JP5357613B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
実施形態においては、(1.1)空気入りタイヤの構成、(1.2)主溝の詳細構成、(1.3)横溝の詳細構成(1.4)比較評価、(1.5)作用・効果について説明する。
図1は、実施形態において空気入りタイヤ1を構成するトレッドの展開図である。空気入りタイヤ1におけるトレッド表面に形成される各部位について説明する。具体的には、(1.1.1)陸部、(1.1.2)主溝、(1.1.3)横溝について説明する。
空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向Rに沿って延び、路面と接地する陸部10と、陸部20と、陸部30と、陸部40とを備える。
空気入りタイヤ1は、陸部10と陸部20との間にタイヤ周方向Rに沿って延びる主溝50を備える。空気入りタイヤ1は、陸部10と陸部30との間にタイヤ周方向Rに沿って延びる主溝60を備える。空気入りタイヤ1は、陸部20と陸部40との間にタイヤ周方向Rに沿って延びる主溝70を備える。
横溝80は、主溝50及び主溝60に連通する。具体的には、横溝80は、主溝50からトレッドショルダー側に向かって延びる。
主溝50の詳細構成について、説明する。具体的には、(1.2.1)溝壁、(1.2.2)溝幅、(1.2.3)主溝の振幅と周期について、図1及び図2を用いて説明する。図2は、空気入りタイヤ1を構成するトレッドにおいて、主溝50を拡大した展開図を示す。
主溝50は、陸部10の溝壁10a及び陸部20の溝壁20aにより形成される。溝壁10a及び溝壁20aは、トレッド面視において、タイヤ周方向Rに沿って蛇行する。溝壁10a及び溝壁20aは、主溝50の中心線を軸に対称に設けられる。
主溝50は、トレッド幅方向WTRに沿って所定の周期で変化する溝幅を有する。具体的には、主溝50の溝幅は、溝壁10a上の任意の点から、溝壁20aまでのトレッド幅方向WTRの距離を示す。
図2に示すように、主溝50の溝幅は、タイヤ周方向Rに沿って周期λで変化する。
横溝80の詳細構成について、図1乃至3を用いて説明する。図3は、実施形態に係る空気入りタイヤ1の横溝80を示す断面図(図1及び2のA−A’断面図)である。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(1.4.1)評価方法、(1.4.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
2種類の空気入りタイヤを用いて、ハイドロプレーニング性能について評価を行った。
・ リムホイールサイズ :17×7J
・ タイヤの種類 :ノーマルタイヤ(スタッドレスタイヤ以外のタイヤ)
・ 車種 :国産車セダン
・ 荷重条件 :600N+ドライバーの体重
・ 測定方法 :水深10mmにおいて、ハイドロプレーニングが発生した速度を測定
ハイドロプレーニング性能の評価結果は、比較例の空気入りタイヤ2においてハイドロプレーニングが発生した速度を100として、指数化して表示した。
図2に示すように、実施形態に係る空気入りタイヤ1によれば、主溝50内には、溝壁10a及び溝壁20aに沿った水の流れである流線S80a及び流線S90aが発生する。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
10a、20a…溝壁、
50、60、70…主溝、51A…幅広部、51B…幅狭部、 80Abtm、82Abtm…底部、 110…横溝、
Claims (7)
- タイヤ周方向に沿って延び、路面と接地する第1陸部と、
前記タイヤ周方向に沿って延び、前記路面と接地する第2陸部と
を備え、
前記第1陸部と前記第2陸部の間に前記タイヤ周方向に沿って延びる主溝と、
前記主溝からトレッドショルダー側に向かって延びる横溝と
が形成された空気入りタイヤであって、
前記第1陸部は、前記主溝を形成する第1溝壁を有し、
前記第2陸部は、前記主溝を形成する第2溝壁を有し、
前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、トレッド面視において、前記タイヤ周方向に沿って蛇行し、
トレッド幅方向に沿った前記主溝の溝幅は、前記タイヤ周方向に沿って所定の繰り返し周期で変化し、
前記主溝は、
前記溝幅の最小幅部分WMINを含む幅狭溝部と、
前記溝幅の最大幅部分WMAXを含む幅広溝部と
を含み、
前記横溝は、前記幅広溝部に連通しており、
前記横溝として、前記第1溝壁から前記第1陸部内に向かって延びる第1横溝が形成されており、
前記第1横溝は、トレッド面視において前記第2溝壁の延長線方向に沿って湾曲している空気入りタイヤ。 - 前記横溝として、前記第2溝壁から前記第2陸部内に向かって延びる第2横溝が形成されており、
前記第2横溝は、トレッド面視において前記第1溝壁の延長線方向に沿って湾曲している請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記溝幅の最小幅部分WMINと、前記溝幅の最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲である請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記横溝は、前記幅広溝部にのみ連通する請求項1乃至3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、前記トレッド幅方向に沿って所定の振幅を有し、前記所定の繰り返し周期は、前記所定の振幅の15倍〜100倍である請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記横溝が前記主溝と連通する連通部分の溝深さは、少なくとも前記横溝の溝深さよりも浅い請求項1乃至5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記連通部分の溝深さは、前記横溝及び前記主溝の溝深さよりも浅い請求項6に記載の空気入りタイヤ。
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