JP5587064B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5587064B2 JP5587064B2 JP2010152007A JP2010152007A JP5587064B2 JP 5587064 B2 JP5587064 B2 JP 5587064B2 JP 2010152007 A JP2010152007 A JP 2010152007A JP 2010152007 A JP2010152007 A JP 2010152007A JP 5587064 B2 JP5587064 B2 JP 5587064B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- signal
- slave cpu
- cpu
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
図1(a)は、実施例1の画像形成装置1000の概観を示す図である。画像形成装置1000は、自動原稿搬送装置100、画像読取部200、画像形成部300及び操作部10を備える。画像読取部200は、画像形成部300の上に載置される。画像読取部200上には、自動原稿搬送装置(DF)100が載置される。本画像形成装置1000は、複数の制御部(CPU)を用いて分散制御を実現する。各CPUの構成については、図2を用いて後述する。自動原稿搬送装置100は、原稿を自動的に原稿台ガラス上に搬送する。画像読取部200は、自動原稿搬送装置100から搬送された原稿を読み取って画像データを出力する。画像形成部300は、画像読取部200から出力された画像データやネットワークを介して接続された外部装置から入力された画像データに従って記録材に画像を形成する。操作部10は、ユーザが各種操作を行うためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を有する。さらに、操作部10は、タッチパネル等の表示部を有し、ユーザに対して情報を提示することもできる。
図1(b)は、本実施例の画像形成部300の構成例を示す断面図である。なお、本実施例の画像形成部300は電子写真方式を採用している。ここで図1(b)の参照番号の末尾に示すアルファベットY、M、C、Kは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応した各エンジンを示す。以下では、全てのトナーに対応するエンジンを示す場合は末尾のアルファベットY、M、C、Kを省略して参照番号を記載し、個別に示す場合は参照番号の末尾にアルファベットY、M、C、Kを付記して記載する。
画像形成部300は、図1(b)に示す各制御負荷を、後述する搬送モジュールA280、搬送モジュールB281、作像モジュール282、定着モジュール283という4つの制御ブロックに分けて各々が自律的に制御されている。さらに、これらの4つの制御ブロックを統括して画像形成装置として機能させるためのマスタモジュール284を有する。以下では、各モジュールの制御構成について図2を用いて説明する。図2は、本実施例のマスタCPU、サブマスタCPU及びスレーブCPUの関連を模式的に示す図である。本実施例において、マスタモジュール284が備えるマスタCPU(マスタ制御部)1001は、画像形成装置1000の全体を制御する。また、画像形成を実行するための搬送モジュールA280、搬送モジュールB281、作像モジュール282及び定着モジュール283は、各機能を制御するサブマスタCPU(サブマスタ制御部)601、701、801、901を備える。さらに、各機能モジュールは、さらに、各機能を実行するための制御負荷を動作させるためのスレーブCPU(スレーブ制御部)602、603、604、605、702、703、704、705、706、802、803、902、903を備える。
図3を参照して、本実施例の具体的なマスタCPU、サブマスタCPU、スレーブCPUの基板構成上の配置について説明する。図3は、本実施例の画像形成装置1000の制御基板の一例を示す図である。本実施例では、図3に示すように、様々な制御基板の構成を採用することができる。例えば、サブマスタCPU601とスレーブCPU602、603、604、605とは、同一の基板上に実装されている。また、サブマスタCPU701及びスレーブCPU702、703、704、又は、サブマスタCPU801及びスレーブCPU802、803のように、サブマスタCPUと個々のスレーブCPUが独立の基板として実装されてもよい。また、スレーブCPU705、706のように一部のスレーブCPUが同一の基板上に実装されてもよい。また、サブマスタCPU901及びスレーブCPU902のように、サブマスタCPUとスレーブCPUの一部だけが同一基板上に配置されてもよい。
図4(a)は、本実施例の定着モジュール283の構成例を示す図である。定着モジュール283は、作像モジュール282によりトナー像が転写された記録材を定着装置234に給送し、未定着画像であるトナー像を記録材に熱定着させるまでの定着制御を司っている。定着モジュール283は、定着制御を統括的に制御するサブマスタCPU801と、各制御負荷を駆動するスレーブCPU802(第1制御手段)、スレーブCPU803(第2制御手段)とを含む。また、各スレーブCPUには、直接制御される複数の負荷である制御負荷群が接続されている。スレーブCPU802は、定着搬送ベルト230を回転させるための第一駆動源であるベルトモータ804、定着ローラ233を回転させるための第二駆動源であるローラモータ805を制御負荷とする。スレーブCPU802は、ベルトモータ804により定着搬送ベルト230を駆動させ、ローラモータ805により定着ローラ233を駆動させて、二次転写装置231から定着後の搬送パスに記録材を引き渡すまでの制御を行う。スレーブCPU803は、定着装置234における加熱ヒータ806、温度検知のためのサーミスタ807及び定着前帯電器251、252を制御負荷とする。スレーブCPU803は、これらの制御負荷を制御して、定着前帯電器251、252で定着ローラ233を帯電させ、サーミスタ807の検知結果をフィードバッグさせながら、最適なヒータ加熱を行い定着装置234の定着温度制御を行う。なお、本実施例では、サブマスタCPU801とスレーブCPU802、803は、各々独立の高速シリアル通信バス808、809により1対1で対向接続されている。
図4(b)は、本実施例の定着モジュール283のさらに詳細な構成例を示す図である。スレーブCPU802とスレーブCPU803はそれぞれ、監視部812と監視部813を有する。スレーブCPU802から監視部812へ例えばパルス信号等の監視信号を常に入力する。例えば、何らかの理由でスレーブCPU802が暴走して監視信号であるパルス信号が停止した場合、監視部812はパルス信号の停止を検出してスレーブCPU802に対してリセット信号を出力する。スレーブCPU802は、リセット入力ポートでリセット信号を受けると初期状態になる。監視部812から出力されるリセット信号はスレーブCPU803の割込み入力ポートにも割込み信号として入力され、スレーブCPU803はスレーブCPU802がリセットされたことを検出することができる。スレーブCPU803と監視部813も同様の構成である。
図5は定着装置234のさらに詳細な構成を示す図である。定着装置234は加熱定着ローラ233aと加圧ローラ233bを有し、記録媒体852を挟んでトナー画像が熱定着される。加熱定着ローラ233aは加熱ヒータ806を有し、加熱される。また、サーミスタ807を有し、過昇温を防止する。加熱ヒータ806はリレースイッチ851を有し、リレースイッチ851を経由してヒータ電源821から電源供給される。ヒータ電源821はスレーブCPU802から制御される。加熱ヒータ806の中のリレースイッチ851はスレーブCPU803のヒータ制御信号により制御して、加熱ヒータ806のオン/オフを制御する。
図4(b)を使ってさらに第2負荷である定着搬送ベルト230を駆動するベルトモータ804、定着ローラ233を駆動するローラモータ805、ファン822の制御を説明する。スレーブCPU802とスレーブCPU803はベルトモータ制御信号1,2、ローラモータ制御信号1,2、ファン制御信号1,2をそれぞれ出力する。ベルトモータ制御信号1,2は論理和ゲート831により論理和をとり、ベルトモータ804に入力される。ローラモータ制御信号1,2は論理和ゲート832により論理和をとり、ローラモータ805に入力される。ファン制御信号1,2は論理和ゲート835により論理和をとり、ファン822に入力される。ここでモータへの入力はモータドライバーICでも良く、またそれに代わるものでも良い。ここで論理和ゲートは入力される二つの制御信号のどちらかがハイレベル(オン信号)であれば出力もハイレベルになり、二つの入力が両方ともにローレベル(オフ信号)であれば出力がローレベルになる論理ゲートであり、それに代わる他の手段でも良い。
図7のフローチャートを用いて、さらに詳細な制御動作を説明する。ここでは、スレーブCPU802がリセットされた場合のスレーブCPU803の制御動作を例として説明する。ステップ(以下、単にSと記す)1401でスレーブCPU803は、割込み入力ポートに入力される割込み信号を検知したかを判断し、割込み信号を検知したと判断すると、S1402でその割込みの要因を識別する。S1402でスレーブCPU803は、S1401で検知した割込み要因がスレーブCPU802の監視部812からのリセット信号でないと判断した場合は、S1403で、他の割込み要因を識別する制御動作を行い、制御を終了する。S1402でスレーブCPU803は、S1401で検知した割込み要因がスレーブCPU802の監視部812からのリセット信号であると識別すると、S1404で、マスク信号2とヒータ制御信号をローレベルにする。そしてスレーブCPU803は、第2負荷であるファン822の制御、ベルトモータ804の駆動制御、ローラモータ805の駆動制御を継続して行う。
第1負荷の制御を説明する。ここで第1負荷は第一定着ヒータ826、第二定着ヒータ828である。スレーブCPU802はマスク1信号を出力し、スレーブCPU803が出力する第二ヒータ制御信号と論理積ゲート838により論理積をとる。スレーブCPU802が通常動作をしているときマスク1信号はハイレベルなので、第二ヒータ制御信号がハイレベルであるときに論理積ゲート838の出力はハイレベルとなり、第二定着ヒータ828に入力されて、通常の加熱ヒータ制御を行う。スレーブCPU802がリセットされるとマスク1信号はローレベルとなり、論理積ゲート838の出力もローレベルとなり、第二定着ヒータ828はオフとなる。スレーブCPU803はマスク2信号を出力し、スレーブCPU802が出力する第一ヒータ制御信号と論理積ゲート837により論理積をとる。スレーブCPU803が通常動作をしているときマスク2信号はハイレベルなので、第一ヒータ制御信号がハイレベルであるときに論理積ゲート837の出力はハイレベルとなり、第一定着ヒータ826に入力されて、通常の加熱ヒータ制御を行う。スレーブCPU803がリセットされるとマスク2信号はローレベルとなり、論理積ゲート837の出力もローレベルとなり、第一定着ヒータ826はオフとなる。このようにして、スレーブCPU802又はスレーブCPU803がリセットされたときに、第1負荷である、第一定着ヒータ826、第二定着ヒータ828の制御を無効にすることができる。
図8を使ってさらに第2負荷の制御を説明する。ここで第2負荷は第一ファン825、第二ファン830である。スレーブCPU802は第一ファン制御信号1、第二ファン制御信号1を出力する。スレーブCPU803は第一ファン制御信号2、第二ファン制御信号2を出力する。第一ファン制御信号1、第一ファン制御信号2は論理和ゲート836により論理和をとり、第一ファン825に入力される。第二ファン制御信号1、第二ファン制御信号2は論理和ゲート839により論理和をとり、第二ファン830に入力される。このような構成により、いずれかのスレーブCPUがリセットされても第一ファン825、第二ファン830の制御は継続することができる。これにより、第一サーミスタ827と第二サーミスタ829の出力信号をモニタしながら、第一定着装置823と第二定着装置824の温度がある一定以上高ければ、第一ファン825、第二ファン830を継続してオンしておくことができる。また、第一定着ヒータ826や第二定着ヒータ828がそれぞれ複数の加熱ヒータを有し、第一サーミスタ827や第二サーミスタ829がそれぞれ複数のサーミスタを有する場合であっても、本実施例を適用することができる。これにより、第1負荷の制御を無効にすることができ、第2負荷の制御を継続することができる。
803 スレーブCPU
804 ベルトモータ
805 ローラモータ
806 加熱ヒータ
821 ヒータ電源
822 ファン
Claims (2)
- 第1負荷に第1信号を出力し、第2負荷に第2信号を出力する第1制御手段と、
前記第1負荷に第1制御信号を出力し、前記第2負荷に第2制御信号を出力する第2制御手段と、
前記第1制御手段を監視し、前記第1制御手段の異常を検出した場合、前記第1制御手段にリセット信号を出力するとともに、前記第2制御手段に割り込み信号を出力する監視手段と、
前記第1制御手段から出力された前記第1信号と前記第2制御手段から出力された第1制御信号との論理積を行う論理積手段と、
前記第1制御手段から出力された前記第2信号と前記第2制御手段から出力された第2制御信号との論理和を行う論理和手段と、
前記論理積手段の出力に基づき制御される前記第1負荷と、
前記論理和手段の出力に基づき制御される前記第2負荷と、
を有し、
前記第1制御信号は、前記第1負荷の動作を停止させるために前記監視手段から前記第1制御手段に前記リセット信号を出力したことを示す前記割り込み信号に応じており、前記第2制御信号は、前記第2負荷の動作を継続させるために前記監視手段から前記第1制御手段に前記リセット信号を出力したことを示す前記割り込み信号に応じていないことを特徴とする画像形成装置。 - さらに、記録媒体に画像を形成する形成手段と、
前記画像が形成された記録媒体を定着する定着手段と、を有し、
前記第1負荷は前記定着手段に含まれている定着ヒータであり、前記第2負荷はファンであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010152007A JP5587064B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010152007A JP5587064B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012014056A JP2012014056A (ja) | 2012-01-19 |
JP2012014056A5 JP2012014056A5 (ja) | 2013-08-22 |
JP5587064B2 true JP5587064B2 (ja) | 2014-09-10 |
Family
ID=45600520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010152007A Expired - Fee Related JP5587064B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5587064B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014112558A1 (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-24 | 日産化学工業株式会社 | ディスプレイ基板用樹脂薄膜の製造方法及びディスプレイ基板用樹脂薄膜形成用組成物 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06237353A (ja) * | 1993-02-10 | 1994-08-23 | Canon Inc | ファクシミリ装置 |
JP2005201970A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4140536B2 (ja) * | 2004-03-01 | 2008-08-27 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2006256275A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Canon Inc | 装置および画像形成装置 |
-
2010
- 2010-07-02 JP JP2010152007A patent/JP5587064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012014056A (ja) | 2012-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5460084B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US6985677B2 (en) | Image formation apparatus | |
KR100670877B1 (ko) | 화상 형성 장치 및 그 제어 방법 | |
JP5460455B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5089146B2 (ja) | 画像加熱装置及び画像形成装置 | |
CN109455544B (zh) | 成像设备 | |
JP5480598B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5300518B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US8725018B2 (en) | Image forming apparatus | |
US8605306B2 (en) | Image forming apparatus | |
EP2690503B1 (en) | Image forming apparatus and communication method | |
JP5676950B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5587064B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6039230B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006313341A (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
JP5388836B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP5414923B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5513186B2 (ja) | 機器制御システム | |
JP6365460B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008087228A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010256634A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP2020172048A (ja) | 画像形成装置、その制御方法、プログラム、及びシステム | |
JP2006088639A (ja) | 画像形成システム、画像形成装置および画像形成システムの通信方法 | |
JP2009163020A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120208 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140624 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140723 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |