JP5599009B2 - ワーク加飾方法及び転写シート成形装置 - Google Patents
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Description
請求項5の発明は、請求項4に記載の転写シート成形装置において、キャリアフィルムは熱可塑性樹脂で構成され、紫外線硬化層を硬化させた後、第1容器内と第2容器内とを等圧にしてキャリアフィルムを加熱し、軟化させてから、キャリアフィルムを加飾フィルムから剥離させるところに特徴を有する。
請求項1及び4の発明によれば、転写シートにてワークの加飾を行う場合には、まず、第1容器とワークを収容した第2容器の開口同士を突き合わせて、それら第1容器内と第2容器内とを転写シートにより仕切ると共に加飾フィルムをワークに対向配置しておく。次いで、第1容器内を加圧状態とする一方、第2容器内を負圧状態にすると、転写シートがワークの表面に押し付けられて成形される。
請求項3及び6の発明によれば、転写シートにマイクロ波を照射すると、ホットメルト層に混在したマイクロ波発熱部材が発熱してホットメルト層が軟化しワークの表面に固着可能となる。しかも、キャリアフィルムがエラストマーで構成され、常温でも高い柔軟性と伸縮性を有するので、転写シートをワークの表面に押し付けて成形かつ固着させる際に、キャリアフィルムを軟化させるための加熱を省略することができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 第1容器(シート保持手段)
12 第2容器(シート保持手段)
13 直動装置(容器結合手段)
16 ヒータ
18 クランプ(シート保持手段)
17 紫外線照射装置
20 真空ポンプ(負圧装置)
21 コンプレッサー(加圧装置)
31 第1の閉塞空間
32 第2の閉塞空間
40 押圧部材(シート保持手段)
50 加圧容器
52 マイクロ波出力装置
H マイクロ波発熱部材
S 転写シート
W ワーク
fa キャリアフィルム
fb 加飾フィルム
fb1 クリア層(紫外線硬化層)
fb2 ベース層
fb3 接着剤層(ホットメルト層)
Claims (6)
- 一端が開口した第1容器の開口と、一端が開口しかつワークを収容した第2容器の開口とを突き合わせ、キャリアフィルムを加飾フィルムに剥離可能に積層してなる転写シートにより前記第1容器内と前記第2容器内とを仕切ると共に前記加飾フィルムを前記ワークに対向配置し、前記第1容器内を加圧状態とする一方、前記第2容器内を負圧状態にして、前記転写シートを前記ワークの表面に押し付けて成形した後、前記キャリアフィルムを前記加飾フィルムから剥離するワーク加飾方法において、
紫外線が透過可能な部材で前記キャリアフィルムを構成すると共に、前記キャリアフィルムを透過した紫外線を受けて硬化する紫外線硬化層を前記加飾フィルムに設けておき、
前記キャリアフィルムを前記加飾フィルムから剥離する前に、前記キャリアフィルムを通して前記紫外線硬化層に紫外線を照射して前記紫外線硬化層を硬化させ、
前記第1容器内を負圧状態とする一方、前記第2容器内を加圧状態にして前記キャリアフィルムを前記加飾フィルムから剥離することを特徴とするワーク加飾方法。 - 前記キャリアフィルムを熱可塑性樹脂で構成し、
前記紫外線硬化層を硬化させた後、前記第1容器内と前記第2容器内とを等圧にし、前記キャリアフィルムを加熱して軟化させてから、前記キャリアフィルムを前記加飾フィルムから剥離することを特徴とする請求項1に記載のワーク加飾方法。 - 前記キャリアフィルムをエラストマーで構成し、前記加飾フィルムの前記ワークに接触する側に接着剤層としてのホットメルト層を設けると共に、そのホットメルト層に所定のマイクロ波で発熱するマイクロ波発熱部材を混在させておき、
前記所定のマイクロ波を前記転写シートに照射して前記ホットメルト層を軟化させて前記ワークに固着させることを特徴とする請求項1に記載のワーク加飾方法。 - 一端が開口した第1容器と、
前記第1容器の開口に対向した開口を一端に有しかつ内部にワークを収容可能な第2容器と、
前記第1容器と前記第2容器とを結合する容器結合手段と、
紫外線が透過可能な部材で構成されたキャリアフィルムを、前記キャリアフィルムを透過した紫外線を受けて硬化する紫外線硬化層を設けられた加飾フィルムに剥離可能に積層してなる転写シートにより、前記容器結合手段にて結合した前記第1容器内と前記第2容器内とを仕切ると共に前記加飾フィルムを前記ワークに対向配置した状態に保持するためのシート保持手段と、
前記第1及び第2の容器内を負圧状態にするための負圧装置と、
前記第1及び第2の容器内を加圧状態にするための加圧装置と、
前記第1容器に配置され、前記紫外線を前記紫外線硬化層に照射するための紫外線照射装置とを備え、
前記加圧装置にて前記第1容器内を加圧状態にする一方、前記負圧装置にて前記第2容器内を負圧状態にして、前記転写シートを前記ワークの表面に押し付けて成形し、
前記キャリアフィルムを通して前記紫外線硬化層に紫外線を照射して前記紫外線硬化層を硬化させた後、
前記負圧装置にて前記第1容器内を負圧状態にする一方、前記加圧装置にて前記第2容器内を加圧状態にして、前記キャリアフィルムを前記加飾フィルムから剥離させることを特徴とする転写シート成形装置。 - 前記キャリアフィルムは熱可塑性樹脂で構成され、
前記紫外線硬化層を硬化させた後、前記第1容器内と前記第2容器内とを等圧にして前記キャリアフィルムを加熱し、軟化させてから、前記キャリアフィルムを前記加飾フィルムから剥離させることを特徴とする請求項4に記載の転写シート成形装置。 - 前記キャリアフィルムはエラストマーで構成され、前記加飾フィルムの前記ワークに接触する側に接着剤層としてのホットメルト層が設けられると共に、そのホットメルト層に所定のマイクロ波で発熱するマイクロ波発熱部材が混在され、
前記第1又は第2の容器には、前記所定のマイクロ波を前記転写シートに照射するためのマイクロ波出力装置が備えられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の転写シート成形装置。
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