JP5585690B2 - 索条ケース - Google Patents
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Description
前記サポートブラケット部の周縁部には、前記索条ケースを前記エンジンの前記シリンダヘッド及び前記シリンダブロックの側面に固定するボルトを挿通するための4つのボルト孔である第1ボルト孔及び第2ボルト孔及び第3ボルト孔及び第4ボルト孔が形成されており、
前記第1ボルト孔は、前記荷重方向において前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダヘッド側に形成され、前記シリンダヘッドと前記シリンダブロックとの境界面よりも前記シリンダヘッド側に位置し、
前記第2ボルト孔は、前記荷重方向において前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダブロック側に形成され、前記境界面よりも前記シリンダブロック側に位置し、
前記第3ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記エンジンマウント締結面の一方の側方に形成され、前記境界面よりも前記シリンダヘッド側で、且つ、前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダブロック側に位置し、
前記第4ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記エンジンマウント締結面の他方の側方に形成され、前記境界面よりも前記シリンダブロック側に位置している
ことを特徴とする。
前記エンジンマウント締結面には複数本のスタッドボルトが立設されており、
前記第1ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記スタッドボルトの間で、且つ、前記索条カバー部の縁のシール面上に位置しており、
前記第2ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て複数本の前記スタッドボルトの延長線で挟まれる領域内に位置している
ことを特徴とする。
前記第4ボルト孔は、前記索条カバー部の縁のシール面に形成されている
ことを特徴とする。
前記サポートブラケット部における前記第1ボルト孔と前記第2ボルト孔と前記第3ボルト孔と前記第4ボルト孔によって囲まれた範囲の裏面には、前記エンジンマウント締結面と直交する方向に延びたリブと平行な方向に延びたリブが形成されている
ことを特徴とする。
前記4つのボルト孔の径は、前記索条カバー部の縁のシール面に形成されている他のボルト孔の径よりも大きい
ことを特徴とする。
前記第1ボルト孔は、前記荷重方向において前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダヘッド側に形成され、前記シリンダヘッドと前記シリンダブロックとの境界面よりも前記シリンダヘッド側に位置し、前記第2ボルト孔は、前記荷重方向において前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダブロック側に形成され、前記境界面よりも前記シリンダブロック側に位置し、前記第3ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記エンジンマウント締結面の一方の側方に形成され、前記境界面よりも前記シリンダヘッド側で、且つ、前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダブロック側に位置し、前記第4ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記エンジンマウント締結面の他方の側方に形成され、前記境界面よりも前記シリンダブロック側に位置していることを特徴としているため、サポートブラケット部を索条カバー部及びエンジンに対して強固に固定することができる。
更に、それら2つの固定点がシリンダヘッド側とシリンダブロック側に分割されているため、シリンダヘッド32とシリンダブロック33の間に介設するシリンダヘッドガスケット35の面圧を低下させるおそれがない。
即ち、サポートブラケット部12の固定点がシリンダヘッド側のみの場合には、エンジン31(シリンダブロック33)の重量やエンジン31の振動によってシリンダヘッドガスケット35の面圧が低下するおそれがある。これに対して本実施の形態例のチェーンケース10では、第1ボルト孔41がシリンダブロック側に位置し第2ボルト孔42がシリンダブロック側に位置しているため、サポートブラケット部12がシリンダヘッド32だけでなくシリンダブロック33にも固定される。このため、サポートブラケット部12においてシリンダヘッド32だけでなくシリンダブロック33も確実に支持することができるため、エンジン31(シリンダブロック33)の重量やエンジンの振動によってシリンダヘッドガスケット35の面圧が低下することはない。
しかも、第1ボルト孔41の中心と第2ボルト孔42の中心とを結ぶ直線Cが、エンジンマウント締結面12bに対してほぼ直交(直交の場合も含む)しているため、エンジン31の荷重を確実に支持することができる。
しかも、比較的オイル漏れをし易い部分であるシリンダヘッド32の側面とシリンダブロック33の側面とチェーンケース10のシール面13の3面合わせ部において、チェーンケース10のシール面13を、第1ボルト孔41と第4ボルト孔44を用いてシリンダヘッド32の側面とシリンダブロック33の側面とに確実に固定することができるため、オイル漏れを確実に抑制することができる。
なお、第1ボルト孔41と第4ボルト孔44をシール面13に形成する場合に限らず、第3ボルト孔43や第4ボルト孔44をシール面13に形成する構成としてもよい。即ち、シリンダヘッド側の第1ボルト孔41又は第3ボルト孔43をシール面13に形成し、シリンダブロック側の第2ボルト孔42又は第4ボルト孔44をシール面13に形成する構成とすることもできる。
11 チェーンカバー部
12 サポートブラケット部
12a エンジンマウント固定部
12b エンジンマウント締結面
12c ねじ穴
13 シール面
14 チェーンケースシール用のボルト
15 チェーンケースシール用のボルト孔
16 スタッドボルト
16a ねじ部
21,22 エンジンマウント
31 エンジン
32 シリンダヘッド
33 シリンダブロック
34 サポートブラケット部固定用のボルト
35 シリンダヘッドガスケット
41 サポートブラケット部固定用の第1ボルト孔
42 サポートブラケット部固定用の第2ボルト孔
43 サポートブラケット部固定用の第3ボルト孔
44 サポートブラケット部固定用の第4ボルト孔
51 チェーン
52 クランクシャフト
53 スプロケット
54 カムシャフト
55 スプロケット
61a,61b,61c,61d リブ
71 ナット
Claims (5)
- エンジンのシリンダヘッド及びシリンダブロックの側面に固定され、クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達する無端の索条を覆う索条カバー部と、エンジンマウントによって車体に吊り下げられた前記エンジンの荷重方向に対して直交するエンジンマウント締結面を備えたエンジンマウント固定部を有し、且つ、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記シリンダヘッド及び前記シリンダブロックに跨って位置するサポートブラケット部が一体に形成されている索条ケースにおいて、
前記サポートブラケット部の周縁部には、前記索条ケースを前記エンジンの前記シリンダヘッド及び前記シリンダブロックの側面に固定するボルトを挿通するための4つのボルト孔である第1ボルト孔及び第2ボルト孔及び第3ボルト孔及び第4ボルト孔が形成されており、
前記第1ボルト孔は、前記荷重方向において前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダヘッド側に形成され、前記シリンダヘッドと前記シリンダブロックとの境界面よりも前記シリンダヘッド側に位置し、
前記第2ボルト孔は、前記荷重方向において前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダブロック側に形成され、前記境界面よりも前記シリンダブロック側に位置し、
前記第3ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記エンジンマウント締結面の一方の側方に形成され、前記境界面よりも前記シリンダヘッド側で、且つ、前記エンジンマウント締結面よりも前記シリンダブロック側に位置し、
前記第4ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記エンジンマウント締結面の他方の側方に形成され、前記境界面よりも前記シリンダブロック側に位置している
ことを特徴とする索条ケース。 - 請求項1に記載の索条ケースにおいて、
前記エンジンマウント締結面には複数本のスタッドボルトが立設されており、
前記第1ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て前記スタッドボルトの間で、且つ、前記索条カバー部の縁のシール面上に位置しており、
前記第2ボルト孔は、前記カムシャフトの軸心方向から見て複数本の前記スタッドボルトの延長線で挟まれる領域内に位置している
ことを特徴とする索条ケース。 - 請求項1または請求項2に記載の索条ケースにおいて、
前記第4ボルト孔は、前記索条カバー部の縁のシール面に形成されている
ことを特徴とする索条ケース。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の索条ケースにおいて、
前記サポートブラケット部における前記第1ボルト孔と前記第2ボルト孔と前記第3ボルト孔と前記第4ボルト孔によって囲まれた範囲の裏面には、前記エンジンマウント締結面と直交する方向に延びたリブと平行な方向に延びたリブが形成されている
ことを特徴とする索条ケース。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の索条ケースにおいて、
前記4つのボルト孔の径は、前記索条カバー部の縁のシール面に形成されている他のボルト孔の径よりも大きい
ことを特徴とする索条ケース。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013126367A JP5585690B2 (ja) | 2013-06-17 | 2013-06-17 | 索条ケース |
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