JP2002082734A - 情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2002082734A
JP2002082734A JP2000269621A JP2000269621A JP2002082734A JP 2002082734 A JP2002082734 A JP 2002082734A JP 2000269621 A JP2000269621 A JP 2000269621A JP 2000269621 A JP2000269621 A JP 2000269621A JP 2002082734 A JP2002082734 A JP 2002082734A
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JP2000269621A
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Tomohiko Goto
智彦 後藤
Takashi Sato
隆 佐藤
Chikanori Takahashi
周孝 高橋
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の分解能、認証精度で、ロック解除のた
めの図形を設定する。 【解決手段】 図形によるスクリーンセーバロックを設
定する場合、チェックボックス151がチェックされ
る。図形表示エリア153に、ユーザから入力されたロ
ック解除のための図形が表示される。分解能設定エリア
155では、図形認識の分解能(図形表示エリア153
の領域数)を、設定レバーを用いて設定することができ
る。認証精度設定エリア154では、設定された分解能
に対応して、ユーザが設定した図形とロック解除のため
に入力された図形との比較を行う際の最低の合致率を、
設定レバーを用いて設定することができる。OKボタン
156が選択された場合、これらの設定がスクリーンセ
ーバロック解除のために記憶され、キャンセルボタン1
57が選択された場合、これらの設定は記憶されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、
任意の図形をロック解除のための鍵として記憶させ、更
に、図形認識のための分解能と認証精度を任意に設定す
ることを可能とし、ロック解除時には、例えばタッチパ
ッドなどの入力デバイスを用いて図形を入力することに
より、パーソナルコンピュータの起動、スクリーンセー
バ、アプリケーションプログラムの実行、あるいは、フ
ァイルのオープンなどにかけられたロックを、簡単に解
除することができる情報処理装置、情報処理方法、並び
にプログラム格納媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナルコンピュータにおい
て、一定時間操作が行われなかった場合、ディスプレイ
の焼き付きを防止するために、スクリーンセーバが用い
られる。コンピュータを操作しない状態が続いた場合
に、スクリーンセーバを起動させる時間を、スクリーン
セーバプログラムに予め設定しておくと、次に操作が行
われるまでの間、画面をブラックアウト(真っ黒な状
態)にしたり、ブラックアウトする代わりに、アニメー
ションなどを表示するようにすることにより、ディスプ
レイの焼き付きを防止することができる。スクリーンセ
ーバの画像やその動きはソフトウェアによりさまざまで
ある。
【0003】一定時間操作がない場合に、パーソナルコ
ンピュータの画面を変更するスクリーンセーバの機能を
利用して、パーソナルコンピュータの利用者が、パーソ
ナルコンピュータを起動したまま、例えば席をはずした
場合などに、パーソナルコンピュータ内部に記憶させて
いるデータを、他の人が見たり、複写することができな
いように、スクリーンセーバロックをかける場合があ
る。
【0004】通常のスクリーンセーバは、キーボード、
マウス、タッチパッドなどのいずれかの入力デバイスの
操作を検知した場合にスクリーンセーバ画面を解除し、
通常の操作が可能な状態に復帰するものであるが、スク
リーンセーバロックがかけられている場合、スクリーン
セーバプログラムに予め設定されたパスワードを入力し
なければ、スクリーンセーバ画面は解除されず、パーソ
ナルコンピュータは、通常の操作が可能な状態に復帰し
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スクリーンセーバロッ
クは、パーソナルコンピュータに記憶されたデータの機
密性を守るために、有効な機能であるが、ノート型パー
ソナルコンピュータの小型化に伴って、例えば、安定し
た机上に設置した状態で操作しない場合など、キーボー
ドの入力が迅速に行いにくい使用状態が頻繁に発生する
ようになった。
【0006】また、スクリーンセーバロックを解除する
ためのパスワード認証においては、パスワードが完全に
一致している場合にのみ、スクリーンセーバロックが解
除されるようになされ、ロックの強固さは、パスワード
の長さによって決まるものであった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、任意の図形をロック解除のための鍵として
記憶させ、更に、図形認識のための分解能と認証精度を
任意に設定することを可能とし、ロック解除時には、例
えばタッチパッドなどの入力デバイスを用いて図形を入
力することにより、パーソナルコンピュータの起動、ス
クリーンセーバ、アプリケーションプログラムの実行、
あるいは、ファイルのオープンなどにかけられたロック
を、簡単に解除することができるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、第1の図形の入力を受ける第1の入力手段と、第1
の入力手段により入力された第1の図形を記憶する記憶
手段と、所定の処理の実行を禁止する実行禁止手段と、
第2の図形の入力を受ける第2の入力手段と、第2の入
力手段により入力された第2の図形を認識する認識手段
と、記憶手段により記憶された第1の図形と、認識手段
により認識された第2の図形との比較結果を基に、認証
処理を実行する認証手段と、認証手段による認証処理の
結果に基づいて、実行禁止手段により実行が禁止された
所定の処理の実行禁止を解除する解除手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】第1の入力手段により入力された第1の図
形の分解能を設定する第1の設定手段と、第1の入力手
段および第2の入力手段における第1の図形および第2
の図形の入力領域を、第1の設定手段により設定された
分解能に基づいた複数の領域に分割し、複数の領域毎の
領域番号を設定する第2の設定手段とを更に備えさせる
ことができ、記憶手段には、第1の図形の軌跡が通過し
た領域番号を順番に配列することにより、第1のデータ
を生成して記憶させることができ、認識手段には、第2
の図形の軌跡が通過した領域番号を順番に配列すること
により、第2のデータを生成して認識させることがで
き、認証手段には、記憶手段により記憶された第1のデ
ータおよび認識手段により認識された第2のデータとの
比較結果を基に、認証処理を実行させることができる。
【0010】実行禁止手段により、所定の処理の実行が
禁止されている場合、所定の画面およびポインタの表示
を制御する表示制御手段を更に備えさせることができ、
第2の入力手段はタッチパッドであるものとすることが
でき、所定の画面およびタッチパッドは、同一の絶対座
標を有するものとすることができ、表示制御手段には、
タッチパッドに対する入力操作を受け、タッチパッドの
絶対座標における操作位置に対応して、所定の画面上で
ポインタが移動するように表示を制御させることができ
る。
【0011】認証手段による認証処理の認証精度を設定
する第1の設定手段を更に備えさせることができる。
【0012】実行禁止手段により実行が禁止される所定
の処理はスクリーンセーバからの復帰処理であるものと
することができる。
【0013】実行禁止手段により実行が禁止される所定
の処理はパワーセーブモードからの復帰処理であるもの
とすることができる。
【0014】実行禁止手段により実行が禁止される所定
の処理は自分自身の起動処理であるものとすることがで
きる。
【0015】実行禁止手段により実行が禁止される所定
の処理は所定のアプリケーションの起動処理であるもの
とすることができる。
【0016】実行禁止手段により実行が禁止される所定
の処理は所定のファイルを開く処理であるものとするこ
とができる。
【0017】本発明の情報処理方法は、第1の図形の入
力を受ける第1の入力ステップと、第1の入力ステップ
の処理により入力された第1の図形を記憶する記憶ステ
ップと、所定の処理の実行を禁止する実行禁止ステップ
と、第2の図形の入力を受ける第2の入力ステップと、
第2の入力ステップの処理により入力された第2の図形
を認識する認識ステップと、記憶ステップの処理により
記憶された第1の図形と、認識ステップの処理により認
識された第2の図形との比較結果を基に、認証処理を実
行する認証ステップと、認証ステップの処理による認証
処理の結果に基づいて、実行禁止ステップの処理により
実行が禁止された所定の処理の実行禁止を解除する解除
ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明のプログラム格納媒体に格納されて
いるプログラムは、第1の図形の入力を制御する第1の
入力制御ステップと、第1の入力制御ステップの処理に
より入力が制御された第1の図形の記憶を制御する記憶
制御ステップと、所定の処理の実行を禁止する実行禁止
ステップと、第2の図形の入力を制御する第2の入力制
御ステップと、第2の入力制御ステップの処理により入
力が制御された第2の図形を認識する認識ステップと、
記憶制御ステップの処理により記憶が制御された第1の
図形と、認識ステップの処理により認識された第2の図
形との比較結果を基に、認証処理を実行する認証ステッ
プと、認証ステップの処理による認証処理の結果に基づ
いて、実行禁止ステップの処理により実行が禁止された
所定の処理の実行禁止を解除する解除ステップとからな
ることを特徴とする。
【0019】本発明の情報処理装置、情報処理方法、お
よびプログラム格納媒体に格納されているプログラムに
おいては、第1の図形が入力され、入力された第1の図
形が記憶され、所定の処理の実行が禁止され、第2の図
形が入力され、入力された第2の図形が認識され、記憶
された第1の図形と、認識された第2の図形との比較結
果を基に、認証処理が実行され、認証処理の結果に基づ
いて、実行が禁止された所定の処理の実行禁止が解除さ
れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0021】図1乃至図4は、ノート型パーソナルコン
ピュータの外観を示している。このノート型パーソナル
コンピュータ1は、基本的に、本体2と、この本体2に
対して開閉自在とされる表示部3により構成されてい
る。図1は表示部3を本体2に対して開いた状態を示す
外観斜視図である。図2は本体2の平面図、図3は本体
2に設けられている後述のジョグダイヤル4付近の拡大
図である。また、図4は本体2のジョグダイヤル4側の
側面図である。
【0022】本体2には、その上面に、各種の文字や記
号などを入力するとき操作されるキーボード5、ポイン
タ(マウスポインタ)を移動させるときなどに操作され
るポインティングデバイスとしてのタッチパッド6、お
よび電源スイッチ8が設けられており、また、側面側
に、ジョグダイヤル4やIEEE1394ポート101等が設け
られている。
【0023】また、表示部3の正面には、画像を表示す
るLCD(Liquid Crystal Display)7が設けられてい
る。表示部3の右上部には、電源ランプPL、電池ラン
プBL、必要に応じてメッセージランプML、その他の
LEDよりなるランプが設けられている。更に、表示部
3の上部中央部には、CCD(Charge-Coupled Devices
(固体撮像素子))を備えたCCDビデオカメラ102
とマイクロホン66が設けられており、本体2の右上端
部には、CCDビデオカメラ102のシャッタボタン1
05が設けられている。CCDビデオカメラ102は、
CCDビデオカメラ102のレンズ部を表示部3に対し
て回転自在に移動可能とする回転移動機構103上に設
けられている。なお、電源ランプPLや電池ランプB
L、メッセージランプML等は表示部3の下部に設ける
ことも可能である。
【0024】ジョグダイヤル4は、本体2上のキーボー
ド5のキーの間に組み込まれ、また、キーとほぼ同じ高
さになるように取り付けられている。ジョグダイヤル4
は、図3の矢印aに示す回転操作に対応して所定の処理
を実行し、かつ、矢印bに示す移動操作に対応した処理
を実行する。なお、ジョグダイヤル4は、本体2の左側
面に配置してもよく、LCD7が設けられた表示部3の
左側面又は右側面、あるいは、キーボード部5のGキー
とHキーの間に縦方向に配置してもよい。また、ジョグ
ダイヤル4は、タッチパッド6を人差し指で操作しなが
ら親指で操作可能なように、前面の中央部に配置しても
よく、あるいは、タッチパッド6の上端縁又は下端縁に
沿って横方向に配置しても、また、タッチパッド6の右
ボタンと左ボタンの間に縦方向に配置してもよい。更
に、ジョグダイヤル4は、縦方向や横方向に限定せず、
各指で操作し易い斜め方向へ、所定角度を付けて配置し
てもよい。その他、ジョグダイヤル4は、ポインティン
グデバイスであるマウスの側面の親指で操作可能な位置
に配置することも可能である。
【0025】図5は、パーソナルコンピュータ1の電気
的構成を示すブロック図である。
【0026】CPU(Central Processing Unit(中央
処理装置))51は、例えば、インテル(Intel)社製
のペンティアム(Pentium(商標))プロセッサ等で構
成され、ホストバス52に接続されている。ホストバス
52には、更に、ブリッジ53が接続されており、ブリ
ッジ53は、AGP(Accelerated Graphics Port)5
0及びPCIバス56にも接続されている。ブリッジ5
3は、例えば、インテル社製の400BXなどで構成さ
れており、CPU51やRAM54周辺の制御を行うよ
うになされている。更に、ブリッジ53は、AGP50
を介してビデオコントローラ57に接続されている。な
お、このブリッジ53とブリッジ58とで、いわゆるチ
ップセットが構成されている。
【0027】ブリッジ53は、更に、RAM(Random A
ccess Memory)54及びキャッシュメモリ55とも接続
されている。キャッシュメモリ55は、CPU51が使
用するデータをキャッシュするようになされている。な
お、図示していないが、CPU51にも1次的なキャッ
シュメモリが内蔵されている。
【0028】RAM54は、例えば、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)で構成され、CPU51が実
行するプログラムや、CPU51の動作上必要なデータ
を記憶するようになされている。具体的に、RAM54
には、起動が完了した時点において、例えば電子メール
プログラム54A、オートパイロットプログラム54
B、ジョグダイヤル状態監視プログラム54C、ジョグ
ダイヤルドライバ54D、オペレーティングプログラム
(OS)54E、スクリーンセーバプログラム54F、
図形認識ロックプログラム54G、その他のアプリケー
ションプログラム54H1乃至54HnがHDD67から
転送され、記憶される。
【0029】電子メールプログラム54Aは、モデム7
5を介して、電話回線76のような通信回線からネット
ワーク経由で通信文を授受するプログラムである。電子
メールプログラム54Aは、特定機能としての着信メー
ル取得機能を有している。この着信メール取得機能は、
インターネットサービスプロバイダ77が備えるメール
サーバ78に対して、そのメールボックス79内に自分
(利用者)宛のメールが着信しているかどうかを確認し
て、自分宛のメールがあれば取得する処理を実行する。
【0030】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、
予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラ
ムである。
【0031】OS(Operation System(基本プログラム
ソフトウェア))54Eは、例えば、マイクロソフト社
のウィンドウズ95(Windows 95)、ウィンドウズ98
(Windows 98)(ともに商標)、あるいは、アップルコ
ンピュータ社のマックOS(商標)等に代表される、コ
ンピュータの基本的な動作を制御するものである。
【0032】ジョグダイヤル状態監視プログラム54C
は、アプリケーションプログラム54H1乃至54Hnか
らジョグダイヤル対応であるか否かの通知を受け取り、
そのアプリケーションプログラムがジョグダイヤル対応
であれば、ジョグダイヤル4を操作することで実行でき
る操作を、アプリケーションが有するユーザインターフ
ェース機能を用いて、ユーザに対して表示するために動
作する。ジョグダイヤル状態監視プログラム54Cは、
通常、ジョグダイヤル4のイベント待ちになっており、
アプリケーションプログラムからの通知を受け取るリス
トを有している。ジョグダイヤルドライバ54Dは、ジ
ョグダイヤル4の操作に対応して各種機能を実行する。
【0033】スクリーンセーバプログラム54Fは、コ
ンピュータを操作しない状態が、予め設定された所定の
時間だけ続いた場合、次に操作が行われるまでの間、画
面をブラックアウト(真っ黒な状態)にしたり、ブラッ
クアウトする代わりに、アニメーションなどを表示する
ようにすることにより、ディスプレイ(ここでは、LC
D7)の焼き付きを防止するためのプログラムである。
【0034】図形認識プログラム54Gは、ユーザの任
意の分解能で、任意の図形を、ロック(例えば、スクリ
ーンセーバロック)解除のために予め登録させ、図形の
認証精度を任意に設定させるためのGUI表示画面(図
7を用いて後述する)を表示させ、ユーザの入力を受け
て、ロック解除のための図形、図形認識の分解能、およ
び認証精度を記憶する。そして、図形認識ロック設定が
なされたスクリーンセーバ画面(図12を用いて後述す
る)が表示されている状態で、ユーザがタッチパッド6
を用いて入力した図形を基に、ロックを解除するか否か
を判断するプログラムであり、その詳細については、後
述する。
【0035】ビデオコントローラ57は、PCIバス5
6に接続されており、更に、AGP50を介してブリッ
ジ53に接続されており、PCIバス56、もしくはA
GP50を介して供給されるデータに基づいて、LCD
7の表示を制御し、また、CCDビデオカメラ102か
らのビデオデータをPCIバス56もしくはブリッジ5
3に送るようになされている。
【0036】PCIバス56には、サウンドコントロー
ラ64が接続され、マイクロホン66からの音声入力を
取り込み、あるいはスピーカ65に対して音声信号を供
給する。また、PCIバス56にはモデム75およびP
Cカードスロットインターフェース111も接続されて
いる。
【0037】モデム75は、公衆電話回線76、インタ
ーネットサービスプロバイダ77を介して、インターネ
ット80等の通信ネットワークやメールサーバ78等に
接続することができる。また、オプション機能を追加す
る場合、PCカードスロットインターフェース111に
接続されているスロット9に、インターフェースカード
112が適宜装着されることにより、外部装置とのデー
タの授受ができるようになされている。例えば、インタ
ーフェースカード112には、ドライブ113を接続す
ることができ、ドライブ113に挿入される磁気ディス
ク121、光ディスク122、光磁気ディスク123、
および半導体メモリ124などとデータの授受を行こと
ができる。
【0038】更に、PCIバス56にはブリッジ58も
接続されている。ブリッジ58は、例えば、インテル社
製のPIIX4Eなどで構成されており、各種の入出力
を制御するようになされている。すなわち、ブリッジ5
8は、IDE(Integrated Drive Electronics)コント
ローラ/コンフィギュレーションレジスタ59、タイマ
回路60、IDEインターフェース61、およびUSB
(Universal Serial Bus)インターフェース68で構成
され、IDEバス62に接続されるデバイス、USBポ
ート107に接続されるデバイス、もしくは、ISA/
EIO(Industry Standard Architecture / Extended
Input Output)バス63およびI/Oインターフェース
69を介して接続されるデバイスの制御等を行うように
なされている。
【0039】例えば、USBポート107に、GPS
(Global Positioning System)アンテナ106が装着
された場合、GPSアンテナ106によりGPS衛星か
らの電波が受信され、現在位置データが得られるように
なされている。USBインターフェース68は、GPS
アンテナ106を介して受信した現在位置データ(緯度
データ、経度データ及び高度データ)をPCIバス5
6、ブリッジ53、およびホストバス52を介してCP
U51へ送出する。
【0040】IDEコントローラ/コンフィギュレーシ
ョンレジスタ59は、いわゆるプライマリIDEコント
ローラとセカンダリIDEコントローラとの2つのID
Eコントローラ、およびコンフィギュレーションレジス
タ(configuration register)等から構成されている。
【0041】プライマリIDEコントローラは、IDE
バス62を介して、コネクタ(図示せず)に接続してお
り、コネクタには、HDD67が接続されている。ま
た、セカンダリIDEコントローラは、他のIDEバス
(図示せず)を介して、外部装置と接続可能なようにな
されている。
【0042】HDD67には、電子メールプログラム6
7A、オートパイロットプログラム67B、ジョグダイ
ヤル状態監視プログラム67C、ジョグダイヤルドライ
バ67D、OS(基本プログラムソフトウェア)67
E、スクリーンセーバプログラム67F、図形認識ロッ
クプログラム67G、その他の複数のアプリケーション
プログラム67H1乃至67Hn、更に、それらのプログ
ラムで用いられるデータ等が記憶されている。HDD6
7に記憶されているプログラム67A乃至67Hnは、
起動(ブートアップ)処理の過程で、RAM54内に順
次転送され、格納される。
【0043】ISA/EIOバス63には、更に、I/
Oインターフェース69が接続されている。このI/O
インターフェース69と、ROM70、RAM71、お
よびCPU72とは、相互に接続されて構成されてい
る。
【0044】ROM70には、例えば、IEEE1394I/F(I
nterface)プログラム70A、LED制御プログラム7
0B、タッチパッド入力監視プログラム70C、キー入
力監視プログラム70D、ウェイクアッププログラム7
0E、ジョグダイヤル状態監視プログラム70Fが、予
め格納されている。
【0045】IEEE1394I/Fプログラム70AはIEEE1394
ポート101を介して送受信されるIEEE1394準拠のデー
タの入出力を行うプログラムである。LED制御プログ
ラム70Bは、電源ランプPL、電池ランプBL、必要
に応じてメッセージランプML、その他のLEDよりな
るランプの点灯の制御を行うプログラムである。タッチ
パッド入力監視プログラム70Cは、タッチパッド6を
用いたユーザによる入力を監視するプログラムである。
キー入力監視プログラム70Dは、キーボード5やその
他のキースイッチを用いた、ユーザによる入力を監視す
るプログラムである。ウェイクアッププログラム70E
は、ブリッジ58内のタイマ回路60から供給される現
在時刻データに基づいて、予め設定された時刻になった
かどうかをチェックして、設定された時刻になると、所
定の処理(またはプログラム)を起動するために各チッ
プ電源の管理を行うプログラムである。ジョグダイヤル
状態監視プログラム70Fは、ジョグダイヤル4の回転
型エンコーダ部の回転、あるいは押下を常に監視するた
めのプログラムである。
【0046】更に、ROM70には、BIOS(Basic Inpu
t/Output System)70Gが書き込まれている。BIOSと
は、基本入出力システムのことをいい、OSやアプリケ
ーションプログラムと周辺機器(ディスプレイ、キーボ
ード、HDD等)の間でのデータの入出力を制御するソ
フトウェアプログラムである。
【0047】RAM71は、LED制御、タッチパッド
入力ステイタス、キー入力ステイタス、設定時刻用の各
レジスタや、ジョグダイヤル状態監視用のI/Oレジス
タ、IEEE1394I/Fレジスタ等を、レジスタ71A乃至7
1Fとして有している。例えば、LED制御レジスタ
は、ジョグダイヤル4が押下された場合、電子メールの
瞬時の立ち上げ状態を表示するメッセージランプMLの
点灯を制御する。キー入力ステイタスレジスタは、ジョ
グダイヤル4が押下されると、操作キーフラグが格納さ
れるようになっている。設定時刻レジスタは、ある時刻
を任意に設定することができる。
【0048】また、このI/Oインターフェース69に
は、図示を省略したコネクタを介して、ジョグダイヤル
4、タッチパッド6、キーボード5、IEEE1394ポート1
01、シャッタボタン105がそれぞれ接続されてお
り、ジョグダイヤル4、タッチパッド6、キーボード
5、シャッタボタン105を用いて、ユーザが操作を行
った場合、ジョグダイヤル4、タッチパッド6、キーボ
ード5、シャッタボタン105から、それぞれが受けた
操作に対応する信号を入力され、ISA/EIOバス6
3に出力するようになされている。更に、I/Oインタ
ーフェース69は、IEEE1394ポート101を介して外部
との間でデータの送受信を行う。更に、I/Oインター
フェース69には、電源ランプPL、電池ランプBL、
メッセージランプML、電源制御回路73、その他のL
EDよりなるランプが接続されている。
【0049】電源制御回路73は、内蔵バッテリ74又
はAC電源に接続されており、各ブロックに、必要な電
源を供給するとともに、内蔵バッテリ74や、周辺装置
のセカンドバッテリの充電のための制御を行うようにな
されている。また、CPU72は、I/Oインターフェ
ース69を介して、電源をオン又はオフするとき操作さ
れる電源スイッチ8を監視している。
【0050】CPU72は、電源8がオフ状態の場合に
おいても、常に内部電源により、IEEE1394I/Fプログラ
ム70A乃至BIOS70Gを実行することができる。すな
わち、IEEE1394I/Fプログラム70A乃至BIOS70G
は、表示部3のLCD7上にいずれかのウィンドウが開
いていない場合においても、常時動作しいている。従っ
て、CPU72は、電源スイッチ8がオフ状態で、OS
54EがCPU51で起動されていなくても、常時、ジ
ョグダイヤル状態監視プログラム70Eを実行してお
り、パーソナルコンピュータ1に専用のキーを設けなく
とも、プログラマブルパワーキー(PPK)機能を有す
るようになされており、ユーザは、例えば、省電力状
態、あるいは電源オフ状態であっても、ジョグダイヤル
4を押下するだけで、好みのソフトウェアやスクリプト
ファイルを起動することができる。
【0051】ここでは、OS54Eとして、マイクロソ
フト社のウィンドウズ98(商標)を用いているものと
して説明する。パーソナルコンピュータ1を利用するユ
ーザが、スクリーンセーバプログラム54Fの設定を変
更したい場合、図6の画面のプロパティウィンドウ12
1を表示させて、各種設定を入力することができる。
【0052】図6の画面のプロパティウィンドウ121
を表示させるには、例えば、LCD7に表示されている
デスクトップ画面上の、アイコンが表示されていないエ
リアで、マウスを右クリックする(もしくは、タッチパ
ッド6を操作して、マウスポインタを、アイコンが表示
されていないエリアに移動し、右ボタンを押下する)こ
とによって表示されるコマンドボックスにおいて、プロ
パティを選択して、スクリーンセーバと記載されたタブ
131を選択するか、もしくは、スタートボタンを押下
して表示されるスタートメニュー内の「設定」を選択す
ることにより表示されるリストボックスから、「コント
ロールパネル」を選択して、コントロールパネルウィン
ドウを表示させ、その中から「画面」アイコンをクリッ
クして、スクリーンセーバと記載されたタブ131を選
択すればよい。
【0053】図形認識ロックプログラム54Gの処理に
よるスクリーンセーバロックを設定したい場合、ユーザ
は、スクリーンセーバの種類を選択するためのリストボ
ックス132で、図形認識ロックを指定し、チェックボ
ックス133をチェックする。そして、ユーザは、設定
ボタン134を押下することにより、図7の設定プロパ
ティウィンドウを表示させて、図形認識ロックプログラ
ム54Gの設定を行うことができる。
【0054】図形によるスクリーンセーバの解除ロック
を設定する場合、ユーザは、チェックボックス151を
チェックする。パスワードによるスクリーンセーバの解
除ロックを設定する場合、ユーザは、パスワード設定エ
リア152のチェックボックス161をチェックし、パ
スワードを入力する。ここで、チェックボックス151
とチェックボックス161は、いずれか一方しか選択で
きないようにしても良いし、両方を選択可能にしても良
い。また、チェックボックス151とチェックボックス
161の両方が選択された場合、パスワードと図形の両
方を正しく入力しなければ、スクリーンセーバが解除さ
れないようにしても良いし、どちらか片方を入力すれ
ば、スクリーンセーバが解除されるようにしても良い。
【0055】図形表示エリア153は、ユーザが入力し
た、ロック解除のための鍵となる図形を表示させるエリ
アであり、分解能設定エリア155で設定される分解能
に基づいた複数の領域に分解される。図形表示エリア1
53は、図7においては、3×4の12の領域に分解さ
れており、分解能設定エリア155の設定レバーの位置
を移動することにより、例えば、4×5、もしくは5×
7などに領域数を変更することが可能である。ユーザ
は、入力した図形をロック解除のための鍵となる図形と
して設定する場合、図形設定ボタン159を押下し、図
形を設定しなおす場合には、クリアボタン158を押下
する。ユーザによって、クリアボタン158が押下され
た場合、図形表示エリア153に表示されている図形は
消去され、次に、ユーザが入力した図形が新たに表示さ
れる。
【0056】認証精度設定エリア154は、分解能設定
エリア155により設定された分解能におけるそれぞれ
の領域で、ユーザが設定した図形と、ロック解除のため
に入力された図形との比較を行う際の最低の合致率を設
定するためのエリアである。図7においては、最低の認
証精度を50%とし、設定レバーの位置を移動すること
により、50%乃至100%の認証精度を、例えば10
%刻みで設定することができるようになされている。
【0057】ユーザが、OKボタン156を選択した場
合、設定プロパティウィンドウ141において設定され
た図形、および各パラメータが、スクリーンセーバロッ
ク解除のために記憶される。その場合、図6のチェック
ボックス133がチェックされているか否かの確認を促
すために、図8に示されるように、例えば、「設定した
内容を適用するときは、「画面のプロパティ」の「スク
リーンセーバ」で、「パスワードによる保護」にチェッ
クをしてください。」と表示された、メッセージウィン
ドウ171が表示される。また、メッセージウィンドウ
171は、図6のチェックボックス133がチェックさ
れていない場合にのみ表示されるようにしても良い。
【0058】ユーザが、キャンセルボタン157を選択
した場合、設定プロパティウィンドウ141において設
定された図形、および各パラメータは記憶されず、表示
画面は、図6を用いて説明した画面のプロパティウィン
ドウ121に戻る。
【0059】次に、図9のフローチャートを参照して、
図7を用いて説明した設定プロパティウィンドウ141
が表示され(すなわち、CPU51において、図形認識
ロックプログラム54Gが実行されている状態)、スク
リーンセーバロック解除のための図形設定が行われる場
合の処理について説明する。
【0060】ステップS1において、図形認識ロックプ
ログラム54Gは、図形認識によるロック解除を設定す
るチェックボックス151がチェックされたか否かを判
断する。ユーザが、タッチパッド6もしくはキーボード
5を用いて入力した操作を示す信号は、タッチパッド入
力監視プログラム70C、もしくは、キー入力監視プロ
グラム70Dの処理により、I/Oインターフェース6
9、ISA/EIOバス63、ブリッジ58、PCIバ
ス56、ブリッジ53、およびホストバス52を介し
て、CPU51に入力される。図形認識ロックプログラ
ム54Gは、入力された信号に基づいて、図形認識によ
るロック解除を設定するチェックボックス151がチェ
ックされたか否かを判断することができる。
【0061】ステップS1において、チェックボックス
151がチェックされていないと判断された場合、図形
認識によるロック解除は設定されないので、処理は終了
される。
【0062】ステップS1において、チェックボックス
151がチェックされたと判断された場合、ステップS
2において、図形認識ロックプログラム54Gは、ユー
ザがタッチパッド6を用いて図形を入力したか否かを判
断する。具体的には、タッチパッド入力監視プログラム
70Cが、ユーザの指などがタッチパッド6に接触した
ことを検出し、接触した状態での接触点の移動(軌跡)
を検出し、その検出結果を、CPU51に出力する。図
形認識ロックプログラム54Gは、検出結果に基づい
て、ユーザがタッチパッド6を用いて図形を入力したか
否かを判断する。
【0063】ステップS2において、図形が入力されて
いないと判断された場合、図形が入力されたと判断され
るまで、ステップS2の処理が繰り返される。
【0064】ステップS2において、図形が入力された
と判断された場合、ステップS3において、図形認識ロ
ックプログラム54Gは、LCD7に表示されている、
設定プロパティウィンドウ141の図形表示エリア15
3に、入力された図形を表示する。
【0065】すなわち、図形認識ロックプログラム54
Gは、ユーザが入力した図形に対応するデータを、ホス
トバス52、ブリッジ53、およびAGP50を介して
ビデオコントローラ57に出力する。ビデオコントロー
ラ57は、入力されたデータに基づいて、LDC7に表
示されている図形表示エリア153に、ユーザが入力し
た図形を表示させる。
【0066】ステップS4において、図形認識ロックプ
ログラム54Gは、クリアボタン158が押下されたか
否かを判断する。クリアボタン158が押下されていな
いと判断された場合、処理はステップS6に進む。
【0067】ステップS4において、クリアボタン15
8が押下されたと判断された場合、ステップS5におい
て、図形認識ロックプログラム54Gは、図形表示エリ
ア153に表示されている図形を消去して、処理は、ス
テップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0068】ステップS4において、クリアボタン15
8が押下されていないと判断された場合、ステップS6
において、図形認識ロックプログラム54Gは、図形設
定ボタン159が押下されたか否かを判断する。図形設
定ボタン159が押下されていないと判断された場合、
処理は、ステップS4に戻り、それ以降の処理が繰り返
される。
【0069】ステップS6において、図形設定ボタン1
59が押下されたと判断された場合、ステップS7にお
いて、図形認識ロックプログラム54Gは、分解能設定
エリア155において設定されている図形の分解能、お
よび認証精度設定エリア154において設定されている
認証精度の設定を読み込む。
【0070】ステップS8において、図形認識ロックプ
ログラム54Gは、OKボタン156が押下されたか否
かを判断する。ステップS8において、OKボタン15
6が押下されていないと判断された場合、処理は、ステ
ップS7に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0071】ステップS8において、OKボタン156
が押下されたと判断された場合、ステップS9におい
て、図形認識ロックプログラム54Gは、設定された分
解能に基づいて、ユーザが設定した図形から配列を求
め、設定された分解能とともに、ホストバス52および
ブリッジ53を介して、RAM54もしくはキャッシュ
メモリ55に保存する。
【0072】例えば、ステップS2において、ユーザ
が、図10に示されるような左回りのタッチパッド6の
ほぼ全体を囲むような円を入力したと判断され、ステッ
プS7において、ユーザによって設定された分解能が3
×4であると読み込まれた場合、分解能3×4の12の
領域に、1乃至12の領域番号が割り当てられる。そし
て、図形認識ロックプログラム54Gは、ユーザが入力
した図形の軌跡が通過する領域番号を抽出することによ
り、{2,1,5,9,10,11,12,8,4,
3,2}という配列を求め、ホストバス52およびブリ
ッジ53を介して、RAM54もしくはキャッシュメモ
リ55に保存する。
【0073】ステップS10において、図形認識ロック
プログラム54Gは、ステップS7において読み込まれ
た、認証情報設定エリア154に設定された認証精度
を、ホストバス52およびブリッジ53を介して、RA
M54もしくはキャッシュメモリ55に保存し、処理が
終了される。
【0074】例えば、図11に示されるように、領域2
から領域5に、図形の軌跡が移動する場合、その軌跡が
領域1を通過しても、領域6を通過しても、その要素数
はいずれも3となり、等しいものとなる。このようなル
ートの誤差を、どの程度まで許容して図形の認証処理を
行うかが、認証精度として設定される。すなわち、鍵と
なる設定図形の配列と、ロック解除のために入力された
図形の配列において、入力された配列の要素数と、設定
された図形の配列の要素数とが合致し、一致した要素数
を、設定された図形の要素数の合計で除算した値(図形
の合致率)が、認証精度として設定された値以上の数値
であれば、図形の認証が成功されたとみなされ、ロック
が解除されるようになされている。
【0075】なお、ステップS9およびステップS10
において、図形の配列、分解能、および認証精度が、キ
ャッシュメモリ55に保存された場合、処理の終了と同
時に、それらのデータは、ブリッジ53を介して、RA
M54に出力され、保存される。
【0076】図9を用いて説明した図形設定処理が実行
された後、ユーザの操作の入力を受けない状態が、図6
を用いて説明した画面のプロパティ表示ウィンドウ12
1において設定された所定の待ち時間だけ経過した場
合、例えば、図12に示されるようなスクリーンセーバ
画面181が表示される。
【0077】図9を用いて説明した図形設定処理のステ
ップS1において、チェックボックス151がチェック
されていると判断された場合、図形認識ロックプログラ
ム54Gにより、スクリーンセーバ表示画面181が表
示されている状態では、パーソナルコンピュータ1は、
タッチパッド6による入力以外の入力(例えば、キーボ
ード5や、図示しないマウスなどによる入力)を受け付
けないようになされている。また、タッチパッド6は、
図9を用いて説明した図形設定処理のステップS7にお
いて読み込まれた分解能の設定に基づいた複数の領域に
分割されて、その入力が認識される。
【0078】スクリーンセーバ画面181には、ポイン
タ191が表示されている。ポインタ191は、通常の
マウスポインタのように、例えば矢印などを表示しても
良いが、通常の、ポインタが表示されていないスクリー
ンセーバ画面と区別できないように、図12に示される
ように、スクリーンセーバ画面181の一部と感じられ
るようなキャラクタなどをポインタ191としている。
【0079】このスクリーンセーバ画面181も、領域
分割のための線は表示されないが、タッチパッド6と同
様に、図9を用いて説明した図形設定処理のステップS
7において読み込まれた分解能の設定に基づいた複数の
領域に分割されている。この状態を、絶対座標モードと
称するものとする。
【0080】図13を用いて、通常動作時におけるタッ
チパッド6の操作とマウスポインタの移動と、絶対座標
モードにおけるタッチパッド6の操作とポインタ191
の移動について説明する。
【0081】通常動作時において、タッチパッド6に入
力された方向データ(ユーザが触れた指などの軌跡)
は、現在のマウスポインタの位置を基準にして、マウス
ポインタを、LCD7上のどちらの方向に、どれだけ移
動させるかを指示するための入力データとして検出され
る。例えば、図13(A)に示されるように、タッチパ
ッド6の中央部分を、ユーザから向かって奥方向から手
前方向へまっすぐに指でなぞる動作が入力された場合、
LCD7上に表示されているマウスポインタは、現在の
位置Aから画面上の下方向の位置Bに移動される。
【0082】一方、絶対座標モードにおいては、タッチ
パッド6に入力された方向データは、現在のポインタ1
91の位置に関わらず、タッチパッド6の絶対座標の位
置データとして入力される。例えば、図13(B)に示
されるように、タッチパッド6の中央部分を、ユーザか
ら向かって奥方向から手前方向へまっすぐに指でなぞる
動作が入力された場合、LCD7上に表示されているポ
インタ191は、現在の位置Aに関わらず、LCD7上
の、中央上部の位置A´から、画面上の下方向の位置B
に移動される。
【0083】図14のフローチャートを参照して、図1
2を用いて説明した、スクリーンセーバ画面181のロ
ックを解除するための図形認識処理について説明する。
【0084】ステップS21において、図形認識ロック
プログラム54Gは、図9を用いて説明した図形設定処
理において、チェックボックス151がチェックされ、
タッチパッド6を用いた図形認識によるロック解除設定
がなされているか否かを判断する。
【0085】ステップS21において、図形認識による
ロック解除設定がなされていないと判断された場合、す
なわち、図6を用いて説明したチェックボックス133
がチェックされていない(スクリーンセーバロックが設
定されていない)ので、いずれかの入力デバイスを操作
することによりスクリーンセーバ画面181が解除され
るようになされているか、もしくは、図7を用いて説明
したパスワード設定エリア152のチェックボックス1
61がチェックされ、パスワードの入力により、スクリ
ーンセーバ画面181が解除されるように設定されてい
るので、処理は終了される。
【0086】ステップS21において、図形認識による
ロック解除設定がなされていると判断された場合、ステ
ップS22において、図形認識ロックプログラム54G
は、ユーザがタッチパッド6を用いて図形を入力したか
否かを判断する。ステップS22において、ユーザがタ
ッチパッド6を用いて図形を入力していないと判断され
た場合、ユーザがタッチパッド6を用いて図形を入力し
たと判断されるまで、ステップS22の処理が繰り返さ
れる。ユーザがタッチパッド6に触れた場合、ポインタ
191は、図13(B)を用いて説明した絶対座標モー
ドで移動される。
【0087】ステップS22において、ユーザがタッチ
パッド6を用いて図形を入力したと判断された場合、ス
テップS23において、図形認識ロックプログラム54
Gは、設定された分解能に応じた領域番号に基づいて、
入力された図形の配列を求める。
【0088】図9のステップS7において読み込まれた
分解能の設定が、例えば、3×4であるならば、領域数
は12となり、それぞれの領域に所定の領域番号が割り
当てられる。入力された図形の配列とは、ユーザが、タ
ッチパッド6に入力した図形の軌跡が通過する領域番号
を、通過順に並べたものである。
【0089】例えば、ユーザがタッチパッド6に入力し
た図形が、図15(A)に示されるような、右に偏った
左回りの円である場合、ユーザが入力した図形の軌跡が
通過する領域番号を抽出することにより、{2,6,1
0,11,12,8,4,3,2}という配列が求めら
れる。同様に、ユーザがタッチパッド6に入力した図形
が、図15(B)に示されるような、やや内側に寄った
左回りの円である場合、ユーザが入力した図形の軌跡が
通過する領域番号を抽出することにより、{2,6,
5,9,10,11,12,8,4,3,2}という配
列が求められ、図15(C)に示されるような、右回り
の円である場合、ユーザが入力した図形の軌跡が通過す
る領域番号を抽出することにより、{2,3,4,8,
12,11,10,9,5,1,2}という配列が求め
られる。
【0090】ステップS24において、図形認識ロック
プログラム54Gは、ステップS23において求められ
た、入力された図形の配列の要素数は、設定された図形
の配列の要素数と等しいか否かを判断する。
【0091】図11を用いて説明したように、例えば、
領域2から領域5に、図形の軌跡が移動する場合、その
軌跡が領域1を通過しても、領域6を通過しても、その
要素数はいずれも3となり、等しいものとなる。ステッ
プS24においては、配列の要素数のみを比較する。
【0092】例えば、図9を用いて説明した図形設定処
理において設定された図形が、図10の図形であり、そ
の配列が{2,1,5,9,10,11,12,8,
4,3,2}である場合、その要素数は11である。そ
れに対して、ロック解除のために入力された図形が、図
15(A)の図形であり、その配列が{2,6,10,
11,12,8,4,3,2}である場合、その要素数
は9である。従って、ステップS24において、図形認
識ロックプログラム54Gは、入力された図形の配列の
要素数は、設定された図形の要素数と等しくないと判断
する。ステップS24において、入力された図形の配列
の要素数は、設定された図形の配列の要素数と等しくな
いと判断された場合、処理はステップS28に進む。
【0093】また、図9を用いて説明した図形設定処理
において設定された図形が、図10の図形であり、ロッ
ク解除のために入力された図形が、図15(B)の図形
であり、その配列が、{2,6,5,9,10,11,
12,8,4,3,2}であるか、もしくは、ロック解
除のために入力された図形が、図15(C)の図形であ
り、その配列が{2,3,4,8,12,11,10,
9,5,1,2}である場合、入力された図形の配列の
要素数は11である。従って、ステップS24におい
て、図形認識ロックプログラム54Gは、入力された図
形の配列の要素数は、設定された図形の要素数と等しい
と判断する。
【0094】ステップS24において、入力された図形
の配列の要素数は、設定された図形の配列の要素数と等
しいと判断された場合、ステップS25において、図形
認識ロックプログラム54Gは、設定された図形の配列
と、入力された図形の配列を比較し、図形の合致率(一
致した要素数/配列の総要素数)を算出する。
【0095】ここで、一致した要素数とは、配列中の同
じ位置に同じ要素(領域番号)がある場合の要素の数を
示す。例えば、{×,×,2,3,4・・・}と、
{×,2,3,4,×・・・}のように、配列中に同じ
要素があっても、その位置が異なる場合、要素が一致し
ているとはみなされない。
【0096】例えば、図9を用いて説明した図形設定処
理において設定された図形が、図10の図形であり、そ
の配列が{2,1,5,9,10,11,12,8,
4,3,2}であり、ロック解除のために入力された図
形が、図15(B)に示される図形であり、その配列
が、{2,6,5,9,10,11,12,8,4,
3,2}である場合、図形の合致率は、一致した要素数
/配列の総要素数=10/11から、約91%であるこ
とが算出される。同様にして、ロック解除のために入力
された図形が、図15(C)の図形であり、その配列が
{2,3,4,8,12,11,10,9,5,1,
2}である場合、図形の合致率は、一致した要素数/配
列の総要素数=3/11から、約27%であることが算
出される。
【0097】ステップS26において、図形認識ロック
プログラム54Gは、ステップS25において算出され
た図形の合致率は、図9の図形設定処理において設定さ
れた認証精度を上回っているか否かを判断する。
【0098】例えば、図9を用いて説明した図形設定処
理において設定された図形が、図10の図形であり、設
定された認証精度が50%であった場合、ロック解除の
ために入力された図形が、図15(C)に示される図形
であれば、ステップS25において算出された図形の合
致率は27%であるから、ステップS26において、図
形認識ロックプログラム54Gは、図形の合致率は、設
定された認証精度を上回っていないと判断する。ステッ
プS26において、図形の合致率が、設定された認証精
度を上回っていないと判断された場合、処理は、ステッ
プS28に進む。
【0099】例えば、図9を用いて説明した図形設定処
理において設定された図形が、図10の図形であり、図
9の図形設定処理において設定された認証精度が50%
であった場合、ロック解除のために入力された図形が、
図15(B)に示される図形であれば、ステップS25
において算出された図形の合致率は91%であるから、
ステップS26において、図形認識ロックプログラム5
4Gは、図形の合致率は、設定された認証精度を上回っ
ていると判断する。
【0100】ステップS26において、図形の合致率
が、設定された認証精度を上回っていると判断された場
合、ステップS27において、図形認識ロックプログラ
ム54Gは、ロックを解除し、図12のスクリーンセー
バ画面181から、通常動作を行える表示画面(図12
のスクリーンセーバ画面181に切り替わる直前の表示
画面)に、LCD7の表示を変更し、パーソナルコンピ
ュータ1は、タッチパネル6以外の入力デバイスから入
力される各種操作を受け付ける状態となり、処理が終了
される。
【0101】ステップS24において、入力された図形
の配列の要素数は、設定された図形の配列の要素数と等
しくないと判断された場合、もしくは、ステップS26
において、図形の合致率が、設定された認証精度を上回
っていないと判断された場合、ステップS28におい
て、図形認識ロックプログラム54Gは、認証失敗、お
よび図形の再入力を促すメッセージを表示し、処理が終
了される。
【0102】ここで、正しくロックが解除されたか否か
を、ユーザに分かりやすくするために、例えば、タッチ
パッド6に入力された図形が認識された場合と、認識さ
れなかった場合とで、異なる効果音を出すようにしても
良い。
【0103】図14においては、ロック解除の方法とし
て、図形の入力のみが設定された場合について説明し
た。この場合においては、ユーザが、タッチパッド6に
触れた場合のみ、その処理を開始させるようになされて
いる。それに対して、図形の入力およびパスワードの入
力の両方が設定可能であり、図7において、チェックボ
ックス151と、チェックボックス161が、いずれも
チェックされている場合について考える。
【0104】ロック解除の方法として、図形の入力のみ
が設定された場合、ユーザが、タッチパッド6に触れた
場合のみ、図形認識処理が開始されるようになされてい
る。すなわち、図12を用いて説明したスクリーンセー
バ画面181が表示されている状態で、ユーザがキーボ
ード5のいずれかのキーを押下しても、図形認識処理は
実行されない。一方、スクリーンセーバロックの解除の
ためのパスワードのみが設定されている場合、スクリー
ンセーバプログラム54Fは、例えば、キーボード5の
操作を検知した場合に、パスワード入力画面などを表示
させて、ユーザにパスワードの入力を促すようになされ
ている。
【0105】図形の入力およびパスワードの入力の両方
が設定されている場合、すなわち、図7において、チェ
ックボックス151と、チェックボックス161が、い
ずれもチェックされている場合、図形認識ロックプログ
ラム54Gは、図12を用いて説明したスクリーンセー
バ画面181が表示されている状態で、タッチパッド6
以外に、例えば、キーボード5などの操作の入力を受け
たことに応じて、図16に示されるように、例えば、
「ロック解除図形を入力するか、パスワードを入力して
ください」と表示された、ダイアログ表示ウィンドウ2
01を、スクリーンセーバ画面181上に表示させ、ユ
ーザにロック解除図形もしくはパスワードの入力を促す
ようにしても良い。
【0106】また、本発明は、図1乃至図5を用いて説
明したノート型のパーソナルコンピュータ1のみなら
ず、例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュー
タ、PDAなどの、入力デバイスとして、タッチパネル
やマウスなどを有する、各種の情報処理装置に適応する
ことが可能である。
【0107】スクリーンセーバロックを解除するための
図形の入力を行う入力デバイスが、タッチパネルである
場合には、スクリーンセーバロックを解除するための図
形の入力に、図13(B)を用いて説明した絶対座標モ
ードを用いることができる。しかしながら、スクリーン
セーバロックを解除するための図形の入力を行う入力デ
バイスが、例えば、マウスである場合、図形入力のため
のマウスの移動と、マウスポインタの表示部における座
標位置を相対的に決定するために、例えば、マウスを右
クリックしたまま移動させた場合の軌跡を、図形の描き
始めから描き終わりまでであると認識させるようにして
も良い。
【0108】図形の入力を行う入力デバイスがマウスで
ある場合、例えば、図17に示されるように、現在のマ
ウスポインタ位置Aが、図形の開始位置Bと異なる場
合、マウスポインタ位置を図形の開始位置Bに移動させ
てから、右クリックをした状態で、マウスを移動し、所
定の図形を描写する。そして、図形の終了位置Cにおい
て、マウスの右クリックを止める。図形認識ロックプロ
グラム54Gは、マウスを右クリックした状態で入力さ
れた図形の開始位置Bから終了位置Cまでの軌跡を、入
力図形と認識するようにすればよい。
【0109】以上、図形認識によるロック解除処理を、
スクリーンセーバロックの解除に用いる場合について説
明したが、本発明は、この他にも、例えば、パーソナル
コンピュータ1起動時のロック解除、パワーセーブモー
ドからの復帰時のロック解除、特定のアプリケーション
を起動させる場合のロック解除、もしくは、特定のファ
イルを開くためのロック解除などに適応することが可能
である。
【0110】例えば、本発明を、パーソナルコンピュー
タ1起動時のロック解除に応用する場合、パーソナルコ
ンピュータの起動時に、図形認識ロックプログラム54
Gを起動させ、「ロック解除図形を入力してください」
というメッセージが記載されたダイアログボックスを表
示させ、図14を用いて説明した図形認識処理と同様の
処理を実行させるようにすればよい。そして、入力され
た図形が正しく認証された場合、パーソナルコンピュー
タ1を起動させるようにする。
【0111】そして、本発明を、パワーセーブモードか
らの復帰時のロック解除に応用する場合、パワーセーブ
モード時に、ユーザから何らかの操作を受けたことが検
知されたとき、図形認識ロックプログラム54Gを起動
させ、「ロック解除図形を入力してください」というメ
ッセージが記載されたダイアログボックスを表示させ、
図14を用いて説明した図形認識処理と同様の処理を実
行させるようにすればよい。そして、入力された図形が
正しく認証された場合、パーソナルコンピュータ1のパ
ワーセーブモードを終了させ、ユーザによる各種操作を
受け付けることが可能なようにする。
【0112】また、本発明を、特定のアプリケーション
を起動させる場合のロック解除、もしくは、特定のファ
イルを開くためのロック解除に適応させる場合は、例え
ば、特定のアプリケーションに対応するアイコン、もし
くは特定のファイルに対応するアイコンがダブルクリッ
クされるなどして、対応するアプリケーションの起動、
もしくはファイルのオープンが指令された場合に、図形
認識ロックプログラム54Gを起動させ、「ロック解除
図形を入力してください」というメッセージが記載され
たダイアログボックスを表示させ、図14を用いて説明
した図形認識処理と同様の処理を実行させるようにすれ
ばよい。そして、入力された図形が正しく認証された場
合、特定のアプリケーションを起動させたり、特定のフ
ァイルをオープンすることができるようにする。
【0113】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、プログラム格納媒体からインストールされ
る。
【0114】このプログラム格納媒体は、図5に示すよ
うに、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提
供するために配布される、プログラムが記録されている
磁気ディスク121(フロッピーディスクを含む)、光
ディスク122(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Mem
ory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気
ディスク123(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは
半導体メモリ124などよりなるパッケージメディアな
どにより構成される。
【0115】また、本明細書において、プログラム格納
媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0116】
【発明の効果】本発明の情報処理装置、情報処理方法、
およびプログラム格納媒体に格納されているプログラム
によれば、第1の図形の入力を受け、入力された第1の
図形を記憶し、所定の処理の実行を禁止し、第2の図形
の入力を受け、入力された第2の図形を認識し、記憶さ
れた第1の図形と、認識された第2の図形との比較結果
を基に、認証処理を実行し、認証処理の結果に基づい
て、実行が禁止された所定の処理の実行禁止を解除する
ようにしたので、任意の図形をロック解除のための鍵と
して記憶させ、ロック解除時には、例えばタッチパッド
などの入力デバイスを用いて図形を入力することによ
り、パーソナルコンピュータの起動、スクリーンセー
バ、アプリケーションプログラムの実行、あるいは、フ
ァイルのオープンなどにかけられたロックを、簡単に解
除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータの外観斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータの本体の平面図
である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータのジョグダイヤ
ル付近の拡大図である。
【図4】図1のパーソナルコンピュータの右側面の構成
を示す右側面図である。
【図5】図1のパーソナルコンピュータの内部の構成例
を示すブロック図である。
【図6】画面のプロパティウィンドウについて説明する
ための図である。
【図7】設定プロパティウィンドウについて説明するた
めの図である。
【図8】メッセージ表示ウィンドウについて説明するた
めの図である。
【図9】図形設定処理について説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】図形の分解能と図形から求められる配列につ
いて説明するための図である。
【図11】図形の軌跡の誤差と要素数について説明する
ための図である。
【図12】スクリーンセーバ画面およびポインタについ
て説明するための図である。
【図13】通常動作時と、絶対座標モードにおけるタッ
チパッドへの入力とポインタの移動について説明するた
めの図である。
【図14】図形認識処理について説明するためのフロー
チャートである。
【図15】入力された図形により求められる配列と、認
証処理について説明するための図である。
【図16】ダイアログ表示ウィンドウについて説明する
ための図である。
【図17】マウスを入力デバイスとして、認証のための
図形を入力する場合の図形の軌跡の認識範囲について説
明するための図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ、 5 キーボード、 6
タッチパッド、 7LCD、 51 CPU、 54
RAM、 55 キャッシュメモリ、 70 RO
M、 121 画面のプロパティウィンドウ、 132
リストボックス、 133 チェックボックス、 1
34 設定ボタン、 141 設定プロパティウィンド
ウ、 151 チェックボックス、 152 パスワー
ド設定エリア、 153 図形表示エリア、 154
認証精度設定エリア、 155分解能設定エリア、 1
56 OKボタン、 157 キャンセルボタン、 1
58 クリアボタン、 159 図形設定ボタン、 1
61 チェックボックス、 171 メッセージ表示ウ
ィンドウ、 181 スクリーンセーバ画面、191
ポインタ、 201 ダイアログ表示ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/14 320 G06T 7/00 570 5C082 // G06T 7/00 570 G09G 5/00 550A G09G 5/00 550 G06F 9/06 660E (72)発明者 高橋 周孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 BA09 CA15 CA16 5B043 AA09 BA06 CA02 CA10 DA07 EA07 EA15 FA03 FA07 FA08 GA02 5B068 BB01 CC06 CC19 CD05 CD06 5B076 FB05 FB20 5B087 DD06 DD17 5C082 AA01 AA21 BA02 BA12 CA76 CB05 DA87 MM02 MM03 MM05 MM09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の図形の入力を受ける第1の入力手
    段と、 前記第1の入力手段により入力された前記第1の図形を
    記憶する記憶手段と、 所定の処理の実行を禁止する実行禁止手段と、 第2の図形の入力を受ける第2の入力手段と、 前記第2の入力手段により入力された前記第2の図形を
    認識する認識手段と、 前記記憶手段により記憶された前記第1の図形と、前記
    認識手段により認識された前記第2の図形との比較結果
    を基に、認証処理を実行する認証手段と、 前記認証手段による認証処理の結果に基づいて、前記実
    行禁止手段により実行が禁止された前記所定の処理の実
    行禁止を解除する解除手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の入力手段により入力された前
    記第1の図形の分解能を設定する第1の設定手段と、 前記第1の入力手段および前記第2の入力手段における
    前記第1の図形および前記第2の図形の入力領域を、前
    記第1の設定手段により設定された前記分解能に基づい
    た複数の領域に分割し、前記複数の領域毎の領域番号を
    設定する第2の設定手段とを更に備え、 前記記憶手段は、前記第1の図形の軌跡が通過した前記
    領域番号を順番に配列することにより、第1のデータを
    生成して記憶し、 前記認識手段は、前記第2の図形の軌跡が通過した前記
    領域番号を順番に配列することにより、第2のデータを
    生成して認識し、 前記認証手段は、前記記憶手段により記憶された前記第
    1のデータおよび前記認識手段により認識された前記第
    2のデータとの比較結果を基に、認証処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記実行禁止手段により、前記所定の処
    理の実行が禁止されている場合、所定の画面およびポイ
    ンタの表示を制御する表示制御手段を更に備え、 前記第2の入力手段はタッチパッドであり、 前記所定の画面および前記タッチパッドは、同一の絶対
    座標を有し、 前記表示制御手段は、前記タッチパッドに対する入力操
    作を受け、前記タッチパッドの前記絶対座標における操
    作位置に対応して、前記所定の画面上で前記ポインタが
    移動するように表示を制御することを特徴とする請求項
    2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記認証手段による認証処理の認証精度
    を設定する第1の設定手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記実行禁止手段により実行が禁止され
    る前記所定の処理はスクリーンセーバからの復帰処理で
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記実行禁止手段により実行が禁止され
    る前記所定の処理はパワーセーブモードからの復帰処理
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記実行禁止手段により実行が禁止され
    る前記所定の処理は自分自身の起動処理であることを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記実行禁止手段により実行が禁止され
    る前記所定の処理は所定のアプリケーションの起動処理
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記実行禁止手段により実行が禁止され
    る前記所定の処理は所定のファイルを開く処理であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 第1の図形の入力を受ける第1の入力
    ステップと、 前記第1の入力ステップの処理により入力された前記第
    1の図形を記憶する記憶ステップと、 所定の処理の実行を禁止する実行禁止ステップと、 第2の図形の入力を受ける第2の入力ステップと、 前記第2の入力ステップの処理により入力された前記第
    2の図形を認識する認識ステップと、 前記記憶ステップの処理により記憶された前記第1の図
    形と、前記認識ステップの処理により認識された前記第
    2の図形との比較結果を基に、認証処理を実行する認証
    ステップと、 前記認証ステップの処理による認証処理の結果に基づい
    て、前記実行禁止ステップの処理により実行が禁止され
    た前記所定の処理の実行禁止を解除する解除ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 第1の図形の入力を制御する第1の入
    力制御ステップと、 前記第1の入力制御ステップの処理により入力が制御さ
    れた前記第1の図形の記憶を制御する記憶制御ステップ
    と、 所定の処理の実行を禁止する実行禁止ステップと、 第2の図形の入力を制御する第2の入力制御ステップ
    と、 前記第2の入力制御ステップの処理により入力が制御さ
    れた前記第2の図形を認識する認識ステップと、 前記記憶制御ステップの処理により記憶が制御された前
    記第1の図形と、前記認識ステップの処理により認識さ
    れた前記第2の図形との比較結果を基に、認証処理を実
    行する認証ステップと、 前記認証ステップの処理による認証処理の結果に基づい
    て、前記実行禁止ステップの処理により実行が禁止され
    た前記所定の処理の実行禁止を解除する解除ステップと
    からなることを特徴とするコンピュータが読み取り可能
    なプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
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