JP5580073B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ周方向に沿って延びる主溝によって形成された陸部を備えたタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤ(以下、タイヤ)では、路面とトレッドとの間に入り込んだ水の排水性を向上させるため、トレッドにタイヤ周方向に沿って延びる主溝を形成する方法が広く用いられている。
例えば、主溝に入り込んだ雨水を積極的に排水するために、トレッド幅方向に沿って延び、かつ主溝の溝底部から突出する突起が設けられたタイヤが知られている(例えば、特許文献1)。このようなタイヤによれば、主溝に入り込んだ雨水に水流が生じ、排水性が向上する。
特開2005−170381号公報(第3頁、第2図)
しかしながら、上述した従来のタイヤには、次のような問題があった。すなわち、主溝によって形成された陸部に突起が連なる部分では、陸部の剛性が高く、一方、陸部に突起が連ならない部分では、陸部の剛性が低い。このため、陸部の剛性がタイヤ周方向において不均一となってしまう。従って、路面に接する陸部の接地圧がタイヤ周方向において不均一となり、偏摩耗が発生する問題がある。
そこで、本発明は、主溝が形成される場合において、排水性を向上させつつ、偏摩耗の発生を確実に抑制できるタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、タイヤ周方向(タイヤ周方向TC)に沿って延びる主溝(例えば、主溝50)によって形成された陸部を少なくとも備え、前記陸部は、前記主溝を形成する第1溝壁(例えば、溝壁10a)を有する第1陸部(例えば、陸部10)と、前記主溝を形成する第2溝壁(例えば、溝壁20a)を有する第2陸部(例えば、陸部20)とを備えたタイヤ(例えば、空気入りタイヤ1)であって、前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、トレッド面視において、前記タイヤ周方向に沿って蛇行し、トレッド幅方向(トレッド幅方向TW)に沿った前記主溝の溝幅は、前記タイヤ周方向に沿って所定の繰り返し周期で変化し、前記主溝は、前記溝幅が所定の幅である幅広溝部(幅広溝部50A)と、前記幅広溝部に連続し、前記所定の幅よりも狭い幅狭溝部(幅狭溝部50B)とを含み、前記幅狭溝部のタイヤ径方向に沿った深さ(幅狭深さD1)は、前記幅広溝部のタイヤ径方向に沿った深さ(幅広深さD2)よりも深いことを要旨とする。
かかる特徴によれば、第1溝壁及び第2溝壁は、トレッド面視において、タイヤ周方向に沿って蛇行し、主溝の溝幅は、タイヤ周方向に沿って所定の周期λで変化する。これによれば、主溝内では、第1溝壁及び第2溝壁の蛇行に沿った水の流れが発生する。すなわち、主溝内では、第1溝壁及び第2溝壁に沿った水の流れが発生する。
具体的には、主溝内を流れる水は、幅広溝部を通過後、主溝の溝幅の減少に伴い、幅広溝部から幅狭溝部に向かって第1溝壁及び第2溝壁に沿った流線の延長線方向へ排水される。つまり、主溝内を流れる水は、所定の繰り返し周期で脈動し、幅広溝部から幅狭溝部に向かって第1溝壁及び第2溝壁に沿った流線の延長線方向へ排水される。従って、路面とトレッドとの間に入り込んだ水を排水する排水性の低下を抑制できる。
ところで、主溝の底部が平滑状に形成されている場合、次の状況が発生する。すなわち、幅狭溝部により主溝内に突出した陸部の突出部分では、主溝内に突出した分、陸部の剛性が高くなる。一方、幅広溝部により陸部内に窪んだ窪み部分では、陸部内に窪んだ分、陸部の剛性が低くなる。
しかし、幅狭溝部の深さは、幅広溝部の深さよりも深いことによって、突出部分の剛性を低くできる。また、幅広深さが幅狭深さよりも浅いことによって、窪み部分の剛性を高くできる。つまり、主溝の底部が平滑状に形成されている場合と比べて、陸部の剛性がタイヤ周方向において均等になりやすい。このため、陸部の接地圧がタイヤ周方向において均等化され、偏摩耗の発生を確実に抑制できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記主溝のタイヤ径方向に沿った深さ(深さD)は、前記幅広溝部から前記幅狭溝部に行くに連れて深くなることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記幅広溝部の面積(面積S50A)は、前記幅狭溝部の面積(面積S50B)と同一であることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至3の特徴に係り、前記溝幅の最大幅部分をWMAXとし、前記溝幅の最小幅部分をWMINとし、前記主溝のトレッド幅方向に沿った平均長さをAとした場合、(WMAX−WMIN)/A≦0.25の関係を満たすことを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至4の特徴に係り、前記溝幅の最小幅部分WMINと、前記溝幅の最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至5の特徴に係り、前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、前記トレッド幅方向に沿って所定の振幅(振幅a)を有し、前記所定の繰り返し周期(周期λ)は、前記所定の振幅の15倍〜100倍であることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1乃至6の特徴に係り、前記主溝には、前記溝幅の最大幅部分WMAXを含む幅広溝部(幅広溝部50A)が設けられ、前記主溝の底部(例えば、底部50btm)には、タイヤ径方向(タイヤ径方向TR)外側に向かって隆起する隆起部(隆起部70)が形成され、前記隆起部は、前記幅広溝部に形成されることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第7の特徴に係り、前記第1溝壁と対向する前記隆起部の第1側部(側部70a)は、前記第1溝壁に沿って延びるとともに、前記第2溝壁と対向する前記隆起部の第2側部(側部70b)は、前記第2溝壁に沿って延びることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第7または8の特徴に係り、前記隆起部は、前記トレッド面視において、前記隆起部の前端部分(前端70f)及び後端部分(後端70r)に行くに連れて細くなることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、本発明の第7乃至9の特徴に係り、前記隆起部の高さ(隆起高さH70)は、前記主溝の深さ(主溝深さH50)未満であることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、主溝が形成される場合において、排水性を向上させつつ、偏摩耗の発生を抑制できるタイヤを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。 図2(a)は、第1実施形態に係る主溝50を示す拡大展開図である。図2(b)は、第1実施形態に係る主溝50を示す断面図(図2(a)のA−A断面図)である。 図3(a)は、第1実施形態に係る幅広溝部50Aを示すトレッド幅方向断面図(図2(a)のB−B断面図)である。図3(b)は、第1実施形態に係る幅狭溝部50Bを示すトレッド幅方向断面図(図2(a)のC−C断面図)である。 図4(a)は、第2実施形態に係る主溝50を示す拡大展開図である。図4(b)は、第2実施形態に係る主溝50を示す断面図(図4(a)のA−A断面図)である。 図5は、比較例1に係る空気入りタイヤ3のトレッドパターンを示す展開図である。 図6(a)は、その他の実施形態に係る主溝50を示す拡大展開図である。図6(b)は、その他の実施形態に係る主溝50を示す断面図(図6(a)のA−A断面図)である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)第1実施形態、(2)第2実施形態、(3)比較評価、(4)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)第1実施形態
以下において、(1.1)空気入りタイヤの構成、(1.2)主溝の詳細構成、(1.3)作用・効果について順に説明する。
(1.1)空気入りタイヤの構成
まず、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。
図1に示すように、空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向TCに沿って延び、路面と接するリブ状の陸部10、陸部20及び陸部30を備える。陸部10と陸部20との間には、タイヤ周方向TCに沿って延びる主溝50が形成される。一方、陸部10と陸部30との間には、タイヤ周方向TCに沿って延びる主溝60が形成される。すなわち、陸部10,20,30は、主溝50,60によって形成されている。
陸部10は、主溝50を形成する溝壁10aと、主溝60を形成する溝壁10bとを有する。陸部20は、主溝50を形成する溝壁20aと、主溝60を形成する溝壁20bとを有する。陸部30は、主溝60を形成する溝壁30aを有する。また、陸部30には、トレッド幅方向TW外側に開口する横溝110が形成される。
一方、主溝50は、タイヤ赤道線CL上に設けられる。主溝60は、タイヤ赤道線CLからトレッド幅方向TW外側に設けられる。なお、主溝50,60の詳細構成については、後述する。
ここで、第1実施形態では、タイヤ赤道線CLを境に、トレッド幅方向TWの一方(図1の左側)の構成についての説明をしたが、他方(図1の右側)の構成については、上述した一方の構成とほぼ同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(1.2)主溝の詳細構成
次に、上述した主溝50,60の詳細構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図2(a)は、第1実施形態に係る主溝50を示す拡大展開図である。図2(b)は、第1実施形態に係る主溝50を示す断面図(図2(a)のA−A断面図)である。
図3(a)は、第1実施形態に係る幅広溝部50Aを示すトレッド幅方向断面図(図2(a)のB−B断面図)である。図3(b)は、第1実施形態に係る幅狭溝部50Bを示すトレッド幅方向断面図(図2(a)のC−C断面図)である。なお、主溝50,60の構成はほぼ同様の構成であるため、主溝50を主に説明する。
図1及び図2(a)に示すように、主溝50は、陸部10の溝壁10a及び陸部20の溝壁20aにより形成される。溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド面視において、タイヤ周方向TCに沿って蛇行する。溝壁10a及び溝壁20aは、主溝50の中心線(タイヤ赤道線CL)を軸に対称に設けられる。
主溝50は、タイヤ周方向TCに沿って所定の繰り返し周期で変化する溝幅を有する。なお、主溝50の溝幅は、トレッド幅方向TWに沿った幅を示し、溝壁10a上の任意の点から、溝壁20aまでのトレッド幅方向TWの距離を示す。
図2(a)に示すように、主溝50の溝幅は、タイヤ周方向TCに沿って周期λで変化する。すなわち、溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド幅方向TWに沿って振幅aを有する。溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド面視において、タイヤ周方向TCに沿って周期λで変化する。溝壁10a及び溝壁20aは、最小幅部分WMINを周期λの開始点とした場合、最大幅部分WMAXを境に、タイヤ回転方向Rの前側と後側とで対称の形状に設けられる。
溝壁10a及び溝壁20aのタイヤ周方向TCの周期λは、振幅aの15倍〜100倍である。また、タイヤ転動時に、路面と接地するトレッドのタイヤ周方向TCのトレッド長は、主溝50の周期λの0.5〜20倍である。
このような主溝50は、幅広溝部50Aと、幅狭溝部50Bとを含む。幅広溝部50Aは、主溝50の溝幅が所定の幅である。また、幅広溝部50Aは、最大幅部分WMAXを含む。一方、幅狭溝部50Bは、幅広溝部50Aに連続し、主溝50の溝幅が所定の幅よりも狭い。また、幅狭溝部50Bは、トレッド幅方向TWに沿った主溝50の溝幅の最小幅部分WMINを含む。
幅広溝部50A及び幅狭溝部50Bは、タイヤ周方向TCに対して交互に設けられる。また、幅広溝部50A及び幅狭溝部50Bは、トレッド面視において、連続した曲線によって構成される。
ここで、主溝50の溝幅の最大幅部分をWMAXとし、主溝50の溝幅の最小幅部分をWMINとし、主溝50のトレッド幅方向に沿った平均長さをAとした場合、(WMAX−WMIN)/A≦0.25の関係を満たす。また、主溝50の溝幅の最小幅部分WMINと、主溝50の溝幅の最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲である。
図2(b)に示すように、主溝50のタイヤ径方向に沿った深さDは、変化している。具体的には、主溝50の深さDは、幅広溝部50Aから幅狭溝部50Bに行くに連れて漸次深くなる。つまり、幅狭溝部50Bのタイヤ径方向TRに沿った幅狭深さD1は、幅広溝部50Aのタイヤ径方向TRに沿った幅広深さD2よりも深い。主溝50は、図2(b)の断面において、連続した曲線によって構成される。
図3(a)及び図3(b)に示すように、トレッド幅方向TW及びタイヤ径方向TRに沿った断面において、幅広溝部50Aの面積S50A(体積)は、幅狭溝部50Bの面積S50B(体積)とほぼ同一である。幅広溝部50Aの面積S50A及び幅狭溝部50Bの面積S50Bは、図3(a)及び図3(b)においてドット部分を示している。特に、主溝50の断面積は、タイヤ周方向TCに沿って同一であることが好ましい。
なお、主溝50の構成は、主溝60の構成と同様であるが、主溝50の周期λと、主溝60の周期λとは、半周期ずれている。
(1.3)作用・効果
以下において、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1の作用・効果について説明する。なお、主溝60の構成は、主溝50と同様であるため、主溝50を例に説明する。
第1実施形態では、溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド面視において、タイヤ周方向TCに沿って蛇行し、主溝50の溝幅は、タイヤ周方向TCに沿って所定の周期λで変化する。これによれば、主溝50内では、溝壁10a及び溝壁20aの蛇行に沿った水の流れが発生する。すなわち、主溝50内では、溝壁10a及び溝壁20aに沿った水の流れである流線S10a及び流線S20aが発生する(図2(a)参照)。
具体的には、主溝50内を流れる水は、幅広溝部50A(最大幅部分WMAX)を通過後、主溝50の溝幅の減少に伴い、幅広溝部50Aから幅狭溝部50B(最小幅部分WMIN)に向かって溝壁10a及び溝壁20aに沿った流線(流線S10a及び流線S20a)の延長線方向へ排水される。つまり、主溝50内を流れる水は、所定の周期λで脈動し、幅広溝部50Aから幅狭溝部50Bに向かって溝壁10a及び溝壁20aに沿った流線の延長線方向へ排水される。従って、路面とトレッドとの間に入り込んだ水を排水する排水性の低下を抑制できる。
ところで、主溝50の底部50btmが平滑状に形成されている場合、次の状況が発生する。幅狭溝部50Bにより主溝50内に突出した陸部10,20の突出部分11,21(図2(a)参照)では、主溝50内に突出した分、陸部10,20の剛性が高くなる。一方、幅広溝部50Aにより陸部10,20内に窪んだ窪み部分12,22(図2(a)参照)では、陸部10,20内に窪んだ分、陸部10,20の剛性が低くなる。
しかし、幅狭深さD1は、幅広深さD2よりも深いことによって、突出部分11,21の剛性を低くできる。また、幅広深さD2は、幅狭深さD1よりも浅いことによって、窪み部分12,22の剛性を高くできる。つまり、主溝50の底部50btmが平滑状に形成されている場合と比べて、陸部10,20の剛性がタイヤ周方向TCにおいて均等になりやすい。このため、陸部10,20の接地圧がタイヤ周方向TCにおいて均等化され、偏摩耗の発生を確実に抑制できる。
第1実施形態では、主溝50の深さDは、幅広溝部50Aから幅狭溝部50Bに行くに連れて深くなる。これによれば、陸部10,20の剛性がタイヤ周方向TCにおいてさらに均等になりやすく、偏摩耗の発生をより確実に抑制できる。
第1実施形態では、幅広溝部50Aの面積S50Aは、幅狭溝部50Bの面積S50Bと同一である。これによれば、主溝50内の水は、幅狭溝部50B内に浸入した場合であってもスムーズに流れる。このため、幅広溝部50Aの面積S50Aは、幅狭溝部50Bの面積S50Bと同一である。幅狭溝部50Bの面積S50Bが幅広溝部50Aの面積S50Aよりも小さい場合(例えば、主溝50の底部50btmが平滑状に形成されている場合)と比べて、排水性の低下をより確実に抑制できる。
特に、主溝50の断面積がタイヤ周方向TCに沿って同一であることによって、主溝50の断面積がタイヤ周方向TCに沿って変化する場合と比べて、騒音性や振動性がさらに安定する。
第1実施形態では、主溝50の溝幅の最小幅部分WMINと、主溝50の溝幅の最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲である。なお、比WMIN/WMAXが35%よりも小さいと、最小幅部分WMINで溝壁10a及び溝壁20aに沿った水の流れと、タイヤ周方向TCに沿った水の流れが過剰に集中してしまい、排水性の低下を抑制できない場合がある。一方、比WMIN/WMAXが85%よりも大きいと、主溝50内の水は、脈動しにくく、排水性を向上しにくく場合がある。
第1実施形態では、溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド幅方向TWに沿って振幅aを有し、周期λは、振幅aの15倍〜100倍である。なお、周期λが振幅aの15倍よりも小さいと、最小幅部分WMINで溝壁10a及び溝壁20aに沿った水の流れと、タイヤ周方向TCに沿った水の流れが過剰に集中してしまい、排水性の低下を抑制できない場合がある。一方、周期λが振幅aの100倍よりも大きいと、主溝50内の水が脈動しにくく、排水性を向上しにくく場合がある。
特に、主溝50の周期λと、主溝60の周期λとは、半周期ずれている。これによれば、陸部10、陸部20及び陸部30の剛性の低下を確実に抑制しつつ、タイヤ転動時において、主溝50を流れる水は、交互に脈動し、交互に排水される。このため、制動性能及び排水性を高いレベルで両立できる。
第1実施形態では、タイヤ転動時に、路面と接地するトレッドのタイヤ周方向TCのトレッド長は、主溝50の周期λの0.5〜20倍である。なお、トレッド長が主溝50の周期λの0.5倍よりも小さいと、主溝50内の水が脈動しにくく、排水性を向上しにくく場合がある。一方、トレッド長が主溝50の周期λの20倍よりも大きいと、最小幅部分WMINで溝壁10a及び溝壁20aに沿った水の流れと、タイヤ周方向TCに沿った水の流れが過剰に集中してしまい、排水性の低下を抑制できない場合がある。
(2)第2実施形態
以下において、本発明に係る第2実施形態に係る空気入りタイヤ2について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した第1実施形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
ここで、上述した第1実施形態では、空気入りタイヤ1の主溝50には、後述する隆起部が設けられていない。これに対して、第2実施形態では、空気入りタイヤ2の主溝50には、後述する隆起部が設けられている。
具体的には、第2実施形態では、(2.1)主溝の詳細構成、(2.2)作用・効果について、図4を参照しながら説明する。図4(a)は、第2実施形態に係る主溝50を示す拡大展開図である。図4(b)は、第2実施形態に係る主溝50を示す断面図(図4(a)のA−A断面図)である。
(2.1)主溝の詳細構成
図4(a)に示すように、主溝500の底部50btmには、タイヤ径方向TR外側に向かって隆起する隆起部70が形成される。隆起部70は、トレッド面視において、タイヤ周方向TCに沿って、縦長に形成されている。隆起部70は、幅広溝部50Aに形成され、トレッド面視において主溝500の中心線(タイヤ赤道線CL)を軸に対称に設けられる。
隆起部70は、トレッド面視において、タイヤ回転方向R前方の前端70f(前端部分)、及び、タイヤ回転方向R後方の後端70r(後端部分)に行くに連れて細くなる。また、主溝500を形成する溝壁10aと対向する隆起部70の側部70aは、溝壁10aに沿って延びる。同様に、主溝500を形成する溝壁20aと対向する隆起部70の側部70bは、溝壁20aに沿って延びる。
図4(b)に示すように、隆起部70のタイヤ径方向TRに沿った高さ(以下、隆起高さH70)は、主溝500の深さである主溝深さH50未満であることが好ましい。
このような隆起部70が主溝500の底部50btmに設けられる場合であっても、幅広溝部50Aの面積S50Aは、幅狭溝部50Bの面積S50Bと同一であることが好ましい。
(2.2)作用・効果
以上説明した第2実施形態では、主溝500の幅広溝部50Aにおける底部50btmには、タイヤ径方向TR外側に向かって隆起する隆起部70が形成される。これによれば、幅広溝部50A内を流れる水は、隆起部70によって溝壁10a及び溝壁20aに沿って流れやすくなる。つまり、幅広溝部50A内を流れる水は、隆起部70により主溝500の外側に排水されやすくなる。このため、幅広溝部50A内を流れる水を効率的に排水でき、排水性がさらに確実に向上する。
第2実施形態では、溝壁10aと対向する隆起部70の側部70aは、溝壁10aに沿って延びるとともに、溝壁20aと対向する隆起部70の側部70bは、溝壁20aに沿って延びる。これによれば、幅広溝部50A内を流れる水は、溝壁10a及び溝壁20aに沿ってさらに流れやすくなり、排水性がさらに確実に向上する。
第2実施形態では、隆起部70は、トレッド面視において、タイヤ回転方向R前方の前端70f、及び、タイヤ回転方向R後方の後端70rに行くに連れて細くなる。これによれば、幅広溝部50A内を流れる水は、隆起部70により急激に流れが変わることなく、効果的に、溝壁10a及び溝壁20aに沿って流れやすくなる。
第2実施形態では、隆起部70は、トレッド面視において、主溝500の中心線(タイヤ赤道線CL)を軸に対称に設けられる。このため、幅広溝部50A内を流れる水は、隆起部70により溝壁10a及び溝壁20aに沿って均等に流れやすくなる。
第2実施形態では、隆起高さH70は、主溝深さH50未満である。これによれば、隆起高さH70が主溝深さH50以上である場合と比べて、幅広溝部50A内において、タイヤ周方向TCに沿った水の流れを充分に確保できる。
(3)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3.1)各空気入りタイヤの構成、(3.2)評価結果について、表1を参照しながら説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
Figure 0005580073
(3.1)各空気入りタイヤの構成
各空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ :225/45R17
・ リム・ホイールサイズ :17×7J
・ タイヤの種類 :ノーマルタイヤ(スタッドレスタイヤ以外のタイヤ)
・ 車種 :国産車セダン
・ 荷重条件 :600N+ドライバーの体重
実施例1に係る空気入りタイヤ1は、第1実施形態(図1〜図3参照)で説明したものである。実施例2に係る空気入りタイヤ2は、第2実施形態(図4参照)で説明したものである。
比較例1に係る空気入りタイヤ3は、図5に示すように、実施例の空気入りタイヤと比較して、主溝100及び主溝101の構成が異なる。具体的には、主溝100及び主溝101を形成する溝壁は、蛇行しておらず、タイヤ周方向TCに沿って略直線状に形成されている点で、図1に示す実施例1に係る空気入りタイヤ1と異なる。
比較例2に係る空気入りタイヤは、主溝50の底部50btmが平坦状に形成されている点で、図1に示す実施例1に係る空気入りタイヤ1と異なる。
(3.2)評価結果
(3.2.1)ハイドロプレーニング試験
各空気入りタイヤが装着された車両を速度80km/hで水深10mmの雨路に進入させて加速し、比較例1に係る空気入りタイヤ3が装着された車両でハイドロプレーニングが発生した速度を‘100’として、その他の空気入りタイヤが装着された車両でハイドロプレーニングが発生した速度を指数化した。なお、指数が大きいほど、ハイドロプレーニングが発生しにくい。
この結果、表1に示すように、実施例1,2に係る空気入りタイヤが装着された車両は、比較例1,2に係る空気入りタイヤ3が装着された車両と比べ、ハイドロプレーニングが発生しにくいことが判った。
(3.2.2)偏摩耗試験
各空気入りタイヤが装着された車両で30,000km走行後、比較例1に係る空気入りタイヤ3が装着された車両の偏摩耗(新品時からの摩耗量)を‘100’として、各空気入りタイヤにおける偏摩耗を目視することによって評価した。なお、指数が小さいほど、摩耗量が少なく、偏摩耗の発生が少ない。
この結果、表1に示すように、実施例1,2に係る空気入りタイヤが装着された車両は、比較例1,2に係る空気入りタイヤが装着された車両と比べ、偏摩耗の発生が少ないことが判った。
(4)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、タイヤとして、空気や窒素ガスなどが充填される空気入りタイヤ1であってもよく、空気や窒素ガスなどが充填されないソリッドタイヤでもあってもよい。
上述した空気入りタイヤに設けられた陸部及び主溝の本数や配置位置については、実施形態で説明したものに限定されるものではなく、目的に応じて適宜選択できることは勿論である。
上述した実施形態では、空気入りタイヤに陸部及び主溝が少なくとも設けられていればよい。例えば、ラグ溝などがさらに設けられていてもよく、この場合、流線S10a及び流線S20aの延長線方向(図2(a)参照)に沿ってラグ溝が設けられることが好ましい。これにより、主溝50内を流れる水を流線の延長線方向へ排出しやすくなる。
上述した実施形態では、溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド面視において、タイヤ周方向TCに沿って繰り返し蛇行しているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、必ずしも溝壁10a及び溝壁20aは、繰り返し蛇行している必要はなく、例えば、一部がタイヤ周方向TCに沿って直線状に設けられていてもよい。
上述した実施形態では、溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド面視において、タイヤ周方向TCに沿って所定の繰り返し周期で変化し、一周期内において、最大幅部分WMAXを境にした場合、前側と後側とで対称の形状に設けられている。しかしながら、溝壁10a及び溝壁20aは、一周期内において、最大幅部分WMAXを境にした場合、前側と、後側とで対称の形状に設けられている必要はなく、例えば、後側で溝幅が急激に狭くなるような形状に設けられていてもよい。
上述した実施形態では、主溝50は、図2(b)の断面において、連続した曲線によって構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図6(a)及び図6(b)に示すように、連続した直線によって構成されていてもよい。なお、主溝50の深さDは、必ずしも幅広溝部50Aから幅狭溝部50Bに行くに連れて漸次深くなる必要もない。
上述した実施形態では、幅広溝部50Aの面積S50Aは、幅狭溝部50Bの面積S50Bと同一であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、幅狭溝部50Bの面積S50Bよりも若干広くても狭くてもよいことは勿論である。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1,2,3…空気入りタイヤ、10,20,30…陸部、10a,10b,20a,30a…溝壁、50,60(500)…主溝、50btm…底部、50A…幅広溝部、50B…幅狭部、70…隆起部、70a,70b…側部、70f…前端(前端部分)、70r…後端(後端部分)

Claims (10)

  1. タイヤ周方向に沿って延び、路面と接する第1陸部と、前記タイヤ周方向に沿って延び、前記路面と接する第2陸部とを備え、前記第1陸部と前記第2陸部との間に、前記タイヤ周方向に沿って延びる主溝が形成されたタイヤであって、
    前記第1陸部は、前記主溝を形成する第1溝壁を有し、
    前記第2陸部は、前記主溝を形成する第2溝壁を有し、
    前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、トレッド面視において、前記タイヤ周方向に沿って蛇行し、
    トレッド幅方向に沿った前記主溝の溝幅は、前記タイヤ周方向に沿って所定の波長で変化し、
    前記主溝は、前記溝幅が所定の幅である幅広溝部と、前記幅広溝部に連続し、前記所定の幅よりも狭い幅狭溝部とを含み、
    前記幅狭溝部のタイヤ径方向に沿った深さは、前記幅広溝部のタイヤ径方向に沿った深さよりも深く、
    前記第1陸部及び前記第2陸部には、前記主溝と交差する横溝が形成されておらず、
    前記主溝の底部には、前記タイヤ周方向に延びる主溝の中心線を軸に対称に配置され、かつタイヤ径方向外側に向かって隆起する隆起部が形成され、
    前記隆起部は、前記幅広溝部に形成されるタイヤ。
  2. 前記第1溝壁と対向する前記隆起部の第1側部は、前記第1溝壁に沿って延びるとともに、
    前記第2溝壁と対向する前記隆起部の第2側部は、前記第2溝壁に沿って延びる請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記隆起部は、前記トレッド面視において、前記隆起部の前端部分及び後端部分に行くに連れて細くなる請求項1または2に記載のタイヤ。
  4. 前記隆起部の高さは、前記主溝の深さ未満である請求項1乃至3の何れか一項に記載のタイヤ。
  5. 前記主溝の中心線は、タイヤ赤道線であり、
    前記主溝、前記隆起部、前記第1陸部及び前記第2陸部は、前記タイヤ赤道線を軸に対称である、請求項1乃至4の何れか一項に記載のタイヤ。
  6. 前記主溝のタイヤ径方向に沿った深さは、前記幅広溝部から前記幅狭溝部に行くに連れて深くなる請求項1乃至5の何れか一項に記載のタイヤ。
  7. トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記幅広溝部の面積は、前記幅狭溝部の面積と同一である請求項1乃至6の何れか一項に記載のタイヤ。
  8. 前記溝幅の最大幅部分をW MAX とし、前記溝幅の最小幅部分をW MIN とし、前記主溝のトレッド幅方向に沿った平均長さをAとした場合、(W MAX −W MIN )/A≦0.25の関係を満たす請求項1乃至7の何れか一項に記載のタイヤ。
  9. 前記溝幅の最小幅部分W MIN と、前記溝幅の最大幅部分W MAX との比W MIN /W MAX は、35%〜85%の範囲である請求項1乃至8の何れか一項に記載のタイヤ。
  10. 前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、前記トレッド幅方向に沿って所定の振幅を有し、前記所定の波長は、前記所定の振幅の15倍〜100倍である請求項1乃至9の何れか一項に記載のタイヤ。
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