JP5579372B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
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Description

本発明は、主に半導体集積回路、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)、の製造テストにおいて使用する入出力端子を削減することができる半導体集積回路に関する。
近年、半導体集積回路、例えば、DRAMなど、の製造テスト(機能の動作テスト)において、テストシステム(テスター)に複数の製造テスト対象となる半導体チップを接続して、並列にテストを行うことにより、テストの効率化、及びテスト時間の短縮を図る技術が注目されている。
例えば、このような技術として、半導体記憶装置の製造テストにおいて、アドレスの入力に用いる入力端子数を削減する方法が提案されている(特許文献1)。この提案されている方法では、通常動作のとき、クロックICLKの2周期に1回の立上がりエッジ、すなわち、間引かれたクロックの立上がりエッジによりアドレスを読み取る。また、製造テストのとき、クロックICLKを間引かずに用いて、全ての立上がりエッジによりアドレスを読み取る構成としている。これにより、製造テストのとき、通常の動作に比べ、2倍速のクロックによりアドレスを読み取ることになる。これにより、半分のアドレス入力端子を用いて時分割にアドレスを入力することを可能にしている。
特開平11−306796号公報
しかしながら、提案されている方法では、製造テストに用いるアドレス入力端子を半分に減らしているが、それ以外のコントロール端子、例えば、クロックイネーブル信号、チップセレクト信号、ローアドレスストローブ信号、カラムアドレスストローブ信号、ライトイネーブル信号など、については、時分割に入力することができない。
これは、製造テストを行う際に、テスト対象となる半導体記憶装置をテストモードに設定するために、チップセレクト信号、ローアドレスストローブ信号、カラムアドレスストローブ信号、ライトイネーブル信号を所定のレベル、例えば、「L」レベル、に設定した後に、クロック信号を入力することによって、半導体記憶装置が備えるモードレジスタを設定する必要があるためである。
このため、特許文献1に示された方法では、製造テストに用いるコントロール端子の数を減らすことができないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、コントロール端子も含めた製造テストに用いる入出力端子数を削減することができる半導体集積回路を提供することにある。
上記問題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、通常動作モードと、テスト動作モードとを有する半導体集積回路であって、M(M≧2)個の少なくともコントロール入力パッドを含む信号入力端子と、内部回路と、クロック信号が入力されるクロック端子と、前記M個の信号入力端子と前記内部回路との間に設けられ、前記通常動作モードのとき、前記M個の信号入力端子それぞれから入力されたデータを前記内部回路に出力し、前記テスト動作モードのとき、前記クロック信号に基づいて、時分割数がX(X≧2)で時分割多重化されたデータが、前記M個の信号入力端子のうち(M/X)個の信号入力端子それぞれから入力され、入力された時分割多重化されたデータを分離して、内部回路に出力する入力信号制御ブロックと、を具備することを特徴とする半導体集積回路である。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の半導体集積回路において、前記入力信号制御ブロックは、前記M個の信号入力端子のうちのX個の信号入力端子それぞれと接続され、前記通常動作モードのとき、接続された前記X個の信号入力端子それぞれから入力されたデータを前記内部回路へ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記X個の前記信号入力端子のうちの1つの信号入力端子から時分割数がXの時分割多重化されたデータが入力され、前記クロック信号に基づいて、該データをX個のデータに分離して、前記内部回路へ出力する複数の入力信号制御回路を有する、ことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の半導体集積回路において、前記時分割数は、2(X=2)であり、前記入力信号制御回路は、前記2個の信号入力端子と接続され、前記通常動作モードのとき、接続された前記2個の信号入力端子それぞれからデータが入力され、該データを前記内部回路へ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記2個の前記信号入力端子のうちの1つの信号入力端子から時分割数が2の時分割多重化されたデータが入力され、前記クロック信号に基づいて、該データを2個のデータに分離して、前記内部回路へ出力する、ことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の半導体集積回路において、前記入力信号制御回路は、前記M個の信号入力端子のいずれか1つの信号入力端子からデータが入力される第1の入力端子と、前記M個の信号入力端子の異なるいずれか1つの信号入力端子からデータが入力される第2の入力端子と、前記クロック端子と接続され、クロック信号が入力される第1のクロック入力端子と、前記通常動作モードと前記テスト動作モードとを切替えるモード信号が入力される第1のテストモード入力端子と、前記第1のテストモード入力端子から入力されるモード信号に基づいて、前記第1の入力端子からデータが入力され、入力されたデータを増幅して出力するか、又は、出力をハイ・インピーダンスにする入力スリーステートバッファと、前記第2の入力端子からデータが入力され、該データを増幅して出力する第1の入力バッファと、前記第1のクロック入力端子から入力されるクロック信号を増幅して出力する第2の入力バッファと、前記第2の入力バッファから増幅されたクロック信号が入力され、該クロック信号を反転して出力するする第1のインバータと、前記第1のインバータから入力される反転されたクロック信号の立上がりエッジにより、第1のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第1のワンショットパルス発生回路と、前記第2の入力バッファが出力するクロック信号の立上がりエッジにより、第2のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第2のワンショットパルス発生回路と、前記第1のテストモード入力端子から前記モード信号が入力され、該モード信号を反転して出力する第2のインバータと、前記第2のインバータの出力に基づいて、前記入力スリーステートバッファから入力されるデータを出力するか否かを選択する第1のトランスファゲートと、前記第1のテストモード入力端子から入力される前記モード信号に基づいて、前記第1の入力バッファから入力されるデータを出力するか否かを選択する第2のトランスファゲートと、前記第2のインバータの出力に基づいて、前記第2のワンショットパルス発生回路から入力される前記第2のタイミング信号を出力するか否かを選択する第3のトランスファゲートと、前記第1のテストモード入力端子から入力される前記モード信号に基づいて、前記第1のワンショットパルス発生回路から入力される前記第1のタイミング信号を出力するか否かを選択する第4のトランスファゲートと、前記第3のトランスファゲートから入力される前記第2のタイミング信号、又は前記第4のトランスファゲートから入力される前記第1のタイミング信号に基づいて、前記第1のトランスファゲート、又は前記第2のトランスファゲートから入力されているデータをラッチする第1のラッチ回路と、前記第2のワンショットパルス発生回路から入力される前記第1のタイミング信号に基づいて、前記第1の入力バッファから入力されているデータをラッチする第2のラッチ回路と、前記第1のラッチ回路からデータが出力される第1の出力端子と、前記第2のラッチ回路からデータが出力される第2の出力端子と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体集積回路において、更に、データを出力するN個の信号出力端子と、前記内部回路と前記N個の信号出力端子との間に備えられ、前記通常動作モードのとき、内部回路から入力されたデータを前記N個の信号出力端子へ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記クロック信号に基づいて、前記内部回路から入力されたデータに対して、時分割数Xの時分割多重化を行い、前記N個の信号出力端子のうち(N/X)個の信号出力端子それぞれから時分割多重化を行ったデータを出力する出力信号制御ブロックと、を具備することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項5に記載の半導体集積回路において、前記出力信号制御ブロックは、前記N個の信号出力端子のうちのX個の信号出力端子と接続され、前記通常動作モードのとき、前記内部回路からX個のデータが入力され、該データを接続された前記X個の信号出力端子それぞれへ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記内部回路から入力されるX個のデータに対して時分割数がXの時分割多重化を行い、前記クロック信号に基づいて、時分割多重化を行ったデータを前記X個の信号出力端子のうちの1つの信号出力端子から出力する複数の出力信号制御回路を有する、ことを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項6に記載の半導体集積回路において、前記出力信号制御ブロックは、前記時分割数は、2(X=2)であり、前記出力信号制御回路は、前記N個の信号出力端子のうちの2個の信号出力端子と接続され、前記通常動作モードのとき、前記内部回路から2個のデータが入力され、該データを接続された前記2個の信号出力端子それぞれへ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記内部回路から入力される2個のデータに対して時分割数が2の時分割多重化を行い、前記クロック信号に基づいて、時分割多重化を行ったデータを前記2個の信号出力端子のうちの1つの信号出力端子から出力する、ことを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項7に記載の半導体集積回路において、前記出力信号制御回路は、前記内部回路からデータが入力される第3の入力端子と、前記内部回路からデータが入力される第4の入力端子と、前記クロック端子と接続され、クロック信号が入力される第2のクロック入力端子と、前記第2のクロック入力端子から入力されるクロック信号を増幅して出力する第3の入力バッファと、前記通常動作モードと前記テスト動作モードとを切替えるモード信号が入力される第2のテストモード入力端子と、前記第3の入力バッファが増幅したクロック信号と前記モード信号との論理積を演算して出力するANDゲートと、前記ANDゲートの出力信号を反転して出力する第3のインバータと、前記ANDゲートの出力信号を反転して出力する第4のインバータと、前記ANDゲートの出力信号に基づいて、前記第3の入力端子から入力されたデータを出力するか否かを選択する第5のトランスファゲートと、前記第4のインバータの出力信号に基づいて、前記第4の入力端子から入力されたデータを出力するか否かを選択する第6のトランスファゲートと、前記第3の入力バッファから入力される増幅されたクロック信号の立上がりエッジにより、第3のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第3のワンショットパルス発生回路と、前記第3のインバータの出力する信号の立上がりエッジにより、第4のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第4のワンショットパルス発生回路と、前記第3のワンショットパルス信号と前記第4のワンショットパルス信号との論理和を演算して出力するORゲートと、前記第3のタイミング信号に基づいて、前記第3の入力端子から入力されているデータをラッチする第3のラッチ回路と、前記ORゲートの出力する信号に基づいて、前記第5のトランスファゲートの出力信号、又は前記第6のトランスファゲートの出力信号をラッチする第4のラッチ回路と、前記第3のラッチ回路の出力信号を増幅して出力する第1の出力バッファと、前記第4のラッチ回路の出力信号を増幅して出力する第2の出力バッファと、前記N個の信号出力端子のうち1つの出力信号端子と接続され、前記第1の出力バッファの出力信号が出力される第3の出力端子と、前記N個の信号出力端子のうちの異なる1つの出力信号端子と接続され、前記第2の出力バッファの出力信号が出力される第4の出力端子と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、製造テストにおいて、半導体集積回路をテストする際に用いる入力端子数及び出力端子数を削減することが可能となる。これにより、テストシステムの限られた接続端子に接続できる半導体集積回路数を増して、同時にテストを行う半導体集積回路数を増加させることができる。この結果、製造テストに要する時間を短縮することができ、半導体集積回路の製造テスト・コストを削減することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態によるデータ入力制御回路及びデータ出力制御回路と、それらを適用した半導体集積回路を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による入力信号制御回路10の回路構成を示す概略図である。入力信号制御回路10は、入力端子A、入力端子B、クロック入力端子CLK、テストモード入力端子TEST、出力端子Aout、出力端子Bout、入力スリーステートバッファ11、入力バッファ12、13、インバータ14、15、ワンショットパルス発生回路16、17、トランスファゲート18、19、20、21、ラッチ回路22、23を具備している。
入力端子A及び入力端子Bは、半導体集積回路のパッドなどに接続される。出力端子Aout及び出力端子Boutは、半導体集積回路の内部回路に接続される。すなわち、半導体集積回路の内部回路は、入力信号制御回路10を介して、外部からの信号が入力される。テストモード入力端子TESTは、入力信号制御回路10をテスト動作モード及び通常動作モードのいずれの状態で動作させるかを選択するモード信号が入力される。
入力スリーステートバッファ11には、入力端子Aから信号が入力され、テストモード入力端子TESTから入力されるモード信号が、イネーブル信号として、入力される。また、入力スリーステートバッファ11は、入力されるイネーブル信号が「L」(Low:ロー)レベルの信号のとき、入力端子Aから入力された信号を増幅して、トランスファゲート18に出力する。また、入力スリーステートバッファ11は、入力されるイネーブル信号が「H」(High:ハイ)レベルのとき、出力をハイ・インピーダンスにする。
入力バッファ12は、入力端子Bから信号が入力され、入力された信号をトランスファゲート19及びラッチ回路23に出力する。
入力バッファ13は、クロック入力端子CLKからクロック信号が入力され、入力されたクロック信号を増幅して、インバータ14及びワンショットパルス発生回路17に出力する。
インバータ14は、入力バッファ13から入力されるクロック信号を反転して、ワンショットパルス発生回路16に出力する。
インバータ15は、テストモード入力端子TESTから入力されるモード信号を反転し、反転した信号をトランスファゲート18及びトランスファゲート20のイネーブル信号として出力する。
ワンショットパルス発生回路16は、インバータ14から入力される信号の立上がりエッジにより、「L」レベル、「H」レベル、「L」レベルと変換するワンショットパルスをタイミング信号として、トランスファゲート21に出力する。
ワンショットパルス発生回路17は、入力バッファ13から入力される信号の立上りにより、「L」レベル、「H」レベル、「L」レベルと変換するワンショットパルスをタイミング信号として、トランスファゲート20及びラッチ回路23のクロック入力に出力する。
トランスファゲート18は、インバータ15から「H」レベルの信号が入力される、すなわち、テストモード入力端子TESTに「L」レベルのモード信号が入力されると、入力スリーステートバッファ11から入力される信号をラッチ回路22に出力する。また、トランスファゲート18は、インバータ15から「L」レベルの信号が入力される、すなわち、テストモード入力端子TESTに「H」レベルの信号が入力されると、出力をハイ・インピーダンス状態にする。
トランスファゲート19は、テストモード入力端子TEST「H」レベルのモード信号が入力されると、入力端子Bから入力される信号をラッチ回路22に出力する。また、トランスファゲート19は、テストモード入力端子TESTから「L」レベルのモード信号が入力されると、出力をハイ・インピーダンス状態にする。
トランスファゲート20は、インバータ15から「H」レベルの信号が入力されると、ワンショットパルス発生回路17から入力される信号をラッチ回路22のクロック入力に出力する。また、トランスファゲート20は、インバータ15から「L」レベルの信号が入力されると、出力をハイ・インピーダンス状態にする。
トランスファゲート21は、テストモード入力端子TESTから「H」レベルのモード信号が入力されると、ワンショットパルス発生回路16から入力された信号をラッチ回路22のクロック入力に出力する。また、トランスファゲート21は、テストモード入力端子TESTから「L」レベルのモード信号が入力されると、トランスファゲート21の出力はハイ・インピーダンス状態になる。
ラッチ回路22は、トランスファゲート20又は21から入力される信号のタイミング信号により、トランスファゲート18又は19から入力される信号をラッチして、出力端子Aoutに出力する。
ラッチ回路23は、ワンショットパルス発生回路17から入力されるタイミング信号により、入力バッファ12から入力される信号をラッチして、出力端子Boutに出力する。
以上、説明したように、入力信号制御回路10において、テストモード入力端子TESTから入力されるモード信号により、ラッチ回路22に入力されるデータ信号及びクロック信号が切替えられる構成となっている。なお、テスト動作モードは、テストモード入力端子TESTに「H」レベルのモード信号が入力されるときであり、通常動作モードは、テストモード入力端子TESTに「L」レベルのモード信号が入力されるときである。
次に、図2は、本実施形態における入力信号制御回路10の動作を説明するタイミングチャートである。また、図示するように、製造テストを行う際のテスト動作モードにおける動作と、製品が使用される際の通常動作モードとにおける動作とを比較するタイミングチャートである。当該タイミングチャートの横軸方向は時間を表し、同縦軸はそれぞれの信号のレベル及び値を表している。
また、図示するように、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号は、入力スリーステートバッファ11、入力バッファ12、13、インバータ14、15、ワンショットパルス発生回路16、17、トランスファゲート20、21などの遅延により、クロック信号入力端子CLKから入力されるクロック信号と、内部接点P1、P2、P3でのタイミング信号との間には、内部遅延時間tの遅延が生じる。
ラッチ回路22、23は、クロック信号の立上りエッジ、又はクロック信号の立下りエッジに同期して、入力されているデータ(アドレス信号又はコマンド信号)をラッチする。また、コマンド判定タイミングは、通常動作でもテスト動作でも同じになる。
まず、通常動作モードにおける入力信号制御回路10の動作を説明する。テストモード入力端子TESTには、「L」レベルのモード信号が入力される。これにより、トランスファゲート18、…、21の出力信号が切替えられる。この結果、ラッチ回路22には、入力端子Aから入力される信号が、入力スリーステートバッファ11及びトランスファゲート18を通じて、入力される。また、ラッチ回路22には、ワンショットパルス発生回路17の出力するタイミング信号が、トランスファゲート20を通じて、入力される。
ラッチ回路23は、ラッチ回路22と同様に、ワンショットパルス発生回路17からタイミング信号が入力される。
ワンショットパルス発生回路17は、クロック入力端子CLK及び入力バッファ13を介して入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号をトランスファゲート20及びラッチ回路23に出力する。
サイクルt2において、ラッチ回路22には、入力端子Aから入力されたデータ「A1」が、入力スリーステートバッファ11及びトランスファゲート18を介して、入力される。また、ラッチ回路23には、入力端子Bから入力されたデータ「B1」が、入力バッファ12を介して、入力される。
サイクルt3において、ワンショットパルス発生回路17は、入力バッファ13を介して、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を出力する。ラッチ回路22は、ワンショットパルス発生回路17からトランスファゲート20及び内部接点P2を経由して入力されるタイミング信号により、入力されたデータ「A1」をラッチする。また、ラッチ回路22は、出力端子Aoutにラッチしたデータ「A1」を出力する。
ラッチ回路23は、内部接点P3を経由してワンショットパルス発生回路17から入力されるタイミング信号により、入力されたデータ「B1」をラッチする。また、ラッチ回路23は、出力端子Boutにラッチしたデータ「B1」を出力する。
サイクルt4において、ラッチ回路22には、入力端子Aから入力されたデータ「A2」が、入力スリーステートバッファ11及びトランスファゲート18を介して、入力される。また、ラッチ回路23には、入力端子Bから入力されたデータ「B2」が、入力バッファ12を介して、入力される。
サイクルt5において、ワンショットパルス発生回路17は、入力バッファ13を介してクロック入力端子CLKから入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を出力する。ラッチ回路22は、ワンショットパルス発生回路17からトランスファゲート20及び内部接点P2を経由して入力されるタイミング信号により、入力されたデータ「A2」をラッチする。また、ラッチ回路22は、出力端子Aoutにラッチしたデータ「A2」を出力する。
ラッチ回路23は、内部接点P3を経由してワンショットパルス発生回路17から入力されるタイミング信号により、入力されたデータ「B2」をラッチする。また、ラッチ回路23は、出力端子Boutにラッチしたデータ「B2」を出力する。
通常動作モードにおいて、入力信号制御回路10は、上述のように、入力端子A及び入力端子Bから入力される信号を、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号に同期してラッチし、ラッチした信号を出力端子Aout及び出力端子Boutへ出力する。
次に、テスト動作モードにおける入力信号制御回路10の動作を説明する。
まず、テストモード入力端子TESTは、「H」レベルのモード信号が入力される。これにより、トランスファゲート18、…、21の出力信号が切替えられる。そして、ラッチ回路22は、入力端子Bから入力される信号が、入力バッファ12及びトランスファゲート19を通じて、入力される。また、ラッチ回路22は、ワンショットパルス発生回路16の出力するタイミング信号が、トランスファゲート21を通じて、入力される。入力スリーステートバッファ11は、テストモード入力端子TESTから「H」レベルのモード信号が、イネーブル信号として、入力されると、出力はハイ・インピーダンス状態になる。
ラッチ回路23は、通常動作モードのときと同様に、入力端子Bから入力される信号が入力バッファ12を通じて、入力される。また、ラッチ回路23には、ワンショットパルス発生回路17からタイミング信号が入力される。
ワンショットパルス発生回路16は、クロック入力端子CLK、入力バッファ13、及びインバータ14を介して入力されるクロック信号が反転された反転クロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号をトランスファゲート21に出力する。ワンショットパルス発生回路17は、通常動作モードと同様に、クロック入力端子CLK及び入力バッファ13を通じて入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号をラッチ回路23及びトランスファゲート20に出力する
内部接点P2では、ワンショットパルス発生回路16から出力されるタイミング信号が観測され、当該タイミング信号は、クロック信号の立下りエッジに同期している。内部接点P3では、ワンショットパルス発生回路17から出力されるタイミング信号が観測され、当該タイミング信号は、クロック信号の立上がりエッジに同期している。
まず、サイクルt1において、ラッチ回路22には、入力端子Bから入力されたデータ「A1」が、入力バッファ12及びトランスファゲート19を介して、入力される。ラッチ回路23にも、入力端子Bから入力されたデータ「A1」が、入力バッファ12を介して、入力される。
サイクルt2において、ワンショットパルス発生回路16は、インバータ14から入力されるクロック信号を反転した信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、トランスファゲート21及び内部接点P2を介してラッチ回路22に出力する。ラッチ回路22は、ワンショットパルス発生回路16からタイミング信号が入力されると、入力されているデータ「A1」をラッチする。また、ラッチ回路22は、ラッチしたデータ「A1」を出力端子Aoutに出力する。
ラッチ回路22が入力されたデータ「A1」をラッチした後に、入力端子Bには、データ「B1」が入力される。ラッチ回路22には、入力端子Bから入力されたデータ「B1」が、入力バッファ12及びトランスファゲート19を介して、入力される。ラッチ回路23にも、入力端子Bから入力されたデータ「B1」が、入力バッファ12を介して、入力される。
サイクルt3において、ワンショットパルス発生回路17は、入力バッファ13から入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、トランスファゲート20及びラッチ回路23に出力する。このとき、トランスファゲート20は、閉じているので、入力されたタイミング信号をラッチ回路22に出力しない。ラッチ回路23は、ワンショットパルス発生回路17からタイミング信号が入力されると、入力されているデータ「B1」をラッチし、ラッチしたデータ「B1」を出力端子Boutに出力する。
ラッチ回路23が入力されたデータ「B1」をラッチした後に、入力端子Bには、データ「A2」が入力される。ラッチ回路22には、入力端子Bから入力されたデータ「A2」が、入力バッファ12及びトランスファゲート19を介して、入力される。ラッチ回路23にも、入力端子Bから入力されたデータ「A2」が、入力バッファ12を介して、入力される。
サイクルt4において、ワンショットパルス発生回路16は、インバータ14から入力される反転クロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、トランスファゲート21及び内部接点P2を介してラッチ回路22に出力する。ラッチ回路22は、ワンショットパルス発生回路16からタイミング信号が入力されると、入力されているデータ「A2」をラッチし、ラッチしたデータ「A2」を出力端子Aoutに出力する。
ラッチ回路22が入力されたデータ「A2」をラッチした後に、入力端子Bには、データ「B2」が入力される。ラッチ回路22には、入力端子Bから入力されたデータ「B2」が、入力バッファ12及びトランスファゲート19を介して、入力される。ラッチ回路23にも、入力端子Bから入力されたデータ「B2」が、入力バッファ12を介して、入力される。
サイクルt5において、ワンショットパルス発生回路17は、入力バッファ13から入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、トランスファゲート20及びラッチ回路23に出力する。このとき、トランスファゲート20は、閉じているので、入力されたタイミング信号をラッチ回路22に出力しない。ラッチ回路23は、ワンショットパルス発生回路17からタイミング信号が入力されると、入力されているデータ「B2」をラッチし、ラッチしたデータ「B2」を出力端子Boutに出力する。
以上、入力信号制御回路10は、通常動作モードにおいて、入力端子Aから入力された信号は、ラッチ回路22を介して、出力端子Aoutに出力される。入力端子Bから入力された信号は、ラッチ回路23を介して、出力端子Boutに出力される。
また、入力信号制御回路10は、テスト動作モードにおいて、クロック信号の立上りエッジ及び立下りエッジの両方を用いることで、1クロック・サイクルを2分割している。入力信号制御回路10は、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号の立下りエッジで、ラッチ回路22を駆動し、同クロック信号の立上がりエッジで、ラッチ回路23を駆動する構成である。このように、テスト動作モードにおいて、入力端子Bから入力する信号を時分割多重化することで、通常動作モードで2つの入力端子A、Bを用いたのに対して、1つの入力端子Bのみを用いることで、同じデータを入力することが可能となる。
なお、本実施形態においては、クロック信号の立上がりエッジ及び立下りエッジにより、1クロック・サイクルを2分割する例を示したが、1クロック・サイクルをX分割(X≧2)して、データの入力に用いる入力端子数をX分の1個に減らすことも可能である。また、入力信号制御回路10を用いる効果として、入力データラッチのみの制御により、時分割による多重化を行うことができ、内部回路へ出力する信号は、通常動作モードと同じ周期で変化する。これにより、従来と同じクロック・サイクル数でコマンド制御を行うことができる。この結果、半導体集積回路とテストシステムとの間の時間的制約に対する動作マージンが十分にあれば、1クロック・サイクルの周期を変更することなく、製造テストを行うことが可能になる。
なお、入力信号制御回路10を用いた場合、テスターに接続されるコントロール信号を入力する信号入力端子が削減されているため、MRS(Mode Register Set)コマンドの設定に必要なデータ入力ができず、テストモードへの設定(テストモード・エントリ)ができない。このとき、テストモード・エントリは、オプション信号入力端子(テストモード専用の入力パッド)、もしくはヒューズによる制御などを用いて、テストモード・エントリを行うことになる。
次に、図3は、本実施形態による出力信号制御回路30の回路構成を示す概略図である。出力信号制御回路30は、出力端子C、出力端子D、クロック入力端子CLK、テストモード入力端子TEST、入力端子Cin、入力端子Din、出力バッファ31、32、入力バッファ33、ANDゲート34、インバータ35、37、ORゲート36、ワンショットパルス発生回路38、39、ラッチ回路40,41、トランスファゲート42、43を具備している。
出力端子C及び出力端子Dは、半導体集積回路のパッドなどに接続される。入力端子Cin及び入力端子Dinは、半導体集積回路の内部回路に接続される。すなわち、半導体集積回路の内部回路は、出力信号制御回路30を介して、外部へ信号を出力する。テストモード入力端子TESTは、出力信号制御回路30を、テスト動作モード及び通常動作モードのいずれの状態で動作させるかを選択する信号が入力される。
出力バッファ31は、ラッチ回路40の出力信号を増幅して、出力端子Cに出力する。出力バッファ32は、ラッチ回路41の出力信号を増幅して、出力端子Dに出力する。入力バッファ33は、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号を増幅して、ANDゲート34及びワンショットパルス発生回路38に出力する。
ANDゲート34には、テストモード入力端子TESTから入力されるモード信号及び、入力バッファ33の出力信号が入力され、入力される2つの信号の論理積を演算して、インバータ35、37に出力し、トランスファゲート42には出力を選択する信号として、出力する。インバータ35は、ANDゲート34の出力信号を反転して、ワンショットパルス発生回路39に出力する。ORゲート36は、ワンショットパルス発生回路38、39の出力するタイミング信号に対して論理和を演算して、タイミング信号としてラッチ回路41に出力する。インバータ37は、ANDゲート34の出力信号を反転して、トランスファゲート43に出力を選択する信号として出力する。
ワンショットパルス発生回路38は、入力バッファ33で増幅されたクロック信号の立上がりエッジにより、「L」レベル、「H」レベル、「L」レベルと変化するワンショットパルスをタイミング信号として、ラッチ回路40及びORゲート36に出力する。ワンショットパルス発生回路39は、インバータ35の出力信号の立上がりエッジにより、「L」レベル、「H」レベル、「L」レベルと変化するワンショットパルスをタイミング信号として、ORゲート36に出力する。なお、テストモード入力端子TESTから「H」レベルのモード信号が入力され、且つ、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号が立下ると、インバータ35の出力信号に立上がりエッジが現れる。
ラッチ回路40は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、入力端子Cinから入力されているデータをラッチし、ラッチしたデータを出力バッファ31に出力する。
ラッチ回路41は、ORゲート36からタイミング信号が入力されると、入力されているデータをラッチし、ラッチしたデータを出力バッファ32に出力する。ここで、ラッチ回路41に入力される信号は、トランスファゲート42又はトランスファゲート43のいずれか一方から入力されているデータある。
トランスファゲート42は、ANDゲート34から「H」レベルの信号が入力されると、入力端子Cinから入力されるデータをラッチ回路41に出力する。また、トランスファゲート42は、ANDゲート34から「L」レベルの信号が入力されると、出力をハイ・インピーダンス状態にする。
トランスファゲート43は、インバータ37から「H」レベルの信号が入力されると、入力端子Dinから入力されるデータをラッチ回路41に出力する。また、トランスファゲート43は、ANDゲート34から「L」レベルの信号が入力されると、出力をハイ・インピーダンス状態にする。
なお、ANDゲート34の出力信号と、インバータ37の出力信号とは、極性が反対である。これにより、ラッチ回路41に入力されるデータは、入力端子Cinから入力されるデータ、あるいは、入力端子Dinから入力されるデータのいずれかである。
次に、図4は、本実施形態における出力信号制御回路30の動作を説明するタイミングチャートである。また、図示するように、製造テストを行う際のテスト動作モードにおける動作と、製品が使用される際の通常動作モードにおける動作とを比較するタイミングチャートである。また、当該タイミングチャートの横軸方向は時間を表し、同縦軸方向はそれぞれの信号のレベル及び値を表している。
また、図示するように、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号は、入力バッファ33、ワンショットパルス発生回路38、39、ANDゲート34、インバータ35、ORゲート36などの遅延により、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号と、内部接点P5とのタイミング信号との間には、内部遅延時間tの遅延が生じる。
ラッチ回路40、41は、クロック信号の立上りエッジ、又はクロック信号の立下りエッジに同期して、入力されているデータ(アドレス信号又はコマンド信号)をラッチする。また、コマンド判定タイミングは、通常動作でもテスト動作でも同じになる。
まず、通常動作モードにおける出力信号制御回路30の動作を説明する。テストモード入力端子TESTには、「L」レベルのモード信号が入力される。これにより、ANDゲート34の出力は「L」レベルになる。トランスファゲート42は、ANDゲート34から「L」レベルの信号が入力され、出力をハイ・インピーダンスの状態にする。トランスファゲート43は、インバータ37から「H」レベルの信号が入力され、入力端子Dinから入力されるデータをラッチ回路41に出力する。ワンショットパルス発生回路39は、通常動作モードでは、インバータ35から常に「H」レベルの信号が入力され、タイミング信号を出力しない。
次に、サイクルt2において、ラッチ回路40には、入力端子Cinからデータ「C1」が入力される。ラッチ回路41には、トランスファゲート43を介して、入力端子Dinからデータ「D1」が入力される。
サイクルt3において、ワンショットパルス発生回路38は、入力バッファ33を介してクロック入力端子CLKから入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を出力する。ラッチ回路40は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、入力端子Cinから入力されているデータ「C1」をラッチし、ラッチしたデータ「C1」を出力バッファ31に出力する。出力バッファ31は、ラッチ回路40から入力されたデータ「C1」を増幅して、出力端子Cに出力する。
ラッチ回路41は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、入力端子Dinから入力されているデータ「D1」をラッチし、ラッチしたデータ「D1」を出力バッファ32に出力する。出力バッファ32は、ラッチ回路41から入力されたデータ「D1」を増幅して、出力端子Dに出力する。
サイクルt4において、ラッチ回路40には、入力端子Cinからデータ「C2」が入力される。ラッチ回路41には、トランスファゲート43を介して、入力端子Dinからデータ「D2」が入力される。
サイクルt5において、ワンショットパルス発生回路38は、入力バッファ33を介してクロック入力端子CLKから入力されるクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を出力する。ラッチ回路40は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、入力端子Cinから入力されているデータ「C2」をラッチし、ラッチしたデータ「C2」を出力バッファ31に出力する。出力バッファ31は、ラッチ回路40から入力されたデータ「C2」を増幅して、出力端子Cに出力する。
ラッチ回路41は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、入力端子Dinから入力されているデータ「D2」をラッチし、ラッチしたデータ「D2」を出力バッファ32に出力する。出力バッファ32は、ラッチ回路41から入力されたデータ「D2」を増幅して、出力端子Dに出力する。
次に、テスト動作モードにおける出力信号制御回路30の動作を説明する。
まず、テストモード入力端子TESTには、「H」レベルのモード信号が入力される。これにより、ANDゲート34は、クロック入力端子CLKから入力されたクロック信号が、入力バッファ33を介して、入力され、入力されたクロック信号をインバータ35、トランスファゲート42及びインバータ37に出力する。
インバータ35は、ANDゲート34から入力されたクロック信号を反転し、反転したクロック信号をワンショットパルス発生回路39に出力する。インバータ37は、ANDゲート34から入力されたクロック信号を反転し、反転したクロック信号をトランスファゲート43に出力する。
ワンショットパルス発生回路39は、クロック入力端子CLKから入力されるクロック信号の立下りエッジにより、タイミング信号を出力する。トランスファゲート42は、クロック入力端子CLKから「H」レベルのクロック信号が入力されると、入力端子Cinから入力されるデータをラッチ回路41に出力する。トランスファゲート43は、クロック入力端子CLKから「L」レベルのクロック信号が入力されると、入力端子Dinから入力されたデータをラッチ回路41に出力する。
サイクルt3において、トランスファゲート42は、ANDゲート34から「H」レベルのクロック信号が入力されると、入力端子Cinから入力されたデータ「C1」をラッチ回路41に出力する。トランスファゲート43は、インバータ37から「L」レベルの反転されたクロック信号が入力され、出力がハイ・インピーダンス状態になる。
ワンショットパルス発生回路38は、クロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、ORゲート36を介して、ラッチ回路41に出力する。ラッチ回路41は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、トランスファゲート42から入力されているデータ「C1」をラッチし、ラッチしたデータ「C1」を出力バッファ32に出力する。出力バッファ32は、ラッチ回路41から入力されたデータ「C1」を増幅し、増幅したデータ「C1」を出力端子Dに出力する。
サイクルt4において、トランスファゲート43は、インバータ37から「H」レベルのクロック信号が入力されると、入力端子Dinから入力されたデータ「D1」をラッチ回路41に出力する。トランスファゲート42は、ANDゲート34から「L」レベルの反転されたクロック信号が入力され、出力がハイ・インピーダンス状態になる。
ワンショットパルス発生回路39は、インバータ35で反転されたクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、ORゲート36を介して、ラッチ回路41に出力する。ラッチ回路41は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、トランスファゲート43から入力されているデータ「D1」をラッチし、ラッチしたデータ「D1」を出力バッファ32に出力する。出力バッファ32は、入力されたデータ「D1」を増幅し、増幅したデータ「D1」を出力端子Dに出力する。
サイクルt5において、トランスファゲート42は、ANDゲート34から「H」レベルのクロック信号が入力されると、入力端子Cinから入力されたデータ「C2」をラッチ回路41に出力する。トランスファゲート43は、インバータ37から「L」レベルの反転されたクロック信号が入力され、出力がハイ・インピーダンス状態になる。
ワンショットパルス発生回路38は、クロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、ORゲート36を介して、ラッチ回路41に出力する。ラッチ回路41は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、トランスファゲート42から入力されているデータ「C2」をラッチし、ラッチしたデータ「C2」を出力バッファ32に出力する。出力バッファ32は、ラッチ回路41から入力されたデータ「C2」を増幅し、増幅したデータ「C2」を出力端子Dに出力する。
サイクルt6において、トランスファゲート43は、インバータ37から「H」レベルのクロック信号が入力されると、入力端子Dinから入力されたデータ「D2」をラッチ回路41に出力する。トランスファゲート42は、ANDゲート34から「L」レベルの反転されたクロック信号が入力され、出力がハイ・インピーダンス状態になる。
ワンショットパルス発生回路39は、インバータ35で反転されたクロック信号の立上がりエッジにより、タイミング信号を、ORゲート36を介して、ラッチ回路41に出力する。ラッチ回路41は、ワンショットパルス発生回路38からタイミング信号が入力されると、トランスファゲート43から入力されているデータ「D2」をラッチし、ラッチしたデータ「D2」を出力バッファ32に出力する。出力バッファ32は、入力されたデータ「D2」を増幅し、増幅したデータ「D2」を出力端子Dに出力する。
以上説明したように、出力信号制御回路30は、通常動作モードにおいて、入力端子Cin、Dinから入力され、2つの出力端子C、Dから出力していたデータ量を、テスト動作モードでは、同じくロックサイクル数で、1つの出力端子Dのみを用いて出力することが可能となる。
次に図5は、本実施形態の入力信号制御回路10を適用した半導体集積回路1(例えば、DRAM)の内部構成の一部を示した概略図である。
半導体集積回路1は、クロック入力パッドCLK、半導体集積回路1に対する制御信号を入力するコントロール入力パッドCTRL、アドレス信号を入力するアドレス入力パッドADR、入力信号制御ブロック100、入力されるコマンド信号をデコードするコマンドデコーダ50、入力されるアドレス信号をカラムアドレス信号及びローアドレス信号にデコードするアドレスでコーダ60、メモリセルアレイ70を具備している。
入力信号制御ブロック100は、入力信号制御回路10C−1、…、入力信号制御回路10C−m、入力信号制御回路10A−1、…、入力信号制御回路10A−nを有している(m、n≧1、且つ整数)。ここで、入力信号制御回路10C−1、…、入力信号制御回路10C−m、入力信号制御回路10A−1、…、入力信号制御回路10A−nは、入力信号制御回路10と同じ構成である。
入力信号制御回路10C−1〜10C−mそれぞれの入力端子A、Bは、半導体集積回路1の複数のコントロール入力パッドCTRLに接続される。また、入力信号制御回路10C−1〜10C−mそれぞれの出力端子Aout、Boutは、コマンドデコーダ50のコマンド入力端子CTRLに接続される。
入力信号制御回路10A−1〜10A−nそれぞれの入力端子A、Bは、半導体集積回路1の複数のアドレス入力パッドADRに接続される。また、入力信号制御回路10A−1〜10A−nそれぞれの出力端子Aout、Boutは、アドレスでコーダ60のアドレス入力端子ADRに接続される。
なお、入力信号制御回路10C−1〜10C−m、10A−1〜10C−nのテストモード入力端子TESTは、半導体集積回路1に備えられる動作モードレジスタなどに接続され、通常動作モードとテスト動作モードとが切替えられる。
クロック入力パッドCLKは、入力信号制御回路10C−1〜10C−m、10A−1〜10A−n、コマンドデコーダ50、アドレスでコーダ60に接続され、共通のクロック信号を供給する。
以上のように、半導体集積回路1において、入力パッド(信号入力端子)と半導体集積回路1の内部回路との間に入力信号制御回路10を設ける。これにより、クロック・サイクルを2分割して、半導体集積回路1の入力パッド(端子)に対して入力する信号を時分割多重することができる。この結果、入力信号制御回路10がテスト動作モードに設定され、半導体集積回路1の製造テストを行う場合、アドレス信号を入力に必要となるアドレス入力パッド数、及びコントロール信号を入力に必要となるコントロール入力パッド数を2分の1に削減することが可能となる。
なお、図示はしていないが、半導体集積回路1の入力パッドと内部回路との間に入力信号制御ブロック100を設けたのと同様に、半導体集積回路1の出力パッド(信号出力端子)と内部回路との間に出力信号制御ブロック300を設けることで、テスト動作モードにおいて、データ信号などを出力する出力パッド数を2分の1に削減することが可能となる。この場合、出力信号制御ブロック300は、複数の出力信号制御回路30を有する。
半導体集積回路1において、アドレス入力パッドADRから入力されるアドレス信号、及びコントロール入力パッドCTRLから入力されるアドレス信号は、通常動作モードの2分の1の周期で変化する信号である。しかし、テスト動作モードにおいて、入力信号制御回路10が出力する信号は、通常動作モードと同じ周期で変化するので、内部回路の設計変更を行わずに入力信号制御回路10を適用することができる。これにより、半導体集積回路1の内部回路は、テスト動作モードのために、通常動作モードより高いクロック周波数で動作させる必要がない。この結果、半導体集積回路1の設計制約となるクロック周波数は、通常動作モードのクロック周波数となり、設計制約が緩和されて、開発コスト及び開発時間を削減することが可能となる。
また、入力信号制御回路10は、入力されるクロックから入力信号を記憶させるタイミング信号を生成するので、クロック入力パッドCLKから入力するクロック信号の周期は、通常動作モードと同じ周期でよい。
次に、図6(a)、(b)及び図7(a)、(b)は、テストシステム(テスター)と複数の半導体集積回路(パッケージング前のチップ)との接続方法について、従来と本実施形態との比較を示す概略図である。
図示するテストシステムは、テスト対象への出力端子数が120(N=120)個を有し、また、テスト対象への入出力端子数が40(M=40)個を有している。また、テスト対象は、従来例の半導体集積回路9−1〜9−10、及び本実施形態の半導体集積回路1−1〜1−20は、入力端子(入力パッド)が12(A=12)個を有し、入出力端子(入出力パッド)を4(B=4)個有している。また、半導体集積回路1−1〜1−20は、前述の入力信号制御回路10及び出力信号制御回路30を有している。
図6(a)に図示するように、従来の方法では、テストシステムの入力端子及び入出力端子の数の制約(N=120、M=40)から、半導体集積回路9−1の構成を有するテスト対象の場合、入力端子数の制約及び入出力端子数の制約から10個(N/A=10、M/B=10)の半導体集積回路9−1〜9−10を同時にテストしていた。
図6(b)に図示するように、本実施形態の入力信号制御回路10及び出力信号制御回路30を用いて、1クロック・サイクルで2つのデータを入力及び出力することで、20個(N/(A/2))=20、M/(B/2))=20)の半導体集積回路1−1〜1−20を同時にテストすることが可能になる。
従来の半導体集積回路、例えばDRAM、の製造テストにおいては、1クロック・サイクルあたり、半導体集積回路の1個の入出力端子から1つのデータを入出力していた。本実施形態体では、テスト動作モードにおいては、時分割を行い1クロック・サイクルあたり複数のデータを入力ができる入力信号制御回路10及び出力ができる出力信号制御回路30を適用することで、1個の入出力端子から複数のデータを入出力することが可能になる。
一般的には、入力信号端子N個、入出力信号端子M個を有するテストシステムで、A個のアドレス及びコマンド入力端子を有し、B個の入出力端子を有する半導体集積回路をテスト(測定)する場合、入力信号端子又は入出力信号端子数で制限される。同テストシステムにおいて、同時にテストできる半導体集積回路は、(N/A)個以下、あるいは(M/B)個以下の少ない個数になる。
本実施形態では、1クロック・サイクルをX(X=2)分割することで、入力信号端子数による制限数を(N/(A/2))個、及び入出力端子数による制限を(M/(B/2))個にすることができ、同時に製造テスト(測定)を行える個数をX(X=2)倍にすることが可能になる。
なお、本実施形態において、入力信号制御回路10及び出力信号制御回路30の時分割数を2(X=2)としたが、時分割数を3以上(X≧3)としてもよい。また、M、N、A、B、Xは、1以上の整数であり、これらを用いた演算結果については、小数点以下を切捨てとする。
次に、図7(a)は、2(Y=2)個の半導体集積回路で共通の入力端子を用いるコモン接続を適用した従来の構成例を示している。また、図7(b)は、2(Y=2)個の半導体集積回路で共通の入力端子を用いるコモン接続を適用した本実施形態の構成例を示している。この場合、図6(a)、(b)に比べ、2分の1(Y分の1)の入力信号端子数を使用することで、製造テストを行うことが可能となる。
図7(b)のコモン接続を用いた製造テストにおいては、図6(b)の構成に比べて、使用する入力信号端子数は120個から60個に減らすことが可能となる。
以上、説明したように、時分割を行い1個の端子に対して入出力するデータを多重化することで、製造テストにおいて使用する端子の個数を増やさずに、同時に測定する半導体集積回路の個数を増やすことができる。このとき、時分割数をX(X≧2)の場合、同時に測定可能な半導体集積回路数をX倍にすることができ、テスト・コストの削減が可能となる。
また、半導体ウエハ上の半導体集積回路(半導体チップ)をテストするとき、半導体チップ同士が高密度に集積されているため、半導体チップへの接続端子の設置密度が物理的限界に近づいているという問題がある。従来は、同時にテストする半導体集積回路の個数を減らすことで対応していたが、測定に使用する入力端子及び出力端子を減らすことができるので、同時にテストする半導体集積回路の個数を減らすことなくテストを行うことが可能となる。
この結果、テスト時間の大幅な削減化でき、テスト・コストの削減が可能となる。
なお、本発明に記載の内部回路は、コマンドデコーダ50、アドレスでコーダ60、及びメモリセルアレイ70に対応する。また、本発明に記載の第1の入力端子は、入力端子Aに対応し、本発明に記載の第2の入力端子は、入力端子Bに対応し、本発明に記載の第3の入力端子は、入力端子Cinに対応し、本発明に記載の第4の入力端子は、入力端子Dinに対応する。
また、本発明に記載の第1の出力端子は、出力端子Aoutに対応し、本発明に記載の第2の出力端子は、出力端子Boutに対応し、本発明に記載の第3の出力端子は、出力端子Cに対応し、本発明に記載の第4の出力端子は、出力端子Dに対応する。
また、本発明に記載の第1の入力バッファは、入力バッファ12に対応し、本発明に記載の第2の入力バッファは、入力バッファ13に対応し、本発明に記載の第3の入力バッファは、入力バッファ33に対応する。また、本発明に記載の第1の出力バッファは、出力バッファ31に対応し、第2の出力バッファは、出力バッファ32に対応する。
また、本発明に記載の第1のワンショットパルス発生回路は、ワンショットパルス発生回路16に対応し、本発明に記載の第2のワンショットパルス発生回路は、ワンショットパルス発生回路17に対応し、本発明に記載の第3のワンショットパルス発生回路は、ワンショットパルス発生回路38に対応し、本発明に記載の第4のワンショットパルス発生回路は、ワンショットパルス発生回路39に対応する。
また、本発明に記載の第1のトランスファゲートは、トランスファゲート18に対応し、本発明に記載の第2のトランスファゲートは、トランスファゲート19に対応し、本発明に記載の第3のトランスファゲートは、トランスファゲート20に対応し、本発明に記載の第4のトランスファゲートは、トランスファゲート21に対応し、本発明に記載の第5のトランスファゲートは、トランスファゲート42に対応し、本発明に記載の第6のトランスファゲートは、トランスファゲート43に対応する。
また、本発明に記載の第1のインバータは、インバータ14に対応し、本発明に記載の第2のインバータは、インバータ15に対応し、本発明に記載の第3のインバータは、インバータ35に対応し、本発明に記載の第4のインバータは、インバータ37に対応する。
また、本発明に記載の第1のラッチ回路は、ラッチ回路22に対応し、本発明に記載の第2のラッチ回路は、ラッチ回路23に対応し、本発明に記載の第3のラッチ回路は、ラッチ回路40に対応し、本発明に記載の第4のラッチ回路は、ラッチ回路41に対応する。
また、本発明に記載の信号入力端子は、コントロール入力パッドCTRL、及びアドレス入力パッドADRに対応する
本実施形態による入力信号制御回路の内部構成を示す概略図である。 同実施形態における入力信号制御回路の通常動作モード及びテスト動作モードの動作を示すタイミングチャートである。 同実施形態における出力信号制御回路の内部構成を示す概略図である。 同実施形態における出力信号制御回路の通常動作モードを呼びテスト動作モードの動作を示すタイミングチャートである。 同実施形態における入力信号制御回路を適用した半導体集積回路(半導体メモリ)の構成例を示す概略ブロック図である。 同実施形態における従来例の半導体集積回路と、本実施形態の半導体集積回路とに対する製造テスト(測定)の実施の対比例である。 同実施形態における従来例の半導体集積回路と、本実施形態の半導体集積回路とに対する製造テスト(測定)の実施の対比例である。
符号の説明
10…入力信号制御回路
11…入力スリーステートバッファ、12…入力バッファ、13…入力バッファ
14…インバータ、15…インバータ、16…ワンショットパルス発生回路
17…ワンショットパルス発生回路、18…トランスファゲート
19…トランスファゲート、20…トランスファゲート、21…トランスファゲート
22…ラッチ回路、23…ラッチ回路
30…出力信号制御回路
31…出力バッファ、32…出力バッファ、33…入力バッファ
34…ANDゲート、35…インバータ、36…ORゲート、37…インバータ
38…ワンショットパルス発生回路、39…ワンショットパルス発生回路
40…ラッチ回路、41…ラッチ回路
42…トランスファゲート、43…トランスファゲート
100…入力信号制御ブロック、300…出力信号制御ブロック
A…入力端子、B…入力端子、Aout…出力端子、Bout…出力端子
C…出力端子、D…出力端子、Cin…入力端子、Din…入力端子
CLK…クロック入力端子、TEST…テストモード入力端子
CTRL…コマンド入力端子、ADR…アドレス入力端子

Claims (8)

  1. 通常動作モードと、テスト動作モードとを有する半導体集積回路であって、
    M(M≧2)個の少なくともコントロール入力パッドを含む信号入力端子と、
    内部回路と、
    クロック信号が入力されるクロック端子と、
    前記M個の信号入力端子と前記内部回路との間に設けられ、前記通常動作モードのとき、前記M個の信号入力端子それぞれから入力されたデータを前記内部回路に出力し、前記テスト動作モードのとき、前記クロック信号に基づいて、時分割数がX(X≧2)で時分割多重化されたデータが、前記M個の信号入力端子のうち(M/X)個の信号入力端子それぞれから入力され、入力された時分割多重化されたデータを分離して、内部回路に出力する入力信号制御ブロックと、
    を具備することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記入力信号制御ブロックは、
    前記M個の信号入力端子のうちのX個の信号入力端子それぞれと接続され、前記通常動作モードのとき、接続された前記X個の信号入力端子それぞれから入力されたデータを前記内部回路へ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記X個の前記信号入力端子のうちの1つの信号入力端子から時分割数がXの時分割多重化されたデータが入力され、前記クロック信号に基づいて、該データをX個のデータに分離して、前記内部回路へ出力する複数の入力信号制御回路を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記時分割数は、2(X=2)であり、
    前記入力信号制御回路は、
    前記2個の信号入力端子と接続され、前記通常動作モードのとき、接続された前記2個の信号入力端子それぞれからデータが入力され、該データを前記内部回路へ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記2個の前記信号入力端子のうちの1つの信号入力端子から時分割数が2の時分割多重化されたデータが入力され、前記クロック信号に基づいて、該データを2個のデータに分離して、前記内部回路へ出力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記入力信号制御回路は、
    前記M個の信号入力端子のいずれか1つの信号入力端子からデータが入力される第1の入力端子と、
    前記M個の信号入力端子の異なるいずれか1つの信号入力端子からデータが入力される第2の入力端子と、
    前記クロック端子と接続され、クロック信号が入力される第1のクロック入力端子と、
    前記通常動作モードと前記テスト動作モードとを切替えるモード信号が入力される第1のテストモード入力端子と、
    前記第1のテストモード入力端子から入力されるモード信号に基づいて、前記第1の入力端子からデータが入力され、入力されたデータを増幅して出力するか、又は、出力をハイ・インピーダンスにする入力スリーステートバッファと、
    前記第2の入力端子からデータが入力され、該データを増幅して出力する第1の入力バッファと、
    前記第1のクロック入力端子から入力されるクロック信号を増幅して出力する第2の入力バッファと、
    前記第2の入力バッファから増幅されたクロック信号が入力され、該クロック信号を反転して出力するする第1のインバータと、
    前記第1のインバータから入力される反転されたクロック信号の立上がりエッジにより、第1のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第1のワンショットパルス発生回路と、
    前記第2の入力バッファが出力するクロック信号の立上がりエッジにより、第2のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第2のワンショットパルス発生回路と、
    前記第1のテストモード入力端子から前記モード信号が入力され、該モード信号を反転して出力する第2のインバータと、
    前記第2のインバータの出力に基づいて、前記入力スリーステートバッファから入力されるデータを出力するか否かを選択する第1のトランスファゲートと、
    前記第1のテストモード入力端子から入力される前記モード信号に基づいて、前記第1の入力バッファから入力されるデータを出力するか否かを選択する第2のトランスファゲートと、
    前記第2のインバータの出力に基づいて、前記第2のワンショットパルス発生回路から入力される前記第2のタイミング信号を出力するか否かを選択する第3のトランスファゲートと、
    前記第1のテストモード入力端子から入力される前記モード信号に基づいて、前記第1のワンショットパルス発生回路から入力される前記第1のタイミング信号を出力するか否かを選択する第4のトランスファゲートと、
    前記第3のトランスファゲートから入力される前記第2のタイミング信号、又は前記第4のトランスファゲートから入力される前記第1のタイミング信号に基づいて、前記第1のトランスファゲート、又は前記第2のトランスファゲートから入力されているデータをラッチする第1のラッチ回路と、
    前記第2のワンショットパルス発生回路から入力される前記第1のタイミング信号に基づいて、前記第1の入力バッファから入力されているデータをラッチする第2のラッチ回路と、
    前記第1のラッチ回路からデータが出力される第1の出力端子と、
    前記第2のラッチ回路からデータが出力される第2の出力端子と、
    を備えること
    を特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 更に、データを出力するN個の信号出力端子と、
    前記内部回路と前記N個の信号出力端子との間に備えられ、前記通常動作モードのとき、内部回路から入力されたデータを前記N個の信号出力端子へ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記クロック信号に基づいて、前記内部回路から入力されたデータに対して、時分割数Xの時分割多重化を行い、前記N個の信号出力端子のうち(N/X)個の信号出力端子それぞれから時分割多重化を行ったデータを出力する出力信号制御ブロックと、
    を具備することを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1項の半導体集積回路。
  6. 前記出力信号制御ブロックは、
    前記N個の信号出力端子のうちのX個の信号出力端子と接続され、前記通常動作モードのとき、前記内部回路からX個のデータが入力され、該データを接続された前記X個の信号出力端子それぞれへ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記内部回路から入力されるX個のデータに対して時分割数がXの時分割多重化を行い、前記クロック信号に基づいて、時分割多重化を行ったデータを前記X個の信号出力端子のうちの1つの信号出力端子から出力する複数の出力信号制御回路を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記出力信号制御ブロックは、
    前記時分割数は、2(X=2)であり、
    前記出力信号制御回路は、
    前記N個の信号出力端子のうちの2個の信号出力端子と接続され、前記通常動作モードのとき、前記内部回路から2個のデータが入力され、該データを接続された前記2個の信号出力端子それぞれへ出力し、前記テスト動作モードのとき、前記内部回路から入力される2個のデータに対して時分割数が2の時分割多重化を行い、前記クロック信号に基づいて、時分割多重化を行ったデータを前記2個の信号出力端子のうちの1つの信号出力端子から出力する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
  8. 前記出力信号制御回路は、
    前記内部回路からデータが入力される第3の入力端子と、
    前記内部回路からデータが入力される第4の入力端子と、
    前記クロック端子と接続され、クロック信号が入力される第2のクロック入力端子と、
    前記第2のクロック入力端子から入力されるクロック信号を増幅して出力する第3の入力バッファと、
    前記通常動作モードと前記テスト動作モードとを切替えるモード信号が入力される第2のテストモード入力端子と、
    前記第3の入力バッファが増幅したクロック信号と前記モード信号との論理積を演算して出力するANDゲートと、
    前記ANDゲートの出力信号を反転して出力する第3のインバータと、
    前記ANDゲートの出力信号を反転して出力する第4のインバータと、
    前記ANDゲートの出力信号に基づいて、前記第3の入力端子から入力されたデータを出力するか否かを選択する第5のトランスファゲートと、
    前記第4のインバータの出力信号に基づいて、前記第4の入力端子から入力されたデータを出力するか否かを選択する第6のトランスファゲートと、
    前記第3の入力バッファから入力される増幅されたクロック信号の立上がりエッジにより、第3のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第3のワンショットパルス発生回路と、
    前記第3のインバータの出力する信号の立上がりエッジにより、第4のタイミング信号であるワンショットパルス信号を発生する第4のワンショットパルス発生回路と、
    前記第3のワンショットパルス信号と前記第4のワンショットパルス信号との論理和を演算して出力するORゲートと、
    前記第3のタイミング信号に基づいて、前記第3の入力端子から入力されているデータをラッチする第3のラッチ回路と、
    前記ORゲートの出力する信号に基づいて、前記第5のトランスファゲートの出力信号、又は前記第6のトランスファゲートの出力信号をラッチする第4のラッチ回路と、
    前記第3のラッチ回路の出力信号を増幅して出力する第1の出力バッファと、
    前記第4のラッチ回路の出力信号を増幅して出力する第2の出力バッファと、
    前記N個の信号出力端子のうち1つの出力信号端子と接続され、前記第1の出力バッファの出力信号が出力される第3の出力端子と、
    前記N個の信号出力端子のうちの異なる1つの出力信号端子と接続され、前記第2の出力バッファの出力信号が出力される第4の出力端子と、
    を備えること
    を特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路。
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