JP5595266B2 - 軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置 - Google Patents

軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5595266B2
JP5595266B2 JP2010508728A JP2010508728A JP5595266B2 JP 5595266 B2 JP5595266 B2 JP 5595266B2 JP 2010508728 A JP2010508728 A JP 2010508728A JP 2010508728 A JP2010508728 A JP 2010508728A JP 5595266 B2 JP5595266 B2 JP 5595266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
acceleration sensor
bogie
sensor
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010508728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010527829A (ja
Inventor
ブルクハルト トーマス
フリーゼン ウルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH
Original Assignee
Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH filed Critical Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH
Publication of JP2010527829A publication Critical patent/JP2010527829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5595266B2 publication Critical patent/JP5595266B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61KAUXILIARY EQUIPMENT SPECIALLY ADAPTED FOR RAILWAYS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61K9/00Railway vehicle profile gauges; Detecting or indicating overheating of components; Apparatus on locomotives or cars to indicate bad track sections; General design of track recording vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61FRAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
    • B61F9/00Rail vehicles characterised by means for preventing derailing, e.g. by use of guide wheels
    • B61F9/005Rail vehicles characterised by means for preventing derailing, e.g. by use of guide wheels by use of non-mechanical means, e.g. acoustic or electromagnetic devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61KAUXILIARY EQUIPMENT SPECIALLY ADAPTED FOR RAILWAYS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61K9/00Railway vehicle profile gauges; Detecting or indicating overheating of components; Apparatus on locomotives or cars to indicate bad track sections; General design of track recording vehicles
    • B61K9/04Detectors for indicating the overheating of axle bearings and the like, e.g. associated with the brake system for applying the brakes in case of a fault
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61KAUXILIARY EQUIPMENT SPECIALLY ADAPTED FOR RAILWAYS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61K9/00Railway vehicle profile gauges; Detecting or indicating overheating of components; Apparatus on locomotives or cars to indicate bad track sections; General design of track recording vehicles
    • B61K9/12Measuring or surveying wheel-rims
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、請求項1および15による軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置およびエラー監視方法から出発する。
軌道車両交通では台車の監視システムがますます重要になっている。一方でこの監視システムは安全性の理由から標準で、またはガイドラインで要求される。例として欧州全域の高速列車に対してTSI(echnische Spezifikation fuer die Interoperabilitaet - Amtsblatt der Europaeischen Gemeinschaft)の側から要求される以下のシステムが挙げられる:
・脱線検知用のオンボードシステム、
・熱軸箱検知ないし軸受摩耗識別用のオンボードシステム、
・不安定性検知ないし減衰器故障検知用のオンボードシステム、
他方で台車監視システムは、損傷した構成部材、危険状態ないしその他のエラーを診断し、早期発見のために使用され、これにより状態に基づいた早期の保守が達成される。ここでの目的は、停止状態時間の小さいこと、構成部材の効率的な利用、およびコストの節約である。
例えばICEでは不安定運転を識別するためのシステムが使用され、新しい自動走行モータでは脱線検知用システムが使用されている。これらのシステムでは共通して、システムが自立的に機能するよう構成されている。各システムは固有のセンサを使用する。
不安定性識別のために通例は1つまたは複数のセンサがボギー台車フレームに取り付けられる。センサは所定の周波数領域で横加速度(走行方向xに対して横)を測定し、限界値を越えると警報を発生する。
DE101 45 433 C2とEP 1 317 369には、軌道車両のコンポーネントのエラー監視方法および装置が記載されており、これらも同様に加速度値の測定に基づくものである。このコンポーネントは、構台に固定されたローリング減衰コンソールに取り付けられている。加速度センサの検知方向は走行方向に対して平行である。
脱線検知の方法および装置に対する例は、DE 199 53 677に記載されている。ここではベアリングシャフトに配置された加速度センサの測定信号が直接評価される。測定された加速度値は2回積分され、限界値と比較される。単純な加速度センサは、軌道車両の縦軸方向(z方向)に検知方向を有する。しかし刊行物によれば、走行方向(x方向)、走行方向に対して横方向(y方向)、および上下方向(z方向)に同時に検知方向を有する加速度センサも使用することができる。このような加速度センサはいわゆるマルチセンサであり、実際には少なくとも2つ、ここでは3つの加速度センサからなり、それぞれが1つの検知方向を測定する。
安全に重要なこの監視装置で問題なのは、安全性レベルに応じて非常に高い故障信頼性ないし故障認識を保証すべきである加速度センサの機能能力を確実なものにすることである。図8には、軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置の構造および機能が概略的に示されている。この装置は、
・固定部を備え、増幅および適合電子回路が組み込まれた加速度センサと、
・加速度センサ用の給電装置を備える信号処理および評価電子回路と、
・加速度センサの信号を評価電子回路に信号伝送する伝送線路と、
・加速度センサに電流供給する伝送線路とを有する。
図8に示された測定シーケンスの多数のコンポーネントの機能性は動作時に、テスト機能または回路により検査することができる。例えば伝送線路の断線を、オフセット電圧(中間電圧)を給電するか、または加速度センサに定電流を供給することによって検知することができる。断線はオフセット電圧ないし定電流の変化によって検知することができる。
これに対して問題なのは加速度センサ自体の検査である。加速度センサが機能しており、仕様どおりの測定信号を送出することを確定するためには、加速度センサに所定の加速度信号を印加しなければならない。そのために加速度センサを取り外し、較正試験台(シェーカ)に取り付けなければならない。このことには大きなコストがかかり、しかも加速度センサは軌道車両のアクセスの悪い取付け空間にしばしば配置されている。さらに取り外しおよび再取付けの際のセンサの損傷ならびに間違った取付けが排除されない。
別の可能性は自己検査装置を有するセンサである。この場合、センサ素子は付加的に集積された装置により励起される。センサが期待された信号を送出しない場合、センサは不完全である。このような自己検査装置は、例えば自動車のエアバッグセンサに使用される。しかしこのような自己検査装置は任意のセンサ形式ないし任意のセンサ構造に対して使用可能ではなく、センサの価格を上昇させる。
取り外したセンサでのセンサ検査ないし自己検査装置を回避するために、加速度センサを冗長的に設け、センサの故障または誤機能を、2つのセンサ信号を妥当性について比較することによって検出することができる。このこともとりわけ技術コストの上昇を引起し、コストがアップする。
DE 199 53 677
本発明の課題は、軌道車両の台車コンポーネントをエラー監視するための装置ならび鬼方法を改善し、簡単な構造であっても使用される加速度センサの機能を安価に監視できるようにすることである。
この課題は請求項1の特徴部分によって解決される。
本発明の装置では、加速度センサが、重力加速度gに相応する信号成分を含む測定信号、または重力加速度gに相応する信号を表す測定信号を送出するように構成される。さらに評価装置は加速度センサの機能を検査するルーチンを有する。このルーチンは、加速度センサから送出された測定信号が重力加速度gに相応する信号成分を含まない場合、または重力加速度gに相応する信号を表さない場合にエラー信号を出力し、そうでない場合にはエラー信号を抑圧する。
本発明の方法によれば、測定信号が重力加速度gに相応する信号成分を含むか、または重力加速度gに相応する信号を表す少なくとも1つの加速度センサが使用される。この加速度センサは、軌道車両の台車に次のように配置される。すなわち加速度センサの検知方向が、重力加速度gが作用する軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行な成分を有するように配置される。結局のところ、加速度センサの機能は次のように検査される。すなわち、加速度センサから送出された測定信号が重力加速度gに相応する信号成分を含まない場合、または重力加速度gに相応する信号を表さない場合にエラー信号が出力され、そうでない場合にはエラー信号が抑圧されるようにして検査される。
条件「重力加速度gに相応する信号成分がない」ないし「重力加速度gに相応する信号がない」は、重力加速度から由来する信号成分ないし信号は存在するが、それらの絶対値または値が、重力加速度gに基づいて予期される絶対値または値ではない、すなわち重力加速度に対して測定された値が実際の値に対して過度に大きいかまたは過度に小さい場合を含む。なぜならこのような測定偏差は、加速度センサのエラーを意味するからである。
従来技術と比較して、本発明の装置に対して検査のために付加的なハードウエアまたは加速度センサの付加的な構造は必要ない。検査すべき加速度センサは、所定の測定過程の枠内で自分の機能性についての情報を自分で送出する。監視される加速度センサに課せられる要求は、この加速度センサに常に作用する重力加速度gを、軌道車両の走行中に含む測定信号を形成するか、または軌道車両が静止している場合には重力加速度gを表す測定信号を形成することと、重力加速度gよりも小さい応答閾値を有することである。
したがって重力加速度gに相応する信号ないし重力加速度gに相応する信号成分は、加速度センサに対する較正信号および検査信号を形成する。本発明は、測定領域が重力加速度gのオーダにある加速度センサにとくに適する。不安定性検出を行う場合、測定は0.8gの応答閾値で、−2gから+2gの領域で行う。較正信号および検査信号が測定信号に対して一桁、偏差する場合であっても、加速度センサの基本的検査は可能である。従来技術の手段に対してこのことは格別の節約を意味する。
従属請求項に記載された手段により、独立請求項に記載された発明の有利な別の構成および改良形が得られる。
とくに有利には装置は、加速度センサから送出された測定信号から、重力加速度gに相応する信号成分を取り出すフィルタ手段を有する。
改善形態によれば評価装置は、検査ルーチンが一度、または時間間隔をおいて複数回、または恒久的に実行されるように構成されている。
とくに有利には加速度センサは、圧電加速度センサ、圧電抵抗加速度センサ、または容量性加速度センサである。
有利な手段によれば、軌道車両の台車コンポーネントの種々のエラー監視機能、例えば冒頭に述べた不安定性識別機能および脱線検知機能のために共通のセンサ系が使用される。加速度センサは本発明の構成に依存して、軌道車両の縦軸方向(z方向)、走行方向に対して横方向(y方向)、または走行方向(x方向)の加速度を検出する。ここでは有利には2つの変形実施例が設けられている。
a)少なくとも1つの加速度センサが、軌道車両のボギー台車フレームまたはボギー台車の車軸のホイールセットベアリングに次のように配置されている。すなわち、加速度センサの検知方向が走行方向(x方向)の成分、または走行方向に対して直角の成分(y方向)および同時に軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行な成分を有するように配置される。
または、
b)車軸のホイールセットベアリングに複数の加速度センサを設け、それらの1つの加速度センサを車軸のホイールセットベアリングの一方に、その加速度センサの検知方向が走行方向に対して平行であるように配置し、別の1つの加速度センサを車軸のホイールセットベアリングの他方に、その加速度センサの検知方向が軌道車両の縦軸に対して平行であるように配置する。
変形実施例a)では、加速度センサの検知方向が斜めに配向されているため、z方向の加速度値が横加速度または縦加速度(y方向およびx方向)の加速度値とベクトル的に加算される。測定された加速度値は、z方向およびy方向ないしz方向の個別の加速度とベクトル的に加算されている。すでにこの値は、台車が不安定な走行状態を有する傾向があるか、または脱線しているかに対する尺度を形成する。選択的な監視は、測定された加速度値を周波数固有に判定することによって付加的に行うことができる。種々異なる空間軸での振動は種々異なる周波数帯域で発生する。特性が不安定な場合には、横方向と長手方向に、縦方向よりも傾向として低い周波数が発生する。脱線の場合には、縦軸における比較的高い周波数成分により監視基準が形成される。種々の周波数帯域を所期のように評価することによって、車両状態の不安定性および脱線を選択的に監視することができる。
前記方向(x、y、z方向)の成分は、相応の面の検知方向の角度が0°以上、90°以下の間にあれば常に存在する。とくに有利には検知方向の角度は10°から80°の領域にある。
これによりただ1つの加速度センサによって相互に直角のそれぞれ2つの検知方向(z方向とy方向、ないしz方向とx方向)を検出することができる。これによりボギー台車または車軸の1つの加速度センサだけを用い、横加速度または長手加速度を監視することによって不安定性に関する予測を行い、縦軸方向の加速度を監視することにより同時に脱線に関する予測を行うことができる。
ボギー台車にただ1つの加速度センサを設けることにより、加速度センサの製造、取付け、および配線コストが最小になる。
変形実施例b)によれば、ボギー台車の1つの車軸の各ホイールセットベアリングに1つの加速度センサが配属される。ここでは1つの車軸の両側に配属された2つの加速度センサの検知方向が相互に直角である。すなわち走行方向(x方向)と縦軸方向(z方向)である。これにより加速度センサの加速度を評価することによって同様に、脱線検知と不安定性識別を実行することができる。加速度センサはホイールセットベアリングに配属されているから同時にベアリングシャフトの監視も行うことができる。なぜならホイールセットベアリング領域における過剰の振動はこの領域の故障を示唆するからである。
ボギー台車の他方の車軸には同じ構成が、有利には検知方向に関して入れ替えた構成が実現される。このようにしてボギー台車の車軸について対角で見ると同じ検知方向が得られる。これにより各ボギー台車にそれぞれ同じ検知方向を備える2つの加速度センサが存在し、それぞれの検知方向に対して冗長性が得られる。
前記の監視機能、すなわち不安定性識別と脱線検知の他に、本発明の装置を用い、適切な評価方法と相応の評価電子回路によって、別の監視機能および別の診断機能を実現することができる。センサ系をボギー台車フレームに配置する構成では、フレームに直接取り付けられたコンポーネント、例えばコントロールアーム、ガイドブッシュ、ないしフレーム自体を監視することができる。
とりわけ加速度センサをホイールセットベアリングないしホイールセットベアリングハウジングに直接取り付ける場合、付加的な監視機能および診断機能が考えられる。これは例えば摩耗箇所の識別、ベアリング損傷の識別、またはホイールセットシャフトの損傷の識別、およびホイール自体の損傷の識別である。
変形実施例a)でとくに有利には、加速度センサの検知方向が一つの平面内でボギー台車の車軸と直角であり、縦軸(z方向)と走行方向に対して平行に配置された軸(x方向)を基準にして90°の角度を有する。成分はそれぞれ同じ大きさであるから、有利には同値の信号がボギー台車ないしホイールセットベアリングの長手方向振動および上下方向振動に対して得られる。択一的に0°から90°の間の角度領域で任意の角度が可能である。
択一的に加速度センサの検知方向は一つの平面内で走行方向に対して直角であり、縦軸(z方向)ならびに走行方向に対して直角の軸(y方向)を基準にして45°の角度を有する。この場合、同値の信号がボギー台車ないしホイールセットベアリングの横方向振動と上下方向振動に対して得られる。
変形実施例a)でとくに有利には、1つの車軸の2つのホイールセットベアリングのそれぞれ1つに1つの加速度センサが配置される。この加速度センサの検知方向が一つの平面内で車軸に対して直角であり、縦軸ならびに走行方向に対して平行な軸を基準にして45°の角度を有していれば、この加速度センサの測定信号から脱線傾向と台車の安定性特性について同様の予測を行うことができる。例えばこのような2つの加速度センサがボギー台車の垂直回転軸に対して対角に配置されれば、付加的に冗長的測定が得られる。このことは監視装置の安全性を高める。
有利にはこの変形実施例で、加速度センサはパルス発生器と組み合わされる。電子監視ユニットに対して信号を送出し、付加的に滑り防止のために車軸回転数を検出する集積センサを使用すれば、センサ組み込みおよび配線のためのコストがさらに低減される。
製造コスト、取付けコスト、ならびに配線に関するコストを最小にするため、変形実施例b)の改善形態によれば、一つの車軸の各ホイールセットベアリングには一つの加速度センサだけが設けられる。この加速度センサは有利には、ボギー台車の車軸のホイールセットベアリングに配置されており、走行方向で見て加速度センサの検知方向は各車両側で交互である。したがってボギー台車の垂直回転軸を基準にして、同じ検知方向を備える加速度センサが対角に配置されている。これによって有利な冗長性が得られ、このことは監視装置の故障安全性を高める。
有利にはこの変形実施例でも少なくとも1つの加速度センサがパルス発生器と組み合わされる。このことはすでに上に述べた利点をもたらす。付加的に、ホイールセットベアリング内の目下のベアリング温度を測定する温度センサをコンビネーションセンサに組み込むことができる。このようなコンビネーションセンサの構造についてはDE 10 2005 010 118を参照されたい。
軌道車両の滑り防止システムおよび/またはブレーキ制御システムにおける、台車コンポーネントをエラー監視するための装置の電子評価ユニットについても、同様にDE 10 2005 010 118に記載されている。
上記の手段により、加速度センサの取付けコストが低くなる。加速度センサのいくつかは、軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行な成分を備える検知方向を有する。この場合、請求項1の特徴との組合せで、有利には加速度センサの数が少なく、加速度センサの特別の配置構成に基づく評価回路を備えた、軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置が得られる。この加速度センサは、センサ形式を所期のように選択し、専用の評価ソフトウエアを設けることにより簡単に監視される。ここでは加速度センサを検査のために取り外さなければならないこともなく、付加的ハードウエアを設ける必要もない。全体として、軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置が安価かつ簡単に得られる。
詳細は以下の実施例の説明から明らかとなる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明する。
本発明の第1実施例による、軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置の一部を備えるボギー台車の概略的平面図である。 図1のボギー台車の概略的正面図である。 本発明の別の実施例による、軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置の一部を備えるボギー台車の概略的平面図である。 図3のボギー台車の概略的側面図である。 本発明の別の実施例による、軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置の一部を備えるボギー台車の概略的平面図である。 図5のボギー台車の概略的側面図である。 図5と図6の実施例による軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置の概略的回路図である。 軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置の機能を概略的に示す図である。
図1には、本発明の第1実施例による、軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視を行う装置2の一部を備えるボギー台車の概略的平面図が示されている。
ボギー台車1は、図示しない構体を基準にして垂直回転軸36を中心に回転可能に配置されており、ボギー台車フレーム4を有する。ボギー台車フレームは、本発明にとっては二次的であるので同様に図示しないサスペンションシステムによって軌道車両の構体に支持されている。
ボギー台車フレーム4は他方では4つのホイールセットベアリングハウジング6,8,10,12の一次サスペンション上に支持されている。ホイールセットベアリングハウジングには車軸22,24を支承するためのホイールセットベアリング14,16,18,20がそれぞれ1つ収容されており、車軸の端部は2つの車輪26を支持する。全部で2つの車軸22,24が1つのボギー台車1に備わっている。ボギー台車1とそのコンポーネント4〜20を監視するために、エラー監視を行う装置2が設けられている。それらのうち図1と図2では振動検出器28だけが示されている。
振動検出器28はボギー台車のボギー台車フレーム4に、矢印30により示すその検知方向が、縦軸(z方向)に対して平行な成分および軌道車両の走行方向(x方向)の成分または走行方向に対して直角(y方向)の成分を有するように配置されている。有利には加速度センサとして構成された振動検出器28の検知方向30は、軌道車両の走行方向(y方向)に対して直角の成分と、縦軸(z方向)に対して平行な成分を同時に有する。このことは図2から分かる。
振動検出器28の検知方向30が斜めに配向されていることにより、z方向の加速度値がy方向(横加速度)の加速度値とベクトル的に加算されるその結果は、ボギー台車の脱線傾向(z方向の成分)に対する尺度、および/または過剰の横揺れのような車両不安定状態(y方向の成分)に対する尺度を形成する。
さらに各車軸22,24には回転数測定のために公知のパルス発生器34が配属されている。このパルス発生器は、有利にはホイールセットベアリングハウジング6,8に配置されるか、または固有のハウジングによりフランジ留めされる。
図1と図2の実施例によれば振動検出器28の検知方向30は一つの平面内で走行方向(x方向)に対して直角であり、縦軸(z方向)および走行方向に対して平行な軸(y方向)を基準にして有利には45°の角度を有する。コンポーネントはこの軸の方向でそれぞれ同じ大きさであるから、有利には同値の信号がボギー台車1の横方向振動および上下方向振動に対して得られる。
択一的に振動検出器28の検知方向30は一つの平面内でボギー台車の車軸22,24に対して直角であり、縦軸(z方向)ならびに走行方向(x方向)を基準にして45°の角度を有する。この場合、同値の信号がボギー台車1の長手方向振動と上下方向振動に対して得られる。
図3と図4の実施例によれば、一つの車軸22,24の2つのホイールセットベアリング16と20、ないし14と18のそれぞれ1つのホイールセットベアリング16、18に振動検出器28′が配置されている。2つの振動検出器28′の検知方向30′が同じに配向されており、一つの平面内でボギー台車1の車軸22,24に対して直角であり、縦軸(z方向)ならびに走行方向に対して平行な軸(x方向)を基準にして有利には45°の角度を有していれば、振動検出器28′の測定信号から脱線傾向と台車の安定性特性について同値の予測を行うことができる。とくに有利には図3に示すように、車軸22,24に配属された2つの振動検出器28′は、台車1の垂直回転軸36に対して対角に配置されているこの実施形態で振動検出器28′は付加的に、車輪速度測定のためのパルス発生器34と統合されており、1つの集積コンビネーションセンサ38を形成している。
図5と図6の実施形態では、ボギー台車1の各ホイールセットベアリング14〜20に1つの振動検出器28″が配属されている。ここで振動検出器28″はそれぞれの車軸24,22のホイールセットベアリング16ないし18に、振動検出器の検知方向30″が走行方向(x方向)に対して平行であるように配置されており、他方の振動検出器28″はそれぞれの車軸22,24の他方のホイールセットベアリング14ないし20に、その検知方向30″が軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行であるように配置されている。相応にして、ボギー台車1のそれぞれの車軸22,24に配属された2つの振動検出器28″の検知方向30″はそれぞれ相互に直角であり、走行方向(x方向)と縦軸方向(z方向)を指す。したがって有利には同じ検知方向30″を有する振動検出器28″が、ボギー台車1の回転軸36に対して対角に配置されている。
有利にはこの変形実施例でも少なくとも1つの振動検出器28″がパルス発生器34と組み合わされ、コンビネーションセンサ38を形成する。このことはすでに上に述べた利点をもたらす。付加的に、それぞれのホイールセットベアリング14〜20内の目下のベアリング温度を測定する温度センサ39をコンビネーションセンサ38に組み込むことができる。
すべての実施形態で有利には、1つの検知方向30,30′、30″でだけ作用する同形式の振動検出器28,28′、28″を使用する。
図7は、装置2の評価電子回路32を示す。この装置2は、2つのボギー台車42、44を有する旅客用機関車の車輪と、速度200km/h用のレールとの間で最適のスリップを調整するための滑り防止システムの滑り防止電子回路40に組み込まれている。評価電子回路32はセンサ線路46を介して、ホイールセットベアリングにあるそれぞれのコンビネーションセンサ38と信号伝送するように接続されている。旅客用機関車には有利にはホイールセットベアリングごとに、車輪速度(パルス発生器)、ホイールベアリング温度(温度発生器)、およびそれぞれの検知方向30″での車輪加速度(加速度センサ)を測定するためのコンビネーションセンサ38が設けられている。これらセンサ38の測定信号は、中央評価電子回路32に読み込まれ、そこで評価される。全体としてコンビネーションセンサ38によって以下の監視機能を実現することができる。
・回転監視(回転しない車輪の識別)、
・熱検知および熱軸箱検知(ホイールセットベアリングの温度監視)、
・振動測定によるベアリング損傷識別、
・台車の不安定な動作ないし減衰器の故障の識別、
・脱線検知、
・摩耗箇所および非真円車輪の検知。
さらに故障した構成部材を早期に識別するための付加的診断機能が可能である。線路損傷に関して軌道区間を診断することも考えられる。入出力装置48を介してデータの書き込み、読み出し、または表示を行うことができる。
上記実施形態に記載された加速度センサ28、28′、28″の検知方向30、30′、30″は、軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行な少なくとも1つの成分を有する。この縦軸(z方向)には重力加速度gが作用する。これらの加速度センサ28、28′、28″は、重力加速度gに相応する信号成分を含む測定信号、または重力加速度gに相応する信号を表す測定信号を送出するように構成されている。さらに評価電子回路32は加速度センサ28、28′、28″の機能検査のためのルーチンを有する。このルーチンは、それぞれの加速度センサ28、28′、28″から送出される測定信号が重力加速度gに相応する信号成分を含んでいないか、または重力加速度gに相応する信号でない場合にエラー信号を出力する。これに対して、そうでない場合にはエラー信号は抑圧される。
したがって前記の適用例では、測定信号が重力加速度gに相応する信号成分を含むか、または重力加速度gに相応する信号を表す加速度センサが使用される。圧電加速度センサ、圧電抵抗加速度センサ、または容量性加速度センサがこの条件を満たす。これらの加速度センサ28、28′、28″は記述のように、軌道車両の台車に次のように配置される。すなわち加速度センサの検知方向30、30′、30″が、重力加速度gが作用する軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行な成分を少なくとも1つ有するように配置される。
最後に、加速度センサ28、28′、28″の機能は次のように検査される。すなわち、それぞれの加速度センサ28、28′、28″から送出された測定信号が重力加速度gに相応する信号成分を含まない場合、または重力加速度gに相応する信号を表さない場合にエラー信号が出力され、そうでない場合にはエラー信号が抑圧されるようにして検査される。この場合、テストルーチンを一度だけ、または時間的間隔をおいて複数回、または恒久的に実行することができる。
検査すべき加速度センサ28、28′、28″は、所定の測定過程の枠内で自分の機能性についての情報を自分で送出する。監視される加速度センサ28、28′、28″に課せられる要求は、この加速度センサに常に作用する静的な重力加速度gを、軌道車両の走行中に含む測定信号を形成するか、または軌道車両が静止している場合には重力加速度gを表す測定信号を形成することと、重力加速度gよりも小さい応答閾値を有することである。
とくに有利には装置2は、加速度センサ28、28′、28″から送出された測定信号から、重力加速度gに相応する信号成分を取り出すフィルタ手段を有する。
1 ボギー台車
2 装置
4 ボギー台車フレーム
6 ホイールセットベアリングハウジング
8 ホイールセットベアリングハウジング
10 ホイールセットベアリングハウジング
12 ホイールセットベアリングハウジング
14 ホイールセットベアリング
16 ホイールセットベアリング
18 ホイールセットベアリング
20 ホイールセットベアリング
22 車軸
24 車軸
26 車輪
28、28′、28″ 振動検出器
30、30′、30″ 検知方向
32 評価電子回路
34 パルス発生器
36 回転軸
38 コンビネーションセンサ
39 温度センサ
40 滑り防止電子回路
42 ボギー台車
44 ボギー台車
46 センサ線路
48 入出力装置

Claims (8)

  1. 軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置(2)であって、
    評価装置(32)とともに動作する少なくとも1つの加速度センサ(28′、28″)を有し、
    前記少なくとも1つの加速度センサ(28′、28″)は、軌道車両の台車に、加速度センサの検知方向(30′、30″)が軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行な成分を少なくとも1つ有するように配置されている形式の装置において、
    前記少なくとも1つの加速度センサ(28′、28″)は、重力加速度(g)に相応する信号成分を含む測定信号、または重力加速度(g)に相応する信号を表す測定信号を送出するように構成されており、
    前記評価装置(32)は前記加速度センサ(28′、28″)の機能を検査するルーチンを有し、
    該ルーチンは、前記加速度センサ(28′、28″)から送出された測定信号が重力加速度(g)に相応する信号成分を含まない場合または重力加速度(g)に相応する信号を表さない場合にエラー信号を出力し、そうでない場合にはエラー信号を抑圧し、
    a)複数の加速度センサ(28′)が、前記軌道車両の2軸のボギー台車(1)の2つの車軸(22,24)のホイールセットベアリング(14〜20)に配置されており、
    前記複数の加速度センサ(28′)の検知方向(30′)は、走行方向(x方向)の成分または走行方向に対して直角(y方向)の成分と、同時に、前記軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行な成分とを有し、
    前記ボギー台車(1)の車軸(22,24)のホイールセットベアリング(14〜20)の各ホイールセットベアリング(16,18)に1つずつの加速度センサ(28′)が配置されており、
    前記ボギー台車の2つの車軸(22,24)に対応する加速度センサ(28′)が前記ボギー台車の垂直回転軸(36)に対して対角に配置されている、
    又は、
    b)車軸(22,24)のホイールセットベアリング(14〜20)に、複数の加速度センサ(28″)が配属されて設けられており、
    一方の軸(22,24)のホイールセットベアリング(14〜20)ごとに1つの加速度センサ(28″)が設けられており、
    第1の加速度センサ(28″)は、2つの車軸(24,22)の一方の車軸の第1のホイールセットベアリング(16,18)に、その検知方向(30″)が走行方向(x方向)に対して平行であるように配置されており、
    第2の加速度センサ(28″)は、2つの車軸(22,24)の他方の車軸の第2のホイールセットベアリング(14,20)に、その検知方向(30″)が前記軌道車両の縦軸(z方向)に対して平行であるように配置されており、
    同じ検知方向(30″)を有する加速度センサ(28″)どうしが前記ボギー台車(1)の垂直回転軸(36)に対して対角に配置されている、
    ことを特徴とする装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記複数の加速度センサ(28′)の検知方向(30′)は一つの平面内で前記ボギー台車(1)の車軸(22,24)に対して直角であり、かつ、縦軸(z方向)および走行方向(x方向)に対して平行に配置された軸を基準にして45°の角度を有する、ことを特徴とする装置
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記複数の加速度センサ(28″)は、前記ボギー台車(1)の車軸(22,24)のホイールセットベアリング(14〜20)に、走行方向(x方向)で見て、前記加速度センサ(28″)の検知方向(30″)が車両の両側で異なるように配置されている、ことを特徴とする装置
  4. 請求項1から3までのいずれか一項記載の装置において、
    加速度センサ(28′、28″)から送出され測定信号は、軌道車両が静止している場合には重力加速度(g)に相応する信号を表し、軌道車両が走行している場合には、重力加速度(g)に相応する信号成分を含む、ことを特徴とする装置。
  5. 請求項記載の装置において、
    加速度センサ(28′、28″)から送出された測定信号から、重力加速度(g)に相応する信号成分を取り出すフィルタ手段が設けられている、ことを特徴とする装置。
  6. 請求項1からまでのいずれか一項記載の装置において、
    前記評価装置(32)は、検査ルーチンが、一度、または時間間隔をおいて複数回、または恒久的に実行されるように構成されている、ことを特徴とする装置。
  7. 請求項1からまでのいずれか一項記載の装置において、
    前記複数の加速度センサ(28′、28″)は、圧電加速度センサ、圧電抵抗加速度センサ、または容量性加速度センサである、ことを特徴とする装置。
  8. 請求項1からまでのいずれか一項記載の装置において、
    少なくとも1つの加速度センサ(28′、28″)は、目下の車輪速度を測定するための少なくとも1つの速度センサ(34)とともに、および/またはホイールセットベアリング(14〜20)の目下の温度を測定するための温度センサ(39)とともに1つのコンビネーションセンサ(38)に集積されている、ことを特徴とする装置。
JP2010508728A 2007-05-22 2008-05-16 軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置 Active JP5595266B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102007024065.3 2007-05-22
DE102007024065A DE102007024065B8 (de) 2007-05-22 2007-05-22 Vorrichtung und Verfahren zur Fehlerüberwachung von Fahrwerkskomponenten von Schienenfahrzeugen
PCT/EP2008/003954 WO2008141775A1 (de) 2007-05-22 2008-05-16 Vorrichtung und verfahren zur fehlerüberwachung von fahrwerkskomponenten von schienenfahrzeugen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010527829A JP2010527829A (ja) 2010-08-19
JP5595266B2 true JP5595266B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=39660701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010508728A Active JP5595266B2 (ja) 2007-05-22 2008-05-16 軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置

Country Status (14)

Country Link
US (1) US8234917B2 (ja)
EP (1) EP2152561B1 (ja)
JP (1) JP5595266B2 (ja)
KR (1) KR101489334B1 (ja)
CN (1) CN101678850B (ja)
AT (1) ATE500113T1 (ja)
DE (2) DE102007024065B8 (ja)
DK (1) DK2152561T3 (ja)
ES (1) ES2361644T3 (ja)
PL (1) PL2152561T3 (ja)
PT (1) PT2152561E (ja)
RU (1) RU2460658C2 (ja)
SI (1) SI2152561T1 (ja)
WO (1) WO2008141775A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009015011A1 (de) * 2009-03-26 2010-10-07 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Überwachung der Laufstabilität bei Schienenfahrzeugen
DE102009041823A1 (de) * 2009-09-18 2011-03-24 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung des Fahrverhaltens eines Schienenfahrzeugs
US8560151B2 (en) * 2010-05-11 2013-10-15 Cartasite, Inc. Dynamic monitoring of mobile railway car undercarriage
DE102011113090A1 (de) * 2011-09-09 2013-03-14 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Bremssteuereinrichtung für Schienenfahrzeuge, Bremsanlage für Schienenfahrzeuge sowie Verfahren zur Ermittlung von Zustandsinformationen eines Rades und Computerprogrammprodukt
EP2602168B1 (en) * 2011-12-07 2015-07-22 Railway Metrics and Dynamics Sweden AB Method and system for detection and analysis of railway bogie operational problems
JP5947144B2 (ja) * 2012-08-08 2016-07-06 東海旅客鉄道株式会社 電機子軸の支持構造の破損検出装置
DE102012217721A1 (de) 2012-09-28 2014-04-03 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung für ein Schienenfahrzeug
DE102012217708A1 (de) * 2012-09-28 2014-04-03 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung für ein Schienenfahrzeug
DE102012217830A1 (de) * 2012-09-28 2014-04-03 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung für ein Schienenfahrzeug
JP6199063B2 (ja) * 2013-04-19 2017-09-20 公益財団法人鉄道総合技術研究所 台車に装備する多機能異常検知装置
CN104156585B (zh) * 2014-08-04 2018-06-01 北京工业大学 一种基于多项指标特征的双字典匹配追踪轴承故障程度评价方法
DE102014113371A1 (de) 2014-09-17 2016-03-17 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Verfahren zur Überwachung und Diagnose von Komponenten eines Schienenfahrzeugs, mit erweiterbarer Auswertungssoftware
RU2578620C1 (ru) * 2015-02-05 2016-03-27 Сергей Валерьевич Зеленский Автоматизированная диагностическая система контроля технического состояния элементов подвески объектов железнодорожного транспорта
CN105181360A (zh) * 2015-08-25 2015-12-23 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 显示器终端判断列车故障的方法
DE102015218941A1 (de) * 2015-09-30 2017-03-30 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Erkennung eines Defekts eines Beschleunigungssensors und Messsystem
CN105711444B (zh) * 2016-03-30 2018-05-11 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种轨道车辆蛇形失稳抑制系统和方法
AT518745B1 (de) * 2016-06-15 2018-06-15 Ait Austrian Inst Tech Gmbh Verfahren zur Detektion der Entgleisung eines Schienenfahrzeugs
DE102017206306A1 (de) * 2017-04-12 2018-10-18 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur automatischen Bewertung von Fahrwerks-Messdaten
DE102017213970A1 (de) * 2017-08-10 2019-02-14 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen von Veränderungen im längsdynamischen Verhalten eines Schienenfahrzeugs
AT521735A1 (de) 2018-09-19 2020-04-15 Siemens Mobility GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Diagnose und Überwachung von Fahrzeugkomponenten
DE102019117089A1 (de) * 2019-06-25 2020-12-31 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Verfahren zur Kalibrierung der Orientierung eines in einem Fahrzeug vorgesehenen Beschleunigungssensors
CN111693304B (zh) * 2020-06-19 2021-06-25 西南交通大学 车辆故障检测方法、装置、计算机设备和可读存储介质
JP7321392B2 (ja) * 2020-10-30 2023-08-04 三菱電機株式会社 故障判別装置、駆動制御装置、および故障判別方法
CN114152451B (zh) * 2021-11-10 2023-06-06 柳州铁道职业技术学院 一种快速货车转向架的转向动力检测装置及方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3921164A (en) * 1974-06-03 1975-11-18 Sperry Rand Corp Character generator for a high resolution dot matrix display
GB1517513A (en) 1974-10-23 1978-07-12 British Railways Board Apparatus and method for measuring the alignment of railway track
HU200432B (en) * 1986-08-01 1990-06-28 Magyar Allamvasutak Measuring method and apparatus for qualifying the condition of railway tracks
FR2662984B1 (fr) 1990-06-12 1992-07-31 Cegelec Vehicule sur rails pour la mesure des parametres geometriques de voie.
JP2783030B2 (ja) * 1991-12-27 1998-08-06 住友金属工業株式会社 鉄道車両の車体振動制御系の診断方法
JPH08285952A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Japan Aviation Electron Ind Ltd 地震計
RU2112678C1 (ru) * 1996-11-15 1998-06-10 Всероссийский научно-исследовательский институт железнодорожного транспорта Устройство для контроля неровностей рельсового пути
US6008731A (en) * 1997-07-30 1999-12-28 Union Switch & Signal, Inc. Detector for sensing motion and direction of a railway vehicle
JP3345572B2 (ja) * 1997-08-22 2002-11-18 西日本旅客鉄道株式会社 鉄道車両の振動制御装置の故障検知方法
JP3771030B2 (ja) * 1998-01-20 2006-04-26 財団法人鉄道総合技術研究所 加速度検出装置
IT1309554B1 (it) * 1999-03-04 2002-01-23 Skf Ind Spa Gruppo cuscinetto per un assile ferroviario.
JP2000283894A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Kayaba Ind Co Ltd 鉄道車両用加振試験装置および試験方法
JP2002541448A (ja) * 1999-04-01 2002-12-03 シーメンス シュヴァイツ アクチエンゲゼルシャフト 多軸車両のボギー台車を監視する方法と装置
DE19953677C1 (de) * 1999-11-09 2001-06-21 Deutsche Bahn Ag Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung einer Entgleisung eines spurgebundenen Fahrzeugs
IT1320415B1 (it) * 2000-06-09 2003-11-26 Skf Ind Spa Metodo ed apparecchiatura per rilevare e segnalare condizioni dideragliamento in un veicolo ferroviario.
AU2002213913A1 (en) * 2000-09-15 2002-03-26 Deutsche Bahn Ag Rail vehicle component error control method and device of rail vehicles
EP1343676B8 (de) 2000-12-12 2005-06-15 DB Fernverkehr AG Verfahren und vorrichtung zum überwachen des fahrverhaltens von schienenfahrzeugen und der diagnose von komponenten von schienenfahrzeugen
GB0116651D0 (en) * 2001-07-07 2001-08-29 Aea Technology Plc Track monitoring equipment
RU32742U1 (ru) * 2003-04-25 2003-09-27 Закрытое акционерное общество "Отраслевой центр внедрения новой техники и технологий" Измеритель плавности хода
CN1704297A (zh) * 2004-05-28 2005-12-07 西南交通大学 一种摆式列车线路状态测报及车体倾摆控制装置
JP3808480B2 (ja) * 2004-06-25 2006-08-09 株式会社高見沢サイバネティックス 感震器及び地震計システム
DE102004045457B4 (de) * 2004-09-20 2009-04-23 Deutsche Bahn Ag Verfahren zur Diagnose und zum Zustandsmonitoring von Weichen, Kreuzungen oder Kreuzungsweichen sowie Schienenstößen durch ein Schienenfahrzeug
DE102005002239A1 (de) * 2005-01-18 2006-07-20 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung der Seitenlage eines Motorrads
DE102005010118A1 (de) 2005-03-02 2006-09-14 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Steuereinrichtung eines Schienenfahrzeugs
JP2006337194A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Kayaba Ind Co Ltd 加速度検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8234917B2 (en) 2012-08-07
WO2008141775A1 (de) 2008-11-27
CN101678850B (zh) 2011-09-21
DK2152561T3 (da) 2011-06-20
EP2152561A1 (de) 2010-02-17
RU2460658C2 (ru) 2012-09-10
EP2152561B1 (de) 2011-03-02
KR101489334B1 (ko) 2015-02-03
DE102007024065B8 (de) 2009-05-14
PL2152561T3 (pl) 2011-07-29
ATE500113T1 (de) 2011-03-15
SI2152561T1 (sl) 2011-07-29
KR20100016415A (ko) 2010-02-12
CN101678850A (zh) 2010-03-24
PT2152561E (pt) 2011-05-09
DE502008002743D1 (de) 2011-04-14
JP2010527829A (ja) 2010-08-19
US20100078527A1 (en) 2010-04-01
ES2361644T3 (es) 2011-06-20
RU2009147439A (ru) 2011-06-27
DE102007024065B3 (de) 2009-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5595266B2 (ja) 軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置
JP5583006B2 (ja) 軌道車両の台車コンポーネントのエラー監視装置
EP2602168B1 (en) Method and system for detection and analysis of railway bogie operational problems
RU2392140C2 (ru) Устройство управления рельсовым транспортным средством
KR101736523B1 (ko) 적어도 하나의 휠 세트를 포함하는 철도 차량의 보기의 상태를 모니터링하는 방법
JP5382991B2 (ja) 軌道系交通システムの異常診断方法及び異常診断システム
JP4527585B2 (ja) 軸受監視システム、及び軸受監視プログラム
JP4298433B2 (ja) 鉄道車両の異常検知装置
JP2006341659A (ja) 鉄道車両の異常検知方法
KR101827116B1 (ko) 차륜 및 베어링 측정 장치
KR101619790B1 (ko) 열차 차륜 찰상 검지 시스템 및 방법
KR100921547B1 (ko) 철도차량용 대차의 피로도 감시장치 및 이를 이용한철도차량 보호방법
JP7121753B2 (ja) 鉄道車両の異常走行状態を検出するためのシステム及び方法
JP6498102B2 (ja) 車両の一次ばね系診断装置
KR102082078B1 (ko) 탐지 정보의 컬렉터 처리 구조의 열차 베어링 진단 시스템
PL224065B1 (pl) Układ monitorowania stanu i diagnozowania pojazdów szynowych oraz toru
KR20180110774A (ko) 탐지 정보의 컬렉터 처리 구조의 열차 베어링 진단 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121207

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130304

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130311

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140204

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5595266

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250