JP5934421B2 - 排水集合管を取り換え可能に取り付けるための取付方法 - Google Patents
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Description
本発明は、高層集合住宅または事務所ビル等において上下階を隔てる床スラブに取り付けられる排水集合管および排水集合管セットに関し、特に、大掛かりな作業を必要としないで更新可能な排水集合管を取り付ける取付方法に関する。
高層集合住宅または事務所ビル等では、それぞれの階で生じた排水は、その階の床スラブに固定された排水集合管に集められ、更にその上階から流入する排水とともに下階の立管に送られる。このような排水集合管は、設計上の耐用年数が長いことから容易に取り外すことができないように、セメント、モルタルセメント等の固化して強度を発揮する建材によって床スラブを貫通する孔に固定される。
ところで、近年、ゆとりある住生活を目指して、超長期にわたり循環利用できる住宅の構想がなされている(200年住宅)。このような超長期にわたり循環利用できる住宅では、その間に間取りの変更がされると排水配管等の位置を変える必要が生じ、また、劣化によって排水配管の取り換えの必要が生ずることが予想される。
排水配管の取り換えに関連する、上階の床スラブに固定された排水集合管から流出する排水を下階の排水集合管に流入させる立管を、切断することなく取り外す技術が特許文献1に開示されている。
排水配管の取り換えに関連する、上階の床スラブに固定された排水集合管から流出する排水を下階の排水集合管に流入させる立管を、切断することなく取り外す技術が特許文献1に開示されている。
排水集合管には、上階からの排水に加えて、その内部で流れ方向が90度変更される横枝管からの排水も流入する。また、排水中には酸性のもの、固形物を含むもの等があり、排水集合管の内部は、腐食および摩耗が生じやすい。
超長期にわたり循環利用される住宅では、排水集合管についても、その利用期間中に他の配管と同様に更新の必要が生ずる可能性が高い。しかし、現状では、排水集合管の更新は、床スラブのはつり(削)等大掛かりな作業が必要である。
超長期にわたり循環利用される住宅では、排水集合管についても、その利用期間中に他の配管と同様に更新の必要が生ずる可能性が高い。しかし、現状では、排水集合管の更新は、床スラブのはつり(削)等大掛かりな作業が必要である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、大掛かりな作業を必要としないで更新可能な排水集合管を取り付ける取付方法を提供することを目的とする。
本発明に係る取付方法は、建築物において上階からの排水を下階に流下させる排水集合管を固定部材を用いて前記建築物の床スラブに取り換え可能に取り付ける取付方法であって、前記固定部材は、前記排水集合管を挿入可能な孔である本体貫通孔と前記本体貫通孔を取り巻くように配された集合管固定部とを備え、前記床スラブを貫通する集合管取付孔と前記本体貫通孔の位置を合わせて、前記固定部材を前記床スラブに固定する固定部材固
定工程と、前記固定部材固定工程の後、前記床スラブの上面側から前記本体貫通孔及び前記集合管取付孔に前記排水集合管を挿入する挿入工程と、前記挿入工程の後、前記排水集合管を前記集合管固定部に固定することによって、前記排水集合管を前記床スラブに間接的に固定する集合管固定工程とを含む。
定工程と、前記固定部材固定工程の後、前記床スラブの上面側から前記本体貫通孔及び前記集合管取付孔に前記排水集合管を挿入する挿入工程と、前記挿入工程の後、前記排水集合管を前記集合管固定部に固定することによって、前記排水集合管を前記床スラブに間接的に固定する集合管固定工程とを含む。
好ましくは、前記集合管固定部は、複数の雌ネジ孔または雄ネジが刻まれた複数の棒状突出物が設けられており、前記集合管固定工程は、前記雌ネジ孔と前記排水集合管の外周に設けられたフランジ部のボルト貫通孔を前記フランジ部の上面側から貫通するボルトとを螺合、または、ナットと前記ボルト貫通孔を前記フランジ部の下面側から貫通させた前記棒状突出物の雄ネジとを螺合させる工程とを含むように構成される。さらに、好ましくは、前記排水集合管が取り付けられる床スラブにおける下階側の開口を閉じるためのリング板状に形成された閉塞部材を、前記集合管取付孔の床スラブ下面における開口部分に取り付ける工程をさらに含むように構成される。さらに、好ましくは、前記床スラブの上面側から、防音性または耐火性を備えた材料を前記集合管取付孔の内壁に沿って配置する工程をさらに含むように構成される。さらに、好ましくは、前記挿入工程の前に、前記本体貫通孔と前記排水集合管の外周との間で挟持される弾性を備えたシール部材を配置する工程をさらに含むように構成される。
本発明によると、大掛かりな作業を必要としないで更新可能な排水集合管を取り付ける取付方法を提供することができる。
図1は排水集合管1の正面図、図2は排水集合管1の平面図、図3は固定部材2の概要図、図4は閉塞部材3の概要図、図5はシール部材4の概要図である。
図3〜図5において(a)は正面図および(b)は平面図である。
排水集合管1は、高層集合住宅等において階と階とを隔てる床スラブFSを貫通させて床スラブFSに固定されるものである。排水集合管1は、本体11、例えば上階から排水を流下させる立管に接続される上部接続部12、下方に排水を流出させる下部接続部13および床スラブFSの当該階で発生した排水を流入させる横枝管に接続される横枝管接続部14,14からなる。
図3〜図5において(a)は正面図および(b)は平面図である。
排水集合管1は、高層集合住宅等において階と階とを隔てる床スラブFSを貫通させて床スラブFSに固定されるものである。排水集合管1は、本体11、例えば上階から排水を流下させる立管に接続される上部接続部12、下方に排水を流出させる下部接続部13および床スラブFSの当該階で発生した排水を流入させる横枝管に接続される横枝管接続部14,14からなる。
本体11は、上部接続部12および横枝管接続部14,14に直接に連続する集水部15、および上部接続部12とは反対側で集水部15に連続し下方で下部接続部に連続する整流部16からなる。集水部15は、上部接続部12および整流部16のそれぞれの軸心方向が一致するようにこれらに連続している。また、集水部15は、横枝管接続部14,14の軸心方向が、上部接続部12および整流部16のそれぞれの軸心方向に略直交するように横枝管接続部14,14に連続している。
整流部16は、直胴部17およびテーパ部18からなる。直胴部17は円筒状の部分であり、一端が集水部15に連続する。テーパ部18は、外観が円錐台の中空部分であり、一端が直胴部に連なり、他端に向けて徐々に内径が小さくなる。整流部16の内部には、例えば流下する排水を旋回させるための旋回羽根が設けられている。
上部接続部12は、上述したように例えば上階から排水を流下させる立管に接続される部分であり、排水集合管1においては、断面が円形中空の管で形成され、同じく円形中空の管である立管の端にスライド継手によって接続される。
上部接続部12は、上述したように例えば上階から排水を流下させる立管に接続される部分であり、排水集合管1においては、断面が円形中空の管で形成され、同じく円形中空の管である立管の端にスライド継手によって接続される。
下部接続部13は、軸心を整流部16に一致させてテーパ部18の他端に連続する円形中空の管状の部分である。
横枝管接続部14は、排水集合管1においては、2つが軸心を直交させて集水部15に連続している。横枝管接続部14は、1つまたは3つ設けられてもよい。
排水集合管1には、整流部16における直胴部17の外周に、円形の外縁を有する全体として厚板のフランジ状であるフランジ部19が設けられている。フランジ部19には、平面視(図2)において横枝管接続部14,14に重ならない位置に4つのボルト貫通孔20,20,20,20を備えている。4つのボルト貫通孔20,20,20,20は、フランジ部19の円形中心から等距離の位置に、互いに周方向において90度の間隔を有して配されている。
横枝管接続部14は、排水集合管1においては、2つが軸心を直交させて集水部15に連続している。横枝管接続部14は、1つまたは3つ設けられてもよい。
排水集合管1には、整流部16における直胴部17の外周に、円形の外縁を有する全体として厚板のフランジ状であるフランジ部19が設けられている。フランジ部19には、平面視(図2)において横枝管接続部14,14に重ならない位置に4つのボルト貫通孔20,20,20,20を備えている。4つのボルト貫通孔20,20,20,20は、フランジ部19の円形中心から等距離の位置に、互いに周方向において90度の間隔を有して配されている。
排水集合管1は、例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄等の鋳物や鋼、ステンレス鋼等の鋼材で製作される。
排水集合管1は、固定部材2、閉塞部材3およびシール部材4等を使用して床スラブFSに固定される。
固定部材2は、排水集合管1を最終的に床スラブFSに固定するための部材であり、排水集合管1と対になるものとして扱われる。固定部材2は、集合管固定部25および床固定部26からなる。集合管固定部25は、円筒状の部分であり、外径が排水集合管1におけるフランジ部19の外径に略等しい。集合管固定部25における中央の孔を「本体貫通孔21」という。
排水集合管1は、固定部材2、閉塞部材3およびシール部材4等を使用して床スラブFSに固定される。
固定部材2は、排水集合管1を最終的に床スラブFSに固定するための部材であり、排水集合管1と対になるものとして扱われる。固定部材2は、集合管固定部25および床固定部26からなる。集合管固定部25は、円筒状の部分であり、外径が排水集合管1におけるフランジ部19の外径に略等しい。集合管固定部25における中央の孔を「本体貫通孔21」という。
床固定部26は、集合管固定部25の一方の端面から径方向外方にリング状に拡がる、板状の部分である。
本体貫通孔21の内径は、排水集合管1における直胴部17の外径よりも大きく、さらに、後述するシール部材4における孔内挿入部31の外径よりも大きい。
固定部材2は、端面に開口する、雌ネジが施された4つのボルト孔27,27,27,27を有している。4つのボルト孔27,27,27,27は、集合管固定部25(本体貫通孔21)の中心から等距離の位置に、互いに周方向において90度の間隔を有して配されている。180度の間隔を有する2つのボルト孔27,27の軸心の距離は、フランジ部19における180度の間隔を有する2つのボルト貫通孔20,20の軸心の距離に等しい。また、固定部材2は、床固定部26に、互いに周方向において45度の間隔を有する8つの固定補助孔28,…,28を有する。
本体貫通孔21の内径は、排水集合管1における直胴部17の外径よりも大きく、さらに、後述するシール部材4における孔内挿入部31の外径よりも大きい。
固定部材2は、端面に開口する、雌ネジが施された4つのボルト孔27,27,27,27を有している。4つのボルト孔27,27,27,27は、集合管固定部25(本体貫通孔21)の中心から等距離の位置に、互いに周方向において90度の間隔を有して配されている。180度の間隔を有する2つのボルト孔27,27の軸心の距離は、フランジ部19における180度の間隔を有する2つのボルト貫通孔20,20の軸心の距離に等しい。また、固定部材2は、床固定部26に、互いに周方向において45度の間隔を有する8つの固定補助孔28,…,28を有する。
固定部材2は、排水集合管1と同じ材料、例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄等の鋳物や鋼、ステンレス鋼等の鋼材で製作される。
閉塞部材3は、排水集合管1が取り付けられた床スラブFSにおける下階側の開口を閉じる部材である。閉塞部材3は、固定部材2における床固定部26の外径と略等しいまたは一回り小さい外径、および固定部材2の内径よりも一回り小さな内径を有し、板材でリング状に形成されている。閉塞部材3における中心を含む円形孔を「下部接続部用孔30」という。下部接続部用孔30は、排水集合管1における直胴部17の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を上限とし、下部接続部13の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を下限とする。
閉塞部材3は、排水集合管1が取り付けられた床スラブFSにおける下階側の開口を閉じる部材である。閉塞部材3は、固定部材2における床固定部26の外径と略等しいまたは一回り小さい外径、および固定部材2の内径よりも一回り小さな内径を有し、板材でリング状に形成されている。閉塞部材3における中心を含む円形孔を「下部接続部用孔30」という。下部接続部用孔30は、排水集合管1における直胴部17の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を上限とし、下部接続部13の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を下限とする。
閉塞部材3の外径および内径(下部接続部用孔30の径)は、排水集合管1の形状、および排水集合管1を取り付けるために設けられた床スラブFSの貫通孔の大きさ、および排水集合管1の整流部16等の大きさにより決定される。
閉塞部材3は、互いに周方向において45度の間隔を有する8つの固定用孔29,…,29を有する。閉塞部材3は、鉄板またはステンレス板等の金属板または耐火モルタル等の耐火性の材料で製作される。
閉塞部材3は、互いに周方向において45度の間隔を有する8つの固定用孔29,…,29を有する。閉塞部材3は、鉄板またはステンレス板等の金属板または耐火モルタル等の耐火性の材料で製作される。
シール部材4は、円筒状の孔内挿入部31と、孔内挿入部31の一方の端面から径方向外方にリング状に拡がる板状の防震部32とからなる。孔内挿入部31の内径は、排水集合管1の直胴部17における外径と略同じまたはこれよりも僅かに大きい。孔内挿入部31の外径は、固定部材2における集合管固定部25の内径と略同じまたはこれよりも僅かに小さい。
防震部32には、孔内挿入部31の中心から等距離の位置に、互いに周方向において90度の間隔を有して配された4つのボルト貫通孔33,33,33,33が設けられている。180度の間隔を有する2つのボルト孔27,27の軸心の距離は、フランジ部19における180度の間隔を有する2つのボルト貫通孔20,20の軸心の距離に等しい。
シール部材4は、合成ゴム、天然ゴムもしくはこれらの混合物等の弾性を有する材料、またはシリコンゴム等の難燃性であって弾性を有する材料で形成される。このシール部材を介して排水集合管1を固定部材2に取り付けることにより、両者間の水密性が保たれる。
シール部材4は、合成ゴム、天然ゴムもしくはこれらの混合物等の弾性を有する材料、またはシリコンゴム等の難燃性であって弾性を有する材料で形成される。このシール部材を介して排水集合管1を固定部材2に取り付けることにより、両者間の水密性が保たれる。
次に床スラブFSへの排水集合管1の取り付け作業(施工方法)を説明する。
図6は床スラブFSへの排水集合管1の取り付け工程を示す図、図7は床スラブFSに取り付けられた排水集合管1廻りの正面部分断面図である。
床スラブFSにおける排水集合管1の取り付け位置に、下階側に排水集合管1の直胴部17の外径よりも大きな径を有し、上階側に固定部材2における集合管固定部25の外径よりも大きな径を有する、集合管取付孔ASを貫通させる。なお、既設の建築物であれば、古い排水集合管を除去した後の貫通孔をこのように手直しして集合管取付孔ASとしてもよい。
図6は床スラブFSへの排水集合管1の取り付け工程を示す図、図7は床スラブFSに取り付けられた排水集合管1廻りの正面部分断面図である。
床スラブFSにおける排水集合管1の取り付け位置に、下階側に排水集合管1の直胴部17の外径よりも大きな径を有し、上階側に固定部材2における集合管固定部25の外径よりも大きな径を有する、集合管取付孔ASを貫通させる。なお、既設の建築物であれば、古い排水集合管を除去した後の貫通孔をこのように手直しして集合管取付孔ASとしてもよい。
集合管取付孔ASの床スラブFS下面における開口部分に、閉塞部材3を取り付ける。閉塞部材3の取り付けは、下部接続部用孔30の中心を集合管取付孔ASの中心(軸心)に略一致させ、固定用孔29,…,29の位置に合わせて床スラブFSの下面に打ち込まれたアンカープラグ35,35にボルト36,36を螺合させ締め付けることにより行われる。図6において符合37で示すものは座金である。
次に、床スラブFSの上面側から、防音材41が集合管取付孔ASの内壁に沿って配置される。防音材41としては、グラスウール、軟質ウレタンフォームの再生材、ロックウール、セラミックファイバー、セルロースファイバーおよびニードルパンチマット等を使用することができる。防音材41として耐火性材料を選択することにより、下階の火災時に、上階への延焼防止機能を持たせることもできる。
床スラブFSの上面側から、固定部材2における集合管固定部25が集合管取付孔ASに嵌め入れられる。固定部材2は、予め固定補助孔28,…,28に合わせて床スラブFS上面の集合管取付孔AS廻りに打ち込まれたアンカープラグ42,42に、固定補助孔28,28を貫通させたボルト43,43を螺合させ締め付けることにより床スラブFSに固定される。
続いて、シール部材4における孔内挿入部31が、固定部材2の内側の円形空間部分に嵌め入れられる。このとき、ボルト貫通孔33,…,33が固定部材2のボルト孔27,…,27に重なるように留意する。
床スラブFSの上面側から、排水集合管1を、下部接続部13を先にして、シール部材4の内側空間を経由させて集合管取付孔ASを貫通させ、フランジ部19をシール部材4の防震部32に当接させる。フランジ部19のボルト貫通孔20,…,20がシール部材4のボルト貫通孔33,…,33に重なるように、排水集合管1の位置を微調整する。
床スラブFSの上面側から、排水集合管1を、下部接続部13を先にして、シール部材4の内側空間を経由させて集合管取付孔ASを貫通させ、フランジ部19をシール部材4の防震部32に当接させる。フランジ部19のボルト貫通孔20,…,20がシール部材4のボルト貫通孔33,…,33に重なるように、排水集合管1の位置を微調整する。
閉塞部材3における下部接続部用孔30の内径は、排水集合管1が床スラブFSに取り付けられたとき、貫通するその本体11との間に僅かに隙間ができる程度の大きさに設計される。
フランジ部19のボルト貫通孔20,20,20およびシール部材4のボルト貫通孔33,…,33を貫通させたボルト44,44,44を、固定部材2のボルト孔27,27,27の雌ネジに螺合させ締め付ける。この作業により、排水集合管1は床スラブFSに固く固定される。なお、固定部材2と床スラブFSとの間にもシール部材を挟み込むことにより、床スラブ上下間での水密性を高めてもよい。
フランジ部19のボルト貫通孔20,20,20およびシール部材4のボルト貫通孔33,…,33を貫通させたボルト44,44,44を、固定部材2のボルト孔27,27,27の雌ネジに螺合させ締め付ける。この作業により、排水集合管1は床スラブFSに固く固定される。なお、固定部材2と床スラブFSとの間にもシール部材を挟み込むことにより、床スラブ上下間での水密性を高めてもよい。
排水集合管1は、上述したように、直接に床スラブFSにセメント、モルタル等により埋め込まれるのではなく、床スラブFSに固定または固着された固定部材2にボルト締めされることにより間接的に床スラブFSに固定される。そのため、排水集合管1は、取り付けのためのセメント等の施工、養生等が不要であり、かつ取り外しにセメントのはつり(削)等の作業が不要である。固定部材2と組み合わされた排水集合管1は、大掛かりな作業を必要としないで取り付けおよび取り外しが可能である。また、排水集合管1は、直接に床スラブFSに固定されず、防音材41およびシール部材4の防震部32を介して床スラブFSに間接的に固定される。そのため、排水集合管1が施工された床スラブFSでは、排水集合管1から伝わる不快な騒音および震動が弱められ、住居または仕事場に快適な環境を提供することができる。同時に、従来行われている様に、排水集合管の本体部に金具を取り付け、壁または床に板状の取付け部材を用いて設置する方法と比べても、水密性および荷重強度が高い点で優れている。
固定部材2および閉塞部材3のいずれかまたはいずれも、床スラブFSにボルト締めで取り付けるのではなく、床スラブFSに予め埋め込み固定してもよい。
図8は排水集合管1の上部接続部12に立管5を接続する様子を示す図である。
排水集合管1は、上部接続部12が突き合わせ接続型式であり、立管5とはスライド継手6を使用して接続される。排水集合管1と立管5との接続は、さらに上階の床スラブFSuに取り付けられた排水集合管1uの下部接続部13uに立管5の上端51を仮接続し、立管5の下端面を上部接続部12の端面53に対向させ、スライド継手6をこれらの対向する部分に移動させて行われる。
図8は排水集合管1の上部接続部12に立管5を接続する様子を示す図である。
排水集合管1は、上部接続部12が突き合わせ接続型式であり、立管5とはスライド継手6を使用して接続される。排水集合管1と立管5との接続は、さらに上階の床スラブFSuに取り付けられた排水集合管1uの下部接続部13uに立管5の上端51を仮接続し、立管5の下端面を上部接続部12の端面53に対向させ、スライド継手6をこれらの対向する部分に移動させて行われる。
図9は他の固定部材2Bを使用して床スラブFSに取り付けられた排水集合管1廻りの正面部分断面図、図10は他の固定部材2Bの概要図である。
図10において(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は固定部材2Bの変形例の正面断面図である。
固定部材2Bは、円筒状の集合管固定部25B、円筒状の内筒部56Bおよび鍔部57Bからなる。
図10において(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は固定部材2Bの変形例の正面断面図である。
固定部材2Bは、円筒状の集合管固定部25B、円筒状の内筒部56Bおよび鍔部57Bからなる。
集合管固定部25Bは、排水集合管1のフランジ部19における外径と略等しい外径を有する。集合管固定部25Bは、いずれも一方の端面に開口し、互いに周方向において90度の間隔を有する4つのボルト孔27,27,27,27を備える。ボルト孔27は、フランジ部19のボルト貫通孔20を貫通させたボルト44と螺合する雌ネジが設けられている。したがって、集合管固定部25Bは、ボルト孔27を設けることが可能な厚さを有する。
内筒部56Bは、集合管固定部25Bの内径よりも一回り小さな外径を有する、筒状の部分である。内筒部56Bは、その軸心を集合管固定部25Bの軸心と一致させ、その一端が集合管固定部25Bにおけるボルト孔27,…,27が開口する側の端に揃えられて、集合管固定部25Bと一体化されている。内筒部56Bの内径は、排水集合管1の直胴部17における外径よりも大きい。
内筒部56Bおよび集合管固定部25Bが揃えられた端は、平面視(図10(b))でリング状の連結部58Bで連結されている。連結部58Bは、内筒部56Bの内周面よりも内側まで拡がり、その内径は排水集合管1の直胴部17における外径よりも僅かに大きい。連結部58Bにより形成される貫通孔を「本体貫通孔21B」という。連結部58Bは、図10(c)に示されるように、集合管固定部25Baに含まれてもよい。
鍔部57Bは、内筒部56Bにおける連結部58Bとは反対側の端に連続し、内筒部56Bの内方に拡がる板状、リング状の部分である。
鍔部57Bの内径は、排水集合管1における直胴部17の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を上限とし、下部接続部13の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を下限とする。鍔部57Bの内方端縁により形成される断面が円形の孔を「下部接続部用孔30B」という。
鍔部57Bの内径は、排水集合管1における直胴部17の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を上限とし、下部接続部13の外径と略同じまたはこれより僅かに大きい値を下限とする。鍔部57Bの内方端縁により形成される断面が円形の孔を「下部接続部用孔30B」という。
集合管固定部25Bの各部の大きさは、これにより固定される排水集合管1の形状、および排水集合管1を取り付けるために設けられた床スラブFSの貫通孔の大きさ、および排水集合管1の整流部16等の大きさにより決定される。
固定部材2Bは、次のように施工されて排水集合管1を着脱可能に保持する。
固定部材2Bが、鍔部57Bを下にして床スラブFSに設けられた貫通孔(以下「集合管取付孔AS」という)に入れられ、セメントまたはモルタル等より床スラブFSと連結部58Bの上面がほぼ面一にあるいはわずかに張り出した状態にて固着される。内筒部56Bよりも内側に拡がる部分および鍔部57Bに二方を囲まれた空間に、防音材41が収容される。
固定部材2Bは、次のように施工されて排水集合管1を着脱可能に保持する。
固定部材2Bが、鍔部57Bを下にして床スラブFSに設けられた貫通孔(以下「集合管取付孔AS」という)に入れられ、セメントまたはモルタル等より床スラブFSと連結部58Bの上面がほぼ面一にあるいはわずかに張り出した状態にて固着される。内筒部56Bよりも内側に拡がる部分および鍔部57Bに二方を囲まれた空間に、防音材41が収容される。
連結部58Bに防震作用を有するリング状のパッキン32Bが載せられ、排水集合管1が下部接続部13を先にして、防音材41が形成する中央の空間に挿入される。排水集合管1は、固定部材2Bの鍔部57Bから下部接続部13を下方に突出させ、フランジ部19がパッキン32Bに当接するまで、集合管取付孔ASに挿入される。フランジ部19は、パッキン32Bを介して、ボルト44,44により集合管固定部25Bに固定される。
パッキン32Bおよび防音材41には、不燃性または難燃性の材料を用いることで、延焼防止効果を得ることができる。
鍔部57Bの内径は、排水集合管1が床スラブFSに取り付けられたとき、貫通するその本体11との間に僅かに隙間ができる程度の大きさに設計される。
固定部材2Bを、床スラブFSにアンカープラグを打ち込み、前述した固定部材2のよ
うな固定補助孔28を備えた床固定部を有するものとして、ボルトにより床スラブFSに固定するようにしてもよい。
鍔部57Bの内径は、排水集合管1が床スラブFSに取り付けられたとき、貫通するその本体11との間に僅かに隙間ができる程度の大きさに設計される。
固定部材2Bを、床スラブFSにアンカープラグを打ち込み、前述した固定部材2のよ
うな固定補助孔28を備えた床固定部を有するものとして、ボルトにより床スラブFSに固定するようにしてもよい。
固定部材2を床スラブFSに予め埋設する方法であれば、排水集合管1を取り付ける際に、また更新する際において、老朽化した排水集合管1の取り外しにセメントのはつり(削)、アンカープラグ等の設置作業が不要であって、大掛かりな作業を必要としない。
図11および図12は他の排水集合管1C,1Dの概要図である。図11および図12において(a)は平面図および(b)は正面図である。
図11および図12は他の排水集合管1C,1Dの概要図である。図11および図12において(a)は平面図および(b)は正面図である。
図11は、平面視(a)において四隅にボルト貫通孔20Cが設けられた矩形のフランジ部19Cを有する排水集合管1Cである。図12は、平面視(a)において略90度間隔に外方に伸びたラグ状部分61Dにそれぞれボルト貫通孔20Dが設けられた排水集合管1Dである。
排水集合管1C,1Dは、いずれも上述した排水集合管1と同様にして、固定部材2または固定部材2Bにボルト44により簡便に固定され、これらから簡便に取り外すことができる。
排水集合管1C,1Dは、いずれも上述した排水集合管1と同様にして、固定部材2または固定部材2Bにボルト44により簡便に固定され、これらから簡便に取り外すことができる。
図11および図12において排水集合管1と同じ構成の部分は排水集合管と同じ符合を付し、その説明を省略する。
図13は他の固定部材2Eを使用して床スラブFSに取り付けられた排水集合管1廻りの正面部分断面図である。
固定部材2Eは、連結部58Dが内筒部56Bの内周面で終わり、内方に突出していない点で、上述した図10に示された固定部材2と異なる。内筒部56Bの内径は、排水集合管1の直胴部17の外径よりも一回り大きい。固定部材2Eにおける本体貫通孔は、内筒部56Bおよび鍔部57Bに囲まれた内方空間に防音材41が収容される。固定部材2Eによる排水集合管1の床スラブFSの取り付けは、図5に示されるシール部材4を用いて行われる。
図13は他の固定部材2Eを使用して床スラブFSに取り付けられた排水集合管1廻りの正面部分断面図である。
固定部材2Eは、連結部58Dが内筒部56Bの内周面で終わり、内方に突出していない点で、上述した図10に示された固定部材2と異なる。内筒部56Bの内径は、排水集合管1の直胴部17の外径よりも一回り大きい。固定部材2Eにおける本体貫通孔は、内筒部56Bおよび鍔部57Bに囲まれた内方空間に防音材41が収容される。固定部材2Eによる排水集合管1の床スラブFSの取り付けは、図5に示されるシール部材4を用いて行われる。
図14は他の排水集合管1E,1Fの平面図である。
図14に示されるそれぞれの排水集合管1E,1Fは、上述した排水集合管1,1Cのフランジ部19,19Cにおけるボルト貫通孔20,20Cの代わりに、切り欠き20E,20Fが設けられている。
上述の実施形態において、フランジ部19,19C,19E,19Fおよびラグ状部分61Dは、他の形態としてもよい。固定部材2,2B,2Eの形状および床スラブFSへの固定方法を、上述したもの以外のものとすることができる。たとえば、アンカープラグにて床スラブFSに固定する代わりに、固定部材2、閉塞部材3および排水集合管1,1C,1Dを、床スラブFSを挟んで貫通ボルトによりこれらを床スラブFSに固定してもよい。
図14に示されるそれぞれの排水集合管1E,1Fは、上述した排水集合管1,1Cのフランジ部19,19Cにおけるボルト貫通孔20,20Cの代わりに、切り欠き20E,20Fが設けられている。
上述の実施形態において、フランジ部19,19C,19E,19Fおよびラグ状部分61Dは、他の形態としてもよい。固定部材2,2B,2Eの形状および床スラブFSへの固定方法を、上述したもの以外のものとすることができる。たとえば、アンカープラグにて床スラブFSに固定する代わりに、固定部材2、閉塞部材3および排水集合管1,1C,1Dを、床スラブFSを挟んで貫通ボルトによりこれらを床スラブFSに固定してもよい。
また、排水集合管1,1C,1D,1E,1F内を流下する排水による騒音および震動を問題としない使用場所では、シール部材4を使用しないで排水集合管1,1C,1D,1E,1Fを固定部材2,2B,2Eに取り付けてもよい。そのような使用場所では、排水集合管1,1C,1D,1E,1Fを直接に、床スラブFSに打ち込まれたアンカープラグにボルト止めしてもよい。いずれの場合であっても、排水集合管1,1C,1D,1E,1Fは、床スラブFSへの取り付けおよび取り外しを簡便な作業で行うことができる。
排水集合管1,1C,1D,1E,1Fの固定部材2,2B,2Eへの取り付けまたは床スラブFSへの直接的な取り付けは、上述したボルト44による方法以外の他の方法で行うことができる。例えば、固定部材2,2Bにおけるボルト孔27の位置に埋込ボルト
(雄ネジが刻まれた棒状突出物)を配し、または床スラブFSに雄ネジタイプのアンカーボルトを打ち込み、これらにナットを螺合させることにより排水集合管1,1C,1D,1E,1Fを取り付けてもよい。排水集合管1,1C,1D,1E,1Fにおけるボルト貫通孔20,20C,20Dにボルト44以外の、これに類する一体化および分離が容易な部材を貫通させて排水集合管1,1C,1D,1E,1Fを取り付けることができる。
(雄ネジが刻まれた棒状突出物)を配し、または床スラブFSに雄ネジタイプのアンカーボルトを打ち込み、これらにナットを螺合させることにより排水集合管1,1C,1D,1E,1Fを取り付けてもよい。排水集合管1,1C,1D,1E,1Fにおけるボルト貫通孔20,20C,20Dにボルト44以外の、これに類する一体化および分離が容易な部材を貫通させて排水集合管1,1C,1D,1E,1Fを取り付けることができる。
その他、排水集合管1,1C,1D,1E,1Fおよび固定部材2,2B,2Eの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質等は、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、高層集合住宅または事務所ビル等において上下階を隔てる床スラブに取り付けられる排水集合管を取り付けるための固定部材に利用することができる。
1,1C〜1F 排水集合管
2,2B,2Ba,2E 固定部材
3 閉塞部材
4 シール部材
5 立管
11 本体
12 上部接続部
13 下部接続部
19,19C,19E,19F フランジ部(被固定部)
20,20C,20D ボルト貫通孔(貫通孔)
20E,20F 切り欠き
21,21B 本体貫通孔
25,25B,25Ba 集合管固定部
27 ボルト孔(雌ネジ部)
30,30B 下部接続部用孔
31 孔内挿入部
57B 鍔部
61D ラグ状部分(被固定部)
FS 床スラブ
2,2B,2Ba,2E 固定部材
3 閉塞部材
4 シール部材
5 立管
11 本体
12 上部接続部
13 下部接続部
19,19C,19E,19F フランジ部(被固定部)
20,20C,20D ボルト貫通孔(貫通孔)
20E,20F 切り欠き
21,21B 本体貫通孔
25,25B,25Ba 集合管固定部
27 ボルト孔(雌ネジ部)
30,30B 下部接続部用孔
31 孔内挿入部
57B 鍔部
61D ラグ状部分(被固定部)
FS 床スラブ
Claims (5)
- 建築物において上階からの排水を下階に流下させる排水集合管を固定部材を用いて前記建築物の床スラブに取り換え可能に取り付ける取付方法であって、
前記固定部材は、前記排水集合管を挿入可能な孔である本体貫通孔と前記本体貫通孔を取り巻くように配された集合管固定部とを備え、
前記床スラブを貫通する集合管取付孔と前記本体貫通孔の位置を合わせて、前記固定部材を前記床スラブに固定する固定部材固定工程と、
前記固定部材固定工程の後、前記床スラブの上面側から前記本体貫通孔及び前記集合管取付孔に前記排水集合管を挿入する挿入工程と、
前記挿入工程の後、前記排水集合管を前記集合管固定部に固定することによって、前記排水集合管を前記床スラブに間接的に固定する集合管固定工程とを含む、取付方法。 - 前記集合管固定部は、複数の雌ネジ孔または雄ネジが刻まれた複数の棒状突出物が設けられており、
前記集合管固定工程は、前記雌ネジ孔と前記排水集合管の外周に設けられたフランジ部のボルト貫通孔を前記フランジ部の上面側から貫通するボルトとを螺合、または、ナットと前記ボルト貫通孔を前記フランジ部の下面側から貫通させた前記棒状突出物の雄ネジとを螺合させる工程とを含む、請求項1に記載の取付方法。 - 前記排水集合管が取り付けられる床スラブにおける下階側の開口を閉じるためのリング板状に形成された閉塞部材を、前記集合管取付孔の床スラブ下面における開口部分に取り付ける工程をさらに含む、請求項1または請求項2に記載の取付方法。
- 前記床スラブの上面側から、防音性または耐火性を備えた材料を前記集合管取付孔の内壁に沿って配置する工程をさらに含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の取付方法。
- 前記挿入工程の前に、前記本体貫通孔と前記排水集合管の外周との間で挟持される弾性を備えたシール部材を配置する工程をさらに含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の取付方法。
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JP3725271B2 (ja) * | 1996-12-20 | 2005-12-07 | 徳厚 小島 | 配管設備の接続構造 |
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-
2015
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