JP5604005B2 - ステアリングホイールユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングホイールと、ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールとを含むステアリングホイールユニットに関するものである。
現在、ほぼすべての車両(自動車)にエアバッグが搭載されている。エアバッグには設置箇所や用途に応じて様々な種類がある。例えば、運転席用の一般的なフロントエアバッグは、ステアリングホイールの中央付近に設置されている。その場合、フロントエアバッグはこれを収容するハウジング内に小さく折り畳まれ、さらにカバーで覆われて設置される。
上記のようにして構成されるフロントエアバッグの多くは、エアバッグモジュールとしてステアリングホイールとは別体になっている。例えば特許文献1のエアバッグ装置(エアバッグモジュール)はステアリングホイールとは別体である。このエアバッグモジュールのケース(ハウジング)の裏面には取付杆部と呼ばれているばね鋼が取り付けられていて、ステアリングホイールにはこのばね鋼に引っ掛けるための掛止フック(フック部)が設けられている。ばね鋼はたわむことが可能であって、これらばね鋼およびフック部を利用することで特許文献1のエアバッグモジュールはステアリングホイールに容易に取り付け、または取り外すことが可能になっている。
特開2007−145112号
特許文献1において、フック部はエアバッグモジュールに向かって突出した構造となっている。しかし緊急時において、エアバッグモジュールには乗員から急激な荷重がかかる場合がある。すると、エアバッグモジュールはステアリングホイールへ急激に押し付けられる。その場合、エアバッグモジュールを下方で支えているフック部にも荷重がかかり、このフック部には応力集中が生じることが分かっている。
本発明は、このような課題に鑑み、エアバッグモジュールに挿し込まれるフック部の耐久性を向上可能なステアリングホイールユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるステアリングホイールユニットの代表的な構成は、芯金を有するステアリングホイールと、ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、芯金に設けられ、ステアリングホイールの内側に差し渡されエアバッグモジュールを支持する土台部と、土台部から突出しエアバッグモジュールに挿し込まれるフック部と、フック部の根本において土台部の肉厚が周囲より薄くなるよう切り欠かれた切欠部と、を備えることを特徴とする。
上記の切欠部が根元に設けられていることで、フック部はたわみやすくなる。すなわちフック部の根元は、その剛性は低くなるものの破断強度が向上する。これによって、フック部はエアバッグモジュールから荷重を受けてもたわむことでその荷重を吸収するため、破損のおそれが大幅に減少する。このようにして、上記構成によればフック部の耐久性を向上させることが可能となる。
上記の切欠部は、フック部における引張応力がかかる側の根本に形成されるとよい。すなわち、フック部がたわんで前屈する側とは反対側の根本に形成されているとよく、この構成によってフック部は効率よくたわむことができる。
当該ステアリングホイールユニットは、芯金に差し渡される幅細なブリッジ領域をさらに備え、フック部はブリッジ領域に設けられているとよい。一般に、芯金のうち、ステアリングホイールのボス部およびスポーク部となる領域には、幅の細いブリッジ領域が形成されることが多い。このようなブリッジ領域は芯金のなかでもたわみやすいため、上記フック部をこのブリッジ領域に設けることで荷重をより吸収しやすくさせることができる。
上記のフック部は、エアバッグモジュールへ向かって立つ幹部と、幹部の先端近傍で幹部の幅方向へ突出したかえし部とを有し、かえし部は下側が幹部から弧を描いて突出していてもよい。この構成によって、かえし部の下側においても応力集中が生じ難くなるため、フック部の破損をより効率よく防止することができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかるステアリングホイールユニットの他の代表的な構成は、芯金を有する車両のステアリングホイールと、ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、芯金は、円形のリング部と、リング部の中央に設けられるボス部と、ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、ハウジングがボス部上に取り付けられていて、ボス部は、スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、肉抜孔のリング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、ブリッジ領域の肉抜孔側の縁の所定位置に立てられハウジングに挿し込まれるフック部と、ブリッジ領域のリング部側の縁に沿って設けられ周囲よりも肉厚になるよう突出した突縁部と、突縁部の一部を切り欠いて形成された切欠部と、を有し、フック部のリング部側の側面が傾斜してハウジングに対面していて、切欠部はフック部のリング部側の位置に形成されていることを特徴とする。
上記構成においても、切欠部を設けたことでフック部がたわみやすくなる。このたわみによって、フック部は荷重を吸収することが可能になり、破損のおそれを大幅に減らすことができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかるステアリングホイールユニットの他の代表的な構成は、芯金を有する車両のステアリングホイールと、ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、芯金は、円形のリング部と、リング部の中央に設けられるボス部と、ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、ハウジングがボス部上に取り付けられていて、ボス部は、スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、肉抜孔のリング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、ブリッジ領域の肉抜孔側の縁の所定位置に立てられハウジングに挿し込まれるフック部と、ブリッジ領域のリング部側の縁に沿って設けられ周囲よりも肉厚になるよう突出した突縁部と、突縁部の一部とその下方の領域を切り欠くことで周囲よりも厚みが薄くなった切欠部と、を有し、フック部のリング部側の側面が傾斜してハウジングに対面していて、切欠部はフック部のリング部側の位置に形成されていることを特徴とする。
上記構成においても、切欠部を設けたことでフック部がたわみやすくなる。このたわみによって、フック部は荷重を吸収することが可能になり、破損のおそれを大幅に減らすことができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかるステアリングホイールユニットの他の代表的な構成は、芯金を有する車両のステアリングホイールと、ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、芯金は、円形のリング部と、リング部の中央に設けられるボス部と、ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、ハウジングがボス部上に取り付けられていて、ボス部は、スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、肉抜孔のリング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、ブリッジ領域の肉抜孔側の縁の所定位置に立てられハウジングに挿し込まれるフック部と、ブリッジ領域のリング部側の縁の一部を切り欠くことで周囲よりも厚みが薄くなった切欠部と、を有し、フック部のリング部側の側面が傾斜してハウジングに対面していて、
切欠部はフック部のリング部側の位置に形成されていることを特徴とするステアリングホイールユニット。
上記構成においても、切欠部を設けたことでフック部がたわみやすくなる。このたわみによって、フック部は荷重を吸収することが可能になり、破損のおそれを大幅に減らすことができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかるステアリングホイールユニットの他の代表的な構成は、芯金を有する車両のステアリングホイールと、ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、芯金は、円形のリング部と、リング部の中央に設けられるボス部と、ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、ハウジングがボス部上に取り付けられていて、ボス部は、スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、肉抜孔のリング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、ブリッジ領域の肉抜孔側の縁の所定位置に立てられハウジングに挿し込まれるフック部と、を有し、フック部のリング部側の側面が傾斜してハウジングに対面していて、スポーク部は、ボス部よりも肉厚であって、ブリッジ領域のリング部側の縁の少なくとも一部とつながっていて、ボス部はフック部とスポーク部との境界に沿って形成された溝部をさらに有し、溝部では厚みがスポーク部よりも薄くなっていることを特徴とする。
上記構成においても、切欠部を設けたことでフック部がたわみやすくなる。このたわみによって、フック部は荷重を吸収することが可能になり、破損のおそれを大幅に減らすことができる。
本発明によれば、エアバッグモジュールと連結するフック部の破損を防止可能なステアリングホイールユニットを提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかるステアリングホイールユニットを例示する図である。 図1(b)のエアバッグモジュールの概要を例示する図である。 図1(b)のステアリングホイールの基本構造を例示する図である。 図1(a)のA−A断面図である。 図4の切欠部の作用を例示する図である。 図3(b)に例示した芯金の変形例1である。 芯金の変形例2である。 芯金の変形例3である。 芯金の変形例4である
14 …き裂、100・10 …ユニット、102・16 …ステアリングホイール、102a・200・300・400・500 …芯金、104 …エアバッグモジュール、106 …ハウジング、107 …カバー、108 …孔、110 …インフレータ、112a・112b …端子、114 …コイルスプリング、116 …取付部、118 …スプリング、120a・120b …囲繞部、122 …側壁、125 …リング部、126 …ボス部、128 …シャフト孔、130a・130b・130c・502 …スポーク部、132a・132b・402・504 …ブリッジ領域、134a・134b・404・12 …フック部、135 …フック部の側面、136 …幹部、138 …かえし部、140・210・302・406 …切欠部、202 …肉抜孔、204・506 …肉抜孔側の縁、206・408 …リング部側の縁、208 …突縁部、E1…応力集中、T1 …厚さ、
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるステアリングホイールユニットを例示する図である。図1(a)はステアリングホイールユニット(以下、ユニット100と記載)の全体図である。図1(a)に例示すように、ユニット100は、ステアリングホイール102と、その中央付近に取り付けられるエアバッグモジュール104とを含んで構成されている。
図1(b)は、図1(a)のステアリングホイール102からエアバッグモジュール104を取り外した状態を例示する図である。図1(b)に示すように、エアバッグモジュール104がステアリングホイール102とは別体で取外し可能な構造となっていることで、当該ユニット100は製造工程において作業効率が向上し、かつ容易なメンテナンスが可能になっている。
図2は、図1(b)のエアバッグモジュール104の概要を例示する図である。図2(a)は、図1(b)のエアバッグモジュール104の裏側(ステアリングホイール102側)を例示している。図2(a)に例示するように、エアバッグモジュール104には、内部にエアバッグ(不図示)を収容する平坦で箱状のハウジング106と、ハウジング106を塞ぐカバー107とが含まれている。これらハウジング106およびカバー107は合成樹脂で構成されている。
ハウジング106の裏側のほぼ中央には孔108が設けられていて、この孔108からはガス発生装置であるインフレータ110が露出している。また、ハウジング106には、端子112a・112bが設けられている。端子112a・112bは、エアバッグモジュール104がホーンスイッチとしても機能するための構成である。また、エアバッグモジュール104にはコイルスプリング114(図4参照)を取り付けるための取付部116が設けられている。エアバッグモジュール104はこのコイルスプリング114を間に挟んでステアリングホイール102(図4参照)に取り付けられ、乗員がエアバッグモジュール104を押すとコイルスプリング114が圧縮され、端子112a・112bがステアリングホイール102側の端子(不図示)に接触する構成となっている。
ハウジング106の裏側には、ハウジング106の縁に沿ってばね鋼を大きくU字状に曲げることで構成されたスプリング118が設置されている。このスプリング118は、エアバッグモジュール104のステアリングホイール102からの脱落を防ぐ部材である。スプリング118は、エアバッグモジュール104が脱落する方向に移動しようとした場合にステアリングホイール102のフック部134a・134b(図3(b))に引っ掛かる構成となっている。本実施形態では、ハウジング106には囲繞部120a・120bが設けられていて、図3(b)に例示するフック部134a・134bは、ハウジング106と囲繞部120a・120bとに囲われた空間においてスプリング118に向かってそれぞれ挿し込まれる。
図2(b)は、図2(a)の囲繞部120aを例示する斜視図である。図2(b)に例示するように、囲繞部120aはハウジング106の側壁122にドーム状に設けられている。囲繞部120aは、フック部134a(図3(b)参照)とスプリング118との連結個所を保護するよう、この連結個所に覆い被さる。
図3は、図1(b)のステアリングホイール102の基本構造を例示する図である。図3(a)はステアリングホイール102(図1(b)参照)の基本構造である芯金102aの全体図である。図3(a)に例示する芯金102aは金属製である。芯金102aの中央側にはボス部126が設けられていて、ボス部126にはステアリングシャフト(不図示)と連結するシャフト孔128が設けられている。このボス部126には、スポーク部130a〜130cがつながっている。
円形のリング部125は、運転時に乗員が把持する部位である。前述したボス部126は、このリング部125の中央に設けられている。そして、これらリング部125とボス部126とが、複数のスポーク部130a〜130cによってつながれている。前述したエアバッグモジュール104(図2(a)参照)は、ハウジング106がボス部126の上に位置するよう取り付けられる。
ボス部126およびスポーク部130a〜130cには、幅細なブリッジ領域(例えば、ブリッジ領域132a・132b)が差し渡されている。本実施形態では、このブリッジ領域132a・132bをエアバッグモジュール104(図2(a))を支持するための土台部として利用していて、これらブリッジ領域132a・132にはエアバッグモジュール104に挿し込まれるフック部134a・134bがそれぞれ設けられている。
図3(b)は、図3(a)のフック部134aを例示する拡大斜視図である。図3(b)に例示するように、フック部134aはブリッジ領域132aから立ち上がっている幹部136と、幹部136の先端付近で芯金102aの中央側へ向かって突出しているかえし部138とを有している。
本実施形態では、フック部134aの根本に切欠部140が形成されている。切欠部140はブリッジ領域132aの肉厚を周囲よりも薄くするために設けられていて、フック部134aをたわみやすくさせる作用を有している。
図4は、図1(a)のA−A断面図である。A−A断面は、図2(b)の囲繞部120aの位置における断面である。図4に例示するように、フック部134aはエアバッグモジュール104へ向かって突出していて、エアバッグモジュール104は囲繞部120aをフック部134aの位置に合わせてステアリングホイール102に取り付ける。そして、囲繞部120aの内側にフック部134aを挿し込ませることで、スプリング118はたわんでフック部134aのかえし部138をよけて通過し、このかえし部138の下側の適正な位置に位置設定される。このようにして、エアバッグモジュール104はステアリングホイール102に固定する。なお、通常状態においてはスプリング118とフック部134aとは接触しておらず、これらはエアバッグモジュール104がステアリングホイール102から脱落する方向へ移動しようとした時に接触する。
エアバッグモジュール104には、緊急時において乗員からの急激な荷重がかかる場合がある。すると、エアバッグモジュール104はステアリングホイール102へ強く押し付けられる。その際、例えば囲繞部120aが下方のフック部134aに干渉することで、フック部134aには応力集中が生じる場合がある。このような場合に備えて、当該ユニット100ではフック部134aの根本に切欠部140を設けている。当該ユニット100では、切欠部140によって、フック部134aの根元は周囲のブリッジ領域132aに対して厚さT1程度減肉されている。
図5は、図4の切欠部140の作用を例示する図である。図5(a)は本実施形態にかかるステアリングホイールユニットを例示する図であり、図5(b)は比較例であるステアリングホイールユニット(ユニット10)を例示する図である。
図5(b)に例示するように、フック部12に囲繞部120aが干渉した場合などにおいて、特にフック部12の根本の角には応力集中E1が生じる場合がある。また、フック部12を通じて伝わった荷重は、フック部12以外の他の場所においてもステアリングホイール16に応力集中を生じさせる場合もある。
一方、図5(a)に例示するように、当該ユニット100では、フック部134aの根本には切欠部140が設けられている。これを図5(b)と比較すると、本実施形態では、フック部134aの図5(a)中の右側の輪郭、すなわちかえし部138が設けられていない側の側面を下方に延長するようにブリッジ領域132aが切り欠かれ、これによって切欠部140が形成されている。この切欠部140によってフック部134aは根本付近でたわみやすくなっていて、このたわみによって荷重を吸収することができる。
特に、切欠部140は、フック部134aにおける引張応力がかかる側、すなわち囲繞部120aと接触する側であってフック部134aがたわんで前屈する側とは反対側の根本に設けると好適である。この構成によって、フック部134aをよりたわみやすくさせることができる。これらの構成によって、フック部134aの根元は、その剛性は低くなっているものの破断強度が向上しているため、荷重に対する耐久力が向上している。
また図3(a)に例示するフック部134a・134bが設けられているブリッジ領域132a・132bは、芯金102aのなかでも幅細でたわみやすい。そのため当該ユニット100では、フック部134a・134bをこのブリッジ領域132a・132bに設けているため、フック部134a・134bはブリッジ領域132a・132bごとねじれるようにたわむことができ、荷重をより効率よく吸収することが可能になっている。
さらに図5(a)に例示するように、当該ユニット100のかえし部138は下側が幹部136から弧を描いて突出している。この構成によって、かえし部138の下側においても応力集中が生じ難くなるため、フック部134a・134bの耐久性をより向上させることが可能になっている。
以上説明した構成によって、当該ユニット100ではフック部134a・134bの破損が防止できるだけでなく、フック部134a・134bを通じて荷重を吸収することで、ステアリングホイール102の他の部位の破損も防止することが可能になっている。
(変形例1)
以下では、上述した芯金102aの変形例を説明する。図6は、図3(b)に例示した芯金102aの変形例1である。芯金200の構成を説明する。まず、芯金200のボス部126のうち、スポーク部130cの近傍には肉抜孔202が設けられている。そして、この肉抜孔202を設けた後、そのリング部125側(図3(a)参照))に残った幅の細い領域がブリッジ領域132aである。
フック部134aは、ブリッジ領域132aの肉抜孔202側の縁204の所定位置に立てられている。図5(a)に例示したように、フック部134aのリング部125側(図3(a)参照))の側面135は、肉抜孔202側に傾斜し、囲繞部120aの縁に対面している。したがって囲繞部120aは、フック部134aの側面135に接触しやすく、これによってフック部134aのリング部125側の根元には応力集中(引張応力)が生じる場合があった。
図6に例示した芯金200では、ブリッジ領域132aのリング部125側の縁206に沿って、突縁部208が設けられている。この突縁部208は、周囲よりも肉厚で、上方に突出している。そして、突縁部208のうち、フック部134aのリング部125側に位置する一部は切り欠かれ、切欠部210が形成されている。この切欠部210では、その周囲の突縁部208が存在している箇所に比べて、厚みが薄くなっている。この芯金200においても、切欠部210を設けたことでフック部134aはたわみやすくなる。このたわみによって、フック部134aはエアバッグモジュール104(図5(a)参照)から伝わる荷重を吸収することが可能になるため、破損のおそれを大幅に減らすことができる。
(変形例2)
図7は、芯金102aの変形例2である。芯金300では、切欠部302が、図6の切欠部210よりも深く形成されている。切欠部302は、突縁部208の一部だけでなく、その下方の領域までも切り欠かれている。このように、切欠部302ではブリッジ領域132a上におけるその周囲の個所に比べて厚みがさらに薄くなっているため、フック部134aはよりたわみやすくなる。したがって、フック部134aはエアバッグモジュール104(図5(a)参照)からの荷重をより吸収することができ、破損のおそれを大幅に減らすことが可能になる。
(変形例3)
図8は、芯金102aの変形例3である。芯金400では、ブリッジ領域402の構成が、図6のブリッジ領域132a等と異なり、やや肉厚であって、突縁部208を有していない。フック部404はやや幅広な形状となっているが、フック部134a(図5(a)参照)と同じく、肉抜孔202側に傾斜している。この芯金400もまた、切欠部406を有している。切欠部406では、ブリッジ領域402のリング部125側の縁408の一部を切り欠くことで、ブリッジ領域402上における周囲の箇所よりも厚みが薄くなっている。この構成においても、切欠部406を設けたことでフック部404がたわみやすくなっている。このたわみによって、フック部404はエアバッグモジュール104(図5(a)参照)からの荷重を吸収することが可能になり、破損のおそれを大幅に減らすことができる。
(変形例4)
図9は、芯金102aの変形例4である。芯金500では、スポーク部502がボス部126よりも肉厚である。このスポーク部502は、ブリッジ領域504のリング部125側の縁506の少なくとも一部とつながっている。ブリッジ領域504には、肉抜孔202側の縁506の所定位置にフック部404が立てられている。そして、フック部404とスポーク部502との境界に沿うよう、溝部508が形成されている。溝部508では、その厚みがスポーク部502よりも薄くなっている。この溝部508によっても、フック部404はたわみやすくなる。このたわみによって、フック部404はエアバッグモジュール104(図5(a)参照)からの荷重を吸収することが可能になり、破損のおそれを大幅に減らすことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ステアリングホイールと、ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールとを含むステアリングホイールユニットに利用することができる。

Claims (8)

  1. 芯金を有するステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、
    前記芯金に設けられ、前記ステアリングホイールの内側に差し渡され前記エアバッグモジュールを支持する土台部と、
    前記土台部から突出し前記エアバッグモジュールに挿し込まれるフック部と、
    前記フック部の根本において前記土台部の肉厚が周囲より薄くなるよう切り欠かれた切欠部と、を備えることを特徴とするステアリングホイールユニット。
  2. 前記切欠部は、前記フック部における引張応力がかかる側の根本に形成されることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイールユニット。
  3. 前記芯金に差し渡される幅細なブリッジ領域をさらに備え、
    前記フック部は前記ブリッジ領域に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のステアリングホイールユニット。
  4. 前記フック部は、前記エアバッグモジュールへ向かって立つ幹部と、該幹部の先端近傍で該幹部の幅方向へ突出したかえし部とを有し、
    前記かえし部は下側が前記幹部から弧を描いて突出していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のステアリングホイールユニット。
  5. 芯金を有する車両のステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、
    前記芯金は、円形のリング部と、該リング部の中央に設けられるボス部と、該ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、
    前記エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、該ハウジングが前記ボス部上に取り付けられていて、
    前記ボス部は、前記スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、該肉抜孔の前記リング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、該ブリッジ領域の肉抜孔側の縁の所定位置に立てられ前記ハウジングに挿し込まれるフック部と、該ブリッジ領域のリング部側の縁に沿って設けられ周囲よりも肉厚になるよう突出した突縁部と、該突縁部の一部を切り欠いて形成された切欠部と、を有し、
    前記フック部のリング部側の側面が傾斜して前記ハウジングに対面していて、
    前記切欠部は前記フック部の前記リング部側の位置に形成されていることを特徴とするステアリングホイールユニット。
  6. 芯金を有する車両のステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、
    前記芯金は、円形のリング部と、該リング部の中央に設けられるボス部と、該ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、
    前記エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、該ハウジングが前記ボス部上に取り付けられていて、
    前記ボス部は、前記スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、該肉抜孔の前記リング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、該ブリッジ領域の前記肉抜孔側の縁の所定位置に立てられ前記ハウジングに挿し込まれるフック部と、該ブリッジ領域の前記リング部側の縁に沿って設けられ周囲よりも肉厚になるよう突出した突縁部と、該突縁部の一部とその下方の領域を切り欠くことで周囲よりも厚みが薄くなった切欠部と、を有し、
    前記フック部のリング部側の側面が傾斜して前記ハウジングに対面していて、
    前記切欠部は前記フック部の前記リング部側の位置に形成されていることを特徴とするステアリングホイールユニット。
  7. 芯金を有する車両のステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、
    前記芯金は、円形のリング部と、該リング部の中央に設けられるボス部と、該ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、
    前記エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、該ハウジングが前記ボス部上に取り付けられていて、
    前記ボス部は、前記スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、該肉抜孔の前記リング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、該ブリッジ領域の前記肉抜孔側の縁の所定位置に立てられ前記ハウジングに挿し込まれるフック部と、該ブリッジ領域の前記リング部側の縁の一部を切り欠くことで周囲よりも厚みが薄くなった切欠部と、を有し、
    前記フック部のリング部側の側面が傾斜して前記ハウジングに対面していて、
    前記切欠部は前記フック部の前記リング部側の位置に形成されていることを特徴とするステアリングホイールユニット。
  8. 芯金を有する車両のステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールの中央付近に取り付けられるエアバッグモジュールと、を含んだステアリングホイールユニットであって、
    前記芯金は、円形のリング部と、該リング部の中央に設けられるボス部と、該ボス部とリング部とをつなぐ複数のスポーク部と、を含み、
    前記エアバッグモジュールは、エアバッグを収容するハウジングを有し、該ハウジングが前記ボス部上に取り付けられていて、
    前記ボス部は、前記スポーク部の近傍に設けられた肉抜孔と、該肉抜孔の前記リング部側に残された幅の細いブリッジ領域と、該ブリッジ領域の前記肉抜孔側の縁の所定位置に立てられ前記ハウジングに挿し込まれるフック部と、を有し、
    前記フック部のリング部側の側面が傾斜して前記ハウジングに対面していて、
    前記スポーク部は、前記ボス部よりも肉厚であって、前記ブリッジ領域の前記リング部側の縁の少なくとも一部とつながっていて、
    前記ボス部は前記フック部と前記スポーク部との境界に沿って形成された溝部をさらに有し、該溝部では厚みが該スポーク部よりも薄くなっていることを特徴とするステアリングホイールユニット。
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