JP5604145B2 - 排水集合管セット - Google Patents

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Description

本発明は、高層集合住宅または事務所ビル等において上下階を隔てる床スラブに排水集合管を取り付けるための排水集合管セットに関する。
高層集合住宅または事務所ビル等では、それぞれの階で生じた排水は、その階の床スラブに固定された排水集合管に集められ、更にその上階から流入する排水とともに下階の立管に送られる。このような排水集合管は、設計上の耐用年数が長いことから容易に取り外すことができないように、セメント、モルタルセメント等の固化して強度を発揮する建材によって床スラブを貫通する孔に固定される。
ところで、近年、ゆとりある住生活を目指して、超長期にわたり循環利用できる住宅の構想がなされている(200年住宅)。このような超長期にわたり循環利用できる住宅では、その間に間取りの変更がされると排水配管等の位置を変える必要が生じ、また、劣化によって排水配管の取り換えの必要が生ずることが予想される。
排水配管の取り換えに関連する、上階の床スラブに固定された排水集合管から流出する排水を下階の排水集合管に流入させる立管を、切断することなく取り外す技術が特許文献1に開示されている。
特開2009−46848号公報
排水集合管には、上階からの排水に加えて、その内部で流れ方向が90度変更される横枝管からの排水も流入する。また、排水中には酸性のもの、固形物を含むもの等があり、排水集合管の内部は、腐食および摩耗が生じやすい。
超長期にわたり循環利用される住宅では、排水集合管についても、その利用期間中に他の配管と同様に更新の必要が生ずる可能性が高い。しかし、現状では、排水集合管の更新(交換)は、床スラブのはつり(削)等大掛かりな作業が必要である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、大掛かりな作業を必要としないで排水集合管を交換することができる排水集合管セットを提供することを目的とする。
本発明に係る排水集合管セットは、建築物において上階からの排水を下階に流下させるための排水集合管および前記排水集合管を前記建築物の床スラブに取り付けるときに使用される固定部材からなり、前記排水集合管は、前記床スラブよりも上階からの排水を流入させる立管に接続される上部接続部と、前記排水を前記床スラブの下方に流下させる立管に接続される下部接続部と、前記上部接続部および前記下部接続部の間においてこれらを連結する本体と、からなり、前記本体は、前記上部接続部と前記下部接続部とを結ぶ方向に略直交してその外面から突出し貫通する複数の貫通孔を備えたフランジ部を有し、前記固定部材は、不燃性の金属で製作され、前記排水集合管における前記フランジ部から前記下部接続部までの全部または前記下部接続部を含むその一部を収容可能な収容部と、前記収容部に開口して連通する管状の接続部と、を有し、前記固定部材が、前記収容部内に前記下部接続部が収容されたときに前記下部接続部と前記接続部とが連通するように形成される。
上記「前記排水集合管における前記フランジ部から前記下部接続部までの全部または前記下部接続部を含むその一部」とは、フランジ部を含まないフランジ部から下部接続部までの部分を対象とする意である。
好ましくは、前記固定部材は、固定フランジ部を有し、前記固定フランジ部は、前記収容部が前記排水集合管の下部接続部側を収容したときに前記複数の貫通孔のそれぞれにいずれかが重なる雌ネジが刻まれた複数の雌ネジ孔、または前記貫通孔のそれぞれをいずれかが貫通可能な雄ネジが刻まれた複数の棒状突出物が設けられており、前記固定部材が前記ネジ孔の開口または前記棒状突出物を前記床スラブの上面に露出させて前記床スラブに固定可能に形成される。
好ましくは、弾性材料で形成された外シール部材をその構成に含み、前記外シール部材は、前記フランジ部における複数の貫通孔のそれぞれにいずれかが重なる孔であるボルト挿通孔を有する。
好ましくは、前記固定部材は、前記収容部が前記排水集合管の下部接続部側を収容したときに前記下部接続部の端全周に密着して下部接続部内の排水流路と前記収容部の内部とを隔離する内シール部材を備える。
前記排水集合管は、少なくとも前記本体および前記下部接続部が可燃性材料で形成され、前記固定部材は、前記収容部が前記排水集合管の下部接続部側を収容したときに収容された前記排水集合管の部分と前記収容部の内面とに空間を有するように形成され、前記空間となる部分に熱膨張性耐火材が収容されたものとすることができる。
本発明によると、大掛かりな作業を必要としないで排水集合管を交換することができる排水集合管セットを提供することができる。
図1は排水集合管の正面図である。 図2は排水集合管の平面図である。 図3は固定部材の平面図である。 図4は内シール部材および外シール部材の平面図である。 図5は床スラブに取り付けられた排水集合管セットの部分断面図である。 図6は熱膨張性耐火材が膨張し固定部材の内部を閉塞する様子を示す図である。 図7は他の排水集合管の概要を示す図である。 図8は他の排水集合管と組み合わされる固定部材、内シール部材および外シール部材の平面図である。 図9は他の排水集合管の平面図および他の固定部材の平面図である。 図10は他の固定部材を使用して床スラブに取り付けた排水集合管廻りの部分断面図である。 図11は他の排水集合管の平面図である。 図12は排水集合管に組み合わされる横枝管接続部材およびプラグの部分断面図である。
図1は排水集合管1の正面図、図2は排水集合管1の平面図、図3は固定部材2の平面図、図4は内シール部材3および外シール部材4の平面図、図5は床スラブFSに取り付けられた排水集合管セットの部分断面図、図6は熱膨張性耐火材41が膨張し固定部材2の内部を閉塞する様子を示す図である。
ここで、図3は図5において下方から見た固定部材2を示す。図4において(a)は内シール部材3であり、(b)は外シール部材4である。図4(a)は、施工されたとき(図5参照)に上(床スラブFS上面)から見た図である。
排水集合管1は、高層集合住宅等において上階からの排水と各階からの排水を合流させ、下階へ流下させていくためのものである。排水集合管1は、本体11、例えば上階から排水を流下させる立管に接続される上部接続部12、下方に排水を流出させる下部接続部13および床スラブFSの当該階で発生した排水を流入させる横枝管に接続される横枝管接続部14,14からなる。
本体11は、上部接続部12および横枝管接続部14,14に直接に連続する集水部15、および上部接続部12とは反対側で集水部15に連続し下方で下部接続部に連続する整流部16からなる。集水部15は、上部接続部12および整流部16のそれぞれの軸心方向が一致するようにこれらに連続している。また、集水部15には、横枝管接続部14,14が、その軸心方向を上部接続部12および整流部16のそれぞれの軸心方向に略直交させて連続している。
整流部16は、直胴部17およびテーパ部18からなる。直胴部17は円筒状の部分であり、一端が集水部15に連続する。テーパ部18は、外観が円錐台の中空部分であり、一端が直胴部に連なり、他端に向けて徐々に内径が小さくなる。整流部16の内部には、例えば流下する排水を旋回させるための旋回羽根が設けられている。
上部接続部12は、上述したように例えば上階からの排水を流下させる立管に接続される部分であり、排水集合管1においては、断面が円形中空の管で形成され、同じく円形中空の管である立管の端にスライド継手によって接続される。
下部接続部13は、軸心を整流部16に一致させてテーパ部18の他端に連続する円形中空の管状の部分である。
横枝管接続部14は、排水集合管1においては、2つが軸心を直交させて集水部15に連続している。横枝管接続部14は、1つまたは3つ設けられてもよい。
排水集合管1には、整流部16における直胴部17の外周に、略矩形の外縁を有する全体として厚板のフランジ部19が設けられている。フランジ部19には、平面視(図2)において横枝管接続部14,14に重ならない位置に4つのボルト貫通孔20,20,20,20を備えている。4つのボルト貫通孔20,20,20,20は、矩形の4隅近傍であって互いにフランジ部19における中心から等距離の位置に配されている。
排水集合管1は、可燃性樹脂材料、例えばポリ塩化ビニル樹脂で製作される。
排水集合管1は、固定部材2、内シール部材3および外シール部材4等を使用して階と階とを隔てる床スラブFSに固定される。
固定部材2は、排水集合管1とともに排水集合管セットを構成する。固定部材2は、集合管収容部25および集合管固定部26からなる。集合管収容部25は、断面が正方形で底を有する角筒状の収容部27と、収容部27における底の中央の孔に連通する円筒状(管状)の接続部28とからなる。収容部27における底の中央の孔を「連通孔32」という。連通孔32は円形であり、その径は、排水集合管1における下部接続部13の内径に略等しい。
収容部27は、排水集合管1におけるフランジ部19から下部接続部13までを収容可能な大きさを有する。すなわち、収容部27は、その正方形断面の辺長さが直胴部17の外径よりも大きく、その深さがフランジ部19の下部接続部13側の面から下部接続部13の端までの長さよりも大きい。
集合管固定部26は、略正方形で板状の固定フランジ部29および外観が円柱状の4つのネジ袋部30で形成される。固定フランジ部29は、その形状が、フランジ部19の矩形に略等しい。ネジ袋部30,…,30は、固定フランジ部29の4隅近傍において、固定フランジ部29の一方の面から突出する。ネジ袋部30,…,30は、固定フランジ部29の他方の面に開口し、雌ネジが施された雌ネジ孔31,31,31,31を備える。雌ネジ孔31,31,31,31は、固定フランジ部29を排水集合管1のフランジ部19に重ね合わせたとき、その中心がボルト貫通孔20,20,20,20の中心と一致する位置に配される。
図3を参照して、集合管収容部25の角(かど)とネジ袋部30,…,30とが干渉しあわないように、平面視における集合管収容部25の形状である正方形と、固定フランジ部29の形状である正方形とは、45度ずらされている。
以上のように、固定部材2の各部寸法は、組み合わされる排水集合管1の大きさとの関係で決定される。
固定部材2は、例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄等の鋳物や鋼、ステンレス鋼等の強度があり、耐火性を有する金属製材料で製作される。
内シール部材3は、図4(a)を参照して、外観が正方形の厚板状であり、中央に貫通孔が設けられている。内シール部材3の外観形状である正方形の大きさは、固定部材2における収容部27の内面断面の正方形と同じまたはわずかに小さい。貫通孔は、一方の表面に開口し同一径で内方に続く下部収容孔35と、内方で下部収容孔35に段を形成して連続し径が一定で他方の表面に開口する流出孔36とからなる。下部収容孔35は、排水集合管1における下部接続部13の外径に略等しい径を有する。流出孔36は、その径が、固定部材2における接続部28の内径に略等しい。
内シール部材3は、合成ゴム、天然ゴムもしくはこれらの混合物等の弾性を有する材料、またはシリコンゴム等の不燃性であって弾性を有する材料で形成される。
外シール部材4は、厚めの防震性および水密性を有する弾性材料で形成され、図4(b)を参照して、その外観が排水集合管1におけるフランジ部19と略等しい。外シール部材4は、フランジ部19におけるボルト貫通孔20,…,20が設けられた位置と同じ位置に、4つのボルト挿通孔37,37,37,37が設けられている。また、外シール部材4は、中心を貫通する挿通孔38を有する。挿通孔38は、収容部27の内面の正方形断面と略等しい形状と大きさである。外シール部材4は、例えばシリコンゴム等の不燃性材料で製作される。
次に、図5を参照して、固定部材2を用いた床スラブFSへの排水集合管1の取り付け作業(施工方法)を説明する。
排水集合管1を取り付けるための、床スラブFSに貫通させた集合管取付孔ASに、固定部材2を固定させる。固定部材2は、床スラブFSの上面側から接続部28を先に集合管取付孔ASに挿入され、セメント、モルタルセメント等によって固定される。
次に、排水集合管1は、下部接続部13およびテーパ部18が外シール部材4の挿通孔38に差し入れられる。続いて、排水集合管1は、下部接続部13の先端部分が内シール部材3の下部収容孔35に嵌め入れられ、嵌め入れられた内シール部材3とフランジ部19との間の外周に、熱膨張性耐火材41が巻かれる。なお、排水集合管1の外周に巻かれる熱膨張性耐火材41は、収容部に収容されたとき、断面円形のテーパ部18等と断面正方形の収容部27との隙間(特に収容部27の4隅)を埋めることができるように留意して巻かれる。または、排水集合管1を固定部材2に挿入する前に、固定部材2の集合管収容部25の内部に、内シール部材3とともに設置しておいても良い。
ここで使用される熱膨張性耐火材41は、熱膨張黒鉛を含有するゴム系材料、樹脂製材料などで形成され、温度が200℃以上になったときに熱膨張してその体積が5〜40倍に膨張するものである。熱膨張性耐火材41として、積水化学工業株式会社の商品「フィブロック」(登録商標)が市販されている。
この他に、温度120℃から熱膨張を開始し体積が4倍以上に膨張する因幡電機産業株式会社製の商品「熱膨張性耐熱シール材IP」、温度850℃で30分加熱後に発泡して4倍以上に膨張するニチアス株式会社製の商品「バーモフレックス」(登録商標)、および温度120℃で変性が開始され温度260℃で顕著に膨張し最終的に体積が4〜8倍になる株式会社古河テクノマテリアル製の商品「ヒートメル」(登録商標)等を熱膨張性耐火材41として使用できる。熱膨張性耐火材41は、上記したものに限られず、同等の機能を有する種々のものを使用することができる。
このようにして準備された排水集合管1は、下部接続部13を先にして、床スラブFSの上面側から集合管収容部25内に挿入される。このとき、内シール部材3および熱膨張性耐火材41も排水集合管1とともに収容部27内に入れられる。
外シール部材4のボルト挿通孔37,…,37、フランジ部19のボルト貫通孔20,…,20を固定部材2の雌ネジ孔31,…,31に一致させた後、ボルト貫通孔20,…,20およびボルト挿通孔37,…,37を貫通させた4本の固定ボルト42,42がそれぞれ雌ネジ孔31,…,31に螺合され、締め付けられて排水集合管1が床スラブFSに取り付けられる。
収容部27内においては、内シール部材3は、下部収容孔35の内周面が下部接続部13の先端全周に密着し、下部収容孔35と流出孔36との径の違いで生じた段が下部接続部13の先端の端面に密着する。また、内シール部材3は、その外側面が固定部材2の内面に密着する。内シール部材3によって、下部接続部13の排水の流路は、収容部27の内部と隔離(シール)される。
最後に、固定部材2における床スラブFSの下面近傍の露出部分の表面にグラスウール等の断熱材43が取り付けられる。
なお、床スラブFSから断熱材43が飛び出す必要はなく、集合管取付け孔AS内に納まる様に設置されていても良い。
床スラブFSに取り付けられた固定部材2における接続部28には、下階に配される立管5における受け口となった端51が接続される。
床スラブFSからの排水集合管1の取り外しは、上に説明した取り付け作業の前後を入れ替えて行うことができる。
排水集合管1は、直接に床スラブFSにセメント、モルタル等により埋め込まれるのではなく、床スラブFSに固着された固定部材2にボルト締めされることにより間接的に床スラブFSに固定される。そのため、排水集合管1は、取り付けのためのセメント等の施工、養生等が不要であり、かつ取り外しにセメントのはつり(削)等の作業が不要である。固定部材2と組み合わされた排水集合管1は、大掛かりな作業を必要としないで取り付けおよび取り外しが可能である。
固定部材2を使用して設置された排水集合管1は、耐用年数が経過したときの交換が容易であるほか、間取りの変更等で接続する横枝管が増加した場合、接続される横枝管の数に合わせた横枝管接続部14を備える排水集合管に容易に交換することができる。排水集合管1は樹脂で製作され、交換工事が容易であることから安価に交換が可能である。
なお、防火区画となる床スラブFSにおいて別途延焼防止策が施される場合等には、固定部材2の内部に熱膨張性耐火材41を配しない選択が可能である。
また、排水集合管1は、外シール部材4を介して固定部材2に固定される。そのため、排水集合管1が施工された床スラブFSでは、排水集合管1から伝わる不快な騒音および震動が弱められ、住居または仕事場に快適な環境を提供することができる。
固定部材2を床スラブFSに埋め込むのではなく、床スラブFSに打ち込まれた例えば雌ネジを有するアンカープラグにボルト締めして床スラブFSに固定してもよい。
また、熱膨張性耐火材41を有する固定部材2は、固定部材2の接続部28に接続される下階の立管として可燃性材料で製作されたものを使用することができる。
図6は熱膨張性耐火材41が下階から上階への延焼を防止する様子を示す図である。
熱膨張性耐火材41を有する固定部材2によって排水集合管1が床スラブFSに取り付けられた構造では、下階に火災が発生して可燃性の立管5が燃焼し、火炎が固定部材2内に進入すると、可燃性材料で製作された排水集合管1の下部(下部接続部13およびテーパ部18)が軟化または焼失する。このとき、火炎の熱により熱膨張性耐火材41は内方に膨張する。固定部材2は、収容部27に底46を有するので膨張した熱膨張性耐火材41が底46により保持され、脱落することなく有効に収容部27内に充満して上下階を遮断する。
このように、熱膨張性耐火材41を有する固定部材2を使用して排水集合管1を床スラブFSに固定する構造は、下階に生じた火事が、上階に燃え広がるのを防止することができる。
図7は他の排水集合管1Bの概要を示す図、図8は排水集合管1Bと組み合わされる固定部材2B、内シール部材3Bおよび外シール部材4Bの平面図である。図7において(a)は平面図、(b)は正面図である。図8において(a)は固定部材2B、(b)は内シール部材3B、(c)は外シール部材4Bである。
固定部材2Bは、図8(a)に示されるように収容部27Bが円筒状である点で、上述した固定部材2と異なる。そのため、収容部27Bは固定フランジ部29の投影内に納まり、排水集合管1のフランジ部19Bの形状および外シール部材4Bの形状は、固定フランジ部29の形状と略同じである(図7(a)、図8(c)参照)。
また、内シール部材3Bの収容部27Bの内方空間の断面が円形であるので、内シール部材3Bの外観は、円形の厚板状である(図8(b)参照)。
排水集合管1B、および排水集合管1Bを床スラブFSに固定するとき使用される固定部材2B、内シール部材3B、外シール部材4Bのその他の構成は、上述した排水集合管1、内シール部材3および外シール部材4におけるものと同一であり、図7,8においてこれらと同じ符合を付しその説明を省略する。
固定部材2Bおよび排水集合管1Bの組合せは、熱膨張性耐火材の収納スペースが相対的に狭くなるが、上述した固定部材2および排水集合管1の組合せが奏する効果と同じ効果を奏する。
図9は他の排水集合管1Cの平面図(a)および他の固定部材2Cの平面図(b)である。
排水集合管1Cは、そのフランジ部19Cが円形である。固定部材2Cは、その固定フランジ部29Cの形状が、フランジ部19Cの形状に合わせた円形である。また、固定部材2Cは、雌ネジ孔31,…,31がそれぞれ独立したネジ袋部に設けられるのではなく、収容部27B側に突出するリング状のネジ袋部30Cに設けられた点で、固定部材2Bと異なる。固定フランジ部29Cおよびネジ袋部30Cで集合管固定部26Cが形成される。
排水集合管1Cおよび固定部材2Cのその他の構成は、排水集合管1Bおよび固定部材2Bにおけるものと同じであり、その説明を省略する。また、図9において図5と同じ符合を付した部分は、図5におけるものとその構成が同じである。
図10は他の固定部材2Dを使用して床スラブFSに取り付けた排水集合管1C廻りの部分断面図である。
固定部材2Dは、上述した固定部材2Cにおけるネジ袋部30Cを固定フランジ部29Dに有しない点で、固定部材2Cと異なる。固定フランジ部29Dは、円筒状の収容部27Bに直接に連続する肉厚円環状の部分である。固定部材2Dにおいては、固定フランジ部29Dは、他の固定部材2,2B,2Cにおける固定フランジ部29と異なり、排水集合管1Cを集合管取付孔AS内に固定する機能を有しない。固定部材2Dは、床スラブFSの集合管取付孔ASに挿入され、セメント、モルタルセメント等によって固定される。
排水集合管1Cは、床スラブFS上面の集合管取付孔AS廻りに打ち込まれたアンカープラグ47,47に、フランジ部19Cのボルト貫通孔20,20を貫通させた固定ボルト48,48を螺合させ締め付けることにより床スラブFSに固定される。
このとき用いられる内シール部材3Bおよび外シール部材4Bは、それぞれ固定部材2Bにおけるもの(図8(b),(c))である。固定部材2Dの収容部27B内には、熱膨張性耐火材41が収容される。
固定部材2Dのその他の構成は、上述した固定部材2Cにおけるものと同じであり、その説明を省略する。また、図10において図5と同じ符合を付した部分は、図5におけるものとその構成が略同じである。
固定部材2Dおよびアンカープラグ47,47を使用しての排水集合管1Cの床スラブFSへの取り付けは、排水集合管1Cの取り外しにセメントのはつり等の作業が不要である。固定部材2Dと組み合わされた排水集合管1は、大掛かりな作業を必要としないで床スラブFSへの取り付けが可能である。排水集合管1Cは、外シール部材4Bを介して床スラブFSに固定される。排水集合管1Cが施工された床スラブFSでは、排水集合管1Cから伝わる不快な騒音および震動が弱められ、住居または仕事場に快適な環境を提供することができる。
固定部材2Dを使用して設置された排水集合管1Cは、交換が容易であり、後に、接続される横枝管の数を増加するとき、横枝管の数に合わせた横枝管接続部14を備える排水集合管に容易にかつ安価に交換することができる。
図11は他の排水集合管1Eの平面図、図12は排水集合管1Eに組み合わされる横枝管接続部材14Ea,14Ebおよびプラグ14Epの部分断面図である。
排水集合管1Eは、上部接続部12および整流部16のそれぞれの軸心方向に略直交し、互いに90度間隔の軸心を有する4つの嵌合孔21E,21E,21E,21Eが、本体11Eの集水部15Eに設けられている。嵌合孔21Eは、断面が円形で、集水部15E内の排水流路と外部とを連通させる。4つの嵌合孔21E,21E,21E,21Eは、その内径が等しい。
嵌合孔21Eには、横枝管接続部材14Ea,14Ebまたはプラグ14Epが嵌め入れられている。
横枝管接続部材14Ea,14Ebは、いずれも円管状の嵌入部22Eおよび横枝管挿入部23Ea(23Eb)からなる。嵌入部22Eは、その外径が嵌合孔21Eの径に略等しい。横枝管挿入部23Ea,23Ebは、その内部に横枝管を嵌め入れるためのものであり、横枝管の外径(規格)に合わせて種々の内径のものが用意される。例えば、図12(a)に示される横枝管接続部材14Eaは大きな外径の横枝管を嵌め入れることができ、図12(b)に示される横枝管接続部材14Ebは小さな外径の横枝管を嵌め入れることができる。
プラグ14Epは、排水集合管1Eにおける使用しない嵌合孔21EDを閉じるために使用される。プラグ14Epは、円管状の嵌入部22Epおよび栓部24Eからなる。嵌入部22Epは、外径が嵌合孔21Eの径に略等しい。栓部24Eは、嵌入部22Epの外径よりも大きな径を有する円形、厚板状の部分である。栓部24Dは、嵌入部22Epの一方の開口を閉じ、嵌入部22Epと一体成形されて製造される。
横枝管接続部材14Ea,14Ebおよびプラグ14Epは、排水集合管と同じ可燃性材料、例えばポリ塩化ビニル樹脂で製作される。横枝管接続部材14Ea,14Ebおよびプラグ14Epは、必要に応じて嵌入部22E,22Epが嵌合孔21Eに嵌め入れられ、接着剤で固着されることにより排水集合管1Eと一体化される。
排水集合管1Eは、接続される横枝管の径に応じた横枝管挿入部23Ea,23Ebを有する横枝管接続部材14Ea,14Ebを施工現場で選択して一体化し、不要な嵌合孔21Eをプラグ14Epで閉じることができる。そして、この作業を、接着剤で容易に行うことができる。
排水集合管1Eは、横枝管接続部材14Ea,14Ebまたはプラグ14Epと組み合わせることにより、設置場所ごとに異なる多様なニーズに応えることができる。このような排水集合管1Eは、例えば固定部材2と組み合わせることにより、排水集合管1と同様に、床スラブFSへの固定が容易であり、更新、変更時にもその作業を簡便に行うことができる。
上述の実施形態において、いずれの場合においても、固定部材2,2B,2C,2Dの内部に熱膨張性耐火材41を配しない選択が可能である。
フランジ部19,19B,19Cは、他の形態としてもよい。ボルト貫通孔20は、フランジ部19,19B,19Cの端縁に設けられた切り欠きとして形成してもよい。固定部材2,2B,2C,2Dの形状および床スラブFSへの固定方法を、上述した以外のものとすることができる。排水集合管1,1B,1C内を流下する排水による騒音および震動を問題としない使用場所では、外シール部材4,4Bを使用しないで排水集合管1,1B,1Cを固定部材2,2B,2C,2Dに取り付けてもよい。いずれの場合であっても、排水集合管1,1B,1C,1Eは、床スラブFSへの取り付けおよび取り外しを簡便な作業で行うことができる。
排水集合管1,1B,1C,1Eの固定部材2,2B,2C,2Dへの取り付けまたは床スラブFSへの直接的な取り付けは、上述した固定ボルト42,48による方法以外の他の方法で行うことができる。例えば、固定部材2,2B,2C,2Dにおける雌ネジ孔31の位置に埋込ボルト(雄ネジが刻まれた棒状突出物)を配し、または床スラブFSに雄ネジタイプのアンカーボルトを打ち込み、これらにナットを螺合させることにより排水集合管1,1B,1C,1Eを取り付けてもよい。排水集合管1,1B,1C,1Eにおけるボルト貫通孔20に固定ボルト42,48以外の、これに類する一体化および分離が容易な部材を貫通させて排水集合管1,1B,1C,1Eを取り付けることができる。
その他、排水集合管1,1B,1C,1Eおよび固定部材2,2B,2C,2Dの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質等は、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、高層集合住宅または事務所ビル等において上下階を隔てる床スラブに排水集合管を取り付けるための排水集合管セットに利用することができる。
1,1B,1C,1E 排水集合管
2,2B,2C,2D 固定部材
3,3B 内シール部材
4,4B 外シール部材
5 立管
11 本体
12 上部接続部
13 下部接続部
19,19B,19C フランジ部
20 ボルト貫通孔(貫通孔)
27,27B 収容部
28 接続部
29,29D 固定フランジ部
31 雌ネジ孔
37 ボルト挿通孔
41 熱膨張性耐火材
FS 床スラブ

Claims (5)

  1. 建築物において上階からの排水を下階に流下させるための排水集合管および前記排水集合管を前記建築物の床スラブに取り付けるときに使用される固定部材からなり、
    前記排水集合管は、
    前記床スラブよりも上階からの排水を流入させる立管に接続される上部接続部と、
    前記排水を前記床スラブの下方に流下させる立管に接続される下部接続部と、
    前記上部接続部および前記下部接続部の間においてこれらを連結する本体と、からなり、
    前記本体は、
    前記上部接続部と前記下部接続部とを結ぶ方向に略直交してその外面から突出し貫通する複数の貫通孔を備えたフランジ部を有し、
    前記固定部材は、不燃性の金属で製作され、
    前記排水集合管における前記フランジ部から前記下部接続部までの全部または前記下部接続部を含むその一部を収容可能な収容部と、
    前記収容部に開口して連通する管状の接続部と、を有し、
    前記固定部材が、前記収容部内に前記下部接続部が収容されたときに前記下部接続部と前記接続部とが連通するように形成された
    ことを特徴とする排水集合管セット。
  2. 前記固定部材は、固定フランジ部を有し、
    前記固定フランジ部は、
    前記収容部が前記排水集合管の下部接続部側を収容したときに前記複数の貫通孔のそれぞれにいずれかが重なる雌ネジが刻まれた複数の雌ネジ孔、または前記貫通孔のそれぞれをいずれかが貫通可能な雄ネジが刻まれた複数の棒状突出物が設けられており、
    前記固定部材が前記ネジ孔の開口または前記棒状突出物を前記床スラブの上面に露出させて前記床スラブに固定可能に形成された
    請求項1に記載の排水集合管セット。
  3. 弾性材料で形成された外シール部材をその構成に含み、
    前記外シール部材は、
    前記フランジ部における複数の貫通孔のそれぞれにいずれかが重なる孔であるボルト挿通孔を有する
    請求項2に記載の排水集合管セット。
  4. 前記固定部材は、
    前記収容部が前記排水集合管の下部接続部側を収容したときに前記下部接続部の端全周に密着して下部接続部内の排水流路と前記収容部の内部とを隔離する内シール部材を備えた
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の排水集合管セット。
  5. 前記排水集合管は、少なくとも前記本体および前記下部接続部が可燃性材料で形成され、
    前記固定部材は、
    前記収容部が前記排水集合管の下部接続部側を収容したときに収容された前記排水集合管の部分と前記収容部の内面とに空間を有するように形成され、
    前記空間となる部分に熱膨張性耐火材が収容された
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の排水集合管セット。
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