JP7305176B2 - 熱成形装置および熱成形方法 - Google Patents
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Description
現在は、多層シート部材を生産可能な技術を有するメーカーのみが多層シート部材を生産しているため、既存の多層シート部材の中から選定を行い、用いることがほとんどであり、機能性フィルムの組み合わせの自由度に限界がある。そのため、既存の多層シート部材に、希望する機能性フィルムの組み合わせのものが存在しない場合、当該希望する機能性フィルムを一枚づつ成形基材に接着し、積層していく必要があった。そのため、熱成形を行う回数が、機能性フィルムの枚数分となり、生産効率が悪いものであった。
(1)上枠と下枠とにより密閉して形成される成形室で、第1シート部材と第2シート部材とにより形成される多層シート部材を、成形基材の形状に沿って賦形すると同時に成形基材に接着する熱成形装置において、熱成形工程を制御する制御プログラムを記憶した制御手段を備えること、成形室の内部において、下枠の側から上枠の側に向かって、成形基材、第1シート部材、第2シート部材の順に配置され、成形室は第2シート部材によって、上枠側の第1空間と、下枠側の第2空間に分割されていること、第1空間には、少なくとも第2シート部材を加熱するヒータと、第1空間を減圧する第1減圧手段と、第1空間を加圧する加圧手段と、を備えること、第2空間には、第2シート部材の表面に対して垂直方向に、成形基材が配置される初期位置から第2シート部材が配置される第2シート保持位置までの間を動作可能であって、成形基材を下枠の側から保持する下基材と、第1シート部材の外周部を保持することで、第1シート部材を第2シート部材に対して平行に保持し、第1シート部材が配置される第1シート保持位置から第2シート保持位置までの間を動作可能な保持部材と、第2空間を減圧する第2減圧手段と、を備えること、を特徴とする。
(1),(2)に記載の熱成形装置および(5)に記載の熱成形方法によれば、機能性フィルムの自由な組み合わせを実現可能であるとともに、生産効率の向上を図ることが可能である。
さらに、下基材を初期位置から第2シート保持位置まで動作させれば、下基材に保持された成形基材が多層シート部材に押し付けられ、多層シート部材は、成形基材の形状に沿って賦形されるとともに、成形基材に接着される。
例えば、第1シート部材にハードコート層、第2シート部材に接着層などを選定することが可能であり、様々な機能性フィルムの組み合わせの多層シート部材を、成形基材の上に形成することが可能である。よって、機能性フィルムの自由な組み合わせを実現可能である。さらに、熱成形を行うとともに、多層シート部材を形成可能であるため、生産効率の向上を図ることが可能である。
本発明の熱成形装置および熱成形方法の第1の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、下枠12の側から上枠11の側に向かって、成形基材U1、第1シート部材S11、第2シート部材S12の順に配置され、図2に示すように、成形基材U1が第1シート部材S11が配置される第1シート保持位置まで動作されることで、成形基材U1の表面に第1シート部材S11を接着し、さらに図3に示すように、第1シート部材S11が接着された成形基材U1が、第2シート部材S12が配置される第2シート保持位置まで動作されることで、第2シート部材S12を、第1シート部材S11が接着された成形基材U1に接着する。
このように、熱成形装置1では、成形基材U1の表面に、第1シート部材S11、第2シート部材S12が順に積層されることで、多層シート部材S1が形成される。
熱成形装置1の使用中は、ヒータ13は常時動作状態にあり、第2シート部材S12を加熱する時には、ヒータ13は、初期位置である上限位置から、下限位置に位置される。そして、加熱が完了した後、第1シート部材S11と第2シート部材S12の賦形および接着を行う時には、図中上方へ移動され、再度上限位置に位置される。
テーブル15が図1に示す下限位置にあるとき、スプリング19は、圧縮された状態にあり、ブロック体18を位置決めブロック20に押し付けている。この状態から、テーブル15が昇降装置21により上方に動作されると、テーブル15の押圧面15aが、保持部材16の被押圧面16bに当接するまでは、スプリング19の付勢力によって、ブロック体18が位置決めブロック20に当接した状態、即ち、保持部材16は下限位置の状態が維持されるため、成形基材U1に、第1シート部材S11を接着することができる。
まず、上枠11を上昇させ、下枠12から離間させた状態で、作業者は、成形基材U1を下基材14に配置し、第1シート部材S11を保持部材16に配置し、第2シート部材S12を保持治具22に配置する。ここで、第1シート部材S11は、予め保持部材16の大きさに合わせて切り取られたものを配置する。また、第2シート部材S12も、予め保持治具22に配置可能な大きさに合わせて切り取られたものを配置する。
また、本実施例においては、第1シート部材S11としてOCA、第2シート部材S12としてポリカーボネートを例に挙げているが、これに限定されるものでなく、様々な機能性フィルムの組み合わせの多層シート部材を、成形基材U1の表面に形成することが可能である。よって、機能性フィルムの自由な組み合わせを実現可能である。
(1)上枠11と下枠12とにより密閉して形成される成形室23で、第1シート部材S11と第2シート部材S12とにより形成される多層シート部材S1を、成形基材U1の形状に沿って賦形すると同時に成形基材U1に接着する熱成形装置1において、熱成形工程を制御する制御プログラム322aを記憶した制御手段32を備えること、成形室23の内部において、下枠12の側から上枠11の側に向かって、成形基材U1、第1シート部材S11、第2シート部材S12の順に配置され、成形室23は第2シート部材S12によって、上枠11側の第1空間231と、下枠12側の第2空間232に分割されていること、第1空間231には、少なくとも第2シート部材S12を加熱するヒータ13と、第1空間231を減圧する真空ポンプ28と、第1空間231を加圧するコンプレッサ27と、を備えること、第2空間232には、第2シート部材S12の表面に対して垂直方向に、成形基材U1が配置される初期位置から第2シート部材S12が配置される第2シート保持位置までの間を動作可能であって、成形基材U1を下枠12の側から保持する下基材14と、第1シート部材S11の外周部を保持することで、第1シート部材S11を第2シート部材S12に対して平行に保持し、第1シート部材S11が配置される第1シート保持位置から第2シート保持位置までの間を動作可能な保持部材16と、第2空間232を減圧する真空ポンプ29と、を備えること、を特徴とし、(2)(1)に記載の熱成形装置1において、制御プログラム322aは、真空ポンプ28により第1空間231を減圧し、第2シート部材S12をヒータ13に密着させることで、ヒータ13により第2シート部材S12を加熱し、軟化させ、第1空間231を減圧した状態を維持し、真空ポンプ29により第2空間232を減圧した状態で、下基材14を初期位置から第1シート保持位置まで動作させ、成形基材U1を第1シート部材S11の表面に押し付けることで、第1シート部材S11を、成形基材U1の形状にならって賦形すると同時に成形基材U1に接着し、第2空間232を減圧した状態を維持し、下基材14をさらに第2シート保持位置まで動作させるとともに、保持部材16を第2シート保持位置まで動作させ、コンプレッサ27により第1空間231を加圧しながら、成形基材U1と、成形基材U1に接着された第1シート部材S11とを、ヒータ13に加熱されて軟化した第2シート部材S12の表面に押し付けることで、第2シート部材S12を、第1シート部材S11に積層させ、成形基材U1の形状にならって賦形すると同時に接着すること、または、(5)(1)に記載の熱成形装置1を用いて、第1シート部材S11と第2シート部材S12とにより形成される多層シート部材S1を、成形基材U1の形状に沿って賦形すると同時に成形基材U1に接着する熱成形方法において、真空ポンプ28により第1空間231を減圧し、第2シート部材S12をヒータ13に密着させることで、ヒータ13により第2シート部材S12を加熱し、軟化させる第1工程と、第1空間231を減圧した状態を維持し、真空ポンプ29により第2空間232を減圧した状態で、下基材14を初期位置から第1シート保持位置まで動作させ、成形基材U1を第1シート部材S11の表面に押し付けることで、第1シート部材S11を、成形基材U1の形状にならって賦形すると同時に成形基材U1に接着する第2工程と、第2空間232を減圧した状態を維持し、下基材14をさらに第2シート保持位置まで動作させるとともに、保持部材16を第2シート保持位置まで動作させ、コンプレッサ27により第1空間231を加圧しながら、成形基材U1と、成形基材U1に接着された第1シート部材S11とを、ヒータ13に加熱されて軟化した第2シート部材S12の表面に押し付けることで、第2シート部材S12を、第1シート部材S11に積層させ、成形基材U1の形状にならって賦形すると同時に接着する第3工程と、を有することを特徴とするので、機能性フィルムの自由な組み合わせを実現可能であるとともに、生産効率の向上を図ることが可能である。
次に、本発明の熱成形装置および熱成形方法の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態に係る熱成形装置1は、成形基材U1に対し、第1シート部材S11、第2シート部材S12の順に接着することで、成形基材U1の表面に多層シート部材S1を形成していたが、第2の実施形態に係る熱成形装置1は、図12に示すように、まず、第1シート部材S11と第2シート部材S12とを接着して多層シート部材S1を形成し、その後に、成形基材U1に多層シート部材S1を接着する。
その他の構成は、第1の実施形態に係る熱成形装置1と同様である。
成形基材U1、第1シート部材S11、第2シート部材S12の配置方法は、第1の実施形態と同様である。
(3)(1)に記載の熱成形装置1において、制御プログラム322bは、真空ポンプ28により第1空間231を減圧し、第2シート部材S12をヒータ13に密着させることで、ヒータ13により第2シート部材S12を加熱し、軟化させ、第1空間231を減圧した状態を維持し、真空ポンプ29により第2空間232を減圧した状態で、保持部材16を第2シート保持位置まで動作させ、第1シート部材S11と第2シート部材S12とを積層することで多層シート部材S1を形成し、第2空間232を減圧した状態を維持し、下基材14を初期位置から第2シート保持位置まで動作させ、コンプレッサ27により第1空間231を加圧しながら、成形基材U1を多層シート部材S1の表面に押し付けることで、多層シート部材S1を、成形基材U1の形状にならって賦形すると同時に成形基材U1に接着すること、または、(6)(1)に記載の熱成形装置1を用いて、第1シート部材S11と第2シート部材S12とにより形成される多層シート部材S1を、成形基材U1の形状に沿って賦形すると同時に成形基材U1に接着する熱成形方法において、真空ポンプ28により第1空間231を減圧し、第2シート部材S12をヒータ13に密着させることで、ヒータ13により第2シート部材S12を加熱し、軟化させる第1工程と、第1空間231を減圧した状態を維持し、真空ポンプ29により第2空間232を減圧した状態で、保持部材16を第2シート保持位置まで動作させ、第1シート部材S11と第2シート部材S12とを積層することで多層シート部材S1を形成する第2工程と、第2空間232を減圧した状態を維持し、下基材14を初期位置から第2シート保持位置まで動作させ、コンプレッサ27により第1空間231を加圧しながら、成形基材U1を多層シート部材S1の表面に押し付けることで、多層シート部材S1を、成形基材U1の形状にならって賦形すると同時に成形基材U1に接着する第3工程と、を有することを特徴とするので、機能性フィルムの自由な組み合わせを実現可能であるとともに、生産効率の向上を図ることが可能である。
例えば、第2シート部材S12の、保持治具22への配置は、作業者が行うこととしているが、搬送装置により自動的に配置されるものとしても良い。また、第2シート部材S12は、予め切り取られたものを配置することとしているが、ロールから繰り出し装置により、成形室23内に搬送されるものとしても良い。
11 上枠
12 下枠
13 ヒータ
14 下基材
16 保持部材
23 成形室
27 コンプレッサ
28 真空ポンプ
29 真空ポンプ
231 第1空間
232 第2空間
S1 多層シート部材
S11 第1シート部材
S12 第2シート部材
U1 成形基材
Claims (6)
- 上枠と下枠とにより密閉して形成される成形室で、第1シート部材と第2シート部材とにより形成される多層シート部材を、成形基材の形状に沿って賦形すると同時に前記成形基材に接着する熱成形装置において、
熱成形工程を制御する制御プログラムを記憶した制御手段を備えること、
前記成形室の内部において、前記下枠の側から前記上枠の側に向かって、前記成形基材、前記第1シート部材、前記第2シート部材の順に配置され、前記成形室は第2シート部材によって、前記上枠側の第1空間と、前記下枠側の第2空間に分割されていること、
前記第1空間には、少なくとも前記第2シート部材を加熱するヒータと、前記第1空間を減圧する第1減圧手段と、前記第1空間を加圧する加圧手段と、を備えること、
前記第2空間には、前記第2シート部材の表面に対して垂直方向に、前記成形基材が配置される初期位置から前記第2シート部材が配置される第2シート保持位置までの間を動作可能であって、前記成形基材を前記下枠の側から保持する下基材と、前記第1シート部材の外周部を保持することで、前記第1シート部材を前記第2シート部材に対して平行に保持し、前記第1シート部材が配置される第1シート保持位置から前記第2シート保持位置までの間を動作可能な保持部材と、前記第2空間を減圧する第2減圧手段と、を備えること、
を特徴とする熱成形装置。 - 請求項1に記載の熱成形装置において、
前記制御プログラムは、
前記第1減圧手段により前記第1空間を減圧し、前記第2シート部材を前記ヒータに密着させることで、前記ヒータにより第2シート部材を加熱し、軟化させ、
前記第1空間を減圧した状態を維持し、前記第2減圧手段により前記第2空間を減圧した状態で、前記下基材を前記初期位置から前記第1シート保持位置まで動作させ、前記成形基材を前記第1シート部材の表面に押し付けることで、第1シート部材を、前記成形基材の形状にならって賦形すると同時に前記成形基材に接着し、
前記第2空間を減圧した状態を維持し、前記下基材をさらに前記第2シート保持位置まで動作させるとともに、前記保持部材を前記第2シート保持位置まで動作させ、前記加圧手段により前記第1空間を加圧しながら、前記成形基材と、前記成形基材に接着された前記第1シート部材とを、前記ヒータに加熱されて軟化した前記第2シート部材の表面に押し付けることで、前記第2シート部材を、前記第1シート部材に積層させ、前記成形基材の形状にならって賦形すると同時に接着すること、
を特徴とする熱成形装置。 - 請求項1に記載の熱成形装置において、
前記制御プログラムは、
前記第1減圧手段により前記第1空間を減圧し、前記第2シート部材を前記ヒータに密着させることで、前記ヒータにより第2シート部材を加熱し、軟化させ、
前記第1空間を減圧した状態を維持し、前記第2減圧手段により前記第2空間を減圧した状態で、前記保持部材を前記第2シート保持位置まで動作させ、前記第1シート部材と前記第2シート部材とを積層することで前記多層シート部材を形成し、
前記第2空間を減圧した状態を維持し、前記下基材を前記初期位置から前記第2シート保持位置まで動作させ、前記加圧手段により前記第1空間を加圧しながら、前記成形基材を前記多層シート部材の表面に押し付けることで、前記多層シート部材を、前記成形基材の形状にならって賦形すると同時に前記成形基材に接着すること、
を特徴とする熱成形装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の熱成形装置において、
前記保持部材は、前記成形基材を前記第1シート部材に投影した場合の前記成形基材の外形の近傍で、前記第1シート部材の外周を保持していること、
を特徴とする熱成形装置。 - 請求項1に記載の熱成形装置を用いて、前記第1シート部材と前記第2シート部材とにより形成される前記多層シート部材を、前記成形基材の形状に沿って賦形すると同時に前記成形基材に接着する熱成形方法において、
前記第1減圧手段により前記第1空間を減圧し、前記第2シート部材を前記ヒータに密着させることで、前記ヒータにより前記第2シート部材を加熱し、軟化させる第1工程と、
前記第1空間を減圧した状態を維持し、前記第2減圧手段により前記第2空間を減圧した状態で、前記下基材を前記初期位置から前記第1シート保持位置まで動作させ、前記成形基材を前記第1シート部材の表面に押し付けることで、第1シート部材を、前記成形基材の形状にならって賦形すると同時に前記成形基材に接着する第2工程と、
前記第2空間を減圧した状態を維持し、前記下基材をさらに前記第2シート保持位置まで動作させるとともに、前記保持部材を前記第2シート保持位置まで動作させ、前記加圧手段により前記第1空間を加圧しながら、前記成形基材と、前記成形基材に接着された前記第1シート部材とを、前記ヒータに加熱されて軟化した前記第2シート部材の表面に押し付けることで、前記第2シート部材を、前記第1シート部材に積層させ、前記成形基材の形状にならって賦形すると同時に接着する第3工程と、
を有することを特徴とする熱成形方法。 - 請求項1に記載の熱成形装置を用いて、前記第1シート部材と前記第2シート部材とにより形成される前記多層シート部材を、前記成形基材の形状に沿って賦形すると同時に前記成形基材に接着する熱成形方法において、
前記第1減圧手段により前記第1空間を減圧し、前記第2シート部材を前記ヒータに密着させることで、前記ヒータにより前記第2シート部材を加熱し、軟化させる第1工程と、
前記第1空間を減圧した状態を維持し、前記第2減圧手段により前記第2空間を減圧した状態で、前記保持部材を前記第2シート保持位置まで動作させ、前記第1シート部材と前記第2シート部材とを積層することで前記多層シート部材を形成する第2工程と、
前記第2空間を減圧した状態を維持し、前記下基材を前記初期位置から前記第2シート保持位置まで動作させ、前記加圧手段により前記第1空間を加圧しながら、前記成形基材を前記多層シート部材の表面に押し付けることで、前記多層シート部材を、前記成形基材の形状にならって賦形すると同時に前記成形基材に接着する第3工程と、
を有することを特徴とする熱成形方法。
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