JP5592245B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は電子機器に関し、特に、携帯性を有し、キー入力により情報を入力する電子機器に関する。
携帯性を有し、キー入力により情報を入力する電子機器、例えば携帯無線端末などでは、携帯している際に、誤ってキーに触れることによる誤操作や、他人の手に渡って使用されることを防ぐために、キーロックやダイアルロックなどのダイアル操作防止機能を備えているものが多い。
例えば、特許文献1には、パスワード(暗証番号)を入力することでダイアルロックをかけたり、解除する携帯無線端末の構成が開示されている。
特開2006−191245号公報
昨今では、携帯無線端末には様々なアプリケーションが搭載され、電話機としての機能だけでなく、多数の機能を有するものとなっている。このような多機能を有する携帯無線端末ではあるが、各機能を実行するには、階層構造を有するメニューから使いたいコンテンツを探し出して実行させるが、深い階層までに一気に到達できるパーソナルコンピュータなどとは違い、携帯無線端末では段階を踏まないと所望の階層までに到達できず、複数回のキー操作が必要となる。
キーロックやダイアルロックなどを解除するためのパスワードの入力画面を開くには、待ち受け画面から開き、ロックを解除すると待ち受け画面に戻る機種が多いが、先に説明したように、多機能を有する昨今の携帯無線端末では、電話機能よりも他の機能を頻繁に使う場合が考えられるので、待ち受け画面に戻ることが望ましいとは言えない場合が多々ある。
例えば、何らかのアプリケーションを使用していてロックをかける必要が生じ、ロックを解除した後、当該アプリケーションを再度使用する場合、待ち受け画面に戻ってしまうと、再びそのアプリケーションを探し出して起動させなければならず、手間がかかるという問題があった。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、ダイアル操作防止機能を有した電子機器において、ロックを解除した後、即座に所望の機能を実行させることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、表示部と、複数のキーと、前記表示部の表示を制御するとともに、前記複数のキーによる入力情報を処理する制御部とを備え、前記制御部は、パスワードとともに、予め設定され、所定の機能が対応付けされた機能実行コードが入力されることで、ロックを解除し、入力された前記機能実行コードに従って、前記所定の機能を実行し、前記表示部に所定の機能画面を表示し、前記所定の機能と、前記機能実行コードとの対応付けは任意に設定可能である。
本発明に係る電子機器の一態様は、前記機能実行コードが、前記パスワードの後に入力される。
本発明に係る電子機器の一態様は、前記機能実行コードが、前記パスワードの前に入力される。
本発明に係る電子機器によれば、ロック解除に際して、パスワードとともに、機能実行コードを入力することで、パスワード入力画面から所望の機能画面に一気に切り替えることができ、ユーザーにとって使い勝手が良くなると共に、所定の機能と、機能実行コードとの対応付けが任意に設定可能であるので、使い勝手の良い設定が可能となる。
本発明に係る電子機器の一態様によれば、機能実行コードをパスワードの後に入力するので、機能実行コードを入力しないという選択も可能となる。
本発明に係る電子機器の一態様によれば、機能実行コードをパスワードの前に入力するので、機能実行コードの分だけパスワードが増えたように見え、セキュリティ能力が向上する。
本発明に係る電子機器によれば、ロック解除に際して、パスワードを入力するだけで、パスワード入力画面から予め定めた機能画面に一気に切り替えることができ、ユーザーにとって使い勝手が良くなる。
本発明に係る携帯無線端末を開いた状態の外観形状を示す図である。 本発明に係る携帯無線端末の電気的な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るロック解除動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係るロック解除動作の具体例を説明する図である。 機能実行コードの設定方法を説明する図である。 実施の形態2に係るロック解除動作を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係るロック解除動作の具体例を説明する図である。 実行すべき機能の対応付けの方法を説明する図である。 本発明に係る携帯無線端末の外観形状を示す図である。 タッチ操作によりロックを解除する動作を説明する図である。 タッチ操作によりロックを解除するとともに指定画面を表示する動作を説明する図である。 画面指定操作の設定方法を説明する図である。 画面指定操作の設定方法を説明する図である。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1として、本発明に係る電子機器を折り畳み式の携帯無線端末に適用した例について説明する。なお、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、少なくとも1つのタッチパネルを有し、そこに表示されたソフトウエアキーにより入力を行う携帯無線端末に対しても適用可能であるし、また携帯無線端末に限定されるものではなく、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)など、携帯性を有し、キー入力により情報を入力する電子機器にも適用可能である。
図1は、本発明を適用した折り畳み式の携帯無線端末100の外観形状を示す図であり、図1は、携帯無線端末100を開いた状態の図である。
携帯無線端末100は、図1に示すように、第1筐体である表示部側筐体10と、第2筐体である操作部側筐体20とを備えている。表示部側筐体10と操作部側筐体20とは、例えば、図示されないヒンジ部を介して連結されており、携帯無線端末100を開状態および閉状態に変更可能に構成されている。なお、携帯無線端末100を開状態とした場合、操作部側筐体20の側を下側、その反対を上側と呼称する。
すなわち、ヒンジ部は、表示部側筐体10と操作部側筐体20とを、任意の角度で開閉可能に連結している。ここで、閉状態とは、表示部側筐体10と操作部側筐体20とが互いに重なるように配置された状態であり、開状態(図1)とは、表示部側筐体10と操作部側筐体20とが互いに重ならないように配置された状態を指す。
操作部側筐体20は、キー操作部12を有している。ここで、キー操作部12は、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するためのテンキー等の入力操作キー22、クリアーキー231や、電源キー232など、各種機能を作動させるための機能設定操作キー23、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う決定操作キー24などを有している。
表示部側筐体10は、携帯無線端末100を開くことで露出するディスプレイ11(表示部)を有している。また、表示部側筐体10には、音声出力部としてのスピーカ18が格納されており、スピーカ18は、ディスプレイ11が設けられた面の上側端部近傍に設けられている。また、操作部側筐体20には、音声入力部としてのマイク19や格納されており、マイク19は、操作キー群25が設けられた面の下側端部近傍に設けられている。
<電気的構成>
図2は携帯無線端末100の電気的な構成を示すブロック図である。図2に示されるように、携帯無線端末100は、ディスプレイ11、キー操作部12、音声出力部(スピーカ)18、音声入力部(マイク)19、制御部30および無線通信部31を備えている。なお、制御部30および無線通信部31は、操作部側筐体20内に収められている。
制御部30は、CPU30aおよび記憶部30b等を備えており、キー操作部12の複数のキーによるキー入力による情報を処理するとともに、携帯無線端末100の他の構成要素を制御することによって、携帯無線端末100の動作を統括的に管理する。記憶部30bは、ROMおよびRAM等で構成されている。制御部30の各種機能は、CPU30aが記憶部30b内の各種プログラムを実行することによって実現される。
無線通信部31は、携帯無線端末100とは別の携帯無線端末や、インターネットに接続されたWebサーバ等の通信装置からの無線信号をアンテナ31aで受信し、受信信号に対して増幅処理やダウンコンバートを行って制御部30に出力する。また無線通信部31は、制御部30で生成された送信信号に対してアップコンバートや増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ31aを通じて、携帯無線端末100とは別の携帯無線端末や、インターネットに接続された通信装置に対して無線送信する。
音声入力部19は、外部から入力される音声を音声データに変換して制御部30に出力する。音声出力部18は、制御部30からの音声データを音声に変換して外部に出力する。
また、制御部30はキー制御部30cを有し、ダイアル操作防止機能(以後、ロック機能と呼称)が実行されている状況(ロックしている状況)では、所定のキー以外はキー操作を受け付けない構成となっている。
ディスプレイ11は、制御部30によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示する。
なお、上述した携帯無線端末100においては、1つのディスプレイ11のみを有する構成として示したが、例えば表示部側筐体10のディスプレイ11が設けられた面とは反対側の面にディスプレイを有する構成であっても良い。また、キー操作部12は、押しボタン式のキーにより構成されるものとして説明したが、タッチパネル機能により実現されるタッチキー(ソフトウエアキー)により構成しても良い。その場合、1つのディスプレイを有する構成において、当該ディスプレイ上にタッチキーを表示する構成や、複数のディスプレイを有する構成において、1つのディスプレイにタッチキーを表示する構成を採ることができる。
<動作>
次に、図1および図2を参照しつつ、図3に示すフローチャートを用いて、実施の形態1に係るロック解除動作について説明する。
図2に示した制御部30においてロック機能が実行されると(ステップS1)、制御部30はロック解除のためのパスワード(暗証番号)が入力されるのを待つことになる(ステップS2)。なお、ロック機能は、携帯無線端末100を閉じることで自動的に実行されるように設定することが可能である。
そして、キー操作部12でのキー操作によりパスワードが入力され、さらに、予め定めた機能実行コードが入力されて確定した場合は(ステップS3)、制御部30はロックを解除し、入力された機能実行コードに従って、ディスプレイ11に所定の機能画面を表示する(ステップS4)。ここで、機能実行コードとは、所定の機能が対応付けされた数字であり、所定の機能との対応付けは予め設定されている。
一方、機能実行コードが入力されず、パスワードのみが入力されて確定した場合は、ロックを解除し、待ち受け画面を開く(ステップS5)。
ステップS4あるいはステップS5を経て、何れかの機能画面が開くことでロック解除動作は終了する。
<具体例>
次に、図3を参照しつつ図4を用いて、実施の形態1に係るロック解除動作の具体例を説明する。
図4の(a)部には、ロック解除のためにディスプレイ11に、パスワード入力画面を開いた状態を示しており、パスワード入力画面には、例えば「パスワードを入力して下さい」という文章が表示され、暗証番号の入力が促される。ここではパスワードとして「1129」を入力する。
ここで、パスワードの入力だけで確定を行うと、図3のフローチャートにおけるステップS5へと進みロックが解除され、待ち受け画面が開くことになる。
一方、パスワードを入力した後、図4の(b)部に示されるように、確定前に所定の機能実行コードを入力して確定すると、図3のフローチャートにおけるステップS4に進んで、入力された機能実行コードに従って、ディスプレイ11に所定の機能画面が表示される。
なお、図4の(b)部では、機能実行コードとして「3」を入力する例を示しているが、機能実行コードはパスワードが入力されたことを示す「*」マークの最後に数字として表示されている。パスワードと同様に「*」マークで表示しても良いが、数字で表示することで入力ミスを低減することができる。また、パスワードの後に機能実行コードを入力する構成を採ることで、機能実行コードを入力しないという選択も可能となる。
ここでは、機能実行コード「3」はメール機能を実行してメール画面を開くように対応付けられており、図4の(c)部に示されるように、パスワード入力画面からメール画面に切り替わることとなる。このため、メール機能を多用するユーザーにとっては使い勝手が良くなる。
<機能実行コードの設定>
なお、ロック解除後に即座に使いたい機能は人によって異なり、また、種々の機能を活用している人にとってはロック解除後に即座に使いたい機能は多岐に渡ることとなる。このため、機能実行コードによって実行させることができる機能は複数であることが望ましく、また、何れの機能を対応付けるかは任意に設定できることが望ましい。そのため、機能実行コードによって実行させることができる機能は複数であり、かつ任意に設定できる構成となっている。以下、図5を用いて、機能実行コードの設定方法について説明する。
図5の(a)部には、所定のキー操作を経てディスプレイ11に表示された、機能画面選択ウインドウ50を示している。機能画面選択ウインドウ50内には、「直前の画面」を選択する項目51、「待ち受け画面」を選択する項目52、「メール画面」を選択する項目53および「ブラウザ画面」を選択する項目54などが表示されているが、これは一例に過ぎない。
ここで、「○○画面」という表現は便宜的なものであり、「○○機能」と読み替えることができ、機能画面選択ウインドウは、機能選択ウインドウと読み替えることができる。なお、「直前の画面」とは、ロック機能を実行する前に実行していた機能で使用される画面であり、「直前の画面」を選択することで、ロック機能を実行する前に実行していた機能に戻ることができる。
図5の(a)部では、「ブラウザ画面」を選択する例を示しており、項目54を選択して確定すると、次には、図5の(b)部に示すようなコード番号設定ウインドウ60が表示される。コード番号設定ウインドウ60には、機能画面選択ウインドウ50で選択した「メール画面」に対応付けるコード番号を入力する入力欄61があり、テンキーにより所定の数字を入力する。ここで、コード番号は、例えば0から9までの1桁の数字で設定され、図5の(b)部では「4」を設定する例を示している。なお、0から9までの1桁の数字で設定する場合は、機能実行コードによって実行させることができる機能は、最大で10種類となるが、もちろん、2桁の数字で設定するように構成しても良いことは言うまでもない。また、数字に限定されるものではなく、英文字を使用する構成としても良い。
コード番号設定ウインドウ60でコード番号を設定すると、図5の(c)部に示すようなコード/画面一覧ウインドウ70が表示される。コード/画面一覧ウインドウ70内には、対応付けが終了した機能画面の名称と、それに対応するコード番号とが示されている。すなわち、コード番号1には「直前の画面」が対応付けられ、コード番号2には「待ち受け画面」が対応付けられ、コード番号3には「メール画面」が対応付けられ、コード番号4には「ブラウザ画面」が対応付けられている。なお、コード番号は続き番号である必要はなく、ユーザーの好みや、覚えやすい数字を設定すれば良い。
以上説明した機能実行コードの設定手順を経ることで、所望の機能画面とコード番号とを対応付けることができ、使い勝手の良い設定が可能となる。
なお、製品出荷時にはデフォルトで幾つかの機能画面をコード番号と対応付けしておき、ユーザーが好みに応じて変更できるようにしても良い。
以上説明したように、ロック解除に際して、パスワードとともに、機能実行コードを入力することで、パスワード入力画面から所望の機能画面に一気に切り替えることができる。このため、ユーザーにとって使い勝手が良くなるという効果が得られる。
<変形例>
なお、以上の説明においてはパスワードの後にコード番号を入力する構成を示したが、コード番号を最初に入力する構成としても良い。この場合、不正にロックを解除しようとする者から見ると機能実行コードの分だけパスワードが増えたように見え、セキュリティ能力が向上する。
<実施の形態2>
次に、本発明に係る実施の形態2について、図6〜図8を用いて説明する。なお、装置構成は図1および図2に示した携帯無線端末100と同じであるので説明は省略する。
<動作>
まず、図1および図2を参照しつつ、図6に示すフローチャートを用いて、実施の形態2に係るロック解除動作について説明する。
図2に示した制御部30においてロック機能が実行されると(ステップS11)、制御部30はロック解除のためのパスワードが入力されるのを待つことになる(ステップS12)。なお、ロック機能は、携帯無線端末100を閉じることで自動的に実行されるように設定することが可能である。
そして、キー操作部12でのキー操作によりパスワードが入力されて確定し、当該パスワードに対応してロック解除後に実行すべき機能が設定されている場合には(ステップS13)、制御部30はロックを解除し、パスワードに対応付けられた機能を実行して、その機能画面をディスプレイ11に表示する(ステップS14)。
一方、パスワードに実行すべき機能が対応付けられていない場合は、ロックを解除し、待ち受け画面を開く(ステップS15)。
ステップS14あるいはステップS15を経て、何れかの機能画面が開くことでロック解除動作は終了する。
<具体例>
次に、図6を参照しつつ図7を用いて、実施の形態2に係るロック解除動作の具体例を説明する。
図7の(a)部には、ロック解除のためにディスプレイ11に、パスワード入力画面を開いた状態を示しており、パスワード入力画面には、例えば「パスワードを入力して下さい」という文章が表示され、暗証番号の入力が促される。ここではパスワードとして「1129」を入力する。
ここで、入力されたパスワードに実行すべき機能が対応付けられている場合は、パスワードを確定することで、パスワードに対応付けられた機能が実行され、図6のフローチャートにおけるステップS14に進んで、ロックが解除されるとともにパスワードに対応付けられた機能を実行して、その機能画面をディスプレイ11に表示する。
ここで、図7の(a)部で入力したパスワードには、実行すべき機能としてメール機能が対応付けられており、図7の(b)部にはメール画面が表示された例を示している。
一方、入力されたパスワードに実行すべき機能が対応付けられていない場合は、図6のフローチャートにおけるステップS15へと進みロックが解除され、待ち受け画面が開くことになる。
このように、ロック解除のためのパスワードには、実行すべき機能としてメール機能が対応付けられているので、パスワード入力画面からメール画面に切り替わることとなる。このため、メール機能を多用するユーザーにとっては使い勝手が良くなる。
<実行すべき機能の対応付けの設定>
なお、ロック解除後に即座に使いたい機能は人によって異なる。このため、何れの機能をパスワードに対応付けるかは任意に設定できることが望ましい。そのため、パスワードに対応付ける実行すべき機能を任意に設定できる構成となっている。以下、図8を用いて、実行すべき機能の対応付け方法について説明する。
図8の(a)部には、所定のキー操作を経てディスプレイ11に表示された、ロック解除のためのパスワードを設定するパスワード設定ウインドウ80を示している。
パスワード設定ウインドウ80には、パスワードを設定するための入力欄81があり、テンキーにより所定の数字を入力する。ここでは、「1129」を設定するものとする。
パスワード設定ウインドウ80でパスワードを設定すると、図8の(b)部に示すような機能画面選択ウインドウ90が表示される。機能画面選択ウインドウ90内には、「直前の画面」を選択する項目91、「待ち受け画面」を選択する項目92、「メール画面」を選択する項目93および「ブラウザ画面」を選択する項目94などが表示されているが、これは一例に過ぎない。
図8の(b)部では、「メール画面」を選択する例を示しており、項目93を選択して確定することで、パスワード「1129」には実行すべき機能としてメール機能が対応付けられる。このため、ロック解除のためのパスワードを入力することで、ロックが解除されるとともにメール機能が実行され、パスワード入力画面からメール画面に切り替わることとなる。
以上説明した実行すべき機能の対応付けの設定手順を経ることで、所望の機能画面とパスワードとを対応付けることができ、使い勝手の良い設定が可能となる。
以上説明したように、ロック解除に際して、パスワードを入力するだけで、パスワード入力画面から予め定めた機能画面に一気に切り替えることができる。このため、ユーザーにとって使い勝手が良くなるという効果が得られる。
<タッチパネルを有した携帯無線端末への適用例>
以上説明した実施の形態1および2においては、折り畳み式の携帯無線端末100を例に採り、ハードウエアとしてのキーによりパスワードやコード番号を入力する構成を示したが、少なくとも1つのタッチパネルを有し、そこに表示されたソフトウエアキーによりパスワードやコード番号を入力する携帯無線端末に対しても適用可能であることは言うまでもない。
また、タッチパネルを有する携帯無線端末においては、パスワードやコード番号を入力する代わりに、指等の指示体による所定のタッチ操作をもってロックを解除する構成を採っても良い。
図9には、タッチパネルを有する携帯無線端末の一例の外観形状を示す。図9に示す携帯無線端末200は、筐体40に設けたディスプレイ41が常に露出した状態の端末であり、図9はそれをディスプレイ41側から見た平面図である。
筐体40の、ディスプレイ41が設けられた側の面内には、音声入力部としてのマイク43や音声出力部としてのスピーカ44が格納されており、マイク43およびスピーカ44は、ディスプレイ41が露出する面の長手方向の両端部近傍に設けられている。
なお、ディスプレイ41のマイク43が設けられた側の短辺の外側には、タッチパネルにより実現される複数のキーが表示される構成となっている。図9の例では、1つ前の画面に戻るバックキー421、各画面に対応したオプションメニューを表示させるメニューキー422およびホーム画面に戻るホームキー423を表示している。
タッチパネルは、バックキー421等が設けられた領域だけでなくディスプレイ41の領域にもオーバーラップするように設けられ、ダイヤルキーやアルファベットキーなどをソフトウエアキーとしてディスプレイ41上で機能させることができる。
なお、ディスプレイ41上で機能するタッチパネル機能は、筐体40内に収納された制御部(図示せず)によって制御され、ユーザの指等の指示体による操作は、タッチパネルによるタッチパネル機能を介して検出され、制御部に出力される。
このようなタッチパネルを有する携帯無線端末200において、指等の指示体による所定のタッチ操作によりロックを解除する動作について、図10および図11を用いて説明する。
図10は、ディスプレイ41上でのロック解除動作を示す図である。図10の(a)部に示すように、ディスプレイ41には、4つのポイントA、B、CおよびDが4角形の角部に相当する位置に表示されている。ポイントA〜Dは、反時計回りにこの順となるように配置されている。なお、起点であるポイントAの位置はどこでも良いが、図10の例ではディスプレイ41に向かって左上の位置がポイントAの位置となっている。また、ディスプレイ41は便宜的に小さく表現している。
携帯無線端末200においては、ロック機能が実行された状態ではポイントA〜Dが表示されており、ロックを解除するには、ポイントA〜Dを決められた順番に指等の指示体でタッチする必要がある。
この一例としては、図10の(b)部に示すように、ポイントAにタッチした指を、ディスプレイ41にタッチしたままポイントBまで直線的に移動させ、ポイントBにタッチした後、さらにポイントCまで直線的に移動させ、ポイントCにタッチした後、さらにポイントDまで直線的に移動させ、ポイントDにタッチした後、図10の(c)部に示すように、指をディスプレイ41上から離すことで、ロックが解除される。このようにポイントABCDの順でタッチすることでロックが解除されるが、その場合には携帯無線端末100と同様に待ち受け画面が開かれる。
一方、実施の形態1および2で説明したようにロック解除後に、予め定めた機能画面を一気に開きたい場合は図11に示す動作を行えば良い。
すなわち、図11の(a)部に示すように、ポイントABCDの順に指を移動させた後、指を離さずにポイントAまで直線的に移動させ、ポイントAにタッチした後、指をディスプレイ41上から離すことで、ロックが解除されるとともに、ポイントAにまで移動させる操作に対応させて設定されていた指定の画面がディスプレイ41に表示されることとなる。
また、図11の(b)部に示すように、ポイントABCDの順に指を移動させた後、指を離さずにポイントAまで直線的に移動させ、ポイントAにタッチした後、ディスプレイ41にタッチしたままポイントBまで直線的に移動させ、ポイントBにタッチした後、指をディスプレイ41上から離すことで、ロックが解除されるとともに、ポイントBにまで移動させる操作に対応させて設定されていた指定の画面がディスプレイ41に表示されることとなる。
また、図11の(c)部に示すように、ポイントABCDの順に指を移動させた後、指を離さずにポイントAまで直線的に移動させ、ポイントAにタッチした後、ディスプレイ41にタッチしたままポイントBまで直線的に移動させ、ポイントBにタッチした後、ディスプレイ41にタッチしたままポイントCまで直線的に移動させ、ポイントCにタッチした後、指をディスプレイ41上から離すことで、ロックが解除されるとともに、ポイントCにまで移動させる操作に対応させて設定されていた指定の画面がディスプレイ41に表示されることとなる。
このように、ポイントABCDAの順に指を移動させるか、ポイントABCDABの順に指を移動させるか、ポイントABCDABCの順に指を移動させることで、予め設定された指定の画面をディスプレイ41に表示することができる。
これは、実施の形態1において説明したパスワードに機能実行コードを加えたものと同じ技術思想に基づくものであり、ポイントABCDの順に指を移動させる操作(これを第1のタッチ操作と呼称)がパスワードに相当し、さらに、ポイントAまで移動させる操作、あるいはポイントBまで移動させる操作、あるいはポイントCまで移動させる操作(これらを第2のタッチ操作と呼称)が機能実行コードに相当する。
また、実施の形態2において説明したように、パスワード自体に、ロック解除後に実行すべき機能を対応付けることもできる。
すなわち、図10を用いて説明したように、ポイントABCDの順でタッチする操作に、ロック解除後に実行すべき機能を対応付けることで、ロック解除後に所定の画面が即座に表示されることとなる。
<画面指定操作の設定>
次に、図12を用いて、画面指定操作の設定方法について説明する。図12の(a)部には、ディスプレイ41に表示された、機能画面選択ウインドウ50を示している。機能画面選択ウインドウ50内には、「直前の画面」を選択する項目51、「待ち受け画面」を選択する項目52、「メール画面」を選択する項目53および「ブラウザ画面」を選択する項目54などが表示されているが、これは一例に過ぎない。
図12の(a)部では、「直前の画面」を選択する例を示しており、項目51を選択して確定すると、次には、図12の(b)部に示すような画面指定操作設定ウインドウ110が表示される。画面指定操作設定ウインドウ110には、機能画面選択ウインドウ50で選択した「直前の画面」に対応付ける画面指定操作を入力する入力欄111があり、ソフトウエアキーにより所定の操作を入力する。ここで、所定の操作を、例えば、図11に示したように、ポイントABCDのタッチ操作とすると、例えば、パスワードに相当するポイントABCDの順に指を移動させる操作の後に行われる操作を英文字で入力すれば良い。例えば、図12の(b)部に示すように、「A」を入力すると、それはポイントABCDAの順に指を移動させる操作を表し、この操作には「直前の画面」が対応付けられることとなる。同様に、「AB」を入力すると、それはポイントABCDABの順に指を移動させる操作を表し、「ABC」を入力すると、それはポイントABCDABCの順に指を移動させる操作を表し、「ABCD」を入力すると、それはポイントABCDABCDの順に指を移動させる操作を表す。
画面指定操作設定ウインドウ110で画面指定操作を設定すると、図12の(c)部に示すような操作/画面一覧ウインドウ120が表示される。操作/画面一覧ウインドウ120内には、対応付けが終了した機能画面の名称と、それに対応する操作とが示されている。すなわち、操作Aには「直前の画面」が対応付けられ、操作ABには「待ち受け画面」が対応付けられ、操作ABCには「メール画面」が対応付けられ、操作ABCDには「ブラウザ画面」が対応付けられている。
以上説明した画面指定操作の設定手順を経ることで、所望の機能画面と画面指定操作とを対応付けることができ、使い勝手の良い設定が可能となる。
<実行すべき機能の対応付けの設定>
先に説明したように、ポイントABCDの順でタッチする操作に、ロック解除後に実行すべき機能を対応付ける方法について説明する。
図13の(a)部には、ディスプレイ41に表示された、ロック解除のためのタッチ操作を設定する解除操作設定ウインドウ130を示している。
解除操作設定ウインドウ130には、解除操作を設定するための入力欄131があり、ソフトウエアキーにより所定の操作を入力する。ここで、所定の操作を、例えば、図11に示したように、ポイントABCDのタッチ操作とすると、その操作の順を表す英文字を入力する。ここでは、「ABCD」を設定するものとする。
解除操作設定ウインドウ130で解除操作を設定すると、図13の(b)部に示すような機能画面選択ウインドウ90が表示される。機能画面選択ウインドウ90内には、「直前の画面」を選択する項目91、「待ち受け画面」を選択する項目92、「メール画面」を選択する項目93および「ブラウザ画面」を選択する項目94などが表示されているが、これは一例に過ぎない。
図13の(b)部では、「直前の画面」を選択する例を示しており、項目91を選択して確定することで、解除操作「ABCD」には実行すべき機能としてメール機能が対応付けられる。このため、ロック解除のための解除操作を行うことで、ロックが解除されるとともにメール機能が実行され、ロック解除後にメール画面が即座に表示されることとなる。
なお、上記においては、ポイントAを起点とする例を説明したが、起点は何れでも良く、また指を移動させる方向が時計回りであっても良い。
11、41 ディスプレイ
22 入力操作キー
30 制御部

Claims (3)

  1. 表示部と、
    複数のキーと、
    前記表示部の表示を制御するとともに、前記複数のキーによる入力情報を処理する制御部と、を備え、
    前記制御部は、パスワードとともに、予め設定され、所定の機能が対応付けされた機能実行コードが入力されることで、ロックを解除し、入力された前記機能実行コードに従って、前記所定の機能を実行し、前記表示部に所定の機能画面を表示し、
    前記所定の機能と、前記機能実行コードとの対応付けは任意に設定可能であることを特徴とする、電子機器。
  2. 前記機能実行コードは、前記パスワードの後に入力される、請求項1記載の電子機器。
  3. 前記機能実行コードは、前記パスワードの前に入力される、請求項1記載の電子機器。
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