JP5599026B2 - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、酸化物半導体層を活性層に用いた薄膜トランジスタ(TFT)の製造方法に関する。
近年、液晶表示装置(LCD)や有機EL表示装置は、その表示性能、省エネルギー、軽量、コンパクトという理由から広く利用されている。特に、携帯電話、パソコン、ノートパソコン、テレビ、デジタルサイネージ等の表示装置として、主流となっている。これらの表示装置には、一般にTFT基板が用いられている。TFTの材料としては、大面積均一性に優れたアモルファスシリコンを半導体活性層に用いたTFTや、高い電子移動度が実現できる多結晶シリコンを半導体活性層に用いたTFTの開発が積極的に進められている。また、ここ数年、アモルファスシリコンと同等の大面積均一性が期待でき、且つ、高い電子移動度を示す酸化物半導体を活性層に用いたTFTの研究が勢力的に進められている。
従来のTFT基板の製造方法としては、通常5枚のフォトマスクを使用する5マスクプロセスや、ハーフトーン露光技術を利用してマスクを4枚に減らした4枚マスクプロセス等が知られている。このようなTFTの製造方法は、製造プロセス工程数として、40〜35工程を超える工程が必要である。工程数が多いと、工程が複雑となり歩留まりも下がりやすく、製造コストが増大する恐れがある。
上記従来技術の改良技術として、マスク枚数を減らし、より製造工程を削減した方法でTFT基板を製造する技術が種々提案されている。例えば、CNET(Centre National d’Etudes des Telecomunications, France)のJ. RICHARD 等がEURODISPLAY’84 FOURTH
DISPLAY RESEARCH CONFERENCEで発表したTFTは、マスク枚数2枚で製造されている。また、下記特許文献1には、マスク枚数2〜3枚を用いたTFT製造方法が記載されている。
また、直接的にマスク枚数を減少させる技術が開示されているわけではないが、下記特許文献2には、水素もしくは水素プラズマにより、酸化物半導体層が低抵抗化し電極として使用できることが記載されている。
特公平6−54782号公報 特開2007-220817号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された2枚〜3枚のマスクを用いたTFT基板の製造方法には幾つかの問題点がある。例えば、ゲート−ソース、ゲート−ドレイン間の絶縁耐圧が低かったり、ドレイン配線がITOであるため抵抗が大きく、液晶表示装置の大面積化が困難であったり、また、表面保護用絶縁膜がないためTFT特性が経時変化しやすい。また、アモルファスシリコン活性層が隣の素子と分離されておらず、隣の画素の影響を受けやすい。また、マスク枚数はフォトリソグラフィー法によりフォトレジストをパターニングする際のフォトマスクの枚数のみを指し、実際には更に、メタルマスク等の選択的被着形成が必要な方法もある。この場合、微細な画素の形成が困難で、大面積化も精度が課題となり実現が難しい。また、ゲート絶縁膜の陽極酸化工程が付加されているなど、煩雑な製造プロセスがあり、実用に供することが困難な方法もある。また、ハーフトーン露光技術を2回利用して、マスク枚数を減らす方法や、マスク枚数を減らす為に、反射型LCD用のTFTの製造に限定された方法であった。
本発明は、係る困難や制約を克服するという課題に鑑みなされたものであり、製造工程の工程数を削減すること、かつ、製造歩留りを向上させることにより、製造コストを大幅に低減することが可能なTFT基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、本発明者らは、マスク枚数を減らすために製造プロセスの検討を精力的に進めた。その結果、基板上でゲート電極をパターニングした後、第一の絶縁層、酸化物半導体層、電極層を順次積層し、ハーフトーン露光技術を用いたフォトレジストのパターニング工程の後、二段階のエッチング工程により、酸化物半導体層、ソース電極、ドレイン電極、透明画素電極とする領域を所望の形状にパターニングし、電極層の上に第二の絶縁層を堆積した後これを所望の形状にパターニングし、非被覆領域の酸化物半導体層を低抵抗化処理し、透明画素電極にする本発明の完成に至った。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明は、酸化物半導体を含有する透明画素電極を有する薄膜トランジスタの製造方法であって、第1から第6の工程からなる。第1の工程では、基板の上にゲート電極を形成する。第2の工程では、前記ゲート電極の上に第一の絶縁層を形成し、前記第一の絶縁層の上に酸化物半導体からなる酸化物半導体層を形成し、前記酸化物半導体層の上に電極層を形成する。
第3の工程では、前記電極層の上にフォトレジストを形成し、低い順に所定の透過率が割り当てられた遮光部、光減衰部、透光部を有するハーフトーンマスクを用いて前記フォトレジストを露光し、現像して、層厚が厚い第一の領域と、前記ハーフトーンマスクの前記光減衰部に対応し前記第一の領域より層厚が薄い第二の領域を有するレジストパターンを形成し、前記レジストパターンをマスクとして前記電極層と前記酸化物半導体層をエッチングする。
第4の工程では、前記第二の領域のレジストパターンを除去して前記電極層が露出された非被覆領域を形成した後、残存する前記第一の領域のレジストパターンをマスクとして前記電極層をエッチングする。第5の工程では、少なくとも残存する前記電極層の上に第二の絶縁層を形成した後に、前記第二の絶縁層をパターニングする。第6の工程では、前記酸化物半導体層の一部を低抵抗化させ透明画素電極を形成する。
前記透明画素電極は、前記第3の工程により活性層が形成される領域とは離間して前記活性層が形成される領域とともに前記第二の領域に対応して残され、前記第4の工程により前記第二の領域に対応して露出され、前記第5の工程により露出される領域がさらに制限され、前記第6の工程により選択的に低抵抗化される、前記酸化物半導体層の領域である。
本発明のTFT基板の製造方法によれば、製造工程の工程数を削減することによって、製造コストを大幅に低減でき、かつ、透明画素電極も同時に形成できる。また、低コスト化が可能な、ボトムエミッション型の発光素子も、容易に製造することができる。
本発明のフローチャートである。 本発明の実施形態であるTFT基板において、ゲート電極を形成する第1の工程を示す断面図である。 本発明の実施形態であるTFT基板において、透明画素電極部と、ソース電極、ドレイン電極、を形成する第2の工程〜第4の工程を示す断面図である。 本発明の実施形態であるTFT基板において、第二の絶縁層を所望の形状に形成する第5の工程と透明画素電極を形成する第6の工程を示す断面図である。 本発明の実施形態であるTFT基板において、透明画素電極部と、ソース電極、ドレイン電極、を形成する第3の工程〜第4の工程を詳細に示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるTFT基板の製造方法を説明する為の概略フローチャート図を示している。
図1に示すように、本発明は、第1から第6の工程からなる。第1の工程では、基板の上にゲート電極を形成する。第2の工程では、前記ゲート電極の上に第一の絶縁層を形成し、前記第一の絶縁層の上に酸化物半導体からなる酸化物半導体層を形成し、前記酸化物半導体層の上に電極層を形成する。第3の工程では、前記電極層の上にフォトレジストを形成し、ハーフトーンマスクを用いて前記フォトレジストを露光し、現像して、厚みが厚い第一の領域と厚みが薄い第二の領域を有するレジストパターンを形成し、前記レジストパターンをマスクとして前記電極層と前記酸化物半導体層をエッチングする。第4の工程では、前記第二の領域のレジストパターンを除去して非被覆領域とした後、残存する前記第一の領域のレジストパターンをマスクとして前記電極層をエッチングする。第5の工程では、第二の絶縁層を形成した後に、前記第二の絶縁層をパターニングする。第6の工程では、前記非被覆領域の前記酸化物半導体層を低抵抗化する。
図2は、本発明の実施形態に関わるTFT基板の製造方法における、第一のフォトマスクを用いた工程(第1の工程)を説明する為の断面概略図である。(a)は処理前のガラス基板の断面図を、(b)はメタルを成膜した断面図を、(c)は第一のフォトレジストを塗布した断面図を、(d)は露光/現像/エッチング/レジスト剥離を経て、ゲート電極及びゲート配線を形成した断面図を示している。
図2(b)において、まず、基板10の上にゲート電極及びゲート配線20となるメタルを成膜する。メタルには、Au,Ag,Al,Cu,Mo,Ti,Mn,Mg,Ni等の単層膜、積層膜、或は、合金膜等を用いる。形成方法は、特に限定されるものではなく、電子ビーム蒸着法、ヒータ加熱蒸着法、或は、DCスパッタリング法、高周波スパッタリング法、等が用いられる。堆積膜厚は、製造する基板サイズにより、その配線抵抗、画素サイズ等を考慮して設計される。
図2(c)において、第一のフォトレジスト21を塗布し、第一のフォトマスク22を用いて、フォトリソグラフィー法により(露光及び現像)、所定の形状にフォトレジスト(不図示)を形成する。
その後、エッチング及びレジスト剥離(不図示)を行い、図2(d)に示す断面形状のゲート電極及びゲート配線23が形成される。このようにして図1の第1の工程は終了する。なお、この工程は、上記フォトリソグラフィー法を用いずとも、メタルマスク等を用いた選択的被着形成法によっても可能である。その場合には、フォトリソグラフィー法に用いられる、第一のフォトレジスト21の塗布や第一のフォトマスク22を用いる必要はない。そのため、図4(b)に示す断面形状のTFTを形成するために必要なマスクの数は2枚で足りる。
次に図3の図面を参照して、第2の工程、第3の工程を説明する。同図(a)において、第1の工程終了後、ゲート電極及びゲート配線23が形成された基板の上に、第一の絶縁層30(ここではゲート絶縁層)を形成する(図3(a))。絶縁層30には、例えば、SiOx,SiONx,SiNx,SiOx:H,SiONx:H,SiNx:H,Al,Y、HfO等の単膜、或は積層膜を用いることができる。成膜方法には、高周波スパッタリング法、プラズマCVD法、或は、パルスレーザー堆積法を用いることができる。膜厚は、ゲート電極及びゲート配線23を十分に被覆しうる膜厚以上が必要である。
次に酸化物半導体層31を形成する(図3(a))。前記酸化物半導体層31は、In、Zn及びSnの少なくとも1種類の元素を含む酸化物半導体か、あるいはIn、Zn及びGaを含む酸化物半導体からなることが好ましい。また、アモルファスであればより好ましい。前記酸化物半導体層31の形成方法は、特に限定されるものではなく、DCスパッタリング法、高周波スパッタリング法、プラズマCVD法、パルスレーザー堆積法、或は、インクジェットプリンティング法等を用いることができる。膜厚は、10nm〜150nmが好ましい。膜厚が10nmより薄い場合、低抵抗化処理(第6の工程)を経て、透明画素電極領域を形成した際、ピンホールが数多く発生する問題が生じる。膜厚が150nmより厚い場合、TFTのオフ動作時のリーク電流や、サブスレッシュホルドスウィング値(S値)が増大する問題が生じる。酸化物半導体層31の抵抗値は、10Ωcm〜10MΩcmが好ましく、そのキャリア濃度は、1×1017〜3×1011cm-3が好ましい。これよりも、高抵抗(>10MΩcm)でもTFTは動作するが、透明画素電極領域を形成する低抵抗化処理(第6の工程)の条件が厳しくなり、好ましくない。また、10Ωcmよりも低抵抗である場合には、TFTをオフさせることが困難になり、ドレイン電流の立ち上がり電圧(立ち上がり開始ゲート電圧)は、負側に大きくなってしまう。
次にソース電極、ドレイン電極、およびそれらを接続する配線となる電極層32を形成する(図3(a))。ここまでが第2の工程である。メタルには、Au,Ag,Al,Cu,Mo,Ti,Mn,Mg,Ni等の単層膜、積層膜、或は、合金膜等を用いることができる。形成方法は特に限定されるものではなく、電子ビーム蒸着法、ヒータ加熱蒸着法、或は、DCスパッタリング法、高周波スパッタリング法等を用いることができる。また、酸化物半導体層31と電極層32をパターニングする第3の工程を、ウェットエッチングで行う場合は、予めそのエッチャントに対してエッチングレートが高いメタルを使用することは言うまでもない。
次に第二のフォトレジスト33を塗布する(図3(a))。その後、第二のフォトマスク34(ハーフトーンマスク)を用いて、第二のレジストパターン(不図示)を形成する。パターニングされるレジストの厚みは領域によって異なり、ソース電極、ドレイン電極、透明画素電極とする領域では他の領域より薄く形成する。また、パターニング工程は2段階に分かれる。初めは、酸化物半導体層31と電極層32を同様のパターンで形成する。ここまでが第3の工程である。
その後、フォトレジストのアッシング処理により新たなパターンを形成し、ドライエッチングによって、ソース電極、ドレイン電極、透明画素電極部を形成する。このようにして、図3(b)が形成され、図1の第4の工程が終了する。
次に図4の図面を参照して、第5の工程、第6の工程を説明する。第4の工程終了後、第二の絶縁層41を形成する(図4(a))。第二の絶縁層41には、例えば、SiOx,SiONx,SiNx,SiOx:H,SiONx:H,SiNx:H,Al,Y、HfO等の単膜、或は積層膜を用いることができる。形成方法には、高周波スパッタリング法、プラズマCVD法、或は、パルスレーザー堆積法等による堆積を用いることができる。膜厚は、電極層32を十分に被覆しうる膜厚が必要である。
次に、第三のフォトレジスト42を塗布し、これに、第三のマスク43を用いてレジストパターンを形成する(図4(a))。ここまでが第5の工程である。なお、第5の工程では、特に透明画素電極部と、外部電極と接続する電極パッド部をパターニングする。
次に、透明画素電極44を形成する第6の工程を説明する。前記第二の絶縁層41に被覆されていない、非被覆領域の酸化物半導体層31に低抵抗化処理を施し、透明画素電極44を形成する。低抵抗化処理は、特に方法が限定されるわけではなく、結果的に低抵抗の透明電極となれば良い。例えば、水素プラズマ処理、アルゴンプラズマ処理、或は、還元雰囲気下でのアニール処理等により形成する。次にレジストを剥離して、図4(b)に示す状態となる。
以上の工程によって、パターニングされた透明画素電極を有するTFT基板を製造することができる。第1の工程でメタルマスク等を用いる場合、必要なフォトマスクの枚数は、ハーフトーンマスク1枚とバイナリマスク1枚の合計2枚である。第1の工程でメタルマスク等を用いない場合、必要なフォトマスクの枚数は、ハーフトーンマスク1枚とバイナリマスク2枚の合計3枚である。なお、バイナリマスクは、透光部と遮光部からなる。ハーフトーンマスクは、透光部と遮光部と光減衰部からなり、それぞれの光透過率の大小関係は以下のとおりである。
遮光部の光透過率 < 光減衰部の光透過率 < 透光部の光透過率
例えば、波長436nmの光に対して、遮光部の光透過率は約0%、光減衰部の光透過率は約20%、透光部の光透過率は約90%である。
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
本実施例では図1のフローチャートに沿って、図2(a)〜図4(b)及び図5(a)〜図5(d)に示す逆スタガ(ボトムゲート)型TFTを有するTFT基板の製造方法を説明する。
(第1の工程)
先ず洗浄したガラス基板10(コーニング社製1737)を用意した(図2(a))。次に、ゲート電極・配線層20として、不図示のDCスパッタ装置により、Mo膜を200nmの厚さで形成した(図2(b))。次に、ゲート電極・配線層20の上に、第一のフォトレジストを塗布した(図2(c))。さらに、第一のフォトマスク22を用いてフォトリソグラフィー法とドライエッチング法により、ゲート電極・配線23を形成した(図2(d))。
(第2の工程)
次に図3(a)に示すように、第一の絶縁層30としてa−SiOx:H膜を不図示のCVD装置で、200nmの膜厚で堆積した。その際、基板温度は300℃とし、原料ガスはSiH/NO(流量:22/600sccm)を用い、RFパワーを350W、圧力を175Paとした。
次に、スパッタターゲットにInGaZnO焼結体ターゲットを備えた不図示のDCスパッタ装置を用いて、40nmの膜厚の酸化物半導体層31を堆積した。スパッタガスには酸素2.5%アルゴン混合ガスを用い、圧力は2×10-1Pa、DCパワーは300Wとした。酸化物半導体層31は、金属組成比がIn:Ga:Zn=1.00:0.94:0.75となるアモルファスIn―Ga―Zn―Oであった。
更に、電極層32として、不図示のDCスパッタ装置により、Mo膜を200nmの膜厚で堆積した。諸条件はゲート電極・配線層20の形成条件と同じであった。
(第3の工程)
更に、第ニのフォトレジスト33を塗布した後、第ニのフォトマスク34(ハーフトーンマスク)を用いてフォトリソグラフィー法により、レジストパターンを形成した。ここで、ソース電極、ドレイン電極、透明画素電極とする領域のレジストの厚みを他の領域より薄くした(図5(a))。
次に、水で希釈した燐酸:硝酸:酢酸(混合比70%:3%:4%)ス溶液を用いたウェットエッチング法により、酸化物半導体層31と電極層32を同様な形状にパターニングした(図5(b))。
(第4の工程)
次に、不図示のアッシング装置を用いて、前記第二のフォトレジスト33のソース電極、ドレイン電極、透明画素電極を形成する領域(フォトレジスト33の膜厚が他の領域より薄い領域)を、下地の電極層32が露出するまで除去した(図5(c))。アッシング条件は、酸素ガス流量が20sccm、RFパワーが200W、圧力が5Paの条件であった。
この後、エッチングガスにCF/O(流量:30/30sccm)を用い、RFパワーを150W、圧力を10Paとして、電極層32をドライエッチングし、ソース電極、ドレイン電極を形成した。また同時に、透明画素電極となる領域を形成した(図5(d))。次に、残っているフォトレジスト33を除去した(図3(b))。
(第5の工程)
次に、第二の絶縁層41としてa−SiOx:H膜を不図示のCVD装置で、200nmの膜厚まで堆積した。基板温度は280℃、原料ガスはSiH/NO(流量:18/600sccm)、RFパワーは380W、圧力は175Paであった。第三のフォトレジスト42を塗布した後、第三のフォトマスク43を用いて、フォトリソグラフィー法により、透明画素電極となる領域と、電極端部のパッド部のフォトレジスト42をパターニングした。そして不図示のドライエッチング装置により、エッチングガスにCF/O(流量:20/2sccm)を用い、RFパワーを150W、圧力を5Paとして、第二の絶縁層41をドライエッチングし、図4(a)に示す形態を得た。
(第6の工程)
次に、透明画素電極44を得る為に、不図示のドライエッチング装置内で、水素プラズマ処理を行った。処理条件は、水素流量が30sccm、RFパワーが200W、圧力が175Paであった。その後レジストを剥離し、図4(b)の形態のTFT基板を得た。
このようにして得られたTFT基板と同様に作製したテストサンプルによれば、チャネル部分の抵抗率は、100Ωcmであった。また、透明画素電極部の抵抗率は10-3Ωcmであった。
(実施例2)
以下に説明するように、実施例1と同様にTFT基板を形成した。
先ず洗浄したガラス基板10(コーニング社製1737)を用意した(図2(a))。次に、ゲート電極・配線層20として、不図示のDCスパッタ装置により、Al膜を200nmの膜厚で形成した(図2(b))。次に、ゲート電極・配線層20の上に、第一のフォトレジストを塗布した(図2(c))。さらに、第一のフォトマスク22を用いてフォトリソグラフィー法とドライエッチング法により、ゲート電極・配線23を形成した(図2(d))。
(第2の工程)
次に図3(a)に示すように、不図示のCVD装置により、第一の絶縁層30としてa−SiOx:H膜を210nmの膜厚で堆積した。基板温度は250℃、原料ガスはSiH/NO(流量:24/600sccm)、RFパワーは300W、圧力は172Paであった。
次に、スパッタターゲットにInGaZnO焼結体ターゲットを備えた不図示のDCスパッタ装置を用いて、40nmの膜厚の酸化物半導体層31を堆積した。スパッタガスには酸素2.0%アルゴン混合ガスを用い、圧力は2×10-1Pa、DCパワーは300Wであった。酸化物半導体層31は、金属組成比がIn:Ga:Zn=1.00:0.84:0.70となるアモルファスIn―Ga―Zn―O膜であった。
更に、電極層32として、不図示のDCスパッタ装置により、Al膜を200nmの膜厚で堆積した。
(第3の工程)
更に、第ニのフォトレジスト33を塗布した後、第ニのフォトマスク34(ハーフトーンマスク)を用いてフォトリソグラフィー法により、フォトレジスト33をパターニングした。その際、ソース電極、ドレイン電極、透明画素電極とする領域のレジストは、他の領域より厚みを薄くした(図5(a))。
次に、水で希釈した燐酸:硝酸:酢酸(混合比70%:2%:3%)水溶液を用いたウェットエッチング法により、酸化物半導体層31と電極層32を同様な形状にパターニングした(図5(b))。
(第4の工程)
次に、不図示のアッシング装置を用いて、前記第二のフォトレジスト33のソース電極、ドレイン電極、透明画素電極を形成する領域(フォトレジスト33の膜厚が他の領域より薄い領域)を、下地の電極層32が露出するまで除去した(図5(c))。アッシング条件は、酸素ガス流量が20sccm、RFパワーが200W、圧力が5Paの条件であった。
この後、エッチングガスにCF/O(流量:30/30sccm)を用い、RFパワーを150W、圧力を10Paとして、電極層32をドライエッチングし、ソース電極、ドレイン電極を形成した。また同時に、透明画素電極となる領域を形成した(図5(d))。次に、残っているフォトレジスト33を除去した(図3(b))。
(第5の工程)
次に、第二の絶縁層41としてa−SiOx:H膜を不図示のCVD装置で、200nmの膜厚まで堆積した。基板温度は230℃、原料ガスはSiH/NO(流量:20/600sccm)、RFパワーは300W、圧力は170Paであった。第三のフォトレジスト42を塗布した後、第三のフォトマスク43を用いて、フォトリソグラフィー法により、透明画素電極となる領域と、電極端部のパッド部のフォトレジスト42をパターニングした。そして不図示のドライエッチング装置により、エッチングガスにCF/O(流量:20/1sccm)を用い、RFパワーを150W、圧力を5Paとして、第二の絶縁層41をドライエッチングし、図4(a)に示す形態を得た。
(第6の工程)
次に、透明画素電極44を得る為に、不図示のドライエッチング装置内で、水素プラズマ処理を行った。処理条件は、水素流量が30sccm、RFパワーが100W、圧力が185Paであった。その後レジストを剥離し、図4(b)の形態のTFT基板を得た。
このようにして得られたTFT基板と同様に作製したテストサンプルによれば、チャネル部分の抵抗率は、10Ωcmであった。また、透明画素電極部の抵抗率は、10-3Ωcmであった。
(実施例3)
(第1の工程)
まず初めに、実施例1と同様の方法で基板10の上にゲート電極・配線23を形成した。
(第2の工程)
次に、実施例1と同様の方法で第一の絶縁層30を形成した。
次に、スパッタターゲットにInGaZnO焼結体ターゲットを備えた不図示のDCスパッタ装置を用いて、40nmの膜厚の酸化物半導体層31を堆積した。スパッタガスには酸素13.0%アルゴン混合ガスを用い、圧力は2.5×10-1Pa、DCパワーは350Wであった。酸化物半導体層31は、金属組成比がIn:Ga:Zn=0.95:1.05:0.75となるアモルファスIn―Ga―Zn―O膜であった。
更に、電極層32として、不図示のDCスパッタ装置により、Mo膜を200nmの膜厚で堆積した。
(第3の工程)
更に、第ニのフォトレジスト33を塗布した後、第ニのフォトマスク34(ハーフトーンマスク)を用いてフォトリソグラフィー法により、フォトレジスト33をパターニングした。その際、ソース電極、ドレイン電極、透明画素電極とする領域のレジストは、他の領域より厚みを薄くした(図5(a))。
次に、水で希釈した燐酸:硝酸:酢酸(混合比70%:3%:4%)水溶液を用いたウェットエッチング法により、酸化物半導体層31と電極層32を同様形状にパターニングした(図5(b))。
(第4の工程)
次に、不図示のアッシング装置を用いて、前記第二のフォトレジスト33のソース電極、ドレイン電極、透明画素電極を形成する領域(フォトレジスト33の膜厚が他の領域より薄い領域)を、下地の電極層32が露出するまで除去した(図5(c))。アッシング条件は、酸素ガス流量が20sccm、RFパワーが200W、圧力が5Paの条件であった。
この後、エッチングガスにCF/O(流量:30/30sccm)を用い、RFパワーを150W、圧力を10Paとして、電極層32をドライエッチングし、ソース電極、ドレイン電極を形成した。また同時に、透明画素電極となる領域を形成した(図5(d))。次に、残っているフォトレジスト33を除去した(図3(b))。
(第5の工程)
次に、第二の絶縁層41としてa−SiOx:H膜を不図示のCVD装置で、200nmの膜厚まで堆積した。基板温度は280℃、原料ガスはSiH/NO(流量:18/600sccm)、RFパワーは380W、圧力は175Paであった。第三のフォトレジスト42を塗布した後、第三のフォトマスク43を用いて、フォトリソグラフィー法により、透明画素電極となる領域と、電極端部のパッド部のフォトレジスト42をパターニングした。そして不図示のドライエッチング装置により、エッチングガスにCF/O(流量:20/2sccm)を用い、RFパワーを150W、圧力を5Paとして、第二の絶縁層41をドライエッチングし、図4(a)に示す形態を得た。
(第6の工程)
次に、透明画素電極44を得る為に、不図示のドライエッチング装置内で、水素プラズマ処理を行った。処理条件は、水素流量が40sccm、RFパワーが350W、圧力が100Paであった。その後レジストを剥離し、図4(b)の形態のTFT基板を得た。
このようにして得られたTFT基板と同様に作製したテストサンプルによれば、チャネル部分の抵抗率は、10kΩcmであった。また、透明画素電極部の抵抗率は、3×10-3Ωcmであった。
本発明に係る薄膜トランジスタ(TFT)からなる電子素子は、LCDや有機ELディスプレイのスイッチング素子として応用することができる。
また、プラスチックフィルムをはじめとするフレキシブル素材に低温でTFTの全てのプロセスを形成することが可能であり、フレキシブル・ディスプレイをはじめ、ICカードやIDタグなどに幅広く応用できる。
10 ガラス基板
20 ゲート電極・配線層
21 第一のフォトレジスト
22 第一のフォトマスク
23 ゲート電極・配線
30 第一の絶縁層
31 酸化物半導体層
32 電極層
33 第二のフォトレジスト
34 第二のフォトマスク(ハーフトーンマスク)
41 第二の絶縁層

Claims (8)

  1. 酸化物半導体を含有する透明画素電極を有する薄膜トランジスタの製造方法であって、
    基板の上にゲート電極を形成する第1の工程と、
    前記ゲート電極の上に第一の絶縁層を形成し、前記第一の絶縁層の上に酸化物半導体からなる酸化物半導体層を形成し、前記酸化物半導体層の上に電極層を形成する第2の工程と、
    前記電極層の上にフォトレジストを形成し、低い順に所定の透過率が割り当てられた遮光部、光減衰部、透光部を有するハーフトーンマスクを用いて前記フォトレジストを露光し、現像して、層厚が厚い第一の領域と、前記ハーフトーンマスクの前記光減衰部に対応し前記第一の領域より層厚が薄い第二の領域を有するレジストパターンを形成し、前記レジストパターンをマスクとして前記電極層と前記酸化物半導体層をエッチングする第3の工程と、
    前記第二の領域のレジストパターンを除去して前記電極層が露出された非被覆領域を形成した後、残存する前記第一の領域のレジストパターンをマスクとして前記電極層をエッチングする第4の工程と、
    少なくとも残存する前記電極層の上に第二の絶縁層を形成した後に、前記第二の絶縁層をパターニングする第5の工程と、
    記酸化物半導体層の一部を低抵抗化させ透明画素電極を形成する第6の工程と、を含み、
    前記透明画素電極は、前記第3の工程により活性層が形成される領域とは離間して前記活性層が形成される領域とともに前記第二の領域に対応して残され、前記第4の工程により前記第二の領域に対応して露出され、前記第5の工程により露出される領域がさらに制限され、前記第6の工程により選択的に低抵抗化される、前記酸化物半導体層の領域であることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  2. 共通の酸化物半導体を含有する活性層と透明画素電極とを有する薄膜トランジスタの製造方法であって、
    基板の上にゲート電極を形成する第1の工程と、
    前記ゲート電極の上に第一の絶縁層を形成し、前記第一の絶縁層の上に酸化物半導体からなる酸化物半導体層を形成し、前記酸化物半導体層の上に電極層を形成する第2の工程と、
    前記電極層の上にフォトレジストを形成し、ハーフトーンマスクを用いて前記フォトレジストを露光し、現像して、少なくともソース電極およびドレイン電極とに対応して設けられパターン厚が厚い第一の領域と、活性層および透明画素電極に対応して設けられ前記第一の領域よりパターン厚が薄い第二の領域とを有するレジストパターンを形成し、前記レジストパターンをマスクとして前記電極層と前記酸化物半導体層をエッチングする第3の工程と、
    前記第二の領域のレジストパターンを除去して前記電極層が露出された非被覆領域を形成した後、残存する前記第一の領域のレジストパターンをマスクとして前記電極層をエッチングし、前記ソース電極および前記ドレイン電極のそれぞれに対応する電極パターンと、前記活性層が形成される領域と前記透明画素電極が形成される領域を含む領域とのそれぞれに対応して前記酸化物半導体層が露出された露出パターンと、を形成する第4の工程と、
    少なくとも前記電極層の上に第二の絶縁層を形成した後に、前記露出パターンの一部を残して前記第二の絶縁層をパターニングする第5の工程と、
    パターニングされた前記第二の絶縁層をマスクとして、前記露出パターンの領域内の前記酸化物半導体層の一部を低抵抗化させ前記透明画素電極を形成する第6の工程と、
    を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 前記酸化物半導体は、In、Zn及びSnからなる群から選ばれる少なくとも1種類の元素を含む酸化物半導体、あるいはIn、Zn及びGaを含む酸化物半導体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  4. 前記酸化物半導体は、アモルファスであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 前記第4の工程において、前記第二の領域のレジストパターンをアッシング処理で除去した後、ドライエッチングすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 前記第3の工程のエッチングが、ウェットエッチングであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  7. 前記透明画素電極は、前記ソース電極または前記ドレイン電極のいずれか一方に対して、前記酸化物半導体層を介して電気的に接続されるものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  8. 前記第二の領域は、前記ソース電極または前記ドレイン電極のいずれか一方と電気的に接続される配線に対応して設けられた領域を含み、
    前記透明画素電極は、前記ソース電極または前記ドレイン電極のいずれか一方と前記配線とを電気的に接続するように前記酸化物半導体層に設けられたものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
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