JP2013214863A - 携帯情報装置、携帯情報装置の制御方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

携帯情報装置、携帯情報装置の制御方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルとキーボードを備えた携帯情報装置において、ロック解除時の操作およびロック解除後の操作を円滑に行う。
【解決手段】携帯情報装置1は、ロック解除部31が、入力パターンが登録パターン41Aと一致すると判定したとき、入力パターンがタッチパネル11およびキーボード12のいずれから入力されたかに応じて、ロック状態を解除した後の動作を切り換えるモード設定部36を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザ入力デバイスとしてタッチパネルとキーボードを備えた携帯情報装置、携帯情報装置の制御方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末などの携帯電話として、タッチパネルを備えた機種が広く普及している。
そして、タッチパネルを備えた携帯電話には、パターン入力によるロック画面解除機能が搭載されているものがある。パターン入力によるロック画面解除機能とは、あらかじめ設定された特定のパターンを指で画面をなぞることによってロック解除する機能である。指でなぞったパターンと、あらかじめ設定されたパターンが一致すれば、ロックを解除することができる。なお、パターン入力によるロック解除の操作は、一般にタッチパネルからしか入力できず、キーボードによる解除はできない。
また、携帯電話のロック画面解除機能には、あらかじめ設定された特定のパスワードを文字入力してロック解除する技術も存在する。そして、この文字入力によるロック解除では、携帯電話がタッチパネルとキーボードの両方を備えている場合、パスワードを共有できる。すなわち、ロック画面解除の際、タッチパネルとキーボードのどちらを用いる場合も、共通のパスワードを入力すればよい。
なお、特許文献1には、装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置において、スタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を自動制御できるようにする携帯端末装置が開示されている。具体的には、上部筐体側のキー操作部、下部筐体側のキー操作部を有し、上部筐体と下部筐体によって装置本体の形態がクローズスタイル、オープンスタイルに変更可能な携帯電話装置において、CPUは、上部筐体側のキー操作部、下部筐体側のキー操作部に対するキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報がクローズスタイル、オープンスタイル毎に記憶管理されている状態において、磁気センサの検出信号を取得して現在のスタイルを判別すると共に、このスタイルに対応付けられているキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別し、キーロックが無効であれば、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であれば、キーを動作不能な状態に制御するものである。
また、特許文献2には、テンキー等の数字キー群を用いてかな書きの要領で数字キーを順次押下して文字を入力する際に、文字毎に決められたキー押下順を完全に覚えていなくても容易に入力できるようにすると共に、文字入力の効率を上げる文字入力方式が開示されている。具体的には、入力する文字の形状あるいは筆順をマトリクス状に配置された数字キー群の各キーの位置関係にあてはめて、前記キーを順次押下することによって文字毎に得られる文字数列を対応する文字コードに変換して入力する文字入力方式において、前記数字キー群の各キーの配置をパターン表示して、キーが押下される前及び押下される毎に次の押下が有効なキーと無効なキーと既押下のキーとを前記パターン内にマーク又は色等によって識別可能に表示するようにしたものである。
特許第4442385号公報(2010年1月22日登録) 特開平3−149611号公報(1991年6月26日公開)
しかしながら、従来のスライダー型やクラムシェル型で、タッチパネルとキーボードを備えた携帯電話では、一般に、タッチパネルが上部筺体に、キーボードが下部筐体にそれぞれ設けられている。そのため、これら型の携帯電話では、開いた状態では携帯電話を持つ部分が下の方となるため、携帯電話を持った手によって片手で操作する場合、指が下のキーボードには届きやすいが、上のタッチパネルには届かない。そのため、パターン入力によるロック解除時に、ユーザは片手ではパターン入力ができない。
また、携帯電話には通話機能の他にも多様な機能が搭載されている。そして、それらの機能の中には、タッチパネルの方が操作しやすい機能と、キーボードの方が操作しやすい機能とがある。そのため、ロック解除のためのパターン入力とロック解除後に使用する機能とは、同じ入力デバイス(タッチパネル、キーボード)で操作できる方が好ましい場合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネルとキーボードを備えた携帯情報装置において、ロック解除時の操作およびロック解除後の操作を円滑に行うことができる携帯情報装置、携帯情報装置の制御方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯情報装置は、タッチパネルとキーボードを備え、自装置の操作を禁止したロック状態の解除のためにパターンの入力を要求する携帯情報装置であって、上記タッチパネルまたは上記キーボードから入力された入力パターンが、あらかじめ登録された登録パターンと一致するか否かを判定し、一致した場合に、上記ロック状態を解除するロック解除手段と、上記ロック解除手段が、上記入力パターンが上記登録パターンと一致すると判定したとき、上記入力パターンが上記タッチパネルおよび上記キーボードのいずれから入力されたかに応じて、上記ロック状態を解除した後の動作を切り換える動作切り換え手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る携帯情報装置の制御方法は、タッチパネルとキーボードを備え、自装置の操作を禁止したロック状態の解除のためにパターンの入力を要求する携帯情報装置の制御方法であって、上記タッチパネルまたは上記キーボードから入力された入力パターンが、あらかじめ登録された登録パターンと一致するか否かを判定し、一致した場合に、上記ロック状態を解除するロック解除ステップと、上記ロック解除ステップにて、上記入力パターンが上記登録パターンと一致すると判定したとき、上記入力パターンが上記タッチパネルおよび上記キーボードのいずれから入力されたかに応じて、上記ロック状態を解除した後の動作を切り換える動作切り換えステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記携帯情報装置は、パターンをタッチパネルから入力することによっても、キーボードから入力することによってもロック解除が可能である。それゆえ、例えば、従来のスライダー型やクラムシェル型の携帯電話のように、タッチパネルが上部筺体に、キーボードが下部筐体にそれぞれ設けられている場合でも、ロック解除のパターン入力を、キーボードから入力することで、タッチパネルを用いずに行うことができる。よって、装置を持った手によって片手で操作することが可能となる。
また、上記携帯情報装置は、ロック解除のパターン入力にタッチパネルおよびキーボー
ドのどちらが用いられたかに応じて、ロック解除後の動作を切り換える。よって、ロック解除の操作およびロック解除後の操作を円滑に行うことが可能となる。
さらに、本発明に係る携帯情報装置は、上記動作切り換え手段は、上記入力パターンが上記タッチパネルから入力された場合、上記ロック状態を解除した後の動作を、上記タッチパネルを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態に切り換え、かつ、上記入力パターンが上記キーボードから入力された場合、上記ロック状態を解除した後の動作を、上記キーボードを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態に切り換えることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ユーザがタッチパネルを用いてロック解除を行った場合には、タッチパネルを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態(タッチパネル優先モード)に切り換える。例えば、通常の待ち受け画面など、アプリケーションを選択できるメニュー画面である。一方、キーボードを用いてロック解除を行った場合には、キーボードを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態(キーボード優先モード)に切り換える。例えば、メール編集やメモ帳など、文字入力を目的としたアプリケーションの画面またはその起動画面である。
これにより、ユーザは、ロック解除後に使用したい機能に合わせて、ロック解除の操作も、ロック解除後に使用したい機能が操作しやすい入力デバイス(タッチパネル、キーボード)を使って行うことができる。例えば、ロック解除後に使用したい機能が「メール」である場合、キーボードの方が操作しやすいため、ロック解除の操作もキーボードを使って行い、ロック解除後も引き続きキーボードを用いて操作することが可能となる。
したがって、上記携帯情報装置によれば、ロック解除時の操作とロック解除後の操作とを同じ入力デバイスを用いて、類似した操作体系で行うことができるため、ロック解除時の操作およびロック解除後の操作を円滑に行わせることが可能となる。
さらに、本発明に係る携帯情報装置は、上記動作切り換え手段は、上記ロック状態を解除した後の動作として、あらかじめ設定されたアプリケーションを起動することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ユーザがタッチパネルを用いてロック解除を行った場合には、タッチパネルを優先的に用いて操作されることが想定されるアプリケーションを起動し、キーボードを用いてロック解除を行った場合には、キーボードを優先的に用いて操作されることが想定されるアプリケーションを起動することができる。例えば、キーボードを用いてロック解除を行った場合には、メール編集やメモ帳など、文字入力を目的としたアプリケーションを起動することができる。
さらに、本発明に係る携帯情報装置は、上記キーボードを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態で動作中にロック状態となった後に、上記動作切り換え手段が、上記タッチパネルから入力された上記入力パターンに基づいて上記ロック状態を解除したとき、上記動作切り換え手段は、上記タッチパネルから操作可能なソフトウェアキーボードを表示部に表示することを特徴としている。
キーボードを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態で動作中にロック状態となった後に、上記ロック状態を解除したときは、入力パターンがタッチパネルから入力された場合でも、ユーザはキーボードを優先的に用いて操作されることを想定した動作を予定している可能性がある。例えば、メール作成中にロック状態となった後に、ロック状態を解除して、メール作成を継続する場合が想定できる。
そこで、上記の構成によれば、さらに、上記のような状況でロック状態を解除したとき、タッチパネルから操作可能なソフトウェアキーボードを表示部に表示する。これにより、キーボードを使って作業中にロック状態となり、その後ロック状態を解除して、ロック状態となる前の作業を継続するとき、ロック状態の解除にタッチパネルを用いた場合でも、タッチパネルを介してソフトウェアキーボードが利用できるため、操作性の低下を抑制できる。
さらに、本発明に係る携帯情報装置は、上記ロック解除手段は、上記タッチパネルから入力された上記入力パターンと照合する上記登録パターンと、上記キーボードから入力された上記入力パターンと照合する上記登録パターンとに、同じパターンを使用することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ユーザがタッチパネルを用いる場合も、キーボードを用いる場合も、同じ登録パターンに基づいてロック解除を行うことができる。それゆえ、登録パターンをタッチパネル用とキーボード用との2種類を用意して、使い分ける必要がない。また、ユーザも、タッチパネルを用いる場合も、キーボードを用いる場合も、同じパターンを入力すればよいので、登録パターンをタッチパネル用とキーボード用との2種類を覚えておき、使い分ける必要がない。
さらに、本発明に係る携帯情報装置は、上記入力パターンをユーザが入力するためのロック解除画面を表示部に表示する表示処理手段を備え、上記表示処理手段は、上記キーボードから上記入力パターンの入力が可能であるか否かに応じた表示形態で、上記ロック解除画面を上記表示部に表示することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、キーボードから入力パターンの入力が可能であるときには、キーボードを用いた操作とタッチパネルを用いた操作との両方が想定できるため、これら両方の操作を想定したロック解除画面を表示部に表示することができる。また、キーボードから入力パターンの入力が不可能であるときには、タッチパネルを用いた操作のみが想定できるため、タッチパネルのみを用いた操作を想定したロック解除画面を表示部に表示することができる。
よって、ユーザが実際に行う操作に適した表示形態で、ロック解除画面を表示することができる。
さらに、本発明に係る携帯情報装置は、上記入力パターンをユーザが入力するためのロック解除画面を表示部に表示する表示処理手段を備え、上記ロック解除画面は、上記入力パターンに含まれる位置として、上記タッチパネルから操作可能な頂点の表示を含み、上記表示処理手段は、上記キーボードから上記入力パターンを入力するために順次行われるキー操作に応じて、操作されたキーに対応する上記ロック解除画面の頂点間を順次連結した連結線を表示することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、キーボードから入力パターンを入力する場合も、入力パターンに含まれる位置として、タッチパネルから操作可能な頂点をロック解除画面に表示する。したがって、キーボードおよびタッチパネルのどちらを操作する場合も、ユーザは、同様に頂点が表示されたロック解除画面を見ながら操作できる。それゆえ、キーボードを用いて操作する場合とタッチパネルを用いて操作する場合とで類似度の高いユーザインターフェイスを実現できる。よって、どちらを操作する場合も、ユーザはパターン入力の操作を違和感なく行うことができる。
加えて、上記の構成によれば、キーボードから入力パターンを入力する際、キー操作に応じて、操作されたキーに対応するロック解除画面の頂点間を連結した連結線を表示する。よって、パターンを入力している途中で、入力パターンの入力済みの部位が確認できるため、キーボードから入力パターンを入力する場合でも、パターン入力が容易である。
さらに、本発明に係る携帯情報装置は、上記入力パターンをユーザが入力するためのロック解除画面を表示部に表示する表示処理手段を備え、上記ロック解除画面は、上記入力パターンに含まれる位置として、上記タッチパネルから操作可能な頂点の表示を含み、上記表示処理手段は、上記キーボードから上記入力パターンを入力するためのキー操作が行われた時、上記ロック解除画面の各頂点に対応する上記キーボードの各キーに割り当てられている文字を、上記各頂点にそれぞれ付加して表示することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、キーボードから入力パターンを入力する場合も、入力パターンに含まれる位置として、タッチパネルから操作可能な頂点をロック解除画面に表示する。したがって、キーボードおよびタッチパネルのどちらを操作する場合も、ユーザは、同様に頂点が表示されたロック解除画面を見ながら操作できる。それゆえ、キーボードを用いて操作する場合とタッチパネルを用いて操作する場合とで類似度の高いユーザインターフェイスを実現できる。よって、どちらを操作する場合も、ユーザはパターン入力の操作を違和感なく行うことができる。
加えて、上記の構成によれば、ユーザがキーボードを用いて入力パターンの入力を開始した時、すなわち、1つ目のキーが操作された時、入力ロック解除画面の各頂点に、対応するキーボードの各キーに割り当てられている文字(「1」、「2」、…等)をそれぞれ付加して表示することができる。よって、キーボードを用いて操作する場合には、各頂点に対応するキーの文字が付加して表示されるため、キーと頂点との対応関係が分かり、操作が容易である。なお、ユーザは、キーボードを用いて操作する場合もタッチパネルを用いて操作する場合も、頂点が同様に表示されたロック解除画面を見ながら操作する。しかし、タッチパネルを用いて操作する場合には、頂点を直接操作することが可能であるため、各頂点に文字が表示されていなくても、操作に困難性はない。
なお、上記携帯情報装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記携帯情報装置をコンピュータにて実現させる携帯情報装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る携帯情報装置は、タッチパネルまたはキーボードから入力された入力パターンが、あらかじめ登録された登録パターンと一致するか否かを判定し、一致した場合に、ロック状態を解除するロック解除手段と、上記ロック解除手段が、上記入力パターンが上記登録パターンと一致すると判定したとき、上記入力パターンが上記タッチパネルおよび上記キーボードのいずれから入力されたかに応じて、上記ロック状態を解除した後の動作を切り換える動作切り換え手段と、を備える構成である。
また、本発明に係る携帯情報装置の制御方法は、タッチパネルまたはキーボードから入力された入力パターンが、あらかじめ登録された登録パターンと一致するか否かを判定し、一致した場合に、ロック状態を解除するロック解除ステップと、上記ロック解除ステップにて、上記入力パターンが上記登録パターンと一致すると判定したとき、上記入力パターンが上記タッチパネルおよび上記キーボードのいずれから入力されたかに応じて、上記ロック状態を解除した後の動作を切り換える動作切り換えステップと、を含む方法である。
それゆえ、ロック解除のパターン入力を、キーボードから入力することで、タッチパネルを用いずに行うことができる。よって、例えば、従来のスライダー型やクラムシェル型の携帯電話のように、タッチパネルが上部筺体に、キーボードが下部筐体にそれぞれ設けられている場合でも、装置を持った手によって片手で操作することが可能となるという効果を奏する。
また、ロック解除の操作およびロック解除後の操作を円滑に行うことが可能となるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態に係る携帯情報装置の要部構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す携帯情報装置のロック解除機能を示す説明図である。 図1に示す携帯情報装置の外観を示す説明図である。 図1に示す携帯情報装置のモード変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す携帯情報装置が表示する、アプリケーションを制限した表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。 図1に示す携帯情報装置が表示する、表示の優先度を反映させる表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。 図1に示す携帯情報装置が表示する、あらかじめ設定した任意の機能を起動させた表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。 図1に示す携帯情報装置が表示する、特定のアプリケーションの動作中にロック状態になった後にロック解除した場合の表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。 図1に示す携帯情報装置が表示する、装置形態に応じた表示例の説明図であり、(a)はキーボードが収納状態にあるときのロック解除画面の表示例を示し、(b)はキーボードが展開状態にあるときのロック解除画面の表示例を示す。 図1に示す携帯情報装置が表示する、タッチパネルを用いてパターン入力するときのロック解除画面の表示例の説明図である。 図1に示す携帯情報装置が表示する、キーボードを用いてパターン入力するときのユーザ操作とロック解除画面の表示例の説明図である。 図1に示す携帯情報装置において、キーボードによるパターン入力によってロック解除を行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す携帯情報装置において、キーボードによるパターン入力の際に、1〜2個目のキー操作をするときの動作イメージを示す説明図であり、(a)はキーボードにおいて押下されるキーの動作例を示し、(b)は表示部に表示されるパターンの表示例を示し、(c)はキーボード対応解除部が一時的に保持する入力パターンの例を示し、(d)は登録データ記憶部に記憶されている登録済みパターンの例を示す。 図1に示す携帯情報装置において、キーボードによるパターン入力の際に、2〜3個目のキー操作をするときの動作イメージを示す説明図であり、(a)はキーボードにおいて押下されるキーの動作例を示し、(b)は表示部に表示されるパターンの表示例を示し、(c)はキーボード対応解除部が一時的に保持する入力パターンの例を示し、(d)は登録データ記憶部に記憶されている登録済みパターンの例を示す。 図1に示す携帯情報装置において、キーボードによるパターン入力の際の簡単化された入力操作を示す説明図である。
本発明の一実施の形態について、図1〜図15に基づいて詳細に説明する。
〔携帯情報装置の概要〕
図2に基づいて、携帯情報装置1の概要について説明する。図2は、携帯情報装置1のロック解除機能を示す説明図である。
携帯情報装置1は、タッチパネル11とキーボード12を備える。携帯情報装置1は、タッチパネル11からの入力だけでなく、キーボード12からの入力によっても、あらかじめ設定された特定のパターンを入力して、パターン入力によるロック解除が可能である。携帯情報装置1は、キーボード12からの入力どおりに自動的にパターンを表示部20に表示する。なお、本実施の形態では、携帯情報装置1が入力デバイスとしてタッチパネル11とキーボード12を備える場合について説明するが、入力デバイスは他のものであってもよいし、入力デバイスの数も3種類以上であってもよい。
携帯情報装置1は、特に、2つのロック解除手段(タッチパネル11、キーボード12)に応じて、ロック解除後のモードを変えることを特徴とする。具体的には、携帯情報装置1は、パターンをタッチパネル11から入力することによっても、キーボード12から入力することによってもロック解除可能であり、何れのロック解除手段でロック解除を行ったかに応じて、ロック解除後の表示形態を変えるものである。具体的には、タッチパネル11を用いてロック解除を行った場合には、タッチパネル優先モードとなり、タッチパネル11を用いて操作することを想定した画面を表示する。例えば、通常の待ち受け画面など、アプリケーションを選択できるメニュー画面である。一方、キーボード12を用いてロック解除を行った場合には、キーボード優先モードとなり、キーボード12を用いて操作することを想定した画面を表示する。例えば、メール編集やメモ帳など、文字入力を目的としたアプリケーションの画面またはその起動画面である。
これにより、ユーザは、ロック解除後に使用したい機能に合わせて、ロック解除の操作も、ロック解除後に使用したい機能が操作しやすい入力デバイス(タッチパネル11、キーボード12)を使って行うことができる。したがって、携帯情報装置1によれば、ロック解除時の操作とロック解除後の操作とを同じ入力デバイスを用いて、類似した操作体系で行うことができるため、ロック解除時の操作およびロック解除後の操作を円滑に行わせることが可能となる。
〔携帯情報装置の外観〕
図3に基づいて、携帯情報装置1の外観について説明する。図3は、携帯情報装置1の外観を示す説明図である。
携帯情報装置1は、スライダー型やクラムシェル型に構成されている。そして、携帯情報装置1は、上部筐体に設けられた表示部20の表示画面上にタッチパネル11を備えるとともに、下部筐体にキーボード12を備える。
図3に示すように、表示部20に表示されるロック解除画面の頂点M1〜M9は、キーボード12の1〜9のキーに対応した配置で表示される。なお、キーボード12のキー数が、表示される頂点の数より多い場合、頂点に対応しないキーが存在するため、ロック解除時に判定が必要となる。
〔携帯情報装置の構成〕
図1に基づいて、携帯情報装置1の構成について説明する。図1は、携帯情報装置1の
構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、携帯情報装置1は、入力部10、表示部20、制御部30、記憶部40を備えて構成されている。
携帯情報装置1は、タッチパネル11とキーボード12を備え、自装置の操作を禁止したロック状態の解除のためにパターンの入力を要求する。なお、自装置をロック状態にするための機構には周知の技術が利用できるため、図示を省略する。
入力部10は、ユーザが携帯情報装置1を操作するための指示信号を、入力デバイスであるタッチパネル11およびキーボード12を介して入力するためのものである。
表示部20は、携帯情報装置1が扱う情報を表示するものである。表示部20は、ロック解除の際、ユーザがロック画面解除のためのパターンを入力するための基点として頂点M1〜M9を表示する。また、ユーザがキー操作によってパターンの入力を行う場合、ユーザが押下したキー間に対応する頂点間に直線を表示する。加えて、キーボード12に対応する数字を示す表示を表示部20に表示する。また、表示部20は、キーボード12からの入力によってロック解除されたとき、文字入力をするアプリケーションの画面を優先して表示する。
制御部30は、携帯情報装置1を統括的に制御するものである。制御部30は、特に、ロック解除部(ロック解除手段)31、表示処理部(表示処理手段)34を含む。
ロック解除部31は、入力部10からの指示信号に従ってロック解除の判定を行い、判定結果を表示処理部34に渡す。具体的には、ロック解除部31は、タッチパネル11またはキーボード12から入力された入力パターンが、あらかじめ登録された登録パターン41Aと一致するか否かを判定し、一致した場合に、ロック状態を解除する。
ここで、特に、ロック解除部31は、タッチパネル11から入力された入力パターンと照合する登録パターンと、キーボード12から入力された入力パターンと照合する登録パターンとに、同じパターン(登録パターン41A)を使用する。よって、ユーザは、タッチパネル11を用いる場合も、キーボード12を用いる場合も、同じパターンを入力すればよい。すなわち、登録パターンをタッチパネル用とキーボード用との2種類を用意して、使い分ける必要がなく、また、ユーザも、2種類の登録パターンを覚えておき、使い分ける必要がない。ただし、タッチパネル用の登録パターンとキーボード用の登録パターンとを別個に設けて構成することも可能である。
そして、ロック解除部31は、タッチパネル11およびキーボード12のどちらからの入力にも対応するために、タッチパネル対応解除部32とキーボード対応解除部33とを有する。
タッチパネル対応解除部32は、タッチパネル11からパターンの入力を受け取り、ロック解除の判定を行う。具体的には、タッチパネル対応解除部32は、登録データ記憶部41に記憶されているあらかじめ設定された登録パターン41Aを読み出し、パターン処理部32Aがタッチパネル11からの入力に基づいて取得した入力パターン32Bと登録パターン41Aとを比較した結果を表示処理部34に渡す。
一方、キーボード対応解除部33は、キーボード12からパターンの入力を受け取り、ロック解除の判定を行う。具体的には、キーボード対応解除部33は、押下されたキーがロック解除画面に表示された頂点に対応しているかを頂点対応判定部33Aが判定した結
果を、表示処理部34に渡す。また、キーボード対応解除部33は、登録データ記憶部41に記憶されているあらかじめ設定された登録パターン41Aを読み出し、パターン処理部33Bがキーボード12からの入力に基づいて取得した入力パターン33Fと登録パターン41Aとを比較した結果を表示処理部34に渡す。
なお、タッチパネル対応解除部32およびキーボード対応解除部33は、ロック解除の際に入力された内容を記憶する機能を備える。具体的には、タッチパネル対応解除部32は、入力パタ−ン32Bをワーキングメモリに一時的に保持する。また、キーボード対応解除部33は、入力済みキー数33C、始点33D、終点33E、入力パタ−ン33Fをワーキングメモリに一時的に保持する。ここで、上述したように、タッチパネル対応解除部32が入力パターンとの一致を判断する登録パターン41Aと、キーボード対応解除部33が入力パターンとの一致を判断する登録パターン41Aとは同じものである。さらに、入力パターン32Bと入力パターン33Fとは同一のパターンとして扱ってもよい。加えて、パターン処理部32Aとパターン処理部33Bとは同一の処理部として構成してもよい。
表示処理部34は、ロック解除時およびロック解除後の画面表示を制御する。具体的には、表示処理部34は、ロック解除開始時にロック解除の初期画面を表示部20に表示する。そして、ロック解除部31での判定が成功したならば、表示形態データ記憶部42からロック解除後の画面のモードの設定(タッチパネル優先モード設定情報42Aもしくはキーボード優先モード設定情報42B)を読み出し、その設定に従って表示部20に画面表示を行う。なお、ロック解除部31での判定が失敗したならば、ロック解除の初期画面を表示部20に再度表示してもよい。
表示処理部34は、入力パターンをユーザが入力するためのロック解除画面を表示部20に表示する。詳細は後述するが、表示処理部34は、特に、キーボード12から入力パターンの入力が可能であるか否かに応じた表示形態で、ロック解除画面を表示部20に表示する。また、表示処理部34は、ロック解除画面に、入力パターンに含まれる位置として、タッチパネル11から操作可能な頂点を表示する。そして、キーボード12から入力パターンを入力するためのキー操作が行われた時、ロック解除画面の各頂点に対応するキーボード12の各キーに割り当てられている文字(「1」、「2」、…等)を、各頂点にそれぞれ付加して表示する。また、表示処理部34は、キーボード12から入力パターンを入力するために順次行われるキー操作に応じて、操作されたキーに対応するロック解除画面の頂点間を順次連結した連結線を表示する。
表示処理部34は、ロック解除画面を表示画面として設定するロック解除画面設定部35と、モードに従った画面を表示画面として設定するモード設定部(動作切り換え手段)36と、それぞれの設定された画面を表示部20に表示するための画面生成部37とを有する。
モード設定部36は、ロック解除部31が、入力パターンが登録パターン41Aと一致すると判定したとき、入力パターンがタッチパネル11およびキーボード12のいずれから入力されたかに応じて、ロック状態を解除した後の動作を切り換える。具体的には、モード設定部36は、入力パターンがタッチパネル11から入力された場合、ロック状態を解除した後の動作を、タッチパネル11を優先的に用いて操作されることを想定した動作状態に切り換え、かつ、入力パターンがキーボード12から入力された場合、ロック状態を解除した後の動作を、キーボード12を優先的に用いて操作されることを想定した動作状態に切り換える。例えば、モード設定部36は、ロック状態を解除した後の動作として、あらかじめ設定されたアプリケーションを起動するためのアイコンを表示したり、あらかじめ設定されたアプリケーションを起動することができる。
また、モード設定部36は、キーボード12を優先的に用いて操作されることを想定した動作状態(例えば、メール作成中)で動作中にロック状態となった後に、タッチパネル11から入力された入力パターンに基づいてロック状態を解除したとき、ロック状態となった時点で動作していた機能(アプリケーション)をロック状態となった時点の状態で起動するとともに、タッチパネル11から操作可能なソフトウェアキーボード21を表示部20に表示してもよい。なお、ロック状態となった時点の状態で再起動するための設定情報は、モード設定部36が、例えば記憶部40に保存してもよい。また、モード設定部36は、タッチパネル11から入力された入力パターンに基づいてロック状態を解除した後で、キーボード12を優先的に用いて操作されることを想定した動作状態となった時(例えば、メール作成のアプリケーションが起動された時)にも、ソフトウェアキーボード21を表示部20に表示してもよい。
記憶部40は、携帯情報装置1の制御部30が、携帯情報装置1が有する各種機能を実行するためのアプリケーションプログラムやモードの設定のデータ、およびロック解除を実行するときに読み出す各種データ等を記憶するものである。詳細には、記憶部40は、登録データ記憶部41と、表示形態データ記憶部42とを含む。
登録データ記憶部41は、ロック解除の際に照合するためのパターンとしてあらかじめ設定された登録パターン41Aを記憶する。表示形態データ記憶部42は、ロック解除後の表示形態の設定として、タッチパネル11を用いてロック解除された場合のタッチパネル優先モード設定情報42Aと、タッチパネル11を用いてロック解除された場合のキーボード優先モード設定情報42Bとを記憶する。
〔モード変更処理の流れ〕
図4に基づいて、携帯情報装置1による、ロック解除に応じてモードを変更するモード変更処理の流れを説明する。図4は、モード変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ロック解除機能が起動されると、画面生成部37がロック解除画面設定部35からロック解除画面の設定を受け取り、初期画面を表示部20に表示する(S11)。
次に、タッチパネル11およびキーボード12のどちらによって、ユーザがパターンを入力すると、入力された方に対応する解除部に入力パターンを受信する。すなわち、ユーザがタッチパネル11を使った場合には、タッチパネル対応解除部32が入力パターンを受信する。一方、ユーザがキーボード12を使った場合には、キーボード対応解除部33が入力パターンを受信する(S12)。
次に、タッチパネル対応解除部32あるいはキーボード対応解除部33が、登録データ記憶部41から、あらかじめ設定された登録パターン41Aを受け取り、入力パターンが一致しているかを判定する(S13)。そして、入力パターンが登録パターン41Aに一致していなければ(S13においてNO)、ステップS11に戻り、タッチパネル対応解除部32あるいはキーボード対応解除部33が、ロック解除画面設定部35にロック解除に失敗したことを送る。これにより、表示部20にはロック解除の初期画面が再度表示される。
一方、入力パターンが登録パターン41Aに一致していれば(S13においてYES)、タッチパネル対応解除部32あるいはキーボード対応解除部33は、ロック解除に成功したと判断してロック状態を解除するとともに(ロック解除ステップ)、モード設定部36にロック解除されたことを通知する。そして、モード設定部36は、パターンの入力に
使用されたデバイスに応じて、表示形態データ記憶部42から対応するモードの設定を受け取る。具体的には、モード設定部36は、ロック解除の成功がタッチパネル対応解除部32から通知された場合(S14において「タッチパネル」)、タッチパネル優先モードを選択して、その設定(タッチパネル優先モード設定情報42A)を表示形態データ記憶部42から取得して、画面生成部37に設定する。その結果、ロック解除後、表示部20には、タッチパネル優先モードの画面が表示される(S15)。一方、モード設定部36は、ロック解除の成功がキーボード対応解除部33から通知された場合(S14において「キーボード」)、キーボード優先モードを選択して、その設定(キーボード優先モード設定情報42B)を表示形態データ記憶部42から取得して、画面生成部37に設定する。その結果、ロック解除後、表示部20には、キーボード優先モードの画面が表示される(S16)。なお、ステップS14〜S16が、「動作切り換えステップ」に対応する。
〔モードの例〕
次に、図5〜図8に基づいて、携帯情報装置1において、ロック解除時に使用された入力手段に応じて変更されるモードの例について詳細に説明する。図5〜図8は、モード変更処理の結果、表示されるモードの表示例を示す説明図である。
(例1:表示するアプリケーションの制限)
図5は、表示するアプリケーションを制限した表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。
図5(a)に示すとおり、タッチパネル優先モードでは、表示可能な全てのアプリケーションのアイコンを表示する。表示されたアイコンを選択することにより、対応するアプリケーションを起動することができる。表示されたアイコンはタッチパネル11を用いて選択することができる。もちろん、キーボード12を用いて選択できるようにしてもよい。
図5(b)に示すとおり、キーボード優先モードでは、文字入力を要するアプリケーション以外を、「その他」のアイコンにまとめて表示する。表示されたアイコンを選択することにより、対応するアプリケーションを起動することができる。図5(b)に表示されている「メール」「メモ帳」「その他」は、それぞれキーボード12の「1」「2」「#」のキーに割り当てられているので、そのキーを押下することで選択することができる。もちろん、タッチパネル11を用いても選択できる。
このように、キーボード優先モードでは、文字入力を要するアプリケーション以外を「その他」のアイコンにまとめて表示するため、文字入力を要するアプリケーションのアイコンを効率的に選択することができる。また、表示される各アプリケーションにカーソル(太線)が表示され、選択・起動ができる。また、アプリケーションに数字が配置され、数字キーを押すことで起動できる。この数字は、優先順位に従って付与してもよい。また、表示画面中のアイコンが表示されていない領域をドラッグなどでタッチ操作することで、タッチパネル優先モードに遷移することも可能である。
(例2:表示優先度)
図6は、表示の優先度を反映させる表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。
図6(a)に示すとおり、タッチパネル優先モードは、タッチ操作を想定して、重要度の高いアプリケーションのアイコンを拡大して表示する。これにより、重要度の高いアイコンがタッチしやすくなる。
図6(b)に示すとおり、キーボード優先モードは、文字入力を要するアプリケーションを優先的に上位に表示する。カーソル(太線)や数字を表示する機能は、例1のキーボード優先モードと同様である。
また、両モードとも、優先度の基準に、アプリケーション(機能)の利用頻度を加味して、アイコンの配置を決定することも可能である。
(例3:任意のアプリケーションを起動)
図7は、あらかじめ設定した任意の機能を起動させた表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。
図7(a)に示すとおり、タッチパネル優先モードでは、例1のタッチパネル優先モードと同じく、表示可能な全てのアプリケーションを表示する。すなわち、図7(b)のキーボード優先モードのように、起動するアプリケーションは設定されていない。
図7(b)に示すとおり、キーボード優先モードでは、メーラが起動された状態の画面を表示する。すなわち、キーボード優先モード設定情報42Bには、メーラを起動するための設定が記述されている場合の表示例である。もちろん、キーボード優先モード設定情報42Bに、起動に必要な設定を記述しておけば、メーラ以外でもユーザが任意に設定可能である。また、タッチパネル優先モード設定情報42Aに、起動に必要な設定を記述しておくことで、タッチパネル優先モードにおいて、特定のアプリケーションを起動させることも可能である。
なお、例1から例3に示されるタッチパネル優先モードの表示例とキーボード優先モードの表示例は、上記の組み合わせに限定されるものではない。
(例4:キーボード表示)
図8は、特定のアプリケーションの動作中(例えば、メール作成中)にロック状態になった後にロック解除した場合の表示例の説明図であり、(a)はタッチパネル優先モードの表示例を示し、(b)はキーボード優先モードの表示例を示す。
図8(a)に示すとおり、メール作成中にロック状態になった後でロック解除したときのタッチパネル優先モードでは、タッチ操作を想定して、表示部20にソフトキーボードを表示する。なお、そのユーザ専用のカスタムキーボードを表示することも可能である。
図8(b)に示すとおり、メール作成中にロック状態になった後でロック解除したときのキーボード優先モードでは、キー入力を想定して、ソフトキーボードを表示部20に表示しない。これにより、空いた表示領域に、アドレスなどを表示することができる。
〔装置形態に応じた画面表示〕
携帯情報装置1は、キーボード12が収納状態にあるか否かに応じて、ロック解除画面の表示を変更する。具体的には、制御部30は、ロック解除画面を表示する際、キーボード12が収納状態にあるか否かを検出し、検出結果をロック解除画面設定部35に送る。そして、ロック解除画面設定部35は、キーボード12が収納状態にあれば、タッチパネル11のみでの操作を想定した画面を表示するようにし、キーボード12が展開状態にあれば、キーボード12での操作も想定した画面を表示するように、画面生成部37に設定する。
なお、キーボード12が収納状態にある場合に限らず、キーボード12からの入力が不
可能な場合(例えば、キーボード12への操作が無効化されているような場合)には、ユーザがタッチパネル11を用いて操作すると想定できる。よって、キーボード12から入力パターンの入力が不可能であれば、タッチパネル11のみでの操作を想定した画面を表示するようにし、キーボード12から入力パターンの入力が可能であれば、キーボード12での操作も想定した画面を表示すればよい。
図9に基づいて、キーボード12の状態に応じてロック解除画面の表示を変更する処理について説明する。
図9(a)に、キーボード12が収納状態にあるときのロック解除画面の表示例を示す。図9(a)に示すように、キーボード12が収納されている状態では、キーボード12による入力操作はないと想定して、タッチパネル11のみで操作するロック解除画面を表示する。図9(a)の表示例では、表示部20には、頂点の位置のみを表示し、各頂点に数字を表示していない。
図9(b)に、キーボード12が展開状態にあるときのロック解除画面の表示例を示す。図9(b)に示すように、キーボード12が展開されている状態では、タッチパネル11と共にキーボード12での入力操作も想定して、タッチパネル11に加えキーボード12でも操作可能なロック解除画面を表示する。
ここで、図9(b)の表示例では、表示部20には、キーとの対応を示すため、各頂点に数字を付加して表示している。そして、この数字は、キーボード12から入力パターンを入力するためのキー操作が行われた時に表示されたものである。すなわち、制御部30は、タッチパネル11およびキーボード12のどちらからでもパターン入力が可能な状態では、各頂点に対応するキーの数字を付加せずにロック解除画面を表示する(図3)。そして、パターン入力のためにキーボード12が操作された時、各頂点に対応するキーの数字を付加してロック解除画面を表示する(図9(b))。このように、携帯情報装置1では、各頂点に数字を、キーボード12から入力パターンを入力するためのキー操作が行われた時(すなわち、1つ目のキーが操作された時)に表示することができる。もちろん、この数字はキーボード12が展開状態になったタイミングで表示してもよい。
〔タッチパネルによるパターン入力〕
次に、図10に基づいて、タッチパネル11によるパターン入力について説明する。図10は、タッチパネル11を用いてパターン入力するときのロック解除画面の表示例である。
図10に示すとおり、ユーザはタッチパネル11に表示された頂点M1〜M9を指でなぞることでパターンを入力する。図10の例では、頂点M3、M2、M1、M5、M9の順番でなぞった結果、タッチパネル対応解除部32が、各頂点を結んだ直線を入力パターン(入力パターン32B)として取得する。そして、タッチパネル対応解除部32は、取得した入力パターンを、あらかじめ設定された登録パターン41Aと比較し、一致すれば、ロック解除する。
〔キーボードによるパターン入力〕
次に、図11に基づいて、キーボード12によるパターン入力について説明する。図11は、キーボード12を用いてパターン入力するときのユーザ操作とロック解除画面の表示例である。
図11に示すとおり、ユーザはキー「1」〜「9」を押下することでパターンを入力する。図11の例では、キー「3」「2」「1」「5」「9」の順番で押下した結果、キー
ボード対応解除部33が、各キーを結んだ直線を入力パターン(入力パターン33F)として取得する。そして、キーボード対応解除部33は、取得した入力パターンを、あらかじめ設定された登録パターン41Aと比較し、一致すれば、ロック解除する。
ここで、キーボード12のキー「1」〜「9」は、タッチパネル11に表示された頂点M1〜M9に対応付けられている。そして、キーが順次押下されるのに応じて、押下されたキーに対応する各頂点を結んだ直線(連結線)を表示部20に表示する。なお、パターン入力をタッチパネル11で行う場合でも、キーボード12を用いて行う場合でも、ロック解除画面において頂点を結ぶ連結線は、直線に限定されず、曲線であってもよい。また、線の形状は実線のほか、破線等であってもよい。また、頂点間の連結の関係が明確に表現されていれば、線を表示する代わりに、頂点を点滅させる等の表示を行ってもよい。
以上、図10および図11に示したように、携帯情報装置1では、タッチパネル11でのパターン入力、および、キーボード12でのパターン入力の、どちらの方法でも、取得した入力パターンをあらかじめ設定されている登録パターン41Aと比較して、ロック解除することができる。
〔キーボードによるパターン入力処理の流れ〕
図12〜図14に基づいて、携帯情報装置1が、キーボード12によるパターン入力によってロック解除を行う処理の流れを詳細に説明する。図12は、キーボード12によるパターン入力によってロック解除を行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。図13は、1〜2個目のキー操作をするときの動作イメージを示す説明図であり、(a)はキーボード12において押下されるキーの動作例を示し、(b)は表示部20に表示されるパターンの表示例を示し、(c)はキーボード対応解除部33が一時的に保持する入力パターン(入力パターン33F)の例を示し、(d)は登録データ記憶部41に記憶されている登録済みパターン41Aの例を示す。図14は、2〜3個目のキー操作をするときの動作イメージを示す説明図であり、(a)はキーボード12において押下されるキーの動作例を示し、(b)は表示部20に表示されるパターンの表示例を示し、(c)はキーボード対応解除部33が一時的に保持する入力パターン(入力パターン33F)の例を示し、(d)は登録データ記憶部41に記憶されている登録済みパターン41Aの例を示す。
まず、初期状態において、キーボード対応解除部33は、ロック解除画面設定部35および画面生成部37を介して、外面表示部20にロック解除画面を表示する。また、キーボード対応解除部33は、一時メモリに保持している入力内容(入力済みキー数33C、始点33D、終点33E、入力パタ−ン33F)を初期化する(S21)。
次に、入力部10のキーボード12によって、ユーザが任意のキーA(図13(a))を押下する(S22)。
次に、キーボード対応解除部33は、押下されたキーAが表示部20の頂点M1〜M9のいずれかに対応しているかを判定する(S23)。そして、キーAが頂点M1〜M9のいずれかに対応していれば(S23においてYES)、入力済みキー数33Cを1とし(S24)、キーAに対応する表示部20上の頂点A′(図13(b))を決定し、頂点A′を始点33Dとする(S25)。そして、入力パターン33Fに頂点A′を追加する(S26)。なお、キーAが頂点M1〜M9のいずれにも対応していなければ(S23においてNO)、キーボード対応解除部33は、ロック解除失敗と判定し、初期状態へ戻り、ロック解除画面を表示する(S21)。
次に、入力部10のキーボード12によって、ユーザがキーAを除いた任意のキーBを
押下する(S27)。
次に、キーボード対応解除部33は、押下されたキーBが表示部20の頂点M1〜M9のいずれかに対応しているかを判定する(S28)。そして、キーBが頂点M1〜M9のいずれかに対応していれば(S28においてYES)、入力済みキー数33Cを1増やし(S29)、キーBに対応する表示部20上の頂点B′(図13(b))を決定し、頂点B′を終点33Eとする(S30)。次に、始点である頂点A′(始点33D)から終点である頂点B′(終点33E)へ引いた直線(図13(b))を表示部20に表示する(S31)。そして、始点である頂点A′(始点33D)から終点である頂点B′(終点33E)への直線、および、頂点B′を、入力パターン33Fに追加する(S32)(図13(c))。なお、キーBが頂点M1〜M9のいずれにも対応していなければ(S28においてNO)、キーボード対応解除部33は、ロック解除失敗と判定し、初期状態へ戻り、ロック解除画面を表示する(S21)。
次に、始点である頂点A′(始点33D)から終点である頂点B′(終点33E)への直線、および、頂点B′を、入力パターン33Fに追加した後(S32)、キーボード対応解除部33は、登録データ記憶部41からあらかじめ設定された登録パターン41A(図13(d))を取得し、入力パターン33Fと一致しているかを判定する(S33)。
そして、入力パターン33Fが登録パターン41Aと一致していれば(S33においてYES)、キーボード対応解除部33は、ロック解除成功と判定してロック状態を解除するとともに(ロック解除ステップ)、モード設定部36にロックが解除されたことを通知する(S36)。この後、モード設定部36は、表示形態データ記憶部42からキーボード優先モード設定情報42Bを受け取り、画面生成部37に設定する。そして、画面生成部37が、キーボード優先モード設定情報42Bに設定されているキーボード優先モード用の画面を表示部20に表示させる。このとき、キーボード優先モード設定情報42Bに所定のアプリケーションを起動する指示が設定されている場合、当該アプリケーションを起動して、その画面(例えば、図7(b)や図8(b))を表示する。
一方、入力パターン33Fが登録パターン41Aと一致していなければ(S33においてNO)、キーボード対応解除部33は、入力済みキー数33Cが頂点M1〜M9の個数以下であるかを判定する(S34)。そして、入力済みキー数33Cが頂点M1〜M9の個数(図14(b)では9個)以下であれば(S34においてYES)、キーボード対応解除部33は、現在の終点である頂点B′(終点33E)を次の始点である頂点A′(始点33D)とし(S35)(図14(b))、その後、ステップS27に戻る。以降は、ロック解除に失敗するか成功するまで、ステップS27からステップS35までを繰り返す。
なお、入力済みキー数33Cが頂点M1〜M9の個数より多ければ(S34においてNO)、キーボード対応解除部33は、ロック解除失敗と判定し、初期状態へ戻り、ロック解除画面を表示する(S21)。
ここで、図12に示したフローチャートでは、現在の終点である頂点B′(終点33E)を次の始点である頂点A′(始点33D)として、次の線を引くことから、一筆書きのパターンを前提としている。しかし、ロック解除に用いるパターンは、一筆書きのパターンに限定されず、多画数のパターンを用いることもできる。多画数のパターンを用いる場合、例えば、キー押下ごとに、対応する頂点を始点、終点、始点、終点、・・・というように、一画の始点および終点を交互に割り当てることで、一画ずつを特定するようにしてもよい。
また、図12に示したフローチャートでは、ステップS23、S28において、押下されたキーが頂点に対応しているかを判定している。これは、ロック解除画面に表示される頂点M1〜M9の個数より、キーボード12から入力できるキーの数の方が多い場合が考えられ、その場合には、頂点に対応しないキーが存在するためである。
〔キーボード操作の簡単化〕
図15に基づいて、キーボード12を用いてパターン入力する場合のキーボード操作を簡単化する方法について説明する。図15は、キーボード12による簡単化された入力操作を示す説明図である。
図15に示すように、ユーザがはじめにキー「3」を押下(F1)し、続けてキー「1」を押下(F2)した場合でも、キー「3」「2」「1」の順番で押下された場合と同様に、キーボード対応解除部33は、各キーを結んだ直線を入力パターン(入力パターン33F)として取得する。そして、登録パターン41Aと比較する際にも、キー「3」「2」「1」の順番で押下された場合と同様に、入力パターン33Fを登録パターン41Aと比較する。
これにより、押下するキーの数を減らして、ロック解除作業を行うことができる。図10の例では、キー「3」「2」「1」「5」「9」を全て押下しなくても、キー「3」「1」「9」を押下するだけで、同じパターンを入力できる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、携帯情報装置1の制御部30の各ブロックは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、携帯情報装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよ
び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯情報装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記携帯情報装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯情報装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、
移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Blueto
oth(登録商標)、802.11無線、HDR(high data rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
このように、本明細書においては、手段とは必ずしも物理的手段を意味せず、各手段の機能がソフトウェアによって実現される場合も含む。また、1つの手段の機能が2つ以上の物理的手段により実現されてもよいし、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明は、例えばスマートフォンやタブレット端末などの携帯電話をはじめとする、タッチパネルとキーボードを備え、自装置の操作を禁止したロック状態の解除のためにパターンの入力を要求する携帯情報装置に広く適用できる。
1 携帯情報装置
11 タッチパネル
12 キーボード
20 表示部
21 ソフトウェアキーボード
31 ロック解除部(ロック解除手段)
34 表示処理部(表示処理手段)
36 モード設定部(動作切り換え手段)
41A 登録パターン
M1〜M9 頂点
S14〜S16 動作切り換えステップ
S36 ロック解除ステップ

Claims (11)

  1. タッチパネルとキーボードを備え、自装置の操作を禁止したロック状態の解除のためにパターンの入力を要求する携帯情報装置であって、
    上記タッチパネルまたは上記キーボードから入力された入力パターンが、あらかじめ登録された登録パターンと一致するか否かを判定し、一致した場合に、上記ロック状態を解除するロック解除手段と、
    上記ロック解除手段が、上記入力パターンが上記登録パターンと一致すると判定したとき、上記入力パターンが上記タッチパネルおよび上記キーボードのいずれから入力されたかに応じて、上記ロック状態を解除した後の動作を切り換える動作切り換え手段と、を備えることを特徴とする携帯情報装置。
  2. 上記動作切り換え手段は、
    上記入力パターンが上記タッチパネルから入力された場合、上記ロック状態を解除した後の動作を、上記タッチパネルを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態に切り換え、かつ、
    上記入力パターンが上記キーボードから入力された場合、上記ロック状態を解除した後の動作を、上記キーボードを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報装置。
  3. 上記動作切り換え手段は、上記ロック状態を解除した後の動作として、あらかじめ設定されたアプリケーションを起動することを特徴とする請求項2に記載の携帯情報装置。
  4. 上記キーボードを優先的に用いて操作されることを想定した動作状態で動作中にロック状態となった後に、上記動作切り換え手段が、上記タッチパネルから入力された上記入力パターンに基づいて上記ロック状態を解除したとき、上記動作切り換え手段は、上記タッチパネルから操作可能なソフトウェアキーボードを表示部に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯情報装置。
  5. 上記ロック解除手段は、上記タッチパネルから入力された上記入力パターンと照合する上記登録パターンと、上記キーボードから入力された上記入力パターンと照合する上記登録パターンとに、同じパターンを使用することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯情報装置。
  6. 上記入力パターンをユーザが入力するためのロック解除画面を表示部に表示する表示処理手段を備え、
    上記表示処理手段は、上記キーボードから上記入力パターンの入力が可能であるか否かに応じた表示形態で、上記ロック解除画面を上記表示部に表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯情報装置。
  7. 上記入力パターンをユーザが入力するためのロック解除画面を表示部に表示する表示処理手段を備え、
    上記ロック解除画面は、上記入力パターンに含まれる位置として、上記タッチパネルから操作可能な頂点の表示を含み、
    上記表示処理手段は、上記キーボードから上記入力パターンを入力するために順次行われるキー操作に応じて、操作されたキーに対応する上記ロック解除画面の頂点間を順次連結した連結線を表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯情報装置。
  8. 上記入力パターンをユーザが入力するためのロック解除画面を表示部に表示する表示処
    理手段を備え、
    上記ロック解除画面は、上記入力パターンに含まれる位置として、上記タッチパネルから操作可能な頂点の表示を含み、
    上記表示処理手段は、上記キーボードから上記入力パターンを入力するためのキー操作が行われた時、上記ロック解除画面の各頂点に対応する上記キーボードの各キーに割り当てられている文字を、上記各頂点にそれぞれ付加して表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯情報装置。
  9. タッチパネルとキーボードを備え、自装置の操作を禁止したロック状態の解除のためにパターンの入力を要求する携帯情報装置の制御方法であって、
    上記タッチパネルまたは上記キーボードから入力された入力パターンが、あらかじめ登録された登録パターンと一致するか否かを判定し、一致した場合に、上記ロック状態を解除するロック解除ステップと、
    上記ロック解除ステップにて、上記入力パターンが上記登録パターンと一致すると判定したとき、上記入力パターンが上記タッチパネルおよび上記キーボードのいずれから入力されたかに応じて、上記ロック状態を解除した後の動作を切り換える動作切り換えステップと、を含むことを特徴とする携帯情報装置の制御方法。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の携帯情報装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
  11. 請求項10に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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