JP2006088639A - 画像形成システム、画像形成装置および画像形成システムの通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不要な通信負荷を減少させ装置全体の通信負荷を最適化し、不要な通信負荷による電力消費を減少させることのできる画像形成システム,画像形成装置を提供する。
【解決手段】 制御手段によって制御される画像形成装置と、前記制御手段とは別の制御手段により制御されるオプション装置とを備えた画像形成システムにおいて、前記画像形成装置の制御手段と前記オプション装置の制御手段との間で所定の通信間隔で通信を行う際に、前記画像形成装置の状態に応じて(S606)前記所定の通信間隔を変更する(S607,S608)。
【選択図】 図6

Description

本発明は複写機、プリンタ等の画像形成装置における通信手法に関し、特に通信負荷の最適化に関するものである。
例えば高機能の画像形成システムのように、画像形成装置本体、転写紙給紙装置、原稿給紙装置、原稿読み取り装置、後処理装置等の複数の装置により構成されるシステムでは、メイン制御装置が他の複数のオプション装置と通信を行いながら画像形成処理を行っている。
そのような場合の通信手法の一つとして、メイン制御装置がオプション装置に所定間隔でアクセスするポーリング通信を行うことにより、オプション装置から所定の情報を取得するようにした技術がある(特許文献1、特許文献2)。
ここでポーリングの間隔は、やり取りする情報のうち最も更新頻度が高い情報に合わせて設計を行っている。例えばメイン制御装置を画像形成装置本体とし、オプション装置として転写紙給紙装置を考えた場合には、やり取りする情報として給紙装置内の紙あり,なし情報、紙サイズ情報、給紙装置から画像形成装置本体へ転写紙を搬送する際のセンサ情報などがある。このうち、転写紙搬送時に転写紙の位置検出を行うセンサに関しては非常に高精度の位置検出が必要とされるため、通信間隔として数ms間隔が必要とされる。その結果、画像形成装置本体と転写紙給紙装置との間では常に数ms間隔でポーリング通信を行っている。
特開2002−171371号公報 特開2003−122198号公報
しかしながら、通信を行う装置によっては常に短い通信間隔で通信を行う必要のないものもある。例えば画像形成装置本体と転写紙給紙装置との間の通信においては、画像形成中には転写紙の位置検出を行う必要があるため、短い間隔でポーリング通信を行う必要があるが、画像形成を行っていない場合には、それほど短い間隔でのポーリング通信は必要ではない。この場合には、給紙装置内の紙あり,なし情報や紙サイズ情報が変化したことが検知できれば良く、せいぜい数100ms間隔のポーリング通信を行うことができれば十分である。
一方で通信の頻度が高くなると通信負荷が増加することになる。特に画像形成装置本体を考えた場合、画像形成を行っていない場合にはオプション装置との通信の必要性が低下する一方で、PC等のコントローラ装置との間での情報の授受および画像データの受信のための通信の必要性が増加する。そのため、不要な通信負荷をできるだけ減らすことが望ましい。
また同様に通信の頻度が高くなると電力消費も増加することになる。特に小型の画像形成装置システム等において、通信装置の構成がバッテリを使用する構成であれば、通信のたびに制御部に通電させる必要がある。そのため、この場合にも不要な通信負荷はできるだけ減らすことが望ましい。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、不要な通信負荷を減少させ、装置全体の通信負荷を最適化し、不要な通信負荷による電力消費を減少させることのできる画像形成システム,画像形成装置、画像形成方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成システムを次の(1)のとおりに構成する。
(1)制御手段によって制御される画像形成装置と、前記制御手段とは別の制御手段により制御されるオプション装置とを備えた画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置の制御手段と前記オプション装置の制御手段との間で所定の通信間隔で通信を行う際に、前記画像形成装置の状態に応じて前記所定の通信間隔を変更することを特徴とする画像形成システム。
本発明によれば、画像形成装置の制御手段とオプション装置の制御手段との間で所定間隔で通信を行うような画像形成システムにおいて、装置の状態に応じてポーリング通信の間隔を変更することで、不要な通信負荷を減少させ、装置全体の通信負荷を最適化することができる。または、不要な通信負荷を減少させることにより電力消費を減少させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を画像形成システムの実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、システムの形に限らず、実施例の説明に裏付けられて画像形成装置、画像形成方法の形で実施することもできる。
図5は実施例1である“画像形成システム”の構成を示すブロック図であり、図1は同システムで用いる画像形成装置(フルカラープリンタ)の構成を示す断面図である。
本画像形成装置は、イエロー色の画像を形成する画像形成部1Yと、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する画像形成部1Cと、ブラック色の画像を形成する画像形成部1Bkの4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えており、これら4つの画像形成部1Y,1M,1C,1Bkは一定の間隔において一列に配置される。
各画像形成部1Y,1M,1C,1Bkには、それぞれ像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)2a,2b,2c,2dが設置されている。各感光ドラム2a,2b,2c,2dの周囲には、一次帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写手段としての転写ローラ5a,5b,5c,5d、ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dがそれぞれ配置されており、一次帯電器3a,3b,3c,3dと現像装置4a,4b,4c,4dとの間の下方には、レーザ露光装置7が設置されている。
各現像装置4a,4b,4c,4dには、それぞれイエロートナー、シアントナー、マゼンタトナー、ブラックトナーが収納されている。
各感光ドラム2a,2b,2c,2dは、負帯電のOPC感光体でアルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有しており、駆動装置(不図示)によって矢印方向(図1における時計回り方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。
一次帯電手段としての一次帯電器3a,3b,3c,3dは、帯電バイアス電源(不図示)から印加される帯電バイアスによって各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。
現像装置4a,4b,4c,4dは、トナーを内蔵し、それぞれ各感光ドラム2a,2b,2c,2d上に形成される各静電潜像に各色のトナーを付着させてトナー像として現像(可視像化)する。
一次転写手段としての転写ローラ5a,5b,5c,5dは、各一次転写部32a〜32dにて中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2a,2b,2c,2dに当接可能に配置されている。
ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dは、感光ドラム2上で一次転写時の残留した転写残トナーを、該感光ドラム2から除去するためのクリーニングブレード等を有している。
中間転写ベルト8は、各感光ドラム2a,2b,2c,2dの上面側に配置されて、二次転写対向ローラ10とテンションローラ11間に張架されていて、該二次転写対向ローラ10は、二次転写部34において、中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ12と当接可能に配置されている。この中間転写ベルト8は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等のような誘電体樹脂によって構成されている。
また、この中間転写ベルト8は、感光ドラム2a,2b,2c,2dとの対向面側に形成された一次転写面(8b)を、二次転写ローラ12側を下方にして傾斜配置してある。
すなわち、中間転写ベルト8は、感光ドラム2a,2b,2c,2dの上面に移動可能に対向配置されて該感光ドラム2との対向面側に形成された一次転写面、すなわち下部平面8bを、二次転写部34側が下方となるように傾斜配置されている。具体的には、この傾斜角度は約15°に設定されている。また、中間転写ベルト8は、二次転写部34側に配置されて該中間転写ベルト8に駆動力を付与する二次転写対向ローラ10と、一次転写部32a〜32dを挟んで対向側に配置され中間転写ベルト8に張力を付与するテンションローラ11との二本で張架されている。
二次転写対向ローラ10は、二次転写部34にて中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ12と当接可能に配置されている。また、無端状の中間転写ベルト8の外側で、テンションローラ11の近傍には、該中間転写ベルト8の表面に残った転写残トナーを除去して回収するベルトクリーニング装置(不図示)が設置されている。また、二次転写部34よりも転写材Pの搬送方向の下流側には、定着ローラ16aと加圧ローラ16bを有する定着装置16が縦パス構成で設置されている。
露光装置7は、与えられる画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応した発光を行うレーザ発光手段、ポリゴンレンズ、反射ミラー等で構成され、各感光ドラム2a、2b、2c、2dに露光をすることによって、各一次帯電器3a,3b,3c,3dで帯電された各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面に画像情報に応じた各色の静電潜像を形成する。前記レーザ発光手段は、レーザの出力電流を切り替えることにより、レーザパワーを15段階に変更可能である。
次に、前記した画像形成装置による画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、所定のプロセススピードで回転駆動される各画像形成部1Y,1M,1C,1Bkの各感光ドラム2a,2b,2c,2dは、それぞれ一次帯電器3a,3b,3c,3dによって一様に負極性に帯電される。そして、露光装置7は、外部から入力されるカラー色分解された画像信号をレーザ発光素子から照射し、ポリゴンレンズ、反射ミラー等を経由し各感光ドラム2a,2b,2c,2d上に各色の静電潜像を形成する。
そして、まず感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより、イエローのトナーを付着させてトナー像として可視像化する。このイエローのトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部32aにて、一次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ローラ5aにより、駆動されている中間転写ベルト8上に一次転写される。
イエローのトナー像が転写された中間転写ベルト8は、画像形成部1M側に移動される。そして、画像形成部1Mにおいても、前述と同様にして、感光ドラム2bに形成されたマゼンタのトナー像が、中間転写ベルト8上のイエローのトナー像上に重ね合わせて、一次転写部32bにて転写される。
この時、各感光ドラム2上に残留した転写残トナーは、ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dに設けられたクリーナブレード等により掻き落とされ、回収される。
以下、同様にして、中間転写ベルト8上に重畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像上に画像形成部1C,1Bkの感光ドラム2c,2dで形成されたシアン、ブラックのトナー像を各一次転写部32c、32dにて順次重ね合わせて、フルカラーのトナー像を中間転写ベルト8上に形成する。
そして、中間転写ベルト8上のフルカラーのトナー像先端が、二次転写対向ローラ10と二次転写ローラ12間の二次転写部34に移動されるタイミングに合わせて、給紙カセット17又は手差しトレイ20から選択されて搬送パス18を通して給紙される転写材(用紙)Pが、レジストローラ19により二次転写部34に搬送される。二次転写部34に搬送された転写材Pに、二次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された二次転写ローラ12により、フルカラーのトナー像が一括して二次転写される。
フルカラーのトナー像が形成された転写材Pは、定着装置16に搬送されて、定着ローラ16aと加圧ローラ16bとの間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像が加熱、加圧されて転写材Pの表面に熱定着された後に、排紙ローラ21によって本体上面の排紙トレイ22上に排出されて、一連の画像形成動作を終了する。なお、中間転写ベルト8上に残った二次転写残トナー等は、ベルトクリーニング装置によって除去されて回収される。
以上が片面画像形成時の画像形成動作である。
続いて本画像形成装置での両面画像形成動作について説明する。
定着装置16に搬送されるところまでは片面画像形成動作と同様であり、定着ローラ16aと加圧ローラ16bとの間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像が加熱、加圧されて転写材Pの表面に熱定着された後に、排紙ローラ21によって本体上面の排紙トレイ22上に転写材Pの大部分を排出された状態で、排紙ローラ21の回転を停止する。その際、転写材Pの後端位置が反転可能位置42に到達しているように、停止している。
つづいて、排紙ローラ21の回転を停止させたことで搬送が停止された転写材Pを両面ローラ40、41を備えた両面パスへと送り込むべく、排紙ローラ21を通常回転とは逆回転させる。排紙ローラ21を逆回転させることにより、反転位置42に位置していた転写材Pの後端側を先端側とし、両面ローラ40に到達させる。
その後両面ローラ40により転写材Pを両面ローラ41へと搬送し、両面ローラ40、41によりレジストローラ19に向かって転写材Pを順次搬送していき、その間画像形成開始信号を発生させ、前述の片面画像形成時と同様、中間転写ベルト8上のフルカラーのトナー像先端が、二次転写対向ローラ10と二次転写ローラ12間の二次転写部34に移動されるタイミングに合わせてレジストローラ19により二次転写部34へと転写材Pを移動させる。
二次転写部34にてトナー像先端と転写材Pの先端を一致させ、トナー像を転写させた以降は、片面画像形成動作と同様に、定着装置16にて転写材P上の画像を定着させ、再度排紙ローラ21によって搬送され、最終的に排紙トレイ22上に排出されて、一連の画像形成動作を終了する。
図2は、画像形成装置内の制御ブロック図である。171は画像形成装置の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM174と処理を行うためのワークRAM175、入出力ポート173がアドレスバス、データバスにより接続されている。入出力ポート173には、画像形成装置を制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力(不図示)が接続されている。
CPU171はROM174の内容にしたがって入出力ポート173を介して順次入出力の制御を行い画像形成動作を実行する。又、CPU171には操作部172が接続されており、操作部172の表示手段、キー入力手段を制御する。操作者はキー入力手段をとおして、画像形成動作モードや、表示の切り替えをCPU171に指示し、CPU171は画像形成装置100の状態や、キー入力による動作モード設定の表示を行う。CPU171には、PCなど外部機器からの画像データ・処理データなどを送受信する外部I/F処理部400、画像を伸張処理や一時的に蓄積処理などをする画像メモリ部300、画像メモリ部300から転送されたライン画像データを露光装置7に露光させるべく処理が行われる画像形成部200(図1の画像形成部1に相当)が接続されている。
次に、図3に従って画像メモリ部300の詳細を述べる。画像メモリ部300では、DRAM等のメモリで構成されるページメモリ301に、メモリコントローラ部302を介して外部I/F処理部400から受け取った画像データを書き込み、画像形成部200への画像読み出しなど画像の入出力のアクセスを行う。
メモリコントローラ部302は、外部I/F処理部400から受け取った外部機器からの画像データが圧縮データであるか否かの判断を行い、圧縮データであると判断された場合、圧縮データ伸張処理部303を用いて伸張処理を行った後、メモリコントローラ部302を介してページメモリ301へ書き込み処理がなされる。
メモリコントローラ部302は、ページメモリ301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行い、又、画像I/F処理部400からの書き込み、画像形成部200への読み出しに対するページメモリ301へのアクセスの調停を行う。更に、CPU171の指示に従い、ページメモリ301への書き込みアドレス、ページメモリ301からの読み出しアドレス、読み出し方向などの制御をする。
図4に従って、外部I/F処理部400の詳細を述べる。
外部I/F処理部400では、外部装置500から送信される画像データおよびプリントコマンドデータをUSB I/F部401、セントロI/F部402、ネットワークI/F部403のいずれかを介して受信したり、またCPU171で判断された画像形成装置の状態情報などを外部装置500に対し送信する。ここで外部装置500は、コンピュータやワークステーションなどである。
外部装置500からUSB I/F部401、セントロI/F部402、ネットワークI/F部403のいずれかを介して受信したプリントコマンドデータはCPU171にて処理され、プリント動作を画像形成部200や図2のI/O173などを用いてプリント動作を実行する設定やタイミングを生成する。
外部装置500からUSB I/F部401、セントロI/F部402、ネットワークI/F部403のいずれかを介して受信した画像データは、プリントコマンドデータに基づくタイミングに応じて画像メモリ部300に送信され、画像形成部200にて画像形成されるべく、処理される。
図5により本実施例の画像形成システムの構成を説明する。外部PC/WS500は図4で説明したものと同一の装置であり、画像形成装置501に対して画像データおよびプリントコマンドデータを送信する。画像形成装置501は、図1で説明したフルカラープリンタである。
転写紙給紙装置502は図1の給紙カセット17、手差しトレイ20と同様に画像形成装置に対して転写紙を給紙する装置である。ただし、給紙カセット17、手差しトレイ20で使用しているモータやセンサは、図2のCPU171によって制御されるのに対し、転写紙給紙装置502では装置内のCPU521により、モータ522、センサ523が制御される構成になっている。
CPU171とCPU521はポーリング通信により通信を行っており、CPU171はCPU521を介して転写紙給紙装置502の制御、または情報の取得を行っている。例えば、画像形成装置501に転写紙給紙装置502から転写紙を給紙する場合には、CPU171がCPU521に対してモータONの命令を発行することにより、CPU521の制御によってモータ522の制御が行われる。また、給紙した紙が正常に搬送されているか否かは、CPU171がCPU521に対してセンサ情報要求を発行することにより、CPU521が取得したセンサ523の情報がCPU171に通知される。
原稿給紙/読み取り装置503は、原稿の画像データを読み取り、読み取った画像データを画像形成装置501に送信する装置である。後処理装置504は、画像形成装置501から排出された転写紙に対してステイプル、パンチ等の後処理を行う装置である。
図6に本画像形成システムにおける画像形成装置501と転写紙給紙装置502との間のポーリング通信処理についてのフローチャートを示す。この処理は、CPU171、CPU521により行われる。
転写紙給紙装置502は画像形成装置501から電源供給を受けており、画像形成装置501に電源が投入されると転写紙給紙装置502も起動する構成になっている(S601)。
画像形成装置501、転写紙給紙装置502に電源が投入されると、まず初期化のための通信が開始される。ここでは、お互いの通信が正しく行われているかの確認が行われる(S602)。
初期化通信が終了すると、画像形成装置501と転写紙給紙装置502の間でポーリングによる通信が開始される。
図7は本実施例において送受信されるデータの一例を示すフロー図である。送受信されるデータは1回につき1バイト(8ビット)の情報である。最上位1ビットは通信が正しく行われているか判定するためのパリティビットになっている。次の3ビットが通信の内容を示すためのIDが入っている。モータのON/OFFを要求する場合には001、センサの情報を要求する場合には011を設定する。下位4ビットがデータ部分であり、701ではモータのONを要求する意味で0001が設定されている。同様に702では転写紙給紙装置502側がモータをONしたという意味で0001を設定している。また、703は情報を要求するセンサのIDとして0001が設定されており、704ではセンサのON・OFF情報としてセンサがOFFになっているという意味で0000を設定している。
本実施例においては、画像形成装置501が転写紙給紙装置502に送信する通信の内容としてはモータ制御のためのデータ授受と、センサのデータ授受とを交互に行っている。
画像形成装置501はデータの送信を行った(S603)後、転写紙給紙装置502からのデータを受信するための割り込みを許可し(S604)、データを受信する(S605)。
このようにして1組のデータの送受信を行った後、次のデータを送受信するまでの間隔(ポーリング間隔)を決める。
画像形成装置501は自身が画像データを受信して画像形成を行っている状態であれば、モータとセンサ制御を短間隔で行う必要があると判断してポーリング間隔を2msとして設定する(S607)。また、画像形成中でない場合には、短間隔で通信を行う必要はないと判断してポーリング間隔を100msとして設定する(S608)。
以上のような判断による通信を画像形成装置501の電源供給が停止されるまで繰り返す(S609)。
以上説明したように、本実施例によれば、画像形成中であるか否かすなわち装置の状態に応じてポーリング通信の間隔を変更することで、不要な通信負荷を減少させ、装置全体の通信負荷を最適化し、不要な通信負荷による電力消費を減少させることのできる
実施例2である“画像形成システム”について説明する。本実施例のハードウエア構成は実施例1と同じなので、実施例1の説明を援用する。
実施例1においては、画像形成装置501内の通信手段のポーリング間隔を切り替えることにより、画像形成装置の状態に応じて通信間隔を切り替えられる構成としたが、本実施例では、図8に示すように、画像形成装置の状態に応じて複数の通信手段を切り替える(S806〜S808)構成とした。
すなわち、画像形成装置501は自身が画像データを受信して画像形成を行っている状態であれば、モータとセンサ制御を短間隔で行う必要があると判断して、それに適した通信間隔の通信手段1を使用するように通信手段を切り替え(S807)、また画像形成中でない場合には、短間隔で通信を行う必要はないと判断して、それに適した、前記通信手段1よりも通信間隔の長い通信手段2に切り替えるようにする(S808)ことによって実施例1と同様の効果を得ることができる。
実施例1で用いる画像形成装置の構成を示す側断面図 制御系の構成を示すブロック図 画像メモリ部の構成を示す図 外部I/F処理部の構成を示す図 実施例1である画像形成システムの構成を示す図 ポーリング通信処理のフローチャート 送受信されるデータの一例を示す図。 実施例2におけるポーリング通信処理のフローチャート
符号の説明
171 CPU
501 画像形成装置
502 転写紙給紙装置
521 CPU

Claims (9)

  1. 制御手段によって制御される画像形成装置と、前記制御手段とは別の制御手段により制御されるオプション装置とを備えた画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置の制御手段と前記オプション装置の制御手段との間で所定の通信間隔で通信を行う際に、前記画像形成装置の状態に応じて前記所定の通信間隔を変更することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置の状態は、画像形成装置が画像形成動作を行っているか否かであることを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置が画像形成動作を行っている場合には、画像形成動作を行っていない場合に比べて、前記オプション装置との間の通信間隔を短くすることを特徴とする画像形成システム。
  4. 制御手段によって制御される画像形成装置と、前記制御手段とは別の制御手段により制御されるオプション装置とを備えた画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置の制御手段と前記オプション装置の制御手段との間で所定の通信手段で通信を行う際に、前記画像形成装置の状態に応じて前記通信手段を変更することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置の状態は、画像形成装置が画像形成動作を行っているか否かであることを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項5に記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置が画像形成動作中の場合には、第1の通信間隔で通信を行う第1の通信手段を介して通信を行い、前記画像形成装置が画像形成動作中でなければ前記第1の通信間隔に比べて長い通信間隔である第2の通信間隔で通信を行う第2の通信手段を介して通信を行うことを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記オプション装置は、転写紙給紙装置、原稿給紙装置、原稿読み取り装置、後処理装置の少なくとも1つであることを特徴とする画像形成システム。
  8. オプション装置を装着可能な画像形成装置において、
    前記オプション装置との間で所定の通信間隔で通信を行う際に、前記画像形成装置の動作状態に応じて前記所定の通信間隔を変更することを特徴とする画像形成装置。
  9. 制御手段によって制御される画像形成装置と、前記制御手段とは別の制御手段により制御されるオプション装置とを備えた画像形成システムにおける通信方法であって、
    前記画像形成装置の制御手段と前記オプション装置の制御手段との間で所定の通信間隔で通信を行う際に、前記画像形成装置の動作状態に応じて前記所定の通信間隔を変更することを特徴とする画像形成システムの通信方法。
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JP2019139135A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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