部
12 ブラケット
12a 板状本体
12b アングル板
16a,16b 切り欠き(脆弱部)
17 湾曲部(偏向力発生部)
18 強電発熱器受け止め部材(大質量体受け止め部材)
23 切り欠き

Claims (6)

  1. 車両前部空間内に大質量体である強電発熱器、強電取り出し部が車両前後方向後端に位置するよう配して具え、ブラケットを介してこの強電発熱器を車体に取り付けた電気自動車において、
    車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する前記ブラケットの車両前後方向後端が車体部分に衝接したとき、該車体部分との衝接で該ブラケットの後端車幅方向へ偏向さて、該ブラケットを前記強電発熱器と共に対応方向へ回転させるよう、該ブラケットの後端を湾曲させて該ブラケットの後端に偏向力発生部を設、該偏向力発生部を成す前記ブラケット後端の湾曲部は、前記強電発熱器の強電取り出し部を包囲する湾曲形状であることを特徴とする車両の衝突安全装置。
  2. 請求項1に記載された車両の衝突安全装置において、
    前記後退変位中のブラケットの後端における偏向力発生部が衝接する車体部分は、車両前部の衝突時における圧潰に伴って車両前後方向を横切る方向へ張り出すように座屈した車体の座屈部であることを特徴とする車両の衝突安全装置。
  3. 車両前部空間内に大質量体を具え、ブラケットを介してこの大質量体を車体に取り付けた車両において、
    車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する前記ブラケットの車両前後方向後端が車体部分に衝接したとき、該ブラケットの後端を車幅方向へ偏向させて、該ブラケットを前記大質量体と共に対応方向へ回転させるための偏向力発生部を前記ブラケットの後端に設け、
    前記車体を構成する左右フロントサイドメンバ、およびこれら左右フロントサイドメンバ間を結合するクロスメンバのうち、左右フロントサイドメンバの一方に沿うよう前記大質量体を配置すると共に、前記クロスメンバに対し前記ブラケットを介して前記大質量体を取り付け、
    前記後退変位中のブラケットの後端における偏向力発生部が衝接する車体部分は、車両前部の衝突時における圧潰に伴って車両前後方向を横切る方向へ張り出すように座屈した前記一方のフロントサイドメンバの座屈部であるよう構成したことを特徴とする車両の衝突安全装置。
  4. 車両前部空間内に大質量体を具え、ブラケットを介してこの大質量体を車体に取り付けた車両において、
    車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する前記ブラケットの車両前後方向後端が車体部分に衝接したとき、該ブラケットの後端を車幅方向へ偏向させて、該ブラケットを前記大質量体と共に対応方向へ回転させるための偏向力発生部を前記ブラケットの後端に設け、
    前記ブラケットに、該ブラケットに対する前記大質量体の取り付け強度が他の部分よりも小さい脆弱部を設定し、該脆弱部の強度を、車両前部の衝突時における圧潰に伴って後退変位する前記ブラケットの後端が車体部分に衝接したときの衝撃で破断され、大質量体がブラケットから脱落するような強度としたことを特徴とする車両の衝突安全装置。
  5. 請求項4に記載された車両の衝突安全装置において、
    前記ブラケットの脆弱部における破断でブラケットから脱落した前記大質量体を受け止めるための大質量体受け止め部材を前記ブラケットに取り付けて設けたことを特徴とする車両の衝突安全装置。
  6. 請求項5に記載された車両の衝突安全装置において、
    前記大質量体受け止め部材に、該大質量体受け止め部材が前記ブラケットの変形に容易に追従して変形し得るようにするための切り欠きを設けたことを特徴とする車両の衝突安全装置。
JP2010112960A 2010-05-17 2010-05-17 車両の衝突安全装置 Expired - Fee Related JP5604971B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010112960A JP5604971B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 車両の衝突安全装置
MX2012013430A MX2012013430A (es) 2010-05-17 2011-04-28 Aparato de proteccion contra colision del vehiculo.
EP11723629.9A EP2571746B1 (en) 2010-05-17 2011-04-28 Vehicle collision protection apparatus
RU2012154314/11A RU2520618C1 (ru) 2010-05-17 2011-04-28 Устройство защиты при столкновении транспортных средств
PCT/IB2011/000913 WO2011144976A1 (en) 2010-05-17 2011-04-28 Vehicle collision protection apparatus
BR112012029485-7A BR112012029485B1 (pt) 2010-05-17 2011-04-28 Aparelho de proteção contra colisão de veículo
CN201180024852.9A CN102905957B (zh) 2010-05-17 2011-04-28 车辆碰撞保护装置
US13/641,592 US8720976B2 (en) 2010-05-17 2011-04-28 Vehicle collision protection apparatus
KR1020127030980A KR101434082B1 (ko) 2010-05-17 2011-04-28 차량 충돌 보호 장치
MYPI2012004954A MY156718A (en) 2010-05-17 2011-04-28 Vehicle collision protection apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010112960A JP5604971B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 車両の衝突安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011240763A JP2011240763A (ja) 2011-12-01
JP5604971B2 true JP5604971B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=44367037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010112960A Expired - Fee Related JP5604971B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 車両の衝突安全装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8720976B2 (ja)
EP (1) EP2571746B1 (ja)
JP (1) JP5604971B2 (ja)
KR (1) KR101434082B1 (ja)
CN (1) CN102905957B (ja)
BR (1) BR112012029485B1 (ja)
MX (1) MX2012013430A (ja)
MY (1) MY156718A (ja)
RU (1) RU2520618C1 (ja)
WO (1) WO2011144976A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5519559B2 (ja) * 2011-03-10 2014-06-11 トヨタ自動車株式会社 車載の電気機器のプロテクト構造
DE112011105463B4 (de) * 2011-07-26 2017-02-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automobil mit Fahrzeugantriebsmotor
US9045172B2 (en) 2013-07-25 2015-06-02 Ford Global Technologies, Llc Powertrain catcher bracket
JP5696955B2 (ja) * 2013-07-30 2015-04-08 三菱自動車工業株式会社 車両用の回転電機
JP5938532B2 (ja) * 2013-12-02 2016-06-22 本田技研工業株式会社 車両
FR3026268B1 (fr) * 2014-09-24 2018-03-23 Valeo Systemes Thermiques Dispositif de chauffage comprenant un element chauffant et un boitier et installation de climatisation comportant ce meme dispositif
FR3026266B1 (fr) * 2014-09-24 2018-03-23 Valeo Systemes Thermiques Dispositif de chauffage avec moyen de protection pour vehicule automobile comprenant un element chauffant et un boitier et installation de climatisation comportant ce meme dispositif
JP6515497B2 (ja) * 2014-11-17 2019-05-22 スズキ株式会社 車体前部構造
CN106696665A (zh) * 2015-08-13 2017-05-24 上海汽车集团股份有限公司 弱混合动力汽车
JP6232453B2 (ja) * 2016-01-07 2017-11-15 本田技研工業株式会社 車体前部構造
CN107554619B (zh) * 2016-06-30 2020-11-20 长城汽车股份有限公司 用于车辆的机舱安装框架结构及车辆
US10549706B2 (en) * 2017-06-22 2020-02-04 Ford Global Technologies, Llc Battery pack mounting assembly
EP3628838B1 (en) * 2018-09-27 2021-04-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle
US11173777B2 (en) 2019-05-16 2021-11-16 Ford Global Technologies, Llc Battery pack mounting system and mounting method
US11247550B2 (en) 2020-02-11 2022-02-15 Ford Global Technologies, Llc Battery pack mounting system and mounting method
US11613309B2 (en) * 2021-06-14 2023-03-28 Fca Us Llc Vehicle frame assembly including secondary load beam to reduce sill drop

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU996253A1 (ru) 1981-07-17 1985-02-15 Ордена Октябрьской Революции И Ордена Трудового Красного Знамени Автомобильный Завод Им.Ленинского Комсомола Производственного Объединения "Москвич" Кузов транспортного средства
US5052715A (en) * 1990-03-19 1991-10-01 Ford Motor Company Passive impact restraining vehicular steering column assembly
DE4313785C2 (de) * 1993-04-27 1995-10-26 Daimler Benz Ag Kraftfahrzeug mit einer zwei Längsträger aufweisenden Tragstruktur
US5454453A (en) * 1993-12-03 1995-10-03 Ford Motor Company Break-away bracket for attaching cross member
DE4343785A1 (de) * 1993-12-17 1995-06-22 Ver Energiewerke Ag Verfahren und Anordnung zum Abzug der Trockenasche aus dem Aschetrichter der Nachschaltheizflächen oder des Leerzuges eines kohlenstaubgeförderten Dampfkessels
US5704254A (en) * 1995-02-13 1998-01-06 Chrysler Corporation Steering column isolator pads
US5823287A (en) * 1997-03-03 1998-10-20 Chrysler Corporation Mounting assembly for a transmission cross member of a motor vehicle
DE19851390B4 (de) * 1998-11-07 2010-09-23 Nacam Deutschland Gmbh Verfahren zur Festsetzung einer verstellbaren Kraftfahrzeuglenksäule und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE10058113B4 (de) * 2000-11-22 2016-07-21 Volkswagen Ag Hilfsrahmenmodul
JP3617481B2 (ja) * 2001-08-14 2005-02-02 日産自動車株式会社 自動車の車体前部構造
RU24440U1 (ru) 2001-10-08 2002-08-10 Открытое акционерное общество "АВТОВАЗ" Передняя часть кузова
US7163076B2 (en) * 2001-10-16 2007-01-16 Alcoa Inc. Drive train assembly for a motor vehicle
JP2003267063A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Nissan Motor Co Ltd 自動車前部の燃料電池保護構造
US6767039B2 (en) * 2002-08-15 2004-07-27 Volvo Trucks North America, Inc. Bumper assembly
JP3842204B2 (ja) * 2002-11-11 2006-11-08 本田技研工業株式会社 前部車体構造
JP2005104354A (ja) 2003-09-30 2005-04-21 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池車の温調機器配置構造
JP4706561B2 (ja) * 2005-08-22 2011-06-22 マツダ株式会社 マスターシリンダー前端部構造
JP2007083961A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Mazda Motor Corp バッテリ配設構造
JP4935112B2 (ja) * 2006-02-28 2012-05-23 トヨタ自動車株式会社 蓄電パックの車載構造
DE602007006247D1 (de) * 2006-03-15 2010-06-17 Mazda Motor Vorderwagenaufbau eines Kraftfahrzeuges
US8104819B2 (en) * 2007-04-27 2012-01-31 Nissan North America, Inc. Audio bracket fore and aft slip plane
JP5092728B2 (ja) * 2007-07-13 2012-12-05 トヨタ車体株式会社 車体前部構造
JP2009096352A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Nissan Motor Co Ltd 車両の部品搭載構造
US8033356B2 (en) * 2007-12-13 2011-10-11 Kia Motors Corporation External airbag system of vehicle
DE102008015182A1 (de) * 2008-03-20 2009-09-24 Volkswagen Ag Anordnung eines Hilfsrahmens an einem Fahrzeug
JP4695176B2 (ja) * 2008-11-25 2011-06-08 本田技研工業株式会社 車体前部構造
WO2011027633A1 (ja) * 2009-09-02 2011-03-10 本田技研工業株式会社 前部車体構造
EP2295296A3 (en) * 2009-09-15 2011-05-11 Mazda Motor Corporation Front body structure of a vehicle
JP4940282B2 (ja) * 2009-10-13 2012-05-30 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP5504820B2 (ja) * 2009-10-26 2014-05-28 マツダ株式会社 車両の前部車体構造
JP5002659B2 (ja) 2010-01-18 2012-08-15 味の素株式会社 液体クロマトグラフ装置、および分析用プログラム
US8336657B2 (en) * 2010-02-12 2012-12-25 Ford Global Technologies, Llc Support structure for inverter system controller module
WO2011101906A1 (ja) * 2010-02-18 2011-08-25 フォード グローバル テクノロジーズ、リミテッド ライアビリティ カンパニー 車両の前面衝突エネルギー吸収構造
JP5495122B2 (ja) * 2010-05-26 2014-05-21 スズキ株式会社 車体後部の下部構造
US8720627B2 (en) * 2010-12-20 2014-05-13 Mazda Motor Corporation Battery arrangement structure of vehicle
US8365858B2 (en) * 2010-12-27 2013-02-05 Mazda Motor Corporation Harness arrangement structure of vehicle
CN102811896B (zh) * 2011-03-18 2015-01-21 日本精工株式会社 转向装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011144976A1 (en) 2011-11-24
CN102905957A (zh) 2013-01-30
US20130033048A1 (en) 2013-02-07
EP2571746A1 (en) 2013-03-27
JP2011240763A (ja) 2011-12-01
EP2571746B1 (en) 2014-12-17
MY156718A (en) 2016-03-15
RU2520618C1 (ru) 2014-06-27
US8720976B2 (en) 2014-05-13
KR20130018903A (ko) 2013-02-25
BR112012029485B1 (pt) 2020-08-04
CN102905957B (zh) 2015-03-25
KR101434082B1 (ko) 2014-08-25
BR112012029485A2 (pt) 2017-03-07
MX2012013430A (es) 2013-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5604971B2 (ja) 車両の衝突安全装置
JP6090450B2 (ja) バッテリ車体取り付け構造
US9539966B2 (en) Vehicle body front section structure
US10978760B2 (en) Structural component, battery housing, and motor vehicle with such a battery housing
CN107128373A (zh) 具有至少部分电驱动的机动车辆
EP2683566A2 (en) Protective device for onboard electrical equipment
CN113212151B (zh) 车辆部件的支承构造
CN104810962A (zh) 马达的连接器保护结构
JP5861387B2 (ja) 車両前部構造
JP5468163B2 (ja) 自動車のボディシェルにバッテリモジュールを固定するためのデバイス
JP4923909B2 (ja) 自動車の制御ユニット取付構造
WO2013118523A1 (ja) 補機部品キャリア
JP2020011532A (ja) 車両の下部構造
JP2004058696A (ja) 車体後部フロア構造
JP2020011533A (ja) 車両の下部構造
JP7141998B2 (ja) 保護部材及び保護構造
JP2012011977A (ja) 車体前部構造
JP4366099B2 (ja) 車両のカウルパネル構造
JP7141999B2 (ja) 保護部材及び保護構造
CN218141405U (zh) 防撞梁、防撞梁总成及车辆
EP3984834B1 (en) Vehicle front bumper, vehicle-body structure, and vehicle
JP5609227B2 (ja) 車両用電気接続箱及び車両用電気接続箱固定構造
JP6873572B2 (ja) 配線部品の保護構造
JP5608512B2 (ja) 電気接続箱
CN115107875A (zh) 车身前部构造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140811

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5604971

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees