JP4994913B2 - 排水配管構造 - Google Patents
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Description
また、近年、横枝管から排水が排水集合管に流入するときに生ずる振動に起因する不快な騒音を軽減することを目的として、床スラブに立て管を固定し、立て管に排水集合管を固定する排水集合管(以下「スラブ上面接合型排水集合管」または単に「排水集合管」という)が提案されている(特許文献1,2)。
一方、上水道および下水道に広く使用される硬質塩化ビニル樹脂等の可燃性樹脂製の管(以下「樹脂管」という)は、金属製または耐火二層構造をもった不燃性の配管材に比べて軽量でありかつ施工性および価格の点で優れる。しかし、樹脂管を横枝管としてのみ用いた場合であっても、横枝管は火災により燃焼し消失するので、開口した排水集合管における横枝管接続部分から高温の熱気が立て管を通って上昇する。そして、上階の横枝管は、上昇する熱気によって発火点以上になると燃焼し始めるおそれがあることから、排水集合管に連接する横枝管に樹脂管を使用して建築物の排水配管構造を構成することには、問題があった。
図1は排水配管構造1の参考例を示す図、図2は排水配管構造1に熱膨張性耐火材2が取り付けられた様子を示す正面部分断面図である。
図1および図2において、排水配管構造1は、下部立て管3、排水集合管4および横枝管5等を1単位として構成される。通常は、各階を区画する床スラブ6ごとに設置された排水配管構造1がそれぞれ上下で連続するように接続されて、建築物の上から下までの一貫した排水配管システムを構成する。図1は、下階Fdおよび上階Fuに設けられた排水配管構造1が接続された様子を示している。
集合管接続部8は、下部立て管3の管内流路における上端近傍に設けられた集合管挿入孔9、および上端に設けられたフランジ部10からなる。集合管挿入孔9は、後に説明する排水集合管4における下部接続部16の外径よりもおおきな内径と下部接続部16の長さに略等しい奥行き(深さ)とを有する。集合管挿入孔9の最深部には、集合管挿入孔9と管内流路との内径の差により、上方を向く環状の面である下部係止面11が形成されている。集合管接続部8の上端部には、鍔状のフランジ部10が設けられている。
二層管を使用してもよい。
排水集合管4は、その内部流路が垂直になるようにして床スラブ6の上面近くに設置されており、管本体15、下部接続部16、横枝管接続部17および上部接続部18等を有する。
下部接続部16は、排水集合管4の下部に断面円形の直管で形成されている。排水集合管4は、下部接続部16が下部立て管3の集合管挿入孔9に挿入されて下部立て管3に接続されている。排水集合管4は、下部接続部16の下端が下部係止面11にシール用のゴムリングのリング状鍔部を介して当接するまで集合管挿入孔9に挿入され、排水配管構造1における排水集合管4の配置が正確に行われる。下部接続部16と集合管接続部8との間は、集合管挿入孔9内に収容されたシール用のゴムリング13aによりシールされるとともに、排水が排水集合管内の壁等に衝突する際に発生する振動がスラブに伝わるのを防止している。
ここで使用される熱膨張性耐火材2は、熱膨張黒鉛を含有するゴム系材料や樹脂製材料などからなり、温度が200℃以上になったときに熱膨張してその体積が5〜40倍に膨張するものが使用される。熱膨張性耐火材2は、横枝管5の外径の40分の1以上の厚みを有し管軸方向の長さが3cm以上であることが好ましく、4cm以上とするのがより好ましい。
この他に、温度120℃から熱膨張を開始し体積が4倍以上に膨張する因幡電機産業株式会社製の商品「熱膨張性耐熱シール材IP」、温度850℃で30分加熱後に発泡して4倍以上に膨張するニチアス株式会社製の商品「バーモフレックス」(登録商標)、および温度120℃で変性が開始され温度260℃で顕著に膨張し最終的に体積が4〜8倍になる株式会社古河テクノマテリアル製の商品「ヒートメル」(登録商標)等を熱膨張性耐火材2として使用できる。熱膨張性耐火材2は、上記したものに限られず、同等の機能を有する種々のものを使用することができる。
上部接続部18は、管本体15の上部に設けられており、上方に開口し管本体の内部流路に連通する上部立て管挿入孔23を有する。上部接続部18には、1つ上の階の床スラブ6uに固定された上部立て管24の下端が接続されている。上部立て管挿入孔23は、その内径が上部立て管24の外径よりも大きく、内側には、上部接続部18と上部立て管24とをシールするためにシール用のゴムリング13cが嵌め込まれている。
排水集合管4の材質は、火炎に対する充分な耐火性を有し、かつ熱伝導率の良い金属で製作される。
排水集合管4は、管本体15、下部接続部16、横枝管接続部17、上部接続部18および管本体15内に横枝管への逆流防止用突起や傾斜板が設けられる場合はその突起や傾斜板を含む排水配管継手4全体が、軟化温度が700℃以上、溶融温度が1100℃以上、熱伝導率は10kW/(m・K)以上である金属材料、例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物または鋼、ステンレス鋼等で製作されるのが好ましい。
図2において、横枝管5を横係止面22に当接するまで挿入するのではなく、熱膨張性耐火材2の内面が露出する程度に浅く挿入して横枝管接続部17に接続してもよい。また、横枝管5と同一材料で形成され、横枝管5と同一の内径、外径および熱膨張性耐火材2の幅(図2における横方向をいう)と略同一の長さを有する短管を挿入して横係止面22に当接させ、横枝管5を短管の端に当接するまで挿入して横枝管接続部8に接続してもよい。
図1において、下階Fdで火災が発生し排水集合管4が設置された場所近辺に火炎が到達すると、排水集合管4が火炎の熱により加熱され、熱伝導によりまたは横枝管5の燃焼により、横枝管接続部17内に保持された熱膨張性耐火材2が加熱される。熱膨張性耐火材2は200℃以上になると熱膨張を開始し、横枝管接続部17に管径方向外方への熱膨張が阻止されているため管内方に向かって広がり、横枝管5の管内流路を極度に狭めて排水集合管4内に熱気、煙および火炎が流入するのを防止し、やがて管内流路を完全に閉じる。
[参考例2]
図4は排水配管構造1Bの参考例を示す図、図5は排水配管構造1Bに熱膨張性耐火材2が取り付けられた様子を示す正面部分断面図、図6は延焼防止部材25Bの斜視図である。
下部立て管3および横枝管5は、排水配管構造1におけるものと略同一の構成および機能を有し、排水配管構造1におけるものと同一の材料で製作される。排水配管構造1Bにおいて排水配管構造1におけるものと略同一の構成等を有するものについては、排水配管構造1におけるものと同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
横枝管接続部17Bは、管本体15の側面(周面)に、略水平方向に突出するようにして設けられ、横枝管5を挿入するための横枝管挿入孔20Bを有する受け口型となっている。横枝管挿入孔20Bは、その内径が横枝管5の外径よりも大きく、その内面と挿入された横枝管5との間にシール用のゴムリング13bが収容されている。
が小さく固定部26Bに段を介して連続する円筒状の支持部27B、および支持部27Bの固定部26Bとは逆側の端において軸心方向に突出する環状の係止壁28Bからなる。固定部26Bおよび支持部27Bは軸心を共有する。
固定部26Bには、周方向に120度間隔をおいてネジ孔29Bが3箇所に設けられている。ネジ孔29B,29B,29Bには雌ネジが設けられている。ネジ孔29Bの設置個数は3つに限られるものではなく、充分に固定することができれば1個でもよい。固定部26Bの内径は、横枝管接続部17Bを挿入可能な程度に、横枝管接続部17Bの外径よりも若干大きくなっている。支持部27Bの内径は、横枝管5の外径よりも充分大きく、環状の係止壁28Bにおける中心部の貫通孔30Bは、横枝管5の外径よりもわずかに大きい。
延焼防止部材25Bは、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、鋳物等などの熱伝導率の高い金属製材料により製作される。
上に説明されなかった排水集合管4B、横枝管5および上部立て管24の構成については、参考例1において説明した排水配管構造1におけるものと略同じである。
次に、排水配管構造1Bにおいて、下階Fdで発生した火災が排水集合管4Bを介して上階Fuに延焼するのを防止する様子を説明する。
図4において、下階Fdで火災が発生し排水集合管4Bと横枝管5の接続場所近辺に炎が到達した場合、延焼防止部材25Bが火炎の熱により加熱され、その内周に保持されている熱膨張性耐火材2も熱伝導および横枝管5からの熱気により加熱される。熱膨張性耐火材2は、200℃以上になると内方に膨張し、熱により軟化した樹脂製の横枝管5をその膨張圧により管内方に移動させて開口面積を徐々に減少させる。熱膨張性耐火材2は、熱膨張がさらに進むと図7に示されるように延焼防止部材25Bにおける支持部27Bの内側の横枝管5の管内流路を閉じる。
[実施例1]
図8は本発明に係る排水配管構造1Cを示す正面部分断面図である。
下部立て管3、排水集合管4Bおよび横枝管5は、排水配管構造1Bにおけるものと略同一の構成および機能を有し、排水配管構造1Bにおけるものと同一の材料で製作される。下部立て管3、排水集合管4Bおよび横枝管5の各部について、排水配管構造1または排水配管構造1Bにおけるものと略同一の構成等を有するものについては、排水配管構造1または排水配管構造1Bのいずれかにおけるものと同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
延焼防止部材25Cは、図8の左側における円管で形成された径小接続部32C、および径小接続部32Cの右側に連続し、径小接続部32Cよりも径の大きな円管で形成された径大接続部33Cからなる。径小接続部32Cは、横枝管5の外径と略等しい外径を有する。径小接続部32Cは、横枝管挿入孔20Bの奥行きと略同一またはそれ以上の長さを有する。
延焼防止部材25Cは、径小接続部32Cと径大接続部33Cとの間に、これらの径の違いにより生じた段35Cを有している。
延焼防止部材25Cは、排水集合管4Bと同じ金属材料、例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物、または鋼、ステンレス等で製作される。
図9は熱膨張性耐火材2が機能したときの排水配管構造1Cの正面部分断面図である。
横枝管5が設けられた階で火災が発生し、延焼防止部材25Cが火炎の熱により加熱され、その内周に保持されている熱膨張性耐火材2も熱伝導および横枝管5からの熱気により加熱され所定の温度に達すると、熱膨張性耐火材2は内方に膨張して軟化した膨張材保護管36Cを押しのけ、内方に向けて膨張する。その結果、熱膨張性耐火材2は、極めて短時間に延焼防止部材25Cの内部を閉塞させ、排水集合管4Bの内部を火災雰囲気から遮断する。排水配管構造1Cは、排水集合管4Bから上部立て管24を経由して熱気、煙および火炎が上階の横枝管に達するのを防止することができ、下階で発生した火災が防火区画により隔てられた上階へ延焼するのを防止することができる。
[参考例3]
図10は他の排水配管構造1Dの参考例を示す図、図11は排水配管構造1Dに熱膨張性耐火材2が取り付けられた様子を示す正面部分断面図、図12は延焼防止部材25Dの斜視図である。
排水集合管4Bおよび横枝管5は、排水配管構造1B,1Cにおけるものと略同一の構成および機能を有し、これらにおけるものと同一の材料で製作される。下部立て管3Dおよび上部立て管24D(1つ上階の排水配管構造における下部立て管3Du)は硬質塩化
ビニル樹脂で製作される。下部立て管3Dおよび上部立て管24Dは、硬質塩化ビニル樹脂で製作された点を除き、排水配管構造1,1B,1Cにおけるものと略同一の構成および機能を有する。
延焼防止部材25Dは、図12に示したように2分割された延焼防止部材片25Da,25Dbを組み合わせたものであり、組み合わされた状態で取付部37Dおよび保持部38Dからなる。取付部37Dは、板材により環状に形成され、周方向に等間隔に4つの取付孔39D,39D,39D,39Dが設けられている。保持部38Dは、全体として円筒状であって、上端が取付部37Dの孔の端縁に連続し、その下端は内方に延び円形の貫通する孔40Dが設けられた平板に連続している。
延焼防止部材25Dは、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、鋳物等などの熱伝導率の高い金属により製作される。
図13は熱膨張性耐火材2が機能したときの排水配管構造1Dの正面部分断面図である。
[参考例4]
図14は他の排水配管構造1Eの参考例を示す図、図15は排水配管構造1Eに熱膨張性耐火材2が取り付けられた様子を示す正面部分断面図、図16は延焼防止部材25Eの斜視図である。
排水集合管4Bおよび横枝管5は、排水配管構造1B,1C,1Dにおけるものと略同一の構成および機能を有し、これらにおけるものと同一の材料で製作される。下部立て管3Dは、排水配管構造1Dにおける下部立て管3Dと同じものである。
延焼防止部材25Eは、環状の板材で形成され2分割されている。中心に設けられた孔40Eの内径は、下部立て管3Dの外径に略等しい。延焼防止部材25Eには、取付孔39Eが周方向に等間隔に6つ設けられている。
膨張材取付溝43E内にはテーパ付きリング状の熱膨張製耐火材2が収容されている。熱膨張製耐火材2は、貫通孔7に固定された下部立て管3Dの外周をとりまくように収容されており、床スラブ6の下面に固定された延焼防止部材25Eに、その接触面積が多くなるように保持されている。延焼防止部材25Eは、孔40Eに下部立て管3Dを貫通させ、取付孔39E,39Eに挿通されたボルト41D,41Dがプラグアンカー42D,42Dに螺合されて床スラブ6に固定されている。
排水配管構造1Eは、排水配管構造1Dと同じように、下階に火災が発生すると熱膨張性耐火材2が排水集合管4Bと下階とを遮断し、上階への火災の延焼を防止する。
図15において、熱膨張性耐火材2の一部を床スラブ6の下面から下方に突出させ、延焼防止部材25Eを、延焼防止部材25Dにおける保持部38Dのような熱膨張性耐火材2の外面を覆う構成としてもよい。
[実施例2]
図17は本発明に係る他の排水配管構造1Fを示す図である。
下部立て管3Fは、上端部に、排水集合管4Bの下部接続部16を接続するための集合管挿入孔9Fを備えた受け口型の集合管接続部8Fを有する。集合管挿入孔9Fは、その内径が下部接続部16の外径に略等しい。集合管挿入孔9Fは、最深部に周方向の溝である膨張材保持溝44Fと、開口部分近傍にシール収容溝14Fとを有している。膨張材保持溝44Fとシール収容溝14Fとは壁により隔てられているが、膨張材保持溝44Fとシール収容溝14Fとを一体化して(軸方向に連続するように)形成してもよい。集合管挿入孔9Fが下部立て管3Fの内部流路に連続する部分には、開口側を向く環状の面である下部係止面11Fが形成されている。
集合管接続部8Fは、下部接続部16の先端を膨張材保護管45Fの上端に当接するまで集合管挿入孔9Fに挿入させることにより、排水集合管4Bと接続されている。シール収容溝14Fには、集合管接続部8Fと下部接続部16とをシールするためのゴムリング13aが収容されている。
横枝管5、下部立て管3,3D,3F、および上部立て管24,24D,24Fのうち任意のものについて遮音効果または保温効果を有する材料、例えばガラス繊維等で被覆することができる。
形成された形態に限られず、排水集合管1,1B〜1Fから水平方向に突出した後上向きに方向を変えて開口する形態であってもよく、さらに、排水集合管1,1B〜1Fから斜め上方に突出する形態であってもよい。
熱膨張性耐火材2は、シート状のものが使用されるときは、矩形状に裁断され筒状に丸めて取り付けられるが、厚みを有するものをより小さな矩形状に裁断し、これを環状に連続的にまたは間欠的に配置してもよい。
また、排水集合管4,4Bは、管本体15で上下に2分割し、分割された管本体15をその間にパッキングを介してフランジ接合した分割形態であってもよい。
2 熱膨張性耐火材
3,3D,3F 立て管(下部立て管)
4,4B 排水集合管
5 横枝管
6,6u,6d 床スラブ
7 貫通孔
8,8F 受け口型接続部(集合管接続部)
16 下部接続部
17,17B 横枝管接続部
25C 延焼防止部材
Fu 上階
Fd 下階
Claims (2)
- 建築物内における排水管および排水集合管で構成された排水配管構造であって、
前記排水管は、
床スラブを貫通する貫通孔内または前記床スラブの上階に受け口型接続部を開口させて前記貫通孔に固定され下端が前記床スラブの下階に延びた金属で形成された立て管と、
前記床スラブの上階で生じた排水を前記排水集合管に流入させるための可燃性樹脂で形成された横枝管と、
前記横枝管と前記排水集合管とを互いに重ならない部分を確保して接続する金属製の延焼防止部材と、からなり、
前記排水集合管は、
金属で形成され、
下部に下部接続部および前記上階に突出する部分に横枝管接続部を有し、
前記下部接続部が前記受け口型接続部に挿入されて前記立て管に接続され、
前記横枝管接続部が前記延焼防止部材を介して前記横枝管に接続されており、
前記延焼防止部材における前記横枝管接続部および前記横枝管に重ならない部分の内側に熱膨張性耐火材が設けられており、
前記熱膨張性耐火材が所定温度以上になると内方に膨張して前記横枝管から前記排水集合管への流路を閉じまたは前記流路の面積を減少させるように構成された
ことを特徴とする排水配管構造。 - 建築物内における排水管および排水集合管で構成された排水配管構造であって、
前記排水管は、
床スラブを貫通する貫通孔内または前記床スラブの上階に受け口型接続部を開口させて前記貫通孔に固定され下端が前記床スラブの下階に延びた可燃性樹脂で形成された立て管と、
前記床スラブの上階で生じた排水を前記排水集合管に流入させるための可燃性樹脂で形成された横枝管と、からなり、
前記排水集合管は、
金属で形成され、
下部に下部接続部および前記上階に突出する部分に横枝管接続部を有し、
前記下部接続部が前記受け口型接続部に挿入されて前記立て管に接続され、
前記横枝管が前記横枝管接続部に接続されており、
前記貫通孔内における前記下部接続部の下端部に近接する前記立て管の内周面に熱膨張性耐火材が設けられており、
前記熱膨張性耐火材が所定温度以上になると内方に膨張して前記立て管内の流路を閉じまたは前記流路の面積を減少させるように構成された
ことを特徴とする排水配管構造。
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