JP5688980B2 - 延焼防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物に火災が発生した場合に火災発生階より上層階への延焼を防止する延焼防止装置に関するものである。
延焼防止装置には、天井のスラブに貫通させて配置される少なくとも外層が耐火性を備える排水集合管と、該排水集合管の下部の継ぎ手部に上部が外嵌されて下方に延長突出される可燃性樹脂製の受け口付き立管と、前記排水集合管の下部を含むように受け口付き立管の上部外周を覆う不燃性のケース部材と、排水集合管の下端より下方でケース部材の内周面と受け口付き立管の上部の外周面との間に配置される熱膨張部材とを備えるものがある(例えば、特許文献1)。
しかし、従来の排水配管の延焼防止装置は、例えば特許文献1の図5に示されるように、ケース部材を天井に吊り持ち状に固定するために、天井にアンカーボルトを打ち込んでボルト等の締結具によりケース部材の上部を天井に締め付け固定していた。
特開2008−208653号公報
従って、従来では配管施工時に、天井にアンカーボルトを打ち込んでボルト等の締結具で締め付け固定する必要があり、配管施工における天井作業が必要であった。
本発明は上記問題点に鑑み、配管施工における天井作業を軽減することができる延焼防止装置を提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、スラブ7に貫通させて配置される少なくとも外層が耐火性を備える排水集合管2と、該排水集合管2の下部の継ぎ手部14に上部が外嵌されて下方に延長突出される可燃性樹脂製の下部受け口付き立管4bと、前記排水集合管2の下部を含むように下部受け口付き立管4bの上部外周を覆う不燃性のケース部材19と、排水集合管2の下端より下方でケース部材19の内周面と下部受け口付き立管4bの上部の外周面との間に配置される熱膨張部材20とを備える延焼防止装置であって、
前記排水集合管2の外表面に装着環33が外嵌装着され、装着環33に前記ケース部材19が連結手段34で吊り持ち状に連結されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記排水集合管2の外表面に凹凸部13が形成され、前記装着環33に凹凸部13に係合して脱落を防止する係合部35が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記凹凸部13は排水集合管2の内方に突出した旋回羽根16に対応して外表面に形成されたくぼみであり、前記装着環33の係合部35は前記くぼみに入る突部である点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記装着環33の下端部にフランジ45が外方突設され、前記連結手段34がねじ棒により構成され、連結手段34の上端部がフランジ45に連結固定され、連結手段34の下部がケース部材19に連結固定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記排水集合管2は、横枝管3が接続される大径筒部9と、大径筒部9から下方突出されて下方に行くに従って徐々に小径となっていて前記凹凸部13を有する傾斜筒部11と、傾斜筒部11の下端から下方に突出された継ぎ手部14とを有し、
前記装着環33は、排水集合管2の大径筒部9の下部に外嵌する大径嵌合部51と、傾斜筒部11に外嵌する傾斜嵌合部52と、継ぎ手部14に外嵌する小径嵌合部53のうち
、少なくともいずれかの部分を有し、当該部分には、排水集合管2の凹凸部13に対応する係止窓54が設けられ、係止窓54から内方に突出して凹凸部13に係合する前記係合部35を有する嵌め込み部材57が係止窓54の開口縁部に嵌合装着され、
ケース部材19に前記装着環33の小径嵌合部53に外嵌する嵌合取付部60が設けられ、装着環33の小径嵌合部53又は前記ケース部材19の嵌合取付部60の一方に、係止突起61が設けられ、他方に、係止突起61と係合してケース部材19を吊り持ちするべく鉤形に屈曲した係合溝62が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記装着環33は周方向に複数の装着環分割体37,38を締結具43で互いに結合して形成されている、又は、周方向に一体で形成されている点にある。
本発明によれば、ケース部材を排水集合管に装着環と連結手段とで吊り持ち状に連結することができるため、天井にアンカーボルトを打ち込んでボルト等の締結具で締め付け固定する必要がなくなり、配管施工における天井作業が軽減され、配管施工が簡単になる。
本発明の第1実施形態を示す排水配管の正面断面図である。 同延焼防止装置の斜視図である。 同装着環33及び連結手段34の分解斜視図である。 第2実施形態を示す延焼防止装置の斜視図である。 第3実施形態を示す延焼防止装置の斜視図である。 同排水配管の正面断面図である。 第4実施形態を示す延焼防止装置の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図3は第1実施形態を示している。図1〜図3において、排水配管1は、排水集合管2と横枝管3と立管4(上部立管4a、下部受け口付き立管4b)とを備える。通常は、各階を区画する天井(床)6ごとに設置された排水配管1がそれぞれ上下で連続するように接続されて、建築物の上から下までの一貫した排水配管システムが構築される。
排水集合管2は、天井6のスラブ7に貫通させて配置され、排水集合管2は、建築物の上階と下階とを区画する防火区画である天井6のスラブ(床スラブ)7を貫通するスラブ孔(天井孔)8内に、上部を上階におよび下部を下階にそれぞれ突出させて固定されている。排水集合管2は、上階で発生した排水(そのさらに上階がある場合はそのさらに上階で発生した排水を含む)を集めて下部受け口付き立管4bに流下させるためのものである。
排水集合管2の材質は、火炎に対する充分な不燃性を有する金属製等であり、排水集合管2の材料は、例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物や鋼、ステンレス鋼等の鋼材があげられ、少なくとも外層が耐火性を備える。排水集合管2は、上部が略円筒状であり中途部が略円錐形の外観を有し下部が円筒状に形成され、内部が上下方向に空洞の排水流路となっている。その上部には、上階で発生する排水を排水集合管2に流入させる上部立管4aの下端部が内嵌接続されている。
また、排水集合管2は、上階に突出する上部の側方に、横枝管3が接続された横枝管接続部10を有する。横枝管接続部10に横枝管3が挿入されており、挿入された横枝管3と横枝管接続部10内周との間には、シール用のゴムリングが設けられている。横枝管接続部10は、1つまたは複数設けられる。
また、排水集合管2は、横枝管3が接続される大径筒部9と、大径筒部9から下方突出されて下方に行くに従って徐々に小径となった傾斜筒部11と、傾斜筒部11の下端から下方に突出された継ぎ手部14とを有している。前記排水集合管2の傾斜筒部11の外表面に凹凸部13(凹部13a)が形成されている。この凹凸部13は排水集合管2の内方に突出した旋回羽根16に対応して外表面に形成されたくぼみで構成されている。
立管4は、硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作されている。下部受け口付き立管4bの上部に径方向に広がった受け口12が設けられ、受け口12が排水集合管2の下部の継ぎ手部14にシール用のゴムリング18を挟んで外嵌されている。排水集合管2の上部の上部接続部15は、上部立管4aの下端部外周よりも内径が大きくなっており、上部接続部15に挿入された上部立管4aの下端部と上部接続部15内周との間には、シール用のゴムリングが設けられている。
横枝管3は、立管4と同様に硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作され、設置された階のトイレ、洗面所および風呂場または台所等で発生するトイレ排水および/または雑排水を排水集合管2に送るためのものであり、上流側から下流側へ向かって勾配をつけて配管され、排水された排水は、自然流下式に排水集合管2に集められる。
立管4は、排水集合管2に集められた排水を、下層階の天井6のスラブ孔8に取り付けられた排水集合管2またはベンド管を介して下層階床または最下層階床に沿って延設された排水横主管(図外)に送るためのものである。
スラブ孔8の天井6と排水集合管2との間にはモルタル、セメント、モルタルセメントなどの不燃性の充填材17が充填されている。
排水配管1の延焼防止装置として、排水集合管2の下部を含むように下部受け口付き立管4bの上部外周を覆う不燃性のケース部材19と、排水集合管2の下端より下方側でケース部材19の内周面と下部受け口付き立管4bの上部の外周面との間に配置される熱膨張部材20とが具備されている。
ケース部材19は、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、鋳物等などの金属または耐火性無機材料(セラミック、セメントモルタル)などの不燃性材料により製作され、円筒形状に形成されており、下部受け口付き立管4bの受け口12に外嵌する円筒状の受け口外嵌部23と、受け口外嵌部23の上端部で径方向外方に突出する係合片部24と、受け口外嵌部23から下方に行くに従って徐々に小径となるように下方突出された中間円筒部25と、下部受け口付き立管4bの受け口12下方に外嵌する小径部26とを有している。中間円筒部25の内周面は下部受け口付き立管4bと相俟って熱膨張部材20を保持する保持面27を形成している。
熱膨張部材20は、熱膨張性黒鉛を含有するゴム系材料や樹脂製材料などからなり、温度が約200℃以上になったときに熱膨張してその体積が5〜40倍に膨張するものが使用される。このような熱膨張部材20として、積水化学工業株式会社の商品「フィブロック」(登録商標)が市販されている。この熱膨張部材20は周方向の一端が切断されたリング状に形成されている。
前記排水集合管2の傾斜筒部11の外表面に装着環33が外嵌装着され、装着環33にケース部材19が連結手段34で吊り持ち状に連結されている。前記装着環33に凹凸部13に係合して脱落を防止する係合部35が形成されている。この係合部35は装着環33の周方向の中途部を径方向内方に湾曲形成してなるもので、前記凹凸部13のくぼみに入る突部で構成されている。
装着環33は第1装着環分割体37と第2装着環分割体38とを周方向に有し、第1装着環分割体37の両分割端部と第2装着環分割体38の両分割端部とに、径外方向に突出した垂直方向の第1結合片41と第2結合片42とが周方向で互いに重合するように突設され、隣接する装着環分割体37,38の結合片41,42同士がボルトナット等の締結具43で締結されて、隣接する装着環分割体37,38が互いに結合されている。
前記装着環33(装着環分割体37,38)の下端部にフランジ45が外方突設され、前記連結手段34がねじ棒で形成されて設けられている。連結手段34の上端部がフランジ45に取付孔44を介して挿通されてその上方突出部にナット46が螺合され、これにより、連結手段34の上端部がフランジ45に連結固定されている。なお、連結手段34の個数は間隔をおいて複数であってもよいし1つであってもよい。
ケース部材19には、外側に張り出す鍔部が形成されており、取付孔を介して連結手段がナット48により連結されている。これにより、上記の如く装着環33にケース部材19が連結手段34で吊り持ち状に連結されている。
なお、図2に示すように大径筒部9の上下方向中途部に、周方向の環状凸部65と該環状凸部65から上方突出した上方凸部66とが一体に設けられている。
次に、排水配管1の延焼防止装置が、下階で発生した火災の火炎および煙が排水集合管2を介して上階に達するのを防止する様子を説明する。
下階で火災が発生し下部受け口付き立管4bが設置された場所近辺に火炎が到達すると、可燃性の樹脂で形成された下部受け口付き立管4bは軟化しその後燃焼してほとんどの部分は消失する。下部受け口付き立管4bが軟化し燃焼する過程で、熱膨張部材20は加熱される。熱膨張部材20は、約200℃以上になると熱膨張し、熱膨張部材20の円筒状外周面がケース部材19により規制されており径方向外方への熱膨張が阻止される状態で内方に膨張し、その膨張圧により下部受け口付き立管4bを管内方に押しつぶして下部受け口付き立管4bの上部管端部における管内流路面積を減少させ、そして熱膨張がさらに進むと、下部受け口付き立管4bの上部管端部における管内流路を閉じる。
このように熱膨張部材20が排水集合管2の内部空間と下階空間とを遮断し、排水集合管2の内部に炎や煙が入り込むのを遮る。そのため、天井6下階で発生した炎や煙が上階に設けられた横枝管3および上部立管4aに達することがなく、火災が上階へ延焼するのを防止することができる。
上記実施形態によれば、排水集合管2の外表面に装着環33が外嵌装着され、装着環33にケース部材19が連結手段34で吊り持ち状に連結されているので、ケース部材19を排水集合管2に装着環33と連結手段34とで吊り持ち状に連結することができるため、天井6にアンカーボルトを打ち込んでボルト等の締結具で締め付け固定する必要がなくなり、配管施工における天井作業が軽減され、配管施工が簡単になる。
しかも、装着環33に排水集合管2の凹凸部13に係合して脱落を防止する係合部35が形成されているので、装着環33が排水集合管2の外表面から脱落するのを防止することができ、ケース部材19を排水集合管2に装着環33で確実に吊り持ち状に支持することができる。また、装着環33及び連結手段34の上部が排水集合管2と共に排水集合管2の外周と天井6との間隙に充填されて固化される充填材17に埋設されるので、装着環33及び連結手段34の上部を充填材17への埋設固化によって天井6に固定できるため、配管施工における天井作業が軽減され、ケース部材19を強固に吊り持ち状に支持することができる。
[第2実施形態]
図4は第2実施形態を示し、下端部にフランジ45が外方突設された装着環33が周方向に一体の円筒状に形成されて、排水集合管2の傾斜筒部11の外表面に外嵌装着されている。装着環33の凹凸部13(凹部13a)に係合して脱落を防止する係合部35は、装着環33の周方向の中途部をコの字状に切断してなる係合片を径方向内方に切り起こしてなるもので、凹凸部13のくぼみに入る突部で構成されている。
その他の点は前記第1実施形態と同様の構成であって、ねじ棒で構成した連結手段34で装着環33にケース部材19が吊り持ち状に連結されており、ケース部材19を排水集合管2に装着環33と連結手段34とで吊り持ち状に連結することができるため、天井6にアンカーボルトを打ち込んでボルト等の締結具で締め付け固定する必要がなくなり、配管施工における天井作業が軽減され、配管施工が簡単になるし、係合部35によって装着環33が排水集合管2の外表面から脱落するのを防止することができる。
[第3実施形態]
図5及び図6は第3実施形態を示し、装着環33は周方向に一体で形成されて、排水集合管2の大径筒部9の下部に外嵌する大径嵌合部51と、傾斜筒部11に外嵌する傾斜嵌合部52と、継ぎ手部14に外嵌する小径嵌合部53とを有し、傾斜嵌合部52に、排水集合管2の凹凸部13(凹部13a)に対応する係止窓54が設けられている。係止窓54から内方に突出して凹部13aに係合する係合部35を有する嵌め込み部材57が傾斜嵌合部52の係止窓54の開口縁部に嵌合装着されている。嵌め込み部材57は、平面視コの字状に径方向内方に突出した前記係合部35の他に、係合部35の幅方向両端から周方向外方に突出した一対の係止翼部58を有している。
ケース部材19に装着環33の小径嵌合部53に外嵌する嵌合取付部60が設けられ、装着環33の小径嵌合部53に係止突起61が周方向に離間して一対設けられ、ケース部材19の嵌合取付部60に、係止突起61と係合してケース部材19を吊り持ちするべく鉤形に屈曲した係合溝62が一対設けられている。この実施形態では、係止突起61が連結手段としての機能を持ち、ケース部材19を吊り持ちするべく、連結固定するものである。
その他の点は前記第1実施形態と同様の構成であり、ケース部材19を排水集合管2に装着環33と嵌合取付部60を係止突起を嵌め合わせて回転させることにより連結することができるため、天井6にアンカーボルトを打ち込んでボルト等の締結具で締め付け固定する必要がなくなり、配管施工における天井作業が軽減され、配管施工が簡単になるし、係合部35によって装着環33が排水集合管2の外表面から脱落するのを防止することができる。
なお、この実施形態の場合、ケース部材19の嵌合取付部60に係止突起61を設け、装着環33の小径嵌合部53に鉤形に屈曲した係合溝62を設けるようにしてもよい。また、係止突起61及び係合溝62の個数は周方向に1個又は3個以上設けるようにしてもよい。
[第4実施形態]
図7は第4実施形態を示し、装着環33の係合部35が係合する排水集合管2の凹凸部13(凸部13b)は、大径筒部9の上下方向中途部に形成されたもので、周方向の環状凸部65と該環状凸部65から上方突出した上方凸部66とを一体に有している。
装着環33は周方向の一端が開口したC字形に形成され、両開口縁部に係合片68が対応して突設され、この一対の係合片68の間隔をボルトナット等の締結具69の締め付けにより縮めて、装着環33を大径筒部9の凸部13bの上側に締め付け固定するようになっている。そして、装着環33の下端の係合片68側に上方凸部66に対応する嵌合凹部71が形成されており、装着環33の下端側が係合部35とされており、該係合部35が環状凸部65に載せられると共に、嵌合凹部71が上方凸部66に嵌合するようになっている。
装着環33にケース部材19を吊り持ち状に連結する連結手段34が、装着環33に付設した平頭付き突起72にJ字状に曲がった形状のねじ棒73の一端を引っ掛け、他端にはネジ部を設けることにより、ケース部材19と連結するものである。ケース部材19には上部に外側に張り出す鍔状の係合片部24を設け、ここに取付孔76を形成しておく。この取付孔76にねじ棒73を通し、下端部をナット75にて螺合することにより、固定する。ねじ棒73は周方向に二対設けられている。
その他の点は前記第1実施形態と同様の構成であり、ケース部材19を排水集合管2に装着環33と連結手段34とで吊り持ち状に連結することができるため、天井6にアンカーボルトを打ち込んでボルト等の締結具で締め付け固定する必要がなくなり、配管施工における天井作業が軽減され、配管施工が簡単になるし、係合部35によって装着環33が排水集合管2の外表面から脱落するのを防止することができる。
[その他]
なお、ケース部材19は円筒形状に一体ものとして形成してもよいし、周方向に複数に分割された複数のケース分割体を着脱可能に結合して構成するようにしてもよい。
2 排水集合管
3 横枝管
4 立管(上部立管4a、下部受け口付き立管4b)
6 天井
7 スラブ
13 凹凸部(凹部13a、凸部13b)
14 継ぎ手部
19 ケース部材
20 熱膨張部材
33 装着環
34 連結手段
35 係合部
37 第1装着環分割体
38 第2装着環分割体
43 締結具
45 フランジ
51 大径嵌合部
52 傾斜嵌合部
53 小径嵌合部
54 係止窓
60 嵌合取付部
61 係止突起(連結手段)
62 係合溝

Claims (6)

  1. スラブに貫通させて配置される少なくとも外層が耐火性を備える排水集合管と、該排水集合管の下部の継ぎ手部に上部が外嵌されて下方に延長突出される可燃性樹脂製の下部受け口付き立管と、前記排水集合管の下部を含むように下部受け口付き立管の上部外周を覆う不燃性のケース部材と、排水集合管の下端より下方でケース部材の内周面と下部受け口付き立管の上部の外周面との間に配置される熱膨張部材とを備える延焼防止装置であって、
    前記排水集合管の外表面に装着環が外嵌装着され、装着環に前記ケース部材が連結手段で吊り持ち状に連結されていることを特徴とする延焼防止装置。
  2. 前記排水集合管の外表面に凹凸部が形成され、前記装着環に凹凸部に係合して脱落を防止する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の延焼防止装置。
  3. 前記凹凸部は排水集合管の内方に突出した旋回羽根に対応して外表面に形成されたくぼみであり、前記装着環の係合部は前記くぼみに入る突部であることを特徴とする請求項2に記載の延焼防止装置。
  4. 前記装着環の下端部にフランジが外方突設され、前記連結手段がねじ棒により構成され、連結手段の上端部がフランジに連結固定され、連結手段の下部がケース部材に連結固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の延焼防止装置。
  5. 前記ケース部材の上部に外側に張り出した鍔部を有し、この鍔部に設けられた取付孔を介して、連結手段の下端部が連結固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延焼防止装置。
  6. 前記排水集合管は、横枝管が接続される大径筒部と、大径筒部から下方突出されて下方に行くに従って徐々に小径となっていて外表面に凹部を有する傾斜筒部と、傾斜筒部の下端から下方に突出された継ぎ手部とを有し、
    前記装着環は、少なくとも排水集合管の大径筒部の下部に外嵌する大径嵌合部と、傾斜筒部に外嵌する傾斜嵌合部と、継ぎ手部に外嵌する小径嵌合部のいずれかの部分を有し、
    前記装着環に、排水集合管の凹部に対応する係止窓が設けられ、係止窓から内方に突出して凹部に係合する係合部を有する嵌め込み部材が傾斜嵌合部の係止窓の開口縁部に嵌合装着され、
    ケース部材に前記装着環の小径嵌合部に外嵌する嵌合取付部が設けられ、装着環又は前記ケース部材の嵌合取付部の一方に、係止突起が設けられ、他方に、係止突起と係合してケース部材を嵌合固定するべく鉤形に屈曲した係合溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の延焼防止装置。
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