JP5023845B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5023845B2
JP5023845B2 JP2007174495A JP2007174495A JP5023845B2 JP 5023845 B2 JP5023845 B2 JP 5023845B2 JP 2007174495 A JP2007174495 A JP 2007174495A JP 2007174495 A JP2007174495 A JP 2007174495A JP 5023845 B2 JP5023845 B2 JP 5023845B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
groove
lug groove
lug
pneumatic tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007174495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009012534A (ja
Inventor
賢介 斎藤
丹野  篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2007174495A priority Critical patent/JP5023845B2/ja
Publication of JP2009012534A publication Critical patent/JP2009012534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5023845B2 publication Critical patent/JP5023845B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、一般的な乗用車に装着されるタイヤとして好適な空気入りタイヤに関するものである。
従来の空気入りタイヤでは、雨などで濡れた路面での走行安定性を確保するため、排水性の向上が重要な要素となることから、一般的にタイヤ周方向に沿って形成されたストレート主溝を形成することにより、排水性の向上を図っている。しかし、このストレート主溝は、気柱共鳴騒音の抑制が困難であるため、騒音の低減を図ることが困難なものとなっていた。そこで、従来の空気入りタイヤでは、形状の異なる主溝を複数設けることにより、排水性と静粛性の性能を両立させているものがある。
例えば、下記特許文献1に記載された空気入れタイヤでは、ストレート主溝をタイヤ幅方向の中央に配置し、このストレート主溝におけるタイヤ幅方向の両側に複数の弧状溝がタイヤ周方向に連続的に繰り返すように形成された弧状湾曲主溝を配置し、この弧状湾曲主溝におけるタイヤ幅方向の外側に溝幅の狭い補助溝を配置し、更に、この補助溝を斜めに横切るように複数の傾斜溝を配置している。従って、排水性を確保しつつ、騒音性能を向上することができる。
特開2004−168142号公報
ところが、上述した特許文献1に記載された従来の空気入りタイヤにあっては、タイヤ周方向に沿ってストレート主溝と弧状湾曲主溝と補助溝を配置すると共に、補助溝を斜めに横切る複数の傾斜溝を配置することで、排水性と騒音性能を向上することができる。ところが、この場合、複数の傾斜溝を配置することで高い排水性を確保することができるものの、弧状湾曲主溝や補助溝で発生する気柱共鳴騒音が高周波ロードノイズとして複数の傾斜溝から外側に伝達され、騒音が発生しやすい。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、高い排水性を維持することで走行安定性を向上すると共に騒音の発生を抑制することで静粛性を向上する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の発明の空気入りタイヤは、トレッド面における赤道線の両側にタイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝が設けられた空気入りタイヤにおいて、一端部がタイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝に連通して他端部がタイヤ接地端に連通しないタイヤ幅方向に沿って延びる第1ラグ溝と、一端部がタイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝に連通せずに他端部がタイヤ接地端に連通するタイヤ幅方向に沿って延びる第2ラグ溝とがタイヤ周方向に交互に複数設けられ、前記第1ラグ溝は、一端部が幅広で他端部が先細となる三角形状をなし、前記タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝は、赤道線に対して平行をなして設けられ、該主溝に対する前記第1ラグ溝の一端部における連通幅は、前記第1ラグ溝のタイヤ周方向におけるピッチ長の25%から50%に設定されることを特徴とするものである。
請求項2の発明の空気入りタイヤでは、前記第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さは、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝からタイヤ接地端までの長さの70%以下に設定されることを特徴としている。
請求項3の発明の空気入りタイヤでは、前記第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さをL1とし、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝からタイヤ接地端までの長さをLWとするとき、
0.1<L1/LW<0.45
の条件を満たすことを特徴としている。
請求項4の発明の空気入りタイヤでは、前記第1ラグ溝と前記第2ラグ溝の端部同士がタイヤ幅方向で所定の重なり代を有することを特徴としている。
請求項5の発明の空気入りタイヤでは、前記第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さをL1とし、前記タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝から前記第2ラグ溝の一端部までの長さをL2とし、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝からタイヤ接地端までの長さをLWとするとき、
0.1<L1/LW<0.45
0.1<L2/LW<0.45
の条件を満たすことを特徴としている。
請求項6の発明の空気入りタイヤでは、タイヤ接地幅をTWとし、赤道面からタイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝の外側側壁までの長さをL0とするとき、
0.3(TW/2)<L0<0.6(TW/2)
の条件を満たすことを特徴としている。
請求項7の発明の空気入りタイヤでは、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝の幅は、4mm以上で12mm以下に設定され、前記第2ラグ溝の幅は、1.5mm以上で8.0mm以下に設定されることを特徴としている。
請求項8の発明の空気入りタイヤでは、前記第1ラグ溝及び前記第2ラグ溝は、タイヤ周方向に沿ってそれぞれ45本から90本の範囲で設けられることを特徴としている。
請求項9の発明の空気入りタイヤでは、前記第1ラグ溝は、三角形状をなし、一端部から他端部に延びる2辺が湾曲形状に形成されることを特徴としている。
請求項10の発明の空気入りタイヤでは、前記第1ラグ溝は、三角形状をなし、一端部から他端部に延びる2辺が直線形状をなすものと、一端部から他端部に延びる2辺が突出した湾曲形状をなすものと、一端部から他端部に延びる2辺が凹んだ湾曲形状をなすものがタイヤ周方向にランダムに配設されることを特徴としている。
請求項1の発明の空気入りタイヤによれば、トレッド面における赤道線の両側に複数の主溝を設けると共に、一端部がタイヤ幅方向の最も外側に位置する主溝に連通して他端部がタイヤ接地端に連通しないタイヤ幅方向に沿って延びる第1ラグ溝と、一端部がタイヤ幅方向の最も外側に位置する主溝に連通せずに他端部がタイヤ接地端に連通するタイヤ幅方向に沿って延びる第2ラグ溝とをタイヤ周方向に交互に複数設け、第1ラグ溝を一端部が幅広で他端部が先細となる三角形状としている。従って、主溝と第1、第2ラグ溝を設けることで、高い排水性を維持して走行安定性を向上することができると共に、主溝とタイヤ接地端との間にある第1ラグ溝と第2ラグ溝が途中で切れ、且つ、第1ラグ溝が先細形状をなしていることから、主溝の等価管長が長くなり、気中共鳴の周波数が変動してレベルが下がると共に、主溝で発生した気柱共鳴騒音が高周波ロードノイズとして複数のラグ溝から外側に伝達されるのが抑制され、騒音の発生を抑制することで静粛性を向上することができる。また、タイヤ幅方向の最も外側に位置する主溝を赤道線に平行をなして設け、この主溝に対する第1ラグ溝の一端部における連通幅を、第1ラグ溝のタイヤ周方向におけるピッチ長の25%から50%に設定するので、第1ラグ溝の幅を適正値とすることで、主溝の等価管長を適正長さにすることで、気中共鳴の周波数を変動してレベルが下がることができる。
請求項2の発明の空気入りタイヤによれば、第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さを、タイヤ幅方向の最も外側に位置する主溝からタイヤ接地端までの長さの70%以下に設定するので、この第1ラグ溝は、ラグ溝として排水性を向上することができる一方で、主溝の等価管長を長くすることで気中共鳴の周波数を変動してレベルが下がることができる。
請求項3の発明の空気入りタイヤによれば、第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さL1と、タイヤ幅方向の最も外側に位置する主溝からタイヤ接地端までの長さLWとの関係を、
0.1<L1/LW<0.45
とするので、第1ラグ溝の長さを適正値とすることで、排水性と静粛性の両立を可能とすることができる。
請求項4の発明の空気入りタイヤによれば、第1ラグ溝と第2ラグ溝の端部同士にタイヤ幅方向で所定の重なり代を設けたので、高周波ロードノイズの発生が抑制され、静粛性を向上することができる。
請求項5の発明の空気入りタイヤによれば、第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さL1と、主溝から第2ラグ溝の一端部までの長さL2と、主溝からタイヤ接地端までの長さLWの関係を、
0.1<L1/LW<0.45
0.1<L2/LW<0.45
とするので、第1ラグ溝と第2ラグ溝の重なり代を適正領域とすることで、排水性と静粛性の両立を可能とすることができる。この場合、第1ラグ溝と第2ラグ溝の重なり代が所定範囲より小さいときには、排水性が低下するおそれがあり、第1ラグ溝と第2ラグ溝の重なり代が所定領域より大きいときには、摩耗により静粛性が低下してしまうおそれがある。
請求項6の発明の空気入りタイヤによれば、タイヤ接地幅TWと、赤道面から主溝の外側側壁までの長さL0の関係を、
0.3(TW/2)<L0<0.6(TW/2)
とするので、主溝を赤道線側に近づいた位置に設けることとなり、排水性を向上することができる。
請求項7の発明の空気入りタイヤによれば、主溝の幅を4mm以上で12mm以下に設定し、第2ラグ溝の幅を1.5mm以上で8.0mm以下に設定するので、主溝の幅と第2ラグ溝の幅を適正値とすることで、排水性と静粛性の両立を可能とすることができる。
請求項8の発明の空気入りタイヤによれば、第1ラグ溝及び第2ラグ溝をタイヤ周方向に沿ってそれぞれ45本から90本の範囲で設けるので、各ラグ溝のピッチを適正値とすることで、静粛性を向上することができると共に、ブロック剛性の低下を抑制して耐久性を向上することができる。この場合、第1ラグ溝及び第2ラグ溝が所定本数より少ないときには、ブロック剛性が高すぎてパターンノイズが悪化するおそれがあり、第1ラグ溝及び第2ラグ溝が所定本数より多いときには、ブロック剛性が低すぎて操縦安定性が悪化するおそれがある。
請求項9の発明の空気入りタイヤによれば、第1ラグ溝を三角形状とし、一端部から他端部に延びる2辺が湾曲形状に形成するので、タイヤの形状やサイズなどに応じて第1ラグ溝の面積を変更することで、気中共鳴の周波数が適正変動してレベルを下げることができる。
請求項10の発明の空気入りタイヤによれば、第1ラグ溝を三角形状とし、一端部から他端部に延びる2辺が直線形状をなすものと、一端部から他端部に延びる2辺が突出した湾曲形状をなすものと、一端部から他端部に延びる2辺が凹んだ湾曲形状をなすものをタイヤ周方向にランダムに配設するので、異なる溝面積の第1ラグ溝をタイヤ周方向にランダムに位置することで、気中共鳴の周波数が複数発生することとなり、互いに打ち消しあってレベルを下げることができる。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る空気入りタイヤを表すトレッド部の平面図、図2は、本実施例の空気入りタイヤを表す概略断面図、図3−1及び図3−2は、空気入りタイヤにおける第2主溝の等価管長を説明するための概略図、図4−1から図4−3は、本実施例の空気入りタイヤにおける第1ラグ溝の形状を表す概略図である。
なお、以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤの回転軸と平行な方向であり、タイヤ幅方向内方とは、タイヤ幅方向において赤道面(赤道線)に向かう方向であり、タイヤ幅方向外方とは、タイヤ幅方向において赤道面(赤道線)に向かう方向の反対方向である。また、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤの回転軸と直交する方向であり、タイヤ周方向とは、空気入りタイヤの回転軸を回転の中心として回転する方向である。更に、タイヤ内側とは、空気入りタイヤを正規リムにリム組みして車体に装着したとき、この車体の内側に位置する方向であり、タイヤ外側とは、このとき、車体の外側に位置する方向である。
本実施例において、図1及び図2に示すように、この空気入りタイヤ11は、トレッド部とその両側に連続するショルダー部とサイドウォール部とビード部から構成されている。そして、このトレッド部は、タイヤ径方向の最も外側に形成されており、このトレッド部の表面、即ち、この空気入りタイヤ11を装着する車両(図示省略)が走行した場合に、路面と接触する面がトレッド面12として形成されている。そして、このトレッド面12には、赤道線O1に対して、タイヤ幅方向外側の所定位置に左右一対の接地端13が設定されており、接地端13の間隔が接地幅TWとして設定されている。本実施例では、図1及び図2にて、左側がタイヤ内側であり、右側がタイヤ外側となっている。
ここで、接地幅TWとは、空気入りタイヤ11を正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧を充填するとともに正規荷重をかけたときに、この空気入りタイヤ11が路面と接地するときのタイヤ幅方向の幅である。ここで、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。
空気入りタイヤ11は、トレッド面12には、赤道線O1の両側に位置して、タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝、つまり、第1主溝21と第2主溝22が設けられている。この第1主溝21及び第2主溝22は、赤道線O1と平行なストレート主溝となっている。そして、各第1主溝21におけるタイヤ幅方向内方側に、複数の突起溝23がタイヤ周方向に所定間隔で設けられ、各第2主溝22におけるタイヤ幅方向内方側に、複数の傾斜溝24がタイヤ周方向に所定間隔で設けられている。この場合、対向する左右の突起溝23同士は、その傾斜方向が逆方向であり、また、対向する左右の傾斜溝24同士も、その傾斜方向が逆方向である。
この場合、各第2主溝22が、空気入りタイヤ11のタイヤ幅方向の最も外側に位置する主溝となっており、赤道線O1から一方の接地端13のまでの長さをTW/2とするとき、この第2主溝22の位置、つまり、赤道面O1から第2主溝22の外側側壁22aまでの長さL0は、下記に表す条件を満たす位置となっている。
0.3(TW/2)<L0<0.6(TW/2)
なお、好ましくは、下記に表す条件を満たす位置とするとよい。
0.33(TW/2)<L0<0.55(TW/2)
また、第2主溝22の幅は、4mm以上で12mm以下に設定することが好ましい。
なお、本実施例では、トレッド面12における赤道線O1の両側にタイヤ周方向に沿って延びる2つの主溝21,22を設けており、各第2主溝22が、空気入りタイヤ11のタイヤ幅方向の最も外側に位置する主溝となっている。この場合、主溝の数は、片側2つに限らず、3つ以上設けてもよいものである。
第2主溝22とタイヤ接地端13との間には、タイヤ幅方向に沿って延びる第1ラグ溝25と第2ラグ溝26がタイヤ周方向に交互に複数設けられている。第1ラグ溝25は、一端部25aがタイヤ幅方向の最も外側に位置する第2主溝22に連通し、他端部25bがタイヤ接地端13に連通せず、タイヤ幅方向に沿って延びる先細形状となっている。第2ラグ溝26は、一端部26aがタイヤ幅方向の最も外側に位置する第2主溝22に連通せず、他端部26bがタイヤ接地端13に連通し、タイヤ幅方向に沿って延びると共にタイヤ周方向に湾曲した形状となっている。この場合、タイヤ内側(図1にて左側)とタイヤ外側(図1にて右側)とで、第2ラグ溝26の湾曲方向が逆方向となっている。
具体的に説明すると、第1ラグ溝25は、クサビ型をした三角形状をなし、一端部25aが幅広となって第2主溝22に連通し、他端部25bが先細となってタイヤ接地端13に連通していない。そして、第2主溝22に対する第1ラグ溝25の一端部25aにおける連通幅Wは、第1ラグ溝25のタイヤ周方向におけるピッチ長Pの25%から50%に設定されている。なお、この第2主溝22に対する第1ラグ溝25の一端部25aにおける連通幅Wは、第1ラグ溝25のタイヤ周方向におけるピッチ長Pの35%から45%に設定するのが好ましい。また、第1ラグ溝25の他端部25bからタイヤ接地端13までの長さが、タイヤ幅方向の最も外側に位置する第2主溝22からタイヤ接地端13までの長さの70%以下に設定されている。
即ち、主溝21,22を有する空気入りタイヤ11では、車両の走行時に、この主溝21,22によりトレッド面12と路面との間に所定長さのトンネル(管)が形成されることから、このトンネル、つまり、主溝21,22で気柱共鳴騒音が発生する。この場合、図3−1に示すように、第2主溝22が単なるストレート形状であると、等価管長も直線となる。一方、図3−2に示すように、第2主溝22がストレート形状であると共に、三角形状の第1ラグ溝15が連通していると、等価管長がこの第1ラグ溝25の連通部で蛇行した蛇行線となる。そのため、本実施例では、第2主溝22に連通している第1ラグ溝25が先細形状であることから、第2主溝22の等価管長が長くなり、気中共鳴の周波数が変動してレベルを下げることができる。
また、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の端部同士、つまり、第1ラグ溝25の他端部25bと第2ラグ溝26の一端部26aがタイヤ幅方向で重なり、所定の重なり代L3が設定されている。この第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の端部同士の重なり代L3は、第2主溝22からタイヤ接地端13までの長さLWの10%以上に設定されている。
具体的には、第1ラグ溝25の他端部25bからタイヤ接地端13までの長さをL1とし、第2主溝22から第2ラグ溝26の一端部26aまでの長さをL2とし、第2主溝22からタイヤ接地端13までの長さをLWとするとき、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の位置は、下記に表す条件を満たす位置となっている。
0.1<L1/LW<0.45
0.1<L2/LW<0.45
なお、好ましくは、下記に表す条件を満たす位置となっている。
0.3<L1/LW<0.4
0.2<L2/LW<0.4
また、第2ラグ溝26の幅は、1.5mm以上で8.0mm以下に設定され、好ましくは、1.8mm以上で4.0mm以下にするとよい。更に、第1ラグ溝25及び第2ラグ溝26は、タイヤ周方向に沿ってそれぞれ45本から90本の範囲で設けられている。この場合、第1ラグ溝25のピッチ長、第2ラグ溝26のピッチ長、または、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26のピッチ長を変化させつつ配列することが好ましい。即ち、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の周方向に配置に関し、ピッチバリエーション構造を採用することが好ましい。これにより、パターンノイズ低減されてタイヤの騒音性能が向上する利点がある。
なお、上述の説明では、第1ラグ溝25の形状を三角形状としたが、この形状に限定されるものではない。即ち、図4−1に示すように、三角形状をなす第1ラグ溝25は、一端部25aから他端部25bに延びる2辺が直線形状をなしている。また、図4−2に示すように、三角形状をなす第1ラグ溝31は、一端部31aから他端部31bに延びる2辺が凹んだ湾曲形状をなしている。図4−3に示すように、三角形状をなす第1ラグ溝32は、一端部32aから他端部32bに延びる2辺が突出した湾曲形状をなしている。このように空気入りタイヤ11の形状やサイズなどに応じて、第1ラグ溝25,31,32の形状を変えて面積を変更することで、気中共鳴の周波数を適正変動させてレベルを下げることができる。
また、この3種類の第1ラグ溝25,31,32をタイヤ周方向にランダムに配設するようにしてもよく、異なる溝面積の第1ラグ溝25,31,32をタイヤ周方向にランダムに位置することで、気中共鳴の周波数が複数発生することとなり、互いに打ち消しあってレベルを下げることができる。この場合、第1ラグ溝の種類は、2種類でも、4種類以上であってもよい。更に、タイヤの幅方向左右の第1ラグ溝の形状を変えてもよい。
ここで、比較例と本実施例とにおける排水性(操縦安定性)と静粛性(ロードノイズの発生)について比較する。この場合、比較例空気入りタイヤは、図5に示すように、第1ラグ溝011の一端部が主溝012に連通して他端部がタイヤ接地端013に連通せず、第2ラグ溝014の一端部が主溝012に連通せずに他端部がタイヤ接地端013に連通するものである。一方、本実施例の空気入りタイヤ11は、第1ラグ溝25の一端部が第2主溝22に連通して他端部がタイヤ接地端13に連通せず、第2ラグ溝26の一端部が第2主溝22に連通せずに他端部がタイヤ接地端13に連通し、第1ラグ溝25が先細形状となっているものである。
Figure 0005023845
比較例と本実施例を比較してみると、本実施例の空気入りタイヤ11は、比較例の空気入りタイヤに比べて排水性及び静粛性が大幅に向上していることがわかる。即ち、実施例1〜実施例6の実験結果から、第1ラグ溝25の先端部を先細形状とすることで、排水性及び静粛性(ロードノイズ)が向上することがわかる。また、L1/LWを70%以下、好ましくは、L1/LW及びL2/LWを0.1より大きく、且つ、0.45より小さい値に設定することで、排水性及び静粛性が向上することがわかる。また、W/Pを25%から50%に設定することで、排水性及び静粛性が大幅に向上することがわかる。更に、L0を0.3(TW/2)より大きく、且つ、0.6(TW/2)小さい値に設定することで、排水性及び静粛性が大幅に向上することがわかる。また、主溝22の幅、ラグ溝25,26の幅及び本数を適正範囲とすることで、排水性及び静粛性(ロードノイズ)が向上することがわかる。
なお、タイヤの排水性(操縦安定性)と静粛性(ロードノイズの発生)の評価を実施するための条件及び方法は、下記のものとなっている。
1)評価タイヤサイズ
215/60R16
2)タイヤの排水性(操縦安定性)の評価方法
国産3.0リットルクラスのセダン型乗用車に本実施例のタイヤを装着し、濡れた路面を走行したとき、ドライバーが官能評価により操縦安定性について10点満点で評価する。この場合、5人のドライバーによる評価を平均したものを評価点とする。なお、評価点が高いほど操縦安定性が優れたものとなる。
3)静粛性(ロードノイズの発生)の評価
国産3.0リットルクラスのセダン型乗用車に本実施例のタイヤを装着し、荒れた路面を60km/hで走行したとき、運転席側の窓付近で1kHz帯の音圧レベルを指数化して評価する。なお、評価点が低いほど静粛性が優れたものとなる。
このように本実施例の空気入りタイヤ11にあっては、トレッド面12における赤道線O1の両側にタイヤ周方向に沿って延びる第1主溝21及び第2主溝22を設け、一端部25aがタイヤ幅方向の最も外側に位置する第2主溝22に連通して他端部25bがタイヤ接地端13に連通しないタイヤ幅方向に沿って延びる第1ラグ溝25と、一端部26aが第2主溝22に連通せずに他端部26bがタイヤ接地端13に連通するタイヤ幅方向に沿って延びる第2ラグ溝26とをタイヤ周方向に交互に複数設け、第1ラグ溝25の他端部25bを先細形状としている。
従って、第2主溝と第1、第2ラグ溝21,22を設けることで、高い排水性を維持して走行安定性を向上することができると共に、第2主溝とタイヤ接地端13との間にある第1ラグ溝25と第2ラグ溝26が途中で切れ、且つ、第1ラグ溝25が先細形状をなしていることから、第2主溝22の等価管長が長くなり、気中共鳴の周波数が変動してレベルが下がると共に、第2主溝22で発生した気柱共鳴騒音が高周波ロードノイズとして複数のラグ溝25,26から外側に伝達されるのが抑制され、騒音の発生を抑制することで静粛性を向上することができる。
また、本実施例の空気入りタイヤ11では、第1ラグ溝25の他端部25bからタイヤ接地端13までの長さを第2主溝22からタイヤ接地端13までの長さの70%以下に設定している。従って、この第1ラグ溝25は、ラグ溝として排水性を向上することができる一方で、第2主溝22の等価管長を長くすることで気中共鳴の周波数を変動してレベルが下がることができる。
また、本実施例の空気入りタイヤ11では、第1ラグ溝25の他端部25bからタイヤ接地端13までの長さL1と、第2主溝22からタイヤ接地端13までの長さLWとの関係を、
0.1<L1/LW<0.45
としている。従って、第1ラグ溝25の長さを適正値とすることで、排水性と静粛性の両立を可能とすることができる。
また、本実施例の空気入りタイヤ11では、第2主溝22を赤道線O1に平行をなすストレート主溝とし、この第2主溝22に対する第1ラグ溝25の一端部25aにおける連通幅を、第1ラグ溝25のタイヤ周方向におけるピッチ長の25%から50%に設定している。従って、第1ラグ溝25の幅を適正値とすることで、第2主溝22の等価管長を適正長さにすることで、気中共鳴の周波数を変動してレベルが下がることができる。
また、本実施例の空気入りタイヤ11では、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の端部同士をタイヤ幅方向で重なる所定の重なり代を設けている。従って、高周波ロードノイズの発生が抑制され、静粛性を向上することができる。
また、本実施例の空気入りタイヤ11では、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の重なり代を、第2主溝22からタイヤ接地端13までの長さの10%以上設けており、好ましくは、80%以下設けるとよい。従って、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の重なり代を十分に確保することで、排水性を向上することができると共に、騒音の発生を抑制することができる。
具体的に、第1ラグ溝25の他端部25bからタイヤ接地端13までの長さL1と、第2主溝22から第2ラグ溝26の一端部26aまでの長さL2と、第2主溝22からタイヤ接地端13までの長さLWの関係を下記のように設定している。
0.1<L1/LW<0.45
0.1<L2/LW<0.45
従って、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の重なり代を適正領域とすることで、排水性と静粛性の両立を可能とすることができる。この場合、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の重なり代が所定範囲より小さいときには、排水性が低下するおそれがあり、第1ラグ溝25と第2ラグ溝26の重なり代が所定領域より大きいときには、摩耗により静粛性が低下してしまうおそれがある。また、第1ラグ溝25からタイヤ接地端13までの長さL1が短いと、ブロック剛性が高すぎて摩耗が促進されてしまう。一方、第2主溝22から第2ラグ溝26までの長さL2が短いと、摩耗時に第2ラグ溝26が第2主溝22に貫通してしまい、静粛性が悪化してしまう。
また、本実施例では、タイヤ接地幅TWと、赤道面O1から第2主溝22の外側側壁22aまでの長さL0の関係を、
0.3(TW/2)<L0<0.6(TW/2)
としている。従って、第2主溝22を赤道線O1側に近づいた位置に設けることとなり、中周波ロードノイズ(200Hz〜300Hz)を低減することができると共に、排水性を向上することができる。
また、本実施例では、第2主溝22の幅を4mm以上で12mm以下に設定し、第2ラグ溝26の幅を1.5mm以上で8.0mm以下に設定している。従って、第2主溝22の幅と第2ラグ溝26の幅を適正値とすることで、排水性と静粛性の両立を可能とすることができる。
また、本実施例では、第1ラグ溝25及び第2ラグ溝26をタイヤ周方向に沿ってそれぞれ45本から90本の範囲で設けている。従って、各ラグ溝25,26のピッチを適正値とすることで、静粛性を向上することができると共に、ブロック剛性の低下を抑制して耐久性を向上することができる。この場合、第1ラグ溝25及び第2ラグ溝26が所定本数より少ないときには、ブロック剛性が高すぎて路面からの衝撃を十分に緩和することができず、パターンノイズが悪化する。一方、第1ラグ溝25及び第2ラグ溝26が所定本数より多いときには、ブロック剛性が低すぎて操縦安定性が悪化する。
なお、上述した実施例の空気入りタイヤ11では、赤道線O1の両側に主溝21,22及びラグ溝25,26を設け、両側の第1ラグ溝25を先細形状としたが、少なくとも一方の第1ラグ溝25だけ先細形状としてもよい。この場合、タイヤ外側にある第1ラグ溝25を先細形状とすることが好ましく、外部に伝達される騒音を低減することができる。
また、上述した各実施例の空気入りタイヤ11では、各図にて、左側をタイヤ内側とし、右側をタイヤ外側としたが、タイヤ内側とタイヤ外側を逆としてもよい。また、空気入りタイヤ11を赤道線O1に対して、左右非対称としたが、左右対称としてもよい。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、主溝とタイヤ接地端との間に連通しない第1ラグ溝及び第2ラグ溝を設け、第1ラグ溝を先細形状とすることで、高い排水性を維持して走行安定性を向上すると共に、騒音の発生を抑制して静粛性を向上する
ものであり、いずれの種類の空気入りタイヤに用いても好適である。
本発明の一実施例に係る空気入りタイヤを表すトレッド部の平面図である。 本実施例の空気入りタイヤを表す概略断面図である。 空気入りタイヤにおける第2主溝の等価管長を説明するための概略図である。 空気入りタイヤにおける第2主溝の等価管長を説明するための概略図である。 本実施例の空気入りタイヤにおける第1ラグ溝の形状を表す概略図である。 本実施例の空気入りタイヤにおける第1ラグ溝の形状を表す概略図である。 本実施例の空気入りタイヤにおける第1ラグ溝の形状を表す概略図である。 比較例の空気入りタイヤを表すトレッド部の平面図である。
符号の説明
111 空気入りタイヤ
12 トレッド面
13 タイヤ接地端
21 第1主溝
22 第2主溝
25 第1ラグ溝
26 第2ラグ溝
L3 重なり代

Claims (10)

  1. トレッド面における赤道線の両側にタイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝が設けられた空気入りタイヤにおいて、
    一端部がタイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝に連通して他端部がタイヤ接地端に連通しないタイヤ幅方向に沿って延びる第1ラグ溝と、一端部がタイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝に連通せずに他端部がタイヤ接地端に連通するタイヤ幅方向に沿って延びる第2ラグ溝とがタイヤ周方向に交互に複数設けられ、
    前記第1ラグ溝は、一端部が幅広で他端部が先細となる三角形状をなし、
    前記タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝は、赤道線に対して平行をなして設けられ、該主溝に対する前記第1ラグ溝の一端部における連通幅は、前記第1ラグ溝のタイヤ周方向におけるピッチ長の25%から50%に設定されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さは、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝からタイヤ接地端までの長さの70%以下に設定されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 請求項1または2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さをL1とし、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝からタイヤ接地端までの長さをLWとするとき、
    0.1<L1/LW<0.45
    の条件を満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1ラグ溝と前記第2ラグ溝の端部同士がタイヤ幅方向で所定の重なり代を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 請求項4に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1ラグ溝の他端部からタイヤ接地端までの長さをL1とし、前記タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝から前記第2ラグ溝の一端部までの長さをL2とし、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝からタイヤ接地端までの長さをLWとするとき、
    0.1<L1/LW<0.45
    0.1<L2/LW<0.45
    の条件を満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤにおいて、タイヤ接地幅をTWとし、赤道面からタイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝の外側側壁までの長さをL0とするとき、
    0.3(TW/2)<L0<0.6(TW/2)
    の条件を満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載の空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向の最も外側に位置する前記主溝の幅は、4mm以上で12mm以下に設定され、前記第2ラグ溝の幅は、1.5mm以上で8.0mm以下に設定されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  8. 請求項1から7のいずれか一つに記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1ラグ溝及び前記第2ラグ溝は、タイヤ周方向に沿ってそれぞれ45本から90本の範囲で設けられることを特徴とする空気入りタイヤ。
  9. 請求項1から8のいずれか一つに記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1ラグ溝は、三角形状をなし、一端部から他端部に延びる2辺が湾曲形状に形成されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  10. 請求項1から9のいずれか一つに記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1ラグ溝は、三角形状をなし、一端部から他端部に延びる2辺が直線形状をなすものと、一端部から他端部に延びる2辺が突出した湾曲形状をなすものと、一端部から他端部に延びる2辺が凹んだ湾曲形状をなすものがタイヤ周方向にランダムに配設されることを特徴とする空気入りタイヤ。
JP2007174495A 2007-07-02 2007-07-02 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP5023845B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007174495A JP5023845B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007174495A JP5023845B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009012534A JP2009012534A (ja) 2009-01-22
JP5023845B2 true JP5023845B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=40353972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007174495A Expired - Fee Related JP5023845B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5023845B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5438609B2 (ja) * 2010-07-07 2014-03-12 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP5961135B2 (ja) * 2013-04-15 2016-08-02 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60236806A (ja) * 1984-05-09 1985-11-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JPH04201607A (ja) * 1990-11-30 1992-07-22 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2899200B2 (ja) * 1993-12-22 1999-06-02 住友ゴム工業株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JP4017503B2 (ja) * 2002-11-19 2007-12-05 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009012534A (ja) 2009-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4291861B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4434239B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6786794B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5667614B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4685919B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5321093B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5658728B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5796655B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP4431167B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4262286B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP6358030B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4428466B2 (ja) 空気入りタイヤ
CN102381142B (zh) 充气轮胎
JP5912945B2 (ja) 空気入りタイヤ
EP3028877B1 (en) Pneumatic tire
JP5491953B2 (ja) タイヤ
JP6327100B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPWO2007145177A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP2014162259A (ja) 空気入りタイヤ
JP2015189349A (ja) 空気入りタイヤ
JP2013052872A (ja) 空気入りタイヤ
US9056530B2 (en) Pneumatic tire
JP6597013B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6344088B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2010247549A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120604

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees