JP2011146891A - 携帯電子機器、及びその文字入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことが可能な携帯電子機器及び携帯電子機器の文字入力方法を提供すること。
【解決手段】数字及び英字を含む文字及び記号の少なくとも一方が割り当てられる第1の操作部11Aと、前記文字及び記号が割り当てられず、前記文字又は記号のうちいずれを入力するか選択する選択キーを含む第2の操作部11Bと、前記選択キーにより前記数字又は前記英字が選択された場合に、前記第1の操作部11Aの操作により当該数字又は当該英字として第1文字が入力され、その後に前記第2の操作部11Bの操作がされ、更に前記第1の操作部11Aにより第1文字として入力された前記数字又は前記英字として第2文字が入力されると、前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力する制御部21と、を備える。
【選択図】図3
【解決手段】数字及び英字を含む文字及び記号の少なくとも一方が割り当てられる第1の操作部11Aと、前記文字及び記号が割り当てられず、前記文字又は記号のうちいずれを入力するか選択する選択キーを含む第2の操作部11Bと、前記選択キーにより前記数字又は前記英字が選択された場合に、前記第1の操作部11Aの操作により当該数字又は当該英字として第1文字が入力され、その後に前記第2の操作部11Bの操作がされ、更に前記第1の操作部11Aにより第1文字として入力された前記数字又は前記英字として第2文字が入力されると、前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力する制御部21と、を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、文字入力が可能な携帯電話機、PDA等の携帯電子機器及び携帯電子機器の文字入力方法に関する。
携帯電子機器は、各種の情報を表示する表示部と、文字を入力するための操作部を備えている。ここで、携帯電子機器の例として携帯電話機では、操作部により文字入力を行う際に、所望の文字種に対応する文字を入力する場合は、複数の文字種の中から所望の文字種を選択することにより所望の文字種に切り替えた後に文字を入力することが必要であった(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、従来では、文字入力を行う際、例えば、住所を入力する場合に、住所の末尾において数字と数字の間に「−(ハイフン)」を挟むことがある(例:○○番地1−2)。しかし、かかる場合に、「かな」から「数字」、「数字」から「記号」、「記号」から「数字」と何度も入力しようとする文字に対応する文字種を選択することにより所望の文字種に切り替えて文字を入力する必要があり、操作が煩わしいという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決するために、容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことを可能とする携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、数字及び英字を含む文字及び記号の少なくとも一方が割り当てられる第1の操作部と、前記文字及び記号が割り当てられず、前記文字又は記号のうちいずれを入力するか選択する選択キーを含む第2の操作部と、前記選択キーにより前記数字又は前記英字が選択された場合に、前記第1の操作部の操作により当該数字又は当該英字として第1文字が入力され、その後に前記第2の操作部の操作がされ、更に前記第1の操作部により第1文字として入力された前記数字又は前記英字として第2文字が入力されると、前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力する制御部と、を備えることを備えることを特徴とする。
また、上記携帯電子機器では、前記制御部により入力される前記所定の記号として複数の記号から選択可能であり、前記第1文字と前記第2文字の間に入力される前記所定の記号を前記複数の記号から選択可能とすることを特徴とする。
また、上記携帯電子機器では前記記号の特定記号又は特定記号列を記憶する記憶部を更に備え、前記制御部は、前記第1の操作部の操作により前記特定記号又は前記特定記号列が入力されて前記第1文字が入力された場合に、前記所定の記号を入力し、前記特定記号又は前記特定記号列が入力されずに前記第1文字が入力された場合に、前記所定の記号を入力しないことを特徴とする。
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記第1文字が第1形態で入力された場合に、当該第1形態にて前記所定の記号を入力し、前記第1文字が第2形態で入力された場合に、当該第2形態にて前記所定の記号を入力することを特徴とする。
また、上記携帯電子機器では、前記選択キーにより前記数字が選択された場合に、前記所定の記号はハイフンであることを特徴とする。
また、上記携帯電子機器では、前記選択キーにより前記英字が選択された場合に、前記所定の記号はドットであることを特徴とする。
本発明に係る携帯電子機器の文字入力方法は、上記課題を解決するために、数字及び英字を含む文字及び記号の中から前記数字又は前記英字を選択するステップと、前記数字又は前記英字として第1文字が入力され、その後に所定の操作がされ、更に前記第1文字として入力された前記数字又は前記英字として第2文字が入力されると、前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことが可能となる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る携帯電子機器の一例である携帯電話機1の外観正面図である。なお、図1は、操作部11を有する操作部側筐体2と表示部13を有する表示部側筐体3の2つの筐体からなるいわゆる折り畳み型の携帯電話機1の形態を示しているが、本発明に係る携帯電子機器の形態としては特にこれに限られない。例えば、操作部側筐体2と表示部側筐体3の両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部11と表示部13とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレープタイプ、フリップタイプ)でも良い。
図1は、本実施形態に係る携帯電子機器の一例である携帯電話機1の外観正面図である。なお、図1は、操作部11を有する操作部側筐体2と表示部13を有する表示部側筐体3の2つの筐体からなるいわゆる折り畳み型の携帯電話機1の形態を示しているが、本発明に係る携帯電子機器の形態としては特にこれに限られない。例えば、操作部側筐体2と表示部側筐体3の両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部11と表示部13とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレープタイプ、フリップタイプ)でも良い。
携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3とを備え、操作部側筐体2と表示部側筐体3とはヒンジ機構を備える連結部4を介して連結される。ユーザは連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを、相対的に動かすことにより操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを互いに開いた状態(開状態)にしたりすることが可能となる。
操作部側筐体2は、操作部11と、マイクロフォン12(以下、マイク12という。)と、を有する。
操作部11は、電話番号の「数字」及びメールの「かな」、「カナ」、「英字」、「数字」、「記号」等の文字を入力するための入力キーを含む第1の操作部11Aと、電話帳アプリケーションやメールアプリケーション、Webアプリケーション等の各アプリケーションを実行させるためのアプリケーション実行キー、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行わせるための決定操作キー、文字種を選択するための選択キー、受話キー、送話キー、クリアキー等の文字を入力するものではないキーを含む第2の操作部11Bと、から構成されている。各キーは起動しているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられている。
そして、携帯電話機1のユーザが各キーを操作、すなわち押圧することにより、当該操作されたキーに割り当てられる機能に応じた動作が実行される。例えば、表示部13に初期画面が表示されている状態において、アドレス帳を起動するためのアプリケーション実行キー(図1の第1の操作部11Aのうち左上のキー)を押下するとアドレス帳が起動されるが、一方で、表示部13に文字入力画面が表示されている状態において、アドレス帳を起動するためのアプリケーション実行キー(図1の第1の操作部11Aのうち左上のキー)を押下すると、文字種を選択するための選択キーとして機能し、文字種の切り替えを行う。このように、表示部13に表示されている画面に応じて各キーには異なる機能が割り当てられる。
ここで、文字は、「あ」「い」をはじめとする「かな」、「ア」「イ」をはじめとする「カナ」、「a」「b」をはじめとする「英字」、「1」「2」をはじめとする「数字」、及び「記号」を含む。また、「記号」は、例えば、「−(ハイフン)」、「.(ドット)」、「@(アットマーク)」、「_(アンダーバー)」、「/(スラッシュ)」、「♯(シャープ)」、「*(アスタリスク)」を含む。図1に示される第1の操作部11Aには数字、英字、及び記号を含む文字の少なくともいずれかが割り当てられており、文字入力画面が表示部13に表示されている状態において、文字入力を可能とする。一方、図1に示される第2の操作部11Bには数字、英字、及び記号を含む文字が割り当てられておらず、文字入力画面が表示部13に表示されている状態においても、文字入力を可能としない。また、第2の操作部11Bの文字種を選択するための選択キーとは、文字入力画面が表示部13に表示されている状態において、複数の文字種「かな」、「カナ」、「英字」、「数字」、「記号」等の中からいずれの文字種により文字入力を行うかを選択するためのキーである。
マイク12は、ユーザが通話時に発した音声が入力されるマイクの機能を有する。
なお、操作部側筐体2の側面には外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェースと、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェースとが、設けられている(図示せず)。
表示部側筐体3は表示部13とスピーカ14とを有する。
表示部13は、各種情報を表示するためのものであり、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light Emitting Diode)が採用される。表示部13には、通信の待受け状態であって所定のアプリケーションが起動していない状態には初期画面が表示され、所定のアプリケーションが起動している場合には、当該アプリケーションの動作に基づく画面が表示される。例えば、メールアプリケーションやメモ帳アプリケーション等文字入力が可能なアプリケーションが起動している状態においては、表示部13に文字入力画面が表示される。
スピーカ14は、通話時の相手側の音声を出力するレシーバの機能を有する。
図2は、携帯電話機1の機能の概略構成を示す機能ブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すように、操作部11である第1の操作部11Aと、第2の操作部11Bと、マイク12と、表示部13と、スピーカ14とが備えられ、内部には制御部21を備えている。
制御部21は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成され、更に記憶部22を有する。制御部21は、選択キーにより複数の文字種の中から「数字」が選択された場合に、第1の操作部11Aの文字入力操作により数字が入力され、その後に第2の操作部11Bの操作がされ、更に第1の操作部11Aの文字入力操作により数字が入力されると、入力された数字と数字の間に所定の記号を入力するよう制御を行う。
記憶部22は、電話帳やメール等のアプリケーションプログラム、名前および電話番号が登録されたアドレス帳の各種データ、メールデータ等様々なデータを記憶する。本発明に係る実施形態においては、記号の中でも特定記号や特定記号列を記憶する。特定記号とは、例えば「@(アットマーク)」を例にあげるが、これに限られず、記号であれば良い。特定記号列とは、例えば「http://」を例にあげるが、これに限られず、記号列であれば良い。
ここで、第1の操作部11Aの操作により第1文字及び第2文字として入力される数字は「1」〜「0」のいずれの数字であっても良い。また、第2の操作部11Bの操作は、例えば、右方向のスクロールをさせるためのスクロールキーの操作、すなわち、カーソルの移動操作や文字入力を確定させるための確定キーの操作であるが、これに限られない。表示部13に文字入力画面が表示されている状態においても、文字入力することができない第2の操作部11Bによる操作であれば良い。また、所定の記号は、例えば、「−(ハイフン)」、「.(ドット)」、「@(アットマーク)」、「_(アンダーバー)」、「/(スラッシュ)」、「♯(シャープ)」、「*(アスタリスク)」であるが、これに限られない。
ところで、操作部11の操作により文字入力を行う際、例えば、住所の番地を入力する場合に、数字と数字の間に「−(ハイフン)」を挟むことがよくある。しかし、かかる場合に、文字種を「数字」から「記号」、「記号」から「数字」と切り替えてから文字を入力する必要があり、操作が煩わしい。
そこで、上記のような問題点を解決すべく、本実施形態に係る制御部21は、次のような制御を行う。すなわち、制御部21は、選択キーにより数字又は英字が選択された場合に、第1の操作部の11A操作により当該数字又は当該英字として第1文字が入力され、その後に第2の操作部11Bの操作がされ、更に第1の操作部11Aにより第1文字として入力された数字又は英字として第2文字が入力されると、第1文字と第2文字の間に所定の記号を入力する
すなわち、例えば、ユーザは文字入力を行う際、文字種として「数字」が選択されている状態において、「数字」として「1」を入力する。続けて第2操作部11Bの操作として、例えば、右方向へのカーソルの移動操作を行い、更に「数字」として「2」を入力する。これらの操作により、入力された「1」と「2」の間に所定の記号、例えば、「−(ハイフン)」が自動的に入力され、「1−2」と入力されることになる。このようにして、ユーザは容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことが可能となる。
すなわち、例えば、ユーザは文字入力を行う際、文字種として「数字」が選択されている状態において、「数字」として「1」を入力する。続けて第2操作部11Bの操作として、例えば、右方向へのカーソルの移動操作を行い、更に「数字」として「2」を入力する。これらの操作により、入力された「1」と「2」の間に所定の記号、例えば、「−(ハイフン)」が自動的に入力され、「1−2」と入力されることになる。このようにして、ユーザは容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことが可能となる。
はじめに、図3を用いて本発明に係る第1の実施形態について説明する。本実施形態における特徴は、(1)数字、英字、及び記号を含む文字の少なくとも一つが割り当てられる第1の操作部11Aと、(2)前記文字が割り当てられず、前記文字のうちいずれを入力するか選択する選択キーを含む第2の操作部11Bと、(3)前記選択キーにより前記数字が選択された場合に、前記第1の操作部11Aの操作により当該数字として第1文字が入力され、その後に前記第2の操作部11Bの操作がされ、更に前記第1の操作部11Aにより第1文字として入力された前記数字として第2文字が入力されると、前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力する制御部21と、を備えることにある。
具体的に説明すると、まず前提としてメールにて「私の住所は○○番地1−2」と入力しようとしていることとする。はじめに図3(a)に示すように、メールアプリケーション等の文字入力画面が表示部13に表示されている際に、「かな」にて「私の住所は○○番地」と入力されている。そして、選択キーにより文字種が「かな」から「数字」に切り替えられて、数字(「1」)が入力され「私の住所は○○番地1」と入力される(図3(b)参照の通り、「1」が入力された時点でカーソルは「1」の右隣に点滅している)。次に、右方向へのカーソルの移動操作がされ(図3(c)参照の通り、カーソルは「1」の右隣の更に隣に点滅している)、更に数字(「2」)が入力されると(図3(d)参照)、「私の住所は○○番地1 2」と入力される。すると、「1」と「2」の間に自動的に「−(ハイフン)」が入力される(図3(e)参照の通り、「2」が入力された時点でカーソルは「2」の右隣に点滅している)。これにより、ユーザは複数回にわたって文字種を変更することなく住所の末尾をスムーズに入力することが可能となる。なお、第2の操作部11Bの操作の一例として右方向へのカーソルの移動操作をあげたが、これに限られず、文字の確定操作等でもよい。また、所定の記号の一例として「−(ハイフン)」をあげたが、これに限られず、「.(ドット)」でも「@(アットマーク)」でもよい(図6参照)。
次に、図4を用いて本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態における特徴は、(1)数字、英字、及び記号を含む文字の少なくとも一つが割り当てられる第1の操作部11Aと、(2)前記文字が割り当てられず、前記文字のうちいずれを入力するか選択する選択キーを含む第2の操作部11Bと、(3)前記選択キーにより前記英字が選択された場合に、第1の操作部11Aの操作により前記英字として第1文字が入力され、その後に前記第2の操作部11Bの操作がされ、更に前記第1の操作部11Aにより第1文字として入力された前記英字として第2文字が入力されると前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力する制御部21と、を備えることにある。
具体的に説明すると、まず前提としてメールにて「私のメールアドレスはkkkkky.jp」
と入力しようとしていることとする。はじめに、図4(a)に示すように、メールアプリケーション等の文字入力画面が表示部13に表示されている際に、「かな」にて「私のメールアドレスは」と入力されている。そして、選択キーにより文字種が「かな」から「英字」に切り替えられて、「英字」(「kkkkk」)と入力された後に、英字(「y」)が入力され、「私のメールアドレスはkkkkky」と入力される(図4(b)参照の通り、「y」が入力された時点でカーソルは「y」の右隣に点滅している。)。次に、右方向へのカーソルの移動操作がされ(図4(c)参照の通り、カーソルは「y」の右隣の更に隣に点滅している)、更に英字(「j」)が入力されると(図4(d)参照)、「私のメールアドレスはkkkkky j」と入力される。すると、「y」と「j」の間に自動的に「.(ドット)」が入力される(図4(e)参照の通り、「j」が入力された時点でカーソルは「j」の右隣に点滅している)。この後に、文字種が「英字」に選択された状態で、英字「p」を入力する。これにより、ユーザは複数回にわたって文字種を変更することなくメールアドレスの末尾をスムーズに入力することが可能となる。なお、第2の操作部11Bの操作の一例として右方向へのカーソルの移動操作をあげたが、これに限られず、文字の確定操作等でもよい。また、所定の記号の一例として「.(ドット)」をあげたが、これに限られず、「−(ハイフン)」でも「@(アットマーク)でもよい(図6参照)。
と入力しようとしていることとする。はじめに、図4(a)に示すように、メールアプリケーション等の文字入力画面が表示部13に表示されている際に、「かな」にて「私のメールアドレスは」と入力されている。そして、選択キーにより文字種が「かな」から「英字」に切り替えられて、「英字」(「kkkkk」)と入力された後に、英字(「y」)が入力され、「私のメールアドレスはkkkkky」と入力される(図4(b)参照の通り、「y」が入力された時点でカーソルは「y」の右隣に点滅している。)。次に、右方向へのカーソルの移動操作がされ(図4(c)参照の通り、カーソルは「y」の右隣の更に隣に点滅している)、更に英字(「j」)が入力されると(図4(d)参照)、「私のメールアドレスはkkkkky j」と入力される。すると、「y」と「j」の間に自動的に「.(ドット)」が入力される(図4(e)参照の通り、「j」が入力された時点でカーソルは「j」の右隣に点滅している)。この後に、文字種が「英字」に選択された状態で、英字「p」を入力する。これにより、ユーザは複数回にわたって文字種を変更することなくメールアドレスの末尾をスムーズに入力することが可能となる。なお、第2の操作部11Bの操作の一例として右方向へのカーソルの移動操作をあげたが、これに限られず、文字の確定操作等でもよい。また、所定の記号の一例として「.(ドット)」をあげたが、これに限られず、「−(ハイフン)」でも「@(アットマーク)でもよい(図6参照)。
次に、図5のフローチャートを用いて本発明に係る第1又は第2の実施形態について説明する。まず、メールアプリケーションやメモ帳アプリケーション等の文字入力画面を表示部13に表示している状態において(ステップS11:Yes)、選択キーにより複数の文字種「かな」「カナ」「英字」「数字」「記号」の中から数字又は英字が選択されると(ステップS12)、ユーザは文字として数字又は英字を入力することが可能となる。
そして、文字入力が可能な第1の操作部11Aの操作により数字又は英字を第1文字として入力し(ステップS13:Yes)、右方向へのカーソル移動操作を含む第2操作部11Bの操作がされ(ステップS14:Yes)、更に入力された前記数字又は前記英字として第2文字が入力されると(ステップS15:Yes)、入力された第1文字と第2文字の間に所定の記号が入力される(ステップS16)。これにより、ユーザは容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことが可能となる。
また、本発明に係る他の実施形態として、図6に示すように所定の記号には複数の記号が含まれており、複数の記号から入力すべき所定の記号を選択可能としても良い。具体的には、文字入力が可能な第1操作部11Aの操作により英字が入力されて、右方向へのカーソル移動操作を含む第2操作部11Bの操作がされ、更に英字が入力されると、第1文字と第2文字の間に所定の記号として入力可能な複数の記号が表示され、複数の記号の中から所望の所定の記号を選択する。これにより、ユーザは容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことが可能となる。
また、本発明に係る他の実施形態として、図7に示すように第1文字が入力される前に記憶部22に記憶される特定記号又は特定記号列が入力された場合にはじめて第1文字と第2文字の間に所定の記号を入力してもよい。一方、第1文字が入力される前に特定記号又は特定記号列が入力されなかった場合に第1文字と第2文字の間に所定の記号を入力しなくてもよい。
具体的には、図7の一列目の「特定記号あり」の例では「@(アットマーク)」を特定記号として、第1文字の入力、第2操作部11Bの操作、第2文字の入力がされると、第1文字「y」と第2文字「j」の間に所定の記号「.(ドット)」が入力される。一方、二列目の「特定記号なし」の例では特定記号が入力されずに第1文字「j」が入力されているため、第1文字の入力、第2操作部11Bの操作、第2文字の入力がされても、第1文字「y」と第2文字「j」の間に所定の記号「.(ドット)」が入力されない。また、図7の三列目の「特定記号あり」の例では「http://」を特定記号列として、第1文字の入力、第2操作部11Bの操作、第2文字の入力がされると、第1文字「y」と第2文字「j」の間に所定の記号「−(ハイフン)」が入力される。一方、四列目の「特定記号なし」の例では特定記号列が入力されずに第1文字「y」が入力されているため、第1文字の入力、第2操作部11Bの操作、第2文字の入力がされても、第1文字「y」と第2文字「j」の間に所定の記号「−(ハイフン)」が入力されない。これにより、意図するケースにおいて容易に文字種を切り替えて所望の文字入力を行うことが可能となる。
また、本発明に係る他の実施形態として、第1操作部11Aの操作により第1文字が第1形態として入力された場合に、第1形態にて第1文字と第2文字の間に所定の記号を入力してもよい。一方、第1操作部11Aの操作により第1文字が第2形態として入力された場合に、第1文字と第2文字の間に第2形態にて所定の記号を入力してもよい。ここで、第1形態は全角、第2形態は半角を例にあげているが、これに限られない。
具体的には、図8の一列目の例で示すように、第1文字である「数字」が全角で入力され、第2操作部11Bの操作がされ、第2文字である「数字」が入力された場合に、第1文字と第2文字の間に所定の記号「−(ハイフン)」を全角で入力する。一方、図8の二列目の例で示すように、第1文字である「数字」が半角で入力され、第2操作部11Bの操作がされ、第2文字である「数字」が入力された場合に、第1文字と第2文字の間に所定の記号「−(ハイフン)」を半角で入力する。これにより、容易に文字種を切り替えて違和感なく所望の文字入力を行うことが可能となる。
これまで、一実施形態としての携帯電話機等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、上述の実施形態において、携帯電話機を例に用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)やPDA(Personal Digital Assistant)の他、パーソナルコンピュータやゲーム機等、様々な携帯電子機器に適用可能である。
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
4 連結部
11 操作部
11A 第1の操作部
11B 第2の操作部
12 マイク
13 表示部
14 スピーカ
21 制御部
22 記憶部
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
4 連結部
11 操作部
11A 第1の操作部
11B 第2の操作部
12 マイク
13 表示部
14 スピーカ
21 制御部
22 記憶部
Claims (7)
- 数字及び英字を含む文字及び記号の少なくとも一方が割り当てられる第1の操作部と、
前記文字及び記号が割り当てられず、前記文字又は記号のうちいずれを入力するか選択する選択キーを含む第2の操作部と、
前記選択キーにより前記数字又は前記英字が選択された場合に、前記第1の操作部の操作により当該数字又は当該英字として第1文字が入力され、その後に前記第2の操作部の操作がされ、更に前記第1の操作部により第1文字として入力された前記数字又は前記英字として第2文字が入力されると、前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力する制御部と、
を備えることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記制御部により入力される前記所定の記号として複数の記号から選択可能であり、
前記第1文字と前記第2文字の間に入力される前記所定の記号を前記複数の記号から選択可能とすることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。 - 前記記号の特定記号又は特定記号列を記憶する記憶部を更に備え、
前記制御部は、前記第1の操作部の操作により前記特定記号又は前記特定記号列が入力されて前記第1文字が入力された場合に、前記所定の記号を入力し、前記特定記号又は前記特定記号列が入力されずに前記第1文字が入力された場合に、前記所定の記号を入力しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記第1文字が第1形態で入力された場合に、当該第1形態にて前記所定の記号を入力し、前記第1文字が第2形態で入力された場合に、当該第2形態にて前記所定の記号を入力することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記選択キーにより前記数字が選択された場合に、前記所定の記号はハイフンであることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記選択キーにより前記英字が選択された場合に、前記所定の記号はドットであることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 数字及び英字を含む文字及び記号の中から前記数字又は前記英字を選択するステップと、
前記数字又は前記英字として第1文字が入力され、その後に所定の操作がされ、更に前記第1文字として入力された前記数字又は前記英字として第2文字が入力されると、前記第1文字と前記第2文字の間に所定の記号を入力するステップと、
を有する文字入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010005609A JP2011146891A (ja) | 2010-01-14 | 2010-01-14 | 携帯電子機器、及びその文字入力方法 |
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Cited By (2)
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WO2013099362A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | Ikeda Hiroyuki | 携帯端末 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013099362A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | Ikeda Hiroyuki | 携帯端末 |
US10423328B2 (en) | 2011-12-28 | 2019-09-24 | Hiroyuki Ikeda | Portable terminal for controlling two cursors within a virtual keyboard according to setting of movement by a single key at a time or a plurality of keys at a time |
US10379626B2 (en) | 2012-06-14 | 2019-08-13 | Hiroyuki Ikeda | Portable computing device |
US10664063B2 (en) | 2012-06-14 | 2020-05-26 | Hiroyuki Ikeda | Portable computing device |
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